JPH06212873A - 拡大掘削装置 - Google Patents
拡大掘削装置Info
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- JPH06212873A JPH06212873A JP5473193A JP5473193A JPH06212873A JP H06212873 A JPH06212873 A JP H06212873A JP 5473193 A JP5473193 A JP 5473193A JP 5473193 A JP5473193 A JP 5473193A JP H06212873 A JPH06212873 A JP H06212873A
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Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 杭先端部で拡大掘削できるよう拡大刃を開か
せ、この状態を地上から確認できるようにし、また拡大
刃を確実に元の状態に引っ込めるようにする。 【構成】 円筒軸11に掘削羽根12を設け、掘削羽根
下端に掘削刃13を形成した掘削ビット1を横断するよ
う二分割した上下ビット1a,1bと、上ビットと下ビ
ットの筒内に挿入される接続ジョイント6と、下ビット
の円筒軸11に形成した長孔115に遊挿して、接続ジ
ョイント6に固着されるガイド軸7と、下ビット1bに
取付けられる拡大刃3と、ガイド軸7と拡大刃3とを連
結するリンク機構4’とを備え、上ビット1aが正転す
ると、上下ビットが分割前の掘削羽根形状を保持し、リ
ンク機構4’が拡大刃3を掘削羽根内に強制収納する一
方、上ビット1aが逆転すると、拡大刃3が掘削羽根1
2の外方に突出し、突出し状態を保持すべくガイド軸7
が長孔115の他端で係止されるように構成する。
せ、この状態を地上から確認できるようにし、また拡大
刃を確実に元の状態に引っ込めるようにする。 【構成】 円筒軸11に掘削羽根12を設け、掘削羽根
下端に掘削刃13を形成した掘削ビット1を横断するよ
う二分割した上下ビット1a,1bと、上ビットと下ビ
ットの筒内に挿入される接続ジョイント6と、下ビット
の円筒軸11に形成した長孔115に遊挿して、接続ジ
ョイント6に固着されるガイド軸7と、下ビット1bに
取付けられる拡大刃3と、ガイド軸7と拡大刃3とを連
結するリンク機構4’とを備え、上ビット1aが正転す
ると、上下ビットが分割前の掘削羽根形状を保持し、リ
ンク機構4’が拡大刃3を掘削羽根内に強制収納する一
方、上ビット1aが逆転すると、拡大刃3が掘削羽根1
2の外方に突出し、突出し状態を保持すべくガイド軸7
が長孔115の他端で係止されるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、杭先端支持力を発現す
べく杭先端部分に根固め液が注入される拡大球根を築造
するための拡大掘削装置に関する。中掘り根固め工法,
プレボーリング根固め工法等の産業分野に利用される。
べく杭先端部分に根固め液が注入される拡大球根を築造
するための拡大掘削装置に関する。中掘り根固め工法,
プレボーリング根固め工法等の産業分野に利用される。
【0002】
【従来の技術】従来、打撃によって打込まれてきた既製
杭は、低騒音,低振動で設置すべく地盤に掘削した穴
に、あるいは地盤を掘削しながら杭を設置する埋込み杭
工法へと移り変わってきている。埋込み杭工法には、中
掘り工法,プレボーリング工法等に分類され、このなか
に杭先端部分を拡大してセメントミルク等を注入して拡
大球根部を築造し、杭と支持地盤とを一体化することに
よって先端支持力を発現させる工法がある。杭先端部を
拡大する斯る工法に用いる拡大掘削ビットとしては、こ
れまで本発明者による実開平1−79692号公報の
他、特公平3−61833号公報等によるものが知られ
ている。
杭は、低騒音,低振動で設置すべく地盤に掘削した穴
に、あるいは地盤を掘削しながら杭を設置する埋込み杭
工法へと移り変わってきている。埋込み杭工法には、中
掘り工法,プレボーリング工法等に分類され、このなか
に杭先端部分を拡大してセメントミルク等を注入して拡
大球根部を築造し、杭と支持地盤とを一体化することに
よって先端支持力を発現させる工法がある。杭先端部を
拡大する斯る工法に用いる拡大掘削ビットとしては、こ
れまで本発明者による実開平1−79692号公報の
他、特公平3−61833号公報等によるものが知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記拡大掘
削ビットは、拡大刃が十分に開かなかったり、拡大掘削
の終了後、拡大刃が元の状態に引っ込まなかったりする
構造的な問題があった。例えば、実開平1−79692
号公報によれば、土圧抵抗によって拡大刃が引っ込めら
れる構造であるにもかかわらず、拡大掘削を終えた時点
で拡大した掘削穴内の土圧抵抗は既に弱まっているため
に、拡大刃が元の状態へ戻らなかった。このため、拡大
掘削ビットを引上げる時、孔壁を崩壊させる等の不具合
を招いた。また、拡大掘削によって拡大球根部が確かに
形成されているのかどうか、この確認方法は難しく、根
固め工法の一つの欠点になっていた。
削ビットは、拡大刃が十分に開かなかったり、拡大掘削
の終了後、拡大刃が元の状態に引っ込まなかったりする
構造的な問題があった。例えば、実開平1−79692
号公報によれば、土圧抵抗によって拡大刃が引っ込めら
れる構造であるにもかかわらず、拡大掘削を終えた時点
で拡大した掘削穴内の土圧抵抗は既に弱まっているため
に、拡大刃が元の状態へ戻らなかった。このため、拡大
掘削ビットを引上げる時、孔壁を崩壊させる等の不具合
を招いた。また、拡大掘削によって拡大球根部が確かに
形成されているのかどうか、この確認方法は難しく、根
固め工法の一つの欠点になっていた。
【0004】本発明は上記問題点を克服するもので、杭
先端部分で拡大掘削できるよう拡大刃を開かせ、且つこ
の状態を地上から確認できるようにすることのみなら
ず、拡大刃で拡大球根部を形成した後に拡大刃を確実に
元の状態に引っ込めるようにした拡大掘削装置を提供す
ることを目的とする。
先端部分で拡大掘削できるよう拡大刃を開かせ、且つこ
の状態を地上から確認できるようにすることのみなら
ず、拡大刃で拡大球根部を形成した後に拡大刃を確実に
元の状態に引っ込めるようにした拡大掘削装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本第1発明の拡大掘削装
置は、円筒軸周りに掘削羽根を設け、且つこの掘削羽根
下端に掘削刃を形成した掘削ビットを横断するよう二分
割してなる上下ビットと、上ビットと下ビットとを互い
に回転自在に接合する中空ジョイントと、上ビット又は
下ビットのブラケットに設けた支軸に回転自在に取付け
られる拡大刃と、上ビットの回動によりこの拡大刃が揺
動するよう上ビットと下ビットのうちの一つと拡大刃と
を連結するリンク機構とを備え、上ビットが正回転する
と、上ビットと下ビットのうちの一方に形成した突片を
上ビットと下ビットのうちの他方に設けたストッパが係
止して上下ビットが分割前の掘削羽根形状を保持し、上
記リンク機構が拡大刃を掘削羽根内に強制収納する一
方、上ビットが逆回転すると、斯るリンク機構で拡大刃
が掘削羽根の外方に突出し、且つ突出し状態が保たれる
よう突片と拡大刃のうち少なくとも一つを係止する止片
を上ビット又は下ビットに配置してなることを特徴とす
る。ここで、「正回転」とは、削底までの掘削時のモー
タの回転方向をいう(以下「正転」という。)。「逆回
転」とは、下ビットが削底に到達した後、拡大掘削を行
う場合のモータの回転方向をいう(以下「逆転」とい
う。)。
置は、円筒軸周りに掘削羽根を設け、且つこの掘削羽根
下端に掘削刃を形成した掘削ビットを横断するよう二分
割してなる上下ビットと、上ビットと下ビットとを互い
に回転自在に接合する中空ジョイントと、上ビット又は
下ビットのブラケットに設けた支軸に回転自在に取付け
られる拡大刃と、上ビットの回動によりこの拡大刃が揺
動するよう上ビットと下ビットのうちの一つと拡大刃と
を連結するリンク機構とを備え、上ビットが正回転する
と、上ビットと下ビットのうちの一方に形成した突片を
上ビットと下ビットのうちの他方に設けたストッパが係
止して上下ビットが分割前の掘削羽根形状を保持し、上
記リンク機構が拡大刃を掘削羽根内に強制収納する一
方、上ビットが逆回転すると、斯るリンク機構で拡大刃
が掘削羽根の外方に突出し、且つ突出し状態が保たれる
