JPH06212933A - 2サイクルエンジンの潤滑装置 - Google Patents
2サイクルエンジンの潤滑装置Info
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- JPH06212933A JPH06212933A JP591293A JP591293A JPH06212933A JP H06212933 A JPH06212933 A JP H06212933A JP 591293 A JP591293 A JP 591293A JP 591293 A JP591293 A JP 591293A JP H06212933 A JPH06212933 A JP H06212933A
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- Japan
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- cylinder
- lubricating oil
- piston
- port
- scavenging
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
Landscapes
- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】シリンダ内壁のピストンとの摺動面に潤滑油が
充分に供給できる2サイクルエンジンの潤滑装置を提供
するものである。 【構成】シリンダ22が略水平に配置され、排気口34
が前記シリンダ22下部に設けられる一方、前記排気口
34の対向面に掃気口38が設けられた2サイクルエン
ジン21において、前記掃気口38とクランクケース2
5内を連通させる掃気通路41に潤滑油の吐出口49を
設けたものである。
充分に供給できる2サイクルエンジンの潤滑装置を提供
するものである。 【構成】シリンダ22が略水平に配置され、排気口34
が前記シリンダ22下部に設けられる一方、前記排気口
34の対向面に掃気口38が設けられた2サイクルエン
ジン21において、前記掃気口38とクランクケース2
5内を連通させる掃気通路41に潤滑油の吐出口49を
設けたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2サイクルエンジンの潤
滑装置に関する。
滑装置に関する。
【0002】
【従来の技術】2サイクルエンジンとは、ピストンの2
ストロークの運動、すなわち、クランクシャフトが1回
転する間に吸入,圧縮,爆発,そして排気(掃気)の行
程を完了するものである。
ストロークの運動、すなわち、クランクシャフトが1回
転する間に吸入,圧縮,爆発,そして排気(掃気)の行
程を完了するものである。
【0003】図4に示すように、2サイクルエンジン1
は、混合気を吸入する吸気口2がクランクケース3に設
けられ、吸入された混合気は、シリンダ4に設けられた
掃気通路5を通じて掃気口6から燃焼室7内に導かれ
る。燃焼室7内に導かれた混合気は、燃焼室7内で燃焼
され排気ガスとなりシリンダ4に設けられた排気口8か
ら排出される。
は、混合気を吸入する吸気口2がクランクケース3に設
けられ、吸入された混合気は、シリンダ4に設けられた
掃気通路5を通じて掃気口6から燃焼室7内に導かれ
る。燃焼室7内に導かれた混合気は、燃焼室7内で燃焼
され排気ガスとなりシリンダ4に設けられた排気口8か
ら排出される。
【0004】掃気口6および排気口8はシリンダ4内を
摺動するピストン9により開閉される。
摺動するピストン9により開閉される。
【0005】つまり、ピストン9が上昇するとクランク
ケース3内は負圧となり、吸気口2に設けられたリード
バルブ等の弁10を介して混合気がクランクケース3内
に吸入される。同時に、前行程で燃焼室7内に吸入され
た混合気が圧縮される。また、シリンダ内壁11に設け
られている掃気口6と排気口8はピストン9により閉じ
られる。
ケース3内は負圧となり、吸気口2に設けられたリード
バルブ等の弁10を介して混合気がクランクケース3内
に吸入される。同時に、前行程で燃焼室7内に吸入され
た混合気が圧縮される。また、シリンダ内壁11に設け
られている掃気口6と排気口8はピストン9により閉じ
られる。
【0006】ピストン9が上死点に近付き、上記のよう
