JPH06212510A - 生分解性の調節されたセルロースアセテート繊維及びその製造方法、並びに該繊維から形成された苗栽培容器及び緑化用シート - Google Patents
生分解性の調節されたセルロースアセテート繊維及びその製造方法、並びに該繊維から形成された苗栽培容器及び緑化用シートInfo
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- JPH06212510A JPH06212510A JP5267111A JP26711193A JPH06212510A JP H06212510 A JPH06212510 A JP H06212510A JP 5267111 A JP5267111 A JP 5267111A JP 26711193 A JP26711193 A JP 26711193A JP H06212510 A JPH06212510 A JP H06212510A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 生分解性素材として適当な、所望の生分解速
度を有するセルロースアセテート繊維及びその製造方
法、並びに適度な生分解性を有する苗栽培容器及び法面
緑化用シートを提供すること。 【構成】 酢化度が5〜57%、生分解指数が5〜90
である生分解性の調節されたセルロースアセテート繊維
並びに該繊維を構成成分とする苗栽培容器及び緑化用シ
ート。該繊維はセルロースジアセテート、セルロースト
リアセテート又はこれらの中間の酢化度を有するセルロ
ースアセテートからなる繊維を水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸ナトリウム又はこれらの混合物の水溶
液で脱アセチル化することにより得られる。
度を有するセルロースアセテート繊維及びその製造方
法、並びに適度な生分解性を有する苗栽培容器及び法面
緑化用シートを提供すること。 【構成】 酢化度が5〜57%、生分解指数が5〜90
である生分解性の調節されたセルロースアセテート繊維
並びに該繊維を構成成分とする苗栽培容器及び緑化用シ
ート。該繊維はセルロースジアセテート、セルロースト
リアセテート又はこれらの中間の酢化度を有するセルロ
ースアセテートからなる繊維を水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸ナトリウム又はこれらの混合物の水溶
液で脱アセチル化することにより得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生分解速度が所望の値
に調節されたセルロースアセテート繊維及びその製造方
法、並びに該繊維から形成された苗栽培容器及び法面緑
化用シートに関するものである。
に調節されたセルロースアセテート繊維及びその製造方
法、並びに該繊維から形成された苗栽培容器及び法面緑
化用シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、環境破壊は極めて深刻な問題とな
っており、合成樹脂、合成繊維などの分解し難い合成品
がそのまま残存し、環境を汚染していることが大きな問
題となっている。
っており、合成樹脂、合成繊維などの分解し難い合成品
がそのまま残存し、環境を汚染していることが大きな問
題となっている。
【0003】例えば、野菜や草花などの草本性の苗や、
多年草などの木本性の苗を育成する苗栽培容器には、塩
ビなどの合成フィルム製の苗栽培容器が多く用いられて
いる。
多年草などの木本性の苗を育成する苗栽培容器には、塩
ビなどの合成フィルム製の苗栽培容器が多く用いられて
いる。
【0004】これらの容器は、安価で、十分な強さを持
ち、軽量である反面、以下の不都合が生じていた。 ・苗を一旦取り出して畑などに植えかえなければならな
い。 ・容器中では苗の根が密生する結果、容器の壁に沿って
根が巻く(以下、根巻きと略称する)。この為、植えか
え時に密生した根をほぐし、場合によっては後の良好な
生育を促すために根を切り、葉を剪定する必要がある。 ・植えかえにより苗の生育が阻害されたり、場合によっ
ては枯れることがある。 ・使用済みの容器は焼却されているが、特に塩ビなどの
素材は、焼却炉を傷めたり大気汚染の原因となる。又、
環境中に放置されても分解せず、環境を汚染する。
ち、軽量である反面、以下の不都合が生じていた。 ・苗を一旦取り出して畑などに植えかえなければならな
い。 ・容器中では苗の根が密生する結果、容器の壁に沿って
根が巻く(以下、根巻きと略称する)。この為、植えか
え時に密生した根をほぐし、場合によっては後の良好な
生育を促すために根を切り、葉を剪定する必要がある。 ・植えかえにより苗の生育が阻害されたり、場合によっ
ては枯れることがある。 ・使用済みの容器は焼却されているが、特に塩ビなどの
素材は、焼却炉を傷めたり大気汚染の原因となる。又、
環境中に放置されても分解せず、環境を汚染する。
【0005】この様な問題を解決するため、例えば特開
平5−103548号公報には、半漂したジュート布に
アルカリ性有機バインダーをパジングしてなる容器が開
示されており、該容器は、バインダーとアルカリのpH
調節により所望の期間内で腐敗可能であって、苗を容器
から取り出す必要なくそのまま畑などに植えることが出
来ることが示されている。
平5−103548号公報には、半漂したジュート布に
アルカリ性有機バインダーをパジングしてなる容器が開
示されており、該容器は、バインダーとアルカリのpH
調節により所望の期間内で腐敗可能であって、苗を容器
から取り出す必要なくそのまま畑などに植えることが出
来ることが示されている。
【0006】しかしながら、該容器は、バインダーとし
て非生分解性のウレタン樹脂が用いられており、環境問
題を根本的に解決するものではない。
て非生分解性のウレタン樹脂が用いられており、環境問
題を根本的に解決するものではない。
【0007】さらに、ジュートの主成分であるセルロー
スは、生分解期間が非常に短く、これをアルカリ処理し
たものは更に分解期間が短くなる。しかも、ジュートは
日光、空気、水分の作用で脆弱化する性質を備えてお
り、従って、この様なジュート布を用いた場合、使用中
に容器が劣化分解しはじめ、強力の低下等が起こるので
使用に供し得ない場合があった。
スは、生分解期間が非常に短く、これをアルカリ処理し
たものは更に分解期間が短くなる。しかも、ジュートは
日光、空気、水分の作用で脆弱化する性質を備えてお
