JPH06215489A - 記録変調装置 - Google Patents

記録変調装置

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JPH06215489A
JPH06215489A JP2338693A JP2338693A JPH06215489A JP H06215489 A JPH06215489 A JP H06215489A JP 2338693 A JP2338693 A JP 2338693A JP 2338693 A JP2338693 A JP 2338693A JP H06215489 A JPH06215489 A JP H06215489A
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JP
Japan
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signal
output
precoder
cds
circuit
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JP2338693A
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Takehito Ishida
雄仁 石田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 乱数化された記録符号の所定ビット区間毎に
1ビットの制御ビットを挿入して、該記録符号に基準信
号成分を付与するための具体化回路を提供。 【構成】 2個のプリコーダを使用して、制御ビット1
を挿入した記録符号列と制御ビット0を挿入した記録符
号列とを導出し、これらの所定ビット区間のCDSをS
W20、21を介して最適化判別器で発生器34の基準
信号と比較し、基準信号の値に近いCDSを持つ記録符
号をSW25から選択出力する。該選択のための判別結
果は、次の所定ビット区間のデータがプリコーダへ入力
されてから判明するので、該次のデータへ挿入する制御
ビットの値を場合分けして、残りの2個のプリコーダへ
設定し、プリコード(制御ビット挿入)を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録ヘッドを用いて
ディジタルデータ信号を記録媒体へ記録する装置に使用
して好適な記録変調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、記録ヘッドを用いてアナログ信
号をテープ或いはディスク等の記録媒体に記録する場
合、これと同時に、トラック毎に周波数の異なるトラッ
キング制御用の低周波パイロット信号も記録しておくこ
とにより、再生時のトラッキング制御を可能とする技術
が、従来広く知られているが、ディジタル信号を記録す
る場合にも、記録符号にトラッキング制御用の低周波パ
イロット信号成分を持たせることにより、再生時には、
再生ヘッドより取り出される再生信号から該低周波パイ
ロット信号成分を分離抽出して、この抽出された信号成
分に基づきトラッキング制御を行う技術思想が公知であ
る(例えば、特開昭59ー75416号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、上記の技術思
想に基づいたトラッキング制御を実現するためには、ト
ラッキング制御用の低周波パイロット信号成分を有する
記録符号を形成することが必要であるが、本発明は、か
かる記録符号を形成するための記録変調装置の具体的構
成を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明による記録変
調装置は、入力されるディジタルデータ信号に対して並
列に接続配置された4個のプリコーダと、該4個のプリ
コーダの各々の出力側に配設され、各プリコーダの出力
信号の所定ビット数区間毎のCDSを算出するCDS算
出装置と、所定周期の基準信号を出力する基準信号発生
装置と、該基準信号発生装置からの基準信号、及び前記
各プリコーダに配設された各CDS算出装置の出力信号
に基づいて、該基準信号の値に最も近いCDSを有する
プリコーダ出力信号を判別する判別装置と、該判別装置
の判別出力に基づき、前記4個のプリコーダの各出力信
号のうち、前記基準信号の値に最も近いCDSを有する
出力信号を選択して出力する選択装置とを備え、更に、
前記4個の各プリコーダは、それぞれ、前記の所定ビッ
ト数区間毎に前記ディジタルデータ信号へ制御ビット信
号を挿入する制御ビット挿入回路と、該制御ビット挿入
回路の出力信号をプリコードするプリコード回路を備え
ると共に、各プリコーダへ入力されるディジタルデータ
信号の連続する2つの所定ビット数区間において、最初
の所定ビット数区間には、4個のプリコーダのうちの2
個のプリコーダへ、2種類の制御ビット信号のうちの互
いに異なる制御ビット信号を供給すると共に、上記2個
のプリコーダの各プリコード出力の最後の2ビットをプ
リセットデータとして残りの2個の各プリコーダのプリ
コード回路へそれぞれプリセットし、次の所定ビット数
区間には、該プリセットデータを提供したプリコーダへ
供給する制御ビット信号と、該プリセットデータを提供
されたプリコーダへ供給する制御ビット信号とを、互い
に異ならせるようにしている。
【0005】第2の発明による記録変調装置は、入力さ
れるディジタルデータ信号の所定ビット数区間毎に、該
ディジタルデータ信号へ特定の制御ビット信号を挿入す
る第1の制御ビット挿入回路と、該制御ビット挿入回路
の出力信号をプリコードする第1のプリコード回路とを
有する第1のプリコーダと、前記所定ビット数区間毎
に、前記ディジタルデータ信号へ前記特定の制御ビット
信号とは異なる制御ビット信号を挿入する第2の制御ビ
ット挿入回路と、該制御ビット挿入回路の出力信号をプ
リコードする第2のプリコード回路とを有する第2のプ
リコーダと、前記第1及び第2のプリコーダの各々の出
力側に配設され、各プリコーダの出力信号の前記所定ビ
ット数区間毎のCDSを算出して出力するCDS算出装
置と、所定周期の基準信号を出力する基準信号発生装置
と、該基準信号発生装置からの基準信号、及び前記第1
及び第2のプリコーダに配設された各CDS算出装置の
出力信号に基づいて、該基準信号の値により近いCDS
を有するプリコーダ出力信号を判別する判別装置と、該
判別装置の出力信号に基づき、前記第1及び第2のプリ
コーダの各出力信号のうち、前記基準信号の値により近
いCDSを有する出力信号を選択して出力する選択装置
とを備えており、更に、前記第1及び第2プリコーダ
は、高速クロックによって前記ディジタルデータ信号を
前記所定ビット数づつ間欠的に読み込むように構成され
ると共に、前記CDS算出装置、及び判別装置は、次の
所定ビット数のディジタルデータ信号が読み込まれる以
前に、すでに読み込まれた所定ビット数のディジタルデ
ータ信号についてのCDSを算出する動作、及び基準信
号の値により近いCDSを有するプリコーダ出力信号を
判別する動作を実行するように構成される。
【0006】そして、第1の発明による記録変調装置、
或るいは、第2の発明による記録変調装置は、それ自身
の構成に加え、更に、各プリコーダの出力側に配設さ
れ、各プリコーダ出力の前記所定ビット数区間毎のラン
レングスを算出するランレングス算出回路と、各ランレ
ングス算出回路の出力が所定値以上であるか否かを判定
する判定回路と、該判定回路の判定出力に基づいて前記
選択装置を制御する制御装置とを備える構成とし、該制
御装置によって、前記判別出力よりも優先的に前記判定
出力に基づいて、ランレングスが前記所定値よりも小さ
いプリコード出力が選択されるように前記選択装置を制
御するようにしてもよい。
【0007】
【作用】以上のように、4個のプリコーダを並列配置す
る構成とすることにより、ディジタルデータ信号の通常