にピストン9下部では吸入、上部では圧縮という行程が
終わるころ、燃焼室7内で圧縮された混合気は点火プラ
グ12により着火して爆発し、ピストン9を押し下げ
る。このピストン9の押下げにより、予めクランクケー
ス3内に導かれていた混合気が予圧される。
にピストン9下部では吸入、上部では圧縮という行程が
終わるころ、燃焼室7内で圧縮された混合気は点火プラ
グ12により着火して爆発し、ピストン9を押し下げ
る。このピストン9の押下げにより、予めクランクケー
ス3内に導かれていた混合気が予圧される。
【0007】そしてピストン9が下降すると、それまで
ピストン9に閉じられていたシリンダ4下部の排気口8
が開かれ、この排気口8から排気ガスが排出しはじめ
る。ピストン9がさらに下降するとピストン9に閉じら
れていたシリンダ4下部の掃気口6が開かれ、この掃気
口6からクランクケース3内の予圧された混合気が燃焼
室7内に噴出するが、一定の角度をもって噴出するた
め、混合気はシリンダ内壁11に当たって反転しながら
燃焼室7内に残った排気ガスを排気口8から追い出す。
ピストン9に閉じられていたシリンダ4下部の排気口8
が開かれ、この排気口8から排気ガスが排出しはじめ
る。ピストン9がさらに下降するとピストン9に閉じら
れていたシリンダ4下部の掃気口6が開かれ、この掃気
口6からクランクケース3内の予圧された混合気が燃焼
室7内に噴出するが、一定の角度をもって噴出するた
め、混合気はシリンダ内壁11に当たって反転しながら
燃焼室7内に残った排気ガスを排気口8から追い出す。
【0008】この様に、ピストン9は、シリンダ4内の
摺動を繰り返し、このピストン9の上下運動がコンロッ
ド13を介して連結されているクランクシャフト14を
回転させるようになっている。
摺動を繰り返し、このピストン9の上下運動がコンロッ
ド13を介して連結されているクランクシャフト14を
回転させるようになっている。
【0009】クランクシャフト14は、例えば1000
0rpm以上回転するものがあり、ピストン9やクラン
クシャフト14等のエンジン1内の各摺動部や回転部が
摩擦抵抗を生じるため、潤滑装置15を設けている。こ
の潤滑装置15がエンジン1内の各摺動部や回転部に潤
滑油を供給し、この潤滑油の働きにより各部の摩擦抵抗
を減らし、エンジン1の機能を充分に発揮させるように
なっている。
0rpm以上回転するものがあり、ピストン9やクラン
クシャフト14等のエンジン1内の各摺動部や回転部が
摩擦抵抗を生じるため、潤滑装置15を設けている。こ
の潤滑装置15がエンジン1内の各摺動部や回転部に潤
滑油を供給し、この潤滑油の働きにより各部の摩擦抵抗
を減らし、エンジン1の機能を充分に発揮させるように
なっている。
【0010】また、前記潤滑油がエンジン1内の各摺動
部や回転部に油膜を作り、各部の摩擦による焼付けを防
止する役割ももっている。
部や回転部に油膜を作り、各部の摩擦による焼付けを防
止する役割ももっている。
【0011】2サイクルエンジン1の潤滑には、一般に
混合給油方式もしくは分離給油方式が用いられている。
混合給油方式もしくは分離給油方式が用いられている。
【0012】混合給油方式は、燃料中に一定比率で潤滑
油を混合し、これをキャブレータ16から吸入してクラ
ンクケース3内に導きエンジン1内の各部を潤滑する
が、燃料の給油の都度潤滑油を混合する手間が掛かるた
め、一部のレース用車両を除いて一般的ではなくなって
きている。
油を混合し、これをキャブレータ16から吸入してクラ
ンクケース3内に導きエンジン1内の各部を潤滑する
が、燃料の給油の都度潤滑油を混合する手間が掛かるた
め、一部のレース用車両を除いて一般的ではなくなって
きている。
【0013】一方、分離給油方式は、潤滑油の入ったオ
イルタンク17を別に設け、クランクシャフト14と連
動するオイルポンプ18によってオイルタンク17内の
潤滑油を必要箇所へ必要量だけ送る方式であり、混合給
油方式と違って消費された潤滑油を随時オイルタンク1
7に足すだけでよいので、現在、ほとんどの市販車両が
採用している。
イルタンク17を別に設け、クランクシャフト14と連
動するオイルポンプ18によってオイルタンク17内の
潤滑油を必要箇所へ必要量だけ送る方式であり、混合給
油方式と違って消費された潤滑油を随時オイルタンク1
7に足すだけでよいので、現在、ほとんどの市販車両が
採用している。
【0014】この分離給油方式の潤滑装置15は、2サ
