JPH06214036A - 多素子x線検出器 - Google Patents
多素子x線検出器Info
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- JPH06214036A JPH06214036A JP5019398A JP1939893A JPH06214036A JP H06214036 A JPH06214036 A JP H06214036A JP 5019398 A JP5019398 A JP 5019398A JP 1939893 A JP1939893 A JP 1939893A JP H06214036 A JPH06214036 A JP H06214036A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】骨塩定量測定装置などの平面スキャン方式のX
線撮影装置の多素子X線検出器として、小形化,低価格
化を図り、また、検出器中央付近のチャンネルと検出器
端付近のチャンネルとの間のX線検出特性の差を大幅に
なくす。 【構成】入射X線の強度に応じた強さの可視光を発光す
るシンチレータ2と可視光を電気信号に変換する光電変
換素子3とを組み合わせてなるX線検出素子アレイ10
を複数配列して構成された多素子X線検出器において、
X線検出素子アレイ10を同一平面上に直線状に配列
し、かつ各X線検出素子(チャンネル)をX線焦点方向
に向けた構成とする。
線撮影装置の多素子X線検出器として、小形化,低価格
化を図り、また、検出器中央付近のチャンネルと検出器
端付近のチャンネルとの間のX線検出特性の差を大幅に
なくす。 【構成】入射X線の強度に応じた強さの可視光を発光す
るシンチレータ2と可視光を電気信号に変換する光電変
換素子3とを組み合わせてなるX線検出素子アレイ10
を複数配列して構成された多素子X線検出器において、
X線検出素子アレイ10を同一平面上に直線状に配列
し、かつ各X線検出素子(チャンネル)をX線焦点方向
に向けた構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は骨塩定量測定装置や手荷
物検査装置などの平面スキャン方式のX線撮影装置のX
線検出器に好適な多素子X線検出器に関するものであ
る。
物検査装置などの平面スキャン方式のX線撮影装置のX
線検出器に好適な多素子X線検出器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の多素子X線検出器は、シンチレー
タと光電変換素子とを組み合わせた複数チャンネルのX
線検出素子アレイを所定の個数、ポリゴン状に配置する
ことによって構成される。
タと光電変換素子とを組み合わせた複数チャンネルのX
線検出素子アレイを所定の個数、ポリゴン状に配置する
ことによって構成される。
【0003】この従来の多素子X線検出器を図4〜図6
に示す。図4は全体を示す斜視図、図5は図4のV−V
線断面図、図6は図5の一部を拡大して示す図である。
これらの図において、1はX線ビーム、2はシンチレー
タ、3は光電変換素子(シリコンフォトダイオード)、
4は隔壁板、5は接着剤、7は基板、8は光反射板、9
は検出器ケース、10はX線検出素子アレイ、11はコ
リメータ、12はコネクタ、13は押さえ板、14はパ
ッキング、15は被検体、16はX線管である。なお、
100は従来の多素子X線検出器を示す。
に示す。図4は全体を示す斜視図、図5は図4のV−V
線断面図、図6は図5の一部を拡大して示す図である。
これらの図において、1はX線ビーム、2はシンチレー
タ、3は光電変換素子(シリコンフォトダイオード)、
4は隔壁板、5は接着剤、7は基板、8は光反射板、9
は検出器ケース、10はX線検出素子アレイ、11はコ
リメータ、12はコネクタ、13は押さえ板、14はパ
ッキング、15は被検体、16はX線管である。なお、
100は従来の多素子X線検出器を示す。
【0004】図5に示すように、X線管16からファン
状に放射されたX線ビーム1は被検体15を透過した
後、X線検出器100に入射される。X線検出器100
の内部には、複数チャンネルのX線検出素子からなるX