の伝送速度のクロックを用いて、所定ビット数区間毎の
CDSを算出する動作、算出されたCDSに基づき基準
信号の値に最も近いCDSを有するプリコード出力を判
別する動作、該判別されたプリコード出力を選択して出
力する動作等を実行することが可能である。
【0008】また、上記のクロックの2倍以上の高速の
クロックを用いて、所定ビット数づつのディジタルデー
タ信号をプリコーダへ間欠的に入力するようにすれば、
最初の所定ビット数のディジタルデータ信号が入力され
た後、次の所定ビット数のディジタルデータ信号が入力
されるまでの空き時間の間に、CDSの算出動作、算出
されたCDSに基づきプリコード出力を判別し選択する
動作、等を実行することが可能となり、この場合は、互
いに異なる制御ビット信号が供給されるプリコーダを2
個設けるのみで、基準信号成分の付与された記録符号を
形成することができる。
【0009】
【実施例】ディジタルデータ信号を記録する装置として
ディジタルVTRを例にとり、本発明の記録変調装置を
該ディジタルVTRへ適用した場合の実施例について、
以下に、図面を参照しながら説明する。まず、ディジタ
ルVTRの記録系におけるビデオ信号の処理について、
その概略を図1のブロック図に基づき簡単に説明する。
【0010】図において、入力されたビデオ信号をA/
D変換回路1によりAD変換し、記録されるデータとし
て、輝度信号については1ラインにつき720個のサン
プリング出力を、BーY信号及びRーY信号については
それぞれ1ラインにつき180個のサンプリング出力を
得る。また、1フレームを輝度信号及び各色差信号につ
いてそれぞれ480ラインで構成する。
【0011】以上のようにAD変換されたビデオ信号を
ブロッキング回路2へ供給し、ここで、輝度信号及び各
色差信号を、いずれも水平方向の8サンプルを垂直方向
8ライン分まとめて1ブロックとし、更に、輝度信号ブ
ロック4個と各色差信号ブロック1個づつの計6個のブ
ロックを1ユニットとするマクロブロックを形成する。
次にシャフリング回路3において、このマクロブロック
単位でシャフリングを行い、シャフリングされた出力を
DCT回路4によりDCT変換した後、適応形量子化回
路5へ供給して量子化する。
【0012】量子化された出力は、可変長符号化回路7
においてハフマン符号化され、大幅にデータ圧縮される
が、ここで、予め、データ量測定回路6において、ビデ
オ信号の5マクロブロック分を1ユニットとして、各ユ
ニットの全ディジタルデータを量子化及びハフマン符号
化したときのデータ量を測定しておく。そして、この測
定データ量に基づき、可変長符号化回路7の出力の各ユ
ニット毎のデータ量が常に一定値を越えないように、適
応形量子化回路5における各ユニット毎の量子化ステッ
プを設定する。
【0013】可変長符号化回路7においてハフマン符号
へ変換された信号は、フレーミング回路8へ供給されて
フレーミングが行われ、更にECCエンコーダ9におい
て誤り訂正符号を付加された後、更に、乱数付加回路1
0においてM系列の信号が加えられて乱数化され、直流
分の低減が行われる。
【0014】乱数付加回路の出力は、回路11及び12
において、ID、IDーPARITY、及びアンブルを
挿入された後、本発明の記録変調装置13へ供給され、
ここで、インターリーブドNRZI変調のためのプリコ
ード、トラッキング用の低周波パイロット信号成分の付
与或るいはノッチの形成のための24/25変換、及び
SYNC信号の挿入等の処理が行われる。
【0015】以上のように処理されたビデオ信号は、最
後に記録増幅器14を経て記録ヘッドによりテープ上へ
記録される。次に、本発明の記録変調装置において行わ
れる上記のプリコード、24/25変換、及びSYNC
信号の挿入について詳細に説明し、最後に、該記録変調
装置の具体化回路について説明する。
【0016】1. プリコード 本実施例におけるディジタルVTRは、記録符号として
インターリーブドNRZIを用いるので、そのためのプ
リコード動作を記録変調装置において行う。プリコード
を行うための原理的回路構成は、シリアル形式のディジ
タル信号については図2の(イ)のように表され、遅延
回路16、17によって合計2クロック分遅延させた信
号をフィードバックしてディジタル入力信号と加算する
ことにより、プリコードされたディジタル出力信号が得
られる。但し、この場合の加算は、2を法とする加法と
して定義される。
【0017】なお、この図において、入力信号として8
ビットのディジタルデータを、その最上位ビット(これ
をd7 とする)を先頭にして最下位ビット(これをd0
とする)まで順番に入力した場合には、そのプリコード
出力として図2の(ロ)に示す信号が得られる。但し、
この図においてp1 及びp0 は、それぞれ、d7 及びd
6 が加算器へ入力された時点に、2クロック分遅延して
該加算器へフィードバックされる先行データのプリコー
ド出力を表している。
【0018】2. 24/25変換 最初に低周波パイロット信号成分の付与について説明
し、次に、ノッチの形成について説明する。 2ー1. 低周波パイロット信号成分の付与 本実施例のディジタルVTRでは、図3の(イ)に示さ
れるように、ディジタル信号がテープ上にヘリカルに記
録される。そして、図1のブロック図において、記録変
調装置13へ入力されるディジタル信号は、回路11及
び12において挿入されるID、IDーPARITY、
及びアンブルの期間を除いた大部分の期間の信号は、乱
数付加回路10において乱数化された信号であるため、
そのDSVは統計的にほぼ0と見ることができる。
【0019】そこで、本発明による記録変調装置13に
おいては、記録されるディジタル信号に対し周期的に制
御ビットを挿入することによって、そのDSVを周期的
に0から変位せしめ、これにより、図3の(イ)に示さ
れる記録パターンにおいて、その1つおきのトラックに
記録されるディジタルデータ信号のDSVが、一定の低
い周波数f1 及びf2 の成分を交互に持つようにしてい
る。なお、この図の各トラック内の( )の中の記号
は、各トラックへ記録されるディジタルデータ信号に付
与された低周波成分の周波数を表している。
【0020】このようにすることにより、上記の低周波
成分を持たないトラック(図3(イ)のA2 、A4 、A
6 、・・・)を再生するときには、再生ヘッドからの再
生信号中に含まれている隣接トラックのクロストーク成
分から、上記の低周波成分をフィルターにより分離抽出
し、トラッキング制御信号を形成することができる。ま
た、上記の低周波成分が付与されたトラックを再生する
ときには、その隣のトラックを再生するときに使用した
トラッキング制御信号を反復使用することにより、良好
なトラッキングを行うことができる。
【0021】次に、以上に述べたような低周波成分をデ
ィジタルデータ信号に付与するための本発明における原
理的方法を、図4〜6を参照して説明する。いま、記録
変調装置13への入力データを、図4の上段に示される
ように、D1、D2、D3、・・・の順に供給される8
ビットづつのデータとして表わす。そして、該変調装置
内において、同図の下段に示されるように、入力データ
の24ビット毎の先頭に1ビットの制御ビットを挿入す
ることにより該24ビットデータを25ビットデータへ
変換し、更にこの変換された25ビットのデータをプリ
コードした信号が出力側に得られるように該記録変調装
置を構成する。
【0022】また、この記録変調装置とは別に、周期的
に値の変化するDSVを発生するRef.Gen.を設
けておき、前記の制御ビットの値を1とするか0とする
かの決定を、該制御ビットが挿入された25ビットのデ
ータのCDSが、該Ref.Gen.の出力するDSV
の値に近くなるものを採用するように決定する。この場
合、Ref.Gen.の出力としては、例えば、図5の
(イ)に示されるような周波数f1 に対応する周期を有
する信号G1 、及び同図(ロ)に示されるような周波数