よう突片と拡大刃のうち少なくとも一つを係止する止片
を上ビット又は下ビットに配置してなることを特徴とす
る。ここで、「正回転」とは、削底までの掘削時のモー
タの回転方向をいう(以下「正転」という。)。「逆回
転」とは、下ビットが削底に到達した後、拡大掘削を行
う場合のモータの回転方向をいう(以下「逆転」とい
う。)。
【0006】本第2発明は、上記発明の拡大掘削装置に
おいて、上下ビット,中空ジョイント,リンク機構,止
片のうち少なくとも一つにマイクロスイッチを設け、上
ビットが正転し、突片を止片が係止する時点で、このマ
イクロスイッチを働かせ、拡大刃の突出しが完了したこ
とを円筒軸,スクリューロッドの中空部内を介して地上
へ送信するようにしている。
おいて、上下ビット,中空ジョイント,リンク機構,止
片のうち少なくとも一つにマイクロスイッチを設け、上
ビットが正転し、突片を止片が係止する時点で、このマ
イクロスイッチを働かせ、拡大刃の突出しが完了したこ
とを円筒軸,スクリューロッドの中空部内を介して地上
へ送信するようにしている。
【0007】また、本第3発明は、円筒軸周りに掘削羽
根を設け、且つこの掘削羽根下端に掘削刃を形成した掘
削ビットを横断するよう二分割してなる上下ビットと、
上ビットと下ビットとを互いに回転自在に接合する接続
ジョイントと、上ビット又は下ビットの円筒軸側面に形
成された長孔に遊挿して、接続ジョイントに固着され、
斯る長孔によって上記接続ジョイントの回動範囲を制限
するようにしたガイド軸と、上ビット又は下ビットのブ
ラケットに設けた支軸に回転自在に取付けられる拡大刃
と、上ビットの回動によりこの拡大刃が揺動するよう上
記ガイド軸と拡大刃とを連結するリンク機構とを備え、
上ビットが正転すると、ガイド軸が上記長孔の一端で係
止されることにより、上下ビットが分割前の掘削羽根形
状を保持し、上記リンク機構が拡大刃を掘削羽根内に強
制収納する一方、上ビットが逆転すると、このリンク機
構で拡大刃が掘削羽根の外方に突出し、突出し状態を保
持すべく、ガイド軸が長孔の他端で係止されるように構
成したことを特徴とする。
根を設け、且つこの掘削羽根下端に掘削刃を形成した掘
削ビットを横断するよう二分割してなる上下ビットと、
上ビットと下ビットとを互いに回転自在に接合する接続
ジョイントと、上ビット又は下ビットの円筒軸側面に形
成された長孔に遊挿して、接続ジョイントに固着され、
斯る長孔によって上記接続ジョイントの回動範囲を制限
するようにしたガイド軸と、上ビット又は下ビットのブ
ラケットに設けた支軸に回転自在に取付けられる拡大刃
と、上ビットの回動によりこの拡大刃が揺動するよう上
記ガイド軸と拡大刃とを連結するリンク機構とを備え、
上ビットが正転すると、ガイド軸が上記長孔の一端で係
止されることにより、上下ビットが分割前の掘削羽根形
状を保持し、上記リンク機構が拡大刃を掘削羽根内に強
制収納する一方、上ビットが逆転すると、このリンク機
構で拡大刃が掘削羽根の外方に突出し、突出し状態を保
持すべく、ガイド軸が長孔の他端で係止されるように構
成したことを特徴とする。
【0008】本第4発明は、上記第3発明の拡大掘削装
置において、上下ビット,接続ジョイント,ガイド軸,
リンク機構のうち少なくとも一つにマイクロスイッチを
設け、上ビットの正転によりガイド軸が長孔の一端で係
止される時点で、このマイクロスイッチを働かせ、拡大
刃の突出しが完了したことを円筒軸,スクリューロッド
の中空部内を介して地上へ送信するようにしている。本
第5発明は、上記第1又は第3発明の拡大掘削装置にお
いて、掘削羽根の外周縁寄りに設けた支軸に拡大補助刃
が支持されるようにしている。
置において、上下ビット,接続ジョイント,ガイド軸,
リンク機構のうち少なくとも一つにマイクロスイッチを
設け、上ビットの正転によりガイド軸が長孔の一端で係
止される時点で、このマイクロスイッチを働かせ、拡大
刃の突出しが完了したことを円筒軸,スクリューロッド
の中空部内を介して地上へ送信するようにしている。本
第5発明は、上記第1又は第3発明の拡大掘削装置にお
いて、掘削羽根の外周縁寄りに設けた支軸に拡大補助刃
が支持されるようにしている。
【0009】
【作用】第1,第2発明によれば、掘削を行うべく掘削
機のスクリューロッドを正転させると、スクリューロッ
ドに固定される上ビットも正転する。そして、上ビット
に突片を形成した場合を想定して、上ビットの突片が下
ビットに取付けたストッパに係止されると、下ビットも
共回りしだす。このストッパは、上下ビットを整合さ
せ、分割される前の掘削羽根形状を形づくるので、掘削
を円滑になし得る。ストッパが突片を係止して、上下ビ
ットが共回りすると、リンク機構が下ビットに取付けた
掘削刃を掘削羽根内に強制収納するよう引っ張るので、
掘削の邪魔になることはない。
機のスクリューロッドを正転させると、スクリューロッ
ドに固定される上ビットも正転する。そして、上ビット
に突片を形成した場合を想定して、上ビットの突片が下
ビットに取付けたストッパに係止されると、下ビットも
共回りしだす。このストッパは、上下ビットを整合さ
せ、分割される前の掘削羽根形状を形づくるので、掘削
を円滑になし得る。ストッパが突片を係止して、上下ビ
ットが共回りすると、リンク機構が下ビットに取付けた
掘削刃を掘削羽根内に強制収納するよう引っ張るので、
掘削の邪魔になることはない。
【0010】一方、下ビットが所定深さの削底に到達
し、拡大球根部を得るべく拡大掘削に入る場合は、拡大
掘削装置を一旦持ち上げ、削底に落とす。これで、下ビ
ットが削底に刺さる。この状態を確保して、スクリュー
ロッドを逆転させると、上ビットは逆転する。しかし、
下ビットは削底に突き刺さっているため追動できず、止
まったままになる。従って、リンク機構によって拡大刃
が掘削羽根の外方に突出すようになる。拡大刃の突出し
が完了したところで、突片又は拡大刃は下ビットに設け
た止片と当接する。ここで、上下ビット,中空ジョイン
ト,リンク機構,止片のいずれかの場所にマイクロスイ
ッチが取付けられ、上記の当接時点で、マイクロスイッ
チを働かせると、斯る状態を地上へ送信するので、地上
から拡大刃の突出し完了を確認できる。拡大刃によって
球根部を形成した後、スクリューロッドを正転すると、
上ビットも正転する。上ビットが正転すると、リンク機
構が拡大刃を強制的に掘削羽根内に引っ込める。
し、拡大球根部を得るべく拡大掘削に入る場合は、拡大
掘削装置を一旦持ち上げ、削底に落とす。これで、下ビ
ットが削底に刺さる。この状態を確保して、スクリュー
ロッドを逆転させると、上ビットは逆転する。しかし、
下ビットは削底に突き刺さっているため追動できず、止
まったままになる。従って、リンク機構によって拡大刃
が掘削羽根の外方に突出すようになる。拡大刃の突出し
が完了したところで、突片又は拡大刃は下ビットに設け
た止片と当接する。ここで、上下ビット,中空ジョイン
ト,リンク機構,止片のいずれかの場所にマイクロスイ
ッチが取付けられ、上記の当接時点で、マイクロスイッ
チを働かせると、斯る状態を地上へ送信するので、地上
から拡大刃の突出し完了を確認できる。拡大刃によって
球根部を形成した後、スクリューロッドを正転すると、
上ビットも正転する。上ビットが正転すると、リンク機
構が拡大刃を強制的に掘削羽根内に引っ込める。
【0011】第3,第4発明による場合も、第1,第2
発明と同じような作用が働く。斯る拡大掘削装置による
と、部品点数が少なく、簡単な構造になる。更に、拡大
補助刃を設けた第5発明の拡大掘削装置では、正回転時
に拡大補助刃が広がり、掘削ビット径より拡大するの
で、一度に拡大刃で拡大球根部を掘る場合に比し、拡大
刃にかかる負荷は少なくて済む。
発明と同じような作用が働く。斯る拡大掘削装置による
と、部品点数が少なく、簡単な構造になる。更に、拡大
補助刃を設けた第5発明の拡大掘削装置では、正回転時
に拡大補助刃が広がり、掘削ビット径より拡大するの
で、一度に拡大刃で拡大球根部を掘る場合に比し、拡大
刃にかかる負荷は少なくて済む。
【0012】
【実施例】以下、実施例により本発明を具体的に説明す
る。 (1)実施例1 イ.拡大掘削装置の構成 図1〜図7は、本第1,第2発明に係る拡大掘削装置の
一実施例を示す。拡大掘削装置Aは、掘削ビット1と、
中空ジョイント2と、拡大刃3と、リンク機構4と、ス
トッパ55と、止片56,57とから構成される。
る。 (1)実施例1 イ.拡大掘削装置の構成 図1〜図7は、本第1,第2発明に係る拡大掘削装置の
一実施例を示す。拡大掘削装置Aは、掘削ビット1と、
中空ジョイント2と、拡大刃3と、リンク機構4と、ス