線検出素子アレイ10がX線管16から見て直線状に配
列されている。図6において、各X線検出素子アレイ1
0では、入射してきたX線をシンチレータ2によってそ
の強度に応じた強さの光に変換し、更にその光を光電変
換素子3に入射させて電流に変換することによって、入
射X線強度に対応した電気信号を得ている。
状に放射されたX線ビーム1は被検体15を透過した
後、X線検出器100に入射される。X線検出器100
の内部には、複数チャンネルのX線検出素子からなるX
線検出素子アレイ10がX線管16から見て直線状に配
列されている。図6において、各X線検出素子アレイ1
0では、入射してきたX線をシンチレータ2によってそ
の強度に応じた強さの光に変換し、更にその光を光電変
換素子3に入射させて電流に変換することによって、入
射X線強度に対応した電気信号を得ている。
【0005】多素子X線検出器100の1素子(X線検
出素子)は、所定の寸法に加工されたシンチレータ2
と、そのシンチレータ2と受光面を接するように組み合
わせた光電変換素子3によって構成される。
出素子)は、所定の寸法に加工されたシンチレータ2
と、そのシンチレータ2と受光面を接するように組み合
わせた光電変換素子3によって構成される。
【0006】シンチレータ2の材質としては、シンチレ
ーション効率(入射したX線エネルギがどれだけ光エネ
ルギに変換できるかを示す値)、光の透過率(シンチレ
ータ2内部で発光した光がどれだけ減衰せずに光電変換
素子3の受光面に到達するかを示す値)、残光特性(入
射X線が消滅した後にシンチレータ2での発光が消滅す
るまでの時間や現象の仕方を示す値)などを考慮して選
択されており、通常はBGO、CdWO4などが使用さ
れる。
ーション効率(入射したX線エネルギがどれだけ光エネ
ルギに変換できるかを示す値)、光の透過率(シンチレ
ータ2内部で発光した光がどれだけ減衰せずに光電変換
素子3の受光面に到達するかを示す値)、残光特性(入
射X線が消滅した後にシンチレータ2での発光が消滅す
るまでの時間や現象の仕方を示す値)などを考慮して選
択されており、通常はBGO、CdWO4などが使用さ
れる。
【0007】光電変換素子3としては、入射光を電流信
号に変える変換効率の高いものであること、またシンチ
レータ2の発光波長付近で感度が高い材料を使用する必
要があり、PIN型構造シリコンフォトダイオード(S
PD)などが一般的に使用されている。また各X線検出
素子は、隔壁板4によってチャンネル毎に光電変換素子
3列(シリコンフォトダイオードアレイ)の受光面に対
して垂直に分離されている。
号に変える変換効率の高いものであること、またシンチ
レータ2の発光波長付近で感度が高い材料を使用する必
要があり、PIN型構造シリコンフォトダイオード(S
PD)などが一般的に使用されている。また各X線検出
素子は、隔壁板4によってチャンネル毎に光電変換素子
3列(シリコンフォトダイオードアレイ)の受光面に対
して垂直に分離されている。
【0008】隔壁板4は、各X線検出素子のシンチレー
タ2での発光が隣チャンネルに漏れ込むこと及びシンチ
レータ2に入射したX線によって発生するシンチレータ
2での散乱X線が隣チャンネルに漏れ込むことを防止
し、シンチレータ2内での発光をそのチャンネルの出力
として有効に利用するためのものである。この隔壁板4
としては、X線吸収係数の高い材料であるタングステン
あるいはモリブデン板の表面を研磨し、更に表面にアル
ミニウムを蒸着し光反射率を高めたものなどが使用され
ている。
タ2での発光が隣チャンネルに漏れ込むこと及びシンチ
レータ2に入射したX線によって発生するシンチレータ
2での散乱X線が隣チャンネルに漏れ込むことを防止
し、シンチレータ2内での発光をそのチャンネルの出力
として有効に利用するためのものである。この隔壁板4
としては、X線吸収係数の高い材料であるタングステン
あるいはモリブデン板の表面を研磨し、更に表面にアル
ミニウムを蒸着し光反射率を高めたものなどが使用され
ている。
【0009】X線検出素子アレイ10の製造方法の一例
としては、まず、所定厚さの板に加工したシンチレータ
