JPH0621601Y2 - 工作機の主軸構造 - Google Patents

工作機の主軸構造

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JPH0621601Y2
JPH0621601Y2 JP1985083894U JP8389485U JPH0621601Y2 JP H0621601 Y2 JPH0621601 Y2 JP H0621601Y2 JP 1985083894 U JP1985083894 U JP 1985083894U JP 8389485 U JP8389485 U JP 8389485U JP H0621601 Y2 JPH0621601 Y2 JP H0621601Y2
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JP
Japan
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outer race
stopper
bearing
mounting hole
bearing member
Prior art date
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JP1985083894U
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JPS61199302U (ja
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達男 木邑
仁 村越
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Mazda Motor Corp
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は工作機の主軸構造に関するものである。
(従来技術) 加工具を回転させる工作機にあっては、軸受部材にベア
リングを介して主軸を回転自在に保持し、この主軸の先
端部に加工具を取付けるようにしている(例えば実開昭
59-105334号公報参照) (考案が解決しようとする問題点) ところで、この種の工作機にあっては、その使用中の発
熱に伴う熱膨張によって、主軸が先端側すなわち加工具
取付具へ向けて変位し、加工精度に悪影響を与える、と
いう問題を生じる場合がある。
この点を詳述すると、主軸は、ベアリングを介してその
軸方向変位が規制されているが、このベアリングそのも
のの位置規制は、そのアウタレースを軸受部材に対して
軸方向に動かないように設定することにより行われてい
る。そして、上記アウタレースが熱膨張する際に、後方
側すなわち先端側とは反対方向側へ変位すれば問題ない
が、先端側へ向けて変位すると、これに伴って主軸も先
端側へ変位して、上述した加工精度に悪影響を与えるこ
とになっていた。
したがって、本考案の目的は、発熱に伴う熱膨張によっ
て、主軸が加工具取付側となる先端側へ変位するのを防
止するようにした工作機の主軸構造を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段、作用) 前述の目的を達成するため、本考案にあっては次のよう
な構成としてある。すなわち、 軸受部材にベアリングを介して主軸が回転自在に保持さ
れ、前記主軸の先端部に加工具を取付けるようにした工
作機の主軸構造において、 前記軸受部材に、前記ベアリングのアウタレースに軸方
向前方側から当接して該アウタレースの前方動を規制す
る前ストッパが固定され、 前記軸受部材に、前記ベアリングのアウタレースに後方
側から当接すると共に、該アウタレースからの後方への
大きな外力を受けたときに該アウタレースの後方への変
位を許容する可変ストッパが設けられ、 前記可変ストッパは、前記軸受部材の半径方向に形成さ
れた取付孔と、該取付孔内に摺動可能に嵌挿されると共
に前記アウタレースの後端に対して当接されるテーパ面
を有するストッパ片と、前記取付孔に螺合された調整ね
じと、前記ストッパ片と調整ねじとの間に介在されるよ
うに前記取付孔内に収納されたスプリングと、を備えて
いる、 ような構成としてある。
このような構成とすることにより、常時は、可変ストッ
パはアウタレースに対して軸方向後方側から当接してこ
の方向への変位を規制する通常のストッパとして機能す
る一方、長時間の使用あるいは大きな負荷が加わること
による発熱によって熱膨張した際には、アウタレースを
この熱膨張分だけ後方へ逃がして、主軸がその先端側へ
変位するのを防止する。
(実施例) 以下本考案の実施例を添付した図面に基いて説明する。
第1図において、1は軸受部材で、この軸受部材1に
は、ベアリング2、3、4、5を介して、主軸6が回動
自在に保持されている。この主軸6の先端部(図中左端
部)にツールホルダー7が着脱可能に装着されており、
このツールホルダー7に対して、適宜の加工具(図示
略)が取付けられるようになっている。そして、上記ベ
アリング2、3、4、5は、互いに軸方向直列に配置さ
れて、実施例では最も先端側にあるベアリング2がロー
ラ式とれている。またベアリング2の後方にあるベアリ
ング3が、ボール式でそのアウタレース3Aとインナレ
ース3Bとが軸方向に相対変位不能な形式とされ、熱膨
張による軸方向長さの変化が大きくなり易い長尺なもの
とされている。さらに、ベアリング3の後方にある2つ
のベアリング4、5がアンギュラ式とされている。
前記ベアリング2〜5のうち、ベアリング2と3とを利
用して、主軸6が軸方向に変位しないように規制されて
いる。すなわち、軸受部材1の前端面には、リング状の
前ストッパ8がボルト9により固定される一方、軸受部
材3の後方において軸受部材1には可変ストッパ10が
設けられ、この前ストッパ8と可変ストッパ10とによ
り、両ベアリング2、3の各アウタレース2A、3Aを
それぞれ軸方向からがたつきなく挟持している。また、
ベアリング2のインナレース2B前方には油切りを兼用
したスペーサ11が、また両インナレース2B、3Bの
間にはスペーサ12が、さらにベアリング3のインナレ
ース3B後方にはスペーサ13が配置されて、これ等各
要素11、2B、12、3B、13は、主軸6の前端部
に形成された段部6aと、主軸6に螺合されたナット1
4との間で挟持されている。
前記可変ストッパ10は、ベアリング3のアウタレース
3Aに対して作用するもので、主軸6に周方向に間隔を
あけて複数設けられているものである。この可変ストッ
パ10は、実施例では、第2図に示すように軸受部材1
に対して形成されて主軸6の径方向に貫通する取付孔2
1と、この取付孔21に摺動自在に嵌挿されたストッパ
片22と、この当接片22を主軸6側へ向けて付勢する
スプリング23と、取付孔21に螺合されてこのスプリ
ング23の付勢力を調整する調整ねじ24と、から構成
されている。
上記可変ストッパ10のストッパ片22は、主軸6の軸
