JPH06212A - 輸液容器 - Google Patents
輸液容器Info
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- JPH06212A JPH06212A JP4162721A JP16272192A JPH06212A JP H06212 A JPH06212 A JP H06212A JP 4162721 A JP4162721 A JP 4162721A JP 16272192 A JP16272192 A JP 16272192A JP H06212 A JPH06212 A JP H06212A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 輸液として用いる際には必要とされる可撓性
容器を他の部分と切り離して使用でき、また、用済み
後、薬剤容器などの不燃部分を可燃部分と分離して廃棄
処理が容易な輸液容器を提供する。 【構成】 溶解液が入れられた可撓性容器1の口部11
と、薬剤容器3が収納された筒状容器2の口部23とが
チューブ4で連結され、筒状容器2の底部22は、筒状
容器本体21の外周壁面に螺旋状案内溝211’とこの
螺旋状案内溝211’の終点に連結して下端に開放する
案内溝212が設けられ、螺旋状案内溝に底部22の周
壁に突設された突起を嵌め合わせて嵌合し、連結管5内
に、折曲などにより開栓可能な栓体6が封入されるとと
もに中空穿刺針7がその先鋭部を薬剤容器3の封栓部に
向けて装着されている。
容器を他の部分と切り離して使用でき、また、用済み
後、薬剤容器などの不燃部分を可燃部分と分離して廃棄
処理が容易な輸液容器を提供する。 【構成】 溶解液が入れられた可撓性容器1の口部11
と、薬剤容器3が収納された筒状容器2の口部23とが
チューブ4で連結され、筒状容器2の底部22は、筒状
容器本体21の外周壁面に螺旋状案内溝211’とこの
螺旋状案内溝211’の終点に連結して下端に開放する
案内溝212が設けられ、螺旋状案内溝に底部22の周
壁に突設された突起を嵌め合わせて嵌合し、連結管5内
に、折曲などにより開栓可能な栓体6が封入されるとと
もに中空穿刺針7がその先鋭部を薬剤容器3の封栓部に
向けて装着されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、薬剤を蒸留水または
生理食塩水等の溶解液で溶解して患者の血管内に投与す
るための輸液容器に関する。
生理食塩水等の溶解液で溶解して患者の血管内に投与す
るための輸液容器に関する。
【0002】
【従来の技術】抗生物質、抗癌剤等の薬剤を患者に投与
するのに、薬剤は、その力価が低下しないように、凍結
乾燥されて密閉容器に入れられて保管され、使用直前に
蒸留水、生理食塩水等の溶解液で溶解して投与してい
る。この場合、雑菌及び微粒子汚染を汚染を防止するた
め、上記溶解操作は密閉系で行われることが要求されて
いる。
するのに、薬剤は、その力価が低下しないように、凍結
乾燥されて密閉容器に入れられて保管され、使用直前に
蒸留水、生理食塩水等の溶解液で溶解して投与してい
る。この場合、雑菌及び微粒子汚染を汚染を防止するた
め、上記溶解操作は密閉系で行われることが要求されて
いる。
【0003】密閉系で薬剤を溶解液に溶解するようにし
た輸液容器としては、特開平2−1277号公報には、
溶解液を収納した可撓性容器に、内部に薬剤容器を保持
したカプセルを連結し、その連結部に両端に刃先を有す
る中空の穿刺針を入れ、その一方の刃先で薬剤容器の栓
体を穿刺し、他方の刃先で可撓性容器の閉鎖膜を穿刺す
ることにより、薬剤容器と可撓性容器を連通させて薬剤
を溶解液に混合溶解するようにした輸液容器が提案され
ている。
た輸液容器としては、特開平2−1277号公報には、
溶解液を収納した可撓性容器に、内部に薬剤容器を保持
したカプセルを連結し、その連結部に両端に刃先を有す
る中空の穿刺針を入れ、その一方の刃先で薬剤容器の栓
体を穿刺し、他方の刃先で可撓性容器の閉鎖膜を穿刺す
ることにより、薬剤容器と可撓性容器を連通させて薬剤
を溶解液に混合溶解するようにした輸液容器が提案され
ている。
【0004】このような輸液容器は、薬剤を溶解液に溶
解した後は、可撓性容器の薬液取出口に輸液チューブな
どを接続して輸液に供される。
解した後は、可撓性容器の薬液取出口に輸液チューブな
どを接続して輸液に供される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記輸液容
器においては、可撓性容器、カプセルなどは塩化ビニル
系樹脂、オレフィン系樹脂などのプラスチック材料から