材と1枚のウェハ上に数チャンネル分の素子を構成した
光電変換素子3、ここではシリコンフォトダイオードを
光透過率の高い透明な接着剤5を用いてそれぞれの中心
が一致するように貼り合わせる。
としては、まず、所定厚さの板に加工したシンチレータ
材と1枚のウェハ上に数チャンネル分の素子を構成した
光電変換素子3、ここではシリコンフォトダイオードを
光透過率の高い透明な接着剤5を用いてそれぞれの中心
が一致するように貼り合わせる。
【0010】次に、このシンチレータ材とシリコンフォ
トダイオード3を貼り合わせたものに、シンチレータ材
が各チャンネル毎に分離するようにシリコンフォトダイ
オード3の受光面に対して垂直になるように溝を切る。
この溝加工は、シンチレータ材の両端に僅かに露出して
いるシリコンフォトダイオード3の信号電極板などのパ
ターンを位置の基準として行う。また溝深さは、シンチ
レータ材各部がシンチレータ2として完全に分離される
ようにするために、溝の底がシリコンフォトダイオード
3に達する程度の深さに設定する。最終的にはこの溝に
隔壁板4を挿入し両端面を接着剤で固定する。
トダイオード3を貼り合わせたものに、シンチレータ材
が各チャンネル毎に分離するようにシリコンフォトダイ
オード3の受光面に対して垂直になるように溝を切る。
この溝加工は、シンチレータ材の両端に僅かに露出して
いるシリコンフォトダイオード3の信号電極板などのパ
ターンを位置の基準として行う。また溝深さは、シンチ
レータ材各部がシンチレータ2として完全に分離される
ようにするために、溝の底がシリコンフォトダイオード
3に達する程度の深さに設定する。最終的にはこの溝に
隔壁板4を挿入し両端面を接着剤で固定する。
【0011】X線検出素子アレイ10の端チャンネルに
ついては、X線検出器素子アレイ10をポリゴン状に配
置したときに各チャンネルの素子ピッチが同等になるよ
うに処置される。すなわち、X線検出素子アレイ10の
中間部に挿入する隔壁板4の半分の厚さの隔壁板4をX
線検出素子アレイ10の両端面に設置する。あるいは中
間部に挿入する隔壁板4と同じものを片側にのみ設置
し、隔壁板4を設置せずにシンチレータ2側面が露出し
ている側には、ポリゴン状に設置したときに隣のX線検
出素子アレイ10の隔壁板4が接するようにして、端チ
ャンネルの素子ピッチを中間部チャンネルの素子ピッチ
と同じ素子ピッチを保つようになされている。
ついては、X線検出器素子アレイ10をポリゴン状に配
置したときに各チャンネルの素子ピッチが同等になるよ
うに処置される。すなわち、X線検出素子アレイ10の
中間部に挿入する隔壁板4の半分の厚さの隔壁板4をX
線検出素子アレイ10の両端面に設置する。あるいは中
間部に挿入する隔壁板4と同じものを片側にのみ設置
し、隔壁板4を設置せずにシンチレータ2側面が露出し
ている側には、ポリゴン状に設置したときに隣のX線検
出素子アレイ10の隔壁板4が接するようにして、端チ
ャンネルの素子ピッチを中間部チャンネルの素子ピッチ
と同じ素子ピッチを保つようになされている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の多素子X線検出
器は、X線検出素子アレイ10をポリゴン状に配列した
円弧型多素子X線検出器であり、X線検出素子アレイ1
0を配置する検出器ケース9はこのため円弧型に加工を
行う。そして、X線検出素子アレイ10が配置されるケ
ース9の部分の表面は、更にポリゴン状に精密加工を施
すため、加工が複雑であり、十分な加工精度を得ること
も難しい。またX線検出素子アレイ10の配列工程の際
の位置合わせについても十分な位置精度を得ることが困
難であった。
器は、X線検出素子アレイ10をポリゴン状に配列した
円弧型多素子X線検出器であり、X線検出素子アレイ1
0を配置する検出器ケース9はこのため円弧型に加工を
行う。そして、X線検出素子アレイ10が配置されるケ
ース9の部分の表面は、更にポリゴン状に精密加工を施
すため、加工が複雑であり、十分な加工精度を得ること
も難しい。またX線検出素子アレイ10の配列工程の際
の位置合わせについても十分な位置精度を得ることが困
難であった。
【0013】また、この従来の円弧型多素子X線検出器