トッパ55と、止片56,57とから構成される。
【0013】掘削ビット1は、円筒軸11(外径:27
3φ,肉厚:30mm)の周りに略180度捩った掘削
羽根12(掘削外径D:約690mmφ)を形成し、こ
の掘削羽根の下端に掘削刃13を設けている。掘削羽根
12は、スクリューロッド9の下端の羽根91につなが
る(図7)。正転(本実施例では右回転をいう。)で掘
削土を上方へ排出し易いようにするためである。円筒軸
11の底は、盲板を溶接固定し、有底円筒にしている。
円筒軸11の下端寄りに開口を形成し、これにゴムパッ
キンで蓋をした開口弁111がある。掘削時に掘削土が
入るのを防ぐ一方、掘削後にスクリューロッド9内を通
ってきた根固め液を削底へ放出させるためである。
3φ,肉厚:30mm)の周りに略180度捩った掘削
羽根12(掘削外径D:約690mmφ)を形成し、こ
の掘削羽根の下端に掘削刃13を設けている。掘削羽根
12は、スクリューロッド9の下端の羽根91につなが
る(図7)。正転(本実施例では右回転をいう。)で掘
削土を上方へ排出し易いようにするためである。円筒軸
11の底は、盲板を溶接固定し、有底円筒にしている。
円筒軸11の下端寄りに開口を形成し、これにゴムパッ
キンで蓋をした開口弁111がある。掘削時に掘削土が
入るのを防ぐ一方、掘削後にスクリューロッド9内を通
ってきた根固め液を削底へ放出させるためである。
【0014】符号15は、六角形状したジョイントを示
す。中空パイプに螺旋羽根を設けたスクリューロッド9
と接合するものである。ジョイント15は中空で円筒軸
11とスクリューロッド9とを導通させる。掘削ビット
1は、略中央で横断するように切断し、上ビット1aと
下ビット1bとに二分割されている(図1)。しかし、
上ビット1aと下ビット1bとは、切断箇所を中空ジョ
イント2で接合した構成をとる(図6)。
す。中空パイプに螺旋羽根を設けたスクリューロッド9
と接合するものである。ジョイント15は中空で円筒軸
11とスクリューロッド9とを導通させる。掘削ビット
1は、略中央で横断するように切断し、上ビット1aと
下ビット1bとに二分割されている(図1)。しかし、
上ビット1aと下ビット1bとは、切断箇所を中空ジョ
イント2で接合した構成をとる(図6)。
【0015】中空ジョイント2は筒状体で、側面に環状
溝21,21を形成する(図5)。斯る中空ジョイント
2は、上部を上ビット1aの円筒軸11内に挿入して溶
接固定する一方、下部を下ビット1bの筒内に挿入後、
下ビット1bに設けた透孔112を利用してボルト11
3で下ビット1bと接合する(図6)。6本のボルト1
13が環状溝21と係合する。こうして、中空ジョイン
ト2を介して上ビット1aと下ビット1bとは、軸方向
には抜けず、中空ジョイント2を軸として互いに回転自
在に取付けられる。
溝21,21を形成する(図5)。斯る中空ジョイント
2は、上部を上ビット1aの円筒軸11内に挿入して溶
接固定する一方、下部を下ビット1bの筒内に挿入後、
下ビット1bに設けた透孔112を利用してボルト11
3で下ビット1bと接合する(図6)。6本のボルト1
13が環状溝21と係合する。こうして、中空ジョイン
ト2を介して上ビット1aと下ビット1bとは、軸方向
には抜けず、中空ジョイント2を軸として互いに回転自
在に取付けられる。
【0016】符号3は、爪状の拡大刃を示す(図2)。
下ビット1bの上方寄りにブラケット31,31を形成
し、このブラケットに設けた支軸32に拡大刃3を回転
自在に取付ける(図4)。本実施例では、拡大刃3を円
筒軸11周りに180度間隔で2個配設する。支軸32
を中心に拡大刃3を回転させると、円筒軸11を軸心
に、拡大刃3の最小回転外径は690mmφ弱になる。
拡大刃3は円弧状に曲った形状であるために、掘削羽根
12による掘削外径D内に収めることができる(図
2)。一方、円筒軸11を軸心に拡大刃3の最大回転外
径は約1200mmφとなる。このとき拡大刃は、杭8
の外径(約1000mmφ)を越え、最も広がった状態
にある(図3)。
下ビット1bの上方寄りにブラケット31,31を形成
し、このブラケットに設けた支軸32に拡大刃3を回転
自在に取付ける(図4)。本実施例では、拡大刃3を円
筒軸11周りに180度間隔で2個配設する。支軸32
を中心に拡大刃3を回転させると、円筒軸11を軸心
に、拡大刃3の最小回転外径は690mmφ弱になる。
拡大刃3は円弧状に曲った形状であるために、掘削羽根
12による掘削外径D内に収めることができる(図
2)。一方、円筒軸11を軸心に拡大刃3の最大回転外
径は約1200mmφとなる。このとき拡大刃は、杭8
の外径(約1000mmφ)を越え、最も広がった状態
にある(図3)。
【0017】リンク機構4は、上ビット1aの円筒軸1
1に形成する突片41にレバー42の一端を回転自在に
軸着すると共に、レバー42の他端を拡大刃3の支軸3
2寄りの張出部43に軸着する機構からなる。このリン
ク機構4によって、上ビット1aが正転すると、拡大刃
3は支軸32を中心に左回転する(図2)。また、上ビ
ット1aが逆転(本実施例では左回転をいう。)する
と、拡大刃3は支軸32を中心に右回転する構成になっ
ている(図3)。
1に形成する突片41にレバー42の一端を回転自在に
軸着すると共に、レバー42の他端を拡大刃3の支軸3
2寄りの張出部43に軸着する機構からなる。このリン
ク機構4によって、上ビット1aが正転すると、拡大刃
3は支軸32を中心に左回転する(図2)。また、上ビ
ット1aが逆転(本実施例では左回転をいう。)する
と、拡大刃3は支軸32を中心に右回転する構成になっ
ている(図3)。
【0018】ストッパ55は、下ビット1bの円筒軸1
1の上縁寄りに設けられる。ストッパ55の上端は上ビ
ット1aに形成した突片41の位置まで張出した形状に
なっている(図4)。そして、上ビット1aが正転する
と、上ビット1aの突片41をこのストッパ55が係止
する。ストッパ55の取付位置は、拡大刃3を掘削羽根
12の掘削外径D内に入り込むように設定する(図
2)。また、このとき、二分割された上ビット1aと下
ビット1bが分割前の掘削羽根形状をつくるよう設定す
る(図1)。本実施例では、ブラケット31の位置から
略90度正転した位置にストッパ55を取付けている
(図4)。
1の上縁寄りに設けられる。ストッパ55の上端は上ビ
ット1aに形成した突片41の位置まで張出した形状に
なっている(図4)。そして、上ビット1aが正転する
と、上ビット1aの突片41をこのストッパ55が係止
する。ストッパ55の取付位置は、拡大刃3を掘削羽根
12の掘削外径D内に入り込むように設定する(図
2)。また、このとき、二分割された上ビット1aと下
ビット1bが分割前の掘削羽根形状をつくるよう設定す
る(図1)。本実施例では、ブラケット31の位置から
略90度正転した位置にストッパ55を取付けている
(図4)。
【0019】止片56,57は、下ビット1bに設けら
れたブロック片である(図2では、止片56を省略して
いる。)。上ビット1aの逆転時に突片41と拡大刃3
を係止するためのものである。下ビット1bを固定し、
上ビット1aを逆転すると、リンク機構4によって拡大
刃3が掘削羽根の外方に突出すようになる。最も突出し
た状態になると、上ビット1aに張出した止片56が突
片41を係止し、且つ支軸32の近傍に設けた止片57
も拡大刃3を係止する配置構成をとる(図3)。尚、機
械的強度が十分であれば、止片56,57のいずれかを
省略してもよい。
れたブロック片である(図2では、止片56を省略して
いる。)。上ビット1aの逆転時に突片41と拡大刃3
を係止するためのものである。下ビット1bを固定し、
上ビット1aを逆転すると、リンク機構4によって拡大
刃3が掘削羽根の外方に突出すようになる。最も突出し
た状態になると、上ビット1aに張出した止片56が突
片41を係止し、且つ支軸32の近傍に設けた止片57
も拡大刃3を係止する配置構成をとる(図3)。尚、機
械的強度が十分であれば、止片56,57のいずれかを
省略してもよい。
【0020】符号561は、リミット方式のマイクロス
イッチを示す(図3)。マイクロスイッチ561は、突
片41と当接する止片56に取付けられる。突片41が
マイクロスイッチ561に当たり、拡大刃3が外方へ突
出し完了すれば、地上オペレータの操作パネルにランプ
表示するよう信号発信をなす。マイクロスイッチ561
近傍にバックアップ電源付き基板(図示せず。)を組込
んでいる。検出した電波信号は、止片56から根固め液
の供給路になる中空ジョイント2,円筒軸11,スクリ
