JPH0621798U - 浄化槽 - Google Patents
浄化槽Info
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- JPH0621798U JPH0621798U JP5880492U JP5880492U JPH0621798U JP H0621798 U JPH0621798 U JP H0621798U JP 5880492 U JP5880492 U JP 5880492U JP 5880492 U JP5880492 U JP 5880492U JP H0621798 U JPH0621798 U JP H0621798U
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 返送路A内の前記エアーリフト管Aaの上部
で、かつ前記返送管Ap内の定常水位Laよりも上位
に、気泡とともに急上昇する異常揚水を受け止める異常
揚水緩和体1を上下移動自在に設けてある。 【効果】 嫌気濾床槽N1に返送される流量調整が容易
になり、被処理液の流量及び、含有酸素量が安定し、小
さな返送路を設けるだけで安定した生物処理を行うこと
が出来る。
で、かつ前記返送管Ap内の定常水位Laよりも上位
に、気泡とともに急上昇する異常揚水を受け止める異常
揚水緩和体1を上下移動自在に設けてある。 【効果】 嫌気濾床槽N1に返送される流量調整が容易
になり、被処理液の流量及び、含有酸素量が安定し、小
さな返送路を設けるだけで安定した生物処理を行うこと
が出来る。
Description
【0001】
本考案は、嫌気濾床槽の下流に接触ばっ気槽を設け、前記接触ばっ気槽より槽 内液を前記嫌気濾床槽へ返送するための返送路をエアーリフト管とそのエアーリ フト管の上部に連通接続して槽内液を前記嫌気濾床槽に導く返送管とから構成し てある浄化槽に関する。
【0002】
従来、上記浄化槽では、エアーリフト作用によって上昇させた揚水から気泡を 除くために、前記エアーリフト管の上端部で、返送管よりも上位に、大きな空間 を形成する気液分離部を設けてあるだけであった。
【0003】
しかし、上述のような構成では、エアーリフト管内に吹き出され気泡の上昇に よってエアーリフト管内の水位が変動し、水位が変動すると、エアー供給管接続 位置における水圧がその影響によって変動し、エアーリフト管内への気泡の吹き 出しが不均一になるという悪循環が生じるため、嫌気濾床槽に返送される被処理 液並びに接触ばっ気槽にオーバーフローで返送管から戻される被処理液等の流量 の変動が大きく、嫌気濾床槽に返送される被処理液等の流量が安定しにくい。
【0004】 ところが、嫌気濾床槽に返送される被処理液の流量が小さくなると、嫌気濾床 槽に返送される硝化液量及び剥離汚泥量が少なくなるので、硝化液を分解する脱 窒処理量が不十分になると共に、接触ばっ気槽内の剥離汚泥濃度が増大し易い。 また、嫌気濾床槽に返送される被処理液の流量が大きくなりすぎると、嫌気濾床 槽内に返送される酸素量も多くなり、嫌気処理や脱窒処理そのものが進みにくく なる。つまり、前述の安定した生物処理が行いにくいという欠点があった。
【0005】 また、エアーリフト管内での気泡の吹き出しを抑えて水位を安定させ、返送さ れる被処理水量及びそれに含まれる酸素量を安定させるための有効な気液分離を 行うためには、大きな気液分離室が必要になり、場合により浄化槽本体を大きく しなければならず、限られた空間での全体的な処理が必要な実情では、前記大き な気液分離室を設けると浄化槽内部に占める空間が大きくなり、槽内の点検を行 う際に邪魔になるという欠点もあった。
【0006】 従って、本考案の目的は、上記欠点に鑑み、前記返送路を介して嫌気濾床槽に 返送される被処理液の流量の安定化が容易で、安定した生物処理を比較的小さな 空間で行える浄化槽を提供することにある。
【0007】
この目的を達成するための本考案の特徴構成は、返送路内のエアーリフト管の 上部で、かつ返送管内の定常水位よりも上位に、気泡とともに急上昇する異常揚 水を受け止める異常揚水緩和体を上下移動自在に設けてあることにあり、それら から得られる作用効果は、以下の通りである。
【0008】
つまり、エアーリフト管下部よりエアーが供給されるに従い、エアーリフト管 内を被処理液が気泡とともに揚水され、エアーリフト管内を下端開口部から異常 揚水緩和体の配置部に向かって被処理液が流れる。この際、不均一な気泡の吹き 出しによって定常水位よりも上位にまで揚水された被処理液は異常揚水緩和体に 衝突する。この時、前記異常揚水緩和体は被処理液によって押し上げられ、揚水 力が吸収されるとともに被処理液中の気泡が、異常揚水緩和体との衝突によって 前記被処理液から分離しやすくなり、大きな気液分離室が不用となる。