を平面スキャン方式のX線撮影装置などに代用して搭載
した場合、X線検出素子アレイ10を直線配列したもの
よりも形状が大きくなってしまい、ダウンサイジングを
図る点でも平面スキャン方式のX線撮影装置専用の多素
子X線検出器が要望されていた。
を平面スキャン方式のX線撮影装置などに代用して搭載
した場合、X線検出素子アレイ10を直線配列したもの
よりも形状が大きくなってしまい、ダウンサイジングを
図る点でも平面スキャン方式のX線撮影装置専用の多素
子X線検出器が要望されていた。
【0014】しかし、従来の円弧型多素子X線検出器に
搭載していたX線検出素子アレイ10をそのまま用いて
直線状に配列し、直線型多素子X線検出器を構成したの
では、各X線検出素子がX線受光面に対して垂直な隔壁
板4によって隣チャンネルと分離されるよう作られてい
るため、検出器100の端付近のチャンネルでは斜入射
するX線が隔壁板4によって遮断されて検出出力が低下
したり、また入射X線が強い場合は隔壁板4を介してク
ロストークを起こすという問題が生じる。このため入射
X線がほぼ直入射する検出器中央付近のチャンネルと、
入射角が大きく斜入射になる検出器端付近のチャンネル
とでは、X線検出特性に大きな違いが生じるという問題
があった。
搭載していたX線検出素子アレイ10をそのまま用いて
直線状に配列し、直線型多素子X線検出器を構成したの
では、各X線検出素子がX線受光面に対して垂直な隔壁
板4によって隣チャンネルと分離されるよう作られてい
るため、検出器100の端付近のチャンネルでは斜入射
するX線が隔壁板4によって遮断されて検出出力が低下
したり、また入射X線が強い場合は隔壁板4を介してク
ロストークを起こすという問題が生じる。このため入射
X線がほぼ直入射する検出器中央付近のチャンネルと、
入射角が大きく斜入射になる検出器端付近のチャンネル
とでは、X線検出特性に大きな違いが生じるという問題
があった。
【0015】本発明の目的は、平面スキャン方式のX線
撮影装置に用いた場合において、小形化,低価格化が図
れ、また、各X線検出素子(チャンネル)間のX線検出
特性の差、特に、検出器中央付近のチャンネルと検出器
端付近のチャンネルとの間のX線検出特性の差を大幅に
なくすことのできる多素子X線検出器を提供することに
ある。
撮影装置に用いた場合において、小形化,低価格化が図
れ、また、各X線検出素子(チャンネル)間のX線検出
特性の差、特に、検出器中央付近のチャンネルと検出器
端付近のチャンネルとの間のX線検出特性の差を大幅に
なくすことのできる多素子X線検出器を提供することに
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的は、X線検出素
子アレイを同一平面上に直線状に配列し、かつ各X線検
出素子をX線管の焦点方向に向けることにより達成され
る。
子アレイを同一平面上に直線状に配列し、かつ各X線検
出素子をX線管の焦点方向に向けることにより達成され
る。
【0017】
【作用】X線検出素子アレイを同一平面上に直線状に配
列したことにより、平面スキャン方式のX線撮影装置に
好適であり、加工精度,組立精度も十分に得られ、小形
化,低価格化が図れることになる。また、各X線検出素
子(チャンネル)をX線管の焦点方向に向けたことによ
り、X線の斜入射やクロストークがなくなり、平面スキ
ャン方式のX線撮影装置に用いた場合に、各X線検出素
子(チャンネル)間のX線検出特性の差、特に、検出器
中央付近のチャンネルと検出器端付近のチャンネルとの
間のX線検出特性の差が大幅になくなることになる。
列したことにより、平面スキャン方式のX線撮影装置に
好適であり、加工精度,組立精度も十分に得られ、小形
化,低価格化が図れることになる。また、各X線検出素
子(チャンネル)をX線管の焦点方向に向けたことによ
り、X線の斜入射やクロストークがなくなり、平面スキ
ャン方式のX線撮影装置に用いた場合に、各X線検出素
子(チャンネル)間のX線検出特性の差、特に、検出器
中央付近のチャンネルと検出器端付近のチャンネルとの
間のX線検出特性の差が大幅になくなることになる。