イクルエンジン1のキャブレータ16下流の吸気通路1
9にオイルポンプ18と連通された潤滑油の吐出口20
を設け、潤滑油を混合気と共にクランクケース3内へ送
り、シリンダ4内の燃焼室7へと導くようになってい
る。この時混合気に混入された潤滑油がエンジン1内の
各部に付着して潤滑作用を行う。
イクルエンジン1のキャブレータ16下流の吸気通路1
9にオイルポンプ18と連通された潤滑油の吐出口20
を設け、潤滑油を混合気と共にクランクケース3内へ送
り、シリンダ4内の燃焼室7へと導くようになってい
る。この時混合気に混入された潤滑油がエンジン1内の
各部に付着して潤滑作用を行う。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記潤
滑装置においては、潤滑油が燃料により希釈されたうえ
に、クランクケース内の各部に大部分の潤滑油が付着
し、潤滑油がシリンダ内の各部に充分供給されないおそ
れがある。特に2サイクルエンジンにおいてはシリンダ
内壁の排気口近傍の温度が非常に高くなり、このため従
来の潤滑装置では排気口周辺のピストン摺動面において
油膜が切れることがあり、この結果排気口近傍のシリン
ダ内壁のピストン摺動面がピストンリングにより引掻き
傷を受けたり、ピストン自体がシリンダ内壁に焼付いた
りする欠点があった。
滑装置においては、潤滑油が燃料により希釈されたうえ
に、クランクケース内の各部に大部分の潤滑油が付着
し、潤滑油がシリンダ内の各部に充分供給されないおそ
れがある。特に2サイクルエンジンにおいてはシリンダ
内壁の排気口近傍の温度が非常に高くなり、このため従
来の潤滑装置では排気口周辺のピストン摺動面において
油膜が切れることがあり、この結果排気口近傍のシリン
ダ内壁のピストン摺動面がピストンリングにより引掻き
傷を受けたり、ピストン自体がシリンダ内壁に焼付いた
りする欠点があった。
【0016】また、液体以外の燃料、例えばガス等の気
体燃料を用いた場合、気体燃料に潤滑油を混入させて供
給することが困難であり、潤滑すべき箇所に直接潤滑油
を供給する必要がある。
体燃料を用いた場合、気体燃料に潤滑油を混入させて供
給することが困難であり、潤滑すべき箇所に直接潤滑油
を供給する必要がある。
【0017】これらの欠点を解決するために、掃気通路
に潤滑油を噴射するノズルを設ける方法もあるが(例え
ば、実公昭56−122711号公報参照)、この方法
では排気口周辺のみを潤滑し、しかもノズルを二本用い
ないと潤滑に偏りが生じ、そして、排気口周辺以外の部
分の潤滑が不良となるおそれがあるうえに、構造や加工
が複雑になり、コストアップにつながる。
に潤滑油を噴射するノズルを設ける方法もあるが(例え
ば、実公昭56−122711号公報参照)、この方法
では排気口周辺のみを潤滑し、しかもノズルを二本用い
ないと潤滑に偏りが生じ、そして、排気口周辺以外の部
分の潤滑が不良となるおそれがあるうえに、構造や加工
が複雑になり、コストアップにつながる。
【0018】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、シリンダ内壁のピストン摺動面に潤滑油が充分
に供給できる2サイクルエンジンの潤滑装置を提供する
ことを目的とする。
もので、シリンダ内壁のピストン摺動面に潤滑油が充分
に供給できる2サイクルエンジンの潤滑装置を提供する
ことを目的とする。
【0019】本発明の他の目的は、気体燃料使用エンジ
ンのシリンダ内壁のピストン摺動面に潤滑油が充分に供
給できる2サイクルエンジンの潤滑装置を提供するにあ
る。
ンのシリンダ内壁のピストン摺動面に潤滑油が充分に供
給できる2サイクルエンジンの潤滑装置を提供するにあ
る。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明に係る2サイクル
エンジンの潤滑装置は、上述した課題を解決するため
に、請求項1に記載したように、シリンダが略水平に配
置され、排気口が前記シリンダ下部に設けられる一方、
前記排気口の対向面に掃気口が設けられた2サイクルエ
ンジンにおいて、前記掃気口とクランクケース内を連通
させる掃気通路に潤滑油の吐出口を設けたものである。
エンジンの潤滑装置は、上述した課題を解決するため
に、請求項1に記載したように、シリンダが略水平に配
置され、排気口が前記シリンダ下部に設けられる一方、
