JPH0925779A - 2段拡大ヘッド - Google Patents
2段拡大ヘッドInfo
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Landscapes
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- Piles And Underground Anchors (AREA)
Abstract
り拡大根固め工法の掘削に用いる2段拡大ヘッドを提供
する。 【解決手段】スパイラルオーガ8の先端に取着されるロ
ッド1と、軸受用通孔10がそれぞれに形成されている鍔
部6と、鍔部の下方にてロッドに対して回動する事なく
ロッドの軸方向にスライド自在に取着され、軸受用通孔
に支持軸3が取着されたスライド筒部12と、鍔部とスラ
イド筒部との間に配設され、且つ支持軸3に回動自在に
支持されて拡閉する拡大羽根4と、鍔部の下面に形成さ
れ、スライド筒部が鍔部側に近接した時に拡大羽根4の
上面の被係合部4aが係合して拡大羽根を半開状態に保持
する半開係合部6aと、スライド筒部12の上面に形成さ
れ、スライド筒部が鍔部から離間した時に拡大羽根の下
面の被係合部4bが係合して拡大羽根を全開状態に保持す
る全開係合部12aとで構成されている。
Description
一種である中掘り拡大根固め工法の掘削に用いる2段拡
大ヘッドに関するものである。
の公害防止の観点から打ち込み工法に代わり、各種の低
公害工法が一般に開発されている。低公害工法には大別
すれば低公害打ち込み工法と埋込み工法に分類されてい
る。従来は、建築基準法施工令第93条の規定に基づい
て、昭和53年建設省告示第1623号に示された杭
(パイルとも言う)の埋込み工法の一種であるプレボー
リングによるセメントミルク工法(プレボーリング根固
め工法)のスパイラルオーガの先端に装着される掘削ヘ
ッドの掘削刃が開閉運動しない構造のものが採用されて
いた。
は始めに、地盤中にスパイラルオーガで、使用する杭の
杭径より少し大きい掘削孔を開けるので、スパイラルオ
ーガの先端に装着される掘削ヘッドの掘削刃は開閉運動
しなくとも、十分にその使用用途を達成する事ができて
いた。ただ、セメントミルク工法は中掘り根固め工法に
比べ、騒音や振動はやや高く、残土も多い事から、中掘
り根固め工法の方が低公害工法に有利という事で、現在
ではこの工法が都会で採用される事が多くなっている。
ッド(B)として図15,16に示すような1段拡大型の
ものが提案された。即ち、従来の1段拡大ヘッド(B)は
図に示すように、ロッド(1)の上端には平面形状が長方
形の外鍔(9)が形成されており、外鍔(9)の下方において
二条のスクリュ(2)がロッド(1)の周囲に形成されてい
る。スクリュ(2)の下端には硬い掘削ビット(13a)付きの
掘削金具(13)がロッド(1)と平行に突設されている。
ーガ(8)の下端に挿入・固着されている細径装着軸部(1
a)が設けられており、前記外鍔(9)の両端にはロッド(1)
の中心軸に対して点対称に形成された羽根取付溝(7)が
凹設されており、支持軸(3)によって1段拡大羽根(4)の
後端部が回動自在に枢着されている。
装着された1段拡大ヘッド(B)を正転(時計回り)させ
る事により、1段拡大ヘッド(B)の拡大羽根(4)が開いて
その先端に装着された掘削金具(13)により既製杭(18)の
先端部分の地盤{非支持層(16)}を貫通し支持層(図示
せず)の上部まで掘削する。この掘削と共にスパイラル
オーガ(8)が挿入されている既製杭(18)を掘削部分に押
し込んで行く。非支持層(16)より硬い地盤である支持層
(図示せず)の上層部を十分に掘削して球根用の空洞部
(図示せず)を形成すると、スパイラルオーガ(8)を逆
転させて拡大羽根(4)を閉じ、且つ根固め材(図示せ
