JPH06218231A - 脱臭フィルタ - Google Patents
脱臭フィルタInfo
- Publication number
- JPH06218231A JPH06218231A JP5031423A JP3142393A JPH06218231A JP H06218231 A JPH06218231 A JP H06218231A JP 5031423 A JP5031423 A JP 5031423A JP 3142393 A JP3142393 A JP 3142393A JP H06218231 A JPH06218231 A JP H06218231A
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- Japan
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- deodorizing
- deodorant
- deodorizing filter
- filter
- adhesive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】長期の使用においても脱臭性能の低下がなく、
脱臭剤の脱落が起きず、通気抵抗の小さい脱臭フィルタ
を提供すること。 【構成】見かけ密度0.01〜0.05g/cm3 の低
密度繊維質シートに、触媒作用による脱臭機能を有する
脱臭剤を接着剤で付着した脱臭フィルタであって、該脱
臭剤と接着剤との割合が6:4〜9:1で、見かけ密度
が0.02〜0.1g/cm3 であることを特徴とする
脱臭フィルタ。
脱臭剤の脱落が起きず、通気抵抗の小さい脱臭フィルタ
を提供すること。 【構成】見かけ密度0.01〜0.05g/cm3 の低
密度繊維質シートに、触媒作用による脱臭機能を有する
脱臭剤を接着剤で付着した脱臭フィルタであって、該脱
臭剤と接着剤との割合が6:4〜9:1で、見かけ密度
が0.02〜0.1g/cm3 であることを特徴とする
脱臭フィルタ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、触媒反応による脱臭機
能を有する脱臭剤を付着した脱臭フィルタに関する。
能を有する脱臭剤を付着した脱臭フィルタに関する。
【0002】
【従来技術】従来、脱臭フィルタには活性炭を不織布、
織物、編み物、紙などの繊維質シートに付着したもの
や、繊維質シートの構成繊維に活性炭素繊維を混合した
ものなどが知られている。しかし、活性炭や活性炭素繊
維などの脱臭剤は臭いの原因となる物質を吸着して脱臭
するため、吸着に伴って脱臭機能が低下するので、使用
寿命が短く頻繁に交換する必要性があった。
織物、編み物、紙などの繊維質シートに付着したもの
や、繊維質シートの構成繊維に活性炭素繊維を混合した
ものなどが知られている。しかし、活性炭や活性炭素繊
維などの脱臭剤は臭いの原因となる物質を吸着して脱臭
するため、吸着に伴って脱臭機能が低下するので、使用
寿命が短く頻繁に交換する必要性があった。
【0003】この使用寿命を延ばすには繊維質シートに
できるだけ多くの脱臭剤を保持させればよいが、例えば
多量の脱臭剤を固定するためにバインダーを使用すると
通気抵抗が増大するという問題が生じ、一方、バインダ
ー量を少なくしたり、バインダーを使用しないと脱臭剤
が脱臭フィルタから脱離するという問題が生じた。
できるだけ多くの脱臭剤を保持させればよいが、例えば
多量の脱臭剤を固定するためにバインダーを使用すると
通気抵抗が増大するという問題が生じ、一方、バインダ
ー量を少なくしたり、バインダーを使用しないと脱臭剤
が脱臭フィルタから脱離するという問題が生じた。
【0004】一方、金属単体、金属酸化物、金属塩化物
の中には、触媒作用により臭いの原因となる物質を分解
して脱臭を行うことができる脱臭剤があることが報告さ
れているが、これらの利用は従来の活性炭などの吸着型
の吸着剤と同様に、繊維質シートに多量に保持させるこ
とで、脱臭機能の向上や寿命の長期化が図れると考えら
