JPH06218496A - 液体金属鋳型による水平連続鋳造装置およびその鋳造開始方法 - Google Patents
液体金属鋳型による水平連続鋳造装置およびその鋳造開始方法Info
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- JPH06218496A JPH06218496A JP2846993A JP2846993A JPH06218496A JP H06218496 A JPH06218496 A JP H06218496A JP 2846993 A JP2846993 A JP 2846993A JP 2846993 A JP2846993 A JP 2846993A JP H06218496 A JPH06218496 A JP H06218496A
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- Japan
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- casting
- chamber
- molten metal
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- mold
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、液体金属鋳型を使用して連続鋳造
における設備コストの低減を図った水平連続鋳造装置お
よびその鋳造開始方法を提供する。 【構成】 水平に設置された鋳型容器1内に垂直に隔壁
2a〜dを設けて複数の鋳造室4a〜dに分割し、この
一端側を注入室3とし、鋳型容器の2分の1高さ付近に
注入室より他端側の鋳造室に向かって鋳片の鋳造通路5
を形成し、他端側の鋳型容器壁の上半部を上下動可能な
ゲート6を設け、さらに注入室には溶湯の注入ノズル
と、各鋳造室には鋳造方向に平行に磁場を形成する電磁
コイル8a〜dを設けた液体金属鋳型による水平連続鋳
造装置である。 【効果】 複雑な板厚変更設備を要せずに板厚変更が可
能、かつ支持機構,ロール等もなくなって設備が簡単に
なり、設備コストの低減を図り得る。
における設備コストの低減を図った水平連続鋳造装置お
よびその鋳造開始方法を提供する。 【構成】 水平に設置された鋳型容器1内に垂直に隔壁
2a〜dを設けて複数の鋳造室4a〜dに分割し、この
一端側を注入室3とし、鋳型容器の2分の1高さ付近に
注入室より他端側の鋳造室に向かって鋳片の鋳造通路5
を形成し、他端側の鋳型容器壁の上半部を上下動可能な
ゲート6を設け、さらに注入室には溶湯の注入ノズル
と、各鋳造室には鋳造方向に平行に磁場を形成する電磁
コイル8a〜dを設けた液体金属鋳型による水平連続鋳
造装置である。 【効果】 複雑な板厚変更設備を要せずに板厚変更が可
能、かつ支持機構,ロール等もなくなって設備が簡単に
なり、設備コストの低減を図り得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体金属鋳型を使用し
て金属板の連続鋳造を行う水平連続鋳造装置およびその
鋳造開始方法に関する。
て金属板の連続鋳造を行う水平連続鋳造装置およびその
鋳造開始方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ブルーム,ビレットまたは板材等
の鋳片を連続鋳造方式により製造するには、主として固
定鋳型による竪型の連続鋳造装置,双ベルト式竪型連続
鋳造装置または単ベルトによる水平連続鋳造装置が使用
されていた。
の鋳片を連続鋳造方式により製造するには、主として固
定鋳型による竪型の連続鋳造装置,双ベルト式竪型連続
鋳造装置または単ベルトによる水平連続鋳造装置が使用
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの連続鋳造装置
では、半凝固状態の鋳片が固体鋳型,ベルトまたはロー
ル等と固体接触することから、鋳片変形が拘束されてこ
