JPH06215510A - 磁気ディスク装置及びその磁気ヘッドの昇降方法 - Google Patents
磁気ディスク装置及びその磁気ヘッドの昇降方法Info
- Publication number
- JPH06215510A JPH06215510A JP440693A JP440693A JPH06215510A JP H06215510 A JPH06215510 A JP H06215510A JP 440693 A JP440693 A JP 440693A JP 440693 A JP440693 A JP 440693A JP H06215510 A JPH06215510 A JP H06215510A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- disk device
- medium
- magnetic
- magnetic disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】動圧形の磁気ヘッドの、媒体の回転、停止にと
もなう着地と離陸とを摩擦と衝突なく制御し、粉塵の発
生と磁気ヘッドや媒体の傷とを防止する。 【構成】媒体2の表面に配置される磁気ヘッドはアーム
4の一端に取付けられて着地方向に付勢される。アーム
4の他端に位置決め装置5が取付けられ、磁気ヘッドを
媒体上に位置決めする。永久磁石11と鉄心12との磁
気回路13中の空隙に可動コイル14を配置する。可動
コイル14には着地方向に向く電磁力を受けるような向
きの制御電流が流される。可動コイル14の枠体14a
に離陸方向の引張方向に向くばね15を当接させ、枠体
14aにリフトバー16を固定する。磁気ヘッドが媒体
2の外周部に位置しているときにアーム4を離陸させる
ようにリフトバー16を係合可能に位置させる。
もなう着地と離陸とを摩擦と衝突なく制御し、粉塵の発
生と磁気ヘッドや媒体の傷とを防止する。 【構成】媒体2の表面に配置される磁気ヘッドはアーム
4の一端に取付けられて着地方向に付勢される。アーム
4の他端に位置決め装置5が取付けられ、磁気ヘッドを
媒体上に位置決めする。永久磁石11と鉄心12との磁
気回路13中の空隙に可動コイル14を配置する。可動
コイル14には着地方向に向く電磁力を受けるような向
きの制御電流が流される。可動コイル14の枠体14a
に離陸方向の引張方向に向くばね15を当接させ、枠体
14aにリフトバー16を固定する。磁気ヘッドが媒体
2の外周部に位置しているときにアーム4を離陸させる
ようにリフトバー16を係合可能に位置させる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転、停止する媒体
の表面に磁気ヘッドを着地させたり、離陸させたりする
磁気ディスク装置及びその磁気ヘッドの昇降方法に関
し、特に、磁気ヘッドと回転する媒体との間の空気膜の
動圧により磁気ヘッドが浮上する動圧形の磁気ヘッドに
係わる。
の表面に磁気ヘッドを着地させたり、離陸させたりする
磁気ディスク装置及びその磁気ヘッドの昇降方法に関
し、特に、磁気ヘッドと回転する媒体との間の空気膜の
動圧により磁気ヘッドが浮上する動圧形の磁気ヘッドに
係わる。
【0002】
【従来の技術】動圧形の磁気ヘッドの一般例として、C
SS(contact startstop)方式があ
る。この方式は、磁気ディスクなどの媒体の表面に磁気
ヘッドを着地方向に付勢するものである。媒体の停止中
には磁気ヘッドは媒体に接触しているが媒体の定常回転
中には磁気ヘッドは媒体から動圧で浮上する。この浮上
力は、磁気ヘッドと回転する媒体との間の極めて薄いく
ざび状の空気膜の動圧により発生する。しかし起動直後
から中間回転数に至るまで(start)と中間回転数
から停止直前まで(stop)とは、媒体と磁気ヘッド
とは接触していて摩擦する状態が続く。ちかごろの浮上
量は0.2〜0.3μmになっていて、着地方向に付勢
する力は僅かである。
SS(contact startstop)方式があ
る。この方式は、磁気ディスクなどの媒体の表面に磁気
ヘッドを着地方向に付勢するものである。媒体の停止中
には磁気ヘッドは媒体に接触しているが媒体の定常回転
中には磁気ヘッドは媒体から動圧で浮上する。この浮上
力は、磁気ヘッドと回転する媒体との間の極めて薄いく
ざび状の空気膜の動圧により発生する。しかし起動直後
