JPH06213254A - 舶用減速逆転機の油圧制御機構 - Google Patents
舶用減速逆転機の油圧制御機構Info
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- JPH06213254A JPH06213254A JP659793A JP659793A JPH06213254A JP H06213254 A JPH06213254 A JP H06213254A JP 659793 A JP659793 A JP 659793A JP 659793 A JP659793 A JP 659793A JP H06213254 A JPH06213254 A JP H06213254A
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- hydraulic
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Landscapes
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プロペラ回転数の相違により油圧クラッチの
嵌入時の油圧を調整して、最適接合状態を得るものであ
る。また、完全中立時には作動油圧を0とし、スタンバ
イ時には前進・後進に低圧の作動油圧をかけることによ
り、クラッチ嵌入時の油圧の立ち上がりを早くし、嵌入
時間の短縮を図り、また操船性を向上するものである。 【構成】 油圧クラッチの作動油圧を調整する手段を具
備した舶用減速逆転機において、油圧クラッチの嵌入時
に、プロペラ回転数に対応して作動油圧を調節すること
により、油圧クラッチ嵌入時の衝撃を回避し速やかに嵌
入する。また、油圧クラッチの選択嵌入を行う前後進切
換弁V1に、スタンバイ位置を設け、油圧クラッチの嵌
入時の応答性を向上させた。
嵌入時の油圧を調整して、最適接合状態を得るものであ
る。また、完全中立時には作動油圧を0とし、スタンバ
イ時には前進・後進に低圧の作動油圧をかけることによ
り、クラッチ嵌入時の油圧の立ち上がりを早くし、嵌入
時間の短縮を図り、また操船性を向上するものである。 【構成】 油圧クラッチの作動油圧を調整する手段を具
備した舶用減速逆転機において、油圧クラッチの嵌入時
に、プロペラ回転数に対応して作動油圧を調節すること
により、油圧クラッチ嵌入時の衝撃を回避し速やかに嵌
入する。また、油圧クラッチの選択嵌入を行う前後進切
換弁V1に、スタンバイ位置を設け、油圧クラッチの嵌
入時の応答性を向上させた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船舶に搭載したエンジ
ンに付設して、プロペラ回転を減速逆転する舶用減速逆
転機の油圧制御機構に関する。
ンに付設して、プロペラ回転を減速逆転する舶用減速逆
転機の油圧制御機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、舶用減速逆転機において、油
圧クラッチの嵌入時の衝撃を緩和する技術は公知とされ
ているのである。例えば特開昭62−165027号公
報に記載の技術の如くである。
圧クラッチの嵌入時の衝撃を緩和する技術は公知とされ
ているのである。例えば特開昭62−165027号公
報に記載の技術の如くである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来技術に
おいては、油圧クラッチ嵌入時のエンジン回転数や機種
毎の相違による制御方法が考慮されていないので、すべ
て同一の作動油圧により嵌入することとなり、機種によ
っては嵌入衝撃が発生する場合があったのである。本発
明は、プロペラ回転数の相違により油圧クラッチの嵌入
時の油圧を調整して、最適接合状態を得るものである。
また従来は、前後進切換弁の中立時にも作動油の高圧を
維持させており、クラッチ嵌入と同時に油圧を下げ、次
に圧力を漸増させる必要があったが、本発明において