製せられ、両者の連結部は、インパルスシーラー、加熱
金型、高周波ウエルダー、超音波発生装置などの手段に
より溶着されたり、または結合孔と係合突起とで結合さ
れるなどして強固に接続されている。
器においては、可撓性容器、カプセルなどは塩化ビニル
系樹脂、オレフィン系樹脂などのプラスチック材料から
製せられ、両者の連結部は、インパルスシーラー、加熱
金型、高周波ウエルダー、超音波発生装置などの手段に
より溶着されたり、または結合孔と係合突起とで結合さ
れるなどして強固に接続されている。
【0006】そのため、可撓性容器をカプセルなどの他
の部材から容易に切り離すことができず、輸液に供する
場合にも、不要となったカプセルなどの他の部材を付け
たまま使用しなければならず不便であった。
の部材から容易に切り離すことができず、輸液に供する
場合にも、不要となったカプセルなどの他の部材を付け
たまま使用しなければならず不便であった。
【0007】また、薬剤容器はガラス製であることが多
く、用済み後、不燃物である薬剤容器をその他の可燃物
と分離して廃棄処理することが要求される。しかし、前
記輸液容器においてはキャップは容易に外れないようカ
プセルに嵌合されており、キャップを外して薬剤容器を
カプセルから取り出し、可燃物と分離して廃棄すること
の配慮が全くなされていなかった。
く、用済み後、不燃物である薬剤容器をその他の可燃物
と分離して廃棄処理することが要求される。しかし、前
記輸液容器においてはキャップは容易に外れないようカ
プセルに嵌合されており、キャップを外して薬剤容器を
カプセルから取り出し、可燃物と分離して廃棄すること
の配慮が全くなされていなかった。
【0008】この発明は、上記の点に鑑み、輸液に供さ
れる際には必要とされる可撓性容器を他の部分と切り離
して使用でき、また、用済み後、薬剤容器を他の可燃物
と分離して分別廃棄処理ができる輸液容器を提供するこ
とを目的とする。
れる際には必要とされる可撓性容器を他の部分と切り離
して使用でき、また、用済み後、薬剤容器を他の可燃物
と分離して分別廃棄処理ができる輸液容器を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の輸液容器は、
溶解液が入れられた可撓性容器の口部と、薬剤容器が収
納された筒状容器の口部とがチューブにより連結され、
上記筒状容器の底部は筒状容器本体と別体とされ、筒状
容器本体の内周壁面または外周壁面には端面に近接した
位置を起点とし螺旋状案内溝とこの案内溝の終点に連結
して下端に開放する案内溝が設けられ、上記螺旋状案内
溝に底部の周壁に突設された突起が嵌合されることによ
り筒状容器本体に底部が嵌合され、上記可撓性容器と筒
状容器の連結部に、折曲により開栓可能な栓体が封入さ
れるとともに中空穿刺針がその先鋭部を薬剤容器の封栓
部に向けて装着されていることを特徴としている(発明
1)。
溶解液が入れられた可撓性容器の口部と、薬剤容器が収
納された筒状容器の口部とがチューブにより連結され、
上記筒状容器の底部は筒状容器本体と別体とされ、筒状
容器本体の内周壁面または外周壁面には端面に近接した
位置を起点とし螺旋状案内溝とこの案内溝の終点に連結
して下端に開放する案内溝が設けられ、上記螺旋状案内
溝に底部の周壁に突設された突起が嵌合されることによ
り筒状容器本体に底部が嵌合され、上記可撓性容器と筒
状容器の連結部に、折曲により開栓可能な栓体が封入さ
れるとともに中空穿刺針がその先鋭部を薬剤容器の封栓
部に向けて装着されていることを特徴としている(発明
1)。
【0010】また、この発明の輸液容器は、溶解液が入
れられた可撓性容器の口部と、薬剤容器が収納された筒
状容器の口部とがチューブにより連結され、上記筒状容
器の底部は筒状容器本体と別体とされ、底部の周壁が筒
状容器本体に仮着され、上記可撓性容器と筒状容器の連
結部に、折曲により開栓可能な栓体が封入されるととも
に中空穿刺針がその先鋭部を薬剤容器の封栓部に向けて
装着されていることを特徴としている(発明2)。
れられた可撓性容器の口部と、薬剤容器が収納された筒
状容器の口部とがチューブにより連結され、上記筒状容
器の底部は筒状容器本体と別体とされ、底部の周壁が筒
状容器本体に仮着され、上記可撓性容器と筒状容器の連
結部に、折曲により開栓可能な栓体が封入されるととも
に中空穿刺針がその先鋭部を薬剤容器の封栓部に向けて
装着されていることを特徴としている(発明2)。
【0011】可撓性容器は、ポリエチレン、エチレン−
酢酸ビニル共重合体などのポリオレフィン系樹脂、軟質
塩化ビニル系樹脂などの薬液に溶出しない軟質熱可塑性