【0018】これによれば、特に、骨塩定量測定装置な
どに見られるようにX線検出量から何らかの定量値を直
接的に求めたりする定量分析装置に適用した場合、スキ
ャン範囲内の定量分析値測定の位置依存性は解消され
る。
どに見られるようにX線検出量から何らかの定量値を直
接的に求めたりする定量分析装置に適用した場合、スキ
ャン範囲内の定量分析値測定の位置依存性は解消され
る。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明による多素子X線検出器の一実施
例を示す断面図、図2は図1の一部を拡大して示す図で
ある。
する。図1は、本発明による多素子X線検出器の一実施
例を示す断面図、図2は図1の一部を拡大して示す図で
ある。
【0020】これらの図において、1はX線ビーム、2
はシンチレータ、3は光電変換素子(シリコンフォトダ
イオード)、4は隔壁板、5は接着剤、7は基板、8は
光反射板、9は検出器ケース、10はX線検出素子アレ
イ、11はコリメータ、12はコネクタ、13は押さえ
板、14はパッキング、15は被検体、16はX線管で
ある。なお、200は本発明の多素子X線検出器を示
す。
はシンチレータ、3は光電変換素子(シリコンフォトダ
イオード)、4は隔壁板、5は接着剤、7は基板、8は
光反射板、9は検出器ケース、10はX線検出素子アレ
イ、11はコリメータ、12はコネクタ、13は押さえ
板、14はパッキング、15は被検体、16はX線管で
ある。なお、200は本発明の多素子X線検出器を示
す。
【0021】図1に示すように、X線管16からファン
状に放射されたX線ビーム1は被検体15を透過した
後、X線検出器200に入射される。X線検出器200
の内部には、複数チャンネルのX線検出素子からなるX
線検出素子アレイ10が同一平面上に直線状に配列され
ている。
状に放射されたX線ビーム1は被検体15を透過した
後、X線検出器200に入射される。X線検出器200
の内部には、複数チャンネルのX線検出素子からなるX
線検出素子アレイ10が同一平面上に直線状に配列され
ている。
【0022】図2において、各X線検出素子アレイ10
では、入射してきたX線をシンチレータ2によってその
強度に応じた強さの光に変換し、更にその光を光電変換
素子(シリコンフォトダイオード)3に入射させて電流
に変換することによって、入射X線強度に対応した電気
信号を得ている。
では、入射してきたX線をシンチレータ2によってその
強度に応じた強さの光に変換し、更にその光を光電変換
素子(シリコンフォトダイオード)3に入射させて電流
に変換することによって、入射X線強度に対応した電気
信号を得ている。
【0023】多素子X線検出器200の1素子(X線検
出素子)は、所定の寸法に加工されたシンチレータ2
と、そのシンチレータ2と受光面を接するようにして透
明な接着剤5により貼り付け、組み合わされた光電変換
素子3によって構成される。
出素子)は、所定の寸法に加工されたシンチレータ2
と、そのシンチレータ2と受光面を接するようにして透
明な接着剤5により貼り付け、組み合わされた光電変換
素子3によって構成される。
【0024】ここで、シンチレータ材は、後に溝加工し
てチャンネル分離し、X線検出素子アレイ10を配列す
る際に端チャンネル同士の素子ピッチを合わせ込むこと
を考慮して、シリコンフォトダイオード3の配列(シリ
コンフォトダイオードアレイ)よりも約1mm程度大き
なものを用いる。
てチャンネル分離し、X線検出素子アレイ10を配列す
る際に端チャンネル同士の素子ピッチを合わせ込むこと
を考慮して、シリコンフォトダイオード3の配列(シリ
コンフォトダイオードアレイ)よりも約1mm程度大き
なものを用いる。
【0025】各チャンネル間はシリコンフォトダイオー
ド3に達する溝で分離される。この溝は、それぞれX線
管16の焦点方向に向けて(X線管16の焦点方向に放
射状に)加工されている。この放射状の溝加工は、簡単
化のため、1つのX線検出素子アレイ10中の溝加工は
斜めに全て平行等間隔に行ってもよい。これは、X線管
16の焦点からX線検出素子アレイ10までの距離はX
線検出素子アレイ10のチャンネル毎のピッチより非常