れていたため、上記問題が解決されていなかった。
の中には、触媒作用により臭いの原因となる物質を分解
して脱臭を行うことができる脱臭剤があることが報告さ
れているが、これらの利用は従来の活性炭などの吸着型
の吸着剤と同様に、繊維質シートに多量に保持させるこ
とで、脱臭機能の向上や寿命の長期化が図れると考えら
れていたため、上記問題が解決されていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
の欠点を解消すべくなされたものであり、長期の使用に
おいても脱臭性能の低下がなく、脱臭剤の脱落が起き
ず、通気抵抗の小さい脱臭フィルタを提供することを課
題とする。
の欠点を解消すべくなされたものであり、長期の使用に
おいても脱臭性能の低下がなく、脱臭剤の脱落が起き
ず、通気抵抗の小さい脱臭フィルタを提供することを課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、見かけ密度0.01〜
0.05g/cm3 の低密度繊維質シートに、触媒作用
による脱臭機能を有する脱臭剤を接着剤で付着した脱臭
フィルタであって、該脱臭剤と接着剤との割合が6:4
〜9:1で、見かけ密度が0.02〜0.1g/cm3
であることを特徴とする脱臭フィルタをその要旨とす
る。
め、請求項1に記載の発明は、見かけ密度0.01〜
0.05g/cm3 の低密度繊維質シートに、触媒作用
による脱臭機能を有する脱臭剤を接着剤で付着した脱臭
フィルタであって、該脱臭剤と接着剤との割合が6:4
〜9:1で、見かけ密度が0.02〜0.1g/cm3
であることを特徴とする脱臭フィルタをその要旨とす
る。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1に
記載の発明において、触媒作用による脱臭機能を有する
脱臭剤が、臭いの原因となる物質を触媒反応により分解
する成分と、臭いの原因となる物質を吸着する成分とで
構成されていることを特徴とする脱臭フィルタをその要
旨とする。
記載の発明において、触媒作用による脱臭機能を有する
脱臭剤が、臭いの原因となる物質を触媒反応により分解
する成分と、臭いの原因となる物質を吸着する成分とで
構成されていることを特徴とする脱臭フィルタをその要
旨とする。
【0008】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載の発明において脱臭剤の平均粒径よ
り平均孔径の小さい布帛で覆われていることを特徴とす
る脱臭フィルタをその要旨とする。
たは請求項2に記載の発明において脱臭剤の平均粒径よ
り平均孔径の小さい布帛で覆われていることを特徴とす
る脱臭フィルタをその要旨とする。
【0009】本発明に使用する低密度繊維質シートには
見かけ密度0.01〜0.05g/cm3 の不織布、織
物、編み物、紙などが適しているが、この中でもとくに
構成繊維が3次元的な構造をとる不織布が望ましい。こ
のような低密度の不織布の製造手段としては、繊維ウェ
ブに合成樹脂エマルジョンをスプレーで付与して繊維間
を結合することにより製造する手段、繊維ウェブをニー
ドルパンチ処理することにより製造する手段、繊維ウェ
ブ中に熱融着性繊維を混合しておき、無圧下または低圧
下で熱処理して構成繊維間を熱融着性繊維で結合する製
造手段、あるいはこれらの製造手段を組合せたものなど
がある。繊維質シートの見かけ密度が0.01g/cm
3 より小さいと得られる脱臭フィルタの取り扱い強度が
不足し、0.05g/cm3 より大きいと相対的にシー
ト内に保持できる脱臭剤の量が減少するため、得られる
脱臭フィルタの脱臭機能が低下する。
見かけ密度0.01〜0.05g/cm3 の不織布、織
物、編み物、紙などが適しているが、この中でもとくに
構成繊維が3次元的な構造をとる不織布が望ましい。こ
のような低密度の不織布の製造手段としては、繊維ウェ
ブに合成樹脂エマルジョンをスプレーで付与して繊維間
を結合することにより製造する手段、繊維ウェブをニー
ドルパンチ処理することにより製造する手段、繊維ウェ