から中間回転数に至るまで(start)と中間回転数
から停止直前まで(stop)とは、媒体と磁気ヘッド
とは接触していて摩擦する状態が続く。ちかごろの浮上
量は0.2〜0.3μmになっていて、着地方向に付勢
する力は僅かである。
【0003】CSS方式は、アームに取付けた磁気ヘッ
ドを媒体上に位置決めする位置決め装置などが簡単にな
るが、次のCSS方式固有の問題がある。CSS回数
が増すごとに摩擦係数が大きくなり、ついには媒体を駆
動するスピンドルモータが回転しなくなる。これは、摩
擦熱により磁気ディスク装置内のガスが媒体の表面に凝
縮するなどによる。媒体の表面の付着物が磁気ヘッド
を破損したり媒体に傷をつけたりする。記憶密度を上
げるために媒体の表面を鏡面仕上げするので磁気ヘッド
と媒体との吸着現象を起こし、無理に起動させれば磁気
ヘッドやアームやアームの付勢ばねを破損したりする。
磁気ディスク装置内の水分が結露して磁気ヘッドと媒
体との間に侵入して吸着現象を起こし、と同様なこと
になる。これらは磁気ディスク装置において致命的な問
題である。
ドを媒体上に位置決めする位置決め装置などが簡単にな
るが、次のCSS方式固有の問題がある。CSS回数
が増すごとに摩擦係数が大きくなり、ついには媒体を駆
動するスピンドルモータが回転しなくなる。これは、摩
擦熱により磁気ディスク装置内のガスが媒体の表面に凝
縮するなどによる。媒体の表面の付着物が磁気ヘッド
を破損したり媒体に傷をつけたりする。記憶密度を上
げるために媒体の表面を鏡面仕上げするので磁気ヘッド
と媒体との吸着現象を起こし、無理に起動させれば磁気
ヘッドやアームやアームの付勢ばねを破損したりする。
磁気ディスク装置内の水分が結露して磁気ヘッドと媒
体との間に侵入して吸着現象を起こし、と同様なこと
になる。これらは磁気ディスク装置において致命的な問
題である。
【0004】そこで、これらCSS方式の問題を避ける
ために次の従来例がある。図5は従来例の要部の断面を
示し、図6のC−C断面図、図6は図5の平面図であ
る。図において、スピンドルモータ1に駆動されて回
転、停止する円板状の媒体2の表面に磁気ヘッド3が配
置される。磁気ヘッド3は、アーム4の一端に取付けら
れて図示しない付勢ばねなどにより着地方向に付勢され
る。アーム4の他端に、図示しない位置決め装置が取付
けられ、磁気ヘッド3を媒体上に位置決めする。位置決
め装置は、可動コイル形がよく使用され、永久磁石とこ
の永久磁石の磁気回路中の空隙に配置される可動コイル
とからなり、図示しない軸受でアーム4の一端の磁気ヘ
ッド3を回動制御する。
ために次の従来例がある。図5は従来例の要部の断面を
示し、図6のC−C断面図、図6は図5の平面図であ
る。図において、スピンドルモータ1に駆動されて回
転、停止する円板状の媒体2の表面に磁気ヘッド3が配
置される。磁気ヘッド3は、アーム4の一端に取付けら
れて図示しない付勢ばねなどにより着地方向に付勢され
る。アーム4の他端に、図示しない位置決め装置が取付
けられ、磁気ヘッド3を媒体上に位置決めする。位置決
め装置は、可動コイル形がよく使用され、永久磁石とこ
の永久磁石の磁気回路中の空隙に配置される可動コイル
とからなり、図示しない軸受でアーム4の一端の磁気ヘ
ッド3を回動制御する。
【0005】そして、前記媒体2の外周部であり、前記
磁気ヘッド3の近くに、前記アーム4を保持可能なリフ
トカム51が配置される。媒体2の両面に対応するよう
に対をなすリフトカム51は斜面52を持ち、媒体2が
回転を停止し始めると同時に媒体2の外周部に運動して
来るアーム4を斜面52がすくい上げ、磁気ヘッド3は
媒体2から離陸する。アーム4のロックピン53はリフ
トカム51のロック溝54に係止され、磁気ディスク装
置を使用しない間は固定される。磁気ディスク装置の使
用にともない、媒体2が回転をして前記位置決め装置が
アーム4を回動制御すると、アーム4はロック溝54か
ら外れて斜面52を滑り下り、磁気ヘッド3は媒体2に
着地する。
磁気ヘッド3の近くに、前記アーム4を保持可能なリフ
トカム51が配置される。媒体2の両面に対応するよう
に対をなすリフトカム51は斜面52を持ち、媒体2が
回転を停止し始めると同時に媒体2の外周部に運動して
来るアーム4を斜面52がすくい上げ、磁気ヘッド3は
媒体2から離陸する。アーム4のロックピン53はリフ
