JPH0621814U - 金属切断装置 - Google Patents

金属切断装置

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JPH0621814U
JPH0621814U JP4377992U JP4377992U JPH0621814U JP H0621814 U JPH0621814 U JP H0621814U JP 4377992 U JP4377992 U JP 4377992U JP 4377992 U JP4377992 U JP 4377992U JP H0621814 U JPH0621814 U JP H0621814U
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寛一郎 中澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 可動顎と固定顎との噛み合わせによって金属
材料を切断する装置において可動顎を固定顎側に押圧す
る手段を有する装置を提供する。 【構成】 環状のケーシング1の弾性体収納孔2の各々
には弾性体3が収納されている。各弾性体3の一端はケ
ーシング1から突出しかつ可動顎24の開閉による同可
動顎24の軸25方向の変位はこれら弾性体3の変形に
より吸収されると共に、この弾性体3の弾発力により可
動顎24は固定顎22側に押圧される。この結果可動顎
24及び固定顎22に設けられた刃が多少磨耗しても対
象物が両顎の間に挟みこまれる等の事態を回避でき、常
時高い切断効率を得ることができる。またゴム等からな
る弾性体3の変形態様はケーシング1により規制される
のでその弾発力は効果的に可動顎24側に加わる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は鉄筋等の金属材料を切断する装置であり、特に常時高い切断能力を保 持するよう改良が加えられた切断装置であって建設機械のアタッチメントとして 好適な金属切断装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄筋構造の建築物等、鉄筋構造物を破砕する際には大量の鉄筋がコンクリート の破砕により露出する。この際の鉄筋構造物の破砕方法の一つとして、破砕機を 用いて対象物を噛み砕くようにして破砕する方法がある。この場合露出した鉄筋 を切断したり、一旦切断された鉄筋をさらに所定の長さに切断するため、鉄筋切 断用の装置を用いて鉄筋切断作業を効率良く行う方法が最近多用されている。こ の切断装置は細部では相違があるものの、基本的には固定顎に対して回動可能に 取り付けられた可動顎を噛み合わせることにより対象物を切断するように構成さ れている。
【0003】 以上の切断装置は、長期間使用していると各顎に設けられた刃の部分を中心と して磨耗が進行し、固定顎と可動顎との間に徐々に隙間が生じて切断能力が低下 し、極端な場合には鉄筋が切断されずに両顎の刃の間に挟まってしまう事態が生 じている。このため、刃の部分の切れ味がさほど衰えていなうちに刃の交換を行 ったり、または固定顎に対する可動顎の取り合わせを比較的短い時間間隔で周期 的に調整し、両顎の刃の間に隙間が生じないようにする等の必要があって、不経 済であると共に作業者にも大きな負担を与える結果となっている。
【0004】 考案者は上述の点に鑑み、固定顎に回動可能に設けられた可動顎に対して、こ の可動顎を固定顎側に圧接する手段を配置し、かつの圧接手段により刃を中心と した部分の磨耗状態に係わりなく可動顎を常時固定顎側に接触させるよう構成し た金属切断装置を提案している(実願平3−63328号)。
【0005】 図9および図10は上述の構成を具体的に示す。切断装置本体21に対しては 前方に向かって嘴状に突出しかつ刃23が取り付けられた固定顎22が一体的に 形成されている。なおこの固定顎22の形成部と対向する装置本体後端部はブラ ケット21aとなっており、装置全体を建設機械等のアームに取り付けられるよ うになっている。