ず)を前記球根用空洞部(図示せず)に噴出し、続いて
スパイラルオーガ(8)を前記空洞部と既製杭(18)との間
を上下反復運動させ、根固め材と周囲の土砂や砂礫など
との撹拌を行い、根固め材の掘削部分への前記根固め材
と土砂の撹拌部材の充填・緻密化を図る。これにより、
既製杭(18)の埋入先端の空洞部に球根用のブロック(図
示せず)が形成されることになる。最後に、スパイラル
オーガ(8)の回転を停止させ、根固め材(5)を噴出しつつ
1段拡大ヘッド(B)全体を既製杭(18)の中空部(18a)内を
引き上げる。
羽根(4)は、閉じるか開くかの1段切替のみであるた
め、開いた時の拡大羽根(4)の直径を既製杭(18)より大
きくする事ができず(換言すれば、開いた時の拡大羽根
(4)の直径を既製杭(18)より大きくすると、掘削孔の直
径が大きくなって掘削量が増し、掘削残土の排出量が増
加することになるため。)、その結果、球根形成部分の
空洞部の直径と既製杭(18)との直径とがほぼ同じであっ
て球根部分で既製杭(18)の先端部を包み込むというよう
にならず、支持強度が小さいという問題点があった。
ば、下記のようになる。
拡大羽根を掘削作業中に2段に拡大できるようにする事
により、非支持層の掘削にあっては既製杭とほぼ同じ
直径にて埋入先端の地盤を効率よく且つ残土の発生を最
小限にして掘削する事が出来、非支持層の下部から支
持層の上部にかけての球根形成部分では既設杭より太径
にて掘削し、根固めブロックで既設杭の下部を包み込む
ようにして既設杭の支持強度を格段に向上させるように
する事にある。
の2段拡大ヘッド(A)は『スパイラルオーガ(8)の先端に
取着されるロッド(1)と、ロッド(1)の両側面から突設さ
れ、軸受用通孔(10)がそれぞれに形成されている鍔部
(6)と、鍔部(6)の下方にてロッド(1)に対して回動する
事なくロッド(1)の軸方向にスライド自在に取着され、
前記軸受用通孔(10)にスライド自在に挿通される支持軸
(3)が取着されたスライド筒部(12)と、鍔部(6)とスライ
ド筒部(12)との間に配設され、且つ前記支持軸(3)に回
動自在に支持されて拡閉する拡大羽根(4)と、鍔部(6)の
下面に形成され、スライド筒部(12)が鍔部(6)側に近接
した時に拡大羽根(4)の上面の被係合部(4a)が係合して
拡大羽根を半開状態に保持する半開係合部(6a)と、スラ
イド筒部(12)の上面に形成され、スライド筒部(12)が鍔
部(6)から離間した時に拡大羽根(4)の下面の被係合部(4
b)が係合して拡大羽根(4)を全開状態に保持する全開係
合部(12a)とで構成されている』事を特徴とする。
にスパイラルオーガ(8)が挿通され且つその先端に2段
拡大ヘッド(A)が装着されているが、スパイラルオーガ
(8)を正転(時計回り)させる事によって2段拡大ヘッ
ド(A)の拡大羽根(4)の上面の被係合部(4a)が鍔部(6)の
下面の半開係合部(6a)に係合して拡大羽根(4)を半開に
保持し、この状態で柔らかい地盤の非支持層(16)を既設
杭(18)とほぼ同じ直径にて掘削して行く。硬い支持層(1
7)近くになって球根用の空洞部(20)の掘削に切り替わる
のであるが、スパイラルオーガ(8)を停止させた後、ス
パイラルオーガ(8)を若干引き上げる。これにより半開
の拡大羽根(4)の上面は既製杭(18)の下面に係合するの
で、スパイラルオーガ(8)を若干引き上げた時、拡大羽
根(4)と、拡大羽根(4)の下方に配設されているスライド
筒部(12)を残して鍔部(6)が突設されているロッド(1)が
引き上げられ、拡大羽根(4)の上面と鍔部(6)の下面との
間に間隙(h)が生じ、拡大羽根(4)の上面の被係合部(4a)
が鍔部(6)の半開係合部(6a)から離脱する。この状態で
再度スパイラルオーガ(8)を若干正転させると拡大羽根