トカム51のロック溝54に係止され、磁気ディスク装
置を使用しない間は固定される。磁気ディスク装置の使
用にともない、媒体2が回転をして前記位置決め装置が
アーム4を回動制御すると、アーム4はロック溝54か
ら外れて斜面52を滑り下り、磁気ヘッド3は媒体2に
着地する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来例によれ
ば、媒体2の停止中にのみ磁気ヘッド3は媒体2に接触
するが媒体2の定常回転中に媒体2から動圧で浮上する
だけでなく、起動直後(start)と停止直前(st
op)にも、媒体2と磁気ヘッド3とは接触することが
全くない。磁気ヘッド3がリフトカム51により積極的
に保持されるからである。このため、前述のCSS方式
固有の問題がない。
ば、媒体2の停止中にのみ磁気ヘッド3は媒体2に接触
するが媒体2の定常回転中に媒体2から動圧で浮上する
だけでなく、起動直後(start)と停止直前(st
op)にも、媒体2と磁気ヘッド3とは接触することが
全くない。磁気ヘッド3がリフトカム51により積極的
に保持されるからである。このため、前述のCSS方式
固有の問題がない。
【0007】しかし、停止直前の離陸には磁気ヘッド3
のアーム4がリフトカム51の斜面52に衝突して有害
な粉塵を少しずつ発生するし、起動直後の着地には磁気
ヘッド3の速度の斜面による分速度によって磁気ヘッド
3は媒体2に直角に衝突する。また斜面52を往復して
滑るときにも摩擦により有害な粉塵を少しずつ発生す
る。
のアーム4がリフトカム51の斜面52に衝突して有害
な粉塵を少しずつ発生するし、起動直後の着地には磁気
ヘッド3の速度の斜面による分速度によって磁気ヘッド
3は媒体2に直角に衝突する。また斜面52を往復して
滑るときにも摩擦により有害な粉塵を少しずつ発生す
る。
【0008】この発明の目的は、動圧形の磁気ヘッド
の、媒体の回転、停止にともなう着地と離陸とを摩擦と
衝突なく制御し、粉塵の発生と磁気ヘッドや媒体の傷を
防止できる磁気ディスク装置及びその磁気ヘッドの昇降
方法を提供することにある。
の、媒体の回転、停止にともなう着地と離陸とを摩擦と
衝突なく制御し、粉塵の発生と磁気ヘッドや媒体の傷を
防止できる磁気ディスク装置及びその磁気ヘッドの昇降
方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】発明1の磁気ディスク装
置は、回転、停止する円板状の媒体の表面に着地方向に
付勢される磁気ヘッドと、アームに取付けた前記磁気ヘ
ッドを前記媒体上に位置決めする位置決め装置とからな
る磁気ディスク装置において、着地方向に向く可変の電
磁力と離陸方向に向くばね力とが加わる可動体と、この
可動体が前記アームを離陸させるように介装されて係合
可能なリフト手段とを備えるものである。
置は、回転、停止する円板状の媒体の表面に着地方向に
付勢される磁気ヘッドと、アームに取付けた前記磁気ヘ
ッドを前記媒体上に位置決めする位置決め装置とからな
る磁気ディスク装置において、着地方向に向く可変の電
磁力と離陸方向に向くばね力とが加わる可動体と、この
可動体が前記アームを離陸させるように介装されて係合
可能なリフト手段とを備えるものである。
【0010】このとき、発明2は、前記可動体を、永久
磁石の磁気回路中の空隙に配置される可動コイルとし、
発明3は、前記可動体を、電磁石で吸引される磁性体と
する。また発明4は、前記リフト手段を、前記可動体に
固定されるリフトバーとし、発明5は、前記リフト手段
を、前記アームに固定される補助アームとする。そして
発明6において、前記可動体が前記アームを離陸させる
ように係合する位置は、前記磁気ヘッドが前記媒体の外
周部に位置している場合とする。
磁石の磁気回路中の空隙に配置される可動コイルとし、
発明3は、前記可動体を、電磁石で吸引される磁性体と
する。また発明4は、前記リフト手段を、前記可動体に
固定されるリフトバーとし、発明5は、前記リフト手段
を、前記アームに固定される補助アームとする。そして
発明6において、前記可動体が前記アームを離陸させる
ように係合する位置は、前記磁気ヘッドが前記媒体の外
周部に位置している場合とする。
【0011】発明7の磁気ディスク装置の磁気ヘッドの
昇降方法は、回転、停止する円板状の媒体の表面に着地
方向に付勢されて位置決めされる磁気ヘッドの昇降方法