前記排気口の対向面に掃気口が設けられた2サイクルエ
ンジンにおいて、前記掃気口とクランクケース内を連通
させる掃気通路に潤滑油の吐出口を設けたものである。
【0021】
【作用】上記の構成を有する本発明においては、シリン
ダが略水平に配置され、排気口が前記シリンダ下部に設
けられる一方、前記排気口の対向面に掃気口が設けられ
た2サイクルエンジンにおいて、前記掃気口とクランク
ケース内を連通させる掃気通路に潤滑油の吐出口を設け
たため、簡単な構造でシリンダ内壁のピストン摺動面に
潤滑油が充分に供給でき、シリンダ内壁のピストン摺動
面がピストンリングにより引掻き傷を受けたり、シリン
ダ内壁にピストン自体が焼付くのを防止できる。
ダが略水平に配置され、排気口が前記シリンダ下部に設
けられる一方、前記排気口の対向面に掃気口が設けられ
た2サイクルエンジンにおいて、前記掃気口とクランク
ケース内を連通させる掃気通路に潤滑油の吐出口を設け
たため、簡単な構造でシリンダ内壁のピストン摺動面に
潤滑油が充分に供給でき、シリンダ内壁のピストン摺動
面がピストンリングにより引掻き傷を受けたり、シリン
ダ内壁にピストン自体が焼付くのを防止できる。
【0022】また、ピストン摺動面に直接潤滑油を供給
できるので、燃料に気体燃料を用いることができる。
できるので、燃料に気体燃料を用いることができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0024】図1は、本発明の一実施例が適用されたリ
ードバルブ式の2サイクルガソリンエンジンおよびその
周辺機器を展開状態で示す図であり、図2は、前記2サ
イクルガソリンエンジン本体の拡大断面図である。そし
て図3は、図2のX−X線に沿う断面図である。
ードバルブ式の2サイクルガソリンエンジンおよびその
周辺機器を展開状態で示す図であり、図2は、前記2サ
イクルガソリンエンジン本体の拡大断面図である。そし
て図3は、図2のX−X線に沿う断面図である。
【0025】図1および図2において、2サイクルガソ
リンエンジン21のシリンダ22は水平または水平に近
く前傾された位置に配置される。
リンエンジン21のシリンダ22は水平または水平に近
く前傾された位置に配置される。
【0026】シリンダ22の左側には点火プラグ23が
取付けられたシリンダヘッド24が固着されている。
取付けられたシリンダヘッド24が固着されている。
【0027】シリンダ22の右側にはクランクケース2
5が固着される。このクランクケース25の上部には吸
気口26が形成され、この吸気口26にエンジン吸気系
27が接続される。
5が固着される。このクランクケース25の上部には吸
気口26が形成され、この吸気口26にエンジン吸気系
27が接続される。
【0028】エンジン吸気系27は前記吸気口26と、
キャブレータ28と、吸気口26とキャブレータ28を
接続する接続管29およびキャブレータ28に清浄な空
気を供給するエアクリーナ30とから構成される。
キャブレータ28と、吸気口26とキャブレータ28を
接続する接続管29およびキャブレータ28に清浄な空
気を供給するエアクリーナ30とから構成される。
【0029】吸気口26および接続管29の内部は吸気
通路31を形成し、キャブレータ28からの混合気をこ
の吸気通路31を介して吸気口26からクランクケース
25内に供給する。
通路31を形成し、キャブレータ28からの混合気をこ
の吸気通路31を介して吸気口26からクランクケース
25内に供給する。
【0030】吸気口26の内部には薄鋼板から形成され
て弾性変形可能なリードバルブ32,32が設けられて
いる。このリードバルブ32,32は、クランクケース
25内の負圧によって開口する一方向自動弁で、混合気
のキャブレータ28への逆流を防止する。なおリードバ
ルブ32,32に近接して湾曲した板状のストッパ3
3,33が設けられ、このストッパ33,33はリード
バルブ32,32の開度を調節する。
て弾性変形可能なリードバルブ32,32が設けられて
いる。このリードバルブ32,32は、クランクケース
25内の負圧によって開口する一方向自動弁で、混合気
のキャブレータ28への逆流を防止する。なおリードバ
ルブ32,32に近接して湾曲した板状のストッパ3
3,33が設けられ、このストッパ33,33はリード
バルブ32,32の開度を調節する。
【0031】シリンダ22の中央下部には排気口34が