れが割れ発生の原因となり、また鋳片の初期凝固に不均
一が生じて鋳片表面に凹凸が発生する。さらには設備面
から冷却,鋳片支持機構等が大規模となり、設備コスト
が過大となる問題点があった。
では、半凝固状態の鋳片が固体鋳型,ベルトまたはロー
ル等と固体接触することから、鋳片変形が拘束されてこ
れが割れ発生の原因となり、また鋳片の初期凝固に不均
一が生じて鋳片表面に凹凸が発生する。さらには設備面
から冷却,鋳片支持機構等が大規模となり、設備コスト
が過大となる問題点があった。
【0004】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
液体金属鋳型を使用して連続鋳造における設備コストの
低減を図った水平連続鋳造装置およびその鋳造開始方法
を提供する。
液体金属鋳型を使用して連続鋳造における設備コストの
低減を図った水平連続鋳造装置およびその鋳造開始方法
を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の鋳造装置は、水
平に設置された方形の鋳型容器内に垂直に隔壁を設けて
容器内を複数の鋳造室に分割し、該鋳造室の一端側を注
入室とし、該鋳型容器の2分の1高さ付近に注入室より
他端側の鋳造室に向かって全幅に亘り鋳片の鋳造通路を
形成するとともに、他端側の鋳型容器壁の鋳造通路上側
に上下動可能なゲートを設け、さらに前記注入室には溶
湯の注入ノズルと、各鋳造室には鋳造方向に平行に磁場
を形成して鋳造室内の温度を制御する電磁コイルを設け
たことを特徴とする液体金属鋳型による水平連続鋳造装
置である。
平に設置された方形の鋳型容器内に垂直に隔壁を設けて
容器内を複数の鋳造室に分割し、該鋳造室の一端側を注
入室とし、該鋳型容器の2分の1高さ付近に注入室より
他端側の鋳造室に向かって全幅に亘り鋳片の鋳造通路を
形成するとともに、他端側の鋳型容器壁の鋳造通路上側
に上下動可能なゲートを設け、さらに前記注入室には溶
湯の注入ノズルと、各鋳造室には鋳造方向に平行に磁場
を形成して鋳造室内の温度を制御する電磁コイルを設け
たことを特徴とする液体金属鋳型による水平連続鋳造装
置である。
【0006】また本発明の鋳造開始方法は、水平に設置
された方形の鋳型容器内に垂直に隔壁を設けて容器内を
複数の鋳造室に分割し、該鋳造室の一端側を注入室と
し、該鋳型容器の2分の1高さ付近に注入室より他端側
の鋳造室に向かって全幅に亘り鋳片の鋳造通路を形成す
るとともに、他端側の鋳型容器壁の鋳造通路上側に上下
動可能なゲートを設けて成る液体金属鋳型による水平連
続鋳造装置から鋳片を引き抜いて鋳造開始するに当た
り、先ずこの他端側のゲートに所定厚さ、すなわち得よ
うとする鋳片厚さ相当のダミーバーを挟み込み、次いで
鋳型容器の2分の1に相当する高さ付近を境として、注
入する溶湯より密度の大なる高温溶融体を下半分に、ま
た注入する溶湯より密度の小なる高温溶融体を上半分に
充填し、引き続き注入室に設けた注入ノズルより溶湯を
上下の高温溶融体の境界面に注入しながら溶湯を鋳造室
に誘導し、該鋳造室では電磁コイルにより磁場を形成し
て上下の高温溶融体の温度を調整することにより溶湯を
冷却するとともに、他端側の鋳造室において前記ダミー
バーとその表面に誘導されてきた溶湯とを溶着させたの
ちこの溶湯をダミーバー表面で凝固させ、しかる後にダ
ミーバーを引き抜くことを特徴とする液体金属鋳型によ
る水平連続鋳造装置の鋳造開始方法である。
された方形の鋳型容器内に垂直に隔壁を設けて容器内を
複数の鋳造室に分割し、該鋳造室の一端側を注入室と
し、該鋳型容器の2分の1高さ付近に注入室より他端側
の鋳造室に向かって全幅に亘り鋳片の鋳造通路を形成す
るとともに、他端側の鋳型容器壁の鋳造通路上側に上下
動可能なゲートを設けて成る液体金属鋳型による水平連
続鋳造装置から鋳片を引き抜いて鋳造開始するに当た
り、先ずこの他端側のゲートに所定厚さ、すなわち得よ
うとする鋳片厚さ相当のダミーバーを挟み込み、次いで
鋳型容器の2分の1に相当する高さ付近を境として、注
