JPH06217820A - 自動洗髪機 - Google Patents

自動洗髪機

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JPH06217820A
JPH06217820A JP1409493A JP1409493A JPH06217820A JP H06217820 A JPH06217820 A JP H06217820A JP 1409493 A JP1409493 A JP 1409493A JP 1409493 A JP1409493 A JP 1409493A JP H06217820 A JPH06217820 A JP H06217820A
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hood
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washed
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Tetsuo Sakane
鐵男 坂根
Hideaki Matsunaga
英昭 松永
Takenari Yuki
武成 結城
Mitsuru Osanawa
充 長縄
Masaru Noro
勝 野呂
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Takara Belmont Corp
Sanyo Electric Co Ltd
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Takara Belmont Corp
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄水を噴射するとにより、被洗髪者の髪を
洗髪する自動洗髪機において、水漏れを十分に防止し、
被洗髪者に不快感を与えないようにする。 【構成】 フェイスシール5のフード3が装着される面
と反対面側に押えシート70を取り付け、フード3を閉
成したときに、押えシート70により、フェイスシール
5の端部を水槽51の内壁に押し付け、水槽51の内壁
に沿わせるようにした。 【効果】 フェイスシールの端部は、洗浄水が噴射され
ても、洗浄水の噴射力によってまくり上げられず、水槽
の内壁に沿った状態を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、理髪店、美容院等で使
用される、主として業務用の自動洗髪機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、人手を介さずに、頭部や髪に
洗浄用温水を噴射して洗髪を行う自動洗髪機が知られて
いるが、本出願人は、特願平4−41550号等で、こ
の種の自動洗髪機に係る先行技術を提案している。上記
公報等で提案されている自動洗髪機は、図10に示すよ
うに、洗浄時に被洗髪者の頭部を背面状態で挿入できる
ように、上部に開口を有する水槽Sと、水槽S内に揺動
自在に支持され、洗浄水を被洗髪者の頭部に噴射するノ
ズルN1を有する頭頂部用ノズルリンクL1と、水槽S
内に回動自在に支持され、洗浄水を被洗髪者の襟足部分
に噴射するノズルN2を有する襟足用ノズルリンクL2
と、水槽Sの開口を閉塞するフードFとを備えている。
【0003】フードFには、被洗髪者の顔面を露出させ
るための切欠きが形成されている。そして、このフード
Fの切欠き縁部に沿って、フェイスシールFSが装着さ
れている。使用時に、フードFを閉成すると、フェイス
シールFSが被洗髪者の顔面に弾力的に接触する。そし
て、洗髪運転を開始すると、頭頂部用ノズルリンクL1
が被洗髪者の頭頂部に沿って揺動し、頭頂部用ノズルリ
ンクL1のノズルN1から洗浄水が被洗髪者の頭部に向
かって噴射される。これと並行して、襟足用ノズルリン
クL2も回動し、襟足用ノズルリンクL2のノズルN2
から洗浄水が被洗髪者の襟足部分に向かって噴射され