ューロッド9の中空部内をとばして地上へワイヤレスで
送信する。本実施例では、前記ストッパ55にも突片4
1が当接したことを知らせるマイクロスイッチ551を
取付け、拡大刃3が引っ込んだ状態にあることも地上の
表示パネルに知らせる構成をとっている。
イッチを示す(図3)。マイクロスイッチ561は、突
片41と当接する止片56に取付けられる。突片41が
マイクロスイッチ561に当たり、拡大刃3が外方へ突
出し完了すれば、地上オペレータの操作パネルにランプ
表示するよう信号発信をなす。マイクロスイッチ561
近傍にバックアップ電源付き基板(図示せず。)を組込
んでいる。検出した電波信号は、止片56から根固め液
の供給路になる中空ジョイント2,円筒軸11,スクリ
ューロッド9の中空部内をとばして地上へワイヤレスで
送信する。本実施例では、前記ストッパ55にも突片4
1が当接したことを知らせるマイクロスイッチ551を
取付け、拡大刃3が引っ込んだ状態にあることも地上の
表示パネルに知らせる構成をとっている。
【0021】ロ.拡大掘削装置の動作 このように構成した拡大掘削装置を用いて、杭の埋込み
予定地へ中掘り根固め工法による工事を行った時の拡大
掘削装置の動作を示す(図7〜図9)。先端開放の杭8
の仕様は、外径1000mmφ,内径740mmφであ
る。杭8の中空部を通じて杭先端地盤を掘削して、掘削
土を杭上部から排出しながら杭体を沈設する。
予定地へ中掘り根固め工法による工事を行った時の拡大
掘削装置の動作を示す(図7〜図9)。先端開放の杭8
の仕様は、外径1000mmφ,内径740mmφであ
る。杭8の中空部を通じて杭先端地盤を掘削して、掘削
土を杭上部から排出しながら杭体を沈設する。
【0022】まず、杭穴を設けるべく掘削機のモータを
起動させ、スクリューロッド9を正転させて、所望の深
さまで掘削していく(図7)。この掘削過程では、スク
リューロッド9に固定された上ビット1aも正転する。
ここでは、上ビット1aの突片41が下ビット1bのス
トッパ55を押圧するため、ストッパ55が固着する下
ビット1bも正転方向へ付勢されることになる(図
2)。斯る押圧する外力は、上ビット1aと下ビット1
bとが分割前の掘削羽根形状を維持する力として働く。
このため、掘削刃13によって掘出された掘削土が掘削
羽根12で上方へ円滑に運搬される。更に、突片41が
ストッパ55を押圧する状態下で掘削進行するため、リ
ンク機構4によって拡大刃3は掘削羽根12内に強制収
納された状態を保つ。従って、約690φの削穴が難無
く掘られていく。
起動させ、スクリューロッド9を正転させて、所望の深
さまで掘削していく(図7)。この掘削過程では、スク
リューロッド9に固定された上ビット1aも正転する。
ここでは、上ビット1aの突片41が下ビット1bのス
トッパ55を押圧するため、ストッパ55が固着する下
ビット1bも正転方向へ付勢されることになる(図
2)。斯る押圧する外力は、上ビット1aと下ビット1
bとが分割前の掘削羽根形状を維持する力として働く。
このため、掘削刃13によって掘出された掘削土が掘削
羽根12で上方へ円滑に運搬される。更に、突片41が
ストッパ55を押圧する状態下で掘削進行するため、リ
ンク機構4によって拡大刃3は掘削羽根12内に強制収
納された状態を保つ。従って、約690φの削穴が難無
く掘られていく。
【0023】所定の深さに到達すると、次の操作に入
る。拡大掘削装置Aの全体をある程度持上げ、落下させ
る。そうすると、掘削刃13が新たな先端地盤81にそ
の自重で突き刺さる(図8)。
る。拡大掘削装置Aの全体をある程度持上げ、落下させ
る。そうすると、掘削刃13が新たな先端地盤81にそ
の自重で突き刺さる(図8)。
【0024】しかる後、スクリューロッド9を逆転させ
る。下ビット1bは掘削刃13の先端地盤81への食込
みによりこの回転に追動できず、上ビット1aのみが逆
転する。従って、リンク機構4によって拡大刃3が掘削
羽根12の外方へ突出すようになる(図4)。下ビット
1bの止片56,57が突片41,拡大刃3を係止する
ところまで上ビット1aのみが逆転し、リンク機構4は
拡大刃3を突出していく。止片56,57が突片41,
拡大刃3を係止するところで、拡大刃3は約1200m
mφの掘削径となる(図3)。この時、突片41が止片
56に設けられたマイクロスイッチ561に接触して
(図3)、拡大刃3が完全に外方に突出したことは、中
空ジョイント2,円筒軸11,スクリューロッド9の中
空部を利用して送信される。拡大掘削できる状態にある
ことが、地上の操作パネルに表示される。
る。下ビット1bは掘削刃13の先端地盤81への食込
みによりこの回転に追動できず、上ビット1aのみが逆
転する。従って、リンク機構4によって拡大刃3が掘削
羽根12の外方へ突出すようになる(図4)。下ビット
1bの止片56,57が突片41,拡大刃3を係止する
ところまで上ビット1aのみが逆転し、リンク機構4は
拡大刃3を突出していく。止片56,57が突片41,
拡大刃3を係止するところで、拡大刃3は約1200m
mφの掘削径となる(図3)。この時、突片41が止片
56に設けられたマイクロスイッチ561に接触して
(図3)、拡大刃3が完全に外方に突出したことは、中
空ジョイント2,円筒軸11,スクリューロッド9の中
空部を利用して送信される。拡大掘削できる状態にある
ことが、地上の操作パネルに表示される。
【0025】更に、スクリューロッド9が逆転すると、
遂には下ビット1bが抗し切れなくなり、上ビット1a
に追動して逆転しだす。斯る状態にして、逆転し且つ上
下動させながら、掘削ビット径(約690mmφ)より
大きな拡大球根部82を形成する(図9)。突出した拡
大刃3によって支持地盤を拡大掘削する傍ら、セメント
ミルクを地上から送る。根固め液となるセメントミルク
は、スクリューロッド9,上ビット1a,中空ジョイン
ト2,下ビット1bを経由して開口弁111から放出さ
れる。
遂には下ビット1bが抗し切れなくなり、上ビット1a
に追動して逆転しだす。斯る状態にして、逆転し且つ上
下動させながら、掘削ビット径(約690mmφ)より
大きな拡大球根部82を形成する(図9)。突出した拡
大刃3によって支持地盤を拡大掘削する傍ら、セメント
ミルクを地上から送る。根固め液となるセメントミルク
は、スクリューロッド9,上ビット1a,中空ジョイン
ト2,下ビット1bを経由して開口弁111から放出さ
れる。
【0026】所定の拡大球根部82を形成したところ
で、モータを正転に切替える。そうすると、リンク機構
4が拡大刃3を掘削羽根12内に引っ込める(図2)。
万一、上下ビット1a,1bが共回りし、掘削羽根12
内に収納されていないことが地上のパネル表示で知らさ
れれば、拡大掘削装置Aを少し持上げた後、落下させ新
たな削底に下ビット1bを突き刺す。次いで、モータを
正転すれば、下ビット1bが固定された状態で上ビット
1aが正転するため、リンク機構4によって拡大刃3を
強制的に掘削羽根12内にしまい込めれるようになる。
かくして、拡大掘削装置Aを地上に引上げれば、孔壁等
を崩壊させる不具合もなく、開端杭と支持地盤とを一体
化させる拡大球根が築造される。
で、モータを正転に切替える。そうすると、リンク機構
4が拡大刃3を掘削羽根12内に引っ込める(図2)。
万一、上下ビット1a,1bが共回りし、掘削羽根12
内に収納されていないことが地上のパネル表示で知らさ
れれば、拡大掘削装置Aを少し持上げた後、落下させ新
たな削底に下ビット1bを突き刺す。次いで、モータを
正転すれば、下ビット1bが固定された状態で上ビット
1aが正転するため、リンク機構4によって拡大刃3を
強制的に掘削羽根12内にしまい込めれるようになる。
かくして、拡大掘削装置Aを地上に引上げれば、孔壁等
を崩壊させる不具合もなく、開端杭と支持地盤とを一体
化させる拡大球根が築造される。
【0027】(2)実施例2 本実施例は、実施例1の拡大掘削装置Aに次のような拡
大補助刃121を付加したものである。即ち、図10の
ごとく、下ビット1bの掘削羽根12を外周縁で爪形状
に切欠いた後、この切欠き部分に支軸122を設け、斯
る支軸122に切欠き形状に合った拡大補助刃121を
取付けている。静止状態では、元の掘削羽根12の姿態
を保つようになる。拡大補助刃121は、下ビット1b
が正転し土圧抵抗を受けると、広がる構造になってい
る。そして、水平方向での掘削ができるよう支軸112
の上方には、掘削羽根12の一部からなる制止部119
を形成している(図10)。拡大補助刃121が上向き
に上がりすぎないようにして、水平方向での掘削をなし
得るようにするためである。