入する溶湯より密度の大なる高温溶融体を下半分に、ま
た注入する溶湯より密度の小なる高温溶融体を上半分に
充填し、引き続き注入室に設けた注入ノズルより溶湯を
上下の高温溶融体の境界面に注入しながら溶湯を鋳造室
に誘導し、該鋳造室では電磁コイルにより磁場を形成し
て上下の高温溶融体の温度を調整することにより溶湯を
冷却するとともに、他端側の鋳造室において前記ダミー
バーとその表面に誘導されてきた溶湯とを溶着させたの
ちこの溶湯をダミーバー表面で凝固させ、しかる後にダ
ミーバーを引き抜くことを特徴とする液体金属鋳型によ
る水平連続鋳造装置の鋳造開始方法である。
【0007】
【作用】本発明は、鋳型容器の2分の1高さ付近を境と
して、注入する溶湯より密度の大なる高温溶融体を下半
分に、また密度の小なる高温溶融体を上半分に充填して
液体金属鋳型を形成し、この上下高温溶融体の境界面に
溶湯を注入する。
して、注入する溶湯より密度の大なる高温溶融体を下半
分に、また密度の小なる高温溶融体を上半分に充填して
液体金属鋳型を形成し、この上下高温溶融体の境界面に
溶湯を注入する。
【0008】この場合鋳型容器の下半分に充填する高温
溶融体は、注入する溶湯の融点TLAよりも低い融点TLB
を有し、かつ溶湯の密度ρA よりも大なる密度ρB の高
温溶融体を使用する。また上半分に充填する高温溶融体
は、注入する溶湯TLAの融点よりも低い融点TLCを有
し、かつ小なる密度ρC の高温溶融体を使用する。即ち
融点は、TLB,TLC<TLAとなり、密度はρC <ρA <
ρB となる。
溶融体は、注入する溶湯の融点TLAよりも低い融点TLB
を有し、かつ溶湯の密度ρA よりも大なる密度ρB の高
温溶融体を使用する。また上半分に充填する高温溶融体
は、注入する溶湯TLAの融点よりも低い融点TLCを有
し、かつ小なる密度ρC の高温溶融体を使用する。即ち
融点は、TLB,TLC<TLAとなり、密度はρC <ρA <
ρB となる。
【0009】また溶湯は、その注入室においては溶融状
態で温度はまだ充分高く、この時の温度をTi とする
と、Ti >TLA,TLB,TLCであるが、鋳造室の出口近
くでは上下それぞれの溶融体により抜熱されて凝固を開
始し、その時の温度をTO とすると、TLB,TLC<TO
<TLAと変化する。このように溶湯を上下高温溶融体に
て挟み込みながら溶湯を支持,冷却して鋳造する。
態で温度はまだ充分高く、この時の温度をTi とする
と、Ti >TLA,TLB,TLCであるが、鋳造室の出口近
くでは上下それぞれの溶融体により抜熱されて凝固を開
始し、その時の温度をTO とすると、TLB,TLC<TO
<TLAと変化する。このように溶湯を上下高温溶融体に
て挟み込みながら溶湯を支持,冷却して鋳造する。
【0010】ここで例えば鋼を鋳造する場合には、密
度,融点等の観点より、下半分に充填する高温溶融体と
しては銀(Ag),上半分に充填する高温溶融体として
は転炉スラグ,連鋳用溶融パウダー等が適している。
度,融点等の観点より、下半分に充填する高温溶融体と
しては銀(Ag),上半分に充填する高温溶融体として
は転炉スラグ,連鋳用溶融パウダー等が適している。
【0011】各鋳造室では、高温溶融体により溶湯を抜
熱して凝固温度まで冷却するが、この場合、鋳造室相互
で高温溶融体が流動すると溶湯の抜熱効果が低下すると
ともに冷却バランスが崩れるので、隔壁により鋳造室相
互の溶融体の流動を阻止して各鋳造室が所定の温度傾度
を保つように制御される。このために鋳造室毎に鋳造方
向に平行に磁場を形成する電磁コイルを設け、各室の高
温溶融体の流動を抑止しながら温度を制御する。
熱して凝固温度まで冷却するが、この場合、鋳造室相互
で高温溶融体が流動すると溶湯の抜熱効果が低下すると
ともに冷却バランスが崩れるので、隔壁により鋳造室相
互の溶融体の流動を阻止して各鋳造室が所定の温度傾度
を保つように制御される。このために鋳造室毎に鋳造方
向に平行に磁場を形成する電磁コイルを設け、各室の高
温溶融体の流動を抑止しながら温度を制御する。