樹脂から製せられ、蒸留水、生理食塩水等の溶解液が入
れられる。なお、この可撓性容器には、筒状容器の口部
にチューブで連結されるための口部とは別の薬液取出口
が設けられる。
酢酸ビニル共重合体などのポリオレフィン系樹脂、軟質
塩化ビニル系樹脂などの薬液に溶出しない軟質熱可塑性
樹脂から製せられ、蒸留水、生理食塩水等の溶解液が入
れられる。なお、この可撓性容器には、筒状容器の口部
にチューブで連結されるための口部とは別の薬液取出口
が設けられる。
【0012】筒状容器において、本体の筒状部は硬質合
成樹脂などから製せられ、底部は底板と周壁からなるも
ので本体と別体に製せられる。
成樹脂などから製せられ、底部は底板と周壁からなるも
ので本体と別体に製せられる。
【0013】また、薬剤容器は通常ガラス製であって、
その中に入れられる薬剤は力価が低下しないように凍結
乾燥されており、ゴム栓で封栓され、筒状容器に収納さ
れる。
その中に入れられる薬剤は力価が低下しないように凍結
乾燥されており、ゴム栓で封栓され、筒状容器に収納さ
れる。
【0014】チューブは、可撓性容器に用いられる素材
とほぼ同様な薬液に溶出しない軟質熱可塑性樹脂などか
ら製せられ、鋏などで切断可能なものが用いられる。
とほぼ同様な薬液に溶出しない軟質熱可塑性樹脂などか
ら製せられ、鋏などで切断可能なものが用いられる。
【0015】折曲により開栓可能な栓体としては、例え
ば、一端が閉塞された閉塞筒状体の外周部に、溝を刻設
した破断部が形成され、この破断部を挟んで閉塞された
一端側が閉塞部、閉塞されていない他端側が固定部とさ
れ、この固定部を筒状容器の口部に固定することによっ
て、この出入口に連通するチューブ内を閉塞部が閉塞す
るように配設され、このチューブ外部から閉塞筒状体を
折り曲げることによって破断部を破断して出入口を開口
状態とするようにされた部品であって、具体例として、
特表昭61−501129号公報に開示されている閉鎖
された薬剤放出システムにおいて用いられている破断部
材があげられる。
ば、一端が閉塞された閉塞筒状体の外周部に、溝を刻設
した破断部が形成され、この破断部を挟んで閉塞された
一端側が閉塞部、閉塞されていない他端側が固定部とさ
れ、この固定部を筒状容器の口部に固定することによっ
て、この出入口に連通するチューブ内を閉塞部が閉塞す
るように配設され、このチューブ外部から閉塞筒状体を
折り曲げることによって破断部を破断して出入口を開口
状態とするようにされた部品であって、具体例として、
特表昭61−501129号公報に開示されている閉鎖
された薬剤放出システムにおいて用いられている破断部
材があげられる。
【0016】また、中空穿刺針としては、例えば、特表
昭61−501129号公報に示される中空針などを用
いることができる。
昭61−501129号公報に示される中空針などを用
いることができる。
【0017】
【作用】発明1においては、筒状容器本体に対し底部を
回すことにより底部の突起が螺旋状案内溝に誘導されて
底板を押し上げ、また、発明2においては、底部周壁の
仮着部を切り離すなどして底板を押し上げる。筒状容器
の底部の底板の押し上げに伴い、薬剤容器も押し上げ
ら、筒状容器の口部に備えられた中空穿刺針が薬剤容器
の封栓を貫通する。この貫通により薬剤容器の封栓があ
けられる。また、栓体を折るなどして口部を開栓する。
こうして可撓性容器と薬剤容器とがチューブを介して連
通する。
回すことにより底部の突起が螺旋状案内溝に誘導されて
底板を押し上げ、また、発明2においては、底部周壁の
仮着部を切り離すなどして底板を押し上げる。筒状容器
の底部の底板の押し上げに伴い、薬剤容器も押し上げ
ら、筒状容器の口部に備えられた中空穿刺針が薬剤容器
の封栓を貫通する。この貫通により薬剤容器の封栓があ
けられる。また、栓体を折るなどして口部を開栓する。
こうして可撓性容器と薬剤容器とがチューブを介して連
通する。
【0018】続いて、可撓性容器を押し潰して溶解液を
チューブを経て薬剤容器内に流れ込ませ、薬剤を溶解液
に溶解する。
チューブを経て薬剤容器内に流れ込ませ、薬剤を溶解液
に溶解する。
【0019】次に、薬剤が溶解した薬液をチューブを通
じて可撓性容器に逆流させる。薬液が可撓性容器に戻っ
た後、チューブを切断して筒状容器等を可撓性容器から
切り離し、チューブを折り曲げて挟み付けるなどしてそ
の切断部を封ずる。こうして薬液が入れられた可撓性容
器は、筒状容器などと分離されて輸液に供せられる。
じて可撓性容器に逆流させる。薬液が可撓性容器に戻っ
た後、チューブを切断して筒状容器等を可撓性容器から
切り離し、チューブを折り曲げて挟み付けるなどしてそ
