JPH06213548A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH06213548A
JPH06213548A JP590193A JP590193A JPH06213548A JP H06213548 A JPH06213548 A JP H06213548A JP 590193 A JP590193 A JP 590193A JP 590193 A JP590193 A JP 590193A JP H06213548 A JPH06213548 A JP H06213548A
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JP
Japan
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compressor
temperature
refrigerator
cooler
refrigerating
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Application number
JP590193A
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English (en)
Inventor
Michiya Matsuda
美智也 松田
Bunichi Washimi
文一 鷲見
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 始動時での圧縮機モータの補助巻線の通電時
間を最小にし、始動時での騒音の発生を低減する。 【構成】 マイコン6は、スイッチ3,2を閉じて圧縮
機モータ1を始動させ、予め設定した時間後、スイッチ
3をオフにし、始動検出器4によってモータ電流値を検
出する。このとき、モータ電流値が大きいならば、始動
が良好になされなかったことになり、再度スイッチ3,
2を閉じて圧縮機モータ1を始動させ、上記設定時間よ
りも長い時間を設定してスイッチ3をオフさせる。この
ようにして、順次設定時間を変化させながら始動検出器
4でモータ電流を検出し、始動開始時の電流値よりも充
分小さい電流値が検出されると、このとき良好な始動が
行なわれたことになり、このときの設定時間を最小始動
時間とし、以後、この最小始動時間で始動させるように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷却器用圧縮機を備え
た冷蔵庫に係り、特に、この冷却器用圧縮機の始動方法
及び冷蔵庫の温度制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷却器用圧縮機を備えた冷蔵庫に
おいては、実公昭61−35753号公報に記載のよう
に、正特性サ−ミスタを用いた始動装置が設けられ、こ
れによって始動を行なっていたため、始動時間は正特性
サ−ミスタの抵抗値及び体積によって決まる一定の時間
であって、外気温度の変動や冷却器用圧縮機のばらつき
を考慮し、これらによる冷却器用圧縮機の始動不良を防
止できる程度の時間に設定されていた。また、冷蔵室内
の温度制御も、庫内温度が一定となるように行なわれ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、上記従来の
冷却器用圧縮機の始動装置によると、始動に要する時間
が非常に長くなる。冷却器用圧縮機モータには、主巻線
のほかに、始動時にのみ通電する補助巻線が設けられて
おり、上記のことから、始動時には、長時間補助巻線に
電流が流れることになり、これによって大きな騒音が発
生することになる。即ち、従来の冷蔵庫では、始動時の
騒音が大きいという問題があった。
【0004】また、冷蔵庫内の温度も一定となるように
制御されるため、大量の負荷(食品などの貯蔵物)を投
入した場合、これによって庫内温度が上昇してダンパ−
等が開き、庫内冷却ファンにより、庫内に冷気が送られ
て庫内温度が下降するが、大量の負荷のため、負荷の温
度がその貯蔵に必要な温度まで下降する前に庫内温度が
設定温度にまで下降してしまい、これを庫内温度センサ
が検出してダンパ−等を閉じ、冷気の供給が停止してし
まう。このため、負荷の温度としては、貯蔵に必要な温