【0006】 24は前記固定顎22と同様嘴状に形成されかつ刃32が取り付けられた可動 顎で、軸25を介してこの装置本体21に回動可能に取り付けられている。なお 軸25自体は装置本体21に対して固定的に取り付けられ、可動顎24はこの固 定的に取り付けられた軸25を中心として回動し、かつこの軸25の軸心方向に 対して移動可能なようになっている。この構成の可動顎24は固定顎22に対し て完全に平行に配置されるのではなく、図10に示す如く固定顎側に向かって一 定の角度(以下「噛み合い角」と称する)αをもって斜めに配置されている。な お図面では噛み合い角αを認識し易いように誇張して表現してあるが、実際には 噛み合い角αは1°若しくはこれよりやや大きい程度の小さい角度で設定されて いる。
【0007】 符号26はコイルばねであってその弾発力により可動顎24を固定顎22側、 即ち図で示すX方向に押圧している。以上の構成により可動顎24の刃32は前 記コイルばね26の弾発力により生じる押圧力によって前記噛み合い角αをもっ て固定顎22の刃23に圧接するように構成される。即ち油圧シリンダ27の作 動により可動顎24が開閉する際に可動顎24はこのコイルばね26の圧接力に より固定顎22側に押圧されながら角度αを保持しつつ図10のX−Y方向に変 位する。このように可動顎24がその開閉角度に関係なく常時固定顎側に押圧さ ることにより対象物を挟み込む等の問題を生じることなく対象物の切断を効果的 に行うことができるように構成されている。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】 以上の如く上記構成の装置は良好な切断能力を発揮する反面次のような技術的 隘路も生じている。即ち可動顎24を固定顎22側に圧接する為にはかなり大き な力必要とし、この力を前記コイルばね26により得るためにはコイルばね26 を構成する弾性材の軸径はかなり大きくなり、全体としてかなり大型のコイルば ねを装着する必要がある。
【0009】 また上記先行出願において、考案者はコイルばね26に代えてリング状のゴム 材を軸25に装着する構造も提案している。この場合ゴム材はその硬度調整によ り所定の弾発力を有する材料を比較的入手し易く、かつその単価も前記コイルば ね26に比較してかなり安価となるため経済的でもある。しかしながら、単なる リング状のゴム材ではその弾発力がゴム材の厚み方向、即ち軸25の軸心方向た る可動顎24の方向に作用する外、リングの円周方向にも作用する。即ち、ゴム 材の弾発力の少なからぬ部分が同ゴム材の円周方向に向かい、いわばリングの外 周を膨出拡大する力として消費されてしまうという望ましくない状態が生じる。 またゴム材自体が破砕されたコンクリートや切断対象たる鉄筋等により傷ついた り、また風雨にさらされることよにより比較的短時間で劣化する可能性もある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は上述の問題点に鑑み構成したものであり、可動顎を固定顎側に圧接す る構成の利点を保持しつつ、可動顎の押圧手段に改良を加えたものであって、可 動顎を圧接する材料はゴムまたはこれと同効材料から形成された弾性材とし、か つこれら弾性材は金属等の変形しないケーシング内に収納され、この弾性材を収 納したケーシングが切断装置本体と可動顎との間に介在配置されるよう構成した 金属切断装置である。
【0011】
【作用】
ケーシング内に収納された弾性材においては、その弾発力が可動顎が挿通する 軸の円周方向に逃げるのをこのケーシングにより規制される。このため弾発力の 殆どは上記軸の軸心方向、即ち可動顎側に加わるため可動顎は効果的に押圧され る。
【0012】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参考に具体的に説明する。
【0013】 図1乃至図3は本考案の第1の実施例を示す。図1はケンーシングの平面図で あり、図2はこのケーシングに弾性材を収納した状態の断面部分図であり、また 図3は上記ケーシングが軸に装着された状態を示す。
【0014】 先ず図1においてケーシング1は金属またはこれと同効の材料により平面環状 に形成されており、その内径Dは挿通対象である金属切断装置の軸25(図10 および図3参照)の外径とほぼ等しく構成されている。2はこのケーシング1の 肉厚方向(軸心方向)に複数形成された弾性体収納孔であって、図の構成ではケ ーシング1の円周方向に対して等間隔に8個所配列形成されている。