において、前記磁気ヘッドに着地方向に向く可変の電磁
力と離陸方向に向くばね力とを加えるものである。この
とき、発明8は、前記磁気ヘッドが着地する時には、前
記電磁力は、前記ばね力に対抗して徐々に増加するもの
であり、発明9は、前記磁気ヘッドが離陸する時には、
前記電磁力は、前記ばね力に対抗して徐々に減少するも
のである。そして発明10は、前記電磁力は、前記媒体
を駆動するスピンドルモータの逆起電力により発生する
ものである。
昇降方法は、回転、停止する円板状の媒体の表面に着地
方向に付勢されて位置決めされる磁気ヘッドの昇降方法
において、前記磁気ヘッドに着地方向に向く可変の電磁
力と離陸方向に向くばね力とを加えるものである。この
とき、発明8は、前記磁気ヘッドが着地する時には、前
記電磁力は、前記ばね力に対抗して徐々に増加するもの
であり、発明9は、前記磁気ヘッドが離陸する時には、
前記電磁力は、前記ばね力に対抗して徐々に減少するも
のである。そして発明10は、前記電磁力は、前記媒体
を駆動するスピンドルモータの逆起電力により発生する
ものである。
【0012】
【作用】発明1において、電磁力を無くせば、ばね力が
可動体を離陸方向に動かし、電磁力を増加してばね力を
充分に越えれば、可動体は着地方向に動く。このため、
可動体とアームとの間に介装され係合可能なリフト手段
により媒体の任意の位置において、磁気ヘッドは、ばね
力で離陸し、電磁力で着地する。磁気ディスク装置の電
源を切ったときには、磁気ヘッドは、ばね力で離陸した
状態を保つ。
可動体を離陸方向に動かし、電磁力を増加してばね力を
充分に越えれば、可動体は着地方向に動く。このため、
可動体とアームとの間に介装され係合可能なリフト手段
により媒体の任意の位置において、磁気ヘッドは、ばね
力で離陸し、電磁力で着地する。磁気ディスク装置の電
源を切ったときには、磁気ヘッドは、ばね力で離陸した
状態を保つ。
【0013】このとき、発明2においては可動コイルの
電流を、発明3においては電磁石のコイルの電流を制御
すれば、発明1の作用を生じ、発明4においてはリフト
バーが、発明5においては補助アームがリフト手段の作
用を行う。そして発明6において、磁気ヘッドを離陸さ
せる位置が媒体の外周部に位置するから、リフト手段が
短くなり、動作が安定する。
電流を、発明3においては電磁石のコイルの電流を制御
すれば、発明1の作用を生じ、発明4においてはリフト
バーが、発明5においては補助アームがリフト手段の作
用を行う。そして発明6において、磁気ヘッドを離陸さ
せる位置が媒体の外周部に位置するから、リフト手段が
短くなり、動作が安定する。
【0014】発明7において、電磁力を無くせば、ばね
力が磁気ヘッドを離陸させ、電磁力を増加してばね力を
充分に越えれば、磁気ヘッドは着地する。磁気ディスク
装置の電源を切ったときには、磁気ヘッドは、ばね力で
離陸した状態を保つ。このとき、発明8において、増加
する電磁力が対抗するばね力と釣り合ったとき磁気ヘッ
ドは着地寸前となり、ここから序々に磁気ヘッドを着地
させる力が増加するので着地の瞬間速度を無限に小さく
でき、磁気ヘッドが媒体に衝突的に着地することがな
い。発明9において、減少する電磁力が対抗するばね力
と釣り合ったとき磁気ヘッドは離陸寸前となり、ここか
ら序々に磁気ヘッドを離陸させる力が増加するので離陸
の瞬間速度を無限に小さくでき、磁気ヘッドが媒体から
急激に離陸することがない。このとき、発明10におい
ては、徐々に減少する電磁力として、電源を切られて停
止し始めるスピンドルモータの逆起電力を利用できる。
力が磁気ヘッドを離陸させ、電磁力を増加してばね力を
充分に越えれば、磁気ヘッドは着地する。磁気ディスク
装置の電源を切ったときには、磁気ヘッドは、ばね力で
離陸した状態を保つ。このとき、発明8において、増加
する電磁力が対抗するばね力と釣り合ったとき磁気ヘッ
ドは着地寸前となり、ここから序々に磁気ヘッドを着地
させる力が増加するので着地の瞬間速度を無限に小さく
でき、磁気ヘッドが媒体に衝突的に着地することがな
い。発明9において、減少する電磁力が対抗するばね力
と釣り合ったとき磁気ヘッドは離陸寸前となり、ここか
ら序々に磁気ヘッドを離陸させる力が増加するので離陸
の瞬間速度を無限に小さくでき、磁気ヘッドが媒体から
急激に離陸することがない。このとき、発明10におい
ては、徐々に減少する電磁力として、電源を切られて停