度まで下降しないことになってしまう。
【0005】本発明の目的は、かかる問題を解消し、必
要最小の時間で始動し、始動時の騒音を低減することが
できるようにした冷蔵庫を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、庫内に投入された負
荷量に拘らず、負荷温度を所定に設定できるようにした
冷蔵庫を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、冷却器用圧縮機の始動不良を検出する該
検出器の検出出力を用いて該冷却器用圧縮機の始動時間
を学習し、最小始動時間を設定する制御手段を設け、該
制御手段で設定された最小始動時間で該冷却器用圧縮機
を始動させるようにする。
【0008】また、本発明は、冷蔵室内の熱負荷量を推
定し、該冷蔵室内の設定温度を該推定熱負荷量に応じた
温度とする手段を設ける。
【0009】
【作用】冷却器用圧縮機の始動時間を種々変更させて、
その都度検出器によって始動不良か否かを判定する学習
を行ない、始動不良が生じない最も短かい始動時間を探
索する。そして、見つけ出された最も短かい時間を最小
始動時間とし、冷却器用圧縮機の始動はこの最小始動時
間で行なうようにする。また、外気温度毎に最小始動時
間を探索し、使用時の外気温度に応じた最小始動時間で
始動させる。以上により、常に、冷却器用圧縮機の補助
巻線に電流が流れる時間が必要最小のものとなり、始動
不良が生ずることなく冷却器用圧縮機が始動し、始動時
の騒音を低減できる。
【0010】また、冷蔵室内に投入された負荷量は、冷
蔵室内温度と外気温度と冷蔵室扉の開閉頻度等で推定で
きる。このようにして推定された負荷量に応じて冷蔵室
内温度設定がなされるものであるから、負荷温度を貯蔵
に必要な温度とすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。図1は本発明による冷蔵庫の一実施例を示す回路
図,ブロック図であって、同図(a)は冷却器用圧縮機
モータの駆動回路を、同図(b)はその制御系を夫々示
しており、1は冷却器用圧縮機モ−タ(以下、特別の場
合を除いて単にモータという)、1aは主巻線、1bは
補助巻線、2は冷却器用圧縮機断続用開閉器、3は始動
用開閉器、4は検出器、5は商用電源、6はマイクロコ
ンピュ−タ、7は始動用開閉器駆動回路、8は断続用開
閉器駆動回路である。
【0012】図1(a)において、モ−タ1は主巻線1
aと補助巻線1bとを備えている。この補助巻線1bは
モータ1の始動時にのみ通電され、このために、補助巻
線1bに直列に始動用開閉器3が設けられている。ま
た、モータ1は冷却器用圧縮機断続用開閉器2を介して
商用電源5に接続されている。検出器4は、モータ1に
ながれる電流により、モータ1の始動の良不良を検出す
るためのものである。モータ1の始動時の電流は図2に
示すように変化する。即ち、始動開始時にモータ1に大
電流が流れるが、正常始動の場合には、実線で示すよう
に、時間経過とともに電流値が低下し、例えば約4秒後
には、始動直後の約1割程度に減少して安定化する。し
かし、始動不良の場合には、破線で示すように、電流値
は始動直後から低下せず、そのまま大電流が流れ続け
る。従って、これにより、モータ1の始動が良好である
か、不良であるかを判定することができる。
【0013】図1(b)において、始動用開閉器駆動回
路7は始動用開閉器3を、断続用開閉器駆動回路8は冷
却器用圧縮機断続用開閉器2を夫々オン,オフ駆動する
ものであって、マイクロコンピュータ6により、検出器
4や外気温度検出器9の検出出力に応じて制御される。
冷却器用圧縮機断続用開閉器2は、冷蔵庫が使用稼動状
態にあるとき、この冷蔵庫の冷凍室内の温度を一定にた
持つために、オン,オフ制御されるものであって、冷凍
室内の温度が設定温度よりも低くなり過ぎると、オフし
てモータ1を停止させ、高くなり過ぎると、オンしてモ
ータ1を回転させる。
【0014】次に、図3により、この実施例の動作を説
明する。まず、冷却器用圧縮機の始動時において、マイ
クロコンピュ−タ6が始動用開閉器駆動回路7及び断続
用開閉器駆動回路8を制御することにより、始動用開閉
器3及び断続用開閉器2をオンし(ステップ300,3
01)、モータ1の主巻線1a及び補助巻線1bに電流
