JPH0621235Y2 - 化合物半導体気相成長装置 - Google Patents

化合物半導体気相成長装置

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JPH0621235Y2
JPH0621235Y2 JP1988037381U JP3738188U JPH0621235Y2 JP H0621235 Y2 JPH0621235 Y2 JP H0621235Y2 JP 1988037381 U JP1988037381 U JP 1988037381U JP 3738188 U JP3738188 U JP 3738188U JP H0621235 Y2 JPH0621235 Y2 JP H0621235Y2
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JP
Japan
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susceptor
compound semiconductor
vapor phase
phase growth
wafer
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春典 坂口
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Hitachi Cable Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は化合物半導体気相成長装置に係り、特にサセプ
タ側面のウエハ上に超薄膜エピタキシャル層を均一に成
長させるのに適当な化合物半導体気相成長装置に関する
ものである。
[従来の技術] 有機金属気相成長法(以下MOCVD法という)などの
気相成長法における多数枚成長用のリアクタ(反応炉)
としてバレン型リアクタがある。これは第3図,第4図
に示すように、GaAs等の化合物半導体基板よりなる
ウエハ4と石英製のリアクタ2の管壁と距離を狭くする
ことにより、リアクタ2内のガス流を層流にしてウエハ
4上の超薄膜エピタキシャル層の制御性が良好になるよ
うにしてある。
しかし、上部の原料ガス導入口1より下方に流れる原料
ガスをグラファイト製のサセプタ3の各側面に均等に分
配することは、サセプタ3の頭部が球面となっているの
でかなり困難であり、サセプタ3のわずかな偏心でサセ
プタ3の側面に配置した各ウエハ4間の膜厚分布の均一
性が悪くなる。
これを抑止するため、サセプタ3を回転することが行わ
れており、回転速度を上げればウエハ4間の均一性はよ
くなる。しかしながら、回転によってガス流が乱され、
超薄膜制御に必要な界面の急俊性が損なわれてしまう。
このように、回転によるウエハ4間の均一化と超薄膜成
長は本質的に相いれない関係にある。
第3図は通常のバレン型リアクタを用いており、2イン
チウエハが同時に8枚成長可能であり、これを用いてM
OCVD法により約1μmのn型GaAsを成長させ、
膜厚分布を調べたところ、成長温度は700℃、As量
/Ga量比は30、成長速度は約3μm/hで、サセプ
タ回転数5rpmのとき、膜厚のばらつきは、1枚のウ
エハ内で±5%、ウエハ間で±5%(各ウエハの平均値
のばらつき)であった。すなわち、2インチウエハで
は、ばらつき±10%であった。
これに対して、第5図は第3図のグラファイ製のサセプ
タの頭部を平坦化したものであるが、第3図と同一条件
でn−GaAsを成長させて膜厚分布を調べたところ、
1枚のウエハ内で±5%であったが、ウエハ間では±1
%以下であり、ウエハ間の均一性はかなり改善されてい
た。しかし、成長速度が0.5μm/h以下と大きく低
下していた。これはサセプタ3の上面の面積が第3図に
比べて大きいため、この部分で原料がかなり消費される
ためと考えられる。また、第5図に示す構成では、ウエ
ハ4の上流側に原料の析出が生じるため、超薄膜成長で
は、履歴減少が生じ、界面急俊性が悪くなる。
[考案が解決しようとする問題点] 上記第3図に示す従来技術は、ウエハに成長させるn型
GaAsの膜厚のばらつきは、1枚のウエハで±5%、
ウエハ間で±5%であった。
これに対して第5図に示す従来技術は、1枚のウエハ内
で±5%であったが、ウエハ間では±1%以内で、ウエ
ハ間の均一性はかなり改善されるが、サセプタの上面の
面積が大きいため、この部分で原料がかなり消費され、
成長速度が0.5μm/h以下と大きく低下するという
現象が生じ、また、ウエハ上流側に原料の析出が生じる
ため、超薄膜成長では、履歴減少が生じ、界面急俊性が
悪くなるという問題点があった。
本考案の目的は、ウエハ間の超薄膜成長の均一性に優
れ、かつ、超薄膜制御性に優れた多数枚成長化合物半導
体気相成長装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的は、サセプタ上部に頭部が平坦な断熱性キャッ
プを設け、上記サセプタの外側側面に化合物半導体基板
を設置し、エピタキシャル成長を行う構成として達成す
るようにした。
[作用] サセプタ上部に頭部が平坦な断熱性キャップを設けたの
で、ガス流の衝突する部分が平坦であるため、たとえサ
セプタがわずかに偏心していても、サセプタを回転する
ことによりガス流がサセプタ側面のウエハ上へ均等に分