【0015】 図2において符号3はケーシング1の弾性体収納孔2内に収納された弾性体で ある。この弾性体3はゴムまたはこれと同効のプラスチックス等、弾性を有する 材料により形成され、かつケーシング1の収納孔2の内径とほぼ等しい外径を有 する円筒形に形成されている。但し、その長さLはケーシング1の肉厚W1より も大きく形成され、弾性体3の一端がケーシング1の一側面(図の右側の側面) と一致するようケーシング1内に収納配置された際に、他端はケーシング1の他 の側面から突出位置するように構成されている。またこの弾性体3に対してはそ の軸心方向に孔(以下「変形調整孔」と称する)3aが形成されている。ケーシ ング1の各弾性体収納孔2に対しては以上の如く構成された円筒形の弾性体3が 、ケーシング1の同じ側にその一端が突出するようにしてそれぞれ収納され、こ れらケーシング1および収納された弾性体3により可動顎押圧部材11が構成さ れる。
【0016】 図3は上記可動顎押圧部材11が図10に示される金属切断装置に装着された 状態を示す。なお金属切断装置の基本的構成は図10に示すものと同じであり、 同図のコイルばね6の代わりに可動顎押圧部材11を装着するものである。
【0017】 上記可動顎押圧部材11を金属切断装置に装着するに当たっては、図の構成で はケーシング1の弾性体収納孔2にそれぞれ収納された弾性体3の突出側が可動 顎24の側面に接触する状態で内径部を軸25が挿通するようにして軸25に装 着される。この場合可動顎押圧部材11のうち金属切断装置本体21と接触する 側の側面に対してはケーシング1とほぼ同じ内径を有する金属板(以下「摺動板 」と称する)4が配置され、可動顎押圧部材11と金属切断装置本体21との間 にこの摺動板4が介在位置すように構成される。
【0018】 以上の構成において、可動顎24が開状態となっている場合には同可動顎24 はその噛み合い各αにより固定顎22側(図10のX方向)に最も近接しており 、従って可動顎押圧部材11が位置する部分における可動顎24と金属切断装置 本体21との間の間隔W2は最大となっいる(図3参照)。この状態で可動顎押 圧部材11の各弾性体3の先端部は可動顎24の側面に軽く接触する状態となっ ている。
【0019】 可動顎24を閉じるように動作させると、その閉じ動作が進行するに従って可 動顎24は軸25の軸心に沿って図10のY方向に変位する。この結果可動顎押 圧部材11の各弾性材3はこの変位により圧縮され、その弾発力は可動顎24を 固定顎22側に押圧する力として作用する。この結果可動顎24はその開度に係 わりなくこれら弾性体3の弾発力により常時固定顎22側に押圧され、刃が多少 磨耗していても切断対象を挟み込むことなく良好に切断を行う。
【0020】 またこの際、各弾性体3はケーシング1の弾性体収納孔2によりその変形が規 制される。即ち可動顎24の変位により、弾性体3はその外周方向に膨出するよ うに変形しようとしてもケーシング1によってその変形が阻まれ、変形調整孔3 aの変形および軸心方向に対する圧縮変形となるため、その変形に対応する弾発 力の大半も弾性体3の軸心方向に作用することになる。この結果弾性体3の弾発 力は可動顎24に効果的に作用し、金属切断装置として高い能力を発揮すること になる。
【0021】 また可動顎24と各弾性体3とは特に可動顎24を閉じる際に強力に接触し、 接触部分では高い摺動抵抗を発生する。このため可動顎24の開閉動作の際には この接触面は殆ど摺動せず、可動顎押圧部材11全体は可動顎24と共に回転す ることになる。即ち可動顎押圧部材11は金属切断装置本体21に対して摺動回 転することになるが、この際前記摺動板4を可動顎押圧部材11と金属切断装置 本体21との間に介在配置させることにより同可動顎押圧部材11の回転を円滑 に行わせることができる。なお、図3の構成を逆にして各弾性体3の突出側を金 属切断装置本21側に配置する場合には、摺動板4は可動顎押圧部材11と可動 顎24との間に介在配置させ、可動顎押圧部材11は金属切断装置本体21側に 固定的に配置され、可動顎24と可動顎押圧部材11とが相対的に接触摺動させ るように構成する。
【0022】 図4および図5は本考案の第2の実施例を示す。
【0023】 図中符号5は摺動板であって、図2および図3に示されるものが一体的な環状 の板体であるのに対して、この構成では個々の摺動板が弾性体3の各々に取り付 けられるように構成されている。この摺動板5は金属その他同効の材料により形 成され、かつ弾性体3の外径とほぼ等しい外径を有する円板状の本体5aと、こ の本体5aの中心部に突設された凸部5bとから成り、この凸部5bが弾性体3 の変形調整孔3aに挿入されることにより全体が弾性体3の一端に装着固定され る。図5の構成はこの摺動板5が弾性体3の突出側端部に装着され、かつこの突 出側端部が可動顎24に接触する構成を示す。