が流れてモータ1が急速に始動する。そして、マイクロ
コンピュータ6は時間を計測し、始動開始から最小始動
時間とみて予め定めたN秒(例えば、4秒)経過する
と、始動用開閉器駆動回路7を制御して始動用開閉器3
をオフにし(ステップ302)、これとともに、始動検
出器4の検出出力を取り込んで、図2に示した電流の状
態から始動の良否を判定する(ステップ303)。
【0015】始動状態が良好であった場合には、このN
秒を最小始動時間と決定して、マイクロコンピュータ6
はこのN秒をそのまま保持するが(ステップ306)、
始動状態が良好でなかった場合には、マイクロコンピュ
−タ6は断続用開閉器駆動回路8を制御して断続用開閉
器2をオフにし(ステップ304)、上記の予め設定し
た最小始動時間N秒に例えば0.1秒を加えて新たな最
小始動時間N秒とし(ステップ305)、再びステップ
300からの制御動作を行なう。
【0016】そして、以上の制御動作が繰返し行なわれ
ることによって正常な始動動作が行なわれるようになる
と、そのとき最小始動時間としたN秒を最小時間と決定
し、これをそのまま保持する。
【0017】このように学習が行なわれて最小始動時間
が決定されるが、この学習は、冷蔵庫の使用とは独立に
行なうようにしてもよいし、冷蔵庫の使用毎に行なわれ
てもよく、この場合には、ステップ306に続いて冷蔵
庫は使用稼動状態となる。
【0018】また、以上は外気温度を考慮していない
が、外気温度に応じて最小始動時間を設定することがで
きる。即ち、マイクロコンピュータ6には、予め各外気
温度毎に最小始動時間とみなす時間が設定されており、
図3に示した上記学習動作によって最小始動時間が決ま
ると、マイクロコンピュータ6は、この決定された最小
始動時間と、このときの外気温度検出器9によって検出
される外気温度情報とを対にして保持する。これは、各
外気温度について行なわれ、その後モータ1を始動する
ときには、マイクロコンピュータ6は、外気温度検出器
9からこのときの外気温度を検出し、この外気温度に対
する最小始動時間でモータ1を始動動作させる。このよ
うにして、外気温度毎に最適な最小始動時間でモータ1
を始動させることができる。
【0019】なお、この外気温度毎に最小始動時間を設
定する場合には、外気温度を例えば5℃ずつに区分し、
夫々の区分毎に最小始動時間を設定し、検出される外気
温度が入る区分に対応した最小始動時間を使用して始動
が行なわれるようにする。
【0020】また、かかる外気温度毎の最小始動時間の
学習は、冷蔵庫の使用とは独立に行なうようにしてもよ
いし、冷蔵庫の使用毎に行なわれるようにしてもよい。
【0021】さらに、図3に示した制御動作では、最小
始動時間が長くなる方向にのみ補正を加えていくもので
あったが、図3において、さらに、ステップ303で正
常な始動が行なわれたと判定されたとき、このときの最
小始動時間N秒に例えば0.1秒を減算して新たな最小
始動時間とし、これでもってステップ300からの制御
動作を再開し、同様に始動が正常でなくなるまでこの制
御動作を繰り返して、始動が正常に行なわれなくなる
と、これより1つまえの最小始動時間をそのときの外気
温度での最小始動時間と決定するようにしてもよい。こ
れによると、予め設定する最小始動時間を大まかにでき
て、あるいはまた、予め設定する最小始動時間を全ての
外気温度に対して等しくしても、さらに良好な最小始動
時間を得ることができる。
【0022】以上のように、この実施例では、外気温度
や個々の冷却器用圧縮機のばらつきに対し、最良の最小
始動時間を簡単に決めることができ、始動時の騒音を有
効に低減することができる。
【0023】図4は本発明による冷蔵庫の他の実施例を
示す回路図,ブロック図であって、同図(a)は電動ダ
ンパーの駆動回路を、同図(b)はその制御系を夫々示
しており、10は電動ダンパー、10aはダンパーモー
タ、10bはダンパ−開閉スイッチ、11は電動ダンパ
−用開閉器、12は冷蔵室内温度検出器、13は冷蔵室
扉開閉検出器、14は電動ダンパー駆動回路、15は冷
凍室内温度検出器、16は圧縮機冷却ファン駆動回路で
あり、図1に対応する部分には同一符号をつけている。
【0024】図4において、電動ダンパ−10はダンパ
−モ−タ10aとこの回転によって開閉されるダンパ−
開閉スイッチ10bとによって構成されており、このダ