方向先端面側および後端面側が、それぞれテーパ面22
a、22bとされ、このテーパ面22aに対応して、ベ
アリング3のアウタレース3A後端面もテーパ面3aと
されている。また、軸受部材1は、ストッパ片22の後
方において、このアウタレース3Aの厚さとほぼ同程度
の高さの段部1aが形成され、この段部1aにおける主
軸6の軸方向先端面側が、上記テーパ22bに対応した
テーパ面1bとされている。
以上のような構成において、主軸6は、その取付ヘッド
7に加工具を取付けた状態で、図示を略す駆動源により
回転されることにより、ワークに対する加工を行う。こ
のとき、ベアリング2、3の各アウタレース2A、3A
は、前ストッパ8と可変ストッパ22とにより軸方向に
がたつきなく保持されているため、主軸6も軸受部材1
に対して軸方向に変位するのが規制される(第2図参
照)。
ここで、発熱により、主軸6の軸方向変位を規制してい
るベアリング2、3に対して熱膨張が生じると、この熱
膨張によりベアリング2、3の各アウタレース2A、3
Aの軸方向長さが長くなる。このとき、この熱膨張によ
るアウタレース2A、3Aの長くなった分は、第3図に
示すように、可変ストッパ10のストッパ片22が取付
孔21内に引っ込む方向へ後退することにより吸収され
る。すなわち、ベアリング2、3の各アウタレース2
A、3Aは、その熱膨張によりストッパ8を強制的に前
方に押圧、変位させることなく、後方側へこの熱膨張分
だけ逃げることになる。これにより主軸6がその先端側
へ変位するのが防止される。
なお、実施例のように、ストッパ片22の後方へ段部1
aを形成しておけば、この段部1aによってアウタレー
ス3B側からの後方への大きな外力を受け止めて、スト
ッパ22に対して取付孔21の径方向における無理な曲
げ力が作用することが防止されると共に、この取付孔2
1とストッパ片22とのがたつきを効果的に吸収するこ
とができる。また、調整ねじ24により、ストッパ片2
2の取付孔21内へ向けての逃げと、アウタレース3A
からの後方への外力の大きさとの関係を、適宜設定する
ことができる。
(考案の効果) 本考案は以上述べたことから明らかように、発熱に伴っ
てベアリングが熱膨張したときに、主軸がその加工具取
付側となる先端側へ変位するのを防止するようにしたの
で、この熱的影響を排除して常に加工精度を十分に維持
することができる。
また、可変ストッパは、ベアリングのアウタレースが後
方へ変位しようとするときの力を、ストッパ片のテーパ
面を利用して主軸の半径方向の力としてスプリングによ
り受け止めるので、熱膨張による極めて大きな外力が作
用しない限り容易にはアウタレースを後方へ変位させな
いようにすることができる。このことは、前ストッパと
可変ストッパとによってアウタレースを主軸軸方向から
しっかりと挟持できることを意味し、この結果主軸の軸
方向の支持剛性という点でも何等問題のないものとな
る。
そして、スプリング力は調整ねじによって調整し得るの
で、常に、軸方向に支持剛性を確保しつつ熱膨張による
問題を解決することができる。
勿論、可変ストッパは、主軸の半径方向の支持構造に特
に制約を与えるものではないので、当該半径方向の支持
剛性というものも十分確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面断面図。 第2図、第3図は第1図の要部拡大断面図で、第2図は
低温時のときを、第3図は高温時のときを示している。 1:軸受部材 3:ベアリング 3A:アウタレース 6:主軸 7:取付ヘッド(加工具用) 10:可変ストッパ 8:前ストッパ 21:取付孔 22:ストッパ片 23:スプリング 24:調整ねじ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸受部材にベアリングを介して主軸が回転
    自在に保持され、前記主軸の先端部に加工具を取付ける
    ようにした工作機の主軸構造において、 前記軸受部材に、前記ベアリングのアウタレースに軸方
    向前方側から当接して該アウタレースの前方動を規制す
    る前ストッパが固定され、 前記軸受部材に、前記ベアリングのアウタレースに後方
    側から当接すると共に、該アウタレースからの後方への
    大きな外力を受けたときに該アウタレースの後方への変
    位を許容する可変ストッパが設けられ、 前記可変ストッパは、前記軸受部材の半径方向に形成さ
    れた取付孔と、該取付孔内に摺動可能に嵌挿されると共
    に前記アウタレースの後端に対して当接されるテーパ面
    を有するストッパ片と、前記取付孔に螺合された調整ね
    じと、前記ストッパ片と調整ねじとの間に介在されるよ
    うに前記取付孔内に収納されたスプリングと、を備えて
    いる、 ことを特徴とする工作機の主軸構造。
JP1985083894U 1985-06-05 1985-06-05 工作機の主軸構造 Expired - Lifetime JPH0621601Y2 (ja)

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JP1985083894U JPH0621601Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05 工作機の主軸構造

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JP1985083894U JPH0621601Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05 工作機の主軸構造

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JPS61199302U JPS61199302U (ja) 1986-12-13
JPH0621601Y2 true JPH0621601Y2 (ja) 1994-06-08

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ID=30632932

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985083894U Expired - Lifetime JPH0621601Y2 (ja) 1985-06-05 1985-06-05 工作機の主軸構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5833934A (ja) * 1981-08-18 1983-02-28 富士電機株式会社 太陽電池電源装置

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JPS61199302U (ja) 1986-12-13

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