【0024】 この構成では弾性体3を予め摺動板5を装着した状態で構成することにより弾 性体3の交換作業等を効率的に行うことができる。
【0025】 図6は第3の実施例を示す。符号6はケーシング1内に収納された弾性体3の うち、ケーシング1から突出している部分に嵌挿するための嵌挿部材であって、 前記摺動板5と同様金属またはこれと同効の材料により形成されている。この嵌 挿部材6はケーシング1の弾性体収納孔2の内径とほぼ等しい外径を有し、かつ 内径はその肉厚分だけ弾性体3の外径よりも小さく形成されている。この嵌挿部 材6の一端は開放され、他端は密閉された底面部6aを成すことにより全体が略 コップ状に形成されている。この嵌挿部材6がケーシング1の各弾性体収納孔2 に収納されている弾性体3のうち、ケーシング1から突出している部分に嵌挿さ れると共に、その開放端部は前記弾性体収納孔2内に位置するように構成されい てる。この状態で各弾性体3は嵌挿部材6を介して可動顎24に接している。
【0026】 以上の構成において、弾性体3のうちケーシングから突出している部分は全て 嵌挿部材6に覆われることにより、弾性体3は全てケーシング1または嵌挿部材 6で覆われ、直接大気に触れる露出部分はない。またこの状態で嵌挿部材6の底 面部6aは可動顎24の側面に接触し、この接触部分は前記摺動板5と同様の作 用を果たすことになる。
【0027】 この構成で、弾性体3の弾発力はケーシング1の弾性体収納孔2の外、ケーシ ング1から突出している部分では嵌挿部材6により規制される。このためケーシ ング1から突出している部分においても弾性体に負荷が加わった場合、弾性体は 外周方向に膨出変形することはなく、殆ど全て変形調整孔3aの変形および軸心 方向に対する圧縮変形として吸収される。この結果弾性体3の弾発力の殆ど全て が軸心方向に向かい、可動顎24をより効率良く押圧することが可能となる。ま た弾性体3は外気と接触することがないので大気中の腐食性物質等による劣化等 を大幅に遅らせることが可能となる。またコンクリート片や金属片により傷つけ られる心配もない。
【0028】 図7は第4の実施例を示す。符号7は摺動板であって、この摺動板7は図2お よび3に示す構成と、図4に示す構成を折衷した構成となっている。7aはこの 摺動板に突設された凸部であり、ケーシング1に各々収納された弾性体3の変形 調整孔3aの位置に対応するように突設され、これら凸部7aを各弾性体3変形 調整孔3aに挿入することにより摺動板7全体が弾性体3を介して可動顎押圧部 材11に取り付けられるようになっている。なお、以上の実施例では何れも弾性 体3の変形は主として変形調整孔3aの変形により許容されるように構成されて いるが、弾性体3の外径をケーシング1の弾性体収納孔3aの内径よりもやや小 さく形成することにより弾性体3と前記弾性体収納孔3aとの間に隙間を形成し 、この隙間内で弾性体3が変形するよう構成することによって弾性体3に対する 変形調整孔3aの形成を省略することも可能である。
【0029】 図8は第5の実施例を示す。
【0030】 前記実施例が何れもケーシング1に対して、個々に形成された弾性体を複数個 収納することにより可動顎押圧部材11が形成されいるのに対してこの実施例で は弾性体が一体的に形成されている。
【0031】 図中符号8は金属その他同効の材料により形成された外リング、また9はこの 外リング8と同様の材料により形成され、かつこの外リング8に対して一定の間 隙を以て形成された内リングである。また内リング9の内径は金属切断装置の軸 25の外径と略等しく形成されている。10はこれら外リング8および内リング 9の間隙部分に挿入配置される環状の弾性体であって前記弾性体3と同様ゴムま たはこれと同効材料にようり形成されており、これら外リング8、内リング9お よび両リングに挟持固定された環状弾性体10とが一体化されることにより可動 顎押圧部材11が形成される。なおこの実施例の場合でも各リング8、9の一方 の側縁部において、環状弾性体10の側縁部は突出しており、この突出部により 可動顎24の押圧が可能なようになっている。また外リング8および内リング9 に対して1個所以上の凹所8a、9aを形成し、かつ環状弾性体10にはこれら 凹所8a、9aに対応する位置で凸部を形成すれば内外のリング8、9および環 状弾性体10が相互に確実に固定することができる。