ンパ−モ−タ10aは電動ダンパ−用開閉器11を介し
て商用電源5に接続されている。この電動ダンパ−用開
閉器11は電動ダンパー駆動回路14によって駆動さ
れ、マイクロコンピュータ6からの制御信号に応じて閉
じ、これによってダンパーモータ10aが所定量回転す
ると開く。このようにダンパーモータ10aが所定量回
転する毎にダンパ−開閉スイッチ10bが交互に開,閉
する。
【0025】かかる電動ダンパ−10は、図5に示すよ
うに、冷蔵庫の冷凍室17と冷蔵室18との間を結ぶ冷
気の通路19中に配置されており、上記のように、ダン
パー開閉スイッチ10bが開くと、ダンパー20が開い
て通路19を開状態とし、ダンパーモータ10aの次の
回転でダンパー開閉スイッチ10bが閉じると、ダンパ
ー20が閉じて通路19を閉状態とする。
【0026】圧縮機22や冷却ファン21は、圧縮機冷
却ファン駆動回路16により、マイクロコンピュータ6
からの制御信号に応じて駆動制御される。圧縮機22が
動作するときには、冷却ファン21も動作し、圧縮機2
2で得られる冷気が冷却ファン21によって冷凍室17
に送りこまれる。また、ダンパー20が開いているとき
には、この冷気が通路19を介して冷蔵室18にも送り
こまれる。
【0027】図4に戻って、マイクロコンピュータ6
は、冷凍室内温度検出器15によって冷蔵室18(図
5)の室内温度を、冷蔵室内温度検出器12によって冷
凍室17(図5)の室内温度を、外気温度検出器9によ
って外気温度を、冷蔵室扉開閉検出器13によって冷蔵
室の扉の開閉時間やその開閉頻度を夫々検出しており、
さらに、ダンパー開閉スイッチ10bの開閉状態を検出
する電動ダンパー開閉検出器10cでもってダンパー
(図5)の開閉状態を検出する。そして、かかる検出出
力に応じて、マイクロコンピュータ6は、電動ダンパー
駆動回路14及び圧縮機冷却ファン駆動回路16を次の
ように制御する。
【0028】冷凍室17(図5)では、設定温度が設け
られており、マイクロコンピュータ6は常時冷凍室内温
度検出器15の検出出力によってその室内温度を検出
し、この室内温度が設定温度よりも高くなると、圧縮機
冷却ファン駆動回路16を動作させて圧縮機22と冷却
ファン21(図5)を動作させる。これにより、圧縮機
22からの冷気が、冷却ファン21により、冷凍室17
に送りこまれる。これによって冷凍室17の室内温度が
低下していき、設定温度以下となると、マイクロコンピ
ュータ6は圧縮機冷却ファン駆動回路16を制御して、
圧縮機22及び冷却ファン21を停止させる。
【0029】冷蔵室18(図5)でも、設定温度が設け
られており、マイクロコンピュータ6は常時冷蔵室内温
度検出器12の検出出力によってその室内温度を検出
し、この室内温度が設定温度よりも高くなると、電動ダ
ンパー駆動回路14を動作させてダンパー20を開かせ
る。これにより、圧縮機22からの冷気は、冷却ファン
21により、通路19を介して冷蔵室18に送りこまれ
る。これによって冷蔵室18の室内温度が低下してい
き、設定温度以下となると、電動ダンパー駆動回路14
を制御してダンパー20を閉じさせ、電動ダンパー開閉
検出器10cでこれを検出して動作の終了を確認する。
【0030】かかる構成において、この実施例では、圧
縮機22及び冷却ファン21が停止時に扉を開いて冷蔵
室内に投入される食品等の収納物の温度を素早く設定温
度にまで到達させるようにする。この場合、食品等が投
入されたか否かを検知する必要がある。通常、圧縮機2
2及び冷却ファン21の停止時に食品等が投入されると
きには、冷蔵庫の室内温度が上昇するから、この温度上
昇があったことから食品等が投入されたと判定すること
も考えられるが、冷蔵室の扉を開閉するだけで室内の温
度が上昇するし、また、この場合、外気温度に応じて温
度上昇の傾向が異なる。従って、室内温度の上昇だけで
は、食品等が投入されたか否かを判定することができな
い。
【0031】そこで、この実施例では、図6に示すよう
に、冷蔵室の室内温度の上昇傾向600と冷蔵室の扉の
開放時間,開閉頻度601と外気温度602とから冷蔵
室内に投入された負荷量(食品等の量)を推定し(60
3)、この負荷量に応じて冷蔵室の設定温度を変更する
ようにする(604)。冷蔵室の室内温度の上昇は、上
記のように、冷蔵室内に投入される負荷量に応じて上昇