大補助刃121を付加したものである。即ち、図10の
ごとく、下ビット1bの掘削羽根12を外周縁で爪形状
に切欠いた後、この切欠き部分に支軸122を設け、斯
る支軸122に切欠き形状に合った拡大補助刃121を
取付けている。静止状態では、元の掘削羽根12の姿態
を保つようになる。拡大補助刃121は、下ビット1b
が正転し土圧抵抗を受けると、広がる構造になってい
る。そして、水平方向での掘削ができるよう支軸112
の上方には、掘削羽根12の一部からなる制止部119
を形成している(図10)。拡大補助刃121が上向き
に上がりすぎないようにして、水平方向での掘削をなし
得るようにするためである。
【0028】拡大補助刃121を取付けた拡大掘削装置
の掘削動作は以下のごとくである。基本的動作は、実施
例1と同じであるが、杭8の中では、正転させても拡大
補助刃121は、杭内壁に接しながら回転する。しか
し、一旦杭外に出ると、拡大補助刃121が土圧抵抗を
受け、夫々約100mm程水平に開く。掘削刃13,掘
削羽根12による掘削に、この拡大補助刃121の拡大
掘削が加わり、フリクションカッター83(図7参照)
を用いずとも、杭径に相当する掘削穴を拡大掘削装置だ
けで掘り下げていけるようになる(図11)。拡大補助
刃121は、下ビット1aが逆転して上昇する場合、背
をなぜられるようになり、元の掘削羽根12の姿態をつ
くる。従って、拡大掘削装置の引き上げ時等において、
支障はない。
の掘削動作は以下のごとくである。基本的動作は、実施
例1と同じであるが、杭8の中では、正転させても拡大
補助刃121は、杭内壁に接しながら回転する。しか
し、一旦杭外に出ると、拡大補助刃121が土圧抵抗を
受け、夫々約100mm程水平に開く。掘削刃13,掘
削羽根12による掘削に、この拡大補助刃121の拡大
掘削が加わり、フリクションカッター83(図7参照)
を用いずとも、杭径に相当する掘削穴を拡大掘削装置だ
けで掘り下げていけるようになる(図11)。拡大補助
刃121は、下ビット1aが逆転して上昇する場合、背
をなぜられるようになり、元の掘削羽根12の姿態をつ
くる。従って、拡大掘削装置の引き上げ時等において、
支障はない。
【0029】(3)実施例3 イ.拡大掘削装置の構成 図12〜図19は、本第3〜第5発明に係る一実施例を
示す。拡大掘削装置Aは、掘削ビット1と、接続ジョイ
ント6と、ガイド軸7と、拡大刃3と、リンク機構4’
とから構成される。
示す。拡大掘削装置Aは、掘削ビット1と、接続ジョイ
ント6と、ガイド軸7と、拡大刃3と、リンク機構4’
とから構成される。
【0030】掘削ビット1は、実施例2と同様、円筒軸
11周りに掘削羽根12を形成し、この掘削羽根12の
下端に掘削刃13を設けている。符号121は拡大補助
刃121、符号15は中空で六角形状したジョイントで
ある。掘削ビット1は、略中央で横断するように切断
し、上ビット1aと下ビット1bとに二分割されている
(図12)。上ビット1aの円筒軸下端寄りには、18
0度間隔に2個のノズル114,114を形成し(図1
3)、これにゴムパッキンで蓋をして、内圧をかけ、外
方にのみ開く開口弁118としている。掘削時に掘削土
が入るのを防ぐ一方、掘削後、スクリューロッド9内を
通ってきた根固め液を削底へ放出させるためである。上
ビット1aと下ビットbとは、切断箇所を接続ジョイン
ト6で接合した構成をとる(図13)。
11周りに掘削羽根12を形成し、この掘削羽根12の
下端に掘削刃13を設けている。符号121は拡大補助
刃121、符号15は中空で六角形状したジョイントで
ある。掘削ビット1は、略中央で横断するように切断
し、上ビット1aと下ビット1bとに二分割されている
(図12)。上ビット1aの円筒軸下端寄りには、18
0度間隔に2個のノズル114,114を形成し(図1
3)、これにゴムパッキンで蓋をして、内圧をかけ、外
方にのみ開く開口弁118としている。掘削時に掘削土
が入るのを防ぐ一方、掘削後、スクリューロッド9内を
通ってきた根固め液を削底へ放出させるためである。上
ビット1aと下ビットbとは、切断箇所を接続ジョイン
ト6で接合した構成をとる(図13)。
【0031】接続ジョイント6は、円柱状体で、上下ビ
ット1a,1bの円筒軸11内に挿入される。接続ジョ
イント6には、上面から両側面へと二股に分れる貫通孔
61を設ける(図13,図14)。斯る接続ジョイント
6は、貫通孔61とノズル114の孔とが一致するよう
にして、その上部を上ビット1aの円筒軸11に溶接固
定する(図13,図14)。
ット1a,1bの円筒軸11内に挿入される。接続ジョ
イント6には、上面から両側面へと二股に分れる貫通孔
61を設ける(図13,図14)。斯る接続ジョイント
6は、貫通孔61とノズル114の孔とが一致するよう
にして、その上部を上ビット1aの円筒軸11に溶接固
定する(図13,図14)。
【0032】接続ジョイント6の下部直径は、段差状に
小さくしている。この段差部の上方にめねじ62,62
が180度ピッチで2個形成している(図14)。符号
63はOリング溝を示す。符号64は、下ビット1bの
円筒軸11内に凹部を上側にして載置されるキャップ状
のジョイント受けを示す(図13)。円筒軸11に溶接
固定される接続ジョイント6は、下ビット1bの円筒軸
11へ挿入すると、その底面がジョイント受け64に当
接し、上下ビット1a,1b間に僅かのクリアランスE
を生むようにして接合される。摺動面を接続ジョイント
6の下面とし、上下ビット間の回転抵抗を少なくさせる
ためである。尚、摺動面への異物侵入を防ぐべく、Oリ
ング溝63にOリング(図示せず)を嵌める。
小さくしている。この段差部の上方にめねじ62,62
が180度ピッチで2個形成している(図14)。符号
63はOリング溝を示す。符号64は、下ビット1bの
円筒軸11内に凹部を上側にして載置されるキャップ状
のジョイント受けを示す(図13)。円筒軸11に溶接
固定される接続ジョイント6は、下ビット1bの円筒軸
11へ挿入すると、その底面がジョイント受け64に当
接し、上下ビット1a,1b間に僅かのクリアランスE
を生むようにして接合される。摺動面を接続ジョイント
6の下面とし、上下ビット間の回転抵抗を少なくさせる
ためである。尚、摺動面への異物侵入を防ぐべく、Oリ
ング溝63にOリング(図示せず)を嵌める。
【0033】下ビット1bに係る円筒軸11の上端寄り
には、180度間隔で水平方向に長い長孔115,11
5が形成されている(図14,図15)。長孔115の
開口角度は約75度で、開口長さは120mmである。
符号7は、アイボルト姿態のガイド軸を示す。ガイド軸
7は、長孔115に遊挿し、接続ジョイント6のめねじ
62に螺着する構成をとる(図14)。こうして、接続
ジョイント6を介して、上ビット1aと下ビット1bと
は、軸方向には抜けず、且つ長孔115によってガイド
軸7が係止され、制限を受ける長孔の開口範囲(75
度)内でのみ回転自在に取付けられることになる。
には、180度間隔で水平方向に長い長孔115,11
5が形成されている(図14,図15)。長孔115の
開口角度は約75度で、開口長さは120mmである。
符号7は、アイボルト姿態のガイド軸を示す。ガイド軸
7は、長孔115に遊挿し、接続ジョイント6のめねじ
62に螺着する構成をとる(図14)。こうして、接続
ジョイント6を介して、上ビット1aと下ビット1bと
は、軸方向には抜けず、且つ長孔115によってガイド
軸7が係止され、制限を受ける長孔の開口範囲(75
度)内でのみ回転自在に取付けられることになる。
【0034】符号3は、爪状の拡大刃を示す(図1
2)。拡大刃3は円弧状に曲った形状で、掘削羽根12
がつくる掘削外径内に収めることができる(図16)。
下ビット1bのブラケット31に設けた支軸32に回転
自在に支持されている。拡大刃3は、180度間隔で2
個配設する。
2)。拡大刃3は円弧状に曲った形状で、掘削羽根12
がつくる掘削外径内に収めることができる(図16)。
下ビット1bのブラケット31に設けた支軸32に回転
自在に支持されている。拡大刃3は、180度間隔で2
個配設する。
【0035】リンク機構4’は、接続ジョイント6へ螺
合するガイド軸7にレバー42の一端を回転自在に軸着
すると共に、レバー42の他端を拡大刃3の支軸32寄
りの張出部43に軸着する機構からなる(図16)。こ
のリンク機構4’によって、上ビット1aが正転する
と、拡大刃3は支軸32を中心に左回転する(図1
6)。また、上ビット1aが逆転すると、拡大刃3は支
軸32を中心に右回転する構成になっている(図1
7)。