の切断部を封ずる。こうして薬液が入れられた可撓性容
器は、筒状容器などと分離されて輸液に供せられる。
【0020】また、分離された筒状容器においては、発
明1では、底部の突起を螺旋状案内溝の終点からこの終
点に連結して下端に開放する案内溝に誘導することによ
り、また、発明2においては、筒状容器本体と底部との
仮着部を切り離すことにより、いずれの発明においても
底部を筒状容器本体より分離できる。こうして底部が筒
状容器本体から外されるので、薬剤容器を筒状容器から
取り出すことができ、薬剤容器と筒状容器とが分離され
る。
明1では、底部の突起を螺旋状案内溝の終点からこの終
点に連結して下端に開放する案内溝に誘導することによ
り、また、発明2においては、筒状容器本体と底部との
仮着部を切り離すことにより、いずれの発明においても
底部を筒状容器本体より分離できる。こうして底部が筒
状容器本体から外されるので、薬剤容器を筒状容器から
取り出すことができ、薬剤容器と筒状容器とが分離され
る。
【0021】
【実施例】次に、この発明の輸液容器を図面の実施例を
参照して更に説明する。先ず、発明1の実施例を図1〜
図5を参照して説明する。図1は、この発明の輸液容器
の全体面概要図であり、1は可撓性容器、2は筒状容
器、3は薬剤容器、4はチューブである。
参照して更に説明する。先ず、発明1の実施例を図1〜
図5を参照して説明する。図1は、この発明の輸液容器
の全体面概要図であり、1は可撓性容器、2は筒状容
器、3は薬剤容器、4はチューブである。
【0022】可撓性容器1は、軟質塩化ビニル系樹脂、
ポリエチレンなどの軟質合成樹脂を原料としてブロー成
形方法などによりバッグ状に製せられ、二つの口部1
1、12が形成されている。一方の口部11は筒状容器
に連結するためのものであり、他の口部12は輸液時に
開栓されて使用されるものであり、中に溶解液が入れら
れている。
ポリエチレンなどの軟質合成樹脂を原料としてブロー成
形方法などによりバッグ状に製せられ、二つの口部1
1、12が形成されている。一方の口部11は筒状容器
に連結するためのものであり、他の口部12は輸液時に
開栓されて使用されるものであり、中に溶解液が入れら
れている。
【0023】筒状容器2は、ポリエチレン製筒状容器本
体21と、これにそれぞれ嵌合される底部22及び口部
23からなり、内部にガラス製薬剤容器3が収納されて
いる。
体21と、これにそれぞれ嵌合される底部22及び口部
23からなり、内部にガラス製薬剤容器3が収納されて
いる。
【0024】筒状容器本体21は、図2及び図3に示さ
れるとおり、その外壁下半部に対称の位置に螺旋状案内
溝211、211’(外壁下端より少し上を始点とし、
半周回って筒状容器本体21の中程に達したところが終
点である)が設けられ、この螺旋状案内溝211’の終
点から下方に筒軸方向の案内溝212が設けられ、下端
に開放されている。なお、筒状容器本体21の下端部の
周方向の凹溝214は底部22との嵌合部をシールする
ためのシールリング24の装着用溝である。
れるとおり、その外壁下半部に対称の位置に螺旋状案内
溝211、211’(外壁下端より少し上を始点とし、
半周回って筒状容器本体21の中程に達したところが終
点である)が設けられ、この螺旋状案内溝211’の終
点から下方に筒軸方向の案内溝212が設けられ、下端
に開放されている。なお、筒状容器本体21の下端部の
周方向の凹溝214は底部22との嵌合部をシールする
ためのシールリング24の装着用溝である。
【0025】底部22は、底板221と比較的高い周壁
223から構成され、底板211の内面中央部に薬剤容
器3を載置するための台座222が設けられている。ま
た、周壁223の先端部内面には一対の突起224が突
設され、これを筒状容器本体21の螺旋状案内溝21
1、211’の始点部に嵌合させることにより、底部2
2は筒状容器本体21に取着されている。
223から構成され、底板211の内面中央部に薬剤容
器3を載置するための台座222が設けられている。ま
た、周壁223の先端部内面には一対の突起224が突
設され、これを筒状容器本体21の螺旋状案内溝21
1、211’の始点部に嵌合させることにより、底部2
2は筒状容器本体21に取着されている。
【0026】筒状容器本体21の上端部には周方向の突
条213が設けられており、口部23が嵌合係止される
ようになっている。口部23には可撓性連結管5の一端
が融着又は接着により接続され、この連結管5の他端と
可撓性容器1の口部11とは、図1に示すとおり、チュ
ーブ4により連結されている。
条213が設けられており、口部23が嵌合係止される