に長いため、隣り合うチャンネルに入射するX線は平行
であると見なしてよいとしたことによる。
ド3に達する溝で分離される。この溝は、それぞれX線
管16の焦点方向に向けて(X線管16の焦点方向に放
射状に)加工されている。この放射状の溝加工は、簡単
化のため、1つのX線検出素子アレイ10中の溝加工は
斜めに全て平行等間隔に行ってもよい。これは、X線管
16の焦点からX線検出素子アレイ10までの距離はX
線検出素子アレイ10のチャンネル毎のピッチより非常
に長いため、隣り合うチャンネルに入射するX線は平行
であると見なしてよいとしたことによる。
【0026】また、X線検出素子アレイ10の端チャン
ネルについては、X線検出素子アレイ10を直線状に配
置したとき、隣り合う2つのX線検出素子アレイ10,
10の接し合う端チャンネル同士の素子ピッチがほぼ等
しくなるように、2つのX線検出素子アレイ10,10
にそれぞれ溝加工した斜角度の平均斜角度で端チャンネ
ルの加工を行う。
ネルについては、X線検出素子アレイ10を直線状に配
置したとき、隣り合う2つのX線検出素子アレイ10,
10の接し合う端チャンネル同士の素子ピッチがほぼ等
しくなるように、2つのX線検出素子アレイ10,10
にそれぞれ溝加工した斜角度の平均斜角度で端チャンネ
ルの加工を行う。
【0027】このように分離された構造になったシンチ
レータ2の両端面、すなわち前記溝には隔壁板4が挿入
される。この隔壁板4は、各X線検出素子のシンチレー
タ2での発光が隣チャンネルに漏れ込むこと、シンチレ
ータ2に入射したX線によって発生するシンチレータ2
での散乱X線が隣チャンネルに漏れ込むことを防止し、
シンチレータ2内での発光をそのチャンネルの出力とし
て有効に利用するためのものである。この隔壁板4とし
ては、X線吸収係数の高い材料であるタングステンある
いはモリブデン板の表面を研磨し、更に表面にアルミニ
ウムを蒸着し光反射率を高めたものを用いる。
レータ2の両端面、すなわち前記溝には隔壁板4が挿入
される。この隔壁板4は、各X線検出素子のシンチレー
タ2での発光が隣チャンネルに漏れ込むこと、シンチレ
ータ2に入射したX線によって発生するシンチレータ2
での散乱X線が隣チャンネルに漏れ込むことを防止し、
シンチレータ2内での発光をそのチャンネルの出力とし
て有効に利用するためのものである。この隔壁板4とし
ては、X線吸収係数の高い材料であるタングステンある
いはモリブデン板の表面を研磨し、更に表面にアルミニ
ウムを蒸着し光反射率を高めたものを用いる。
【0028】以上により、X線検出素子アレイ10が同
一平面上に直線状に配列され、かつ各X線検出素子がX
線管16の焦点方向に向けられた多素子X線検出器20
0が構成されるもので、平面スキャン方式のX線撮影装
置に用いた場合、小形化,低価格化が図れ、また、各X
線検出素子(チャンネル)間のX線検出特性の差、特
に、検出器中央付近のチャンネルと検出器端付近のチャ
ンネルとの間のX線検出特性の差を大幅になくすことが
できる。
一平面上に直線状に配列され、かつ各X線検出素子がX
線管16の焦点方向に向けられた多素子X線検出器20
0が構成されるもので、平面スキャン方式のX線撮影装
置に用いた場合、小形化,低価格化が図れ、また、各X
線検出素子(チャンネル)間のX線検出特性の差、特
に、検出器中央付近のチャンネルと検出器端付近のチャ
ンネルとの間のX線検出特性の差を大幅になくすことが
できる。
【0029】図3は、本発明の他の実施例の要部拡大断
面図である。この実施例では、上述実施例においてシン
チレータ2の両端面に設けた隔壁板4の代わりに、不透
明な樹脂による光遮蔽層6を設けたものである。ここで
は、光遮蔽層6は、溝加工により分離された構造になっ
たシンチレータ2表面にも設けられる。
面図である。この実施例では、上述実施例においてシン
チレータ2の両端面に設けた隔壁板4の代わりに、不透
明な樹脂による光遮蔽層6を設けたものである。ここで
は、光遮蔽層6は、溝加工により分離された構造になっ
たシンチレータ2表面にも設けられる。
【0030】この光遮蔽層6は、内部のシンチレータ2
の発光が外部に漏れ出さないように設けるものである