合するガイド軸7にレバー42の一端を回転自在に軸着
すると共に、レバー42の他端を拡大刃3の支軸32寄
りの張出部43に軸着する機構からなる(図16)。こ
のリンク機構4’によって、上ビット1aが正転する
と、拡大刃3は支軸32を中心に左回転する(図1
6)。また、上ビット1aが逆転すると、拡大刃3は支
軸32を中心に右回転する構成になっている(図1
7)。
【0036】符号116,117は、リミット方式のマ
イクロスイッチを示す。長孔115両端の円筒軸11に
取付けられる。上ビット1aが正転すると、これに連結
しているガイド軸7がマイクロスイッチ116に当たっ
て、拡大刃3が外方へ突出し完了したことを地上オペレ
ータへ知らせるようになっている。信号発信して、地上
の操作パネルへ表示する。検出した電波信号は、円筒軸
11,スクリューロッド9の中空部内をとばして地上へ
ワイヤレスで送信する(図19)。ところで、拡大刃3
が外方へ突出し完了したとき、拡大刃3とノズル114
とは、向い合う構造になっている(図13)。マイクロ
スイッチ117は、上ビット1aが逆転して、拡大刃3
が引っ込んだ状態になったことを知らせるためのもので
ある。
イクロスイッチを示す。長孔115両端の円筒軸11に
取付けられる。上ビット1aが正転すると、これに連結
しているガイド軸7がマイクロスイッチ116に当たっ
て、拡大刃3が外方へ突出し完了したことを地上オペレ
ータへ知らせるようになっている。信号発信して、地上
の操作パネルへ表示する。検出した電波信号は、円筒軸
11,スクリューロッド9の中空部内をとばして地上へ
ワイヤレスで送信する(図19)。ところで、拡大刃3
が外方へ突出し完了したとき、拡大刃3とノズル114
とは、向い合う構造になっている(図13)。マイクロ
スイッチ117は、上ビット1aが逆転して、拡大刃3
が引っ込んだ状態になったことを知らせるためのもので
ある。
【0037】ロ.拡大掘削装置の動作 基本的動作は、実施例2と略同様である。まず、スクリ
ューロッド9を正転させる。杭8内では、図12のごと
くであるが、杭下に拡大掘削装置が出ると、拡大補助刃
121が土圧抵抗を受け、開くようになる。斯る状態に
して、所望の深さまで掘削していく。拡大補助刃121
が開くことによって、略杭径の大きさの掘削孔が得られ
る(図18)。
ューロッド9を正転させる。杭8内では、図12のごと
くであるが、杭下に拡大掘削装置が出ると、拡大補助刃
121が土圧抵抗を受け、開くようになる。斯る状態に
して、所望の深さまで掘削していく。拡大補助刃121
が開くことによって、略杭径の大きさの掘削孔が得られ
る(図18)。
【0038】所定の深さまで到達したら、スクリューロ
ッド9の回転を止める。そして、拡大掘削装置全体を持
上げ、落下させる。すると、掘削刃13が新たな先端地
盤81へ突き刺さる。しかる後、スクリューロッド9を
逆転させる。下ビット1bの先端地盤81への食込みに
よって、上ビット1aのみが逆転する。上ビット1aの
逆転に伴い、上ビット1aに連結しているガイド軸7
が、リンク機構4’を介して拡大刃3を掘削羽根12の
外方へ突出すようになる(図19)。ガイド軸7が長孔
115の一端で係止するところまで上ビット1aのみが
逆転し、係止される地点で、拡大刃3は最大掘削径をと
る(図17)。この時、ガイド軸7はマイクロスイッチ
116に接触する。そして、マイクロスイッチ116が
働いて、拡大刃3が完全に外方に突出したことを円筒軸
11,スクリューロッド9の中空部を利用して送信す
る。
ッド9の回転を止める。そして、拡大掘削装置全体を持
上げ、落下させる。すると、掘削刃13が新たな先端地
盤81へ突き刺さる。しかる後、スクリューロッド9を
逆転させる。下ビット1bの先端地盤81への食込みに
よって、上ビット1aのみが逆転する。上ビット1aの
逆転に伴い、上ビット1aに連結しているガイド軸7
が、リンク機構4’を介して拡大刃3を掘削羽根12の
外方へ突出すようになる(図19)。ガイド軸7が長孔
115の一端で係止するところまで上ビット1aのみが
逆転し、係止される地点で、拡大刃3は最大掘削径をと
る(図17)。この時、ガイド軸7はマイクロスイッチ
116に接触する。そして、マイクロスイッチ116が
働いて、拡大刃3が完全に外方に突出したことを円筒軸
11,スクリューロッド9の中空部を利用して送信す
る。
【0039】更に、スクリューロッド9が逆転すると、
下ビット1bは抗しきれず、遂に上ビット1aに追動し
て下ビット1bも逆転するようになる。このまま、スク
リューロッド9を逆転させ、拡大掘削装置を上下動させ
ると、拡大球根部82を形成する(図19)。拡大補助
刃121によって、既に杭径程度の掘削穴が得られてい
るため、実施例1のごとくに比し、拡大刃3が掘削に要
する力は軽減される。
下ビット1bは抗しきれず、遂に上ビット1aに追動し
て下ビット1bも逆転するようになる。このまま、スク
リューロッド9を逆転させ、拡大掘削装置を上下動させ
ると、拡大球根部82を形成する(図19)。拡大補助
刃121によって、既に杭径程度の掘削穴が得られてい
るため、実施例1のごとくに比し、拡大刃3が掘削に要
する力は軽減される。
【0040】突出した拡大刃3によって支持地盤を拡大
掘削する一方で、セメントミルクが地上から送られる。
セメントミルクは、スクリューロッド9,上ビット1a
の円筒軸11,接続ジョイント6の貫通孔61,ノズル
114を経由して開口弁118から放出される。
掘削する一方で、セメントミルクが地上から送られる。
セメントミルクは、スクリューロッド9,上ビット1a
の円筒軸11,接続ジョイント6の貫通孔61,ノズル
114を経由して開口弁118から放出される。
【0041】所定の拡大球根部82を形成したところ
で、スクリューロッド9を正転に切替える。そうする
と、ガイド軸7が、リンク機構4’を介して拡大刃3を
掘削羽根12内に引っ込める。ここで、開口弁118の
方向は、突出し状態の拡大刃3に合わせているので、セ
メントミルク放出時に、拡大球根部82の築造に供した
拡大刃3を洗浄する作用も働いている。故に、たとえ拡
大刃3に掘削土等が固着していても、これを洗い流し、
拡大刃3を掘削羽根12内に容易にしまい込めれるよう
になっている。万一、上下ビット1a,1bが共回りし
ていることが地上の表示パネルで知らされれば、実施例
1と同様の操作を行う。
で、スクリューロッド9を正転に切替える。そうする
と、ガイド軸7が、リンク機構4’を介して拡大刃3を
掘削羽根12内に引っ込める。ここで、開口弁118の
方向は、突出し状態の拡大刃3に合わせているので、セ
メントミルク放出時に、拡大球根部82の築造に供した
拡大刃3を洗浄する作用も働いている。故に、たとえ拡
大刃3に掘削土等が固着していても、これを洗い流し、
拡大刃3を掘削羽根12内に容易にしまい込めれるよう
になっている。万一、上下ビット1a,1bが共回りし
ていることが地上の表示パネルで知らされれば、実施例
1と同様の操作を行う。
【0042】(3)実施例の効果 実施例1に係る拡大掘削装置を用いて埋込み杭工事を行
ったところ、リンク機構4によって拡大刃3を確実に突
出し、また引っ込めることができ、所望の拡大球根部8
2の形成をなし得た。更に、拡大刃3が、突出し状態に
あるのか、引っ込み状態にあるのか、地上の表示パネル
から見えたので、斯る確認方法が確立し、立合検査にあ
って適切な施工であることが判明した。加えて、拡大刃
3の位置情報をマイクロスイッチ551,561がキャ
ッチして地上に送信したが、根固め液が注入される円筒
軸11,スクリューロッド9等の中空部内を利用するの
で、障壁が存在せず、電波管理法の制限を受けることも
なく微弱電波の範囲内で行うことができた。
ったところ、リンク機構4によって拡大刃3を確実に突
出し、また引っ込めることができ、所望の拡大球根部8
2の形成をなし得た。更に、拡大刃3が、突出し状態に
あるのか、引っ込み状態にあるのか、地上の表示パネル
から見えたので、斯る確認方法が確立し、立合検査にあ
って適切な施工であることが判明した。加えて、拡大刃
3の位置情報をマイクロスイッチ551,561がキャ
ッチして地上に送信したが、根固め液が注入される円筒
軸11,スクリューロッド9等の中空部内を利用するの
で、障壁が存在せず、電波管理法の制限を受けることも
なく微弱電波の範囲内で行うことができた。
【0043】また、実施例2,3で、拡大補助刃121
を設けた拡大掘削装置によれば、フリクションカッター
83で土壁を崩しながら掘削する必要もなく、従来の掘
削工法を進める過程で、拡大補助刃121によって杭径