(4)だけは空洞部(20)内の掘削土に接触して移動せず、
ロッド(1)がスパイラルオーガ(8)と共に回転する。同時
にスライド筒部(12)はロッド(1)に対してスライドする
が回転しないので、ロッド(1)と共に回転する。その結
果、スライド筒部(12)の上面を滑って全開係合部(12a)
に拡大羽根(4)の下面の被係合部(4b)が係合し、前記係
合したところで全開状態となり、再度正転させる事によ
って非支持層(16)の下部を掘削貫通し、より硬い土砂地
盤である支持層(17)の上部まで掘削する。この掘削で
は、拡大羽根(4)を全開状態に開いているために、既設
杭(18)より直径の大きい空洞部(20)が得られる。
と根固め材(5)を注入し、これと同時にスパイラルオー
ガ(8)を逆転させて拡大羽根(4)を閉じ、空洞部(20)から
既製杭(18)の中空部(18a)にかけて2段拡大ヘッド(A)を
上下させて根固め材(5)を前記空洞部(20)に充填し、最
後にスパイラルオーガ(8)を、拡大羽根(4)を閉じた状態
にして2段拡大ヘッド(A)を既製杭(18)の中空部(18a)か
ら抜く。上記一連の作業により、柔らかい地盤である非
支持層(16)の底部から硬い地盤の支持層(17)の上層部に
かけての部分に球根ブロック(19)が形成され、この球根
ブロック(19)に既製杭(18)の先端部分が包み込まれた形
となり、既製杭(18)の強固な支持を図る事ができる。
ラルオーガ(8)の先端に取着されるロッド(1)と、ロッド
(1)の両側面から突設され、軸受用通孔(10)がそれぞれ
に形成されている鍔部(6)と、鍔部(6)の下方にてロッド
(1)に対して回動する事なくロッド(1)の軸方向にスライ
ド自在に取着され、前記軸受用通孔(10)にスライド自在
に挿通される支持軸(3)が取着されたスライド筒部(12)
と、鍔部(6)とスライド筒部(12)との間に配設され、且
つ前記支持軸(3)に回動自在に支持されて拡閉する拡大
羽根(4)と、鍔部(6)の下面に形成され、スライド筒部(1
2)が鍔部(6)側に近接した時に拡大羽根(4)の上面の被係
合部(4a)が係合して拡大羽根を半開状態に保持する半開
係合部(6a)と、スライド筒部(12)の上面に形成され、ス
ライド筒部(12)が鍔部(6)から離間した時に拡大羽根(4)
の下面の被係合部(4b)が係合して拡大羽根(4)を全開状
態に保持する全開係合部(12a)と、拡大羽根(4)の下方に
てロッド(1)の外周に螺旋状に巻設されているスクリュ
(2)とで構成されている』事を特徴とする
クリュ(2)にてロッド(1)直下の地盤及びその周囲を掘削
し、拡大羽根(4)を開くと前記スクリュ(2)にて掘削した
部分の周囲の地盤を更に掘削して行くことになるので、
球根部分空洞部(20)の掘削をより迅速に行うことができ
るものである。
る。本発明に係る2段拡大ヘッド(A)の断面は図5、9
に示す通りで、ロッド(1)は、下端に根固め材吐出孔(2
2)が開孔している中空体であり、ロッド(1)の上端部分
は細径に形成されていて、この部分が装着軸部(1a)とな
っており、この装着軸部(1a)がスパイラルオーガ(8)の
下端に挿入されて固着される事になる。装着軸部(1a)は
図4から分かるように断面六角形に形成されており、ス
パイラルオーガ(8)の下端の六角形断面を持つ取着孔(8
a)に嵌まり込むようになっている。(15)は装着軸部(1a)
を取着孔(8a)に固着するための固定ピンである。
設されており、前記鍔部(6)に軸受用通孔(10)がそれぞ
れに形成されている。鍔部(6)の下面は段状に切落され
て半開係合部(6a)が形成されている。ロッド(1)の鍔部
(6)から下方に突出している部分は六角柱(勿論、四角
柱その他異形断面で後述するスライド筒部(12)がスライ
ドするが回転しないようになっていればよい。)状に形