【0009】 また、簡単な装置で異常揚水を抑制することが出来るので、浄化槽の内部にし める空間が小さくて済む。
【0010】
【考案の効果】 従って、たとえ被処理液が気泡と共に急上昇しても、異常揚水緩和体がその異 常揚水を抑制すると共に、嫌気濾床槽に返送される被処理液は、気液分離が行わ れるので、嫌気濾床槽に返送される被処理液の量は安定すると共に、嫌気濾床槽 に供給される酸素量も安定するので、嫌気濾床槽が酸素過剰になるのを防止でき 、汚水の処理を良好に維持できる。
【0011】 また、この異常揚水緩和体を設けた返送路の占める空間は小さくてすむので浄 化槽内の点検を行う際にも、邪魔にならず浄化槽全体をコンパクトに形成できる 。
【0012】
以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1に示すように、上流側から、嫌気濾床槽第1室N1及び嫌気濾床槽第2室 N2からなる嫌気濾床槽N、接触ばっ気槽E、沈殿槽P、消毒層Qを、被処理液 が自然移流によりこの順に流れるように設けて浄化槽を構成してある。
【0013】 前記嫌気濾床槽Nには、被処理液中の有機物の嫌気分解及び、硝酸性窒素の脱 窒を行う嫌気性微生物を生育して、その生物膜を定着させるための濾床F1、F 2を、嫌気濾床槽第1室N1及び嫌気濾床槽第2室N2に各別に設けてある。
【0014】 前記接触ばっ気槽Eには、被処理液中の残りの有機物の分解やアンモニア性窒 素の硝化を行う好気性微生物を定着させるための接触材Cをもうけ、槽内に被処 理液の循環流を生じさせ、前記接触材Cに定着させた好気性微生物に有機物を含 む被処理水をよく接触させ、且つ好気性微生物に必要な酸素を与えるための空気 の供給を行う散気管Dを設けてある。
【0015】 また、接触材Cに生物膜等が付着し過ぎて目詰まりを起こすことを防止するた めに、接触材Cに対して気泡を放出し衝突させ、過剰の生物膜等を剥離汚泥とし て剥離させるための逆洗管Rを接触材Cの下方に設けると共に、前記剥離汚泥に より接触ばっ気槽E内の浮遊懸濁物が増え、BODが増えすぎないように、かつ 硝化液を脱窒するために剥離汚泥と硝化液を含む被処理水とを前記嫌気濾床槽第 1室N1に返送する返送路Aをエアーリフト管Aaとそのエアーリフト管Aaの 上部に連通接続して被処理液を前記嫌気濾床槽Nに導く返送管Apとから構成し て設けてある。
【0016】 図1及び図2に示すように前記返送路Aは、接触ばっ気槽Eの低部からエアー リフト管Aaを鉛直に立ちあがらせ、そのエアーリフト管Aaの下端に被処理液 を取り入れるための開口部Aiを形成し、前記下端近くにエアー供給装置からエ アーを供給するためのエアー供給管Sを連通接続し、エアーリフト管Aaの上部 に緩和体収容部A1を形成すると共に、前記返送管Apにも返送液整流部A2を 形成して、この返送液整流部A2を緩和体収容部A1に連通接続してある。
【0017】 前記緩和体収容部A1には、上部に通気孔2を形成した蓋部3をもうけ、この 蓋部3に異常揚水を抑えるための緩和体1を設けてある。
【0018】 図3に示すように前記緩和体1は、前記蓋部3に棒状の支持具4を取り付け、 支持具4に可動板5を挿通支持させた構成になっている。支持具4にはその両端 に第1・第2抜け止め部4a,4bが設けられており、上部の第1抜け止め部4 aは蓋部3に固定されており、下部の第2抜け止め部4bは定常水位La付近に 位置し、通常稼働時には前記可動板5を前記定常水位La付近に保持し、異常揚 水時に被処理液の揚水の力を受けて前記可動板5が上方Lbに押し上げられよう するとき、前記可動板が鉛直方向にスライドてその揚水力を緩和し、確実に異常 揚水を抑制することができる構造になっている。
【0019】 前記返送液整流部A2には、接触ばっ気槽Eに余剰水を戻すための切欠部6を 、上部に形成し、その切欠部6の上流側に、泡の少ない被処理液だけを通過させ て液面の波立ちを小さくするための邪魔板7をもうけ、前記切欠部6近傍にも移 送被処理液量の変動を小さくするための邪魔板8を設けてある。
【0020】 前記邪魔板7,8には、液層部下部に開口があり前記緩和体収容部A1に大き な波立ちがあったとしても静流が前記緩和体収容部A1から前記返送管Apに流 れるように構成されている。
【0021】 接触ばっ気槽Eでの処理の済んだ処理済み液は接触ばっ気槽底部から前記沈殿 槽Pに移流し、沈殿槽Pの上澄み液は溢流して前記消毒槽Qに導かれ、ここで固 形消毒剤と接触して消毒された後、放流口Zから外部に放流されるように各槽を 形成してある。
【0022】 以上の構成により、嫌気濾床槽N1に返送される流量調整が容易になり、被処 理液の流量及び、含有酸素量が安定し、小さな返送路を設けるだけで安定した生 物処理を行うことが出来る。