2 に対応する周期を有する信号G2 を、一つおきのト
ラックにおいて交互に用い、これらをトラッキング制御
用の低周波パイロット信号とする。
【0023】本発明の記録変調装置においては、以上の
ようにして記録符号に低周波パイロット信号成分が付与
されるが、該記録変調装置への入力信号には、乱数化さ
れていないID、及びIDーPARITYが含まれてお
り、また、後述のようにSYNCの挿入も行うので、1
ビットの制御ビットの挿入によって記録符号のDSVを
完全にRef.Gen.の出力の値に一致させることは
できないが、ID、IDーPARITY、及びSYNC
は、データ全体から見れば極めて短い符号部分であるか
ら、これらによる記録符号のDSVの乱れは、トラッキ
ング制御に殆ど悪影響を与えることはない。
【0024】なお、以上に説明した低周波パイロット信
号成分を付与するためのプリコーダの原理的回路構成
は、図6のように制御ビット挿入器とプリコード回路を
縦続接続したものとすればよい。また、この回路におい
て、8ビット入力データの先頭に制御ビット“a”を挿
入した9ビットデータのプリコード出力を参考までに示
すと、図7のようになる。
【0025】ところで、図6のプリコーダ20を用いて
記録符号に低周波パイロット信号成分を付与する場合、
挿入すべき制御ビットの値は、これに後続する24ビッ
トのデータが全て入力され、かつ、そのプリコードされ
た出力を得たうえで、そのCDSを計算してRef.G
en.の出力と比較してみなければ決定できない。そこ
で、本発明による記録変調装置においては、図6のプリ
コーダを4個或るいは2個使用して、記録符号に低周波
成分を付与するための回路を構成しており、以下に、こ
の2つの回路構成について説明する。
【0026】1) 4個のプリコーダを使用した回路構
成 この回路構成について、図8のタイミングチャート及び
図9の回路図を参照して説明する。図8において、上記
回路構成の記録変調装置へ入力されるディジタルデータ
信号を、8ビットデータD1、D2、D3、・・・から
なるデータ列で表し、かつ、該記録変調装置内に設けら
れる4個のプリコーダを、それぞれPα、Pβ、Pγ、
Pδと表すことにする。
【0027】まず、時刻T1 にデータ入力が開始される
と、これと同時にD1の先頭に制御ビットが挿入され、
D1からD3までのデータ入力によって合計25ビット
が構成されるのであるが、この時点ではまだ制御ビット
の値を0及び1のうちのいずれに決定すればよいかは不
明なので、4個のプリコーダのうちPαには制御ビット
“0”を挿入したデータ列を供給し、また、Pγには制
御ビット“1”が挿入されたデータ列を供給するように
し、これらのデータ列のプリコード出力に関して、25
ビットのそれぞれのCDSが算出されて決定した時点
で、Ref.Gen.の出力するDSVの値により近い
CDSを持つプリコード出力を選択することとする。
【0028】なお、この図において、〔 〕内に表示さ
れたデータは9ビットデータであることを表し、( )
内に表示されたデータは8ビットデータであることを表
している。また、Pα〜Pδの各入力データ欄に表示さ
れた〔 〕内のデータにおいては、その上段の数字0或
るいは1は、先頭に挿入された制御ビットが0或るいは
1であることを表している。
【0029】データD3までの入力が終了すると、時刻
4 に2回目の制御ビットを挿入し、更に、D4〜D6
を入力するのであるが、この2回目の制御ビットについ
てもその値を1とすべきか、0とすべきかはまだ決定で
きないので、上記のPαのデータ列及びPγのデータ列
のそれぞれについて、更に、2回目の制御ビットを0に
したデータ列と1にしたデータ列とを形成していく。
【0030】即ち、図8において、Pαは、1回目の制
御ビット(D1の先頭に挿入された制御ビット)が0
で、かつ、2回目の制御ビットも0である。一方、Pβ
は、2回目の制御ビット“1”が挿入される直前の時刻
3 に、データD3に関するPαのプリコード出力α3
の最後の2ビットの信号(図2(ロ)で説明したp1
びp0 に対応する)が、Pβ内のプリコード回路内部に
プリセットされ(この操作は図8における点線の矢印P
Sで表される)、これにより、Pβに入力される2回目
の制御ビット“1”及び入力データD4の先頭ビット
が、このプリセットされた2ビットの信号によってプリ
コードされるようにしているので、結局、Pβは、1回
目の制御ビットを0、2回目の制御ビットを1として動
作させたのと等価な動作を行うことになる。
【0031】同様に、Pγは、1回目の制御ビットが
1、2回目の制御ビットが0であり、また、Pδは、プ
リコード出力γ3の最後の2ビットがプリセットされる
ので、1回目の制御ビットが1で、かつ、2回目の制御
ビットも1である場合と等価な動作をする。以上のよう
にして、時刻T4 には4個のプリコーダ全てが動作を開
始するが、時刻T5 に至ってPαのプリコード出力α1
〜α3のCDSの算出、及びPβのプリコード出力β1
〜β3のCDSの算出が終了し、いずれがRef.Ge
n.の出力するDSVにより近いかが判別される。そし
て、この図では、より近いCDSを有するプリコード出
力として、1回目の制御ビットが1であるものを選択し
た例が示されており、これにより、PγとPδが選択さ
れ、PαとPβが廃棄される。
【0032】次に、3回目の制御ビットを挿入する直前
の時刻T6 には、該制御ビットを0としたデータ列と1
としたデータ列とを形成するために、廃棄されたプリコ
ーダPα及びPβをプリコード出力γ6及びδ6の最後
の2ビットの信号を用いてプリセットする動作が実行さ
れ、更に、時刻T8 においてγ5〜γ7及びδ5〜δ7
の各CDS値の算出決定、及びRef.Gen.のDS
V値との比較が行われ、これにより、2回目の制御ビッ
トとして0が選択され(PγとPβの選択、及びPαと
Pδの廃棄を実行)、そして、時刻T9 においては、廃
棄されたPα、Pδのプリセット、時刻T10においては
4回目の制御ビットの挿入、・・・という順序でRe
f.Gen.のDSVに近いCDSを有するプリコード
出力が得られていく。以上の説明から明らかなように、
この図の例では、記録変調装置の出力として、γ1、γ
2、γ3、γ4、γ5、γ6、・・・が選択導出され
る。
【0033】図9は、以上に説明した動作を実行する記
録変調装置の具体的回路ブロックを示したものであり、
4個のプリコーダ26〜29が配置される。ここで、プ
リコーダのブロックの中の“ ”内に記載されている
数字は、右側の数字が現在入力されているデータの先頭
に挿入された制御ビットの値を表し、左側の数字がその
前に入力されたDSV制御単位区間のデータの先頭に挿
入された制御ビットの値を表している。これを図8のタ
イミングチャートと対応付けて説明すると、例えば、図
8の時刻T5 においては、Pαはプリコーダ“00”に
相当し、Pβはプリコーダ“01”に相当し、Pγはプ
リコーダ“10”に相当し、Pδはプリコーダ“11”
に相当する。
【0034】各プリコーダの出力は、CDS算出器30
〜33へ供給される。そして、この図9では、CDS算
出器の出力側に受けられたSW20及びSW21によっ
て、前回の制御ビットの値が0であるプリコーダの出力
のCDS値が廃棄されると共に、前回の制御ビットが1
で今回の制御ビットが0或るいは1であるプリコーダの
出力のCDS値が選択されて最適化判別器35へ入力さ
れている。
【0035】最適化判別器35は、入力されたCDS値
と、Ref.Gen.34から出力されるDSV値とを
比較して、最適なプリコーダ出力を選択するための判別
出力Cを制御装置40へ出力する。制御装置40は、こ
の判別出力Cに基づいて、SW25を切り換えるための
スイッチング信号Bを生成し、Ref.Gen.34が
出力するDSVの値に最も近いCDSを有するプリコー
ダ出力がSW25から出力される。
【0036】なお、図9には示されていないが、SW2