ようになっている。口部23には可撓性連結管5の一端
が融着又は接着により接続され、この連結管5の他端と
可撓性容器1の口部11とは、図1に示すとおり、チュ
ーブ4により連結されている。
【0027】図2に示されるとおり、この連結管5内
に、栓体6と中空穿刺針7が挿入され、栓体6により連
結管5内が封鎖されている。この栓体6は、図4に詳細
に示されるとおり、一端が閉塞61された円筒62から
なり、円筒部62には、挿入時連結管5内を封鎖する円
鍔63と、閉塞部61に近接して周方向の溝65が設け
られた構成とされている。連結管5を折り曲げることに
より、この栓体6は溝部65から破断されて閉鎖部61
が円筒部62から分離する結果、連結管5の封鎖が解か
れる。なお、この栓体6の閉塞部61は、円筒部62よ
りも小径とされ、その先端の鍔64は円板状でなく長方
形をなし、溝部65からの破断後、この閉塞部61が連
結管5内を閉塞しないようにされている。
に、栓体6と中空穿刺針7が挿入され、栓体6により連
結管5内が封鎖されている。この栓体6は、図4に詳細
に示されるとおり、一端が閉塞61された円筒62から
なり、円筒部62には、挿入時連結管5内を封鎖する円
鍔63と、閉塞部61に近接して周方向の溝65が設け
られた構成とされている。連結管5を折り曲げることに
より、この栓体6は溝部65から破断されて閉鎖部61
が円筒部62から分離する結果、連結管5の封鎖が解か
れる。なお、この栓体6の閉塞部61は、円筒部62よ
りも小径とされ、その先端の鍔64は円板状でなく長方
形をなし、溝部65からの破断後、この閉塞部61が連
結管5内を閉塞しないようにされている。
【0028】また、中空穿刺針7は、図5に示されると
おり、先鋭部71が閉鎖され、壁面に開口部72、72
が設けられた構成とされており、開口部72、72が封
栓31を越えて貫通するようになっている。
おり、先鋭部71が閉鎖され、壁面に開口部72、72
が設けられた構成とされており、開口部72、72が封
栓31を越えて貫通するようになっている。
【0029】なお、図2において示されている25は、
薬剤容器抜き治具であり、必要に応じて備えられる。こ
の薬剤容器抜き治具25は、帯状体の両端にリング状体
251、252が設けられたものであり、一方のリング
状体251が底部22の台座222に嵌められ、他方の
リング状体252が薬剤容器3の口部に嵌められてい
る。
薬剤容器抜き治具であり、必要に応じて備えられる。こ
の薬剤容器抜き治具25は、帯状体の両端にリング状体
251、252が設けられたものであり、一方のリング
状体251が底部22の台座222に嵌められ、他方の
リング状体252が薬剤容器3の口部に嵌められてい
る。
【0030】次に、発明1の他の実施態様を図6を参照
して説明する。この実施例は、筒状容器2aの筒状容器
本体21aと底部22aとの嵌合構成が前記の輸液容器
の筒状容器2と相違する他は、図1〜図5に示した実施
例と同じである。そこで、前記実施例と共通する部分に
ついての説明を省略し、筒状容器2aの筒状容器本体2
1aと底部22aとの嵌合構成について説明する。
して説明する。この実施例は、筒状容器2aの筒状容器
本体21aと底部22aとの嵌合構成が前記の輸液容器
の筒状容器2と相違する他は、図1〜図5に示した実施
例と同じである。そこで、前記実施例と共通する部分に
ついての説明を省略し、筒状容器2aの筒状容器本体2
1aと底部22aとの嵌合構成について説明する。
【0031】筒状容器本体21aには、その内壁下半部
に対称の位置に螺旋状案内溝211a、211’a(内
壁下端より少し上を始点とし、半周回って筒状容器本体
21aの中程に達したところが終点である)が設けら
れ、この螺旋状案内溝211’aの終点から下方に筒軸
方向の案内溝212aが設けられ、下端に開放されてい
る。なお、筒状容器本体21aの内壁下端部の周方向の
凹溝214aは底部22aとの嵌合部をシールするため
のシールリング装着用溝である。
に対称の位置に螺旋状案内溝211a、211’a(内
壁下端より少し上を始点とし、半周回って筒状容器本体
21aの中程に達したところが終点である)が設けら
れ、この螺旋状案内溝211’aの終点から下方に筒軸
方向の案内溝212aが設けられ、下端に開放されてい
る。なお、筒状容器本体21aの内壁下端部の周方向の
凹溝214aは底部22aとの嵌合部をシールするため
のシールリング装着用溝である。
【0032】底部22aの周壁223aの先端部外壁に
は一対の突起224aが突設され、この突起224aを
筒状容器本体21aの螺旋状案内溝211a、211’
aの始点部に嵌合させることにより、底部22aが筒状