形成され、この排気口34の一端はシリンダ内壁35に
開口し、排気口34の他端はエキゾーストチューブ36
等の排気装置37に連結される。
形成され、この排気口34の一端はシリンダ内壁35に
開口し、排気口34の他端はエキゾーストチューブ36
等の排気装置37に連結される。
【0032】さらに、シリンダ内壁35には掃気口3
8,39,40が形成される。この掃気口38,39,
40は、掃気通路41、42、43によってクランクケ
ース25内と連通される。なお、本実施例に適用された
2サイクルエンジン21は、図3に示すように三箇所の
掃気口38,39,40および掃気通路41、42、4
3を有する構造であり、その一つの掃気口38は、排気
口34の対向面に形成される。他の二つの掃気口39、
40は、シリンダ内壁35の左右に対向して形成され
る。
8,39,40が形成される。この掃気口38,39,
40は、掃気通路41、42、43によってクランクケ
ース25内と連通される。なお、本実施例に適用された
2サイクルエンジン21は、図3に示すように三箇所の
掃気口38,39,40および掃気通路41、42、4
3を有する構造であり、その一つの掃気口38は、排気
口34の対向面に形成される。他の二つの掃気口39、
40は、シリンダ内壁35の左右に対向して形成され
る。
【0033】ピストン44は、シリンダ22内を摺動自
在に移動できるように構成されており、このピストン4
4はコンロッド45を介してクランクシャフト46に連
結されてこのクランクシャフト46を回転させる。
在に移動できるように構成されており、このピストン4
4はコンロッド45を介してクランクシャフト46に連
結されてこのクランクシャフト46を回転させる。
【0034】オイルポンプ47は、送油管48を介して
排気口34の対向面に形成された掃気通路41内に設け
られた潤滑油の吐出口49と連通される。この潤滑油の
吐出口49は掃気通路41の側壁がシリンダ22側に傾
斜している側に来るように配置され、潤滑油はこの吐出
口49から滴下する。
排気口34の対向面に形成された掃気通路41内に設け
られた潤滑油の吐出口49と連通される。この潤滑油の
吐出口49は掃気通路41の側壁がシリンダ22側に傾
斜している側に来るように配置され、潤滑油はこの吐出
口49から滴下する。
【0035】また、オイルポンプ47は、送油管50を
介して吸気通路31内に設けられた潤滑油の吐出口51
と連通され、この吐出口51から潤滑油を供給して混合
気と共にクランクケース25内に潤滑油を供給する。
介して吸気通路31内に設けられた潤滑油の吐出口51
と連通され、この吐出口51から潤滑油を供給して混合
気と共にクランクケース25内に潤滑油を供給する。
【0036】なお、オイルポンプ47は、詳細には図示
しないがクランクシャフト46と連結されており、オイ
ルポンプ47の駆動力はクランクシャフト46から得ら
れている。また、潤滑油の吐出量は、図示しないスロッ
トルケーブルの作動量(アクセル開度)と同調して行わ
れる。
しないがクランクシャフト46と連結されており、オイ
ルポンプ47の駆動力はクランクシャフト46から得ら
れている。また、潤滑油の吐出量は、図示しないスロッ
トルケーブルの作動量(アクセル開度)と同調して行わ
れる。
【0037】また、符号はピストンリング52,53で
あり、このピストンリング52,53は燃焼室54の気
密を保持し、圧縮漏れを防止すると共にピストン44の
受ける熱の大部分をシリンダ22を介して逃がす役目を
している。
あり、このピストンリング52,53は燃焼室54の気
密を保持し、圧縮漏れを防止すると共にピストン44の
受ける熱の大部分をシリンダ22を介して逃がす役目を
している。
【0038】また、符合はオイルタンク55であり、潤
滑油を貯留し、送油管56を介してオイルポンプ47に
潤滑油を供給する。
滑油を貯留し、送油管56を介してオイルポンプ47に
潤滑油を供給する。
【0039】次に、本実施例の作用について説明する。
【0040】まず、エンジン21作動時においては、ク
ランクシャフト46と連結されたオイルポンプ47が作
動し、アクセル開度に応じてオイルタンク55内の潤滑
油を送油管48、50、56を介して吐出口49、51
から供給する。
ランクシャフト46と連結されたオイルポンプ47が作
動し、アクセル開度に応じてオイルタンク55内の潤滑