成されており、この部分をスライド柱部(1c)とする。
体で(中空部(1f)はスパイラルオーガ(8)の中空孔(8b)
に連通している。)、根固め材吐出孔(22)が底部に開口
している。前記根固め吐出孔(22)は、根固め材(5)を始
めとして、圧縮空気、圧縮水も噴出する事ができる。
(なお、圧縮空気を圧入することにより、掘削された土
砂を既設杭(18)の中空部(18a)から排出するものであ
り、圧縮水は掘削地盤が硬い場合に注入して掘削し易く
するためのものである。)
c)が突設されているが、このスライド柱部(1c)がスライ
ド筒部(12)に穿設された六角形のスライド孔(12b)にス
ライド自在に挿通されている。この場合スライド柱部(1
c)及びスライド孔(12b)が六角形(勿論、六角形に限ら
れず、異形であればよい。)であるので、軸方向にスラ
イドするが回転はしない。従って、ロッド(1)に対して
はスライドするが共に回転する事になる。スライド筒部
(12)の上部には下鍔(12c)が鍔部(6)と同方向に突設され
ている。下鍔(12c)の外形形状は鍔部(6)ほぼ同一の小判
型で、下鍔(12c)の上面は段状に形成されていて全開係
合部(12a)が形成されている。この全開係合部(12a)の位
置は図4から分かるように、拡大羽根(4)の拡開方向に
対して後方に形成されており、最初に半開係合部(6a)に
拡大羽根(4)が係合し、次に全開係合部(12c)に係合する
ようになっている。前記下鍔(12c)には支持軸(3)が固定
・立設されており、拡大羽根(4)の回動孔(4c)、鍔部(6)
に穿設された軸受用通孔(10)に挿通されている。
大羽根(4)が配設されており、前述のように支持軸(3)が
拡大羽根(4)の回動孔(4c)に挿通されており、拡大羽根
(4)が支持軸(3)の回りに回動するようになっている。前
記支持軸(3)は固定式でもよいが、挿脱自在としてもよ
く、その場合は支持軸(3)を抜く事により、拡大羽根(4)
を取り替える事ができる。拡大羽根(4)は図4から分か
るように、略く字形のもので、一端に前記回動孔(4c)が
穿設されており、その外周が回動孔(4c)に合わせて丸く
形成されており、他端は掘削端となるために鋭角に形成
されており、更に必要に応じて硬い掘削爪(4d)が先端か
ら下方に向けて突設されている。
下方に突出しているために、スパイラルオーガ(8)を正
転させて拡大羽根(4)を回転させると柔らかい非支持層
(16)は勿論、硬い支持層(17)の地盤でも掘削爪(4d)が容
易に侵入して掘削して行く事ができるものである。ま
た、通常、硬い土砂で構成される支持層(17)の掘り込み
深さ(=空洞部(20))は、既製杭(18)の外径の少なくと
も3.0倍以上とする必要がある。また既製杭(18)の支
持層(17)内への挿入量は、少なくとも既製杭(18)の外径
以上としなければならない。
がリベット(21)にて固定されており、この下部筒体(1d)
の外周には二条(数は二条に限られず、当然一条以上で
もよいし3条以上でもよい。)のスクリュ(2)が螺旋状
に形成されている。スクリュ(2)の下端には硬いスクリ
ュ爪(2a)が取り付けられている。スクリュ爪(2a)の先端
は掘削し易いように鑿状に形成されている。
段拡大ヘッド(A)の中掘り拡大根固め工法の一実施例の
施行例を示す断面図であり、図2〜14は各段階の2段
拡大ヘッド(A)の状態を示す正面図、側面図、断面図及
び斜視図であり、これらに従って本発明の作用を説明す
る。(18)は中空の既製杭で、その中空部(18a)にスパイ
ラルオーガ(8)が挿通され、このスパイラルオーガ(8)の
先端には2段拡大ヘッド(A)が装着されている。地面か
ら硬い支持層(17)に到達するまでの非支持層(16)を掘削
して行く場合には、図1(a)又は図2に示すように、2