り、従って、この様なジュート布を用いた場合、使用中
に容器が劣化分解しはじめ、強力の低下等が起こるので
使用に供し得ない場合があった。
【0008】即ち、上記苗栽培容器は、使用する植生物
の種類により要求される生分解期間が異なり、数カ月と
いった短期のものから1〜3年といった長期にわたるも
のまである。
の種類により要求される生分解期間が異なり、数カ月と
いった短期のものから1〜3年といった長期にわたるも
のまである。
【0009】ところが、セルロース製品は生分解速度が
非常に速いので、数カ月といった短期間の場合には適用
できるものの、2〜3年或いはそれ以上の長期間の分解
期間を設定する事は困難であり、従って、セルロース製
品で全ての用途に対応する事は不可能であった。
非常に速いので、数カ月といった短期間の場合には適用
できるものの、2〜3年或いはそれ以上の長期間の分解
期間を設定する事は困難であり、従って、セルロース製
品で全ての用途に対応する事は不可能であった。
【0010】また、特開平5−148840号公報に
は、強力レーヨンを編織した後防腐処理してなる網状体
を袋状に縫製した緑化用植生袋が開示されており、最長
2年程度の分解期間を有するものが示されているが、構
成素材が高強力であるため、植生物の根付きの際に成育
が阻害されないよう目合いが形成されているので、種子
や土壌が流失するという欠点を有していた。
は、強力レーヨンを編織した後防腐処理してなる網状体
を袋状に縫製した緑化用植生袋が開示されており、最長
2年程度の分解期間を有するものが示されているが、構
成素材が高強力であるため、植生物の根付きの際に成育
が阻害されないよう目合いが形成されているので、種子
や土壌が流失するという欠点を有していた。
【0011】一方、セルロースを酢化して得られるセル
ロースアセテートは、セルロースに比べて分解速度は低
いものの、長年月の間には生分解するといわれており、
このセルロースアセテートをセルロースの代替物として
使用すれば、上記問題を解決できるのではないかと考え
られる。
ロースアセテートは、セルロースに比べて分解速度は低
いものの、長年月の間には生分解するといわれており、
このセルロースアセテートをセルロースの代替物として
使用すれば、上記問題を解決できるのではないかと考え
られる。
【0012】しかし、セルローストリアセテートは、実
際の生分解速度が極めて低く、生分解性素材として実用
に供するのは困難である。
際の生分解速度が極めて低く、生分解性素材として実用
に供するのは困難である。
【0013】一方、セルロースジアセテート、セルロー
ストリアセテートあるいはこれらの中間の酢化度を有す
るセルロースアセテートからなる繊維をアルカリ処理し
て脱アセチル化する手法は、古くから知られている。し
かし、従来知られている方法は、脱アセチル化を完全に
行なってセルロースとし、人工透析用中空糸やフォルチ
ザンなどの高強力繊維を製造するものであって、生分解
性を調節するものではなかった。
ストリアセテートあるいはこれらの中間の酢化度を有す
るセルロースアセテートからなる繊維をアルカリ処理し
て脱アセチル化する手法は、古くから知られている。し
かし、従来知られている方法は、脱アセチル化を完全に
行なってセルロースとし、人工透析用中空糸やフォルチ
ザンなどの高強力繊維を製造するものであって、生分解
性を調節するものではなかった。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
問題点を解消し、生分解性素材として適当な、所望の生
分解速度を有するセルロースアセテート繊維及びその製
造方法、並びに適度な生分解性を有する苗栽培容器及び
法面緑化用シートを提供することにある。
問題点を解消し、生分解性素材として適当な、所望の生
分解速度を有するセルロースアセテート繊維及びその製
造方法、並びに適度な生分解性を有する苗栽培容器及び
法面緑化用シートを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成するために、種々検討を重ねた結果、セルロース
アセテート繊維の酢化度を変えることによって生分解速
度を調節できること、および生分解速度を適性化したセ
ルロースアセテート繊維を用いることによって従来の苗
栽培容器あるいは法面緑化用マットの欠点を改良できる
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
を達成するために、種々検討を重ねた結果、セルロース
アセテート繊維の酢化度を変えることによって生分解速
度を調節できること、および生分解速度を適性化したセ
ルロースアセテート繊維を用いることによって従来の苗
栽培容器あるいは法面緑化用マットの欠点を改良できる
ことを見出し、本発明を完成するに至った。
【0016】即ち、本発明によれば、酢化度が5〜53
%であり、かつ生分解指数が5〜90であることを特徴
とする生分解性の調節されたセルロースアセテート繊
維、及びセルロースジアセテート、セルローストリアセ
テート又はこれらの中間の酢化度を有するセルロースア
セテートからなる繊維を水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、炭酸ナトリウム又はこれらの混合物の水溶液で脱
アセチル化することを特徴とする上記セルロースアセテ
ート繊維を製造する方法が提供される。
%であり、かつ生分解指数が5〜90であることを特徴
とする生分解性の調節されたセルロースアセテート繊
維、及びセルロースジアセテート、セルローストリアセ
テート又はこれらの中間の酢化度を有するセルロースア
セテートからなる繊維を水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウム、炭酸ナトリウム又はこれらの混合物の水溶液で脱
アセチル化することを特徴とする上記セルロースアセテ
ート繊維を製造する方法が提供される。
【0017】さらに、本発明によれば、構成成分の50
重量%以上がセルロースアセテート繊維である布帛より
形成された苗栽培容器であって、該セルロースアセテー
ト繊維の酢化度が5〜53%であり、かつ生分解指数が
5〜90であることを特徴とする生分解性の調節された
苗栽培容器、および構成成分の50重量%以上がセルロ
ースアセテート繊維である織編物より形成された緑化用
シートであって、該セルロースアセテート繊維の酢化度
が5〜53%であり、かつ生分解指数が5〜90である
ことを特徴とする生分解性の調節された緑化用シートが
