JPH06217533A - スイッチング電源装置の出力過電流検出装置 - Google Patents
スイッチング電源装置の出力過電流検出装置Info
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- JPH06217533A JPH06217533A JP545193A JP545193A JPH06217533A JP H06217533 A JPH06217533 A JP H06217533A JP 545193 A JP545193 A JP 545193A JP 545193 A JP545193 A JP 545193A JP H06217533 A JPH06217533 A JP H06217533A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】出力電圧Vout側の過電流Iout(oc)
を入力電圧Vin側の電流Iinによって検出する方式
で、出力過電流の検出レベルを一定とするために入力電
圧Vinの変動に応じて装置を過電流で停止させるとき
の入力電流Iinの検出レベルを(Vin大のときIi
n小に、Vin小のときIin大に)変えるようにす
る。 【構成】抵抗R1,R2,R3ツェナダイオードZD1
からなる補正電圧発生回路により、抵抗R3から、入力
電圧Vinの増加に応じて増加する入力補正電圧VR3
を作り、この補正電圧と抵抗R0に生ずる入力電流Ii
nの検出電圧とを誤差増幅器A1により加算し、この加
算電圧を誤差増幅器A2で出力過電流設定電圧Vocと
比較し、前者が後者を上回るときPWM制御回路3の発
振を停止させスイッチング素子(FET)Q1をオフさ
せる。
を入力電圧Vin側の電流Iinによって検出する方式
で、出力過電流の検出レベルを一定とするために入力電
圧Vinの変動に応じて装置を過電流で停止させるとき
の入力電流Iinの検出レベルを(Vin大のときIi
n小に、Vin小のときIin大に)変えるようにす
る。 【構成】抵抗R1,R2,R3ツェナダイオードZD1
からなる補正電圧発生回路により、抵抗R3から、入力
電圧Vinの増加に応じて増加する入力補正電圧VR3
を作り、この補正電圧と抵抗R0に生ずる入力電流Ii
nの検出電圧とを誤差増幅器A1により加算し、この加
算電圧を誤差増幅器A2で出力過電流設定電圧Vocと
比較し、前者が後者を上回るときPWM制御回路3の発
振を停止させスイッチング素子(FET)Q1をオフさ
せる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスイッチング電源装置を
保護するためにその出力の過電流を検出する装置に関す
る。なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相
当部分を示す。
保護するためにその出力の過電流を検出する装置に関す
る。なお以下各図において同一の符号は同一もしくは相
当部分を示す。
【0002】
【従来の技術】図5はこの種のスイッチング電源装置の
構成例を示す。同図において1は主電源回路、Vinは
図外の交流入力を整流してなる入力直流電圧、Iinは
入力電流、C1は入力側の平滑コンデンサ、T1はトラ
ンス、Q1はトランスT1の1次巻線に入力電圧Vin
を繰返し断続印加するスイッチング手段としてのFE
T、3はこのFETQ1のゲートをパルス巾変調方式で
制御するPWM制御回路である。
構成例を示す。同図において1は主電源回路、Vinは
図外の交流入力を整流してなる入力直流電圧、Iinは
入力電流、C1は入力側の平滑コンデンサ、T1はトラ
ンス、Q1はトランスT1の1次巻線に入力電圧Vin
を繰返し断続印加するスイッチング手段としてのFE
T、3はこのFETQ1のゲートをパルス巾変調方式で
制御するPWM制御回路である。
【0003】またD1はトランスT1の2次電圧を整流
するショットキーバリアダイオード、D2は2次電流に
対する転流ダイオードとしてのショットキーバリアダイ
オード、L1は2次整流電圧を平滑化するためのチョー
クコイル、C2は同じく平滑コンデンサ、Voutは出
力直流電圧、Ioutは出力電流である。4は出力電圧
Voutの検出回路であり、この検出値はホトカプラP
C1を介してPWM制御回路3に与えられ、制御回路3
は出力電圧Voutを一定とするようにFETQ1のO