ブ中に熱融着性繊維を混合しておき、無圧下または低圧
下で熱処理して構成繊維間を熱融着性繊維で結合する製
造手段、あるいはこれらの製造手段を組合せたものなど
がある。繊維質シートの見かけ密度が0.01g/cm
3 より小さいと得られる脱臭フィルタの取り扱い強度が
不足し、0.05g/cm3 より大きいと相対的にシー
ト内に保持できる脱臭剤の量が減少するため、得られる
脱臭フィルタの脱臭機能が低下する。
【0010】本発明には触媒作用による脱臭機能を有す
る脱臭剤が使用される。このような脱臭剤としては、例
えば、鉄、マンガン、銅、アルミニウム、マグネシウ
ム、亜鉛、ニッケル、コバルト、白金、パラジウム、
金、ルテニウム、ロジウムなどの金属単体、金属酸化
物、金属塩化物を主成分とするものの内で、臭いの原因
物質を触媒反応によって分解できるものが選択される。
臭いの原因物質には、アンモニア、メチルメルカプタ
ン、硫化水素、酢酸、アセトアルデヒドなど種々のもの
があり、脱臭剤の種類によって分解しやすい物質は異な
るので、とくに除きたい臭いの原因物質に応じて脱臭剤
の成分を選択するのがよい。
る脱臭剤が使用される。このような脱臭剤としては、例
えば、鉄、マンガン、銅、アルミニウム、マグネシウ
ム、亜鉛、ニッケル、コバルト、白金、パラジウム、
金、ルテニウム、ロジウムなどの金属単体、金属酸化
物、金属塩化物を主成分とするものの内で、臭いの原因
物質を触媒反応によって分解できるものが選択される。
臭いの原因物質には、アンモニア、メチルメルカプタ
ン、硫化水素、酢酸、アセトアルデヒドなど種々のもの
があり、脱臭剤の種類によって分解しやすい物質は異な
るので、とくに除きたい臭いの原因物質に応じて脱臭剤
の成分を選択するのがよい。
【0011】なお、触媒作用による脱臭機能を有する脱
臭剤には、上記の臭いの原因となる物質を触媒反応によ
り分解する成分と共に、臭いの原因となる物質を吸着す
る成分が含まれていることが望ましい。脱臭剤がこのよ
うな2つの成分から構成されていると、後者の成分によ
って臭いの原因物質を効率よく吸着し、前者の成分によ
って吸着した臭いの原因物質を分解できるため、脱臭機
能を更に高めることができる。後者の臭いの原因となる
物質を吸着する成分としては、例えば、ゼオライト、カ
オリン、セピオライト、シリカゲル、活性炭などが使用
できる。上記2つの成分は混合して使用してもよいし、
臭いの原因物質を吸着する成分を担体として、それに触
媒反応により分解する成分を付着した構造で使用しても
よい。
臭剤には、上記の臭いの原因となる物質を触媒反応によ
り分解する成分と共に、臭いの原因となる物質を吸着す
る成分が含まれていることが望ましい。脱臭剤がこのよ
うな2つの成分から構成されていると、後者の成分によ
って臭いの原因物質を効率よく吸着し、前者の成分によ
って吸着した臭いの原因物質を分解できるため、脱臭機
能を更に高めることができる。後者の臭いの原因となる
物質を吸着する成分としては、例えば、ゼオライト、カ
オリン、セピオライト、シリカゲル、活性炭などが使用
できる。上記2つの成分は混合して使用してもよいし、
臭いの原因物質を吸着する成分を担体として、それに触
媒反応により分解する成分を付着した構造で使用しても
よい。
【0012】この触媒作用による脱臭機能を有する脱臭
剤は、接着剤によって前記した低密度繊維質シートに付
着される。接着剤には、例えばアクリル系樹脂、塩化ビ
ニル系樹脂、酢酸エステル系樹脂、エポキシ系樹脂など
の合成樹脂がエマルジョンの形態で使用される。接着剤
と脱臭剤とは混合して低密度繊維質シートに付与される
が、この場合、接着剤と脱臭剤との割合(固形分重量
比)は1:9〜4:6の範囲とする。接着剤の割合がこ
の範囲より少ないと脱臭フィルタからの脱臭剤の脱落が
生じ、逆にこの範囲より多いと接着剤が脱臭剤の活性表
面を覆ってしまい脱臭機能が低下する。なお、上記の接
着剤には難燃剤などの添加剤が含まれていても良い。
剤は、接着剤によって前記した低密度繊維質シートに付
着される。接着剤には、例えばアクリル系樹脂、塩化ビ