提供される。
重量%以上がセルロースアセテート繊維である布帛より
形成された苗栽培容器であって、該セルロースアセテー
ト繊維の酢化度が5〜53%であり、かつ生分解指数が
5〜90であることを特徴とする生分解性の調節された
苗栽培容器、および構成成分の50重量%以上がセルロ
ースアセテート繊維である織編物より形成された緑化用
シートであって、該セルロースアセテート繊維の酢化度
が5〜53%であり、かつ生分解指数が5〜90である
ことを特徴とする生分解性の調節された緑化用シートが
提供される。
【0018】本発明のセルロースアセテート繊維は、酢
化度が5〜57%であることが必要である。セルロース
アセテート繊維の生分解速度は、土壌の種類、季節、湿
度等の環境条件により影響を受け易いが、これらの環境
条件及び使用目的に応じて、酢化度が5〜57%のセル
ロースアセテート繊維を用いれば、所望の生分解速度を
得ることができる。
化度が5〜57%であることが必要である。セルロース
アセテート繊維の生分解速度は、土壌の種類、季節、湿
度等の環境条件により影響を受け易いが、これらの環境
条件及び使用目的に応じて、酢化度が5〜57%のセル
ロースアセテート繊維を用いれば、所望の生分解速度を
得ることができる。
【0019】酢化度が5%未満では、生分解速度が実質
的にセルロースと同等になり、生分解速度が速すぎて前
述のような問題が発生する。また、酢化度が57%を越
えると、生分解速度が急激に低下し、生分解性素材とし
て実用に供することができない。
的にセルロースと同等になり、生分解速度が速すぎて前
述のような問題が発生する。また、酢化度が57%を越
えると、生分解速度が急激に低下し、生分解性素材とし
て実用に供することができない。
【0020】更に、本発明のセルロースアセテート繊維
は、生分解指数が5〜90であることが必要である。
は、生分解指数が5〜90であることが必要である。
【0021】生分解指数が5未満では、生分解速度が急
激に低下し、生分解性素材として実用に供することが困
難である。一方、生分解指数が90を越えると、生分解
性が実質的にセルロースと変わらなくなり、本発明で意
図する苗栽培容器あるいは緑化用植生シートは得られな
い。
激に低下し、生分解性素材として実用に供することが困
難である。一方、生分解指数が90を越えると、生分解
性が実質的にセルロースと変わらなくなり、本発明で意
図する苗栽培容器あるいは緑化用植生シートは得られな
い。
【0022】ここで、生分解指数は、次のように定義さ
れる。即ち、単糸デニールが3.0のセルロースアセテ
ート繊維を、市販のセルラーゼ(和光純薬製、Trichode
rmaviride 由来)で、50mmol/lの酢酸バッフ
ァー(pH4.0)中、40℃で4日間振とうして処理
する。この場合、酵素濃度は1mg/ml、試料濃度は
0.5%とする。
れる。即ち、単糸デニールが3.0のセルロースアセテ
ート繊維を、市販のセルラーゼ(和光純薬製、Trichode
rmaviride 由来)で、50mmol/lの酢酸バッフ
ァー(pH4.0)中、40℃で4日間振とうして処理
する。この場合、酵素濃度は1mg/ml、試料濃度は
0.5%とする。
【0023】処理後の繊維について強力を5回測定し、
処理前の繊維の強力との比を下記の式により求め、生分
解指数とする。
処理前の繊維の強力との比を下記の式により求め、生分
解指数とする。
【0024】
【数1】
【0025】また、本発明のセルロースアセテート繊維
は、その使用目的に応じて適度な強伸度を有しているこ
とが要求され、通常、強度が1.3g/de以上、伸度
が15%以上であることが好ましい。
は、その使用目的に応じて適度な強伸度を有しているこ
とが要求され、通常、強度が1.3g/de以上、伸度
が15%以上であることが好ましい。
【0026】本発明のセルロースアセテート繊維を製造
するには、セルロースジアセテート、セルローストリア
セテート又はこれらの中間の酢化度を有するセルロース
アセテートからなる繊維を水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、炭酸ナトリウム又はこれらの混合物の水溶液で
脱アセチル化すればよい。
するには、セルロースジアセテート、セルローストリア
セテート又はこれらの中間の酢化度を有するセルロース
アセテートからなる繊維を水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、炭酸ナトリウム又はこれらの混合物の水溶液で
脱アセチル化すればよい。
【0027】脱アセチル化処理に用いるアルカリ化合物
としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナ
トリウム又はこれらの混合物が挙げられ、特にコスト等
の点を考慮すると、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム
が好適である。
としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナ
トリウム又はこれらの混合物が挙げられ、特にコスト等
の点を考慮すると、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム
が好適である。
【0028】リン酸水素二ナトリウム、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸カルシウム等の弱アルカリ性化合物は、通常
の処理方法においては、迅速かつ十分な脱アセチル化が
行えないので、不適当である。
ウム、炭酸カルシウム等の弱アルカリ性化合物は、通常
の処理方法においては、迅速かつ十分な脱アセチル化が
行えないので、不適当である。
【0029】セルロースジアセテート、セルローストリ
アセテート又はこれらの中間の酢化度を有するセルロー
スアセテートからなる繊維は、糸や布帛の状態で脱アセ
チル化処理に供してもよいし、苗栽培容器あるいは法面
緑化用シートに成形した後処理してもよい。
アセテート又はこれらの中間の酢化度を有するセルロー
スアセテートからなる繊維は、糸や布帛の状態で脱アセ
チル化処理に供してもよいし、苗栽培容器あるいは法面
緑化用シートに成形した後処理してもよい。
【0030】脱アセチル化処理は、処理条件さえ適切に
選べば、バッチ処理であっても、連続処理であってもよ
い。いずれの処理においても、適切なアルカリ濃度、処
理温度、処理時間を選択することが必要であり、これを