0及びSW21の切り換えは、前記の判別出力Cに基づ
いて制御装置40が実行するように構成する。また、制
御装置40は、制御ビットの挿入タイミングを示すタイ
ミング信号及び前記判別出力C等に基づいて、各プリコ
ーダへの制御ビットの挿入動作を実行するとともに、同
じく判別出力C、選択されたプリコーダ出力、及びプリ
セットタイミングを示す信号等に基づいて、廃棄された
プリコーダへのプリセット動作も実行するように構成さ
れ、これらの動作を実行するための制御信号Aが、制御
装置40から各プリコーダへ供給される。
【0037】更に、この図に示される構成では、各プリ
コーダの出力側にRL算出器36〜39が設けられてい
て各プリコーダの出力のランレングスが算出され、RL
比較器41において、これらの算出されたランレングス
が上限値(例えば、10)よりも小さいか否かが判定さ
れ、この判定出力Dも制御装置40へ供給される。そし
て、制御装置40は、上記のセレクト情報Cよりも優先
的に判定出力Dの判断結果に基づいて、SW25におけ
るプリコーダ出力の選択を実行するように構成され、こ
れにより、再生系におけるクロック再生の向上を図って
いる。
【0038】即ち、上記判別出力CによりCDSに関し
て最適なプリコーダが決定しても、該プリコーダの出力
のランレングスが上限値以上である場合には、前記の決
定結果の如何に関わらず、優先的にランレングスが上限
値よりも小さい方のプリコーダを選択するようにしてい
る。但し、両方のプリコーダの出力のランレングスが共
に上限値以上である場合には、判別出力Cにより決定さ
れたプリコーダの出力が選択される。なお、RL比較器
の入力側に設けられているSW23及びSW24は、S
W20及びSW21によって選択されたプリコーダと同
じプリコーダが選択されてRL比較器へ供給されるよう
に、連動制御される。
【0039】2) 2個のプリコーダを使用した回路構
成 この回路構成のブロック図を図10に示す。この回路で
は、記録変調装置への入力データの読み込みを、図9の
場合に比し高速のクロック、例えば、2倍の速度のクロ
ックを用いて、24ビット分づつ間欠的に行うようにし
ており、これによって、先の24ビットのデータが入力
されてから次の24ビットのデータが入力されるまでの
空き時間に、CDSの算出、Ref.Gen.の出力と
の比較、選択すべきプリコーダ出力の決定、等を実行す
る。
【0040】図10について説明すると、ディジタルデ
ータ信号は、制御ビット0が挿入されるプリコーダ0、
及び制御ビット1が挿入されるプリコーダ1へ、間欠的
に24ビットづつ読み込まれる。そして、各プリコーダ
のCDS算出出力及びRef.Gen.の出力に基づい
て最適化判別を行うと共に、各プリコーダ出力のランレ
ングス算出出力が上限値以上であるかどうかを判定し、
制御装置66は、これらの判別結果及び判定結果に基づ
いてSW36を制御することにより、図9における制御
装置40と同様に、最適なプリコーダ出力を選択する。
【0041】また、次の24ビットのデータを読み込む
前に、制御装置66によって選択されたプリコーダ出力
の最後の2ビットを、プリセット制御装置67によって
各プリコーダのプリコード回路へプリセットする。な
お、この実施例の場合は、高速クロックが必要となると
いう点はあるが、プリコーダの個数が少なくて済み、ま
た、挿入する制御ビットの値を切り換える動作も不要で
ある、という利点がある。
【0042】2ー2. ノッチの形成 以上に説明した図9及び図10の回路では、最適化判別
器35がCDS算出器の出力とRef.Gen.の出力
とを比較判別することにより、記録符号へ低周波パイロ
ット信号成分を付与しているが、ここで、最適化判別器
における判別条件を適当に変更することにより、記録符
号にノッチを形成することも可能であり、これにより、
より高性能なトラッキング制御を行うことが可能とな
る。以下に、この場合の実施例について説明する。
【0043】この実施例では、図3の(イ)に示される
記録トラックにおいて、同図(ロ)に示されるような周
波数のノッチを形成する。これによって、パイロット信
号成分が付与されないトラックの記録符号については、
周波数f1 及びf2 にノッチが形成されるので、その再
生信号中に現れるf1 周波数成分及びf2 周波数成分が
低減され、また、これと隣接する両サイドのトラックに
記録される符号については、24/25変換によって付
与されない方のパイロットの周波数がノッチ周波数とし
て設定されているので、この付与されなかったパイロッ
ト周波数の成分が低減され、相対的に、付与されたパイ
ロット周波数成分が強調されたことになる。
【0044】従って、パイロット信号成分が付与されて
いないトラックにおけるトラッキング制御において、そ
の再生信号中へクロストークしてくる隣接トラックから
のf1 周波数成分及びf2 周波数成分を、より効率的に
分離検出することが可能となる。図11は、上記のよう
なノッチを形成するための具体的回路構成の一例を示し
たものであり、以下に、その詳細を説明する。
【0045】図11の最適化判別器51は、図9に示さ
れる最適化判別器35の内部の構成を変更したものであ
り、同一の構成から成る2個の評価回路52及び57
(評価回路57については、内部の回路構成を省略して
ある)と、スイッチSW30及びSW31と、比較器5
9とから構成される。上記の各評価回路へは、図9にお
けるSW20からのCDS(これをCDS(1)と書
く)と、SW21からのCDS(これをCDS(2)と
書く)とが供給され、また、Ref.Gen.34から
パイロットG1 及びG2 が、スイッチSW30及びSW
31を介して供給される。
【0046】そして、評価回路52内には、算出器53
〜56が設けられており、そのうち直流分算出器53で
は、入力されたCDSの積算値の絶対値を求めることに
より、図9のSW20より入力されるCDSから、その
データ系列のDSVの直流分(絶対値)が算出される。
また、SW30及びSW31から出力されてくるパイロ
ットを、それぞれGx及びGy としたとき、算出器54
〜56では、そのブロック内に表された演算式の値が算
出され、これにより、算出器54では、上記データ系列
に含まれるGX周波数成分の量(絶対値)が算出され、
算出器55では、同じく上記データ系列に含まれるGy
の周波数成分の量(絶対値)が算出される。
【0047】なお、算出器54及び55の演算式中にお
いて、Gx 或るいはGy の上側に添字*が付けられた記
号は、Gx 或るいはGy を、その1/4周期だけ移相し
た信号を表しており、このような信号とCDSとの乗算
出力の総和も求める理由は、Gx 或るいはGy との乗算
出力の総和を用いるのみでは、Gx 或るいはGy に対し
て1/4周期ずれた位相関係にあるGx の周波数成分或
るいはGy の周波数成分の量を検出できないからであ
る。
【0048】また、算出器56では、パイロットGx
CDSとの差(絶対値)が求められる。そして、各トラ
ックにおけるノッチの形成は、以上のような回路構成に
おいて、SW30〜34を次のような状態に切り換える
ことにより実現される。 1) 図3におけるトラックA1 の場合 この場合、SW31を端子3へ接続し、SW30を端子
1へ接続し、SW32をオン、SW33をオフ、SW3
4をオンとすることにより、SW20から供給されるC
DS(1)に関して、算出器53においてその直流分
を、算出器54においてはそこに含まれるf2 周波数成
分の量を、算出器56においてはパイロットG1 との差
ををそれぞれ算出し、更に、これらを加算器58におい
て加算した後、次の比較器59へ供給する。
【0049】同様に、評価回路57においては、SW2
1から供給されるCDS(2)に関して、その直流分を
示す値と、含まれているf2 周波数成分の量を示す値
と、パイロットG1 との差を示す値との加算出力を導出
し、これを比較器59へ供給する。そして、比較器59
においては、評価回路52からの加算出力と評価回路5