る。このように、洗浄水が上下方向から噴射されるの
で、髪を万偏なく洗髪することができる。
【0004】このとき、水槽S内から飛沫する水滴は、
フェイスシールFSにより遮断され、被洗髪者の顔面に
かからない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記自
動洗髪機においては、襟足用ノズルリンクL2のノズル
N2により襟足部分を洗浄している間に、ノズルN2か
ら噴射された洗浄水が水槽Sの首座部分に漏れ、被洗髪
者の首筋を濡らし、不快感を与えることがある。つま
り、洗髪初期にあっては、フェイスシールFSの端部は
水槽Sの内壁に沿った状態にある。ところが、フェイス
シールFSの端部は自由状態とされているので、洗髪が
進行するに従って、襟足用ノズルリンクL2のノズルN
2の噴射力により、図中点線で示すように、フェイスシ
ールFSの端部がまくれ上がる。その結果、フェイスシ
ールFSの端部と水槽Sの内壁との間に隙間ができ、こ
の隙間から洗浄水が水槽Sの首座部分に漏れ、被洗髪者
の首筋を濡らしてしまう。よって、洗髪運転中に、常に
フェイスシールFSの端部を水槽Sの内壁に沿わせ、水
槽Sの首座部分への水漏れを防止することが要望されて
いる。
【0006】また、上記各ノズルN1,N2から噴射さ
れた洗浄水は、フードFの内面にもあたる。そのため、
フードFの内面に水滴が付着する。この水滴は、フード
Fの内面を伝い、フードFとフェイスシールFSとの隙
間から漏れ、被洗髪者の顔面を濡らす。その結果、被洗
髪者が不快感を覚えることがあった。よって、フードF
とフェイスシールFSとの隙間からの水漏れを防止する
が望まれる。
【0007】本発明は、上記に鑑み、水漏れを十分に防
止することができ、被洗髪者に不快感を与えない自動洗
髪機の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1による課
題解決手段は、洗浄時に被洗髪者の頭部を背面状態で挿
入できるように、上部に開口を有する水槽と、上記水槽
内に配置され、被洗髪者の髪を洗髪するための洗浄水を
噴射する噴射手段と、上記水槽の開口周縁部に後端が回
動自在に設けられ、先端部を上方へ移動させることによ
り水槽の開口を開き、先端部を下方へ移動させることに
より水槽を閉塞するものであって、前方部には、被洗髪
者の顔面部を露出させる切欠きが形成されいるフード
と、上記水槽内から飛沫する水滴が被洗髪者の顔面にか
かるのを防止するためのものであって、フードの切欠き
縁部に沿ってフードの内側から装着され、かつ逆U字形
をしていて、その両端部がフードの先端よりも下方へ突
出したフェイスシールと、上記フェイスシールのフード
に装着される面と反対面側に取り付けられ、フードを閉
成したときに、フェイスシールの端部を水槽の内壁に押
し付け、フェイスシールの端部を水槽の内壁に沿わせる
薄板状の押付体とを備えているものである。
【0009】請求項2による課題解決手段は、洗浄時に
被洗髪者の頭部を背面状態で挿入できるように、上部に
開口を有する水槽と、上記水槽内に配置され、被洗髪者
の髪を洗髪するための洗浄水を噴射する噴射手段と、上
記水槽の開口周縁部に後端が回動自在に設けられ、先端
部を上方へ移動させることにより水槽の開口を開き、先
端部を下方へ移動させることにより水槽を閉塞するもの
であって、前方部には、被洗髪者の顔面部を露出させる
切欠きが形成されいるフードと、上記水槽内から飛沫す
る水滴が被洗髪者の顔面にかかるのを防止するためのも
のであって、フードの切欠き縁部に沿ってフードの内側
から装着され、かつ逆U字形をしていて、その両端部が
フードの先端よりも下方へ突出したフェイスシールと、
上記フェイスシールのフードに装着される面と反対面側
に取り付けられ、フードを閉成した後、洗髪運転が開始
されて噴射手段から噴射された所定温度の洗浄水がかか
ることにより、フェイスシールの端部を水槽の内壁に沿
わせるように変態する形状記憶合金薄板とを備えている
ものである。
【0010】請求項3による課題解決手段は、洗浄時に