N/OFF比を制御する。
するショットキーバリアダイオード、D2は2次電流に
対する転流ダイオードとしてのショットキーバリアダイ
オード、L1は2次整流電圧を平滑化するためのチョー
クコイル、C2は同じく平滑コンデンサ、Voutは出
力直流電圧、Ioutは出力電流である。4は出力電圧
Voutの検出回路であり、この検出値はホトカプラP
C1を介してPWM制御回路3に与えられ、制御回路3
は出力電圧Voutを一定とするようにFETQ1のO
N/OFF比を制御する。
【0004】ところで2は1次側に設けられた出力過電
流検出回路である。出力電流検出回路としては、本来な
ら直接出力電流Ioutを低抵抗で検出することが容易
に考えられるが、下記の理由によりスイッチング電源と
しては一般的でない。 制御部の補助電源を簡素化する方向で考えると制御部
を一次側(入力側)に置く方がよい。従って二次側に電
流検出部を置くとすれば絶縁して電流検出値を制御部に
伝達しなければならない。
流検出回路である。出力電流検出回路としては、本来な
ら直接出力電流Ioutを低抵抗で検出することが容易
に考えられるが、下記の理由によりスイッチング電源と
しては一般的でない。 制御部の補助電源を簡素化する方向で考えると制御部
を一次側(入力側)に置く方がよい。従って二次側に電
流検出部を置くとすれば絶縁して電流検出値を制御部に
伝達しなければならない。
【0005】出力容量が大きくなると低抵抗による検
出がその損失のため不可能になり、一般的には、カレン
トトランスによる検出を行うが、二次側(出力側)には
適切な検出ポイントがなく使用できない。従って、中、
大容量の電源に対応ができない。 出力電流は、入力
電流に比べてVin/Vout倍になるので低抵抗検出
できる範囲が狭くなる。
出がその損失のため不可能になり、一般的には、カレン
トトランスによる検出を行うが、二次側(出力側)には
適切な検出ポイントがなく使用できない。従って、中、
大容量の電源に対応ができない。 出力電流は、入力
電流に比べてVin/Vout倍になるので低抵抗検出
できる範囲が狭くなる。
【0006】このような理由で図5のような1次側の出
力過電流検出回路が用いられる。この一次側による出力
化電流検出回路2は、入力電流が次式(1) のように出力
電流に比例することを利用して、出力過電流Iout
(oc)を入力過電流Iin(oc)に置き換えて検出
するものである。
力過電流検出回路が用いられる。この一次側による出力
化電流検出回路2は、入力電流が次式(1) のように出力
電流に比例することを利用して、出力過電流Iout
(oc)を入力過電流Iin(oc)に置き換えて検出
するものである。
【0007】
【数1】 Iin〔oc〕=(1/η)(Vout/Vin)・Iout(oc)…(1) 但し η;電源効率 Vin;入力電圧 Vout;出力電圧 図5の従来の出力過電流検出回路2は、入力電流Iin
を検出する低抵抗R0と、その回路によって検出される
入力電流検出電圧を出力過電流設定電圧Vocと比較す
る誤差増幅器A2によって構成される。
を検出する低抵抗R0と、その回路によって検出される
入力電流検出電圧を出力過電流設定電圧Vocと比較す
る誤差増幅器A2によって構成される。
【0008】この過電流検出回路2の保護動作として
は、入力電流検出電圧が出力過電流設定値Vocを越え
たとき誤差増幅器A2の出力によりスイッチング電源の
PWM制御回路3の発振を停止することにより電源出力
を停止させる。
は、入力電流検出電圧が出力過電流設定値Vocを越え
たとき誤差増幅器A2の出力によりスイッチング電源の
PWM制御回路3の発振を停止することにより電源出力
を停止させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】スイッチング電源装置
の入力側の交流電源は定格入力電圧〔例;AC100
V〕に対して変動が許容されている〔例;AC85V〜
121V〕。従来の過電流検出回路は、交流入力が定格
電圧時に、出力過電流設定電圧Voc=R0×Iin
〔oc〕として設定を行うと、交流入力が許容入力電圧
範囲内で定格入力電圧下限値(AC85V)〜定格入力
電圧上限値(AC121V)のように変動したとき出力
過電流Iocを一定とするための入力電流検出電圧は、
図6のようにR0(Ioc+ΔIin)〜R0(Ioc
