JPH0621829B2 - 摩擦式クランプ装置 - Google Patents
摩擦式クランプ装置Info
- Publication number
- JPH0621829B2 JPH0621829B2 JP27866386A JP27866386A JPH0621829B2 JP H0621829 B2 JPH0621829 B2 JP H0621829B2 JP 27866386 A JP27866386 A JP 27866386A JP 27866386 A JP27866386 A JP 27866386A JP H0621829 B2 JPH0621829 B2 JP H0621829B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- rod
- electric resistance
- clamp device
- friction type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、摩擦式クランプ装置に関するものである。
(ロ)従来の技術 摩擦式クランプ装置として、ロッドとスリーブとを油圧
力によって締結又は解放させるようにしたものである。
すなわち、例えばロッドの外径に対してスリーブの内径
を、外力が作用しない状態では互いに軸方向に移動可能
にはめ合わせ、両者を締結する必要がある場合にはスリ
ーブの外径から油圧力を作用させ、スリーブを半径方向
に弾性変形させ両者を摩擦力により締結させる。あるい
は逆に、外力が作用しない状態ではロッドとスリーブと
を締結状態とし、スリーブの内径部に油圧力を作用させ
ることにより解放するようにすることもできる。
力によって締結又は解放させるようにしたものである。
すなわち、例えばロッドの外径に対してスリーブの内径
を、外力が作用しない状態では互いに軸方向に移動可能
にはめ合わせ、両者を締結する必要がある場合にはスリ
ーブの外径から油圧力を作用させ、スリーブを半径方向
に弾性変形させ両者を摩擦力により締結させる。あるい
は逆に、外力が作用しない状態ではロッドとスリーブと
を締結状態とし、スリーブの内径部に油圧力を作用させ
ることにより解放するようにすることもできる。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 しかし、上記のような従来の摩擦式クランプ装置には、
締結状態にあるロッドとスリップとの間の摩擦力が低下
しつつあることを予知する装置が設けられていないた
め、突然両者の滑りが発生するという事故を発生する可
能性があるという問題点がある。すなわち、油圧系統が
故障して油圧力が低下した場合、スリーブ又はロッドが
摩耗等によって所定の寸法値から外れた場合、スリーブ
の弾性力が低下した場合などの際には、所定どおりの摩
擦力が発生しないためロッドとスリーブとの間で滑りを
発生する。この滑りが発生すると、摩擦式クランプ装置
を組み込んだ機械、装置などを破損する重大な事故とな
る可能性がある。本発明は、このような問題点を解決す
ることを目的としている。
締結状態にあるロッドとスリップとの間の摩擦力が低下
しつつあることを予知する装置が設けられていないた
め、突然両者の滑りが発生するという事故を発生する可
能性があるという問題点がある。すなわち、油圧系統が
故障して油圧力が低下した場合、スリーブ又はロッドが
摩耗等によって所定の寸法値から外れた場合、スリーブ
の弾性力が低下した場合などの際には、所定どおりの摩
擦力が発生しないためロッドとスリーブとの間で滑りを
発生する。この滑りが発生すると、摩擦式クランプ装置
を組み込んだ機械、装置などを破損する重大な事故とな
る可能性がある。本発明は、このような問題点を解決す
ることを目的としている。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、ロッドとスリーブとの接触部の電気抵抗を検
出して滑りの発生を予知することにより上記問題点を解
決する。すなわち、本発明による摩擦式クランプ装置
は、スリーブとロッドとの接触部の電気抵抗を検出する
電気抵抗検出装置と、スリーブとロッドとが締結された
状態で電気抵抗検出装置によって検出される電気抵抗が
所定の設定値よりも大きくなったときに電気的信号を出
力する信号出力装置と、を有している。
出して滑りの発生を予知することにより上記問題点を解
決する。すなわち、本発明による摩擦式クランプ装置
は、スリーブとロッドとの接触部の電気抵抗を検出する
電気抵抗検出装置と、スリーブとロッドとが締結された
状態で電気抵抗検出装置によって検出される電気抵抗が
所定の設定値よりも大きくなったときに電気的信号を出
力する信号出力装置と、を有している。
(ホ)作用 スリーブ及びロッドの寸法が正常であり、また作用する