被洗髪者の頭部を背面状態で挿入できるように、上部に
開口を有する水槽と、上記水槽内に配置され、被洗髪者
の髪を洗髪するための洗浄水を噴射する噴射手段と、上
記水槽の開口周縁部に後端が回動自在に設けられ、先端
部を上方へ移動させることにより水槽の開口を開き、先
端部を下方へ移動させることにより水槽を閉塞するもの
であって、前方部には、被洗髪者の顔面部を露出させる
切欠きが形成されいるフードと、上記水槽内から飛沫す
る水滴が被洗髪者の顔面にかかるのを防止するためのも
のであって、フードの切欠き縁部に沿ってフードの内側
から装着され、かつ逆U字形をしているフェイスシール
と、上記フードの内面に装着されたフェイスシールの外
周を取り囲むように形成された凸条とを備えているもの
である。
【0011】
【作用】上記請求項1による課題解決手段において、フ
ードを閉成すると、フェイスシールの端部は、押付体に
より水槽の内壁に押し付られ、水槽の内壁に沿った状態
で水槽内に挿入される。そのため、フェイスシールの端
部は、洗浄手段から洗浄水が噴射されても、洗浄水の噴
射力によってまくり上げられず、水槽の内壁に沿った状
態を保持する。その結果、フェイスシールの端部と水槽
の内壁との間に隙間ができず、洗浄水が水槽の開口から
漏れない。よって、被洗髪者の首筋を濡らし、不快感を
与えることはない。
【0012】請求項2による課題解決手段では、フード
を閉成した後、洗髪運転が開始され、形状記憶合金薄板
に噴射手段から噴射された所定温度の洗浄水がかかる
と、形状記憶合金薄板は、フェイスシールの端部を水槽
の内壁に沿わせるように変態する。そのため、洗浄水の
噴射力によりフェイスシールの端部がまくれ上がること
もなく、洗浄水が水槽の開口から漏れるのを防止でき
る。よって、被洗髪者の首筋を濡らし、不快感を与える
ことはない。
【0013】請求項3による課題解決手段において、噴
射手段から噴射された洗浄水は、フードの内面に勢い良
く当り、フードの内面に水滴が付着する。この水滴は、
フードの内面を伝い、フェイスシールに向かって流れ
る。このとき、フードの内面には、フードに装着された
フェイスシールの外周を取り囲むように凸条が形成され
ているので、フードの内面に付着した後、フードの内面
を伝う水滴の流れが凸条によって堰き止められる。その
ため、フードとフェイスシールとの間隙から水が漏れな
い。よって、被洗髪者の顔面を濡らし、不快感を覚える
ことはない。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1実施例に係る自動洗髪機
を図1ないし図5に基づいて詳述する。図1は本発明の
第1実施例に係る自動洗髪機の外観構成を示す斜視図で
ある。図1を参照して、本実施例の自動洗髪機は、キャ
ビネット1によってその外観形状が形成されている。こ
のキャビネット1の上面中央には、頭部を挿入するため
の入口2が形成されている。入口2の内部には頭部およ
び髪が収納される水槽51が配置されている。
【0015】入口2には、被洗髪者の顔面部周囲を覆う
フード3が取り付けられている。フード3は、入口2を
大きく開いた図示の開成状態と、入口2を小さくすぼめ
た閉成状態とに開閉可能である。フード3には、使用時
に顔面を露出させるための切除部4が形成されていて、
切除部4の周縁には、顔面に弾力的に接触し、水槽51
内から飛沫する水滴が被洗髪者の顔面にかかるのを防止
するフェイスシール5が装着されている。このフェイス
シール5が切除部4の周縁から突出する突出量は、3つ
の調整ノブ6によって調整可能にされている。
【0016】キャビネット1の上面の右側には、操作パ
ネル7が配置されている。この操作パネル7には、種々
の操作ボタンや表示器が配置されている。操作パネル7
の奥側には、ハンドシャワー8のための冷水および温水
の流出/停止ならびに流量調整用のノブ9,10が備え
られている。また、キャビネットの上面の左側には、ハ
ンドシャワー8が備えられている。このハンドシャワー
8は、この自動洗髪機を操作する美容師等が洗髪の仕上