−ΔIin)まで変化してしまうため、入力電圧変動に
対して検出精度が悪いという問題があった。
の入力側の交流電源は定格入力電圧〔例;AC100
V〕に対して変動が許容されている〔例;AC85V〜
121V〕。従来の過電流検出回路は、交流入力が定格
電圧時に、出力過電流設定電圧Voc=R0×Iin
〔oc〕として設定を行うと、交流入力が許容入力電圧
範囲内で定格入力電圧下限値(AC85V)〜定格入力
電圧上限値(AC121V)のように変動したとき出力
過電流Iocを一定とするための入力電流検出電圧は、
図6のようにR0(Ioc+ΔIin)〜R0(Ioc
−ΔIin)まで変化してしまうため、入力電圧変動に
対して検出精度が悪いという問題があった。
【0010】そこで本発明はこの問題を解消できるスイ
ッチング電源装置の出力過電流検出装置を提供すること
を課題とする。
ッチング電源装置の出力過電流検出装置を提供すること
を課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の出力過電流検出装置は所定の範囲で変
動する入力直流電源の電圧(Vin)を(PWM制御回
路3などで制御される)スイッチング手段(FETQ1
など)を介してトランス(T1など)の1次巻線に繰返
し断続印加し、このとき前記トランスの2次巻線に発生
する電圧を(ダイオードD1などを介し)整流し(チョ
ークコイルL1,平滑コンデンサC2などを介し)平滑
化して(出力電圧検出回路4などを介し)安定化された
(電圧Voutの)出力直流電源を生成するスイッチン
グ電源装置において、前記入力直流電源から入力する電
流(Iin)に比例した入力電流信号を検出出力する入
力電流検出手段(抵抗R0,カレントトランスCT20
など)と、前記出力直流電源から出力される電流(Io
ut)の所定の過電流値(Iout(oc))に対応
し、かつ前記の変動する入力直流電源の電圧に応じた前
記入力電流の値に相当する入力電流信号の値と所定の基
準信号値(出力過電流設定電圧Vocなど)との差の信
号(入力補正電圧VR3など)を出力する補正信号出力
手段と、前記入力電流検出手段の出力する入力電流信号
と前記補正信号出力手段の出力する差の信号との(誤差
増幅器A1などを介する)加算値が前記基準信号値を上
回ったことを判別して前記スイッチング手段をオフさせ
る手段(誤差増幅器A2など)とを備えたものとする。
めに、請求項1の出力過電流検出装置は所定の範囲で変
動する入力直流電源の電圧(Vin)を(PWM制御回
路3などで制御される)スイッチング手段(FETQ1
など)を介してトランス(T1など)の1次巻線に繰返
し断続印加し、このとき前記トランスの2次巻線に発生
する電圧を(ダイオードD1などを介し)整流し(チョ
ークコイルL1,平滑コンデンサC2などを介し)平滑
化して(出力電圧検出回路4などを介し)安定化された
(電圧Voutの)出力直流電源を生成するスイッチン
グ電源装置において、前記入力直流電源から入力する電
流(Iin)に比例した入力電流信号を検出出力する入
力電流検出手段(抵抗R0,カレントトランスCT20
など)と、前記出力直流電源から出力される電流(Io
ut)の所定の過電流値(Iout(oc))に対応
し、かつ前記の変動する入力直流電源の電圧に応じた前
記入力電流の値に相当する入力電流信号の値と所定の基
準信号値(出力過電流設定電圧Vocなど)との差の信
号(入力補正電圧VR3など)を出力する補正信号出力
手段と、前記入力電流検出手段の出力する入力電流信号
と前記補正信号出力手段の出力する差の信号との(誤差
増幅器A1などを介する)加算値が前記基準信号値を上
回ったことを判別して前記スイッチング手段をオフさせ
る手段(誤差増幅器A2など)とを備えたものとする。
【0012】また請求項2の出力過電流検出装置では、
請求項1に記載の出力過電流検出装置において、前記補
正信号出力手段は前記入力直流電源の電圧を所定の比率
に分圧する抵抗(R1,R2など)と、この分圧された
電圧を所定のツェナ電圧でクリップするツェナダイオー
ド(ZD1など)とを備え、このツェナダイオードの電
流(IZなど)に比例した信号(抵抗R3の電圧など)
を前記差の信号とするものであるようにする。
請求項1に記載の出力過電流検出装置において、前記補
正信号出力手段は前記入力直流電源の電圧を所定の比率