【0032】
【考案の効果】
本考案は以上具体的に説明した如く、可動顎を直接押圧する手段はゴム等から なる弾性体とし、かつこの弾性体はケーシングに収納されてその変形が規制され る構造となっているので比較的弾性の弱い弾性体であってもその弾発力の大半を 可動顎の押圧に利用することができ、このため可動顎を押圧する手段を小型化で き、しかもばねを用いる場合に比較して装置を安価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示すケーシングの平面
図である。
【図2】弾性体を収納した状態のケーシングの断面部分
図である。
【図3】図2に示す可動顎押圧部材を金属切断装置の軸
に装着した状態を示す断面図である。
【図4】本考案の第2の実施例を示す弾性体と摺動板と
の斜視図である。
【図5】図4に示す弾性体と可動顎との接触状態を示す
断面図である。
【図6】本考案の第3の実施例を示す弾性体と可動顎と
の接触状態を示す断面図である。
【図7】本考案の第4の実施例を示す摺動板の平面図で
ある。
【図8】本考案の第5の実施例を示す可動顎押圧部材の
平面図である。
【図9】金属切断装置の側面図である。
【図10】可動顎押圧部材としてコイルばねを装着した
金属切断装置の平面図である。
【符号の説明】
1 ケーシング 2 弾性体収納孔 3 弾性体 3a 変形調節孔 5 摺動板 6 嵌挿部材 6a 嵌挿部材底面 7 摺動板 8 外リング 9 内リング 10 環状弾性体 11 可動顎押圧部材 21 金属切断装置本体 22 固定顎 24 可動顎 25 軸

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定顎と、本体に設けられた軸によって
    軸支されることによりこの固定顎に対して回動可能に構
    成された可動顎とを有し、可動顎は可動顎押圧部材によ
    り前記軸の軸心に沿って固定顎側に押圧されるよう構成
    されたものにおいて、可動顎を軸支する軸に装着される
    環状のケーシングと、この環状のケーシング内に収納さ
    れる弾性体とにより前記可動顎押圧部材が構成され、可
    動顎の軸心方向の変位による弾性体の変形はこのケーシ
    ングにより規制され、この規制により弾性体の弾発力が
    前記軸の円周方向に分散するのを防止するよう構成した
    ことを特徴とする金属切断装置。
  2. 【請求項2】 前記環状のケーシングに対してはその周
    方向に複数の弾性体収納孔が形成され、弾性体収納孔の
    各々にはこの収納孔の形状に対応する形状に成形された
    弾性体が収納され、かつ各弾性体はケーシングの一側に
    おいてケーシング側面よりも突出して位置するよう構成
    したことを特徴とする請求項1記載の金属切断装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性体は略円筒径に形成され、かつ
    その軸心方向には変形調整孔が形成されていることを特
    徴とする請求項1または2記載の金属切断装置。
  4. 【請求項4】 弾性体の外径とほぼ等しい外径を有する
    摺動板が弾性体の一端に固着されることによりケーシン
    グに収納された弾性体とこの弾性体の接触面との間に摺
    動板が介在位置し、可動顎押圧部材はこの摺動板を介し
    て対象物に対して摺動するよう構成したことを特徴とす
    る請求項3記載の金属切断装置。
  5. 【請求項5】 ケーシングに収納された各弾性体のうち
    ケーシングから突出している側に対しては一端が底面と
    して閉塞された筒体たる嵌挿部材が嵌入装着され、かつ
    これら嵌挿部材は弾性体の軸心方向に対する伸縮に対応
    してケーシングの弾性体収納孔内を摺動変位するよう構
    成したことを特徴とする請求項2または3記載の金属切
    断装置。
  6. 【請求項6】 外リングと、内リングとこれら内外のリ
    ングに挟持された環状の弾性体とにより前記可動顎押圧
    部材が構成されたことを特徴とする請求項1記載の金属
    切断装置。
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