油を送油管48、50、56を介して吐出口49、51
から供給する。
【0041】吸気通路31内に設けられた吐出口51か
ら供給された潤滑油は、キャブレータ28から送られて
きた混合気と共に吸気口26を通ってクランクケース2
5内に送られ、シリンダ内壁35のピストン44との摺
動面、コンロッド45の図示しない軸受部分,クランク
シャフト46の図示しない軸受部分等に油膜を形成す
る。
ら供給された潤滑油は、キャブレータ28から送られて
きた混合気と共に吸気口26を通ってクランクケース2
5内に送られ、シリンダ内壁35のピストン44との摺
動面、コンロッド45の図示しない軸受部分,クランク
シャフト46の図示しない軸受部分等に油膜を形成す
る。
【0042】一方、排気口34の対向面に形成された掃
気通路41内に設けられた吐出口49からは、送油管4
8、56を介してオイルタンク55内の潤滑油が滴下し
て供給される。
気通路41内に設けられた吐出口49からは、送油管4
8、56を介してオイルタンク55内の潤滑油が滴下し
て供給される。
【0043】これにより、掃気口38がピストン44に
より閉口中はピストン44およびピストンリング52,
53に潤滑油が供給され、潤滑油はピストン44とシリ
ンダ内壁35との隙間(ピストンクリアランス)やピス
トンリング52,53の隙間を通ってシリンダ内壁35
全面にまんべんなく油膜を形成する一方、掃気口38が
ピストン44により開口中は、潤滑油が掃気通路41を
通ってくる掃気流と共に温度が非常に高くなる排気口3
4近傍へ吹付けられ油膜を形成するので、シリンダ内壁
35のピストン44摺動面がピストンリング52,53
により引掻き傷を受けたり、ピストン44自体が焼付く
のを防止できる。
より閉口中はピストン44およびピストンリング52,
53に潤滑油が供給され、潤滑油はピストン44とシリ
ンダ内壁35との隙間(ピストンクリアランス)やピス
トンリング52,53の隙間を通ってシリンダ内壁35
全面にまんべんなく油膜を形成する一方、掃気口38が
ピストン44により開口中は、潤滑油が掃気通路41を
通ってくる掃気流と共に温度が非常に高くなる排気口3
4近傍へ吹付けられ油膜を形成するので、シリンダ内壁
35のピストン44摺動面がピストンリング52,53
により引掻き傷を受けたり、ピストン44自体が焼付く
のを防止できる。
【0044】さらに、この潤滑油の吐出口49は掃気通
路41の側壁がシリンダ22側に傾斜している側に来る
ように配置されているので、エンジン21停止後クラン
クケース25内に潤滑油が逆流することがなく、クラン
クケース25内に潤滑油が溜らないので、エンジン21
の再始動時の白煙の発生を減少させることができる。
路41の側壁がシリンダ22側に傾斜している側に来る
ように配置されているので、エンジン21停止後クラン
クケース25内に潤滑油が逆流することがなく、クラン
クケース25内に潤滑油が溜らないので、エンジン21
の再始動時の白煙の発生を減少させることができる。
【0045】本発明は上記のように構成されるので、潤
滑油を必要な場所に必要な量を供給でき、その結果、潤
滑油の消費量を低減させ、またこの潤滑油の低消費は走
行中の白煙の発生を低減することにもなる。
滑油を必要な場所に必要な量を供給でき、その結果、潤
滑油の消費量を低減させ、またこの潤滑油の低消費は走
行中の白煙の発生を低減することにもなる。
【0046】また、前記実施例では本発明をガソリンエ
ンジン21に適用した例を述べたが、シリンダ内壁35
のピストン44との摺動面に直接潤滑油を供給できるよ
うに構成したので、潤滑油を混入することが不可能であ
った気体燃料を用いるエンジンにも適用できる。
ンジン21に適用した例を述べたが、シリンダ内壁35
のピストン44との摺動面に直接潤滑油を供給できるよ
うに構成したので、潤滑油を混入することが不可能であ
った気体燃料を用いるエンジンにも適用できる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る2サ
イクルエンジンの潤滑装置によれば、シリンダが略水平
に配置され、排気口が前記シリンダ下部に設けられる一
方、前記排気口の対向面に掃気口が設けられた2サイク
ルエンジンにおいて、前記掃気口とクランクケース内を
連通させる掃気通路に潤滑油の吐出口を設けたため、簡
単な構造でシリンダ内壁のピストン摺動面に潤滑油が充