止し始めるスピンドルモータの逆起電力を利用できる。
【0015】
【実施例】図1は実施例1の要部の断面を示し、図2の
A−A断面図、図2は図1の平面図であり、図3は実施
例2の要部の断面を示し、図4のB−B断面図、図4は
図3の平面図である。従来例及び各図において同一符号
をつけるものはおよそ同一機能を持ち、重複説明を省く
こともある。
A−A断面図、図2は図1の平面図であり、図3は実施
例2の要部の断面を示し、図4のB−B断面図、図4は
図3の平面図である。従来例及び各図において同一符号
をつけるものはおよそ同一機能を持ち、重複説明を省く
こともある。
【0016】図1及び図2において、スピンドルモータ
1に駆動されて回転、停止する円板状の媒体2の表面に
磁気ヘッド3が配置される。磁気ヘッド3は、アーム4
の一端に取付けられて図示しない付勢ばねなどにより着
地方向に付勢される。アーム4の他端に、位置決め装置
5が取付けられ、磁気ヘッド3を媒体上に位置決めす
る。位置決め装置5の図示しない内部構造は、可動コイ
ル形などであり、永久磁石とこの永久磁石の磁気回路中
の空隙に配置される可動コイルとからなり、軸受6でア
ーム4の一端の磁気ヘッド3を回動制御する。
1に駆動されて回転、停止する円板状の媒体2の表面に
磁気ヘッド3が配置される。磁気ヘッド3は、アーム4
の一端に取付けられて図示しない付勢ばねなどにより着
地方向に付勢される。アーム4の他端に、位置決め装置
5が取付けられ、磁気ヘッド3を媒体上に位置決めす
る。位置決め装置5の図示しない内部構造は、可動コイ
ル形などであり、永久磁石とこの永久磁石の磁気回路中
の空隙に配置される可動コイルとからなり、軸受6でア
ーム4の一端の磁気ヘッド3を回動制御する。
【0017】実施例1の特徴として、永久磁石11が鉄
心12で発生する磁気回路13中の空隙に、可動体とし
ての可動コイル14を配置する。可動コイル14は着地
方向に向く電磁力を受けるような向きの制御された電流
が流される。可動コイル14を収める枠体14aに、離
陸方向に向くばね力(図においては引張方向)が作用す
るばね15を当接させ、枠体14aにリフト手段として
のリフトバー16を固定する。このリフトバー16を、
前記アーム4を離陸させるように係合可能に位置させ
る。この離陸位置は、磁気ヘッド3が媒体2の外周部に
位置している位置がよい。可動コイル14やばね15や
リフトバー16などは、磁気ヘッド3とともに、媒体2
の両面に対応するように対をなす。永久磁石11の磁気
回路13中の空隙に配置される可動コイル14に代え
て、可動体を、電磁石で吸引される磁性体としてもよ
い。図3及び図4に示す実施例2においては、リフト手
段としてのリフトバー16に代えて、補助アーム26が
アーム4に固定され、枠体14aすなわち可動コイル1
4が補助アーム26を介してアーム4を離陸させるよう
に係合可能に位置する。離陸のときの電磁力として、電
源を切られて停止し始めるスピンドルモータ1の逆起電
力を利用できる。
心12で発生する磁気回路13中の空隙に、可動体とし
ての可動コイル14を配置する。可動コイル14は着地
方向に向く電磁力を受けるような向きの制御された電流
が流される。可動コイル14を収める枠体14aに、離
陸方向に向くばね力(図においては引張方向)が作用す
るばね15を当接させ、枠体14aにリフト手段として
のリフトバー16を固定する。このリフトバー16を、
前記アーム4を離陸させるように係合可能に位置させ
る。この離陸位置は、磁気ヘッド3が媒体2の外周部に
位置している位置がよい。可動コイル14やばね15や
リフトバー16などは、磁気ヘッド3とともに、媒体2
の両面に対応するように対をなす。永久磁石11の磁気
回路13中の空隙に配置される可動コイル14に代え
て、可動体を、電磁石で吸引される磁性体としてもよ
い。図3及び図4に示す実施例2においては、リフト手
段としてのリフトバー16に代えて、補助アーム26が
アーム4に固定され、枠体14aすなわち可動コイル1
4が補助アーム26を介してアーム4を離陸させるよう
に係合可能に位置する。離陸のときの電磁力として、電
源を切られて停止し始めるスピンドルモータ1の逆起電
力を利用できる。
【0018】このような構造によれば、可動コイル14
(電磁石のときはそのコイル)の電流を切って電磁力を
無くせば、これと対抗しているばね15のばね力が、可