するのであるが、さらに、冷蔵室の扉の開放時間,開閉
頻度や外気温度に応じても上昇するから、冷蔵室の室内
温度の上昇から冷蔵室の扉の開放時間,開閉頻度や外気
温度による温度上昇分を差し引くことにより、冷凍室内
に投入される負荷量を推定しようとするものである。以
下、かかる推定方法の一具体例について説明する。
【0032】いま、冷蔵室の扉の各開放時間の和(開放
回数と開放時間を積算した時間)を積算開放時間とする
と、圧縮機と冷却ファンとが停止している間での室内温
度の上昇変化は図7に示すようになり、しかも、外気温
度が高いほど温度上昇は大きくなる。また、冷蔵室に投
入される負荷量に対する室内温度の上昇変化は図8に示
すようになり、負荷温度が高いほど温度上昇は大きくな
る。従って、図7及び図8により、扉の開放積算時間が
少なくて室内温度が上昇した場合には、冷蔵室に負荷が
投入されたと判断し、扉の開閉と負荷の投入とで室内温
度上昇があった場合には、この室内温度上昇から扉の開
閉による温度上昇分を差し引いた温度上昇分を負荷が投
入されたことによる上昇分と判断する。そして、投入さ
れた負荷量が多い場合には、冷蔵室の設定温度を下げ、
投入された負荷量が少ない場合には、その設定温度を変
えるないようにする。
【0033】かかる室内設定温度シフト方法の例を図9
に示す。同図において、通常は、冷蔵室の室内温度がT
1になると、図5で説明したように、ダンパー20が開
いて冷蔵室18が冷却され、室内温度がT2にまで下が
ると、ダンパー20が閉じ、これが繰り返されることに
より、冷蔵室18内がT2〜T1の範囲の温度に保たれ
るように設定温度が定められているものとすると、圧縮
機22と冷却ファン21の停止中に負荷が多量に投入さ
れた場合、図示するように、冷蔵庫の室内温度が温度T
1を越えて上昇する。そこで、ダンパー20を開き、冷
蔵室18の室内温度がT2よりも低いT3まで下がるよ
うに、投入された負荷量に応じて冷蔵室の新たな設定温
度が決められる。これにより、投入された負荷は素早く
冷却され、その後は元の設定温度に戻されて室内温度を
T2〜T1の範囲内に保つようにする。
【0034】このようにして、この実施例では、負荷の
温度を、それが投入されると、直ちに貯蔵に必要な冷蔵
室の設定温度にまで低下させることができる。
【0035】図10は図5(b)における冷蔵室扉開閉
検出器13の一具体例を示す回路図であって、23はド
アスイッチ、24は室内灯、25はフォトカプラであ
り、6は図5(b)におけるマイクロコンピュータであ
る。
【0036】同図において、ドアスイッチ23は、図1
1に示すように、冷蔵室18の側面に取付けられ、冷蔵
室18の扉26が開いている時にはオン状態となり、扉
26が閉じているときにはオフ状態となる。そして、こ
のドアスイッチ23がオン状態になると、冷蔵室18内
の室内灯24が点灯し、これとともに、フォトカプラ2
5を介して高レベルの扉開閉信号がマイクロコンピュー
タ6に供給される。また、扉26が閉じてドアスイッチ
23がオフしているときには、冷蔵室18内の室内灯2
4が消灯し、これとともに、フォトカプラ25を介して
低レベルの扉開閉信号がマイクロコンピュータ6に供給
される。従って、高レベルの扉開閉信号の供給回数を係
数することにより、扉26の開閉頻度を検出することが
でき、また、扉開閉信号の高レベル期間の計測により、
扉26の開放時間を検出することができる。
【0037】図12は本発明による冷蔵庫のさらに他の
実施例の動作を示すフローチャートである。この実施例
は、冷蔵室の扉の開閉回数が多くても、食品等の負荷の
温度を上昇させないようにしたものであり、冷蔵室の扉
の開閉パタ−ンを学習することにより、予め扉の開閉回
数が多い時間を予知できるようにし、この時間で設定温
度を下げておくものである。
【0038】図12において、例えば1時間毎の冷蔵室
の扉の開閉回数を、例えば図10に示した具体例での扉
開閉信号により、カウントし(ステップ1201)、こ
れによって得られた開閉回数が予め決められた設定回数
以上か否か判定する(ステップ1202)。そして、設
定回数以上となる開閉回数の日時をメモリに記憶してお
き(ステップ1203)、これを所定日数(例えば5日
間)繰り返し、この5日間同じとなる時間帯を検出する
(ステップ1204)。このようにして、扉の開閉回数
が多い時間帯が検出される。