分に供給でき、シリンダ内壁のピストンとの摺動面がピ
ストンリングにより引掻き傷を受けたり、シリンダ内壁
とピストン自体が焼付くのを防止できる。
イクルエンジンの潤滑装置によれば、シリンダが略水平
に配置され、排気口が前記シリンダ下部に設けられる一
方、前記排気口の対向面に掃気口が設けられた2サイク
ルエンジンにおいて、前記掃気口とクランクケース内を
連通させる掃気通路に潤滑油の吐出口を設けたため、簡
単な構造でシリンダ内壁のピストン摺動面に潤滑油が充
分に供給でき、シリンダ内壁のピストンとの摺動面がピ
ストンリングにより引掻き傷を受けたり、シリンダ内壁
とピストン自体が焼付くのを防止できる。
【0048】また、シリンダ内壁のピストンとの摺動面
に直接潤滑油を供給できるので、燃料に気体燃料を用い
ることができる。
に直接潤滑油を供給できるので、燃料に気体燃料を用い
ることができる。
【図1】本発明に係る2サイクルエンジンの潤滑装置の
一実施例を示す2サイクルガソリンエンジンおよびその
周辺機器の展開図。
一実施例を示す2サイクルガソリンエンジンおよびその
周辺機器の展開図。
【図2】2サイクルガソリンエンジン本体の拡大断面
図。
図。
【図3】図2のX−X線に沿う断面図。
【図4】従来の2サイクルエンジンの潤滑装置を示す
図。
図。
21 エンジン(2サイクルガソリンエンジン) 22 シリンダ 25 クランクケース 26 吸気口 28 キャブレータ 31 吸気通路 34 排気口 35 シリンダ内壁 38,39,40 掃気口 41,42,43 掃気通路 44 ピストン 46 クランクシャフト 47 オイルポンプ 48,50,56 送油管 49,51 潤滑油の吐出口 55 オイルタンク
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダが略水平に配置され、排気口が
前記シリンダ下部に設けられる一方、前記排気口の対向
面に掃気口が設けられた2サイクルエンジンにおいて、
前記掃気口とクランクケース内を連通させる掃気通路に
潤滑油の吐出口を設けたことを特徴とする2サイクルエ
ンジンの潤滑装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP591293A JPH06212933A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 2サイクルエンジンの潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP591293A JPH06212933A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 2サイクルエンジンの潤滑装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06212933A true JPH06212933A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11624116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP591293A Pending JPH06212933A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 2サイクルエンジンの潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06212933A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008115815A (ja) * | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Yung-Ching Chen | エンジン |
-
1993
- 1993-01-18 JP JP591293A patent/JPH06212933A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008115815A (ja) * | 2006-11-07 | 2008-05-22 | Yung-Ching Chen | エンジン |
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