が、シンチレータ2表面部分については直接入射X線に
当たる部分であるため、X線曝射による材質劣化の少な
いものを用いる。
の発光が外部に漏れ出さないように設けるものである
が、シンチレータ2表面部分については直接入射X線に
当たる部分であるため、X線曝射による材質劣化の少な
いものを用いる。
【0031】この光遮蔽層6の材料としてはエポキシな
どの樹脂に色素を添加したものが適当である。光遮蔽層
6は、その目的から不透明色の材料でありシンチレータ
2内部での発光を効率良く利用するため光反射率の高い
ものが用いられ、また添加色素は白色系のものを樹脂に
均一に混入して各X線検出素子の特性のばらつきが抑え
られるようにされる。
どの樹脂に色素を添加したものが適当である。光遮蔽層
6は、その目的から不透明色の材料でありシンチレータ
2内部での発光を効率良く利用するため光反射率の高い
ものが用いられ、また添加色素は白色系のものを樹脂に
均一に混入して各X線検出素子の特性のばらつきが抑え
られるようにされる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、X
線検出素子アレイを同一平面上に直線状に配列したこと
により、平面スキャン方式のX線撮影装置に好適であ
り、従来の円弧型配列の多素子X線検出器に比べて製作
が容易になり、加工精度,組立精度も十分に得られ、小
形化,低価格化が図れるという効果がある。また、各X
線検出素子(チャンネル)をX線管の焦点方向に向けた
ことにより、平面スキャン方式のX線撮影装置に用いた
場合に、各X線検出素子間のX線検出特性の差、特に、
検出器中央付近のチャンネルと検出器端付近のチャンネ
ルとの間のX線検出特性の差を大幅になくすことができ
るという効果もある。
線検出素子アレイを同一平面上に直線状に配列したこと
により、平面スキャン方式のX線撮影装置に好適であ
り、従来の円弧型配列の多素子X線検出器に比べて製作
が容易になり、加工精度,組立精度も十分に得られ、小
形化,低価格化が図れるという効果がある。また、各X
線検出素子(チャンネル)をX線管の焦点方向に向けた
ことにより、平面スキャン方式のX線撮影装置に用いた
場合に、各X線検出素子間のX線検出特性の差、特に、
検出器中央付近のチャンネルと検出器端付近のチャンネ
ルとの間のX線検出特性の差を大幅になくすことができ
るという効果もある。
【図1】本発明による多素子X線検出器の一実施例を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】図1の一部を拡大して示す図である。
【図3】本発明の他の実施例の要部拡大断面図である。
【図4】従来の多素子X線検出器を斜視図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】図5の一部を拡大して示す図である。
1 X線ビーム 2 シンチレータ 3 光電変換素子(シリコンフォトダイオード) 4 隔壁板 5 接着剤 6 光遮蔽層 7 基板 8 光反射板 9 検出器ケース 10 X線検出素子アレイ 11 コリメータ 12 コネクタ 13 押さえ板 14 パッキング 15 被検体 16 X線管
Claims (1)
- 【請求項1】入射したX線管からのX線の強度に応じた
強さの可視光を発光するシンチレータと受光面に入射し
た可視光を電気信号に変換する光電変換素子とを組み合
わせてなるX線検出素子アレイを複数配列して構成され
た多素子X線検出器において、前記X線検出素子アレイ
が同一平面上に直線状に配列され、かつ各X線検出素子
が前記X線管の焦点方向に向けられてなる多素子X線検