動体(可動コイルや、電磁石で吸引される磁性体など)
を離陸方向に動かす。電磁力を増加してばね力を充分に
越えれば、可動体は着地方向に動く。このため、可動体
とアーム4との間に介装され係合可能なリフト手段(リ
フトバー16や補助アーム26)により媒体2の任意の
位置において、磁気ヘッド3は、ばね力で離陸し、電磁
力で着地する。磁気ディスク装置の電源を切ったときに
は、磁気ヘッド3は、ばね力で離陸した状態を保つ。電
磁力とばね力が逆であると離陸状態の自己保持はできな
い。
(電磁石のときはそのコイル)の電流を切って電磁力を
無くせば、これと対抗しているばね15のばね力が、可
動体(可動コイルや、電磁石で吸引される磁性体など)
を離陸方向に動かす。電磁力を増加してばね力を充分に
越えれば、可動体は着地方向に動く。このため、可動体
とアーム4との間に介装され係合可能なリフト手段(リ
フトバー16や補助アーム26)により媒体2の任意の
位置において、磁気ヘッド3は、ばね力で離陸し、電磁
力で着地する。磁気ディスク装置の電源を切ったときに
は、磁気ヘッド3は、ばね力で離陸した状態を保つ。電
磁力とばね力が逆であると離陸状態の自己保持はできな
い。
【0019】磁気ヘッド3の昇降方法として、磁気ヘッ
ド3が着地する時には、電磁力を、ばね力に対抗して徐
々に増加するとよい。そうすると増加する電磁力が対抗
するばね力と釣り合ったとき磁気ヘッド3は着地寸前と
なり、ここから序々に磁気ヘッド4を着地させる力が増
加するので着地の瞬間速度を無限に小さくできる。この
ため、磁気ヘッド3が媒体2に衝突的に着地することが
ない。
ド3が着地する時には、電磁力を、ばね力に対抗して徐
々に増加するとよい。そうすると増加する電磁力が対抗
するばね力と釣り合ったとき磁気ヘッド3は着地寸前と
なり、ここから序々に磁気ヘッド4を着地させる力が増
加するので着地の瞬間速度を無限に小さくできる。この
ため、磁気ヘッド3が媒体2に衝突的に着地することが
ない。
【0020】また、磁気ヘッド3が離陸する時には、電
磁力を、ばね力に対抗して徐々に減少させるとよい。そ
うすると減少する電磁力が対抗するばね力と釣り合った
とき磁気ヘッド3は離陸寸前となり、ここから序々に磁
気ヘッド3を離陸させる力が増加するので離陸の瞬間速
度を無限に小さくできる。このため、磁気ヘッド3が媒
体2から急激に離陸することがない。
磁力を、ばね力に対抗して徐々に減少させるとよい。そ
うすると減少する電磁力が対抗するばね力と釣り合った
とき磁気ヘッド3は離陸寸前となり、ここから序々に磁
気ヘッド3を離陸させる力が増加するので離陸の瞬間速
度を無限に小さくできる。このため、磁気ヘッド3が媒
体2から急激に離陸することがない。
【0021】
【発明の効果】発明1の磁気ディスク装置によれば、磁
気ヘッドは電磁力とこれに対抗するばね力とによって保
持されて電磁力を調整するので、動圧形の磁気ヘッド
を、媒体の回転、停止にともなう着地と離陸とによる摩
擦と衝突が全くないように制御することができ、粉塵の
発生と磁気ヘッドや媒体の傷を防止できるという効果が
ある。また磁気ディスク装置の電源を切っても磁気ヘッ
ドは離陸した状態で自己保持されるという効果がある。
このとき、発明2から5までにより可動体とリフト手段
が具体化され、発明6により離陸、着地が媒体の外周部
に規制されるという効果がある。
気ヘッドは電磁力とこれに対抗するばね力とによって保
持されて電磁力を調整するので、動圧形の磁気ヘッド
を、媒体の回転、停止にともなう着地と離陸とによる摩
擦と衝突が全くないように制御することができ、粉塵の
発生と磁気ヘッドや媒体の傷を防止できるという効果が
ある。また磁気ディスク装置の電源を切っても磁気ヘッ
ドは離陸した状態で自己保持されるという効果がある。
このとき、発明2から5までにより可動体とリフト手段
が具体化され、発明6により離陸、着地が媒体の外周部
に規制されるという効果がある。
【0022】発明7による磁気ディスク装置の磁気ヘッ
ドの昇降方法の効果は、発明1と同一である。このと
き、発明8によれば、磁気ヘッドの着地の瞬間速度を無
限に小さくできて媒体に衝突的に着地することがなく、
粉塵の発生と磁気ヘッドや媒体の傷を防止できるという
効果がある。発明9によれば、磁気ヘッドの離陸の瞬間
速度を無限に小さくできて媒体から急激に離陸すること
がなく、磁気ヘッドが媒体に吸着することがないという