ニル系樹脂、酢酸エステル系樹脂、エポキシ系樹脂など
の合成樹脂がエマルジョンの形態で使用される。接着剤
と脱臭剤とは混合して低密度繊維質シートに付与される
が、この場合、接着剤と脱臭剤との割合(固形分重量
比)は1:9〜4:6の範囲とする。接着剤の割合がこ
の範囲より少ないと脱臭フィルタからの脱臭剤の脱落が
生じ、逆にこの範囲より多いと接着剤が脱臭剤の活性表
面を覆ってしまい脱臭機能が低下する。なお、上記の接
着剤には難燃剤などの添加剤が含まれていても良い。
【0013】低密度繊維質シートへの脱臭剤の付着量
は、得られる脱臭フィルタの見かけ密度が0.02〜
0.1g/cm3 、より望ましくは、0.03〜0.0
6g/cm3 となるように調整する。脱臭フィルタの見
かけ密度が0.02g/cm3 未満の場合には脱臭剤の
量が不足して十分な脱臭機能が得られないか、あるいは
フィルタが使用に耐えない強度のものとなってしまい。
脱臭フィルタの見かけ密度が0.1g/cm3 を超える
と通気抵抗が大きくなり、目詰りしたり、被処理気体と
の接触が悪くなって脱臭機能が発揮できない脱臭剤が生
じたりする。
は、得られる脱臭フィルタの見かけ密度が0.02〜
0.1g/cm3 、より望ましくは、0.03〜0.0
6g/cm3 となるように調整する。脱臭フィルタの見
かけ密度が0.02g/cm3 未満の場合には脱臭剤の
量が不足して十分な脱臭機能が得られないか、あるいは
フィルタが使用に耐えない強度のものとなってしまい。
脱臭フィルタの見かけ密度が0.1g/cm3 を超える
と通気抵抗が大きくなり、目詰りしたり、被処理気体と
の接触が悪くなって脱臭機能が発揮できない脱臭剤が生
じたりする。
【0014】なお、脱臭剤の脱落が特に問題となる場合
や、接着剤の割合を極力抑えて脱臭剤の割合を増やした
い場合などには、脱臭剤の平均粒径より平均孔径の小さ
い布帛で脱臭フィルタを覆ってもよい。布帛は脱臭フィ
ルタの両面に積層してもよいし、袋状にして中に脱臭フ
ィルタを収納するようにしてもよい。
や、接着剤の割合を極力抑えて脱臭剤の割合を増やした
い場合などには、脱臭剤の平均粒径より平均孔径の小さ
い布帛で脱臭フィルタを覆ってもよい。布帛は脱臭フィ
ルタの両面に積層してもよいし、袋状にして中に脱臭フ
ィルタを収納するようにしてもよい。
【0015】
【実施例】以下、実施例によって本発明を具体的に説明
するが、これらは本発明の範囲を限定するものではな
い。実施例1 繊維長51mm、繊度15デニールのポリエステル繊維
からなる目付100g/m2 の繊維ウェブに、アクリル
系樹脂エマルジョンをスプレーにより固形分付着量が2
0g/m2 となるように付与して、目付120g/m
2 、見かけ密度が0.02g/cm3 の低密度不織布を
作製した。次いで、触媒作用による脱臭機能を有する脱
臭剤として、マンガン、銅を主成分とする酸化物とシリ
コーン、アルミニウムを主成分とする酸化物担体とから
なる脱臭剤を用い、これをアクリル樹脂系エマルジョン
に脱臭剤と接着剤との割合が72:28となるように分
散混合したものを上記低密度不織布に含浸し、温度12
0℃で乾燥して目付250g/m2 、見かけ密度0.0
5g/cm3 の脱臭フィルタを得た。
するが、これらは本発明の範囲を限定するものではな
い。実施例1 繊維長51mm、繊度15デニールのポリエステル繊維
からなる目付100g/m2 の繊維ウェブに、アクリル
系樹脂エマルジョンをスプレーにより固形分付着量が2
0g/m2 となるように付与して、目付120g/m
2 、見かけ密度が0.02g/cm3 の低密度不織布を
作製した。次いで、触媒作用による脱臭機能を有する脱
臭剤として、マンガン、銅を主成分とする酸化物とシリ
コーン、アルミニウムを主成分とする酸化物担体とから
なる脱臭剤を用い、これをアクリル樹脂系エマルジョン
に脱臭剤と接着剤との割合が72:28となるように分
散混合したものを上記低密度不織布に含浸し、温度12
0℃で乾燥して目付250g/m2 、見かけ密度0.0
5g/cm3 の脱臭フィルタを得た。
【0016】得られた脱臭フィルタの脱臭性能を以下の