【0012】鋳型容器他端側の鋳片出口では、鋳造開始
に先立って容器側壁に上下動可能としたゲートに所定厚
さのダミーバーを挟み込み、鋳造室に誘導された溶湯と
ダミーバーを溶着させるとともに溶湯を凝固させ、しか
る後鋳造室内で凝固形成された鋳片とともにダミーバー
を引き抜く。
に先立って容器側壁に上下動可能としたゲートに所定厚
さのダミーバーを挟み込み、鋳造室に誘導された溶湯と
ダミーバーを溶着させるとともに溶湯を凝固させ、しか
る後鋳造室内で凝固形成された鋳片とともにダミーバー
を引き抜く。
【0013】なおゲートは、鋳造中は容器側壁との間に
所定厚さを維持し、形成される鋳片の板厚を制御して所
定板厚の鋳片として鋳造容器から抽出するように作用す
る。
所定厚さを維持し、形成される鋳片の板厚を制御して所
定板厚の鋳片として鋳造容器から抽出するように作用す
る。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は液体金属鋳型による水平連続鋳造装置と、本
装置による鋳造開始方法を示す側断面図,図2は図1の
中央部付近A−A部の断面図である。
る。図1は液体金属鋳型による水平連続鋳造装置と、本
装置による鋳造開始方法を示す側断面図,図2は図1の
中央部付近A−A部の断面図である。
【0015】先ず水平連続鋳造装置は、水平に設置され
た方形の鋳型容器1内に垂直に隔壁2a〜2dを設けて
容器1内を複数の鋳造室4a〜4dに分割し、この鋳造
室の一端側に溶湯の注入室3を設ける。
た方形の鋳型容器1内に垂直に隔壁2a〜2dを設けて
容器1内を複数の鋳造室4a〜4dに分割し、この鋳造
室の一端側に溶湯の注入室3を設ける。
【0016】この鋳型容器1の2分の1高さ付近に、注
入室3より他端側の鋳造室4d向かって全幅に亘り方形
の鋳片の鋳造通路5を形成するとともに、他端側の鋳型
容器1壁の上半部には上下動可能なゲート6を設ける。
入室3より他端側の鋳造室4d向かって全幅に亘り方形
の鋳片の鋳造通路5を形成するとともに、他端側の鋳型
容器1壁の上半部には上下動可能なゲート6を設ける。
【0017】さらに注入室3には、溶湯鍋7から垂下し
た注入ノズル7aを注入室3のほぼ中央付近まで挿入
し、注入ノズルの途中に溶湯の流量計7bを取り付け
る。また各鋳造室4a〜4dには鋳造方向に平行に磁場
を形成する電磁コイル8a〜8dを設ける。なお鋳型容
器1の側壁の上半分および下半分の適宜位置に液体レベ
ル制御管9a,9bを取り付ける。
た注入ノズル7aを注入室3のほぼ中央付近まで挿入
し、注入ノズルの途中に溶湯の流量計7bを取り付け
る。また各鋳造室4a〜4dには鋳造方向に平行に磁場
を形成する電磁コイル8a〜8dを設ける。なお鋳型容
器1の側壁の上半分および下半分の適宜位置に液体レベ
ル制御管9a,9bを取り付ける。
【0018】次にこの鋳造装置による鋳造開始方法を説
明する。先ず容器の他端側側壁に設けたゲート6に所定
厚さのダミーバー12を挟み込み、次いで鋳型容器の2
分の1高さ付近を境として、注入する溶湯より密度の大
なる高温溶融体10a例えば溶融銀を下半分に、また密
度の小なる高温溶融体10b例えば溶融転炉スラグを上
半分に充填する。
明する。先ず容器の他端側側壁に設けたゲート6に所定
厚さのダミーバー12を挟み込み、次いで鋳型容器の2
分の1高さ付近を境として、注入する溶湯より密度の大
なる高温溶融体10a例えば溶融銀を下半分に、また密
度の小なる高温溶融体10b例えば溶融転炉スラグを上
半分に充填する。
【0019】次いで、溶湯鍋7から垂下した注入ノズル
7aを介して注入室3に溶湯を注入し、上下高温溶融体
10a,10bの境界面に充填する。溶湯はこの境界面
で水平方向に拡散しながら、上流側の鋳造室4aから下
流側の鋳造室4dに誘導される。
7aを介して注入室3に溶湯を注入し、上下高温溶融体
10a,10bの境界面に充填する。溶湯はこの境界面
で水平方向に拡散しながら、上流側の鋳造室4aから下
流側の鋳造室4dに誘導される。
【0020】この誘導の過程において、各鋳造室4a〜