誤ると、所望の酢化度、生分解指数のセルロースアセテ
ート繊維を得ることができない。
選べば、バッチ処理であっても、連続処理であってもよ
い。いずれの処理においても、適切なアルカリ濃度、処
理温度、処理時間を選択することが必要であり、これを
誤ると、所望の酢化度、生分解指数のセルロースアセテ
ート繊維を得ることができない。
【0031】バッチ処理の場合、処理時間は、通常20
分〜2時間、好ましくは30分〜1.5時間であり、連
続処理の場合は、20分以内、好ましくは10分以内、
更に好ましくは1〜7分である。
分〜2時間、好ましくは30分〜1.5時間であり、連
続処理の場合は、20分以内、好ましくは10分以内、
更に好ましくは1〜7分である。
【0032】いずれの場合も、処理温度、アルカリ濃度
は、この処理時間に合わせて、糸の太さ、構造、布帛の
状態で処理するときはその構造、処理装置の特性などを
考慮して、決定しなければならない。
は、この処理時間に合わせて、糸の太さ、構造、布帛の
状態で処理するときはその構造、処理装置の特性などを
考慮して、決定しなければならない。
【0033】処理温度は、実用上、30〜120℃が適
当であり、これよりも低温であると、迅速かつ十分な脱
アセチル化反応が起こらず、また、これよりも高温で
は、脱アセチル化が急激に進みすぎて、酢化度を自由に
調節することが困難になる。
当であり、これよりも低温であると、迅速かつ十分な脱
アセチル化反応が起こらず、また、これよりも高温で
は、脱アセチル化が急激に進みすぎて、酢化度を自由に
調節することが困難になる。
【0034】本発明のセルロースアセテート繊維は、そ
の使用目的に応じて適度な強伸度を有していることが要
求され、通常、強度が1.3g/de以上、伸度が15
%以上であることが好ましいが、高温度のアルカリ溶液
で、長時間脱アセチル化処理を行なった場合などに、繊
維強度の低下が認められることがある。
の使用目的に応じて適度な強伸度を有していることが要
求され、通常、強度が1.3g/de以上、伸度が15
%以上であることが好ましいが、高温度のアルカリ溶液
で、長時間脱アセチル化処理を行なった場合などに、繊
維強度の低下が認められることがある。
【0035】従って、高温度での長時間処理は避けるの
が望ましいが、繊維に張力を加えながら脱アセチル化処
理を行なうか、あるいは脱アセチル化処理後、繊維に張
力を加えるか若しくは延伸することにより、繊維強度の
低下を防ぐことができる。
が望ましいが、繊維に張力を加えながら脱アセチル化処
理を行なうか、あるいは脱アセチル化処理後、繊維に張
力を加えるか若しくは延伸することにより、繊維強度の
低下を防ぐことができる。
【0036】この場合、繊維の伸度が低くなり過ぎる
と、繊維の靭性が失われ、実用に供し難くなるので、伸
度が低下し過ぎないように注意することが肝要である。
と、繊維の靭性が失われ、実用に供し難くなるので、伸
度が低下し過ぎないように注意することが肝要である。
【0037】本発明において、脱アセチル化処理に使用
するアルカリ溶液には、脱アセチル化処理の促進や遅
延、処理後の繊維の構造や物性の改良を目的として、各
種の添加剤を加えることができる。
するアルカリ溶液には、脱アセチル化処理の促進や遅
延、処理後の繊維の構造や物性の改良を目的として、各
種の添加剤を加えることができる。
【0038】本発明の苗栽培容器は、上述のセルロース
アセテート繊維から成る布帛と必要に応じてバインダー
等を直接金型に入れ、加圧・加熱成形する方法や、布帛
を裁断、係着して得る方法など公知の方法を用いて得る
ことができる。
アセテート繊維から成る布帛と必要に応じてバインダー
等を直接金型に入れ、加圧・加熱成形する方法や、布帛
を裁断、係着して得る方法など公知の方法を用いて得る
ことができる。
【0039】ここで、布帛とは、セルロースアセテート
繊維からなる織物、編物あるいは不織布の他、該繊維を
粉砕して得た粉末やパルプ、カプセルなどからなる紙、
シート状物なども含む。
繊維からなる織物、編物あるいは不織布の他、該繊維を
粉砕して得た粉末やパルプ、カプセルなどからなる紙、
シート状物なども含む。
【0040】該布帛の目付や厚さ、あるいは織組織等は
所望とする生分解指数に応じて適宜設定すればよく、好
ましい生分解指数の範囲は、草本性苗の場合が10〜5
0、木本性苗の場合が10〜80である。
所望とする生分解指数に応じて適宜設定すればよく、好
ましい生分解指数の範囲は、草本性苗の場合が10〜5
0、木本性苗の場合が10〜80である。
【0041】また、本発明の苗栽培容器を形成するため
の布帛には、上述のセルロースアセテート繊維が50重
量%以上含まれる必要がある。この値が50%未満の場
合には、生分解速度の調節が困難となる。
の布帛には、上述のセルロースアセテート繊維が50重
量%以上含まれる必要がある。この値が50%未満の場
合には、生分解速度の調節が困難となる。
【0042】50重量%未満の割合で含まれる他の構成
素材としては、本願の目的である短期から長期にわたり
生分解期間を調節できる点を損なわないものであればよ
く、容器の物性、通気性、通水性などが改良できるもの
であって、より好ましくは生分解する素材が挙げられ
る。この他にも、該苗栽培容器には、苗の生育促進や土
壌の改良などを目的として、農薬や肥料等の剤を配合し
てもよい。
素材としては、本願の目的である短期から長期にわたり
生分解期間を調節できる点を損なわないものであればよ
く、容器の物性、通気性、通水性などが改良できるもの
であって、より好ましくは生分解する素材が挙げられ
る。この他にも、該苗栽培容器には、苗の生育促進や土
壌の改良などを目的として、農薬や肥料等の剤を配合し
てもよい。
【0043】また、本発明の法面緑化用シートは、上述
のセルロースアセテート繊維を製編織することにより得
られる。
のセルロースアセテート繊維を製編織することにより得
られる。
【0044】製編織の際の組織には特に制限はなく、平
織、綾織、からみ織あるいは模紗織などの織組織や経
編、横編あるいは丸編などの編組織が任意に採用でき
る。
織、綾織、からみ織あるいは模紗織などの織組織や経
編、横編あるいは丸編などの編組織が任意に採用でき
る。
【0045】ここで、該シートが不織布からなる場合に
は、敷設時に石や木などに引っ掛かって破れたりするの
で本発明の目的が達せられない。
は、敷設時に石や木などに引っ掛かって破れたりするの
で本発明の目的が達せられない。
【0046】また、該シートの目付や厚さは所望とする