油圧力あるいはスリーブの弾性作用が正常な状態では、
締結状態にあるスリーブとロッドとの接触部の電気抵抗
は比較的小さい値となっている。これは、締結状態では
スリーブとロッドとが接触部に介在する油膜を破壊して
金属接触状態となっているからである。従って、電気抵
抗検出装置によって検出される電気抵抗が、あらかじめ
設定された設定値以下の場合には正常な締結作用が行わ
れているものとして特別な信号は出力されない。しか
し、電気抵抗検出装置によって検出される電気抵抗が設
定値よりも大きくなったときには、信号出力装置から滑
りを発生する危険があることを知らせる信号が出力され
る。電気抵抗が大きくなるのは、スリーブとロッドとの
接触部に油膜が形成される状態となるためである。信号
出力装置からの信号により摩擦式クランプ装置が用いら
れている装置の作動を停止させるなどすることにより、
重大な事故の発生を防止することができる。
油圧力あるいはスリーブの弾性作用が正常な状態では、
締結状態にあるスリーブとロッドとの接触部の電気抵抗
は比較的小さい値となっている。これは、締結状態では
スリーブとロッドとが接触部に介在する油膜を破壊して
金属接触状態となっているからである。従って、電気抵
抗検出装置によって検出される電気抵抗が、あらかじめ
設定された設定値以下の場合には正常な締結作用が行わ
れているものとして特別な信号は出力されない。しか
し、電気抵抗検出装置によって検出される電気抵抗が設
定値よりも大きくなったときには、信号出力装置から滑
りを発生する危険があることを知らせる信号が出力され
る。電気抵抗が大きくなるのは、スリーブとロッドとの
接触部に油膜が形成される状態となるためである。信号
出力装置からの信号により摩擦式クランプ装置が用いら
れている装置の作動を停止させるなどすることにより、
重大な事故の発生を防止することができる。
(ヘ)実施例 (第1実施例) 第1図に本発明の第1実施例を示す。円柱状のロッド1
0の外径に、スリーブ12の内径がこれに外力が作用し
ないときには軸方向の移動可能にはめ合わされている。
ロッド10とスリーブ12とのはめ合い部には油路30
から潤滑油を供給可能であり、スリーブ12の上端部及
び下端部には潤滑油が漏れることを防止するシール部材
24及び26が設けられている。スリーブ12はハウジ
ング14の穴内に組み付けられており、つば部12aに
よってハウジング14に対して第1図中下方向へは移動
できないようにされている。ハウジング14の穴には径
を大きくした部分が設けられており、これによりスリー
ブ12との間に環状の油室16が形成されている。油室
16の軸方向上端部及び下端部はそれぞれシール部材2
0及び22によってシールされている。油室16には油
路28から油圧を供給又は排出可能である。ロッド10
及びスリーブ12にそれぞれ抵抗測定器32(電気抵抗
検出装置)の配線40及び42が接続される。抵抗測定
器32によって得られる電気抵抗を示す信号は比較器3
6(信号出力装置)に入力される。比較器36には設定
器38からの信号も入力されている。
0の外径に、スリーブ12の内径がこれに外力が作用し
ないときには軸方向の移動可能にはめ合わされている。
ロッド10とスリーブ12とのはめ合い部には油路30
から潤滑油を供給可能であり、スリーブ12の上端部及
び下端部には潤滑油が漏れることを防止するシール部材
24及び26が設けられている。スリーブ12はハウジ
ング14の穴内に組み付けられており、つば部12aに
よってハウジング14に対して第1図中下方向へは移動
できないようにされている。ハウジング14の穴には径
を大きくした部分が設けられており、これによりスリー
ブ12との間に環状の油室16が形成されている。油室
16の軸方向上端部及び下端部はそれぞれシール部材2
0及び22によってシールされている。油室16には油
路28から油圧を供給又は排出可能である。ロッド10
及びスリーブ12にそれぞれ抵抗測定器32(電気抵抗
検出装置)の配線40及び42が接続される。抵抗測定
器32によって得られる電気抵抗を示す信号は比較器3
6(信号出力装置)に入力される。比較器36には設定
器38からの信号も入力されている。
次にこの実施例の作用について説明する。油室16に油
圧が作用していない状態ではロッド10の外径とスリー
フ12の内径とは軸方向に移動可能なはめ合い状態にあ
り、ロッド10とスリーブ12との間に油膜が形成され
ており両者を相対的に移動させることができる。すなわ
ち、摩擦式クランプ装置は解放状態にある。この状態か
ら油路28を介して油室16に油圧を作用させると、ス
リーブ12の外周から内側向きの力が作用し、スリーブ
12は半径方向に弾性変形して収縮する。この収縮力に
よって、両者間に形成されていた油膜が破壊され、ロッ