【0039】かかる学習によって検出される時間帯が、
例えば午後6〜午後7時とすると、この時間帯では冷蔵
室の扉の開閉が頻繁に行なわれるから、この時間帯の例
えば1時間前の午後5時から冷蔵室の設定温度を下方に
変更(ステップ1205)して収納されている食品等の
温度を低めておき、この午後6〜午後7時の時間帯で頻
繁に扉が開閉されても、食品等の温度が上昇するのを防
止する。かかる時間帯が過ぎると、冷蔵室の設定温度を
元に戻す。
【0040】図13は単位時間当りの扉の開閉回数に対
する冷蔵室の室内温度の上昇を示すものであって、扉の
開閉回数が多いほど温度シフト量が多くなる、また、外
気温が高いほど、扉の同じ開閉回数でも、温度シフト量
が多くなる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、冷却器
用圧縮機モータの補助巻線に流れる電流の時間を始動が
安定に行なわれる最小時間にすることができ、始動時の
騒音を低減することができる、また、始動検出器は常時
モータ電流を検出するから、冷却器用圧縮機の負荷が重
い状態での大電流をも検出して冷却器用圧縮機を停止差
せることができ、これによって冷却器用圧縮機の保護も
図ることができる。
【0042】また、本発明によれば、冷蔵室内に収納さ
れた負荷量を推定して設定温度を変えることにより、冷
蔵室内に収納された負荷を素早く設定温度に冷却するこ
とができる。
【0043】さらに、本発明によれば、冷蔵室の扉開閉
パタ−ンを学習し、その学習結果を基に冷蔵室の設定温
度を変更するものであるから、食品の温度上昇を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による冷蔵庫の一実施例を示す構成図で
ある。
【図2】圧縮機モータの始動時のモータ電流変化を示す
図である。
【図3】図1に示した実施例の最小始動時間設定のため
の動作を示すフロ−チャ−トである。
【図4】本発明による冷蔵庫の他の実施例を示す構成図
である。
【図5】図4に示した実施例での電動ダンパーの配置例
を示す断面図である。
【図6】図4に示した実施例の動作を示すフロ−チャ−
トである。
【図7】冷蔵室における扉の積算開放時間と外気温度に
対する室内温度の上昇を示す図である。
【図8】冷蔵室における投入負荷量に対する室内温度の
上昇を示す図である。
【図9】図4に示した実施例での負荷投入にともなう冷
凍室の室内温度制御を示す図である。
【図10】図4における冷蔵室扉開閉検出器の一具体例
を示す回路図である。
【図11】冷蔵庫内での図10におけるドアスイッチの
配置例を示す斜視図である。
【図12】本発明による冷蔵庫のさらに他の実施例の動
作を示すフローチャートである。
【図13】冷蔵室の扉の開閉回数に対する室内温度上昇
を示す図である。
【符号の説明】
1 圧縮機モ−タ 1a 主巻線 1b 補助巻線 2 圧縮機断続用開閉器 3 始動用開閉器 4 始動検出器 5 商用電源 6 マイクロコンピュ−タ 7 始動用開閉器駆動回路 8 断続用開閉器駆動回路 10 電動ダンパ− 10a ダンパ−モ−タ 10b 電動ダンパ−開閉スイッチ 10c 電動ダンパ−開閉検出器 11 電動ダンパ−用開閉器 12 冷蔵室内温度検出器 13 冷蔵室扉開閉検出器 14 電動ダンパ−駆動回路 15 冷凍室内温度検出器 16 圧縮器冷却ファン駆動回路 18 冷蔵室 19 冷気の通路 20 ダンパー 21 冷却ファン 22 圧縮機

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主巻線と補助巻線を有する冷却器用圧縮
    機と、該冷却器用圧縮機の始動時に補助巻線に電流を流
    す始動用開閉器と、冷却器用圧縮機の始動不良を検出す
    る検出器とを備えた冷蔵庫において、 該検出器の検出出力を用いて該冷却器用圧縮機の始動時
    間を学習し、最小始動時間を設定する制御手段を設け、 該制御手段で設定された最小始動時間で該冷却器用圧縮
    機を始動させることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 主巻線と補助巻線を有する冷却器用圧縮
    機と、該冷却器用圧縮機の始動時に補助巻線に電流を流
    す始動用開閉器と、該冷却器用圧縮機の始動不良を検出