生分解速度に応じて適宜設定すればよい。
生分解速度に応じて適宜設定すればよい。
【0047】また、本発明の法面緑化用シートには、上
述のセルロースアセテート繊維が50重量%以上含まれ
る必要がある。この値が50%未満の場合には、生分解
速度の調節が困難となる。
述のセルロースアセテート繊維が50重量%以上含まれ
る必要がある。この値が50%未満の場合には、生分解
速度の調節が困難となる。
【0048】50重量%未満の割合で含まれる他の構成
素材としては、本願の目的である短期から長期にわたり
生分解期間を調節できる点を損なわないものであればよ
く、シートの物性、通気性、通水性などが改良できるも
のであって、より好ましくは生分解する素材が挙げられ
る。この他にも、該法面緑化用シートには、植生物の生
育促進や土壌の改良などを目的として、農薬や肥料等の
剤を配合してもよい。
素材としては、本願の目的である短期から長期にわたり
生分解期間を調節できる点を損なわないものであればよ
く、シートの物性、通気性、通水性などが改良できるも
のであって、より好ましくは生分解する素材が挙げられ
る。この他にも、該法面緑化用シートには、植生物の生
育促進や土壌の改良などを目的として、農薬や肥料等の
剤を配合してもよい。
【0049】次いで、該法面緑化用シートはシート状態
のまま、あるいは袋状に縫製されて土嚢等に成形され、
道路や山腹の法面の緑化に使用される。
のまま、あるいは袋状に縫製されて土嚢等に成形され、
道路や山腹の法面の緑化に使用される。
【0050】
【作用】本発明は、セルロースアセテート繊維の酢化度
とその生分解速度とが密接に関連していることを利用し
たものであり、セルロースジアセテート、セルロースト
リアセテート又はこれらの中間の酢化度を有するセルロ
ースアセテートからなる繊維の脱アセチル化反応を制御
することで、所望の酢化度と生分解指数を有するセルロ
ースアセテート繊維を作り、それにより、用途に応じて
要求される所望の生分解速度を実現できるようにしたも
のである。
とその生分解速度とが密接に関連していることを利用し
たものであり、セルロースジアセテート、セルロースト
リアセテート又はこれらの中間の酢化度を有するセルロ
ースアセテートからなる繊維の脱アセチル化反応を制御
することで、所望の酢化度と生分解指数を有するセルロ
ースアセテート繊維を作り、それにより、用途に応じて
要求される所望の生分解速度を実現できるようにしたも
のである。
【0051】また、本発明の苗栽培容器は、生分解性の
調節されたセルロースアセテート繊維を主たる構成成分
とするので、使用中に日光や空気、水分による劣化を受
けにくい上、分解期間の調節が容易であり、土中などに
埋没した場合に、短期間であっても長期間であっても所
望とする期間内に所望とする程度生分解させることが出
来る。この為、草本性の苗から木本性の苗まで多種多様
の苗の栽培を行うのに適する。
調節されたセルロースアセテート繊維を主たる構成成分
とするので、使用中に日光や空気、水分による劣化を受
けにくい上、分解期間の調節が容易であり、土中などに
埋没した場合に、短期間であっても長期間であっても所
望とする期間内に所望とする程度生分解させることが出
来る。この為、草本性の苗から木本性の苗まで多種多様
の苗の栽培を行うのに適する。
【0052】また、本発明の法面緑化用シートは、生分
解性の調節されたセルロースアセテート繊維を主たる構
成成分とするので、使用中に日光や空気、水分による劣
化を受けにくい上、分解期間の調節が容易であり、土中
などに埋没した場合に、短期間であっても長期間であっ
ても所望とする期間内に所望とする程度生分解させるこ
とが出来る。
解性の調節されたセルロースアセテート繊維を主たる構
成成分とするので、使用中に日光や空気、水分による劣
化を受けにくい上、分解期間の調節が容易であり、土中
などに埋没した場合に、短期間であっても長期間であっ
ても所望とする期間内に所望とする程度生分解させるこ
とが出来る。
【0053】また、シートを構成する繊維が低強力であ
るので、根付きの際に植生物の生育が阻害されることが
なく、法面を、成育期間の異なる多種多用の植物等を用
いて緑化するのに適する。
るので、根付きの際に植生物の生育が阻害されることが
なく、法面を、成育期間の異なる多種多用の植物等を用
いて緑化するのに適する。
【0054】以下に実施例を挙げて本発明を説明する
が、本発明は、これらの実施例により何ら制限されるも
のではない。
が、本発明は、これらの実施例により何ら制限されるも
のではない。
【0055】
【実施例1〜12、比較例1〜4】53デニール、28
フィラメントのセルロースジアセテートマルチフィラメ
ント糸を筒編とした後、アニオン系界面活性剤(2g/
l)を用いて、60℃で10分間精練した。精練後のマ
ルチフィラメント糸は、デニールが50デニール、強度
が1.50g/de、伸度が20%であった。8この精
練した筒編のマルチフィラメント糸を、表1に示すアル
カリ化合物、アルカリ濃度、浴比、処理温度及び処理時
間で脱アセチル化処理した。
フィラメントのセルロースジアセテートマルチフィラメ
ント糸を筒編とした後、アニオン系界面活性剤(2g/
l)を用いて、60℃で10分間精練した。精練後のマ
ルチフィラメント糸は、デニールが50デニール、強度
が1.50g/de、伸度が20%であった。8この精
練した筒編のマルチフィラメント糸を、表1に示すアル
カリ化合物、アルカリ濃度、浴比、処理温度及び処理時
間で脱アセチル化処理した。
【0056】
【表1】
【0057】脱アセチル化処理後の各マルチフィラメン
ト糸の酢化度、生分解指数、強度及び伸度は、表2に示
す通りであった。
ト糸の酢化度、生分解指数、強度及び伸度は、表2に示
す通りであった。
【0058】
【表2】
【0059】これらの脱アセチル化処理した筒編のマル
チフィラメント糸を、大阪府茨木市耳原の帝人株式会社
大阪研究センター内で採取した土の中に埋め、温度を3
0℃に保ち、十分な湿度下に1カ月及び3カ月保持し
て、重量、強度及び伸度を測定し、重量保持率、強度保
持率及び伸度保持率を算出した。結果は、表3に示す通
りであった。
チフィラメント糸を、大阪府茨木市耳原の帝人株式会社
大阪研究センター内で採取した土の中に埋め、温度を3
0℃に保ち、十分な湿度下に1カ月及び3カ月保持し
て、重量、強度及び伸度を測定し、重量保持率、強度保
持率及び伸度保持率を算出した。結果は、表3に示す通
りであった。
【0060】
【表3】
【0061】これらの結果から明らかなように、本発明