ド10とスリーブ12とが金属接触する状態となる。こ
のためスリーブ12がロッド10に対して摩擦力によっ
て締結される。すなわち、摩擦式クランプ装置は締結状
態となる。この締結状態で抵抗測定器32によって検出
された電気抵抗、すなわちロッド10とスリーブ12と
の接触部の電気抵抗は比較器36に入力され、ここで設
定器38からの設定値と比較される。電気抵抗が設定器
38に設定された設定値よりも小さい場合にはロッド1
0とスリーブ12とは金属接触しており両者間に正常な
摩擦力が発生しており、比較器36は特に信号を出力し
ない。何らかの原因によってロッド10とスリーブ12
との間の摩擦力が低下すると両者間の油膜の破壊状態が
不十分となり、検出される電気抵抗が増大してくる。電
気抵抗が設定値を越えると比較器36は電気信号を出力
する。例えば、型締装置にこの摩擦式クランプ装置が用
いられている場合には、この電気信号により型締装置の
作動を停止させる。これにより摩擦式クランプ装置の滑
りによる事故を防止することができる。なお、この実施
例では設定器38によって設定値を与えるようにした
が、比較器36にあらかじめ設定値を設定しておいても
よい。
圧が作用していない状態ではロッド10の外径とスリー
フ12の内径とは軸方向に移動可能なはめ合い状態にあ
り、ロッド10とスリーブ12との間に油膜が形成され
ており両者を相対的に移動させることができる。すなわ
ち、摩擦式クランプ装置は解放状態にある。この状態か
ら油路28を介して油室16に油圧を作用させると、ス
リーブ12の外周から内側向きの力が作用し、スリーブ
12は半径方向に弾性変形して収縮する。この収縮力に
よって、両者間に形成されていた油膜が破壊され、ロッ
ド10とスリーブ12とが金属接触する状態となる。こ
のためスリーブ12がロッド10に対して摩擦力によっ
て締結される。すなわち、摩擦式クランプ装置は締結状
態となる。この締結状態で抵抗測定器32によって検出
された電気抵抗、すなわちロッド10とスリーブ12と
の接触部の電気抵抗は比較器36に入力され、ここで設
定器38からの設定値と比較される。電気抵抗が設定器
38に設定された設定値よりも小さい場合にはロッド1
0とスリーブ12とは金属接触しており両者間に正常な
摩擦力が発生しており、比較器36は特に信号を出力し
ない。何らかの原因によってロッド10とスリーブ12
との間の摩擦力が低下すると両者間の油膜の破壊状態が
不十分となり、検出される電気抵抗が増大してくる。電
気抵抗が設定値を越えると比較器36は電気信号を出力
する。例えば、型締装置にこの摩擦式クランプ装置が用
いられている場合には、この電気信号により型締装置の
作動を停止させる。これにより摩擦式クランプ装置の滑
りによる事故を防止することができる。なお、この実施
例では設定器38によって設定値を与えるようにした
が、比較器36にあらかじめ設定値を設定しておいても
よい。
(第2実施例) 第2図に本発明の第2実施例を示す。この摩擦式クラン
プ装置は油圧力を作用させた場合に解放される形式のも
のである。すなわち、スリーブ12は外力が作用しない
状態ではロッド10に対して締りばめ状態となってお
り、スリーブ12とロッド10とは締結状態にある。ス
リーブ12とロッド10との間に形成された油室16に
油圧を作用させると、スリーブ12が半径方向に拡大
し、スリーブ12がロッド10に対して相対的に幅方向
に移動可能となる。この装置の場合もロッド10とスリ
ーブ12との間の電気抵抗を抵抗測定器32によって検
出することにより摩擦力の低下を検出することができ
る。すなわち、ロッド10の外径部又はスリーブ12の
内径部が摩耗した場合、あるいはスリーブ12の半径方
向への弾性力が低下した場合などに摩擦力が低下する
と、電気抵抗が増大し、これが設定値より大きくなると
比較器36から電気信号が出力される。なお、この実施
例では、スリーブ12と一体に検出端50が設けてあ
り、これに配線42を接続してある。検出端はロッド1
0側にも設けてもよい。
プ装置は油圧力を作用させた場合に解放される形式のも
のである。すなわち、スリーブ12は外力が作用しない
状態ではロッド10に対して締りばめ状態となってお
り、スリーブ12とロッド10とは締結状態にある。ス
リーブ12とロッド10との間に形成された油室16に
油圧を作用させると、スリーブ12が半径方向に拡大
し、スリーブ12がロッド10に対して相対的に幅方向
に移動可能となる。この装置の場合もロッド10とスリ
ーブ12との間の電気抵抗を抵抗測定器32によって検
出することにより摩擦力の低下を検出することができ
る。すなわち、ロッド10の外径部又はスリーブ12の
内径部が摩耗した場合、あるいはスリーブ12の半径方
向への弾性力が低下した場合などに摩擦力が低下する