方法で試験し、その結果(脱臭率)を表1に示した。脱臭性能試験 循環経路を形成する1m3容器中に表1に示す臭いの原
因物質を含むガスを入れ、容器中を一定の濃度に保つ。
次に循環経路の途中に10cm角の脱臭フィルタを2枚
重ねにして取付け、ファンによりガスのろ材通過速度が
10cm/秒となるようにガスを循環させる。30分後
にガス検知管で容器中の濃度を測定し、計算により脱臭
率を求める。
方法で試験し、その結果(脱臭率)を表1に示した。脱臭性能試験 循環経路を形成する1m3容器中に表1に示す臭いの原
因物質を含むガスを入れ、容器中を一定の濃度に保つ。
次に循環経路の途中に10cm角の脱臭フィルタを2枚
重ねにして取付け、ファンによりガスのろ材通過速度が
10cm/秒となるようにガスを循環させる。30分後
にガス検知管で容器中の濃度を測定し、計算により脱臭
率を求める。
【0017】
【表1】
【0018】また、得られた脱臭フィルタを1mの高さ
から落としてみたが、脱臭剤の脱落は認められなかっ
た。
から落としてみたが、脱臭剤の脱落は認められなかっ
た。
【0019】比較例1 脱臭剤と接着剤との割合を92:8に変えたこと以外
は、実施例1と全く同様にして脱臭フィルタを得た。得
られた脱臭フィルタを1mの高さから落としたところ、
脱臭剤の脱落が見られた。
は、実施例1と全く同様にして脱臭フィルタを得た。得
られた脱臭フィルタを1mの高さから落としたところ、
脱臭剤の脱落が見られた。
【0020】比較例2 脱臭剤と接着剤との割合を45:55に変えたこと以外
は実施例1と全く同様にして脱臭フィルタを得た。得ら
れた脱臭フィルタの脱臭性能を実施例1と同様にして試
験し、その結果を表1に示した。表1から明らかなよう
に、比較例2では大幅に脱臭性能が低下していることが
わかる。なお、得られた脱臭フィルタを1mの高さから
落としてみたが、脱臭剤の脱落は認められなかった。
は実施例1と全く同様にして脱臭フィルタを得た。得ら
れた脱臭フィルタの脱臭性能を実施例1と同様にして試
験し、その結果を表1に示した。表1から明らかなよう
に、比較例2では大幅に脱臭性能が低下していることが
わかる。なお、得られた脱臭フィルタを1mの高さから
落としてみたが、脱臭剤の脱落は認められなかった。
【0021】
【発明の効果】本発明の脱臭フィルタは、見かけ密度
0.01〜0.05g/cm3 の低密度繊維質シートに
触媒作用による脱臭機能を有する脱臭剤と接着剤とを
6:4〜9:1の割合で、かつ得られる脱臭フィルタの
見かけ密度が0.02〜0.1g/cm3 の範囲となる
量で付着させている。このため、脱臭剤が被処理ガスと
非常に接触しやすい通気性の高い状態で強固に保持され
ており、しかも脱臭剤が触媒作用による脱臭機能を有す
るため従来の吸着タイプの脱臭剤のように吸着に伴って
脱臭性能が低下していくことがない。これにより、本発
明の脱臭フィルタは脱臭剤の脱落がなく、通気抵抗が低
く、高い脱臭性能を長期に渡って持続できるという優れ
た効果を奏する。
0.01〜0.05g/cm3 の低密度繊維質シートに
触媒作用による脱臭機能を有する脱臭剤と接着剤とを
6:4〜9:1の割合で、かつ得られる脱臭フィルタの
見かけ密度が0.02〜0.1g/cm3 の範囲となる
量で付着させている。このため、脱臭剤が被処理ガスと
非常に接触しやすい通気性の高い状態で強固に保持され
ており、しかも脱臭剤が触媒作用による脱臭機能を有す
るため従来の吸着タイプの脱臭剤のように吸着に伴って
脱臭性能が低下していくことがない。これにより、本発
明の脱臭フィルタは脱臭剤の脱落がなく、通気抵抗が低
く、高い脱臭性能を長期に渡って持続できるという優れ
た効果を奏する。
Claims (3)
- 【請求項1】 見かけ密度0.01〜0.05g/cm
3 の低密度繊維質シートに、触媒作用による脱臭機能を
有する脱臭剤を接着剤で付着した脱臭フィルタであっ
て、該脱臭剤と接着剤との割合が6:4〜9:1で、見
かけ密度が0.02〜0.1g/cm3 であることを特
徴とする脱臭フィルタ。 - 【請求項2】 触媒作用による脱臭機能を有する脱臭剤