容器本体21aに取着されることになる。
は一対の突起224aが突設され、この突起224aを
筒状容器本体21aの螺旋状案内溝211a、211’
aの始点部に嵌合させることにより、底部22aが筒状
容器本体21aに取着されることになる。
【0033】次に、図1〜5に示した輸液容器の使用態
様を説明する。先ず、連結管5を折り曲げることによ
り、中の栓体6を折り曲げる。栓体6は溝部65から破
断されて閉鎖部61が円筒部62から分離し、連結管5
の封鎖が解かれる。
様を説明する。先ず、連結管5を折り曲げることによ
り、中の栓体6を折り曲げる。栓体6は溝部65から破
断されて閉鎖部61が円筒部62から分離し、連結管5
の封鎖が解かれる。
【0034】次に、筒状容器2の底部22を回動させ
る。この回動によって、周壁223内面の突起224が
螺旋案内溝211、211’に案内され、周壁223は
筒状容器本体21の外周を摺動して底板221が押し上
げられる。この底板221の押し上げにより、中の薬剤
容器3も押し上げられる。その結果、筒状容器3の口部
23から垂下されている穿刺針7が封栓31に突き当た
り、開口部72、72が封栓31を越えて貫通し、開封
される。なお、この底部22の回動による封栓31の開
封と、上記の栓体6の折り曲げによる連通管5の開封と
は順序を逆にしてもよい。
る。この回動によって、周壁223内面の突起224が
螺旋案内溝211、211’に案内され、周壁223は
筒状容器本体21の外周を摺動して底板221が押し上
げられる。この底板221の押し上げにより、中の薬剤
容器3も押し上げられる。その結果、筒状容器3の口部
23から垂下されている穿刺針7が封栓31に突き当た
り、開口部72、72が封栓31を越えて貫通し、開封
される。なお、この底部22の回動による封栓31の開
封と、上記の栓体6の折り曲げによる連通管5の開封と
は順序を逆にしてもよい。
【0035】このようにして可撓性容器1と薬剤容器3
とはチューブ4により連通することになる。そこで、可
撓性容器1を押し潰し、中の溶解液をチューブ4を経て
薬剤容器3内に入れ、薬剤を溶解液に溶解する。
とはチューブ4により連通することになる。そこで、可
撓性容器1を押し潰し、中の溶解液をチューブ4を経て
薬剤容器3内に入れ、薬剤を溶解液に溶解する。
【0036】続いて、薬剤容器3内の薬液を逆流させ、
可撓性容器1に戻す。薬液が可撓性容器1内に戻った
後、チューブ4を切断し、可撓性容器1に付随するチュ
ーブを折り曲げて挟み付けるなどしてその切断部を封ず
る。こうして薬液が入れられた可撓性容器1は、筒状容
器2などと分離されて輸液に供される。
可撓性容器1に戻す。薬液が可撓性容器1内に戻った
後、チューブ4を切断し、可撓性容器1に付随するチュ
ーブを折り曲げて挟み付けるなどしてその切断部を封ず
る。こうして薬液が入れられた可撓性容器1は、筒状容
器2などと分離されて輸液に供される。
【0037】一方、分離された筒状容器2においては、
底部22を最後まで回動させてその突起224を螺旋状
案内溝211、211’の終点まで導く。そこで、底部
22を筒軸方向に引き下げれば、突起224は螺旋状案
内溝の終点と連結して下端に開放する案内溝212に誘
導されて下降して最後に案内溝212から外れ、底部2
2が筒状容器本体21から外れる。次いで、薬剤容器抜
き治具25の下端部251を引っ張ることにより、薬剤
容器3を筒状容器本体21から引き出す。こうして、薬
剤容器3と筒状容器2とは別々にして廃棄することがで
きる。
底部22を最後まで回動させてその突起224を螺旋状
案内溝211、211’の終点まで導く。そこで、底部
22を筒軸方向に引き下げれば、突起224は螺旋状案
内溝の終点と連結して下端に開放する案内溝212に誘
導されて下降して最後に案内溝212から外れ、底部2
2が筒状容器本体21から外れる。次いで、薬剤容器抜
き治具25の下端部251を引っ張ることにより、薬剤
容器3を筒状容器本体21から引き出す。こうして、薬
剤容器3と筒状容器2とは別々にして廃棄することがで
きる。
【0038】次に、発明2についての実施例を、図7
(a)、(b)、(c)に示された筒状容器の三つの実
施例を参照して説明する。この発明2の輸液容器におい
ては、筒状容器の筒状容器本体と底部との嵌合構成が発
明1の輸液容器と相違する他は、図1〜図5に示した実
施例と同じであるので、その実施例と共通する部分につ
いての説明は省略する。
(a)、(b)、(c)に示された筒状容器の三つの実
施例を参照して説明する。この発明2の輸液容器におい
ては、筒状容器の筒状容器本体と底部との嵌合構成が発