段拡大ヘッド(A)の拡大羽根(4)を半開状態にし、スパイ
ラルオーガ(8)を正転させ、既設杭(18)のほぼ直径に合
わせて掘削して行く。この時、掘削孔の中心部分は下部
筒体(1d)に螺着されたスクリュ(2)のスクリュ爪(2a)に
て掘削して行き、周辺部分は半開となった拡大羽根(4)
の先端の掘削爪(4d)にて前述のように既設杭(18)とほぼ
同一直径で非支持層(16)を穿孔して行く事になる。そし
てスパイラルオーガ(8)が挿入されている既製杭(18)
は、掘削と共に掘削部分に押し込まれていく事になる。
非支持層(16)の地盤は支持層(17)に比べて柔らかく、既
製杭(18)を支持する事ができない。従って、掘削は硬い
土砂の支持層(17)の上層部まで行われる事になる。
と、これを検知して拡大羽根(4)を全開にし、その掘削
径を拡大して支持層(17)の上層部まで掘りすすむ事にな
る。ここで、拡大羽根(4)を半開にして掘削する場合の
拡大羽根(4)とロッド(1)との関係を説明する。図4に示
すように拡大羽根(4)の上面に形成された被係合部(4a)
は鍔部(6)の下面に形成された半開係合部(6a)に係合
し、半開状態が保持されている。この場合図2、3から
示されるように掘削にて形成された空洞部(20)内に存在
する掘削によって生じた土砂が拡大羽根(4)及びスライ
ド筒部(12)を押し上げ、鍔部(6)と下鍔(12c)とで拡大羽
根(4)の枢着端を挟みつけ、前述の半開係合状態を保持
するようになっている。従って、この場合は下部筒体(1
d)の上面とスライド筒体(12)の下面との間には(H)の隙
間が生じている。また、前述のようにスライド筒体(12)
が空洞部(20)内の土圧によって押し上げられているの
で、下鍔(12c)に立設された支持軸(3)は軸受用通孔(10)
の上端まで押し込まれている。このように拡大羽根(4)
を半開状態にしてスパイラルオーガ(8)を正転させると
拡大羽根(4)はその上面被係合部(4a)が鍔部(6)の下面の
半開係合部(6a)に係合した状態を保ってスパイラルオー
ガ(8)と共に半開状態で回転して掘削する事になる。
近傍の非支持層(16)の下部まで掘り進んでいる状態(こ
の場合、2段拡大ヘッド(A)の先端部は支持層(17)に到
達している。)で、この時点から拡大羽根(4)を全開状
態にして正転にて掘削して行くことになる。図1(c)
は、非支持層(16)の下部を貫通して支持層(17)の上層部
に突入した場合の断面図で、拡大羽根(4)を大きく開い
た状態で掘削が続けられ、スパイラルオーガ(8)を正転
させて非支持層(16)の下部から支持層(17)の上層部を十
分に掘削して既設杭(18)の外径より太径の球根用の空洞
部(20)を形成する。
態から全開状態にする場合を図6〜9及び図14に従っ
て説明する。前段階{図1(a)}では拡大羽根(4)の上面
被係合部(4a)が鍔部(6a)の下面の半開係合部(6a)に係合
して半開状態になっているが、スパイラルオーガ(8)を
この状態から一旦停止させ、続いてスパイラルオーガ
(8)を若干引き上げる。これにより半開の拡大羽根(4)の
上面は既製杭(18)の下面に係合するので、スパイラルオ
ーガ(8)を引き上げた時、拡大羽根(4)と、拡大羽根(4)
の下方に配設されているスライド筒部(12)を残して鍔部
(6)が突設されているロッド(1)が引き上げられ、拡大羽
根(4)の上面と鍔部(6)の下面との間に間隙(h)が生じ、
拡大羽根(4)の上面の被係合部(4a)が鍔部(6)の半開係合
部(6a)から離脱する。この状態で再度スパイラルオーガ
(8)を正転させると拡大羽根(4)だけが空洞部(20)内の掘
削土に接触して移動せず、ロッド(1)がスパイラルオー
ガ(8)と共に回転する。
してスライドするが回転しないので、ロッド(1)と共に
