JPH0621868Y2 - 押出チユ−ブ容器 - Google Patents

押出チユ−ブ容器

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JPH0621868Y2
JPH0621868Y2 JP1986049718U JP4971886U JPH0621868Y2 JP H0621868 Y2 JPH0621868 Y2 JP H0621868Y2 JP 1986049718 U JP1986049718 U JP 1986049718U JP 4971886 U JP4971886 U JP 4971886U JP H0621868 Y2 JPH0621868 Y2 JP H0621868Y2
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throttle passage
passage
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JP1986049718U
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健三 片山
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Daiwa Can Co Ltd
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Daiwa Can Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は練りわさび、練りがらし等に使用する押出チュ
ーブ容器、特にチューブ容器の内容物を絞出す際に、チ
ューブ容器のノズル部付近にある内容物の一部が空気を
伴って容器本体内に逆流するのを有効に防止する押出チ
ューブ容器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の押出チューブ容器は、ポリエチレン等の
比較的弾性に富んだ材料を主として押出しブロー成形で
一体に製造するのが普通である。
チューブ本体を押圧して内容物を絞出すと、チューブ本
体の復元力によって外気を吸込むいわゆるエアーバック
が生じ、エアーバックされた空気によって内容物が変質
したり、あるいは内容物が乾燥し硬化する等して保存性
に問題があった。またエアーバックを生ずると、次回使
用時において内容物を絞り出す際に、内容物がその中に
空気を巻込んだ状態で排出され、不快音を発する等の問
題があった。
このエアーバックを防止するため、例えば特開昭59−
163167号公報に示されるように、容器本体と出口
ノズルとの間にオリフィス通路と滞留部とを設け、内容
物の粘度に応じてオリフィス通路と滞留部との断面積の
比を定め、容器本体の弾性回復力によって滞留部の内容
物が吸引される際、オリフィス通路によって、蓋を締め
るまでの短時間内のエアーバックを防止するものが提案
されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
押出用チューブ容器は、単層又は多層の熱可塑性樹脂パ
リソンの押出しブロー成形により一体に製造される。前
記の従来技術におけるオリフィス通路は、パリソン口径
を金型と噛合せて周囲から狭搾し、中心部に各種形状の
狭い通路を形成したものであり、内容物の粘度によって
相違はあるものの、オリフィス通路の断面積が滞留部の
断面積の少なくとも半分又はそれ以下となるように、オ
リフィス通路の囲りを絞り込まなければならないもので
ある。このため、エアバック防止効果を高めるためオリ
フィス通路の断面積を単に小さくすると、押出しブロー
成形時の絞り込み量が大となるので、バリとして金型に
噛み込まれ、後に除去する必要のあるバリ量を大とせざ
るを得なくなり、局部的に肉厚が薄くなり易く、容器材
料として多層ラミネート樹脂を使用した場合は、バリヤ
層に亀裂を生ずる恐れもあり、酸素バリヤ性等の性能を
低下させる原因となる。
本考案は、これらの問題点の解決を目的とするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
本考案は、粘性内容物を充填する容器本体と出口ノズル
との間の通路を局部的に狭搾して絞り通路を形成する可
撓性合成樹脂製の押出チューブにおいて、前記絞り通路
を前記容器本体と出口ノズルとの間の通路に2箇所設
け、容器本体側の絞り通路の断面積を出口ノズル側の絞
り通路の断面積より大とすると共に、これら両絞り通路
の出口ノズル側にそれぞれ滞留部を設けた押出チューブ
容器である。
キャップを締めるまでの短時間内におけるエアーバック
を防止するためには、内容物の吸引速度を低下させれば
よい。本考案では、押出チューブ容器の容器本体と出口
ノズルとの間の通路に、絞り通路を2箇所設けることと
したため、押出チューブ容器から指を離した場合に、各
絞り部の出口側に滞留する内容物の容器本体側への吸引
速度は、それぞれの絞り通路で減殺されてエアーバック
を有効に防止できる。
したがって、それぞれの絞り通路の断面積を大とするこ
とができ、特に、容器本体側の絞り通路の断面積を従来
にものに比べて大幅に大としてもエアーバックを有効に
防止できるので、押出しブロー成形時における容器本体