のセルロースアセテート繊維(実施例1〜12)は、適
度な生分解速度を有しているが、酢化度が5%未満、生
分解指数が90を越える場合(比較例2、4)は、生分
解速度が速すぎて、土中にわずか1カ月埋めておくだけ
でほとんど分解してしまう。また、酢化度が57%を越
え、生分解指数が5未満である場合(比較例1、3)
は、土中に3カ月埋めておいてもほとんど分解せず、生
分解性素材としての機能を果たさない。
のセルロースアセテート繊維(実施例1〜12)は、適
度な生分解速度を有しているが、酢化度が5%未満、生
分解指数が90を越える場合(比較例2、4)は、生分
解速度が速すぎて、土中にわずか1カ月埋めておくだけ
でほとんど分解してしまう。また、酢化度が57%を越
え、生分解指数が5未満である場合(比較例1、3)
は、土中に3カ月埋めておいてもほとんど分解せず、生
分解性素材としての機能を果たさない。
【0062】
【実施例13】実施例3のセルロースアセテート繊維
は、強度が1.17g/deと低かったので、表4に示
す引張荷重を掛けながら、沸騰水中に30分間放置し
た。その結果、表4に示すように、強度を向上させるこ
とができた。
は、強度が1.17g/deと低かったので、表4に示
す引張荷重を掛けながら、沸騰水中に30分間放置し
た。その結果、表4に示すように、強度を向上させるこ
とができた。
【0063】
【表4】
【0064】
【実施例14〜17、比較例5、6】75デニール、2
0フィラメントのセルロースジアセテートマルチフィラ
メント糸からなる精練されたタフタ(目付け60g/m
2)を用い、処理温度を表5に示すように変更したほか
は、実施例1と同じ条件で脱アセチル化処理した。脱ア
セチル化処理後の各マルチフィラメント糸の酢化度、生
分解指数、強度及び伸度は、表5に示す通りであった。
0フィラメントのセルロースジアセテートマルチフィラ
メント糸からなる精練されたタフタ(目付け60g/m
2)を用い、処理温度を表5に示すように変更したほか
は、実施例1と同じ条件で脱アセチル化処理した。脱ア
セチル化処理後の各マルチフィラメント糸の酢化度、生
分解指数、強度及び伸度は、表5に示す通りであった。
【0065】
【表5】
【0066】これらの脱アセチル化処理したタフタにつ
いて、前述の土壌分解試験を行い、重量保持率、強度保
持率及び伸度保持率を算出した。また、比較のために7
5デニール、30フィラメントのレーヨン糸からなる精
練されたレーヨンタフタ(目付け70g/m2)につい
ても、同様の土壌分解試験を行なった。これらの結果
は、表6に示す通りであった。
いて、前述の土壌分解試験を行い、重量保持率、強度保
持率及び伸度保持率を算出した。また、比較のために7
5デニール、30フィラメントのレーヨン糸からなる精
練されたレーヨンタフタ(目付け70g/m2)につい
ても、同様の土壌分解試験を行なった。これらの結果
は、表6に示す通りであった。
【0067】
【表6】
【0068】これらの結果から、本発明のセルロースア
セテート繊維からなるタフタ(実施例14〜17)は、
適度な生分解速度を有しているが、酢化度が5%未満、
生分解指数が90を越える場合(比較例6)及びレーヨ
ンタフタは、生分解速度が速すぎて不適当であり、酢化
度が57%を越え、生分解指数が5未満である場合(比
較例5)は、土中に3カ月埋めておいてもほとんど分解
せず、生分解性素材としての機能を果たさないことが明
らかである。
セテート繊維からなるタフタ(実施例14〜17)は、
適度な生分解速度を有しているが、酢化度が5%未満、
生分解指数が90を越える場合(比較例6)及びレーヨ
ンタフタは、生分解速度が速すぎて不適当であり、酢化
度が57%を越え、生分解指数が5未満である場合(比
較例5)は、土中に3カ月埋めておいてもほとんど分解
せず、生分解性素材としての機能を果たさないことが明
らかである。
【0069】
【実施例18】酢化度54.7%、生分解指数7のセル
ロースアセテート繊維を用い、公知方法によりアセテー
ト不織布を製造した。不織布を構成するセルロースアセ
テート繊維の単糸繊度は5.0デニールで、不織布の目
付量は300g/m2であった。
ロースアセテート繊維を用い、公知方法によりアセテー
ト不織布を製造した。不織布を構成するセルロースアセ
テート繊維の単糸繊度は5.0デニールで、不織布の目
付量は300g/m2であった。
【0070】この不織布を容器成形用の金型を用い、温
度220℃、ゲージ圧力200kg/cm2 で加熱・加
圧成形し、目的とする苗栽培容器を得た。
度220℃、ゲージ圧力200kg/cm2 で加熱・加
圧成形し、目的とする苗栽培容器を得た。
【0071】この容器に培養土、肥料等を入れ、木本性
の苗を実生し、適宜の大きさにまで育成した。この時、
容器の劣化分解は見られなかった。適宜の大きさにまで
育成した苗を容器ごと畑の土中に植えた結果、約3年で
容器は生分解して堆肥化した。
の苗を実生し、適宜の大きさにまで育成した。この時、
容器の劣化分解は見られなかった。適宜の大きさにまで
育成した苗を容器ごと畑の土中に植えた結果、約3年で
容器は生分解して堆肥化した。
【0072】
【実施例19】実施例18と同様に、目付量450g/
m2 の不織布を製造したのち、この不織布を公知方法に
従ってアルカリ処理し、酢化度15%、生分解指数80
のセルロースアセテート繊維から成る不織布を得た。こ
の不織布の目付量は310g/m2 であった。
m2 の不織布を製造したのち、この不織布を公知方法に
従ってアルカリ処理し、酢化度15%、生分解指数80
のセルロースアセテート繊維から成る不織布を得た。こ
の不織布の目付量は310g/m2 であった。
【0073】この不織布を濃度5%のポリビニルアルコ
ール(以下PVAと略記)水溶液中に浸漬後、ピックア
ップ100%に絞り、水分率20%となるまで乾燥し
た。
ール(以下PVAと略記)水溶液中に浸漬後、ピックア
ップ100%に絞り、水分率20%となるまで乾燥し
た。
【0074】この後、実施例1と同様に温度120℃、
ゲージ圧力200kg/cm2 で加熱・加圧成形し、目
的とする苗栽培容器を得た。
ゲージ圧力200kg/cm2 で加熱・加圧成形し、目
的とする苗栽培容器を得た。
【0075】この容器に培養土、肥料等を入れ、草本性
の苗を育成した。この時、容器の劣化分解が少し見られ
たが、使用に際しては何ら問題は無かった。続いて、実
施例1と同様に苗を容器ごと畑の土中に植えた結果、約
3か月で容器は生分解して堆肥化した。
の苗を育成した。この時、容器の劣化分解が少し見られ