回転する。その結果、スライド筒部(12)の上面の全開係
合部(12a)に拡大羽根(4)の下面の被係合部(4b)が係合
し、全開状態となり、その状態で正転させる事によって
非支持層(16)の下部を掘削貫通し、より硬い土砂地盤で
ある支持層(17)の上部まで掘削して行く。この掘削で
は、拡大羽根(4)を全開状態に開いているために、既設
杭(18)より直径の大きい空洞部(20)が得られる(図1
(c))。
と根固め材(5)を注入し、これと同時にスパイラルオー
ガ(8)を逆転させて拡大羽根(4)を閉じ、空洞部(20)から
既製杭(18)の中空部(18a)にかけて2段拡大ヘッド(A)を
上下させて根固め材(5)を前記空洞部(20)に充填しつつ
根固め材(5)と周囲の土砂との撹拌を行い、掘削部分へ
の前記撹拌部材の充填・緻密化を図る(図1(d))、次
に既製杭(18)を所定深さまで打ち込み(図1(e))、最
後にスパイラルオーガ(8)を、拡大羽根(4)を閉じた状態
にして2段拡大ヘッド(A)を既製杭(18)の中空部(18a)か
ら抜く(図1(f))。これにより、既製杭(18)の埋入先
端の空洞部(20)に球根用のブロック(19)が形成される。
前記図1(e)では、スパイラルオーガ(8)の回転を停止さ
せ、根固め材(5)を噴出しつつ前述の作用にて拡大羽根
(4)を閉じ、2段拡大ヘッド(A)全体を既製杭(18)の中空
部(18a)内を引き上げるが、2段拡大ヘッド(A)の引き上
げによって支持層(17)の掘削部分内の根固め材(5)が断
裂しないようにする事が重要である。
杭(18)から抜き出し、且つ既製杭(18)の埋入先端に球根
ブロック(19)が固着形成されている状態を示す断面図で
ある。上記一連の作業により、柔らかい地盤である非支
持層(16)の底部から硬い地盤の支持層(17)の上層部にか
けての部分に球根ブロック(19)が形成され、この球根ブ
ロック(19)に既製杭(18)の先端部分が包み込まれた形と
なり、既製杭(18)の強固な支持を図る事ができる。
態から閉じた状態に切り替える場合を図10〜12に従
って説明する。球根用空洞部(20)の掘削が完了すると、
スパイラルオーガ(8)を逆転させる{図1(d)}。この
時、拡大羽根(4)だけは前記土圧抵抗によりやはり停止
しており、スパイラルオーガ(8)とロッド(1)及びスライ
ド筒体(12)が逆転する。これにより、拡大羽根(4)の下
面の被係合部(4b)が全開係合部(12a)から離間し、支持
軸(3)を中心にして閉じ、図12に示すように拡大羽根
(4)が鍔部(6)及び下鍔(12c)に沿うようになる。これに
よって既設杭(18)の中空部(18a)内に収納可能な直径と
なる。
着される2段拡大ヘッドの拡大羽根が、閉じた状態、半
開状態並びに全開状態の3段階に切り替える事ができる
ため、柔らかい非支持層を掘削する場合には拡大羽根を
半開にした状態で既設杭とほぼ同じ直径にて掘削して行
く事が出来、それゆえ掘削残土の排出量を最少限に止め
る事が出来、更に非支持層から支持層にかけての球根用
空洞部を掘削する場合には拡大羽根を全開にして既設杭
の直径より大きく掘削し、これにより、根固め材にて球
根部を形成した場合には既設杭の下端が球根部に包み込
まれるようになって既設杭の支持力が向上する事にな
る。更に、拡大羽根の下方にてスクリュがロッドの外周
に螺旋状に巻設されているので、地盤を掘削して行く場
合に掘削孔の中心部分がスクリュにて掘削され、更にそ
の周辺部が拡大羽根にて掘削されることになり、迅速な
掘削が可能となるという利点がある。
す断面図
た場合の正面図
た場合の正面図
状態の正面図
態の斜視図
態の斜視図
面図
Claims (2)
- 【請求項1】 スパイラルオーガの先端に取着さ
れるロッドと、ロッドの両側面から突設され、軸受用通
孔がそれぞれに形成されている鍔部と、鍔部の下方にて