明1の輸液容器と相違する他は、図1〜図5に示した実
施例と同じであるので、その実施例と共通する部分につ
いての説明は省略する。
【0039】図7(イ)に示される筒状容器2bにおい
ては、底部22bが筒状容器本体21bに外挿され、周
壁223bの先端部に設けられた数箇所の突出部225
が筒状容器本体21bに弱融着等されることにより仮着
されている。この仮着部を外せば底部22bの周壁22
3bが筒状容器本体21b筒壁を摺動できるようにな
り、底部22bの押し上げと押し下げが可能となる。用
済み後押し下げにより底部22bを筒状容器本体21b
から外すことができる。
ては、底部22bが筒状容器本体21bに外挿され、周
壁223bの先端部に設けられた数箇所の突出部225
が筒状容器本体21bに弱融着等されることにより仮着
されている。この仮着部を外せば底部22bの周壁22
3bが筒状容器本体21b筒壁を摺動できるようにな
り、底部22bの押し上げと押し下げが可能となる。用
済み後押し下げにより底部22bを筒状容器本体21b
から外すことができる。
【0040】図7(ロ)に示される筒状容器2cにおい
ては、底部22cの周壁223cが蛇腹状とされ、その
先端226が筒状容器本体21bに弱融着等されること
により仮着されている。この実施例の場合、蛇腹状周壁
223cの伸縮性を利用して底板221cを押し上げ、
薬剤容器3を押し上げることができる。薬剤を溶解さ
せ、薬液を図示していない可撓性容器に戻した後、仮着
部を外せば底部22cは筒状容器本体21cから外すこ
とができる。
ては、底部22cの周壁223cが蛇腹状とされ、その
先端226が筒状容器本体21bに弱融着等されること
により仮着されている。この実施例の場合、蛇腹状周壁
223cの伸縮性を利用して底板221cを押し上げ、
薬剤容器3を押し上げることができる。薬剤を溶解さ
せ、薬液を図示していない可撓性容器に戻した後、仮着
部を外せば底部22cは筒状容器本体21cから外すこ
とができる。
【0041】図7(ハ)に示される筒状容器2dにおい
ては、底部22dは、底部本体227とこの底部本体2
27を覆う外底228との組み合わせよりなる。底部本
体227は筒状容器本体21dに摺動可能に挿入され、
外底228はその先端が筒状容器本体21dに弱融着等
されることにより仮着されている。この外底228は、
底部本体227を運搬や保管中に筒状容器本体21dに
摺動しないよう保護している。使用に当たって仮着部を
外し、外底228を外せば、底部本体227の押し上
げ、押し下げが可能となる。押し下げにより底部本体2
27を筒状容器本体21dから外すことができる。
ては、底部22dは、底部本体227とこの底部本体2
27を覆う外底228との組み合わせよりなる。底部本
体227は筒状容器本体21dに摺動可能に挿入され、
外底228はその先端が筒状容器本体21dに弱融着等
されることにより仮着されている。この外底228は、
底部本体227を運搬や保管中に筒状容器本体21dに
摺動しないよう保護している。使用に当たって仮着部を
外し、外底228を外せば、底部本体227の押し上
げ、押し下げが可能となる。押し下げにより底部本体2
27を筒状容器本体21dから外すことができる。
【0042】これらの実施例の使用態様は発明1におけ
る使用態様と大筋で同じであるから説明を省略する。
る使用態様と大筋で同じであるから説明を省略する。
【0043】
【発明の効果】発明1及び発明2の輸液容器は、いずれ
も輸液に供する際には必要とされる可撓性容器を他の部
分とを切り離して使用できるので作業性がよい。また、
切り離された筒状容器の底部を外すことができ、ガラス
製等の不燃の薬剤容器を筒状容器から取り出し得、分別
廃棄処理が可能となる。
も輸液に供する際には必要とされる可撓性容器を他の部
分とを切り離して使用できるので作業性がよい。また、
切り離された筒状容器の底部を外すことができ、ガラス
製等の不燃の薬剤容器を筒状容器から取り出し得、分別
廃棄処理が可能となる。
【図1】発明1の輸液容器の実施例の部分縦断面図であ
る。
る。
【図2】図1に示された筒状容器の拡大縦断面図であ
る。
る。
【図3】図2の筒状容器の本体及び底部の説明図であ
る。
る。
【図4】栓体の実施例の右半分断面正面図である。
【図5】穿刺針の実施例の拡大縦断面図である。
【図6】筒状容器の他の実施例の断面図である。
【図7】第2発明において用いられる筒状容器の実施例
であり、(イ)は第1実施例の右半分断面正面図、
(ロ)及び(ハ)は第2実施例及び第3実施例の縦断面
図である。
であり、(イ)は第1実施例の右半分断面正面図、
(ロ)及び(ハ)は第2実施例及び第3実施例の縦断面