に分圧する抵抗(R1,R2など)と、この分圧された
電圧を所定のツェナ電圧でクリップするツェナダイオー
ド(ZD1など)とを備え、このツェナダイオードの電
流(IZなど)に比例した信号(抵抗R3の電圧など)
を前記差の信号とするものであるようにする。
【0013】
【作用】従来の出力過電流検出回路に入力電圧補正回路
を付加することにより、入力電圧変動に対して検出精度
を向上させる。この補正電圧は、起点及び傾きを自由に
設定できるので厳密な補正ができる。
を付加することにより、入力電圧変動に対して検出精度
を向上させる。この補正電圧は、起点及び傾きを自由に
設定できるので厳密な補正ができる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例としてのスイッ
チング電源装置の回路を示す。同図においては図5に対
し出力過電流検出回路が2Aに置換わっている。なおこ
の検出回路2Aは入力電流検出に低抵抗R0を使用した
実施例を示す。この出力過電流検出回路2Aは以下の4
回路からなる。
チング電源装置の回路を示す。同図においては図5に対
し出力過電流検出回路が2Aに置換わっている。なおこ
の検出回路2Aは入力電流検出に低抵抗R0を使用した
実施例を示す。この出力過電流検出回路2Aは以下の4
回路からなる。
【0015】入力電流検出電圧を抵抗R0により設定
する入力電流検出回路、入力補正電圧を抵抗R1〜R
3及びツェナーダイオードZD1により設定する入力電
圧補正回路、入力電流検出電圧と入力補正電圧を加算
する加算回路(抵抗R4〜R7及び誤差増幅器A1によ
り構成される)、加算結果と出力過電流設定値Voc
を誤差増幅器A2によって比較する比較回路。
する入力電流検出回路、入力補正電圧を抵抗R1〜R
3及びツェナーダイオードZD1により設定する入力電
圧補正回路、入力電流検出電圧と入力補正電圧を加算
する加算回路(抵抗R4〜R7及び誤差増幅器A1によ
り構成される)、加算結果と出力過電流設定値Voc
を誤差増幅器A2によって比較する比較回路。
【0016】この〜の各回路により出力過電流点
〔Iout〔oc〕〕で、あるべき入力電流検出電圧と
入力補正電圧の和が出力過電流設定値Vocになるよう
に設定することにより、出力過電流点を越えたとき比較
回路の誤差増幅器A2の出力によってPWM制御回路の
発振を停止させることにより電源出力を停止させる。以
下に各回路の詳しい設定及び動作を説明する。
〔Iout〔oc〕〕で、あるべき入力電流検出電圧と
入力補正電圧の和が出力過電流設定値Vocになるよう
に設定することにより、出力過電流点を越えたとき比較
回路の誤差増幅器A2の出力によってPWM制御回路の
発振を停止させることにより電源出力を停止させる。以
下に各回路の詳しい設定及び動作を説明する。
【0017】入力電流検出回路:入力電流検出電圧の
設定は、図2に示すように定格入力下限値においてV1
〔但しVoc>V1=R0×Iin〔oc〕〕になるよ
う抵抗R0を設定する。この時のIin〔oc〕は次式
(2)で与えられる。
設定は、図2に示すように定格入力下限値においてV1
〔但しVoc>V1=R0×Iin〔oc〕〕になるよ
う抵抗R0を設定する。この時のIin〔oc〕は次式
(2)で与えられる。
【0018】
【数2】Iin〔oc〕=(1/η)(Vout/(定
格入力電圧下限値))・Iout(oc)……(2) また、定格入力電圧上限値におけるあるべき入力電流検
出電圧V2は次式(3)で求められる。
格入力電圧下限値))・Iout(oc)……(2) また、定格入力電圧上限値におけるあるべき入力電流検
出電圧V2は次式(3)で求められる。
【0019】
【数3】V2=R0×Iin’〔oc〕……(3) 但し Iin’〔oc〕=(1/η)(Vout/(定格入力
電圧上限値))・Iout(oc)……(4) 従って、あるべき入力電流検出電圧はVoc>V1>V
2の関係があり、(1)式からも解るように入力電圧に
対し比例関係にある。
電圧上限値))・Iout(oc)……(4) 従って、あるべき入力電流検出電圧はVoc>V1>V
2の関係があり、(1)式からも解るように入力電圧に
対し比例関係にある。
【0020】入力電圧補正回路:入力電圧補正回路の
動作を説明する。補正電圧として使用する電圧は、R3
の両端に生じる電圧VR3であり、R3に流れる電流I