げ時等に用いられる。ハンドシャワーの奥側には、シャ
ンプー収納箱11およびリンス収納箱12が備えられて
いる。これら収納箱11,12内のシャンプー液および
/またはリンス液は、自動的に洗浄水に混入される。
【0017】水槽51の左右、前後の壁面には、被洗髪
者の髪の長さを検出するための発光素子Lおよび受光素
子Pが対向して設けられている。つまり、発光素子Lお
よび受光素子Pは、水槽51内で所定の深さに配置され
ており、被洗髪者の髪が、図において一点鎖線で示す発
光素子Lおよび受光素子Pで形成される光路を遮断する
か否かで、被洗髪者がショートヘアーであるかロングヘ
アーであるかを判別する。なお、発光素子Lおよび受光
素子Pからなる髪の長さセンサは、水槽51の一方壁面
に反射鏡を配置し、他方壁面に発光素子および受光素子
を並列して配置したミラー反射型のものでもよい。
【0018】図2は自動洗髪機の内部構成を図解的に示
す縦断側面図である。図2を参照しつつ、自動洗髪機の
内部構成について説明する。水槽51の上部には、洗髪
時に被洗髪者の頭部Hを背面状態で挿入できるように開
口53が形成されており、底面には排水口51aが形成
されている。この水槽51は、頭部Hが挿入されたとき
に、頭部Hから垂れ下がる髪HAが長く、いわゆるロン
グヘアーであっても、髪HAの洗髪が水槽51の底に溜
まらず、自然に垂れ下がることができる程度の深さにさ
れている。たとえば、水槽51の深さは、約50cmとさ
れている。
【0019】水槽51の上方位置には、頭頂部用ノズル
リンク55が設けられている。この頭頂部用ノズルリン
ク55は、支点56を中心に矢印A1の角度範囲内で揺
動自在に支持されている。頭頂部用ノズルリンク55
は、頭部Hに沿うように略半円弧状に形成されていて
(図1参照)、複数個のノズル57が頭部H方向へ向け
て配列されている。そして、使用時には、ノズル57か
ら噴射される洗浄水により頭部Hおよび髪HAの根元部
分を洗うことができるとともに、ノズル57からの洗浄
水の噴射力により頭皮をマッサージできるようになって
いる。
【0020】また、水槽51における頭頂部用ノズルリ
ンク55よりも下方位置には、襟足用ノズルリンク58
がA2の角度範囲内で回動自在に設けられている。この
襟足用ノズルリンク58には、矢印A2の角度範囲内で
回動自在に支持されており、複数個のノズル59が固着
されている。そして、使用時には、ノズル59から噴射
される洗浄水により、A2の角度範囲内で髪HAの根元
部および襟足部を洗浄できるとともに、ノズル59から
の洗浄水の噴射力により襟足部分をマッサージできるよ
うになっている。
【0021】さらに、水槽51の相対的に下方位置に
は、主として長い髪HAが長い時に、その先端部分(以
下「ロング毛髪部」という)を洗浄するためのノズル6
0が設けられている。このノズル60は、固定式であっ
て、水槽51の前後の内壁に対向して配置されている。
このようにノズル60を前後の内壁に設けることによ
り、洗髪時にロング毛髪部と櫛でとくように洗髪でき
る。なお、固定式ノズル60を内壁の左右にのみ配置
し、前後の内壁に配置しないようにしてもよい。
【0022】つまり、洗髪運転中において、頭頂部用ノ
ズルリンク55は頭部Hに沿って揺動し、このノズルリ
ンク55に配列された複数個のノズル57から噴射され
る洗浄水は、頭部H付近の髪HAを洗浄するとともに、
頭皮にマッサージ効果を加える。また、襟足用ノズルリ
ンク58が回動すると、ノズル59から噴射される洗浄
水は頭頂部用ノズルリンク55に設けられたノズル57
では届かない襟足部分を洗い、また襟足部分にマッサー
ジ効果を加える。
【0023】一方、水槽51の下方位置に配設された固
定式ノズル60から噴射される洗浄水は、マッサージ効
果の必要のないロング毛髪部を集中的に洗浄する。この
ように、洗髪時に洗浄の必要な箇所を複数個のブロック
に区分して、各ブロック毎に専用のノズル57,59ま
たは60を設け、各ノズル57,59または60から洗
浄水を噴射して洗浄を行うことにより、洗いむらのない
良好な洗髪が行える。
【0024】また、水槽51の上部には、フード3が備
えられている。このフード3は、フェイスシール5が装
着される部分が後方部から前方部に向かって下方に傾斜
した形状を有している。そして、フード3は、支点13
を中心に矢印A3方向へ開閉自在とされている。使用開
始前には、フード3を開成して、頭部Hを背面状態で水
槽51の開口53へ挿入した後、フード3を閉成する。
フード3の切除部4の周縁には、前述したように、フェ
イスシール5がフード3の内側から装着されており、フ
ード3を閉成すると、被洗髪者の顔面にはフェイスシー
ル5が当接する。また、フェイスシール5の端部は、水
槽51の内壁に沿い水槽51の開口53を開塞する。よ
って、水槽51内から飛来する水滴が被洗髪者の顔面お
よび首筋等に飛沫するのが防止される。
【0025】図3はフェイスシールの形状を示す図であ
って、フェイスシールのフードに装着される面と反対面
側から視た状態を示している。図3を参照して、フェイ
スシール5は、その切欠き周縁部が被洗髪者の顔面に当
接するように、逆U字形に形成されている。このフェイ
スシール5のフード3に装着される面の反対側面には、
薄い板状の透明な押えシート70が取り付けられてい
る。
【0026】押えシート70は、フェイスシール5の切
欠き周縁部を除く領域に設けられている。この押えシー
ト70は、図4に示す拡大図のように、フード3を閉成
したときに、フェイスシール5の端部5aを水槽51の
内壁に押し付けて水槽51の内壁に沿わせるべく、所定
の剛性を有する材料(例えば、ポリプロピレン)ででき
ている。なお、図4は図2のX部拡大図である。
【0027】さらに、押えシート70の上には、図3に
示すように、押え板80が取り付けられている。この押
え板80は、透明アクリル板からできており、押えシー
ト70の端部を除く領域に設けられている。つまり、フ
ェイスシール5は、図2に示すように、フード装着面と
反対面側に押えシート70、押え板80が順次取り付け
られた状態でフード3に装着される。
【0028】図5は図2のY部拡大図である。図5を参
照して、フード3の内面にフェイスシール5が装着され
る部分の外周には、水止め用の凸条90が備えられてい
る。この凸条90は、洗浄水がノズルから噴射されるこ
とによって、フード3の後方部3a内面に付着した水滴
が、当該径方向3aの内面を伝い、フード3とフェイス
シール5との間隙から漏れるのを防止するためのもので
ある。そして、凸条90は、フード3の内面に装着され
るフェイスシール5の外周を取り囲むように、フェイス
シール5に沿って、かつ所定高さ突出させて形成されて
いる。
【0029】上記自動洗髪機の洗髪運転動作について説
明する。洗髪運転開始前には、フード3を開成して、図
2に示すように、被洗髪者の頭部Hを背面状態で水槽5
1の開口53へ挿入する。その後、フード3を閉成する
と、フェイスシール5が被洗髪者の顔面に弾力的に接触
する。また、フェイスシール5の端部は、水槽51の内
壁に沿って水槽51に挿入されるので、水槽51の開口
53が閉塞される。
【0030】そして、洗髪運転を開始すると、頭頂部用
ノズルリンク55が被洗髪者の頭頂部に沿って揺動し、
頭頂部用ノズルリンク55のノズル57から洗浄水が被
洗髪者の頭部に向かって噴射される。これと並行して、
襟足用ノズルリンクも回動し、襟足用ノズルリンク58
のノズル59から洗浄水が被洗髪者の襟足部分に向かっ
て噴射される。
【0031】このとき、襟足用ノズルリンクのノズルH
から噴射された洗浄水は、水槽51の開口53付近の内
壁にも勢い良く当たる。よって、この洗浄水の噴射力
は、フェイスシール5の端部5aをまくり上げる力とし
て作用する。しかし、フェイスシール5の端部5aは、
図4に示すように、押えシート70により水槽51の内
壁に押し付けられているので、上記洗浄水の噴射力によ
ってまくり上げられず、水槽51の内壁に沿った状態を
保持する。そのため、フェイスシール5の端部5aと水
槽51の内壁との間に隙間ができず、洗浄水が水槽51
の開口53から漏れない。よって、被洗髪者の首筋を濡
らし、不快感を与えることはない。
【0032】また、頭頂部用ノズルリンク55のノズル
57および襟足用ノズルリンク58のノズル59から噴
射された洗浄水は、フード3の後方部内面にも勢い良く
当たる。そのため、フード3の後方部内面に水滴が付着
する。この水滴は、フード3の後方部内面を伝い、フー
ド3とフェイスシール5との隙間から漏れようとする。
しかし、フード3の内面に装着されたフェイスシール5
の外周には、図5に示すように、フェイスシール5を取
り囲むように凸条90を形成しているので、フード3の
後方部3aの内面に付着した後、フェイスシール5に向
かって後方部3aの内面を伝う水滴の流れが凸条90に
よって堰き止められる。そのため、フード3とフェイス
シール5との間隙からフード3の後方部3aに付着した
水滴が漏れない。よって、被洗髪者の顔面を濡らし、不
快感を覚えられることはない。
【0033】次に、本発明の第2実施例を図6および図
7に基づいて説明する。図6は、本発明の第2実施例に
係る自動洗髪機の縦断側面図であって、ノズルリンクお
よびノズル等を省略して示している。また、図7(a)
は図6のX部拡大図、図7(b)は図6のY部拡大図で
ある。図6および図7を参照して、本実施例の自動洗髪
機は、フェイスシール5の端部の内面に、形状記憶合金
からなる帯状の薄い押付板(以下、「形状記憶合金薄
板」という)100が取り付けられており、その他の構
成は第1実施例と同様である。
【0034】形状記憶合金薄板100は、室温状態では
半径Rを有する円弧形状をなし(図7(a)参照)、マ
ルテンサイト変態温度になると、マルテンサイト変態
し、フェイスシール5の端部を水槽51の内壁に押し付
けるように、上記半径Rを大きくする(図7(b)参
照)。上記構成において、フード3の開成状態では、図
7(a)に示すように、形状記憶合金薄板100が円弧
形状をなしているのに伴って、フェイスシール5の端部
は形状記憶合金薄板100に沿ってカールしている。そ
のため、フード3を閉成するとき、フェイスシール5の
端部は水槽5の内壁に引っ掛からない。よって、フード
3の閉成時におけるフェイスシール3の端部の水槽51
内への挿入が容易となる。
【0035】フード3の閉成時、洗髪運転を開始し、ノ
ズルから所定温度(たとえば36℃以上)の洗浄水が形
状記憶合金薄板100にかかると、形状記憶合金薄板1
00がマルテンサイト変態する。そうすると、図7
(b)に示すように、フェイスシール5の端部は形状記
憶合金薄板100の変態力により水槽51の内壁に押し
付けられ、水槽51の内壁に沿う。そのため、洗浄水の
噴射力によりフェイスシール5の端部がまくれ上がるこ
ともなく、洗浄水が水槽51の開口53から漏れるのを
防止できる。
【0036】ところで、上記第1実施例および第2実施
例に記載した自動洗髪機にあっては、水槽内を洗浄した
り、あるいは正常に洗髪運転されるかを確かめるため、
水槽内に被洗髪者の頭部を挿入することなく運転する、
いわゆる空運転が行われる。そのため、上記自動洗髪機
にあっては、図8および図9に示すようなフード3に装
着される空運転用の蓋200が別途設けられている。
【0037】図8は空運転用の蓋の外観形状を示す斜視
図、図9は空運転用の蓋のフードへの装着状態を示す部
分断面図である。空運転用の蓋200は、水槽51の内
部および各ノズルから正常に洗浄水が噴射されているか
否か等の確認ができるように、透明板からできており、
図8に示すように、フェイスシール5の切欠きと対応す
る形状を有している。また、この蓋200は、フード3
に装着した際に水槽51の開口53を塞ぐように折曲形
成されている。
【0038】蓋200の平坦部の略中央部には、つまみ
201が突設しており、平坦部の先端には、フード3と
フェイスシール5との間に挿入される、所定幅を有する
挿入鍔202が設けられている。上記蓋200は、図9
に示すように、調整ノブ6を緩めてフード3とフェイス
シール5との間に間隙を設け、この間隙に鍔202およ
び蓋200の外周縁を挿入して調整ノブ6を締めること
で装着される。蓋200の平坦部と鍔202との連結部
には段差が設けられている。
【0039】このように、蓋200と平坦部200と鍔
202との連結部に段差を設けることにより、洗浄水が
フード3と次202との間から漏れるのを防止できる。
つまり、ノズルから噴射された洗浄水は、主に蓋200
の平坦部に下方から勢いよく当たる。そのため、蓋20
0の平坦部と鍔202とが面一状態であると、蓋200
の平坦部に当たった洗浄水は、噴射力により平坦部から
鍔202を伝い、フード3と鍔202との間から漏れ
る。一方、蓋200の平坦部と鍔202との連結部に段
差があると、蓋200の平坦部にから鍔202に伝わろ
うとする洗浄水は、この段差を昇ぼりきれずに水槽51
内に落下する。よって、空運転中に洗浄水がフード3と
鍔202との間から漏れることはない。
【0040】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の範囲内で多くの修正および変更を
加え得ることは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明請
求項1によれば、フードを閉成すると、フェイスシール
の端部が、押付体により水槽の内壁に押し付られ、水槽
の内壁に沿った状態で水槽内に挿入される。そのため、
フェイスシールの端部は、洗浄水が噴射されても、洗浄
水の噴射力によってまくり上げられず、水槽の内壁に沿
った状態を保持する。よって、洗浄水が水槽から漏れる
のを防止でき、被洗髪者の首筋を濡らさないで済み、不
快感を与えることはない。
【0042】請求項2では、フードを閉成した後、洗髪
運転が開始され、形状記憶合金薄板に噴射手段から噴射
された所定温度の洗浄水がかかると、形状記憶合金薄板
は、フェイスシールの端部を水槽の内壁に沿わせるよう
に変態するため、洗浄水の噴射力によりフェイスシール
の端部がまくれ上がることもなく、洗浄水が水槽の開口
から漏れるのを防止できる。よって、被洗髪者の首筋を
濡らさないで済み、不快感を与えることはない。
【0043】請求項3によると、噴射手段から洗浄水が
噴射されることによりフードの内面に付着した水滴の流
れは、凸条によって堰き止められるため、フードとフェ
イスシールとの間隙から水が漏れない。よって、被洗髪
者の顔面を濡らし、不快感を覚えることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る自動洗髪機の外観構成
を示す斜視図である。
【図2】自動洗髪機の内部機構を示す縦断側面図であ
る。
【図3】フェイスシールの形状を示す図である。
【図4】図2のX部拡大図である。
【図5】図2のY部拡大図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る自動洗髪機の縦断側
面図である。
【図7】同図(a)は図6のX部拡大図、同図(b)は
Y部拡大図である。
【図8】空運転用の蓋の外観形状を示す斜視図である。
【図9】空運転用の蓋のフードへの装着状態を示す部分
断面図である。
【図10】先行技術に係る自動洗髪機の内部構成を図解
的に示す縦断側面図である。
【符号の説明】
3 フード 4 切欠部 5 フェイスシール 5a 端部 51 水槽 53 開口 55 頭頂部用ノズルリンク 57 ノズル 58 襟足用ノズルリンク 59 ノズル 60 固定式ノズル 70 押えシート 80 押え板 90 凸条 100 形状記憶合金薄板
フロントページの続き (72)発明者 松永 英昭 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 結城 武成 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 長縄 充 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内 (72)発明者 野呂 勝 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄時に被洗髪者の頭部を背面状態で挿入
    できるように、上部に開口を有する水槽と、 上記水槽内に配置され、被洗髪者の髪を洗髪するための
    洗浄水を噴射する噴射手段と、 上記水槽の開口周縁部に後端が回動自在に設けられ、先
    端部を上方へ移動させることにより水槽の開口を開き、
    先端部を下方へ移動させることにより水槽を閉塞するも
    のであって、前方部には、被洗髪者の顔面部を露出させ
    る切欠きが形成されいるフードと、 上記水槽内から飛沫する水滴が被洗髪者の顔面にかかる
    のを防止するためのものであって、フードの切欠き縁部
    に沿ってフードの内側から装着され、かつ逆U字形をし
    ていて、その両端部がフードの先端よりも下方へ突出し
    たフェイスシールと、 上記フェイスシールのフードに装着される面と反対面側
    に取り付けられ、フードを閉成したときに、フェイスシ
    ールの端部を水槽の内壁に押し付け、フェイスシールの
    端部を水槽の内壁に沿わせる薄板状の押付体とを備えて
    いることを特徴とする自動洗髪機。
  2. 【請求項2】洗浄時に被洗髪者の頭部を背面状態で挿入
    できるように、上部に開口を有する水槽と、 上記水槽内に配置され、被洗髪者の髪を洗髪するための
    洗浄水を噴射する噴射手段と、 上記水槽の開口周縁部に後端が回動自在に設けられ、先
    端部を上方へ移動させることにより水槽の開口を開き、
    先端部を下方へ移動させることにより水槽を閉塞するも
    のであって、前方部には、被洗髪者の顔面部を露出させ
    る切欠きが形成されいるフードと、 上記水槽内から飛沫する水滴が被洗髪者の顔面にかかる
    のを防止するためのものであって、フードの切欠き縁部
    に沿ってフードの内側から装着され、かつ逆U字形をし
    ていて、その両端部がフードの先端よりも下方へ突出し
    たフェイスシールと、 上記フェイスシールのフードに装着される面と反対面側
    に取り付けられ、フードを閉成した後、洗髪運転が開始
    されて噴射手段から噴射された所定温度の洗浄水がかか
    ることにより、フェイスシールの端部を水槽の内壁に沿
    わせるように変態する形状記憶合金薄板とを備えている
    ことを特徴とする自動洗髪機。
  3. 【請求項3】洗浄時に被洗髪者の頭部を背面状態で挿入
    できるように、上部に開口を有する水槽と、 上記水槽内に配置され、被洗髪者の髪を洗髪するための
    洗浄水を噴射する噴射手段と、 上記水槽の開口周縁部に後端が回動自在に設けられ、先
    端部を上方へ移動させることにより水槽の開口を開き、
    先端部を下方へ移動させることにより水槽を閉塞するも
    のであって、前方部には、被洗髪者の顔面部を露出させ
    る切欠きが形成されいるフードと、 上記水槽内から飛沫する水滴が被洗髪者の顔面にかかる
    のを防止するためのものであって、フードの切欠き縁部
    に沿ってフードの内側から装着され、かつ逆U字形をし
    ているフェイスシールと、 上記フードの内面に装着されたフェイスシールの外周を
    取り囲むように形成された凸条とを備えていることを特
    徴とする自動洗髪機。
JP1409493A 1993-01-29 1993-01-29 自動洗髪機 Expired - Lifetime JPH0815444B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6291051B1 (en) 1999-02-01 2001-09-18 Oohiro Works, Ltd. Waterproof sheet for hair washing and automatic hair washer using such waterproof sheet
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