が、臭いの原因となる物質を触媒反応により分解する成
分と、臭いの原因となる物質を吸着する成分とで構成さ
れている請求項1に記載の脱臭フィルタ。 - 【請求項3】 脱臭剤の平均粒径より平均孔径の小さい
布帛で覆われている請求項1または請求項2に記載の脱
臭フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5031423A JPH06218231A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 脱臭フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5031423A JPH06218231A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 脱臭フィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06218231A true JPH06218231A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=12330842
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5031423A Pending JPH06218231A (ja) | 1993-01-27 | 1993-01-27 | 脱臭フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06218231A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000237530A (ja) * | 1999-02-18 | 2000-09-05 | Sekine:Kk | 繊維集合体を用いた気体処理用媒体及びそれを使用した気体処理装置 |
| JP2003033625A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-04 | Seikow Chemical Engineering & Machinery Ltd | 生物脱臭方法 |
| JP2014176822A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Toyota Central R&D Labs Inc | Voc分解除去用触媒、及びそれを用いたvoc分解除去方法 |
| WO2026074873A1 (ja) * | 2024-10-02 | 2026-04-09 | エステー株式会社 | 脱臭シート及び脱臭剤 |
-
1993
- 1993-01-27 JP JP5031423A patent/JPH06218231A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000237530A (ja) * | 1999-02-18 | 2000-09-05 | Sekine:Kk | 繊維集合体を用いた気体処理用媒体及びそれを使用した気体処理装置 |
| JP2003033625A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-04 | Seikow Chemical Engineering & Machinery Ltd | 生物脱臭方法 |
| JP2014176822A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-25 | Toyota Central R&D Labs Inc | Voc分解除去用触媒、及びそれを用いたvoc分解除去方法 |
| WO2026074873A1 (ja) * | 2024-10-02 | 2026-04-09 | エステー株式会社 | 脱臭シート及び脱臭剤 |
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