出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5019398A JPH06214036A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 多素子x線検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5019398A JPH06214036A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 多素子x線検出器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06214036A true JPH06214036A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11998172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5019398A Pending JPH06214036A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 多素子x線検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06214036A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004028815A (ja) * | 2002-06-26 | 2004-01-29 | Toshiba Corp | シンチレータブロックとその製造方法ならびにx線検出器およびx線ct装置 |
| US7479640B2 (en) | 2005-09-30 | 2009-01-20 | Fujifilm Corporation | Resolution-variable X-ray imaging device and X-ray CT apparatus |
| JP2017096899A (ja) * | 2015-11-28 | 2017-06-01 | キヤノン株式会社 | シンチレータプレート、放射線検出器及び放射線計測システム |
| CN111281406A (zh) * | 2020-01-22 | 2020-06-16 | 东软医疗系统股份有限公司 | 闪烁体像素阵列、检测器子模块、模块、检测器及ct设备 |
| CN114088748A (zh) * | 2020-08-04 | 2022-02-25 | 梅特勒-托莱多有限责任公司 | 探测器阵列及包括所述探测器阵列的用于吸收成像的设备 |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP5019398A patent/JPH06214036A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004028815A (ja) * | 2002-06-26 | 2004-01-29 | Toshiba Corp | シンチレータブロックとその製造方法ならびにx線検出器およびx線ct装置 |
| US7479640B2 (en) | 2005-09-30 | 2009-01-20 | Fujifilm Corporation | Resolution-variable X-ray imaging device and X-ray CT apparatus |
| JP2017096899A (ja) * | 2015-11-28 | 2017-06-01 | キヤノン株式会社 | シンチレータプレート、放射線検出器及び放射線計測システム |
| CN111281406A (zh) * | 2020-01-22 | 2020-06-16 | 东软医疗系统股份有限公司 | 闪烁体像素阵列、检测器子模块、模块、检测器及ct设备 |
| CN114088748A (zh) * | 2020-08-04 | 2022-02-25 | 梅特勒-托莱多有限责任公司 | 探测器阵列及包括所述探测器阵列的用于吸收成像的设备 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050712 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050714 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20051108 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |