JPH06217335A - 画像再生装置 - Google Patents

画像再生装置

Info

Publication number
JPH06217335A
JPH06217335A JP5007811A JP781193A JPH06217335A JP H06217335 A JPH06217335 A JP H06217335A JP 5007811 A JP5007811 A JP 5007811A JP 781193 A JP781193 A JP 781193A JP H06217335 A JPH06217335 A JP H06217335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
luminance
ratio
video signal
brightness
gamma characteristic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5007811A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Sato
弘敏 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP5007811A priority Critical patent/JPH06217335A/ja
Publication of JPH06217335A publication Critical patent/JPH06217335A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力されたビデオ信号を用いて液晶画面に画
像を表示する画像表示装置に関し、表現可能な輝度段階
の範囲を有効に利用して、再生画像の立体感や解像感を
改善する画像再生装置を提供することを目的とする。 【構成】 三原色の映像信号のそれぞれについて、信号
レベルを伸縮して輝度比に対する映像信号比を調整する
ガンマ特性の調整手段12に、画像表示手段13におけ
るカラー画像全体の明るさに応じてガンマ特性の調整条
件を調整可能な操作手段14を設けた構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力されたビデオ信号
を用いて液晶画面に画像を表示する画像表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】透明基板上に微小な電極を画素の三原色
に対応させて格子状に配置し、この透明基板を用いて液
晶層を挟み込んだカラー画像素子が実用化されている。
液晶素子を用いた画像素子は、従来のCRT(ブラウン
管)に比較して薄型軽量で消費電力が低い等の利点を有
し、例えば、テレビ放送や各種ビデオソースの画像を再
生する携帯用、車載用の液晶テレビに応用されている。
【0003】しかし、テレビ放送や各種ビデオソースの
映像信号が元々CRTによる再生を前提として形成され
ている一方で、液晶素子とCRTでは画素の輝度特性が
異なるため、液晶素子を用いてテレビ放送や各種ビデオ
ソースの画像を再生する際には、CRTによる再生を前
提とした映像信号を調整して液晶素子の輝度特性に適合
させる必要がある。
【0004】すなわち、CRTの画素では、映像信号
(〜に応じた電子ビーム)のレベルが低い領域では高い
領域に比較して発光強度の変化が緩慢で、緩慢さの度合
いが赤(R)、緑(G)、青(B)の三原色でそれぞれ
異なる。従って、通常のテレビ放送や各種ビデオソース
の映像信号は、CRTを通じて視感的に自然な輝度表現
が確保されるように、低い輝度比の領域では映像信号を
伸長し、高い輝度比の領域では映像信号を圧縮した状態
で形成されている。CRTの画素における輝度比と映像
信号比の関係は、輝度比=(映像信号比)2.2 で表現さ
れ、ガンマ特性と呼ばれる。
【0005】一方、液晶素子の画素では、動作信号のレ
ベルによる輝度差の変動が少ないため、通常のテレビ放
送や各種ビデオソースの映像信号をそのまま用いると、
CRTによる再生に比較して、高い輝度比の領域(明る
い画面)で輝度比の変化が不足した不自然な再生画像と
なる。従って、映像信号をガンマ関数の逆関数、すなわ
ち輝度比=(映像信号比)1/2.2 の関係で補正する必要
がある。
【0006】図4は液晶テレビによるテレビ放送の受信
状態の説明図、図5はガンマ特性の説明図である。
【0007】図4において、放送局の撮像部41は、テ
レビカメラ等を通じて被写体から赤(R)、緑(G)、
青(B)の三原色の映像信号を形成する。ガンマ補正部
42は、三原色の映像信号のそれぞれに、CRTの3原
色の画素の輝度特性に適合させたガンマ特性を付与す
る。ガンマ特性を付与された三原色の映像信号は、搬送
信号形成部43で、輝度信号と3つの色信号に分解さ
れ、3つの色信号はさらに2つの差信号に変換される。
【0008】放送信号形成部43は、さらに、輝度信号
と2つの差信号を、音声信号発生部45からの音声信号
や必要な各種の同期信号とともに1チャンネル6MHzの
帯域内に多重配置して搬送信号を形成する。放送波形成
部44は、搬送信号の周波数を変換して放送チャンネル
の割り当て帯域の高周波を形成する。高周波はアンテナ
を通じて電波に変換される。
【0009】一方、液晶テレビの放送波受信部46は、
アンテナを通じて受信した高周波を中間周波数に変換し
て必要な1チャンネルの帯域を抽出して元の搬送信号
(ベースバンド信号)を再生する。信号再生部47は、
再生した搬送信号から、輝度信号、色信号(差信号)、
音声信号、各種の同期信号をそれぞれ分離し、輝度信号
と色信号から三原色の映像信号を再生する。
【0010】ここで、再生された三原色の映像信号には
CRTの輝度特性に適合させたガンマ特性が設定されて
いるから、ガンマ補正部48は、三原色の映像信号のそ
れぞれに補正条件を付与して、輝度比に対する映像信号
比の特性を液晶モニター49の画素の輝度特性に適合し
た特性に補正する。液晶モニター49は、輝度比に対す
る映像信号比の特性を補正した三原色R、G、Bの映像
信号を用いて画像を再生表示する。
【0011】図5において、放送局のガンマ補正部42
では、CRTのガンマ特性(輝度比=(映像信号比)
2.2 )に適合させて、輝度比に対する映像信号比の関係
を、輝度比=(映像信号比)1/2.2 に補正する。一方、
液晶テレビのガンマ補正部48では、輝度比=(映像信
号比)2.2 の補正条件を映像信号に付与して、液晶モニ
ター49の輝度特性に適合させている。ここで、輝度比
0%は黒レベル、輝度比100%は白レベルを示し、映
像信号比0%は映像信号の最小レベル、100%は最大
レベルを示す。
【0012】すなわち、液晶テレビにおける従来のガン
マ補正は、CRT再生を前提として放送局で付与された
ガンマ特性補正部分を映像信号から除去して、CRTと
液晶素子の輝度特性の差を補正する、換言すれば、液晶
モニターの画素にCRT並みのガンマ特性をわざわざ付
与して、液晶モニターの再生画像にCRT並みの視感的
に自然な輝度表現を与えるものである。従って、液晶テ
レビにおける従来のガンマ補正では、補正条件がCRT
並みに一定不変で固定されており、製造時や修理時以外
には、これを調整する必要が無かった。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】自然界で人間の目が白
から黒の間で実際に識別できる輝度段階が数万を越える
のに対して、テレビ放送では搬送信号の振幅の制限か
ら、映像信号比0%から100%の間で表現できる輝度
段階はせいぜい数百に過ぎない。従って、自然界や映画
のスクリーン上で人間が明らかに識別できる輝度差であ
っても、テレビ放送画面では、同一の輝度に表現されて
画面の奥行きを損なわせる。そして、画面上の隣接部分
で色調の変化が乏しい場合やモノトーン画像では、画面
が平坦化して解像感を実質的に損なう結果となる。
【0014】そして、テレビ放送を目的としたスタジオ
撮影では、照明配置や撮影角度等を工夫して輝度段階の
少なさを前提とした絵作りが可能であるが、画面の輝度
変化が大きい屋外撮影や劇場映画フィルムからの録画で
は、輝度段階の少なさをカバーできなくなる可能性があ
る。
【0015】例えば、時代劇の劇場映画をテレビ放送し
た場合に、夜間のシーンで背景の夜闇に対する黒や青の
衣装の輪郭があやふやとなり、中継放送された晴天下の
雪山の映像では山肌の凹凸感が喪失する。
【0016】本発明は、表現可能な輝度段階の範囲を有
効に利用して、再生画像の立体感や解像感を改善する画
像再生装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の基本的
な構成の説明図である。図1において、請求項1の画像
再生装置は、入力されたビデオ信号から三原色の映像信
号をそれぞれ形成する再生手段11と、形成された映像
信号のそれぞれについて、信号レベルを伸縮して輝度比
に対する映像信号比を調整するガンマ特性の調整手段1
2と、ガンマ特性を調整されたそれぞれの映像信号に基
づいて液晶表示素子を作動させてカラー画像を再生する
画像表示手段13と、を有する画像再生装置において、
前記調整手段12におけるガンマ特性の調整条件を、そ
れぞれの映像信号について、前記カラー画像全体の明る
さに応じて調整可能な操作手段14を設けたものであ
る。
【0018】請求項2の画像再生装置は、請求項1の画
像再生装置において、前記操作手段は、映像信号比の低
い部分における輝度比の変化を拡大した暗い画面用のガ
ンマ特性調整条件と、映像信号比の高い部分における輝
度比の変化を拡大した明るい画面用のガンマ特性調整条
件と、を予め記憶させた記憶手段と、画面の明るさに応
じて任意に選択した調整条件を前記記憶手段から呼び出
す選択入力手段と、を有するものである。
【0019】請求項3の画像再生装置は、入力されたビ
デオ信号から輝度信号を形成する輝度信号再生手段と、
形成された輝度信号について、信号レベルを伸縮して輝
度比に対する映像信号比を調整するガンマ特性の調整手
段と、ガンマ特性を調整された輝度信号に基づいて液晶
表示素子を作動させて画像を再生する画像表示手段と、
を有する画像再生装置において、前記調整手段における
ガンマ特性の調整条件を、前記画像全体の明るさに応じ
て調整可能な操作手段を設けたものである。
【0020】
【作用】従来の液晶テレビ等では、映像信号比と輝度比
の関係が絶対的で固定されており、明るい画面や暗い画
面では可能な輝度表現のごく一部だけしか利用できなか
った。しかし、本発明の画像再生装置では、映像信号比
と輝度比の関係が相対的で画面の明るさに応じて選択可
能であり、明るい画面や暗い画面(輝度が一方に偏在し
た画面)であっても、可能な輝度表現の多くの部分を利
用できる。このような調整による画面全体の明るさの不
自然さは、例えば、液晶素子のバックライトの明るさを
変化させて補正できる。
【0021】本発明で設定されるガンマ特性は、従来の
画一的な曲線関係ではなく、画面上で支配的な限定され
た輝度範囲に可能な輝度諧調を集中させる特別な輝度再
生特性である。
【0022】図1において、請求項1の画像再生装置で
は、調整手段12は、単に画像表示手段13にCRT並
みのガンマ特性を付与するに留まらず、映像信号比の高
い部分と低い部分の一方で輝度比の変化を誇張する。例
えば、映像信号比の0%〜20%の部分で輝度比を2倍
分の40%分変化させる一方、輝度比の残りの60%分
を映像信号比の20%〜100%分に適当に割り当て
る。
【0023】画像表示手段13の画面観察者は、画面全
体を視認して、明るいか暗いかの一方に偏っている場合
には、画面上で支配的な明るさの範囲について輝度変化
を誇張するモードを操作手段14に設定できる。操作手
段14は、調整手段12におけるガンマ特性の調整条件
を変化させ、明るい範囲で輝度変化を誇張するモードで
は、映像信号比の高い部分について映像信号比の変化に
対する輝度比の変化を大きくし、暗い範囲で輝度変化を
誇張するモードでは、映像信号比の低い部分について映
像信号比の変化に対する輝度比の変化を大きくする。
【0024】輝度比の変化を大きくした範囲の外側で
は、残りの映像信号比の範囲に対して割り当て可能な輝
度比の範囲が狭くなるため、(1) 映像信号比の変化に対
する輝度比の変化を圧縮するか、(2) 非支配的な映像信
号比の範囲の端部を無視して切り捨てる。
【0025】再生手段11は、CRTによる再生を前提
とするテレビ放送のベースバンド信号やビデオ記録媒体
の再生信号から再生したビデオ信号から、例えばR、
G、Bの三原色の映像信号を形成する。調整手段12
は、三原色の映像信号を部分的に伸縮し変形して、映像
信号比と輝度比の関係を調整する。
【0026】調整手段12は、画像表示手段13の画面
観察者がこまめに操作してもあまり負担を感じないよう
に設計配置される。調整手段12は、画像表示手段13
にCRT並みの通常のガンマ特性を付与することもでき
るが、一方で、明るい部分の輝度変化を誇張した明るい
画面用のガンマ特性や、暗い部分の輝度変化を誇張した
暗い画面用のガンマ特性を付与することもできる。明る
い画面用のガンマ特性や暗い画面用のガンマ特性は、操
作手段14を通じて、画像表示手段13の画面観察者に
より選択される。
【0027】ここで、調整手段12におけるガンマ特性
の調整は、好ましくは、三原色の映像信号に対して少し
ずつ異ならせた条件で実施され、ガンマ特性を異ならせ
ても再生画像における視感的な色彩表現が不自然になら
ないようにする。画像表示手段13は、ガンマ特性を調
整されたそれぞれの映像信号に基づいて液晶表示素子の
三原色の画素を動作させ、カラー画像を再生する。
【0028】請求項2の画像再生装置では、その記憶手
段に、少なくとも(1) 通常のガンマ特性、(2) 明るい画
面用のガンマ特性、(3) 暗い画面用のガンマ特性を記憶
しており、画像表示手段の画面観察者が、画面の明るさ
を識別して(1) 〜(3) のいずれかを選択入力手段を通じ
て指示すると、選択されたガンマ特性が記憶手段から呼
び出されて自動的に調整手段に設定される。設定される
ガンマ特性は、三原色の映像信号に対して少しずつ異な
り、異なるガンマ特性の間でも再生画像における視感的
な色彩表現が食い違わない。
【0029】請求項3の画像再生装置では、入力された
ビデオ信号から形成した輝度信号についてガンマ特性を
調整する。ガンマ特性は輝度比に対する輝度信号の関係
を規定しており、三原色に応じた補正は、必要ならば、
画像表示手段の側で実施すればよい。
【0030】以上のようなガンマ特性の調整は、CRT
を利用した画像再生装置にも応用できる。CRTは液晶
素子よりも輝度の段階をより多く表現できるが、映像信
号の振幅により輝度表現が制約されることに変わりはな
い。画面の明るさに応じて輝度の変化幅を一方の輝度側
にシフトし、同時に、画面全体の明るさ調整を逆の輝度
側にシフトさせる。これにより、画面全体で支配的な輝
度部分の段階数が増して視感的な立体感や解像感が向上
するとともに、この調整による画面の明るさや色調の不
自然さが緩和される。
【0031】ところで、人間の目は明るさに対して相対
的であり、2点の明るさの差は2点間の距離に応じて異
なる感覚を与える。すなわち、強い明るさの感覚は、画
面全体の明るさよりも背景と観察対象の明るさの差から
得られ、隣接した2つの部分の明るさの差は、画面上で
距離を隔てた部分の明るさの差よりも強く感覚され得
る。また、人間の目は数万段階の輝度を識別できるが、
実際には、瞳孔の大きさで入射光を調整して視神経の持
つ狭い感覚範囲を何十倍にも拡大しており、一定の瞳孔
の大きさでは輝度の識別範囲は極めて狭い。
【0032】従って、画面上で支配的な輝度範囲に諧調
を集中してその外側を無視してもさほどの不自然さは感
じないで済む。また、ガンマ特性の調整によって画面全
体の明るさが変化しても、変化の前後では違和感を感じ
るが、短時間のうちに瞳孔の大きさを変化させる等し
て、以前と同じ明るさの感覚を得ることになる。
【0033】本発明は、ここまで、画像表示手段の画面
観察者が画面の明るさに応じて適当なモードを自ら選択
し、このモードを操作手段を通じて自ら設定することと
していたが、画面の明るさの識別、および明るさに応じ
たガンマ特性の選択設定を自動化してもよい。
【0034】例えば、画面観察者による識別は、(1) 映
像信号から再生した輝度信号の平均値を求めて、画面全
体の平均的な明るさを検知する、(2) 輝度信号比の50
%を基準値に定め、輝度信号が基準値の上下いずれの側
に偏在しているかを検知する等に置き換えられ、これら
の出力に応じて、可能な輝度表現の段階数を画面上によ
り多く利用できるガンマ特性を判別させる。そして、画
面上の輝度表現が一方の側に偏在している場合には、偏
在している側の輝度差を誇張するガンマ特性を選択して
自動設定させる。このとき、画面の明るさ調整を一時的
に逆の側に変化させて、ガンマ特性の変化の前後におけ
る画面の見掛けの明るさの急変を避け、その後、徐々に
元の明るさ調整に復帰させてもよい。
【0035】
【実施例】図2は実施例の液晶テレビの構成の説明図、
図3は図2の液晶テレビにおけるガンマ特性の線図であ
る。図3中、(a) は伸長−圧縮によるガンマ特性、(b)
は伸長−切捨てによるガンマ特性である。ここでは、ビ
デオ入力信号から形成した三原色の映像信号のそれぞれ
についてガンマ補正を実施し、ガンマ補正の内容はスィ
ッチマトリックスの操作状態をマイコンで取り込んで、
予め記憶された複数のガンマ特性の1つを呼び出して設
定される。
【0036】図2において、ビデオ入力端子21から入
力されるビデオ信号は、輝度信号と色信号の2つの差信
号との多重信号であって、輝度信号は、CRTのガンマ
特性に適合させて、予め高輝度部分を圧縮して低輝度部
分を伸長した状態に補正されている。輝度信号は、ま
た、CRTによる画像出力時に走査線を形成するための
同期信号を含む。同期分離部24は、輝度信号から同期
信号を分離する。
【0037】RGBデコード部22は、ビデオ信号を同
期検波により復調して輝度信号と色信号の2つの差信号
とを再生し、色信号の2つの差信号からRGB三原色の
色信号を復調し、さらにRGBの色信号と輝度信号とか
らRGB三原色の映像信号をそれぞれ形成する。ガンマ
補正部23は、RGB三原色の映像信号のそれぞれにつ
いて、輝度比に対する映像信号比の関係を補正して、C
RTによる画像再生を前提とした映像信号をTFT液晶
パネル29による画像再生に適合させる。
【0038】極性切換部25は映像信号を反転して、C
RTによる画像再生を前提とした映像信号をTFT液晶
パネル29による画像再生に適合させる。CRTでは高
い映像信号比で高い輝度比となるが、バックライトの照
射光をカラーフィルタを通じて透過させるTFT液晶パ
ネル29では、この関係が逆になるからである。
【0039】コントローラ26は、同期分離部24から
得た同期信号を用いて、極性切換部25におけるRGB
三原色の映像信号の送出と、ソースドライバー28、3
0およびゲートドライバー27を通じたTFT液晶パネ
ル29の表示タイミングとを制御する。
【0040】ソースドライバー28、30は、極性切換
部25から送出されたRGB三原色の映像信号のそれぞ
れに基づいて、1本の走査線ごとにTFT液晶パネル2
9上のRGB三原色の多数の画素の駆動条件を設定し、
コントローラ26から同期信号が出力されるたびにTF
T液晶パネル29の多数の画素の一方の電極に向かって
この駆動条件を転送する。ゲートドライバー27は、コ
ントローラ26から同期信号が出力されるたびに1つず
れた走査線の列の画素のゲートを開き、コントローラ2
6からフレーム同期信号が入力されると、最初の走査線
の列に戻って画素のゲートを開く。
【0041】TFT液晶パネル29は、各画素に対応さ
せてRGBのカラーフィルターと透明な駆動電極を形成
したガラス板で液晶層を挟み込み、裏面側にバックライ
ト機構を配置して、バックライトの照射光の透過率を駆
動電極に印加した駆動条件に応じて変化させて、各画素
の色相と輝度を変化させ、これにより画面にカラー画像
を再生する。
【0042】そして、ガンマ補正部23におけるRGB
三原色の映像信号の輝度比に対する映像信号比の補正条
件は、予め定めた3つの条件の中から、液晶テレビ画面
の観察者が適当な1つを選択する。補正条件の選択は、
液晶テレビ画面の観察者がスィッチマトリックス35を
操作して行う。マイコン33は、スィッチマトリックス
35の操作状態を読み込み、該当する1つの補正条件を
D/Aコンバータ34を通じてガンマ補正部23に設定
する。
【0043】図3(a) において、液晶テレビ画面の観察
者は、画面が全体的に暗い場合には暗い画面用のモード
を選択する。暗い画面用のモードでは、通常のCRT並
みのガンマ特性の場合に比較して、映像信号比の低い部
分における輝度の変化が誇張される。映像信号比の低い
部分に輝度比を多く割り当てた分だけ、映像信号比の高
い部分では輝度の変化は圧縮されるが、画面が全体的に
暗い場合には、めったに映像信号比の高い部分に相当す
る映像が出てこないし、あったとしても一時的または部
分的であるから、観察者に違和感を与えないで済む。
【0044】一方、画面が全体的に明るい場合には明る
い画面用のモードを選択する。明るい画面用のモードで
は、通常のCRT並みのガンマ特性の場合に比較して、
映像信号比の高い部分における輝度の変化が誇張され、
その分だけ、映像信号比の低い部分における輝度の変化
は圧縮される。
【0045】そして、画面の明るさが明るいとも暗いと
も言えない場合や、明るい場面と暗い場面が短い間隔で
交互に繰り返されるような場合には、従来どおりのCR
T並みのガンマ特性を選択する。
【0046】図3(a) の明るい画面用のモード、および
暗い画面用のモードが、輝度の変化が誇張されない部分
で輝度の変化を圧縮して、ともかくも映像信号比の全域
を輝度再生したのに対して、図3(b) の明るい画面用の
モード、および暗い画面用のモードは、輝度の変化が誇
張されない部分の端を切り捨てて、映像信号比の一定値
以上を一様な白(輝度100%)、または、映像信号比
の一定値以下を一様な黒(輝度0%)とする。
【0047】図3(b) において、暗い画面用のモードで
は、映像信号比の0%〜70%の部分に可能な輝度表現
のすべてを割り当て、70%以上の部分は一様に白とし
てしまう。これにより、暗い画面における各部分の輝度
差が誇張され、見掛けの立体感および解像感が改善され
る。一方、明るい画面用のモードでは、映像信号比の3
0%〜100%の部分に可能な輝度表現のすべてを割り
当て、30%以下の部分は一様に黒としてしまう。これ
により、明るい画面における各部分の輝度差が誇張さ
れ、見掛けの立体感および解像感が改善される。
【0048】
【発明の効果】請求項1の画像再生装置によれば、映像
信号比と輝度比の関係を画面の明るさに応じて選択可能