は、完全中立時には作動油圧を0とし、スタンバイ時に
は前進・後進に低圧の作動油圧をかけることにより、ク
ラッチ嵌入時の油圧の立ち上がりを早くし、嵌入時間の
短縮を図り、また操船性を向上するのである。
おいては、油圧クラッチ嵌入時のエンジン回転数や機種
毎の相違による制御方法が考慮されていないので、すべ
て同一の作動油圧により嵌入することとなり、機種によ
っては嵌入衝撃が発生する場合があったのである。本発
明は、プロペラ回転数の相違により油圧クラッチの嵌入
時の油圧を調整して、最適接合状態を得るものである。
また従来は、前後進切換弁の中立時にも作動油の高圧を
維持させており、クラッチ嵌入と同時に油圧を下げ、次
に圧力を漸増させる必要があったが、本発明において
は、完全中立時には作動油圧を0とし、スタンバイ時に
は前進・後進に低圧の作動油圧をかけることにより、ク
ラッチ嵌入時の油圧の立ち上がりを早くし、嵌入時間の
短縮を図り、また操船性を向上するのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、油圧クラッチの作動油圧を調
整する手段を具備した舶用減速逆転機において、油圧ク
ラッチの嵌入時に、プロペラ回転数に対応して作動油圧
を調節することにより、油圧クラッチ嵌入時の衝撃を回
避し速やかに嵌入するものである。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、油圧クラッチの作動油圧を調
整する手段を具備した舶用減速逆転機において、油圧ク
ラッチの嵌入時に、プロペラ回転数に対応して作動油圧
を調節することにより、油圧クラッチ嵌入時の衝撃を回
避し速やかに嵌入するものである。
【0005】また、油圧クラッチの作動油圧を調整する
手段を具備した舶用減速逆転機において、油圧クラッチ
の選択嵌入を行う前後進切換弁V1に、スタンバイ位置
を設け、油圧クラッチの嵌入時の応答性を向上させたも
のである。
手段を具備した舶用減速逆転機において、油圧クラッチ
の選択嵌入を行う前後進切換弁V1に、スタンバイ位置
を設け、油圧クラッチの嵌入時の応答性を向上させたも
のである。
【0006】
【作用】次に作用を説明する。即ち、油圧クラッチの嵌
入時において、緩嵌入弁を設けることなく、プロペラ回
転数に対応した油圧に増減することが出来るので、嵌入
時のエンジン回転数や機種毎の相違による制御方法や制
御定数の変更の必要が無く、同一の制御を行うことが出
来る。また、油圧クラッチへの油路に、嵌入前に低い圧
力を予備的に掛けておくことにより、前進または後進の
クラッチ嵌入時に、油圧の立ち上がりを早くすることが
可能となり、嵌入時間の短縮と操船性の向上を図ること
が出来るのである。
入時において、緩嵌入弁を設けることなく、プロペラ回
転数に対応した油圧に増減することが出来るので、嵌入
時のエンジン回転数や機種毎の相違による制御方法や制
御定数の変更の必要が無く、同一の制御を行うことが出
来る。また、油圧クラッチへの油路に、嵌入前に低い圧
力を予備的に掛けておくことにより、前進または後進の
クラッチ嵌入時に、油圧の立ち上がりを早くすることが
可能となり、嵌入時間の短縮と操船性の向上を図ること
が出来るのである。
【0007】
【実施例】次に実施例を説明する。図1は本発明の舶用
減速逆転機の油圧制御機構の制御回路を示す図面、図2
は同じく舶用減速逆転機の油圧制御機構の油圧回路図、
図3は同じく制御ブロック線図、図4は請求項1の発明
を示すフローチャート、図5は請求項1の発明の作用を
示す図面である。
減速逆転機の油圧制御機構の制御回路を示す図面、図2
は同じく舶用減速逆転機の油圧制御機構の油圧回路図、
図3は同じく制御ブロック線図、図4は請求項1の発明
を示すフローチャート、図5は請求項1の発明の作用を
示す図面である。
【0008】請求項1の発明について説明する。1はリ
モコンハンドルであり、該リモコンハンドル1には、ク
ラッチ切換ハンドル2とレギュレータハンドル3とが設