7からの加算出力とを比較することにより、これらの加
算出力の値が小さい方のデータ系列を選択するための判
別出力を形成し、これを図9の制御装置40へ供給す
る。
【0050】以上のような判別条件を採用することによ
って、結局、記録符号に含まれる直流分及びf2 周波数
成分が少なく、また、そのCDSがパイロットG1 の値
に近くなるような制御ビットの挿入されたデータ系列を
選択する動作が実行される。即ち、周波数f2 のノッチ
の形成と、パイロット信号成分G1 の付与が実現され
る。勿論、1ビットの制御ビットの挿入により、このよ
うな条件を全て満足させるようにすることはできないの
で、実際の動作結果としては、これらの条件を折衷的に
満足させるような記録符号が形成されることとなる。
【0051】2) 図3のトラックA2 の場合 SW30を端子2へ接続し、SW31を端子4へ接続
し、SW32及びSW33をオン、SW34をオフとす
ることにより、評価回路52において、CDS(1)に
関して、その直流分を表す値と、そこに含まれているf
1 周波数成分及びf2 周波数成分のそれぞれの量を表す
値との加算出力を導出すると共に、評価回路57におい
ては、CDS(2)に関する同様の加算出力を導出し、
両加算出力を比較することによって、加算出力が小さい
方のデータ系列を選択するための判別出力を取り出す。
【0052】これにより、直流分が少なく、周波数f1
及び周波数f2 にノッチの形成された記録符号が導出さ
れることになる。また、この場合、算出器56の出力が
判別動作に使用されないので、原則的に、記録符号に
は、いずれのパイロット信号成分も付与されることはな
い。
【0053】3) 図3のトラックA3 の場合 SW30を端子2へ接続し、SW31を端子4へ接続
し、SW32及びSW34をオン、SW33をオフとす
ることにより、評価回路52において、CDS(1)に
関して、その直流分を表す値と、そこに含まれているf
1 周波数成分の量を表す値と、パイロットG2 との差を
表す値との加算出力を導出し、また、評価回路57にお
いては、CDS(2)に関する同様の加算出力を導出
し、両加算出力を比較することにより、加算出力が小さ
い方のデータ系列を選択するための判別出力を取り出
す。
【0054】この判別出力を制御装置40へ供給するこ
とにより、周波数f1 にノッチが形成され、かつ、パイ
ロット信号成分G2 の付与された記録符号が導出され
る。以上のようなスイッチの切り換え状態を、各トラッ
クに対応させて実行することにより、すべてのトラック
において、必要なパイロット信号成分を付与すると共
に、所望のノッチも形成し、更に、直流分も低減された
記録符号を導出することができる。なお、各算出器53
〜56の出力を加算器58において加算する比率は、必
ずしも全て1とする必要はなく、低減させる対象として
どの算出器出力を重視するかに応じて設定すればよい。
【0055】3. SYNC挿入 以上に説明したようにして、本実施例における記録変調
装置では、トラッキング制御用の低周波成分の付与とノ
ッチの形成が可能であるが、この外に、ディジタルVT
Rとして必要なSYNCの挿入も実行するようにしてい
る。以下に、このSYNCの挿入動作について詳細に説
明する。本実施例の記録変調装置は、通常のディジタル
データ信号の外に、図1に示されるように、外部からS
YNCも供給されるようになっており、記録変調装置の
出力側におけるSYNC信号挿入期間には、この供給さ
れているSYNCがプリコード動作を受けることなくそ
のまま出力される構成を採っている。
【0056】そして、このSYNCの具体的符号として
は、17ビットで構成される次の2種類のSYNC1及
びSYNC2のうちの一方を、適宜選択して使用する。 SYNC1; 0.00111111.1111000
1 SYNC2; 1.11000000.0000111
0 ここで、SYNC信号挿入期間に、SYNC1及びSY
NC2のうちいずれを挿入するかについては、このSY
NCが出力される期間を含むプリコード出力のDSV制
御区間のCDSの値が、Ref.Gen.から出力され
るDSVの値により近いものとなるSYNCの方を選択
して挿入する。
【0057】次に、このSYNCが挿入されるタイミン
グについて説明する。まず、本実施例において対象とす
るディジタルVTRの信号フォーマットを説明する。図
12は、テープに記録される1トラック分の信号フォー
マットを示す図である。図に示されるように、情報が記
録される有効記録領域は全部で15552Byteあ
り、これを24/25変換してプリコードすることによ
り、結局、16200Byteの情報が記録されること
になる。
【0058】ここで、前述のSYNCが挿入される区間
は、図におけるTーSYNC、AUDIO、VIDE
O、及びSUBCODEの区間であり、これらの区間を
拡大して示すと、図13〜図16のようになる。これら
の図について簡単に説明すると、図14〜図16におい
て、ECC出力 と表現されたフォーマットは、図1
において、データがフレーミング回路8においてフレー
ミング処理を受けた後、ECCエンコーダ9において誤
り訂正符号を付加された状態を示したものであり、ま
た、記録変調装置入力 と表現されたフォーマット
は、上記ECC出力が、図1の回路10における乱数化
処理、回路11及び12におけるID、IDーPARI
TY、アンブルの挿入が行われた後、記録変調装置13
へ入力される1SYNCブロックに対応する信号フォー
マットを示したものである。
【0059】これらの図において、SYNCの挿入され
る部分は、図13の拡大部分のフォーマット、及び図1
4〜図16の「記録変調装置入力」の各信号フォーマ
ットにおいて、点線で表されている17ビットの部分で
あり、また、24/25変換による制御ビットが挿入さ
れる位置は、点線の矢印で示されているPの位置にな
る。そして、これらのフォーマットから明らかなよう
に、SYNCの挿入される部分は、丁度、25ビットか
らなるDSV制御区間の最初の17ビット部分となる。
【0060】次に、このSYNC挿入動作も含めた場合
のプリコーダの動作を、図17のタイミングチャートを
用いて説明する。図17においては、最上段に示されて
いる入力データのD6とD7の間がSYNC信号挿入期
間である。いま、時刻T1 においてプリコーダが動作を
開始し、図8の場合と同様に処理が進行して時刻T6
到ると、その次にも通常通りに入力されるディジタルデ
ータ信号のプリコード動作を実行する場合には、ここで
(図8に示されている)プリセットを行うことになるの
であるが、この図17の場合には、次の期間がSYNC
信号挿入期間に対応しており、プリコーダの出力側に
は、通常のディジタルデータ信号のプリコード出力に代
わって、前記のSYNC1、及びSYNC2のうちのい
ずれかが出力されるように動作するので、時刻T6 にお
いてはプリセットを行うことなく、次のSYNCを出力
する動作へ進む。
【0061】そして、この場合、SYNC1及びSYN
C2のうちいずれを出力するかは、このSYNCと次の
入力データD7のプリコード出力とで構成される25ビ
ットの符号のCDSを算出し、この算出値とRef.G
en.の出力するDSV値とを比較判断するまでは未定
であるため、制御ビットの挿入の場合と同様に、SYN
C1を出力した場合のデータ系列と、SYNC2を出力
した場合のデータ系列とを並列に導出しておき、前記の
比較判断結果が得られた時点で一方のデータ系列を選択
して出力する方法をとる。
【0062】これを図17で説明すると、SYNC信号
挿入期間に、プリコーダPγではSYNC2が出力さ
れ、プリコーダPδではSYNC1が出力されている。
なお、図のPγ及びPδの出力データにおいて、S2
るいはS1 の上側に添字Uが付いているデータは、SY
NC2或るいはSYNC1の上位9ビット成分を表し、
また、上側に添字Lが付いているデータは、SYNC2