【0023】 〔別実施例〕 以下に別実施例を説明する。 本実施例においては嫌気濾床槽Nは2槽に分かれたものを採用したが、必ずし も2槽に分かれている必要はなく、1槽のものに採用してもよい。
【0024】 緩和体1の構造は必ずしも前述の、支持具4に可動板5を吊り下げた構造でな くともよく、例えば、緩和体収容部A1内の定常水位Laよりもやや上位に、揺 動自在な可動板5を緩和体収容部A1内壁に取り付けることも可能である。また 、浮き状の浮動体を可動板5に代用することも可能である。
【0025】 邪魔板7,8は同様の機能のものがあればその形状は問わない。本実施例では 液層部下部に開口のある形状としたが、編目状の消泡器を備えてもよい。また、 必ずしも邪魔板7,8は無くてもよいが、邪魔板7,8があった場合はより一層 返送される被処理液の流量が安定し、嫌気濾床槽Nに返送される酸素量も安定す るので、さらに安定した生物処理を行うことが出来る。
【0026】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に、図面との対照を便利にするために符号を 記すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】本考案による浄化槽の実施例を示す縦断面図
【図2】返送路要部の縦断面図
N 嫌気濾床槽 E 接触ばっ気槽 A 返送路 Aa エアーリフト管 Ap 返送管 La 定常水位 1 緩和体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 本田 和之 滋賀県甲賀郡甲西町高松2番地の1 株式 会社クボタ滋賀工場内 (72)考案者 浜田 勝己 滋賀県甲賀郡甲西町高松2番地の1 株式 会社クボタ滋賀工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 嫌気濾床槽(N)の下流に接触ばっ気槽
(E)を設け、前記接触ばっ気槽(E)より槽内液を前
記嫌気濾床槽(N)へ返送するための返送路(A)をエ
アーリフト管(Aa)とそのエアーリフト管(Aa)の
上部に連通接続して槽内液を前記嫌気濾床槽(N)に導
く返送管(Ap)とから構成してある浄化槽であって、 前記返送路(A)内の前記エアーリフト管(Aa)の上
部で、かつ前記返送管(Ap)内の定常水位(La)よ
りも上位に、気泡とともに急上昇する異常揚水を受け止
める異常揚水緩和体(1)を上下移動自在に設けてあ
る。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992058804U JP2575571Y2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 浄化槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992058804U JP2575571Y2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 浄化槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0621798U true JPH0621798U (ja) | 1994-03-22 |
| JP2575571Y2 JP2575571Y2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=13094788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992058804U Expired - Fee Related JP2575571Y2 (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | 浄化槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2575571Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0478993U (ja) * | 1990-11-14 | 1992-07-09 |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP1992058804U patent/JP2575571Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0478993U (ja) * | 1990-11-14 | 1992-07-09 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2575571Y2 (ja) | 1998-07-02 |
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