けられている。クラッチ切換ハンドル2は前後にシフト
することにより、油圧クラッチをON−OFF状態に切
換える。該クラッチ切換ハンドル2にはプッシュプルケ
ーブル4が取付けられ、このプッシュプルケーブル4の
先端は、クラッチアクチュエータ5の切換レバー6の先
端に固定されている。切換レバー6が上下回動されたこ
とにより、前進クラッチ嵌入センサ7及び後進クラッチ
嵌入センサ8で検出され、この検出信号が、前進嵌入信
号及び後進嵌入信号として制御部9に送信される。両信
号の送信が無い時がクラッチOFFの状態である。
モコンハンドルであり、該リモコンハンドル1には、ク
ラッチ切換ハンドル2とレギュレータハンドル3とが設
けられている。クラッチ切換ハンドル2は前後にシフト
することにより、油圧クラッチをON−OFF状態に切
換える。該クラッチ切換ハンドル2にはプッシュプルケ
ーブル4が取付けられ、このプッシュプルケーブル4の
先端は、クラッチアクチュエータ5の切換レバー6の先
端に固定されている。切換レバー6が上下回動されたこ
とにより、前進クラッチ嵌入センサ7及び後進クラッチ
嵌入センサ8で検出され、この検出信号が、前進嵌入信
号及び後進嵌入信号として制御部9に送信される。両信
号の送信が無い時がクラッチOFFの状態である。
【0009】クラッチアクチュエータ5と上記クラッチ
切換ハンドル2とによって、クラッチ切換手段が構成さ
れる。エンジンEの回転動力はクラッチハウジング16
内に収納された油圧クラッチを介して、プロペラ軸17
に伝達される。この油圧クラッチの油圧が上記クラッチ
アクチュエータ5によって調整される。また燃料噴射ポ
ンプ15の駆動軸18には、エンジン回転センサ19が
設けられ、エンジン回転センサ19の検出信号は制御部
9に送信され、エンジンEの回転数の検出が行われる。
切換ハンドル2とによって、クラッチ切換手段が構成さ
れる。エンジンEの回転動力はクラッチハウジング16
内に収納された油圧クラッチを介して、プロペラ軸17
に伝達される。この油圧クラッチの油圧が上記クラッチ
アクチュエータ5によって調整される。また燃料噴射ポ
ンプ15の駆動軸18には、エンジン回転センサ19が
設けられ、エンジン回転センサ19の検出信号は制御部
9に送信され、エンジンEの回転数の検出が行われる。
【0010】制御部9にはCPUとROMとRAMを含
み、CPUはROMにメモリされたプログラムに基づい
て各種制御処理を行い、その結果データ等がRAMにメ
モリされる。この制御部9は前進クラッチ嵌入センサ7
と後進クラッチ嵌入センサ8から嵌入信号が与えられる
と、その時プロペラ軸回転センサ32より与えられる回
転数データに応じて、嵌入衝撃を発生しない最良の油圧
を演算する。
み、CPUはROMにメモリされたプログラムに基づい
て各種制御処理を行い、その結果データ等がRAMにメ
モリされる。この制御部9は前進クラッチ嵌入センサ7
と後進クラッチ嵌入センサ8から嵌入信号が与えられる
と、その時プロペラ軸回転センサ32より与えられる回
転数データに応じて、嵌入衝撃を発生しない最良の油圧
を演算する。
【0011】また、レギュレータハンドル3のシフト操
作はプッシュプルスケール23を通じてアクセルセンサ
24で電気的に検出され、制御部9によってレギュレー
タアクチュエータ25のモータ26が駆動され、ガバナ
ー27が制御され、エンジンEの出力回転数が制御され
る。またトローリング操作の為のリモコンハンドル28
には、トローリングハンドル29のシフト操作もプッシ
ュプルスケール30を通じて、トローリングセンサ31
で電気的に検出され、制御部9によって上記クラッチア
クチュエータ5のモータ10が駆動されて、トローリン
グの為の半クラッチ状態を実現出来るように構成されて
いる。
作はプッシュプルスケール23を通じてアクセルセンサ
24で電気的に検出され、制御部9によってレギュレー
タアクチュエータ25のモータ26が駆動され、ガバナ
ー27が制御され、エンジンEの出力回転数が制御され