或るいはSYNC1の下位8ビット成分を表している。
【0063】Pγ及びPδにおいて、時刻T8 にSYN
Cの下位8ビット成分が出力されると、これに続く次の
入力データD7のプリコード出力が、SYNCの下位8
ビット成分に対してプリコード出力としての連続性を持
つようにするために、該下位8ビット成分の最下位2ビ
ットをそれぞれPγ及びPδへプリセットする。この
後、入力データD7を受け付けてそのプリコード出力が
得られた時刻T9 において、次の入力データD8の先頭
に挿入する制御ビットを0と1とに場合分けしたデータ
系列を作成するために、廃棄されていたPα及びPβ
を、Pγの出力γ7、及びPδの出力δ7の最下位2ビ
ット成分によってそれぞれプリセットする。
【0064】その後、時刻T10における制御ビットの挿
入、D8の入力、及びプリコード、の各動作を実行す
る。そして、時刻T11において、挿入されたSYNCと
D7のプリコード出力とで構成される25ビットの符号
のCDSが算出決定され、これに基づき、この図ではS
YNC2を出力したデータ系列が選択採用され、以後の
処理が続行されていく。
【0065】4. 具体化回路 以上に説明したように、本実施例に示されるディジタル
VTR用の記録変調装置では、本来のプリコード動作の
外に、制御ビットの挿入、及びSYNCの挿入も行わ
れ、複雑な処理が要求されるが、次に、これらの処理
を、図10に示される回路に準じた構成で実現できるよ
うにした一構成例、及び、上記の各処理をパラレルデー
タ処理回路によって実行できるようにしたプリコーダの
具体化回路について説明する。
【0066】4ー1. 図10の回路に準じた一構成例 この場合のブロック図を図19に示す。図10の回路
は、高速クロックを使用するものであるが、この図19
においては、入力されるシリアル形式のディジタルデー
タ信号を、奇数番目のビット信号と偶数番目のビット信
号とに分割し、この分割された信号列それぞれを処理す
る回路を独立に設けることにより、半分の処理速度で済
むようにしている。
【0067】即ち、図において、入力された24ビット
のディジタルデータ信号は、ODD/EVEN分割器7
0へ供給されて奇数番目のビット信号列ODDと偶数番
目のビット信号列EVENとに分離され、これらの分離
されたODD信号及びEVEN信号は、それぞれ、回路
71〜79から構成される制御ビット0を挿入してプリ
コードするための回路部分と、回路82〜90から構成
される制御ビット1を挿入してプリコードするための回
路部分とへ供給される。
【0068】そして、これらの回路部分においては、入
力されたEVEN信号については、回路71で制御ビッ
ト0を、また、回路83で制御ビット1をそれぞれ挿入
された後、回路73及び84においてプリコードされ、
スイッチ76もしくは87を経て、マルチプレクサ79
及び90へ供給される。また、ODD信号については、
回路72及び82においてプリコードされた後、スイッ
チ74及び85を経て、マルチプレクサ79及び90へ
供給され、上記のEVEN信号のプリコード出力と合成
される。
【0069】これによって、マルチプレクサ79から
は、制御ビット0を挿入してプリコードした出力が得ら
れると共に、マルチプレクサ90からは、制御ビット1
を挿入してプリコードした出力が得られ、スイッチ81
において、これらの出力のうち、CDS値もしくはラン
レングス値がより適合した方の信号が選択されて出力さ
れる。また、SYNC信号挿入期間においては、スイッ
チ74、76、85、87の各可動端子がすべて、SY
NC信号発生器75及び86からの信号が入力される端
子へ接続されるように制御を行う。これによって、この
期間、スイッチ74からは、発生器75からのSYNC
2のODDビット、スイッチ76からは、SYNC2の
EVENビット、スイッチ85からは、発生器86から
のSYNC1のODDビット、スイッチ87からは、S
YNC1のEVENビットがそれぞれ出力され、これら
がマルチプレクサ79及び90で合成されることによ
り、結局、79からはSYNC2の挿入されたプリコー
ド出力が、90からはSYNC1の挿入されたプリコー
ド出力が得られる。
【0070】なお、プリコード回路(1)〜プリコード
回路(4)へのプリセット動作は、プリコード回路
(1)及び(3)へはプリセット信号のうちの奇数ビッ
トの信号を供給し、プリコード回路(2)及び(4)へ
は偶数ビットの信号を供給することによって行い、図に
おいて、PSO及びPSEは、SYNC信号の最下位2
ビットの信号によってプリセットする場合のプリセット
信号であり、PSOは、その奇数ビットの信号を、PS
Eは、偶数ビットの信号を表す。
【0071】また、PSGO及びPSGEは、通常の入
力データのプリコード出力の最下位2ビットの信号によ
ってプリセットする場合のプリセット信号であり、PS
GOが、その奇数ビットの信号を、PSGEが偶数ビッ
トの信号を表す。以上のように構成すれば、各プリコー
ド回路72、73、82、84へ供給される信号は、ビ
ットレートが1/2なので、半分の速度のクロックで処
理を行うことができ、また、各プリコード回路における
プリコードのための遅延も、この1クロック分でよい。
【0072】4ー2. パラレルデータ処理回路による
プリコーダの具体化回路 図19に、かかる具体化回路としてのプリコーダの入出
力端子、及び入出力信号を示す。この図において、端子
7 〜I0 は通常のパラレル形式の入力データ(8ビッ
ト)の最上位ビット(d7 )〜最下位ビット(d0 )が
入力される入力端子であり、端子I8 は制御ビット
(a)の入力端子、端子H16〜H0 はSYNCの最上位
ビット(S16)〜最下位ビット(S0 )が入力される入
力端子、端子X及びYは、プリコーダをプリセットする
ために通常の入力データのプリコード出力の最下位2ビ
ット成分(p1 及びp0 )を入力するための端子、端子
V及びWはプリコーダをSYNCによってプリセットす
るためのSYNCの最下位2ビット成分(S1 及び
0 )を入力するための端子、端子Nは、制御ビット挿
入動作、プリセット動作、SYNC挿入動作、等に応じ
てプリコーダの内部回路を切り換えるための制御信号C
ONT.SIG.を入力するための入力端子、端子08
〜00は、プリコーダ出力としてのパラレル形式の9ビ
ットデータ或るいは8ビットデータが得られる出力端子
である。
【0073】そして、このプリコーダの内部回路を、図
20及び図21に示されるように、パラレル形式の入力
信号の奇数番目のビット成分を処理する回路と偶数番目
のビット成分を処理する回路とに分けて構成する。ま
た、これらの回路内に設けられているスイッチSW0〜
SW12は、前述の制御信号CONT.SIG.によっ
て制御されるが、この制御信号は、例えば、図22の
(イ)に示した4種類のタイミング信号から構成するこ
とができ、これらのタイミング信号を同図(ロ)〜
(ホ)に示されるような構成で各スイッチへ供給する。
そして、これらのタイミング信号による各スイッチの切
り換えモードは、図23に示されるように構成する。
【0074】次に、以上のように構成されたプリコーダ
の回路動作を、通常の8ビット入力データのみをプリコ
ードする場合、制御ビットを挿入した9ビットデータを
プリコードする場合、SYNCを挿入する場合、の3つ
の場合に分けて具体的に説明する。
【0075】1) 通常の8ビット入力データのみのプ
リコード 先行するデータ期間がSYNC挿入期間である場合と、
そうでない場合とに分けて説明する。 先行するデータ期間がSYNC挿入期間である場合 この場合には、図20の回路において、SW12は、タ
イミング信号DETがオンであるため、その可動端子は
F側に接続され、また、SW11については、タイミン
グ信号CBTがオフであるため、その可動端子がG側に
接続される。
【0076】これによって、端子Vからプリセット用に
入力されているSYNCの最下位2ビット成分の1つで