程度の掘削エリアを削り採ってしまうことができた。拡
大刃3に全ての拡大球根部82の掘削を依存せず、拡大
刃に加わる負荷を低減させたので、スクリューロッド9
の回転駆動源を小さくでき、また、円滑に工事をなし得
ることができた。
を設けた拡大掘削装置によれば、フリクションカッター
83で土壁を崩しながら掘削する必要もなく、従来の掘
削工法を進める過程で、拡大補助刃121によって杭径
程度の掘削エリアを削り採ってしまうことができた。拡
大刃3に全ての拡大球根部82の掘削を依存せず、拡大
刃に加わる負荷を低減させたので、スクリューロッド9
の回転駆動源を小さくでき、また、円滑に工事をなし得
ることができた。
【0044】実施例3では、実施例1,2の効果を確保
しながら、構成部品であったボルト113がなくなった
ので、一旦組み立ると、分解が極めて困難な実施例1,
2に比し、組立て,分解が容易になった。そして、突片
41,止片56等の部品も不要になったので、構造がシ
ンプルになった。従って、小さな杭(例えば500mm
φ程度)のものまで拡大掘削装置Aの製作が可能にな
り、本発明の装置を用いた埋め込み杭工法の適用範囲が
広がった。更に、拡大球根部82を形成した後、下ビッ
ト1bを左回転させて、拡大刃3を閉じるとき、事前
に、開口弁118からセメントミルク等の水溶液が拡大
刃3についた付着土石を吹き飛ばしているので、閉じ易
くなっている。
しながら、構成部品であったボルト113がなくなった
ので、一旦組み立ると、分解が極めて困難な実施例1,
2に比し、組立て,分解が容易になった。そして、突片
41,止片56等の部品も不要になったので、構造がシ
ンプルになった。従って、小さな杭(例えば500mm
φ程度)のものまで拡大掘削装置Aの製作が可能にな
り、本発明の装置を用いた埋め込み杭工法の適用範囲が
広がった。更に、拡大球根部82を形成した後、下ビッ
ト1bを左回転させて、拡大刃3を閉じるとき、事前
に、開口弁118からセメントミルク等の水溶液が拡大
刃3についた付着土石を吹き飛ばしているので、閉じ易
くなっている。
【0045】尚、本発明においては、前記具体的実施例
に示すものに限らず、目的,用途に応じて本発明の範囲
内で種々変更できる。例えば、本発明の拡大掘削装置を
プレボーリング先端拡大根固め工法に用いてもよい。拡
大刃3の個数は実施例に限定するものではない。
に示すものに限らず、目的,用途に応じて本発明の範囲
内で種々変更できる。例えば、本発明の拡大掘削装置を
プレボーリング先端拡大根固め工法に用いてもよい。拡
大刃3の個数は実施例に限定するものではない。
【0046】実施例1では、上ビット1aの円筒軸11
に形成した突片41を下ビット1bに設けたストッパ5
5が係止する構造になっているが、これに代えて、下ビ
ット1bの円筒軸11に形成した突片41を上ビット1
aに設けたストッパ55が係止する構成としてもよい。
実施例3においては、接続ジョイント6を上ビット1a
に固定すると共に、下ビット1bの円筒軸11側面に形
成された長孔115にガイド軸7を遊挿し、且つ接続ジ
ョイント6にこのガイド軸7を螺着する構成をとること
で、長孔115が接続ジョイント6の回動範囲を制限す
るようにしているが、これに代え、接続ジョイント6を
下ビット1bに固着すると共に、上ビット1aに円筒軸
11側面に長孔115を形成し、この長孔115へガイ
ド軸7を遊挿し、且つ接続ジョイント6にガイド軸7を
螺着する構成をとって、長孔115が接続ジョイント6
の回動範囲を制限するようにしてもよい。
に形成した突片41を下ビット1bに設けたストッパ5
5が係止する構造になっているが、これに代えて、下ビ
ット1bの円筒軸11に形成した突片41を上ビット1
aに設けたストッパ55が係止する構成としてもよい。
実施例3においては、接続ジョイント6を上ビット1a
に固定すると共に、下ビット1bの円筒軸11側面に形
成された長孔115にガイド軸7を遊挿し、且つ接続ジ
ョイント6にこのガイド軸7を螺着する構成をとること
で、長孔115が接続ジョイント6の回動範囲を制限す
るようにしているが、これに代え、接続ジョイント6を
下ビット1bに固着すると共に、上ビット1aに円筒軸
11側面に長孔115を形成し、この長孔115へガイ
ド軸7を遊挿し、且つ接続ジョイント6にガイド軸7を
螺着する構成をとって、長孔115が接続ジョイント6
の回動範囲を制限するようにしてもよい。
【0047】本実施例では、拡大刃3は、下ビット1b
に取付けている。削底付近まで拡大球根部82を築造で
きるからである。但し、下ビット1bの高さに比べ、拡
大球根部82が高くなる場合は、拡大刃3を上ビット1
aに取付けてもよい。拡大球根部82は、削底付近は形
成されず、先端支持力を発現させる効果は落ちるが、そ
の影響は小さくなるからである。
に取付けている。削底付近まで拡大球根部82を築造で
きるからである。但し、下ビット1bの高さに比べ、拡
大球根部82が高くなる場合は、拡大刃3を上ビット1
aに取付けてもよい。拡大球根部82は、削底付近は形
成されず、先端支持力を発現させる効果は落ちるが、そ
の影響は小さくなるからである。
【0048】また、マイクロスイッチ551,561
は、リミット方式の他、磁力等を利用できる。マイクロ
スイッチ551,561の取付け位置は、ストッパ5
5,止片56に限らず、上下ビット1a,1b,中空ジ
ョイント2,リング機構4のいずれかの場所であればよ
く、突片41を止片56が係止する時点で働きさえすれ
ばよい。同様に、マイクロスイッチ116,117の取
付け位置は、円筒軸11に限定するものでなく、上下ビ
ット1a,1b,接続ジョイント6,ガイド軸7,リン
グ機構4’のいずれかにあればよい。
は、リミット方式の他、磁力等を利用できる。マイクロ
スイッチ551,561の取付け位置は、ストッパ5
5,止片56に限らず、上下ビット1a,1b,中空ジ
ョイント2,リング機構4のいずれかの場所であればよ
く、突片41を止片56が係止する時点で働きさえすれ
ばよい。同様に、マイクロスイッチ116,117の取
付け位置は、円筒軸11に限定するものでなく、上下ビ
ット1a,1b,接続ジョイント6,ガイド軸7,リン
グ機構4’のいずれかにあればよい。
【0049】地上の表示パネルへの伝送は電波に限定せ
ず、赤外線等を用いるワイヤレス、更には配線を敷設し
てもよい。地上オペレータの操作パネルへの表示は、視
覚表示のみならず聴覚表示等も含む。
ず、赤外線等を用いるワイヤレス、更には配線を敷設し
てもよい。地上オペレータの操作パネルへの表示は、視
覚表示のみならず聴覚表示等も含む。
【0050】
【発明の効果】以上のごとく本発明の拡大掘削装置を用
いれば、杭先端部に球根部を造るに際し、拡大刃を確実
に突出さしめ、且つ拡大球根部を形成後、拡大刃を元の
状態に確実に引っ込める機構になっているだけでなく、
地上からこれを確認できるシステムを確立しているの
で、作業能率の向上、施工管理の質的向上に多大な効を
奏する。
いれば、杭先端部に球根部を造るに際し、拡大刃を確実
に突出さしめ、且つ拡大球根部を形成後、拡大刃を元の
状態に確実に引っ込める機構になっているだけでなく、
地上からこれを確認できるシステムを確立しているの
で、作業能率の向上、施工管理の質的向上に多大な効を
奏する。
【図1】実施例1の拡大掘削装置の正面図である。
【図2】図1のXーX線断面図である。
【図3】図2で拡大刃が突出した状態を示す説明断面図
である。
である。
【図4】図1のリンク機構周りの拡大図である。
【図5】実施例1で中空ジョイントの拡大斜視図であ
る。
る。
【図6】実施例1で上下ビットとストッパとの取付け状
態を示す拡大図である。
態を示す拡大図である。
【図7】実施例1の拡大掘削装置で削底まで掘削ビット
で掘削した状態説明図である。
で掘削した状態説明図である。
【図8】実施例1で掘削刃が新たな先端地盤に突き刺さ
った状態説明図である。
った状態説明図である。
【図9】実施例1で拡大刃を突出した拡大掘削装置の状
態説明図である。
態説明図である。
【図10】実施例2の拡大掘削装置の正面図である。
【図11】実施例2の拡大掘削装置で削底まで掘削ビッ
トで掘削した状態説明図である。
トで掘削した状態説明図である。
【図12】実施例3の拡大掘削装置の正面図である。
【図13】図12のリンク機構周りの拡大図である。
【図14】実施例3の接続ジョイント周りの分解正面図
である。
である。
【図15】実施例3の接続ジョイント周りの分解平面図
である。
である。
【図16】図12のYーY線断面図である。
【図17】図16で拡大刃が突出した状態を示す説明断
面図である。
面図である。