zによって生じる。IzはVz>R2/〔R1+R2〕
×Vinの条件においては流れない。IzはVz<R2
/(R1+R2)×Vinの条件時において、次式
(5)で与えられる。
動作を説明する。補正電圧として使用する電圧は、R3
の両端に生じる電圧VR3であり、R3に流れる電流I
zによって生じる。IzはVz>R2/〔R1+R2〕
×Vinの条件においては流れない。IzはVz<R2
/(R1+R2)×Vinの条件時において、次式
(5)で与えられる。
【0021】
【数4】Iz=(Vin−Vz)/R1……(5) 但し Vz;ZD1ツェナー電圧 従って補正電圧VR3は次式(6)で得られる。
【0022】
【数5】VR3=R3×Iz=R3×〔Vin−Vz〕
/R1……(6) 次に、入力電圧補正回路による補正電圧の設定方法を説
明する。まず、図3に示すように、定格入力電圧下限値
時と定格入力電圧上限値時に必要な補正電圧(Voc−
V1),(Voc−V2)をプロットし、それを結んで
その延長上にある補正電圧の起点VAを求める。Vz=
R2/(R1+R2)×Vinを満たす入力電圧Vin
がVAに相当するから、起点電圧VAは次式(7) で与え
られる。
/R1……(6) 次に、入力電圧補正回路による補正電圧の設定方法を説
明する。まず、図3に示すように、定格入力電圧下限値
時と定格入力電圧上限値時に必要な補正電圧(Voc−
V1),(Voc−V2)をプロットし、それを結んで
その延長上にある補正電圧の起点VAを求める。Vz=
R2/(R1+R2)×Vinを満たす入力電圧Vin
がVAに相当するから、起点電圧VAは次式(7) で与え
られる。
【0023】
【数6】VA=(R1+R2)/R2×Vz……(7) 従って、(7)式を満足するように抵抗R1,R2及び
ツェナーダイオードZD1を設定することによりVAを
決定できる。次に、補正電圧の傾きを設定する。定格入
力電圧下限値において必要なIzを求め抵抗R3を設定
する。(6)式を使って、VR3;(Voc−V1)、
Vin;定格入力電圧下限値とおいて、抵抗R3は次式
(8)で与えられる。
ツェナーダイオードZD1を設定することによりVAを
決定できる。次に、補正電圧の傾きを設定する。定格入
力電圧下限値において必要なIzを求め抵抗R3を設定
する。(6)式を使って、VR3;(Voc−V1)、
Vin;定格入力電圧下限値とおいて、抵抗R3は次式
(8)で与えられる。
【0024】
【数7】R3=(Voc−v1)×R1/((定格入力
電圧下限値)−Vz)……(8) 以上(7),(8)式により抵抗R1〜R3,ツェナー
ダイオードZD1を設定することにより必要な入力補正
電圧が得られる。,の加算回路及び比較回路につい
ては、周知の回路なので説明は省略する。
電圧下限値)−Vz)……(8) 以上(7),(8)式により抵抗R1〜R3,ツェナー
ダイオードZD1を設定することにより必要な入力補正
電圧が得られる。,の加算回路及び比較回路につい
ては、周知の回路なので説明は省略する。
【0025】次に図4は本発明の第2の実施例としての
スイッチング電源装置の回路を示し、2Bは入力電流検
出にカレントトランスCT20を使用した出力過電流検
出回路を示す。入力電流が小さい場合は、図1に述べた
低抵抗R0による検出が可能であるが出力が中,大容量
になると入力電流Iinが大きくなるので図4のように
カレントトランスCT20による検出が必要になる。な
おD20はこのカレントトランスCT20の2次電流を
整流するショットキーバリアダイオード、C21はこの
整流出力を平滑化する平滑コンデンサ、R23は負荷抵
抗である。カレントトランスにより入力電流を検出する
場合は、図4に示すように入力電流検出電圧(この場合
抵抗R23の両端電圧)を直接に入力補正電圧VR3に
加算することが可能になるので加算回路が省略でき、回
路が簡単になる。
スイッチング電源装置の回路を示し、2Bは入力電流検
出にカレントトランスCT20を使用した出力過電流検
出回路を示す。入力電流が小さい場合は、図1に述べた
低抵抗R0による検出が可能であるが出力が中,大容量
になると入力電流Iinが大きくなるので図4のように
カレントトランスCT20による検出が必要になる。な
おD20はこのカレントトランスCT20の2次電流を
整流するショットキーバリアダイオード、C21はこの
整流出力を平滑化する平滑コンデンサ、R23は負荷抵