4dでは高温溶融体10a,10bが所定の温度傾度に
より、冷却バランスを保って溶湯が徐々に冷却,凝固す
るように電磁コイル8a〜8bにより各鋳造室4a〜4
dの高温溶融体の流動を抑止しながら温度制御し、溶湯
は上下高温溶融体10a,10bにより両面から抜熱さ
れ、凝固温度まで徐々に冷却する。
4dでは高温溶融体10a,10bが所定の温度傾度に
より、冷却バランスを保って溶湯が徐々に冷却,凝固す
るように電磁コイル8a〜8bにより各鋳造室4a〜4
dの高温溶融体の流動を抑止しながら温度制御し、溶湯
は上下高温溶融体10a,10bにより両面から抜熱さ
れ、凝固温度まで徐々に冷却する。
【0021】鋳型容器他端側の鋳造室4dまで達した溶
湯は、ここでゲート6に挟み込まれたダミーバー12に
溶着するとともに、さらに溶湯は冷却されて凝固し鋳片
11が形成される。しかる後この形成された鋳片11は
ダミーバー12によって引き抜かれ、事後鋳造作業が継
続される。
湯は、ここでゲート6に挟み込まれたダミーバー12に
溶着するとともに、さらに溶湯は冷却されて凝固し鋳片
11が形成される。しかる後この形成された鋳片11は
ダミーバー12によって引き抜かれ、事後鋳造作業が継
続される。
【0022】鋳造作業の継続中は、鋳型容器1内で形成
される鋳片に厚さむらが生じないように、鋳片11の抽
出速度に応じて注入ノズルに取り付けた流量計7bによ
り溶湯の注入量を監視し制御する。このようにしてゲー
ト6より所望板厚の連続鋳造鋳片11が連続して得られ
る。
される鋳片に厚さむらが生じないように、鋳片11の抽
出速度に応じて注入ノズルに取り付けた流量計7bによ
り溶湯の注入量を監視し制御する。このようにしてゲー
ト6より所望板厚の連続鋳造鋳片11が連続して得られ
る。
【0023】なお上下高温溶融体10a,10bは、液
体レベル制御管9a,9bにより常に正常な液量および
液面レベルに保たれる。また容器上半分に充填される高
温溶融体10bの表面にはパウダー13が散布され、溶
湯および高温溶融体中の介在物を捕捉するとともに鋳型
容器1を保温する。
体レベル制御管9a,9bにより常に正常な液量および
液面レベルに保たれる。また容器上半分に充填される高
温溶融体10bの表面にはパウダー13が散布され、溶
湯および高温溶融体中の介在物を捕捉するとともに鋳型
容器1を保温する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、鋳
造鋳型として高温溶融体等の液体金属鋳型を使用してい
るので、鋳造の段階で鋳片が固体接触することはなく、
従って鋳片変形が自由になって、拘束割れが減少すると
ともに鋳片初期凝固が均一化され、さらには介在物の捕
捉も容易となり、凹凸もなくって美麗な表面の鋳片が得
られる。
造鋳型として高温溶融体等の液体金属鋳型を使用してい
るので、鋳造の段階で鋳片が固体接触することはなく、
従って鋳片変形が自由になって、拘束割れが減少すると
ともに鋳片初期凝固が均一化され、さらには介在物の捕
捉も容易となり、凹凸もなくって美麗な表面の鋳片が得
られる。
【0025】またこの鋳造開始に当たっては、鋳型容器
に設けたゲートに所定厚さのダミーバーを挟み込むだけ
で容易に鋳造開始が可能であり、また板厚変更に対して
も容易に対応でき、鋳造初期における歩留りの低下を最
小限に抑えることができる。
に設けたゲートに所定厚さのダミーバーを挟み込むだけ
で容易に鋳造開始が可能であり、また板厚変更に対して
も容易に対応でき、鋳造初期における歩留りの低下を最
小限に抑えることができる。
【0026】さらには本装置は、複雑な板厚変更設備を
要せずに板厚変更が容易であり、大規模な冷却,支持機
構,ロール等もなくなって設備が簡単になり、コストの
低減を図り得る。
要せずに板厚変更が容易であり、大規模な冷却,支持機
構,ロール等もなくなって設備が簡単になり、コストの
低減を図り得る。
【図1】液体金属鋳型による水平連続鋳造装置と、本装
置による鋳造の方法を示す側断面図である。
置による鋳造の方法を示す側断面図である。