としており、輝度状態が一方に偏在した画面であって
も、可能な輝度の段階のうちの多くの部分をその画面の
中で利用できるから、従来のガンマ補正よりも、画面内
の部分間の輝度差が拡大し、見掛けの立体感や解像感が
改善され、CRTに比較して輝度表現の幅が狭い液晶素
子を用いて、CRT並みの優れた立体感や解像感を確保
できる。
【0049】また、液晶画像素子を用いた画像再生装置
に装備されているガンマ特性調整用ICをそのまま利用
する場合、ICの1〜2の端子に電圧調整回路を追加す
るだけでよく、複雑な制御を行う場合でも従来のガンマ
特性調整用ICを含む少数の部品の置き換えと最小限の
回路追加で構成できるから、画像再生装置の部品点数の
増加や筐体の大型化を伴わずに実施できる。
【0050】また、従来、暗い画面の見掛けの解像度を
改善させるために、コントラスト調整によって明るくす
ることもできたが、白っぽい画面になると画面全体が白
潰れしてしまう可能性があった。しかし、ガンマ特性の
調整で見掛けの解像度を改善する方法によれば、このよ
うな白潰れを引き起こすことなく、暗い画面の見掛けの
解像度を改善できる。
【0051】請求項2の画像再生装置によれば、記憶手
段に予め記憶しておいたガンマ特性のうちの1つを選択
するから、従来のガンマ補正用ICにおける端子電圧の
調整程度では不可能な、(1) 三原色ごとに微妙に異なる
ガンマ特性や、複雑な関数形のガンマ特性(例えば図4
(b) の暗い画面用のモード)でも自由に設定でき、これ
を利用して、ガンマ特性の変更による色調の変化や輝度
諧調の不自然さを容易に補正できる。
【0052】請求項3の画像再生装置では、入力された
ビデオ信号から形成した輝度信号についてガンマ特性を
調整するから、三原色のそれぞれでガンマ補正を行う必
要がない。従って、ガンマ補正に必要な部品数が削減さ
れ、画像再生装置全体の回路構成が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成の説明図である。
【図2】実施例の液晶テレビの構成の説明図である。
【図3】図2の液晶テレビにおけるガンマ特性の線図で
ある。
【図4】液晶テレビによるテレビ放送の受信状態の説明
図である。
【図5】ガンマ特性の説明図である。
【符号の説明】
11 再生手段 12 調整手段 13 画像表示手段 14 操作手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたビデオ信号から三原色の映像
    信号をそれぞれ形成する再生手段(11)と、 形成された映像信号のそれぞれについて、信号レベルを
    伸縮して輝度比に対する映像信号比を調整するガンマ特
    性の調整手段(12)と、 ガンマ特性を調整されたそれぞれの映像信号に基づいて
    液晶表示素子を作動させてカラー画像を再生する画像表
    示手段(13)と、を有する画像再生装置において、 前記調整手段(12)におけるガンマ特性の調整条件
    を、それぞれの映像信号について、前記カラー画像全体
    の明るさに応じて調整可能な操作手段(14)を設けた
    ことを特徴とする画像再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の画像再生装置において、前記
    操作手段は、 映像信号比の低い部分における輝度比の変化を拡大した
    暗い画面用のガンマ特性調整条件と、映像信号比の高い
    部分における輝度比の変化を拡大した明るい画面用のガ
    ンマ特性調整条件と、を予め記憶させた記憶手段と、 画面の明るさに応じて任意に選択した調整条件を前記記
    憶手段から呼び出す選択入力手段と、を有することを特
    徴とする画像再生装置。
  3. 【請求項3】 入力されたビデオ信号から輝度信号を形
    成する輝度信号再生手段と、 形成された輝度信号について、信号レベルを伸縮して輝
    度比に対する映像信号比を調整するガンマ特性の調整手
    段と、 ガンマ特性を調整された輝度信号に基づいて液晶表示素
    子を作動させて画像を再生する画像表示手段と、を有す
    る画像再生装置において、 前記調整手段におけるガンマ特性の調整条件を、前記画
    像全体の明るさに応じて調整可能な操作手段を設けたこ
    とを特徴とする画像再生装置。