配され、かつ、ガス流が乱れることがない。このとき、
ガス流に対流が生じないようガス導入口形状、リアクタ
及びサセプタ形状、ガス流量を調整する必要があるが、
頭部が平坦な石英等の断熱性キャップとしたので、ガス
流が層流としてサセプタ側面のウエハ上に均等に分配さ
れ、また、ウエハの上流側に原料が折出することもな
く、ウエハ上に均等に超薄膜成長を行うことができる。
[実施例] 以下本考案を第1図に示した実施例及び第2図を用いて
詳細に説明する。
第1図は本考案の化合物半導体気相成長装置の一実施例
を示す縦断面図である。第1図において、1は原料ガス
導入口、2は石英製のリアクタ、3はグラファイ製のサ
セプタ、4はサセプタ3の外周側面に配置した気相成長
を行うためのウエハ、5はリアクタ2の下部に設けたガ
ス排出口、6はベースプレート、7はリアクタ2を加熱
するためのRFコイルで本考案においては、サセプタ3
の上方に頭部が平坦な石英製の断熱性キャップ8を設
け、さらにサセプタ3の下方に石英製のサセプタ支持台
9を設けた。10はサセプタ回転軸である。図示のよう
に、サセプタ3の上に頭部が平坦な石英製のキャップ8
を設け、ガス導入口1からのガス流が層流となるように
デュフューザ形状とし、RF加熱効率を増すため、サセ
プタ3の下部も石英製のサセプタ支持台9とした。
第1図により第3図と同じ条件でウエハ4上にn−Ga
Asを成長させたところ、膜厚のばらつきは1枚のウエ
ハ4で±5%、ウエハ間では1%以下であった。また、
成長速度は2.5μm/h以下で、ウエハ4の上流側の
分解生成分の折出もわずかであった。なお、GaAs/
Ga0.7Al0.3Asのへテロ界面の急俊性も5Å
以下と良好であった。
第2図はサセプタ上部のガス流れの様子を示す模式図
で、(a)は従来の第3図に示すもので、この場合はサ
セプタ3のわずかな偏心によってもガス流れが大きく変
わり、(b)は従来の第4図に示すもので、この場合
は、サセプタ3の平坦な頭部で原料がかなり消費され、
かつ、ウエハ上流側に原料の折出が生じるため、渦流が
生じる。(c)は本考案の第1図に示すもので、この場
合はサセプタ3の上に頭部が平坦な石英製の断熱性のキ
ャップ8を設けたので、ガス流れが最も良好である。
なお、第1図では頭部が平坦な石英製のキャップ8を用
いたが、これの代わりにBN(ボロンナイトライド)も
しくはAlN(アルミナイトライド)のキャップを用い
ても同様な効果が得られる。また、MOCVD法で成長
でたるInPなどの他の化合物半導体の成長にも適用で
き、さらにクロライド気相成長法にも応用できる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、サセプタ上部の
キャップの頭部の平坦な部分を均等にガスが流れるの
で、サセプタを回転させても流れてきたガスが衝突する
面の位置が変らず、ガスが乱れることがなく、また、キ
ャップ上のガスはほとんど加熱されることがないため、
層流を乱す自然対流が起らず、サセプタ側面のウエハ上
に超薄膜GaAsエピタキシャル層を均一に成長できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の化合物半導体気相成長装置の一実施例
を示す縦断面図、第2図はサセプタ上部のガス流れの様
子を示す模式図、第3図は従来の化合物半導体気相成長
装置の縦断面図、第4図は第3図の平面図、第5図は第
3図を改良した縦断面図である。 1:原料ガス導入口、 2:リアクタ、 3:サセプタ、 4:ウエハ、 5:ガス排出口、 6:ベースプレート、 7:RFコイル、 8:断熱性キャップ、 9:サセプタ支持台、 10:サセプタ回転軸。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】気相成長法のバレル型反応炉を用いたもの
    において、サセプタ上部に頭部が平坦な断熱性キャップ
    を設け、前記サセプタの外側側面に化合物半導体基板を
    設置し、エピタキシャル成長を行う構成としたことを特
    徴とする化合物半導体気相成長装置。
  2. 【請求項2】前記断熱性キャップは、石英またはAlN
    またはBNで形成されている実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の化合物半導体気相成長装置。
  3. 【請求項3】前記反応炉の内部形成、前記断熱性キャッ
    プの側面形状及び前記サセプタ形状は、ガス流が層流と
    なるように全体として流線形状をしている実用新案登録
    請求の範囲第1項または第2項記載の化合物半導体気相
    成長装置。
JP1988037381U 1988-03-22 1988-03-22 化合物半導体気相成長装置 Expired - Lifetime JPH0621235Y2 (ja)

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JP2013058741A (ja) * 2011-08-17 2013-03-28 Hitachi Cable Ltd 金属塩化物ガス発生装置、ハイドライド気相成長装置、及び窒化物半導体テンプレート
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