と、電気抵抗が増大し、これが設定値より大きくなると
比較器36から電気信号が出力される。なお、この実施
例では、スリーブ12と一体に検出端50が設けてあ
り、これに配線42を接続してある。検出端はロッド1
0側にも設けてもよい。
(第3実施例) 第3図に第3実施例を示す。この第3実施例はスリーブ
12に一体的に2つの検出端50及び51を設けたもの
である。これにより2つの検出端50及び51間のロッ
ド10の電気抵抗を検出する。この第3実施例について
も上述の実施例と同様の作用を得ることができる。
12に一体的に2つの検出端50及び51を設けたもの
である。これにより2つの検出端50及び51間のロッ
ド10の電気抵抗を検出する。この第3実施例について
も上述の実施例と同様の作用を得ることができる。
(ト)発明の効果 以上説明してきたように、本発明によると、ロッドとス
リーブとの間の電気抵抗の変化から摩擦力の低下を検出
して滑りの発生を予知するようにしたので、摩擦式クラ
ンプ装置の信頼性及び安全性を向上することができる。
リーブとの間の電気抵抗の変化から摩擦力の低下を検出
して滑りの発生を予知するようにしたので、摩擦式クラ
ンプ装置の信頼性及び安全性を向上することができる。
第1図は本発明の第1実施例を示す図、第2図は第2実
施例を示す図、第3図は第3実施例を示す図である。 10……ロッド、12……スリーブ、14……ハウジン
グ、16……油室、32……抵抗測定器(電気抵抗検出
装置)、36……比較器(信号出力装置)、38……設
定器。
施例を示す図、第3図は第3実施例を示す図である。 10……ロッド、12……スリーブ、14……ハウジン
グ、16……油室、32……抵抗測定器(電気抵抗検出
装置)、36……比較器(信号出力装置)、38……設
定器。
Claims (1)
- 【請求項1】ロッドの外径にスリーブの内径をはめ合わ
せ、油圧力によって両者間の摩擦力を制御することによ
りロッドとスリーブとを互いに締結し又は解放する摩擦
式クランプ装置において、 スリーブとロッドとの接触部の電気抵抗を検出する電気
抵抗検出装置と、スリーブとロッドが締結された状態で
電気抵抗検出装置によって検出される電気抵抗が所定の
設定値よりも大きくなったときに電気的信号を出力する
信号出力装置と、を有することを特徴とする摩擦式クラ
ンプ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27866386A JPH0621829B2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | 摩擦式クランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27866386A JPH0621829B2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | 摩擦式クランプ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63133031A JPS63133031A (ja) | 1988-06-04 |
| JPH0621829B2 true JPH0621829B2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=17600421
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27866386A Expired - Lifetime JPH0621829B2 (ja) | 1986-11-25 | 1986-11-25 | 摩擦式クランプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0621829B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5824737B2 (ja) | 2012-01-24 | 2015-11-25 | ジヤトコ株式会社 | ハイブリッド車のエンジン始動制御装置 |
-
1986
- 1986-11-25 JP JP27866386A patent/JPH0621829B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5824737B2 (ja) | 2012-01-24 | 2015-11-25 | ジヤトコ株式会社 | ハイブリッド車のエンジン始動制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63133031A (ja) | 1988-06-04 |
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