る。またトローリング操作の為のリモコンハンドル28
には、トローリングハンドル29のシフト操作もプッシ
ュプルスケール30を通じて、トローリングセンサ31
で電気的に検出され、制御部9によって上記クラッチア
クチュエータ5のモータ10が駆動されて、トローリン
グの為の半クラッチ状態を実現出来るように構成されて
いる。
【0012】図2は舶用減速逆転機の油圧制御回路図で
ある。作動油ポンプPからの圧油をトローリング弁V2
に投入し、次に前後進切換弁V1により前進油圧クラッ
チ20と後進油圧クラッチ21に供給されている。ガバ
ナー27の部分にガバナー弁が配置されており、トロー
リング弁V2の制御をしている。
ある。作動油ポンプPからの圧油をトローリング弁V2
に投入し、次に前後進切換弁V1により前進油圧クラッ
チ20と後進油圧クラッチ21に供給されている。ガバ
ナー27の部分にガバナー弁が配置されており、トロー
リング弁V2の制御をしている。
【0013】次に請求項1の発明について説明する。図
3において示す如く、請求項1の発明による油圧クラッ
チの嵌入時に、プロペラ回転数に対応して作動油圧を調
節することにより、油圧クラッチ嵌入時の衝撃を回避
し、速やかに嵌入することを特徴とする。該作用は図2
のトローリング弁V2の部分において行われる。
3において示す如く、請求項1の発明による油圧クラッ
チの嵌入時に、プロペラ回転数に対応して作動油圧を調
節することにより、油圧クラッチ嵌入時の衝撃を回避
し、速やかに嵌入することを特徴とする。該作用は図2
のトローリング弁V2の部分において行われる。
【0014】即ちプロペラ軸17がNP1(例えば50
rpm)になる迄に、油圧をP3 (3〜4kg/cm2 )に
保持し、NP1になると油圧をP2 に下げる。プロペラ
回転が完全嵌入の例えば80%まで嵌入したら、油圧を
最終的にP1にするというシーケンス操作を行うのであ
る。図4のフローチャートにおいて、スタートと共に前
進クラッチ嵌入センサ7と後進クラッチ嵌入センサ8に
より、嵌入スイッチがONとなっているかどうかを判断
する。次に嵌入スイッチがONとなっている場合には、
プロペラ回転数NPがNP1よりも大であるかどうかを
判断する。プロペラ回転数NP<NP1の場合には、油
圧P3をセットする。逆にプロペラ回転数NPが既にN
P1を越えて、(NE/i×0.8)よりも小の場合に
は、油圧P2をセットする。
rpm)になる迄に、油圧をP3 (3〜4kg/cm2 )に
保持し、NP1になると油圧をP2 に下げる。プロペラ
回転が完全嵌入の例えば80%まで嵌入したら、油圧を
最終的にP1にするというシーケンス操作を行うのであ
る。図4のフローチャートにおいて、スタートと共に前
進クラッチ嵌入センサ7と後進クラッチ嵌入センサ8に
より、嵌入スイッチがONとなっているかどうかを判断
する。次に嵌入スイッチがONとなっている場合には、
プロペラ回転数NPがNP1よりも大であるかどうかを
判断する。プロペラ回転数NP<NP1の場合には、油
圧P3をセットする。逆にプロペラ回転数NPが既にN
P1を越えて、(NE/i×0.8)よりも小の場合に
は、油圧P2をセットする。
【0015】該状態は、図5の(a)(b)(c)
(d)において図示されている。図5の(a)はプロペ
ラ回転の変化を示しており、(b)は同じ時系列で、作
動油圧の設定状態を示している。油圧はP1>P3>P
2にセットされている。この制御により、実際に作動油
圧が変化する状態が(c)に図示されている。(d)は
嵌入スイッチ7・8のON−OFFの状態を示してい
る。
(d)において図示されている。図5の(a)はプロペ
ラ回転の変化を示しており、(b)は同じ時系列で、作
動油圧の設定状態を示している。油圧はP1>P3>P
2にセットされている。この制御により、実際に作動油
圧が変化する状態が(c)に図示されている。(d)は
嵌入スイッチ7・8のON−OFFの状態を示してい
る。
【0016】次に、請求項2の発明について図6・図7