効果がある。発明10によれば、スピンドルモータの逆
起電力を利用するから、磁気ディスク装置の電源が切ら
れるなどの理由によって電磁力の制御電流が瞬断して
も、磁気ヘッドは確実にゆっくりと離陸するという効果
がある。
ドの昇降方法の効果は、発明1と同一である。このと
き、発明8によれば、磁気ヘッドの着地の瞬間速度を無
限に小さくできて媒体に衝突的に着地することがなく、
粉塵の発生と磁気ヘッドや媒体の傷を防止できるという
効果がある。発明9によれば、磁気ヘッドの離陸の瞬間
速度を無限に小さくできて媒体から急激に離陸すること
がなく、磁気ヘッドが媒体に吸着することがないという
効果がある。発明10によれば、スピンドルモータの逆
起電力を利用するから、磁気ディスク装置の電源が切ら
れるなどの理由によって電磁力の制御電流が瞬断して
も、磁気ヘッドは確実にゆっくりと離陸するという効果
がある。
【図1】実施例1の要部の断面を示し、図2のA−A断
面図
面図
【図2】図1の平面図
【図3】実施例2の要部の断面を示し、図4のB−B断
面図
面図
【図4】図3の平面図
【図5】実施例の要部の断面を示し、図6のC−C断面
図
図
【図6】図5の平面図
1 スピンドルモータ 2 媒体 3 磁気ヘッド 4 アーム 5 位置決め装置 6 軸受 11 永久磁石 12 鉄心 13 磁気回路 14 可動コ
イル 14a 枠体 15 ばね 16 リフトバー 26 補助ア
ーム
イル 14a 枠体 15 ばね 16 リフトバー 26 補助ア
ーム
Claims (10)
- 【請求項1】回転、停止する円板状の媒体の表面に着地
方向に付勢される磁気ヘッドと、アームに取付けた前記
磁気ヘッドを前記媒体上に位置決めする位置決め装置と
からなる磁気ディスク装置において、着地方向に向く可
変の電磁力と離陸方向に向くばね力とが加わる可動体
と、この可動体が前記アームを離陸させるように介装さ
れて係合可能なリフト手段とを備えることを特徴とする
磁気ディスク装置。 - 【請求項2】請求項1記載の磁気ディスク装置におい
て、前記可動体を、永久磁石の磁気回路中の空隙に配置
される可動コイルとすることを特徴とする磁気ディスク
装置。 - 【請求項3】請求項1記載の磁気ディスク装置におい
て、前記可動体を、電磁石で吸引される磁性体とするこ
とを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項4】請求項1、2又は3記載の磁気ディスク装
置において、前記リフト手段を、前記可動体に固定され
るリフトバーとすることを特徴とする磁気ディスク装
置。 - 【請求項5】請求項1、2又は3記載の磁気ディスク装
置において、前記リフト手段を、前記アームに固定され
る補助アームとすることを特徴とする磁気ディスク装
置。 - 【請求項6】請求項1、2、3、4又は5記載の磁気デ
ィスク装置において、前記可動体が前記アームを離陸さ
せるように係合する位置は、前記磁気ヘッドが前記媒体
の外周部に位置している場合とすることを特徴とする磁
気ディスク装置。 - 【請求項7】回転、停止する円板状の媒体の表面に着地
方向に付勢されて位置決めされる磁気ヘッドの昇降方法
において、前記磁気ヘッドに着地方向に向く可変の電磁
力と離陸方向に向くばね力とを加えることを特徴とする
磁気ディスク装置の磁気ヘッドの昇降方法。 - 【請求項8】請求項7記載の磁気ディスク装置の磁気ヘ
ッドの昇降方法において、前記磁気ヘッドが着地する時
には、前記電磁力は、前記ばね力に対抗して徐々に増加
することを特徴とする磁気ディスク装置の磁気ヘッドの
昇降方法。 - 【請求項9】請求項7又は8記載の磁気ディスク装置の
磁気ヘッドの昇降方法において、前記磁気ヘッドが離陸
する時には、前記電磁力は、前記ばね力に対抗して徐々
に減少することを特徴とする磁気ディスク装置の磁気ヘ
ッドの昇降方法。 - 【請求項10】請求項9記載の磁気ディスク装置の磁気
ヘッドの昇降方法において、前記電磁力は、前記媒体を
駆動するスピンドルモータの逆起電力により発生するこ