あるS1 が、端子I7 〜I1 からの入力データd7 〜d
1 と加算される(なお、図20及び図21の回路内に設
けられている加算器は、すべて2を法とする加法を実行
する加算器である)。そして、これらの加算出力はスイ
ッチSW7〜SW1へ入力されるが、これらのスイッチ
へ供給されるタイミング信号STU、STL、及び両信
号のNOR出力については、NOR出力のみがオンであ
るため、このNOR出力によって、各スイッチは、その
1側の入力を出力する状態に制御され、前記の加算出力
が各スイッチ及びDフリップフロップを経て出力端子0
1 〜07 から出力される。
【0077】また、図21の回路においては、そのSW
10及びSW9の各可動端子は、上記のSW12及びS
W11の場合と同じ理由により、それぞれF側及びG側
に接続される。これによって、端子Yからプリセット用
に入力されているSYNCの最下位ビットであるS
0 が、端子I6 〜I0 からの入力データd6 〜d0 と加
算され、これらの加算出力がスイッチSW0〜SW6へ
供給される。
【0078】ここで、SW0〜SW6は、図20のSW
1〜SW7と同じタイミング信号によって、SW1〜S
W7と同じ状態に制御されているので、上記の加算出力
はSW0〜SW6及びDフリップフロップを経て出力端
子00 〜06 から出力される。なお、SW8へ供給され
るタイミング信号CBT、STU、及び両信号のNOR
出力については、NOR出力のみがオンであるため、こ
のNOR出力によって、SW8は出力が禁止された状態
に制御され、出力端子08 には出力データは現れない。
【0079】以上の回路動作によって、結局、出力端子
0 〜07 からは、図2の(ロ)に示される8ビットの
プリコード出力において、その中に含まれるp1 及びp
0 を、SYNCの最下位2ビット成分であるS1 及びS
0 に置き換えたプリコード出力が得られる。
【0080】 先行するデータ期間がSYNC挿入期
間ではない場合 この場合は、図20及び図21の回路は、SW10及び
SW12へ供給されるタイミング信号DETがオフとな
るため、これらのスイッチの可動端子が反転してE側に
接続され、その外のスイッチは、上記のの場合と同じ
状態をとる。これによって、入力データd7 〜d0 が先
行データのプリコード出力の最下位2ビット成分p1
びp0 と加算されることになり、出力端子00 〜07
らは、図2の(ロ)に示されるプリコード出力が得られ
る。
【0081】2) 制御ビット挿入を伴うプリコード この場合には、図20及び図21の回路においては、S
W9及びSW11へ供給されるタイミング信号CBTが
オンになるため、これらのスイッチの可動端子が反転し
てJ側に接続される。これにより、図21における入力
データd6 〜d0 へは、端子Xからのプリセット用入力
1 と端子I8 からの制御ビット入力aとの加算出力が
加算され、これらの加算出力がSW0〜SW6へ供給さ
れる。そして、このとき、SW0〜SW6 は、前記の
の場合と同様に、その1側の入力を出力する状態に制御
されているため、上記の加算出力が出力端子00 〜06
から出力される。
【0082】また、SW8は、これに供給されるタイミ
ング信号のうち、CBTのみがオンとなることにより、
その4側の入力を出力する状態に制御され、出力端子0
8 からはプリセット用入力p1 と制御ビット入力aとの
加算出力が出力される。一方、図20の回路において
は、前記のとおりSW11の可動端子がJ側に接続され
ることにより、端子Yからのプリセット用入力p0 が入
力データd7 〜d1 と加算されるが、これらの加算出力
が供給されるSW1〜SW7は、SW0〜SW6と同様
に、その1側の入力を出力する状態に保たれているの
で、出力端子01 〜07 からは、これらの加算出力が出
力される。以上の回路動作によって、結局、出力端子0
0 〜08 からは、図7に示されている制御ビット挿入時
のプリコード出力が得られる。
【0083】3) SYNCの挿入 SYNCの上位9ビットを挿入するタイミングにおいて
は、SW0〜SW8へ供給されるタイミング信号のう
ち、STUのみがオンとなるため、このSTUによっ
て、これらのスイッチは、すべて2側の入力を出力する
状態に切り換えられ、これにより、出力端子00 〜08
からは、入力端子H16〜H8 へ供給されているSYNC
の上位9ビット成分であるS16〜S8 が得られる。
【0084】また、SYNCの下位8ビットを出力する
タイミングにおいては、SW0〜SW7へ供給されるタ
イミング信号のうち、STLのみがオンとなるため、こ
のSTLによって、これらのスイッチは、すべてそれら
の3側の入力を出力する状態に切り換えられ、これによ
り、出力端子07 〜00 からは、入力端子H7 〜H0
供給されているSYNCの下位8ビット成分であるS7
〜S0 が出力される。なお、このとき、SW8は、前記
のの場合と同様に、NOR出力によって出力が禁止さ
れた状態に制御されるので、出力端子08 からデータが
出力されることはない。
【0085】なお、図9に示される記録変調装置に用い
るプリコーダとして、以上のようなパラレルデータ処理
回路によって構成されたプタコーダを使用する場合に
は、当然、記録変調装置の出力側でP/S変換を行う必
要がある。以上の説明では、本発明の記録変調装置につ
いて、これをディジタルVTRに適用した場合を例に挙
げて説明したが、本発明による記録変調装置の適用対象
は、これに限定されるものではなく、ディジタル信号の
形態で情報を記録媒体へ記録し、再生時に再生ヘッドを
トラッキング制御する必要性のある記録装置であれば、
記録される情報がオーディオ、或るいは、それ以外の一
般のデータであっても、適用しうるものであり、また、
記録媒体も、テープに限らずディスク等の任意のものに
適用しうることは、勿論である。
【0086】
【発明の効果】4個のプリコーダを並列配置する構成と
することにより、ディジタルデータ信号の通常の伝送速
度のクロックを用いて、所定ビット数区間毎のCDSを
算出する動作、算出されたCDSに基づき基準信号の値
に最も近いCDSを有するプリコード出力を判別し選択
する動作、等を実行することが可能である。
【0087】また、上記のクロックの2倍以上の高速の
クロックを用いて、所定ビット数づつのディジタルデー
タ信号をプリコーダへ間欠的に入力して処理する構成を
採ることにより、最初の所定ビット数のディジタルデー
タ信号が入力された後、次の所定ビット数のディジタル
データ信号が入力されるまでの空き時間の間に、CDS
の算出動作、算出されたCDSに基づきプリコード出力
を判別し選択する動作、等を実行し、互いに異なる制御
ビット信号が供給されるプリコーダを2個設けるのみ
で、基準信号成分の付与された記録符号を形成すること
を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録変調装置が適用されるディジ
タルVTRの記録系における信号処理を示すブロック図
である。
【図2】プリコーダの原理的回路、及びプリコーダ出力
の演算式を示す図である。
【図3】ディジタルVTRのテープ上の記録トラックパ
ターン、及び各記録トラックの記録符号に付与されるパ
イロット周波数及びノッチ周波数を示す図である。
【図4】ディジタルデータ信号の24/25変換を説明
する図である。
【図5】パイロット基準信号の波形を示す図である。
【図6】24/25変換を行うプリコーダの原理的回路
を示す図である。
【図7】制御ビットが挿入されたデータのプリコード出
力の演算式を示す図である。
【図8】4個のプリコーダを用いて24/25変換によ
るパイロット信号成分付与のためのプリコードを行う場
合のタイミングチャートである。
【図9】24/25変換によるパイロット信号成分付与
のための回路を、4個のプリコーダを用いて構成した記
録変調装置の回路ブロック図である。
【図10】24/25変換によるパイロット信号成分付
与のための回路を、2個のプリコーダを用いて構成した