において説明する。図6は前後進切換弁V1にスタンバ
イ位置stを設けた、請求項2の発明の実施例を示す油
圧回路図、図7はスタンバイ電磁比例弁Vsにより構成
した請求項2の発明の油圧回路図である。請求項2の発
明は、油圧クラッチの作動油圧を調整する手段を具備し
た舶用減速逆転機において、油圧クラッチの選択嵌入を
行う前後進切換弁V1に、スタンバイ位置を設け、油圧
クラッチの嵌入時の応答性を向上させるものである。
において説明する。図6は前後進切換弁V1にスタンバ
イ位置stを設けた、請求項2の発明の実施例を示す油
圧回路図、図7はスタンバイ電磁比例弁Vsにより構成
した請求項2の発明の油圧回路図である。請求項2の発
明は、油圧クラッチの作動油圧を調整する手段を具備し
た舶用減速逆転機において、油圧クラッチの選択嵌入を
行う前後進切換弁V1に、スタンバイ位置を設け、油圧
クラッチの嵌入時の応答性を向上させるものである。
【0017】従来の技術においては、中立時に高圧を保
持し、嵌入と同時に油圧を一旦下げた後に、圧力を漸増
させる必要があり、また機種毎にまた嵌入時のエンジン
Eの回転数の相違毎に設定状態を変更する必要があった
のである。本発明はこのような不具合を解消するもので
ある。即ち、スタンバイ状態においては、油圧回路に低
い圧力を掛けておくことにより、前進または後進用油圧
クラッチが嵌入した場合に、油圧の立ち上がりを早くす
ることが出来、また嵌入時間の短縮を図ることが出来る
のである。
持し、嵌入と同時に油圧を一旦下げた後に、圧力を漸増
させる必要があり、また機種毎にまた嵌入時のエンジン
Eの回転数の相違毎に設定状態を変更する必要があった
のである。本発明はこのような不具合を解消するもので
ある。即ち、スタンバイ状態においては、油圧回路に低
い圧力を掛けておくことにより、前進または後進用油圧
クラッチが嵌入した場合に、油圧の立ち上がりを早くす
ることが出来、また嵌入時間の短縮を図ることが出来る
のである。
【0018】図6の実施例においては、前後進切換弁V
1の切換をクラッチ切換ハンドル2により手動で行う場
合において、前後進切換弁V1を5位置切換弁とし、中
立位置の左右に、スタンバイ位置stを配置したもので
ある。該スタンバイ位置stは、後進油圧クラッチ21
と前進油圧クラッチ20への油路を、低圧リリーフ弁5
0と潤滑油リリーフ弁51の間に連通しており、前後進
切換弁V1が中立からクラッチ嵌入位置に切り換えられ
る直前に、前進油圧クラッチ20と後進油圧クラッチ2
1を、潤滑油回路よりも低い低圧に上昇するのである。
52は作動油圧リリーフ弁である。該前後進切換弁V1
の中立位置からの切換時において、スタンバイ位置st
の部分は一瞬の間に通過する位置であるので、該低圧へ
の上昇も一瞬であり、また、これにより前進油圧クラッ
チ20と後進油圧クラッチ21へ作動油圧が流入して
も、同時嵌入によるクラッチの破損はない。
1の切換をクラッチ切換ハンドル2により手動で行う場
合において、前後進切換弁V1を5位置切換弁とし、中
立位置の左右に、スタンバイ位置stを配置したもので
ある。該スタンバイ位置stは、後進油圧クラッチ21
と前進油圧クラッチ20への油路を、低圧リリーフ弁5
0と潤滑油リリーフ弁51の間に連通しており、前後進
切換弁V1が中立からクラッチ嵌入位置に切り換えられ
る直前に、前進油圧クラッチ20と後進油圧クラッチ2
1を、潤滑油回路よりも低い低圧に上昇するのである。
52は作動油圧リリーフ弁である。該前後進切換弁V1
の中立位置からの切換時において、スタンバイ位置st
の部分は一瞬の間に通過する位置であるので、該低圧へ
の上昇も一瞬であり、また、これにより前進油圧クラッ
チ20と後進油圧クラッチ21へ作動油圧が流入して
も、同時嵌入によるクラッチの破損はない。
【0019】次に図7の実施例を説明する。図7におい
ては、前後進切換弁V1に連動して切換えられるスタン
バイ電磁比例弁Vsを設けている。該スタンバイ電磁比