抗である。カレントトランスにより入力電流を検出する
場合は、図4に示すように入力電流検出電圧(この場合
抵抗R23の両端電圧)を直接に入力補正電圧VR3に
加算することが可能になるので加算回路が省略でき、回
路が簡単になる。
【0026】
【発明の効果】2次側の出力過電流を1次側の入力電流
で検出するスイッチング電源装置において、出力過電流
の検出レベルを一定とするためには入力電圧の大きさに
応じて入力電流の検出レベルを変化させる必要がある
が、本発明においてはこのように変化する入力電流のあ
るべき検出レベルに加算して一定の基準電圧を得るよう
な、入力電圧に依存する補正電圧を入力電圧補正回路に
よって発生させ、入力電流検出電圧にこの補正電圧を加
算した電圧を前記基準電圧と比較し、加算電圧が基準電
圧を越えるとこのスイッチング電源装置の動作を停止さ
せるようにした。前記の入力電圧補正回路は、補正電圧
の起点及び傾きが自由に設定できるにでかなり厳密に補
正がかけられる。従って、入力電圧変動に対し出力過電
流検出の精度を向上させることができた。
で検出するスイッチング電源装置において、出力過電流
の検出レベルを一定とするためには入力電圧の大きさに
応じて入力電流の検出レベルを変化させる必要がある
が、本発明においてはこのように変化する入力電流のあ
るべき検出レベルに加算して一定の基準電圧を得るよう
な、入力電圧に依存する補正電圧を入力電圧補正回路に
よって発生させ、入力電流検出電圧にこの補正電圧を加
算した電圧を前記基準電圧と比較し、加算電圧が基準電
圧を越えるとこのスイッチング電源装置の動作を停止さ
せるようにした。前記の入力電圧補正回路は、補正電圧
の起点及び傾きが自由に設定できるにでかなり厳密に補
正がかけられる。従って、入力電圧変動に対し出力過電
流検出の精度を向上させることができた。
【図1】本発明の第1の実施例としての構成を示す回路
図
図
【図2】図1の入力電圧対入力電流検出電圧の関係を示
す特性図
す特性図
【図3】図1の入力電圧対入力補正電圧の関係を示す特
性図
性図
【図4】本発明の第2の実施例としての構成を示す回路
図
図
【図5】従来の回路図
【図6】図5のあるべき入力電圧対入力電流検出電圧の
関係を示す特性図
関係を示す特性図
1 主電源回路 2A,2B 出力過電流検出回路 3 PWM制御回路 4 出力電圧検出回路 Vin 入力電圧 Vout 出力電圧 Iin 入力電流 Iout 出力電流 C1,C2,C21 平滑コンデンサ T1 トランス Q1 FET D1,D2,D20 ショットキーバリアダイオード ZD1 ツェナダイオード L1 チョークコイル R0〜R7,R23 抵抗 A1,A2 誤差増幅器 CT20 カレントトランス
Claims (2)
- 【請求項1】所定の範囲で変動する入力直流電源の電圧
をスイッチング手段を介してトランスの1次巻線に繰返
し断続印加し、このとき前記トランスの2次巻線に発生
する電圧を整流し平滑化して安定化された出力直流電源
を生成するスイッチング電源装置において、 前記入力直流電源から入力する電流に比例した入力電流
信号を検出出力する入力電流検出手段と、 前記出力直流電源から出力される電流の所定の過電流値
に対応し、かつ前記の変動する入力直流電源の電圧に応
じた前記入力電流の値に相当する入力電流信号の値と所
定の基準信号値との差の信号を出力する補正信号出力手
段と、 前記入力電流検出手段の出力する入力電流信号と前記補
正信号出力手段の出力する差の信号との加算値が前記基
準信号値を上回ったことを判別して前記スイッチング手
段をオフさせる手段とを備えたことを特徴とするスイッ
チング電源装置の出力過電流検出装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の出力過電流検出装置にお
いて、 前記補正信号出力手段は前記入力直流電源の電圧を所定
の比率に分圧する抵抗と、 この分圧された電圧を所定のツェナ電圧でクリップする
ツェナダイオードとを備え、 このツェナダイオードの電流に比例した信号を前記差の
信号とするものであることを特徴とするスイッチング電