図である。
1 可撓性容器 11 口部 2、2a、2b、2c、2d 筒状容器 21、21a、21b、21c、21d 筒状容器本体 22、22a、22b、22c、22d 底部 3 薬剤容器 31 封栓 4 チューブ 5 連結管 6 栓体 7 穿刺針
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川岡 達彦 兵庫県西宮市高須町1−7−3 (72)発明者 保苅 文雄 奈良県北葛城郡王寺町明神2−6−18
Claims (2)
- 【請求項1】 溶解液が入れられた可撓性容器の口部
と、薬剤容器が収納された筒状容器の口部とがチューブ
により連結され、上記筒状容器の底部は筒状容器本体と
別体とされ、筒状容器本体の内周壁面または外周壁面に
は端面に近接した位置を起点とする螺旋状案内溝とこの
螺旋状案内溝の終点に連結して下端に開放する案内溝が
設けられ、螺旋状案内溝に底部の周壁に突設された突起
が嵌合されることにより筒状容器本体に底部が嵌合さ
れ、上記可撓性容器と筒状容器の連結部に、折曲により
開栓可能な栓体が封入されるとともに中空穿刺針がその
先鋭部を薬剤容器の封栓部に向けて装着されていること
を特徴とする輸液容器。 - 【請求項2】 溶解液が入れられた可撓性容器の口部
と、薬剤容器が収納された筒状容器の口部とがチューブ
により連結され、上記筒状容器の底部は筒状容器本体と
別体とされ、底部の周壁が筒状容器本体に仮着され、上
記可撓性容器と筒状容器の連結部に、折曲により開栓可
能な栓体が封入されるとともに中空穿刺針がその先鋭部
を薬剤容器の封栓部に向けて装着されていることを特徴
とする輸液容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4162721A JPH06212A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 輸液容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4162721A JPH06212A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 輸液容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06212A true JPH06212A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15760019
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4162721A Pending JPH06212A (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 輸液容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06212A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4955943A (en) * | 1988-04-01 | 1990-09-11 | Brunswick Corporation | Metering pump controlled oil injection system for two cycle engine |
| JP2013517861A (ja) * | 2010-01-26 | 2013-05-20 | フレゼニウス カービ ドイチュラント ゲーエムベーハー | 医薬活性物質を収容する容器用のコネクター |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP4162721A patent/JPH06212A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4955943A (en) * | 1988-04-01 | 1990-09-11 | Brunswick Corporation | Metering pump controlled oil injection system for two cycle engine |
| JP2013517861A (ja) * | 2010-01-26 | 2013-05-20 | フレゼニウス カービ ドイチュラント ゲーエムベーハー | 医薬活性物質を収容する容器用のコネクター |
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