記録変調装置の回路ブロック図である。
【図11】ノッチ形成が可能な最適化判別器の内部回路
を示す回路ブロック図である。
【図12】本発明による記録変調装置が適用されるディ
ジタルVTRのテープ上の1トラックに記録される信号
フォーマットを示す図である。
【図13】TーSYNC部分の信号フォーマットの詳細
を示す図である。
【図14】フレーミングされたAUDIO部分に誤り訂
正符号を付加したフォーマット、及びその1SYNC相
当部分の信号フォーマットを示す図である。
【図15】フレーミングされたVIDEO部分に誤り訂
正符号を付加したフォーマット、及びその1SYNC相
当部分の信号フォーマットを示す図である。
【図16】フレーミングされたSUBCODE部分に誤
り訂正符号を付加したフォーマット、及びその1SYN
C相当部分の信号フォーマットを示す図である。
【図17】4個のプリコーダを用いて24/25変換に
よるパイロット信号成分付与のためのプリコード、及び
SYNC挿入を行う場合のタイミングチャートである。
【図18】シリアル形式のディジタルデータ信号を、O
DDビットとEVENビットに分離して信号処理回路を
構成した記録変調装置の回路ブロック図である。
【図19】パラレルデータ処理回路で構成したプリコー
ダの入出力端子及び入出力信号を示す図である。
【図20】パラレルデータ処理回路で構成したプリコー
ダの奇数ビット成分の処理回路を示す図である。
【図21】パラレルデータ処理回路で構成したプリコー
ダの奇数ビット成分の処理回路を示す図である。
【図22】図20及び図21の回路内の各スイッチへ供
給される各タイミング信号の定義、及び各スイッチと各
タイミング信号との供給関係を示す図である。
【図23】図20及び図21の回路内の各スイッチを制
御する各タイミング信号の制御態様を示す図である。
【符号の説明】
13…記録変調装置、 20、26〜29、60、
61…プリコーダ、18、72、73、82、84…プ
リコード回路、 34…Ref.Gen.19、71、
83…制御ビット挿入器、 40、66、80…制御
装置 30〜33、62、63、77、88…CDS算出器、
41…RL比較器、36〜39、64、65、78、
89…RL算出器、35、51…最適化判別器、 67
…プリセット制御装置 74、76、81、85、87、及びSW20〜SW2
5、SW0〜SW12、SW30〜34…スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)入力されるディジタルデータ信号
    に対して並列に接続配置された4個のプリコーダと、
    (2)該4個のプリコーダの各々の出力側に配設され、
    各プリコーダの出力信号の所定ビット数区間毎のCDS
    を算出して出力するCDS算出装置と、(3)所定周期
    の基準信号を出力する基準信号発生装置と、(4)該基
    準信号と、前記各プリコーダに配設された各CDS算出
    装置の出力信号とに基づいて、該基準信号の値に最も近
    いCDSを有するプリコーダ出力信号を判別する判別装
    置と、(5)該判別装置の判別出力に基づき、前記4個
    のプリコーダの各出力信号から、前記基準信号の値に最
    も近いCDSを有する出力信号を選択して出力する選択
    装置と、を備えた記録変調装置において、 前記4個の各プリコーダは、それぞれ、前記の所定ビッ
    ト数区間毎に前記ディジタルデータ信号へ制御ビット信
    号を挿入する制御ビット挿入回路と、該制御ビット挿入
    回路の出力信号をプリコードするプリコード回路とを備
    え、 かつ、各プリコーダへ入力されるディジタルデータ信号
    の連続する2つの所定ビット数区間において、 最初の所定ビット数区間では、4個のプリコーダのうち
    の2個のプリコーダへ、2種類の制御ビット信号のうち
    の互いに異なる制御ビット信号を供給すると共に、上記
    2個のプリコーダの各プリコード出力の最後の2ビット
    をプリセットデータとして残りの2個の各プリコーダの
    プリコード回路へそれぞれプリセットし、 次の所定ビット数区間では、該プリセットデータを提供
    したプリコーダへ供給する制御ビット信号と、該プリセ
    ットデータを提供されたプリコーダへ供給する制御ビッ
    ト信号とを、互いに異ならせるようにしたことを特徴と
    する記録変調装置。
  2. 【請求項2】 (1)入力されるディジタルデータ信号
    の所定ビット数区間毎に、該ディジタルデータ信号へ特
    定の制御ビット信号を挿入する第1の制御ビット挿入回
    路と、該制御ビット挿入回路の出力信号をプリコードす
    る第1のプリコード回路とを備えた第1のプリコーダ
    と、(2)前記所定ビット数区間毎に、前記ディジタル
    データ信号へ前記特定の制御ビット信号とは異なる制御
    ビット信号を挿入する第2の制御ビット挿入回路と、該
    制御ビット挿入回路の出力信号をプリコードする第2の
    プリコード回路とを備えた第2のプリコーダと、(2)
    前記第1及び第2のプリコーダの各々の出力側に配設さ
    れ、各プリコーダの出力信号の前記所定ビット数区間毎
    のCDSを算出するCDS算出装置と、(3)所定周期
    の基準信号を出力する基準信号発生装置と、(4)該基
    準信号と、前記第1及び第2のプリコーダに配設された
    各CDS算出装置の出力信号とに基づいて、該基準信号
    の値により近いCDSを有するプリコーダ出力信号を判
    別する判別装置と、(5)該判別装置の判別出力に基づ
    き、前記第1及び第2のプリコーダの各出力信号のう
    ち、前記基準信号の値により近いCDSを有する出力信
    号を選択して出力する選択装置と、を備えた記録変調装
    置において、 前記第1及び第2のプリコーダは、高速クロックによっ
    て前記ディジタルデータ信号を前記所定ビット数づつ間
    欠的に読み込むと共に、 前記CDS算出装置、及び判別装置は、次の所定ビット
    数のディジタルデータ信号が読み込まれる以前に、すで
    に読み込まれた所定ビット数のディジタルデータ信号に
    ついてのCDSを算出する動作、及び前記基準信号の値
    により近いCDSを有するプリコーダ出力信号を判別す
    る動作を実行するものであることを特徴とする記録変調
    装置。
  3. 【請求項3】 各プリコーダの出力側に配設され、各プ
    リコーダの出力信号の前記所定ビット数区間毎のランレ
    ングスを算出するランレングス算出回路と、 各ランレングス算出回路の出力が所定値以上であるか否
    かを判定する判定回路と、 該判定回路の判定出力に基づいて選択装置を制御する制
    御装置とを備え、 該制御装置は、前記判別出力よりも優先的に前記判定出
    力に基づいて、ランレングスが前記所定値よりも小さい
    プリコーダ出力信号が選択されるように前記選択装置を
    制御することを特徴とする請求項1又は2記載の記録変
    調装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113642276A (zh) * 2021-08-18 2021-11-12 电子科技大学 一种基于数据预编码的sram架构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113642276A (zh) * 2021-08-18 2021-11-12 电子科技大学 一种基于数据预编码的sram架构
CN113642276B (zh) * 2021-08-18 2023-05-05 电子科技大学 一种基于数据预编码的sram架构

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