源装置の出力過電流検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP545193A JPH06217533A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | スイッチング電源装置の出力過電流検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP545193A JPH06217533A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | スイッチング電源装置の出力過電流検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06217533A true JPH06217533A (ja) | 1994-08-05 |
Family
ID=11611581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP545193A Pending JPH06217533A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | スイッチング電源装置の出力過電流検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06217533A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8169177B2 (en) | 2007-03-26 | 2012-05-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electric vehicle |
| JP2012090406A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Omron Automotive Electronics Co Ltd | スイッチング電源装置 |
| US9240727B2 (en) | 2011-07-12 | 2016-01-19 | Fuji Electric Co., Ltd. | Switching power supply device control circuit having an overcurrent protection control circuit |
| JP2016226225A (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-28 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置および電力変換方法 |
-
1993
- 1993-01-18 JP JP545193A patent/JPH06217533A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8169177B2 (en) | 2007-03-26 | 2012-05-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electric vehicle |
| JP2012090406A (ja) * | 2010-10-19 | 2012-05-10 | Omron Automotive Electronics Co Ltd | スイッチング電源装置 |
| US8619437B2 (en) | 2010-10-19 | 2013-12-31 | Omron Automotive Electronics Co., Ltd. | Switching power supply device having a controller to calculate the duty rate and output current |
| US9240727B2 (en) | 2011-07-12 | 2016-01-19 | Fuji Electric Co., Ltd. | Switching power supply device control circuit having an overcurrent protection control circuit |
| JP2016226225A (ja) * | 2015-06-03 | 2016-12-28 | 三菱電機株式会社 | 電力変換装置および電力変換方法 |
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