とを特徴とする磁気ディスク装置の磁気ヘッドの昇降方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP440693A JPH06215510A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 磁気ディスク装置及びその磁気ヘッドの昇降方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP440693A JPH06215510A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 磁気ディスク装置及びその磁気ヘッドの昇降方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06215510A true JPH06215510A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11583445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP440693A Pending JPH06215510A (ja) | 1993-01-14 | 1993-01-14 | 磁気ディスク装置及びその磁気ヘッドの昇降方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06215510A (ja) |
-
1993
- 1993-01-14 JP JP440693A patent/JPH06215510A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5363261A (en) | Disk drive actuator latch | |
| US4786995A (en) | Automatic head retract system for disk drive | |
| US4903157A (en) | Electromagnet-actuated head latching apparatus | |
| US5581424A (en) | Magnetic crash stop and latch in a disc drive | |
| JP2002230732A (ja) | 高い剛性を有し、アンロード力が小さいヘッドスライダー | |
| US5528437A (en) | Rotary inertia latch for latching a rotary actuator in a disk drive | |
| US5926347A (en) | Magnetic disk drive provided with means for pressing head against disk | |
| US5798884A (en) | Multiple zone data storage system and method | |
| JPH06215510A (ja) | 磁気ディスク装置及びその磁気ヘッドの昇降方法 | |
| JPH01134770A (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| JPH03214476A (ja) | アクチュエータのロック機構 | |
| JP2534006Y2 (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| JPH04341983A (ja) | ディスク装置 | |
| JP2715154B2 (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| JPH01191382A (ja) | 磁気ヘッド位置設定方式 | |
| JPS5868275A (ja) | 磁気ヘツドの負荷装置 | |
| JPH04302877A (ja) | 磁気ディスク装置のキャリッジロック機構 | |
| JPH0339354B2 (ja) | ||
| JPS6212973A (ja) | 磁気ヘツドのロ−ド機構 | |
| JP2765357B2 (ja) | 磁気ヘッド | |
| JP2501516Y2 (ja) | 浮動ヘッドロ―ディング装置 | |
| JPS583159A (ja) | 磁気デイスク装置 | |
| JPH01237982A (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| JPH0428048A (ja) | 回転ヘッド装置 | |
| JPH03113881A (ja) | 磁気デイスク駆動装置 |