【図18】実施例3の拡大掘削装置で削底まで掘削ビッ
トで掘削した状態説明図である。
トで掘削した状態説明図である。
【図19】実施例1で拡大刃を突出した拡大掘削装置の
状態説明図である。
状態説明図である。
1 掘削ビット 11 円筒軸 115 長孔 116 マイクロスイッチ 117 マイクロスイッチ 12 掘削羽根 121 拡大補助刃 122 支軸 13 掘削刃 1a 上ビット 1b 下ビット 2 中空ジョイント 3 拡大刃 31 ブラケット 32 支軸 4 リンク機構 4’ リンク機構 41 突片 55 ストッパ 551 マイクロスイッチ 55 ストッパ 56 止片 561 マイクロスイッチ 57 止片 6 接続ジョイント 7 ガイド軸 9 スクリューロッド A 拡大掘削装置
Claims (5)
- 【請求項1】 円筒軸周りに掘削羽根を設け、且つ該掘
削羽根下端に掘削刃を形成した掘削ビット(1)を横断
するよう二分割してなる上下ビット(1a),(1b)
と、上ビットと下ビットとを互いに回転自在に接合する
中空ジョイント(2)と、上ビット又は下ビットのブラ
ケットに設けた支軸に回転自在に取付けられる拡大刃
(3)と、上ビットの回動により該拡大刃が揺動するよ
う上ビットと下ビットのうちの一つと拡大刃とを連結す
るリンク機構(4)とを備え、 上ビットが正回転すると、上ビットと下ビットのうちの
一方に形成した突片を上ビットと下ビットのうちの他方
に設けたストッパが係止して上下ビットが分割前の掘削
羽根形状を保持し、上記リンク機構が拡大刃を掘削羽根
内に強制収納する一方、上ビットが逆回転すると、該リ
ンク機構で拡大刃が掘削羽根の外方に突出し、且つ突出
し状態が保たれるよう突片と拡大刃のうち少なくとも一
つを係止する止片を配置してなることを特徴とする拡大
掘削装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載するものにおいて、上下
ビット,中空ジョイント,リンク機構,止片のうち少な
くとも一つにマイクロスイッチを設け、上ビットが正回
転し、止片が突片を係止する時点で、該マイクロスイッ
チを働かせ、拡大刃の突出しが完了したことを円筒軸,
スクリューロッドの中空部内を介して地上へ送信するよ
うに構成したことを特徴とする拡大掘削装置。 - 【請求項3】 円筒軸周りに掘削羽根を設け、且つ該掘
削羽根下端に掘削刃を形成した掘削ビット(1)を横断
するよう二分割してなる上下ビット(1a),(1b)
と、上ビットと下ビットとを互いに回転自在に接合する
接続ジョイント(6)と、上ビット又は下ビットの円筒
軸側面に形成された長孔に遊挿して、接続ジョイントに
固着され、該長孔によって上記接続ジョイントの回動範
囲を制限するようにしたガイド軸(7)と、上ビット又
は下ビットのブラケットに設けた支軸に回転自在に取付
けられる拡大刃(3)と、上ビットの回動により該拡大
刃が揺動するよう上記ガイド軸と拡大刃とを連結するリ
ンク機構(4’)とを備え、 上ビットが正回転すると、ガイド軸が上記長孔の一端で
係止されることにより、上下ビットが分割前の掘削羽根
形状を保持し、上記リンク機構が拡大刃を掘削羽根内に
強制収納する一方、上ビットが逆回転すると、該リンク
機構で拡大刃が掘削羽根の外方に突出し、突出し状態を
保持すべくガイド軸が長孔の他端で係止されるように構
成したことを特徴とする拡大掘削装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載するものにおいて、上下
ビット,接続ジョイント,ガイド軸,リンク機構のうち
少なくとも一つにマイクロスイッチを設け、上ビットの
正回転によりガイド軸が長孔の一端で係止される時点
で、該マイクロスイッチを働かせ、拡大刃の突出しが完
了したことを円筒軸,スクリューロッドの中空部内を介
して地上へ送信するように構成したことを特徴とする拡
大掘削装置。 - 【請求項5】 請求項1又は3に記載するものにおい
て、掘削羽根の外周縁寄りに設けた支軸に拡大補助刃が
支持されるようにしたことを特徴とする拡大掘削装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05473193A JP3222973B2 (ja) | 1992-11-25 | 1993-02-21 | 拡大掘削装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33973992 | 1992-11-25 | ||
| JP4-339739 | 1992-11-25 | ||
| JP05473193A JP3222973B2 (ja) | 1992-11-25 | 1993-02-21 | 拡大掘削装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06212873A true JPH06212873A (ja) | 1994-08-02 |
| JP3222973B2 JP3222973B2 (ja) | 2001-10-29 |
Family
ID=26395541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05473193A Expired - Fee Related JP3222973B2 (ja) | 1992-11-25 | 1993-02-21 | 拡大掘削装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3222973B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001032662A (ja) * | 1999-07-21 | 2001-02-06 | Asahi Kiso Kk | アースオーガ |
| US7591329B2 (en) * | 2005-07-28 | 2009-09-22 | Compagnie Du Sol | Auger with a movable gouge for making a borehole |
| JP2010255371A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Japan Pile Corp | 掘削装置 |
| KR102626090B1 (ko) * | 2022-07-14 | 2024-01-17 | 유정식 | 루프 강관 여굴 감소형 굴진 장치 및 이를 이용한 파이프 루프 시공 공법 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102578068B1 (ko) * | 2023-01-30 | 2023-09-14 | 김태성 | 오거 스크류용 확장형 굴착비트 |
-
1993
- 1993-02-21 JP JP05473193A patent/JP3222973B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001032662A (ja) * | 1999-07-21 | 2001-02-06 | Asahi Kiso Kk | アースオーガ |
| US7591329B2 (en) * | 2005-07-28 | 2009-09-22 | Compagnie Du Sol | Auger with a movable gouge for making a borehole |
| KR101355053B1 (ko) * | 2005-07-28 | 2014-01-24 | 꽁빠니 뒤 솔 | 시추공을 형성하기 위한 이동가능 가우지를 갖춘 오거 |
| JP2010255371A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Japan Pile Corp | 掘削装置 |
| KR102626090B1 (ko) * | 2022-07-14 | 2024-01-17 | 유정식 | 루프 강관 여굴 감소형 굴진 장치 및 이를 이용한 파이프 루프 시공 공법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3222973B2 (ja) | 2001-10-29 |
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|---|---|---|---|
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