たが、使用に際しては何ら問題は無かった。続いて、実
施例1と同様に苗を容器ごと畑の土中に植えた結果、約
3か月で容器は生分解して堆肥化した。
【0076】
【比較例7】単糸繊度4.0デニールのレーヨン繊維か
らなる目付量300g/m2 の不織布を用い、実施例1
9と同様にPVAによる処理、加熱・加圧成形を行い、
苗栽培容器を得た。
らなる目付量300g/m2 の不織布を用い、実施例1
9と同様にPVAによる処理、加熱・加圧成形を行い、
苗栽培容器を得た。
【0077】この容器に培養土、肥料等を入れ、実施例
18と同様に苗を育成した。この時、容器の劣化分解は
非常に大きく、苗栽培容器として使用を続けることが困
難であった。
18と同様に苗を育成した。この時、容器の劣化分解は
非常に大きく、苗栽培容器として使用を続けることが困
難であった。
【0078】
【比較例8】実施例19と同様に、酢化度3%、生分解
指数95のセルロースアセテート繊維から成る目付量2
90g/m2 の不織布を得、苗栽培容器に成形した。
指数95のセルロースアセテート繊維から成る目付量2
90g/m2 の不織布を得、苗栽培容器に成形した。
【0079】この容器に培養土、肥料等を入れ、実施例
18と同様に苗を育成した結果、劣化分解が大きく、苗
栽培容器として使用を続けることが困難であった。
18と同様に苗を育成した結果、劣化分解が大きく、苗
栽培容器として使用を続けることが困難であった。
【0080】
【比較例9】単糸繊度3.0デニール、酢化度58%、
生分解指数0のセルローストリアセテート繊維を用い、
成形温度を290℃とした以外は実施例18と同様に容
器を作成した。
生分解指数0のセルローストリアセテート繊維を用い、
成形温度を290℃とした以外は実施例18と同様に容
器を作成した。
【0081】この容器に培養土、肥料等を入れ、実施例
18と同様に苗を育成した結果、容器の劣化分解は起こ
らなかった。続いて、実施例18と同様に苗を容器ごと
畑の土中に植えた結果、3年後には、容器強力の低下は
見られた。しかし、目立った形態の消失は見られず、木
の生育が阻害されていた。
18と同様に苗を育成した結果、容器の劣化分解は起こ
らなかった。続いて、実施例18と同様に苗を容器ごと
畑の土中に植えた結果、3年後には、容器強力の低下は
見られた。しかし、目立った形態の消失は見られず、木
の生育が阻害されていた。
【0082】
【実施例20】酢化度54.7%、生分解指数7、単糸
繊度が3.7デニールのセルロースアセテート繊維から
なる目付量700g/m2 のタフタを袋状に縫製した。
繊度が3.7デニールのセルロースアセテート繊維から
なる目付量700g/m2 のタフタを袋状に縫製した。
【0083】この袋のなかに、所定の土壌、肥料及び植
物種子を混合し、投入、口部を縛り、土嚢を作成した。
物種子を混合し、投入、口部を縛り、土嚢を作成した。
【0084】この土嚢を法面に敷設した結果、敷設時の
土嚢の取扱性(取扱い易さ、布の破損など)には問題な
く、法面の石や木、木の根などによる破損も無かった。
土嚢の取扱性(取扱い易さ、布の破損など)には問題な
く、法面の石や木、木の根などによる破損も無かった。
【0085】敷設後3年を経た時点では、袋の、表面に
露出した部分の強力は元の強力の半分程度を維持してお
り、袋を破って生え出た植物の生育は全く阻害されてい
なかった。
露出した部分の強力は元の強力の半分程度を維持してお
り、袋を破って生え出た植物の生育は全く阻害されてい
なかった。
【0086】更に2年を経過した時点では、腐食が進行
してボロボロとなり、法面は植物が繁殖し、緑化されて
いた。
してボロボロとなり、法面は植物が繁殖し、緑化されて
いた。
【0087】
【実施例21】実施例20と同様の、目付量300g/
m2 のタフタを公知方法によりアルカリ減量し、酢化度
が15%、生分解指数80、目付量205g/m2 のタ
フタを得、これを袋状に縫製して所定の土壌、肥料及び
植物種子を混合し、投入、口部を縛り、土嚢を作成し
た。
m2 のタフタを公知方法によりアルカリ減量し、酢化度
が15%、生分解指数80、目付量205g/m2 のタ
フタを得、これを袋状に縫製して所定の土壌、肥料及び
植物種子を混合し、投入、口部を縛り、土嚢を作成し
た。
【0088】実施例20と同様に法面に敷設した場合、
敷設時の土嚢の取扱性(取扱い易さ、布の破損など)に
は問題なかった。
敷設時の土嚢の取扱性(取扱い易さ、布の破損など)に
は問題なかった。
【0089】敷設後半年を経た時点では、表面に露出し
た袋の形状はしっかり残っているものの、強力はかなり
低下していた。しかし、土壌や植物種子の流出は見られ
ず、良好な植物の生育が見られた。
た袋の形状はしっかり残っているものの、強力はかなり
低下していた。しかし、土壌や植物種子の流出は見られ
ず、良好な植物の生育が見られた。
【0090】敷設後1年を経過した時点で、腐食は激し
くボロボロとなったが、植物は十分生育し、法面は緑化
されていた。
くボロボロとなったが、植物は十分生育し、法面は緑化
されていた。
【0091】
【実施例22】実施例20と同様のセルロースアセテー
ト繊維を経編とし、これを法面にシート状に敷設した。
ト繊維を経編とし、これを法面にシート状に敷設した。
【0092】この時、法面には所定の肥料、保水材、植
物種子を同時に敷設した。敷設時に編物の取扱い性に問
題は無く、石や木、木の根等による破損も無かった。
物種子を同時に敷設した。敷設時に編物の取扱い性に問
題は無く、石や木、木の根等による破損も無かった。
【0093】敷設後5年を経過した時点では腐食が進行
してボロボロとなり、法面は植物が繁殖し、緑化されて
いた。
してボロボロとなり、法面は植物が繁殖し、緑化されて
いた。
【0094】
【比較例10】市販の麻袋(布目付量約300g/m
2 )、目付量300g/m2 の木綿布(平織り)からな
る袋、及び目付量193g/m2 、酢化度3%、生分解
指数95のセルロースアセテートタフタからなる袋を実
施例20と同様に法面に敷設した。
2 )、目付量300g/m2 の木綿布(平織り)からな
る袋、及び目付量193g/m2 、酢化度3%、生分解
指数95のセルロースアセテートタフタからなる袋を実
施例20と同様に法面に敷設した。
【0095】敷設後、半年を経過した時点でいづれの袋
もボロボロとなり、一部破損、土の流失が起こってい
た。また、法面の緑化は、一部行われているところもあ
ったが、土の流失などにより十分ではなかった。