JP5007811A 1993-01-20 1993-01-20 画像再生装置 Withdrawn JPH06217335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5007811A JPH06217335A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 画像再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5007811A JPH06217335A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 画像再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06217335A true JPH06217335A (ja) 1994-08-05

Family

ID=11675991

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5007811A Withdrawn JPH06217335A (ja) 1993-01-20 1993-01-20 画像再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06217335A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6476820B1 (en) Video image display apparatus and method
KR100530403B1 (ko) 투과형 액정 표시 장치의 화상 표시 방법 및 투과형 액정 표시 장치
KR100922461B1 (ko) 액정 표시 장치
EP1571644B1 (en) Liquid crystal display device
US8289272B2 (en) Control of a display
JP4108723B2 (ja) 表示装置の駆動方法、表示装置の駆動装置、そのプログラムおよび記録媒体、並びに、表示装置
US6005636A (en) System for setting user-adjustable image processing parameters in a video system
US8810505B2 (en) Display device and display method
RU2479049C1 (ru) Устройство отображения изображений и способ отображения изображений
US20050231458A1 (en) Liquid crystal display television, backlight control device, and backlight control method
US8723848B2 (en) Image display apparatus and image display method
US5828362A (en) Plane sequential color display apparatus and method for driving same
JP2006153914A (ja) 液晶プロジェクタ装置
JPH0766992A (ja) Lcd画像再生装置
JP2008090076A (ja) 液晶表示装置
KR20080081968A (ko) 다수의 픽셀들을 갖는 디스플레이 장치 및 이미지들을디스플레이하기 위한 방법
JP2009122367A (ja) 画像表示装置及び画像表示方法
JPH06217335A (ja) 画像再生装置
WO1995026109A1 (en) Method for driving liquid crystal display
JP2006013905A (ja) テレビジョンおよび画像表示装置
KR20000007295A (ko) 밝기/명암도 조절용 패턴을 이용한 영상표시기기의 밝기 및명암도 조절장치와 그 제어방법
JP2000132155A (ja) 画質改善装置および画質改善方法
JP2611032B2 (ja) 液晶表示装置
KR101635218B1 (ko) 화질 조정 방법
Laird et al. Electro‐optical transfer function preferences for LCD TVs: The effect of display brightness and surround illumination on preferred gamma

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000404