【図2】図1の中央部付近A−A部の断面図である。
1 鋳型容器 2a〜2d 隔壁 3 注入室 4a〜4d 鋳造室 5 鋳造通路 6 ゲート 7 溶湯鍋 7a 注入ノズル 7b 流量計 8a〜8d 電磁コイル 9a,9b 液体レベル制御管 10a,10b 高温溶融体 11 鋳片 12 ダミーバー 13 パウダー
Claims (2)
- 【請求項1】 水平に設置された方形の鋳型容器内に垂
直に隔壁を設けて容器内を複数の鋳造室に分割し、該鋳
造室の一端側を注入室とし、該鋳型容器の2分の1高さ
付近に注入室より他端側の鋳造室に向かって全幅に亘り
鋳片の鋳造通路を形成するとともに、他端側の鋳型容器
壁の鋳造通路上側に上下動可能なゲートを設け、さらに
前記注入室には溶湯の注入ノズルと、各鋳造室には鋳造
方向に平行に磁場を形成して鋳造室内の温度を制御する
電磁コイルを設けたことを特徴とする液体金属鋳型によ
る水平連続鋳造装置。 - 【請求項2】 水平に設置された方形の鋳型容器内に垂
直に隔壁を設けて容器内を複数の鋳造室に分割し、該鋳
造室の一端側を注入室とし、該鋳型容器の2分の1高さ
付近に注入室より他端側の鋳造室に向かって全幅に亘り
鋳片の鋳造通路を形成するとともに、他端側の鋳型容器
壁の鋳造通路上側に上下動可能なゲートを設けて成る液
体金属鋳型による水平連続鋳造装置から鋳片を引き抜い
て鋳造開始するに当たり、先ずこの他端側のゲートに所
定厚さのダミーバーを挟み込み、次いで鋳型容器の2分
の1に相当する高さを境として、注入する溶湯より密度
の大なる高温溶融体を下半分に、また注入する溶湯より
密度の小なる高温溶融体を上半分に充填し、引き続き注
入室に設けた注入ノズルより溶湯を上下の高温溶融体の
境界面に注入しながら溶湯を鋳造室に誘導し、該鋳造室
では電磁コイルにより磁場を形成して上下の高温溶融体
の温度を調整することにより溶湯を冷却するとともに、
他端側の鋳造室において前記ダミーバーとその表面に誘
導されてきた溶湯とを溶着させたのちこの溶湯をダミー
バー表面で凝固させ、しかる後にダミーバーを引き抜く
ことを特徴とする液体金属鋳型による水平連続鋳造装置
の鋳造開始方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2846993A JPH06218496A (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 液体金属鋳型による水平連続鋳造装置およびその鋳造開始方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2846993A JPH06218496A (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 液体金属鋳型による水平連続鋳造装置およびその鋳造開始方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06218496A true JPH06218496A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=12249516
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2846993A Withdrawn JPH06218496A (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 液体金属鋳型による水平連続鋳造装置およびその鋳造開始方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06218496A (ja) |
-
1993
- 1993-01-26 JP JP2846993A patent/JPH06218496A/ja not_active Withdrawn
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