例弁Vsは、クラッチ切換ハンドル2により前後進切換
弁V1を切換える操作をセンサスイッチにより検出し、
これに連動して開閉を行う。中立位置では、作動油圧は
0であるが、次にクラッチ切換ハンドル2により嵌入状
態に切換えようと操作すると、スタンバイ電磁比例弁V
sにより、低圧位置に上昇させ、次に完全に前後進切換
弁V1が前進または後進に切換えられると、通常の作動
油圧に向けて圧力が漸増するのである。図7の実施例に
おいては、スタンバイ位置の役目と、油圧の漸増立ち上
がりを、全てスタンバイ電磁比例弁Vsにより行ってい
る。
ては、前後進切換弁V1に連動して切換えられるスタン
バイ電磁比例弁Vsを設けている。該スタンバイ電磁比
例弁Vsは、クラッチ切換ハンドル2により前後進切換
弁V1を切換える操作をセンサスイッチにより検出し、
これに連動して開閉を行う。中立位置では、作動油圧は
0であるが、次にクラッチ切換ハンドル2により嵌入状
態に切換えようと操作すると、スタンバイ電磁比例弁V
sにより、低圧位置に上昇させ、次に完全に前後進切換
弁V1が前進または後進に切換えられると、通常の作動
油圧に向けて圧力が漸増するのである。図7の実施例に
おいては、スタンバイ位置の役目と、油圧の漸増立ち上
がりを、全てスタンバイ電磁比例弁Vsにより行ってい
る。
【0020】図8はエンジンEが回転停止した場合に、
クラッチ切換ハンドル2を自動的に中立に操作する機構
の油圧回路図、図9は同じく他の実施例を示す油圧回路
図、図10はエンジン停止時閉鎖弁Aの回路図である。
従来の舶用減速逆転機においては、電気的センサーを設
けて、クラッチ切換ハンドル2が中立位置に配置されて
いない場合には、エンジンEの始動が出来ないように構
成して、危険を回避していたのである。しかし、電気的
な構成であるので、ノイズや断線により誤作動する恐れ
があったのである。本構成においては、エンジンEが停
止した場合には、クラッチ切換ハンドル2を強制的に中
立位置に戻すように構成したのである。これにより、エ
ンジンEが停止した場合には、必ず油圧クラッチを中立
状態にすることが出来るので、次回のエンジン始動時に
クラッチが嵌入したままで、急発進するという不具合を
解消することが出来るのである。
クラッチ切換ハンドル2を自動的に中立に操作する機構
の油圧回路図、図9は同じく他の実施例を示す油圧回路
図、図10はエンジン停止時閉鎖弁Aの回路図である。
従来の舶用減速逆転機においては、電気的センサーを設
けて、クラッチ切換ハンドル2が中立位置に配置されて
いない場合には、エンジンEの始動が出来ないように構
成して、危険を回避していたのである。しかし、電気的
な構成であるので、ノイズや断線により誤作動する恐れ
があったのである。本構成においては、エンジンEが停
止した場合には、クラッチ切換ハンドル2を強制的に中
立位置に戻すように構成したのである。これにより、エ
ンジンEが停止した場合には、必ず油圧クラッチを中立
状態にすることが出来るので、次回のエンジン始動時に
クラッチが嵌入したままで、急発進するという不具合を
解消することが出来るのである。
【0021】図8においては、リモコンハンドル1に設
けたクラッチ切換ハンドル2と、前後進切換弁V1のス
プールとの間にプッシュプルワイヤー49を介装し、該
プッシュプルワイヤー49に中立戻し弁V5を設けたも
のである。該構成においては、前後進切換弁V1の中立
位置の左右に過渡期位置48・48を設けており、前後
進切換弁V1が前進、又は後進位置に入ると、中立戻し
弁V5により前進又は後進位置を保持可能としている。
また図8においては、作動油ポンプPと前後進切換弁V
1との間に、図10に示すエンジン停止弁Aを介装して
いる。該エンジン停止時閉鎖弁Aにより、エンジンEが
停止すると、同時に作動油ポンプPからの圧油を停止す
べく構成している。
けたクラッチ切換ハンドル2と、前後進切換弁V1のス
プールとの間にプッシュプルワイヤー49を介装し、該
プッシュプルワイヤー49に中立戻し弁V5を設けたも