もボロボロとなり、一部破損、土の流失が起こってい
た。また、法面の緑化は、一部行われているところもあ
ったが、土の流失などにより十分ではなかった。
【0096】
【発明の効果】本発明のセルロースアセテート繊維は、
酢化度を制御することにより生分解性を調節しており、
その使用目的に応じて、適度な生分解速度が得られ、所
期の使用目的を達成した後は、分解して環境を汚染する
ことがないので、農業用資材、水産用資材、包装用資
材、建築用資材等として、広く用いることができる。
酢化度を制御することにより生分解性を調節しており、
その使用目的に応じて、適度な生分解速度が得られ、所
期の使用目的を達成した後は、分解して環境を汚染する
ことがないので、農業用資材、水産用資材、包装用資
材、建築用資材等として、広く用いることができる。
【0097】また、上記セルロースアセテート繊維を主
たる構成成分とする苗栽培容器および法面緑化用シート
は、使用中に日光や空気、水分による劣化分解を受けに
くい上、土中などに埋没した場合には、短期間であって
も長期間であっても所望の期間内に所望とする程度の生
分解を起こし、植生物の生育を阻害しない。
たる構成成分とする苗栽培容器および法面緑化用シート
は、使用中に日光や空気、水分による劣化分解を受けに
くい上、土中などに埋没した場合には、短期間であって
も長期間であっても所望の期間内に所望とする程度の生
分解を起こし、植生物の生育を阻害しない。
【0098】さらに、要になった苗栽培容器は完全に生
分解するため、特別な廃棄処理を行う必要も、環境汚染
の恐れもなく、極めて有用である。
分解するため、特別な廃棄処理を行う必要も、環境汚染
の恐れもなく、極めて有用である。
Claims (6)
- 【請求項1】 酢化度が5〜57%であり、かつ生分解
指数が5〜90であることを特徴とする生分解性の調節
されたセルロースアセテート繊維。 - 【請求項2】 強度が1.3g/de以上、伸度が15
%以上である請求項1記載の生分解性の調節されたセル
ロースアセテート繊維。 - 【請求項3】 セルロースジアセテート、セルロースト
リアセテート又はこれらの中間の酢化度を有するセルロ
ースアセテートからなる繊維を水酸化ナトリウム、水酸
化カリウム、炭酸ナトリウム又はこれらの混合物の水溶
液で脱アセチル化することを特徴とする請求項1記載の
セルロースアセテート繊維を製造する方法。 - 【請求項4】 脱アセチル化後、張力を加えるか又は延
伸する請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 構成成分の50重量%以上がセルロース
アセテート繊維である布帛より形成された苗栽培容器で
あって、該セルロースアセテート繊維の酢化度が5〜5
7%であり、かつ生分解指数が5〜90であることを特
徴とする生分解性の調節された苗栽培容器。 - 【請求項6】 構成成分の50重量%以上がセルロース
アセテート繊維である織編物より形成された緑化用シー
トであって、該セルロースアセテート繊維の酢化度が5
〜57%であり、かつ生分解指数が5〜90であること
を特徴とする生分解性の調節された緑化用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5267111A JPH06212510A (ja) | 1992-10-27 | 1993-10-26 | 生分解性の調節されたセルロースアセテート繊維及びその製造方法、並びに該繊維から形成された苗栽培容器及び緑化用シート |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28887692 | 1992-10-27 | ||
| JP4-288876 | 1992-10-27 | ||
| JP5267111A JPH06212510A (ja) | 1992-10-27 | 1993-10-26 | 生分解性の調節されたセルロースアセテート繊維及びその製造方法、並びに該繊維から形成された苗栽培容器及び緑化用シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06212510A true JPH06212510A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=26547719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5267111A Pending JPH06212510A (ja) | 1992-10-27 | 1993-10-26 | 生分解性の調節されたセルロースアセテート繊維及びその製造方法、並びに該繊維から形成された苗栽培容器及び緑化用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06212510A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998021961A1 (en) * | 1996-11-22 | 1998-05-28 | Rhone-Poulenc Agrochimie | Novel solid compositions based on an insoluble cellulose derivative and a 1-arylpyrazole derivative |
| WO1998021960A1 (fr) * | 1996-11-22 | 1998-05-28 | Rhone-Poulenc Agrochimie | Nouvelles compositions solides a base de derive cellulosique insoluble et de derive de 1-aryl-pyrazole |
| FR2759249A1 (fr) * | 1997-02-11 | 1998-08-14 | Rhone Poulenc Agrochimie | Dispositif pour la protection du riz contre les especes nuisibles |
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1993
- 1993-10-26 JP JP5267111A patent/JPH06212510A/ja active Pending
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