    する検出器と、外気温度検出器とを備えた冷蔵庫におい
    て、 該検出器の検出出力と該外気温度検出器の検出出力とを
    用いて該冷却器用圧縮機の始動時間を学習し、異なる外
    気温度毎に該冷却器用圧縮機の最小始動時間を設定する
    制御手段を設け、 検出される外気温度に対応して該制御手段で設定された
    最小始動時間で該冷却器用圧縮機を始動させることを特
    徴とする冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 冷凍室内温度センサの検出出力に応じて
    冷却器用圧縮機と冷却ファンモ−タとをオン,オフし、
    冷蔵室内温度センサの検出出力に応じて冷蔵室内に流入
    する冷気を断続する電動ダンパ−を備えた冷蔵庫におい
    て、 該冷蔵室内の熱負荷量を推定し、冷蔵室内の設定温度を
    該推定熱負荷量に応じた温度とする手段を設けたことを
    特徴とする冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記手段は、前記冷却器用圧縮機と前記冷却ファンモ−
    タのオフ期間での前記冷蔵室内の温度上昇量から冷蔵室
    内の熱負荷量を推定することを特徴とする冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 前記手段は、前記冷却器用圧縮機と前記冷却ファンモ−
    タのオフ期間での前記冷蔵室内の温度上昇量のパタ−ン
    を学習し、前記冷蔵室内の設定温度を変化させることを
    特徴とする冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 請求項3において、 前記手段は、前記冷却器用圧縮機と前記冷却ファンモ−
    タのオフ期間での前記冷蔵室内の温度上昇量と外気温度
    から熱負荷量を推定することを特徴とする冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 請求項3において、 前記手段は、前記冷却器用圧縮機と前記冷却ファンモ−
    タのオフ期間での前記冷蔵室内の温度上昇量と冷蔵室の
    扉の開閉回数とから熱負荷量を推定することを特徴とす
    る冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 請求項3において、 前記手段は、前記冷却器用圧縮機と前記冷却ファンモ−
    タのオフ期間での前記冷蔵室内の温度上昇量と外気温度
    と冷蔵室の扉の開閉回数とから熱負荷量を推定すること
    を特徴とする冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 冷凍室内温度センサの検出出力に応じて
    冷却器用圧縮機と冷却ファンモ−タとをオン,オフし、
    冷蔵室内温度センサの検出出力に応じて冷蔵室内に流入
    する冷気を断続する電動ダンパ−を備えた冷蔵庫におい
    て、 冷蔵室の扉の開閉パタ−ンを1日毎に学習し、ほぼ同一
    開閉パタ−ンが数日続いたとき、庫内設定温度を該扉の
    開閉前と開閉中に変化させる手段を設けたことを特徴と
    する冷蔵庫。
  10. 【請求項10】 冷凍室内温度センサの検出出力に応じ
    て冷却器用圧縮機と冷却ファンモ−タとをオン,オフ
    し、冷蔵室内温度センサの検出出力に応じて冷蔵室内に
    流入する冷気を断続する電動ダンパ−を備えた冷蔵庫に
    おいて、 冷蔵室の扉の1日の開閉パタ−ンを学習し、庫内設定温
    度を該扉の開閉回数に応じた温度とする手段を設けたこ
    とを特徴とする冷蔵庫。
  11. 【請求項11】 冷凍室内温度センサの検出出力に応じ
    て冷却器用圧縮機と冷却ファンモ−タとをオン,オフ
    し、冷蔵室内温度センサの検出出力に応じて冷蔵室内に
    流入する冷気を断続する電動ダンパ−を備えた冷蔵庫に
    おいて、 冷蔵室の扉の1日の開閉パタ−ンを学習し、庫内設定温
    度を該扉の開閉回数と外気温度とに応じた温度とする手
    段を設けたことを特徴とする冷蔵庫。
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