のである。該構成においては、前後進切換弁V1の中立
位置の左右に過渡期位置48・48を設けており、前後
進切換弁V1が前進、又は後進位置に入ると、中立戻し
弁V5により前進又は後進位置を保持可能としている。
また図8においては、作動油ポンプPと前後進切換弁V
1との間に、図10に示すエンジン停止弁Aを介装して
いる。該エンジン停止時閉鎖弁Aにより、エンジンEが
停止すると、同時に作動油ポンプPからの圧油を停止す
べく構成している。
【0022】図9における実施例においては、前後進切
換弁V1の両端にバネ入背室47・47を設け、該バネ
入背室47・47に圧油が流入しない中立位置では、前
後進切換弁V1のスプールが、バネ付勢力により強制的
に中立位置に戻るように構成している。即ちエンジンE
が停止し、作動油ポンプPが作動しなくなるとバネ入背
室47・47への圧油の流入が停止し、前進又は後進側
にクラッチ切換ハンドル2が操作されていても、バネ付
勢力によりスプールが中立位置に戻されるのである。同
時に作動油ポンプPと前後進切換弁V1の間にエンジン
停止時閉鎖弁Aも配置されている。以上の図8と図9と
図10の構成により、エンジンEが停止すると前後進切
換弁V1は中立位置に強制的に戻されるのである。
換弁V1の両端にバネ入背室47・47を設け、該バネ
入背室47・47に圧油が流入しない中立位置では、前
後進切換弁V1のスプールが、バネ付勢力により強制的
に中立位置に戻るように構成している。即ちエンジンE
が停止し、作動油ポンプPが作動しなくなるとバネ入背
室47・47への圧油の流入が停止し、前進又は後進側
にクラッチ切換ハンドル2が操作されていても、バネ付
勢力によりスプールが中立位置に戻されるのである。同
時に作動油ポンプPと前後進切換弁V1の間にエンジン
停止時閉鎖弁Aも配置されている。以上の図8と図9と
図10の構成により、エンジンEが停止すると前後進切
換弁V1は中立位置に強制的に戻されるのである。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く構
成したので、油圧クラッチの嵌入時において、緩嵌入弁
を設けることなく、プロペラ回転数に対応した油圧に増
減することが出来るので、嵌入時のエンジン回転数や機
種毎の相違による制御方法や制御定数の変更の必要がな
く、同一の制御を行うことが出来るのである。
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く構
成したので、油圧クラッチの嵌入時において、緩嵌入弁
を設けることなく、プロペラ回転数に対応した油圧に増
減することが出来るので、嵌入時のエンジン回転数や機
種毎の相違による制御方法や制御定数の変更の必要がな
く、同一の制御を行うことが出来るのである。
【0024】請求項2の如く構成したので、油圧クラッ
チへの油路に、嵌入前に低い圧力を予備的に掛けておく
ことにより、前進または後進のクラッチ嵌入時に、油圧
の立ち上がりを早くすることが可能となり、嵌入時間の
短縮と操船性の向上を図ることが出来たのである。
チへの油路に、嵌入前に低い圧力を予備的に掛けておく
ことにより、前進または後進のクラッチ嵌入時に、油圧
の立ち上がりを早くすることが可能となり、嵌入時間の
短縮と操船性の向上を図ることが出来たのである。
【図1】本発明の舶用減速逆転機の油圧制御機構の制御
回路を示す図面。
回路を示す図面。
【図2】同じく舶用減速逆転機の油圧制御機構の油圧回
路図。
路図。
【図3】同じく制御ブロック線図。
【図4】請求項1の発明を示すフローチャート。
【図5】請求項1の発明の作用を示す図面。
【図6】前後進切換弁V1にスタンバイ位置stを設け
た請求項2の発明の実施例を示す油圧回路図。
た請求項2の発明の実施例を示す油圧回路図。
【図7】スタンバイ電磁比例弁Vsにより構成した請求
項2の発明の油圧回路図。
項2の発明の油圧回路図。
【図8】エンジンEが回転停止した場合にクラッチ切換
ハンドル2を自動的に中立に操作する機構の油圧回路