ロッドに対して回動する事なくロッドの軸方向にスライ
ド自在に取着され、前記軸受用通孔にスライド自在に挿
通される支持軸が取着されたスライド筒部と、鍔部とス
ライド筒部との間に配設され、且つ前記支持軸に回動自
在に支持されて拡閉する拡大羽根と、鍔部の下面に形成
され、スライド筒部が鍔部側に近接した時に拡大羽根の
上面の被係合部が係合して拡大羽根を半開状態に保持す
る半開係合部と、スライド筒部の上面に形成され、スラ
イド筒部が鍔部から離間した時に拡大羽根の下面の被係
合部が係合して拡大羽根を全開状態に保持する全開係合
部とで構成されている事を特徴とする2段拡大ヘッド。 - 【請求項2】 スパイラルオーガの先端に取着さ
れるロッドと、ロッドの両側面から突設され、軸受用通
孔がそれぞれに形成されている鍔部と、鍔部の下方にて
ロッドに対して回動する事なくロッドの軸方向にスライ
ド自在に取着され、前記軸受用通孔にスライド自在に挿
通される支持軸が取着されたスライド筒部と、鍔部とス
ライド筒部との間に配設され、且つ前記支持軸に回動自
在に支持されて拡閉する拡大羽根と、鍔部の下面に形成
され、スライド筒部が鍔部側に近接した時に拡大羽根の
上面の被係合部が係合して拡大羽根を半開状態に保持す
る半開係合部と、スライド筒部の上面に形成され、スラ
イド筒部が鍔部から離間した時に拡大羽根の下面の被係
合部が係合して拡大羽根を全開状態に保持する全開係合
部と、拡大羽根の下方にてロッドの外周に螺旋状に巻設
されているスクリュとで構成されている事を特徴とする
2段拡大ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19806095A JP2724548B2 (ja) | 1995-07-10 | 1995-07-10 | 2段拡大ヘッド |
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|---|---|---|---|
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|---|---|
| JPH0925779A true JPH0925779A (ja) | 1997-01-28 |
| JP2724548B2 JP2724548B2 (ja) | 1998-03-09 |
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ID=16384868
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|---|---|---|---|
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001032274A (ja) * | 1999-07-23 | 2001-02-06 | Kansai Electric Power Co Inc:The | コンクリート杭の打設方法とその装置並びに拡大ヘッド |
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| JP2006336241A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Ohbayashi Corp | 杭の施工方法及び杭の施工システム |
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1995
- 1995-07-10 JP JP19806095A patent/JP2724548B2/ja not_active Expired - Fee Related
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