図。
ハンドル2を自動的に中立に操作する機構の油圧回路
図。
【図9】同じく他の実施例を示す油圧回路図。
【図10】エンジン停止時閉鎖弁Aの回路図。
V1 前後進切換弁 V2 トローリング弁 Vs スタンバイ電磁比例弁 V5 中立戻し弁 A エンジン停止時閉鎖弁 1 リモコンハンドル 2 クラッチ切換ハンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沖田 雅一 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 油圧クラッチの作動油圧を調整する手段
を具備した舶用減速逆転機において、油圧クラッチの嵌
入時に、プロペラ回転数に対応して作動油圧を調節する
ことにより、油圧クラッチ嵌入時の衝撃を回避し速やか
に嵌入することを特徴とする舶用減速逆転機の油圧制御
機構。 - 【請求項2】 油圧クラッチの作動油圧を調整する手段
を具備した舶用減速逆転機において、油圧クラッチの選
択嵌入を行う前後進切換弁V1に、スタンバイ位置st
を設け、油圧クラッチの嵌入時の応答性を向上させたこ
とを特徴とする舶用減速逆転機の油圧制御機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP659793A JPH06213254A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 舶用減速逆転機の油圧制御機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP659793A JPH06213254A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 舶用減速逆転機の油圧制御機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06213254A true JPH06213254A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11642745
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP659793A Pending JPH06213254A (ja) | 1993-01-19 | 1993-01-19 | 舶用減速逆転機の油圧制御機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06213254A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7377827B1 (en) * | 2003-06-20 | 2008-05-27 | Sturdy Corporation | Marine propulsion shift control |
| CN107989992A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-05-04 | 湖州生力液压有限公司 | 一种带比例控制的集成变速箱控制阀及控制方法 |
-
1993
- 1993-01-19 JP JP659793A patent/JPH06213254A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7377827B1 (en) * | 2003-06-20 | 2008-05-27 | Sturdy Corporation | Marine propulsion shift control |
| CN107989992A (zh) * | 2017-12-29 | 2018-05-04 | 湖州生力液压有限公司 | 一种带比例控制的集成变速箱控制阀及控制方法 |
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