側絞り通路成形のための絞り込み量を大幅に減少させる
ことができる。
更に、絞り通路の断面積を容器本体側大、出口ノズル側
小としたので、たとえ内容物の粘度がかなり高くても、
容器胴部の押圧により容器本体側の絞り通路を通過した
内容物は、この絞り通路によって規制された断面積より
も小さい断面積の出口ノズル側の絞り通路を通る際に必
ずその一部を両絞り通路間の滞留部に残すことになり、
その結果、所要量の内容物が出口ノズルの外へ押出され
るころには、この滞留物は内容物で満たされることにな
る。したがって、粘度の高い内容物であっても、本考案
はエアバック防止効果を必ず発現することができる。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、押出チューブ
容器の首部を右側は断面で示してある。第1図(A),
(B)は、それぞれ第1図のA−A線,B−B線による
断面図である。
1は押出チューブ容器本体と一体に形成された肩部、2
は出口ノズルに連なるほぼ円錐形の上部滞留部、3はキ
ャップ螺着用のネジ、4は下部滞留部、5は上部絞り通
路7を形成するための上部狭搾部、6は下部絞り通路8
を形成するための下部狭搾部である。
この押出チューブ容器は、ポリエチレン等のような比較
的弾性に富んだ合成樹脂を主体とし、ガスバリヤ特性を
持たせるため2〜6層からなるラミネート構造とした合
成樹脂を押出しブロー成形により、一体的に形成するも
のである。
多層合成樹脂パリソンの押出しブロー成形に際し、円形
の絞り通路7,8を形成するため、凹状金型を左右から
噛合せて、対向する2方向から中心に向って狭搾し、放
射方向外方にリブを同時に成形する。
チューブを一体押出しブロー成形した後、ネジ3に蓋を
螺着して出口ノズルをシールし、内容物を充填してから
容器底部を密封する。
この実施例による具体例のテスト結果を次に示す。
上部滞留部2の内径を 7.5mm 上部絞り通路7の内径を 3.5mm 下部滞留部4の内径を 9.5mm 下部絞り通路8の内径を 7.0mm 容器本体胴部の径を 25.0mm 容器本体胴部の厚さ 0.4mm に成形したチューブに、内容物として練りわさび、練り
からし、ジャム、歯磨を充填し、内容物の押出特性とエ
アーバック防止のための逆流防止効果をテストした。
何れの場合も内容物の押出はスムースに行なわれたが、
逆流防止効果は、内容物によりそれぞれ差異を生じた。
練りわさび、歯磨では、30秒経過してもチューブ容器
本体胴部は押出状態を保持しているが、練りからし、ジ
ャムの場合は、押出状態に保持されている時間はそれぞ
れ20秒、15秒であつた。
そこで、上部絞り通路7の内径を3.5mmから3.0
mmにしたチューブ容器でテストしたところ、内容物が
ジャムの場合でも20秒間容器本体胴部は押出状態を保
持した。
このテスト結果から、内容物の粘度に応じ、下部絞り通
路8の内径を変更しなくもて、上部絞り通路7の内径を
変えればよいことが分つた。
この具体例では、下部滞留部4に対する下部絞り通路8
の断面積は1/2以上であり、押出しブロー成形時に金
型による下部狭搾部6におけるパリソンの狭搾量が少く
なり、下部絞り通路部分にラミネート層の破断や肉厚の
不均一を生ずるおそれがない。
下部絞り通路は容器本体に接する部分であり、この部分
に欠陥があると内容物の変質を生ずるおそれがある。一
方、上部絞り通路7は、その成形時に大きく狭搾しなけ
ればならないが、この部分の内方側に下部滞留部4及び
下部絞り通路8があり、通常の状態でこの部分に内容物
が存在しているので、上部絞り通路7の周壁部に欠陥が
生じたとしても、容器本体内にあるの内容物には影響が
少ない。
第2図に別の実施例を示す。チューブ容器の首部の上下
2箇所に絞り通路を設けることは、前記実施例と同じで
あるが、両絞り通路17,18がほぼ矩形となるように
狭搾部15,16を成形する。上部絞り通路17と下部
絞り通路18とは、矩形の向きが90°ずらせた配置と
なつている。
この実施例では、内容物が容器本体側に吸引されるとき
に、矩形の絞り通路の中心部の流れが速く、出口ノズル
側から両絞り通路を見たとき空洞として見える部分が実
質的な通路を形成することとなるため、下部絞り通路1
8の断面積の下部滞留部の断面積に対する比が大きくて
も、逆流防止効果は大きくなる。
第3図の実施例では、上部絞り通路27は、同図(A)
に示すように円形であるが、下部絞り通路28は同図
(B)に示すように、狭搾部26が両側から通路の中心
部まで達しており、絞り通路が2つの通路に分割されて
いる。
この実施例では、内容物が容器本体側に吸引されるとき
に、上部絞り通路27の中心部を通る流れの速い内容物
は、下部絞り通路28の中央部が塞がつているため、そ
の速度が弱められる。更に、下部絞り通路で2つに分流
するか、両通路の抵抗に差があれば、一方に大部分が流
れることになり、流れの抵抗が相乗的に増大し、逆流防
止効果が大きく、内容物の粘度が高い場合に特に有効で
ある。
第4図に示す実施例では、上部絞り通路37も同図
(A)に示すように実質的に2通路に分割されており、
同図(B)に示す下部絞り通路38も同様であるが、成
形の際狭搾部36の位置は、上部絞り通路の狭搾部35
に対しその位置を90°ずらせてある。
この実施例の場合は、上下部絞り通路の中心部が塞がれ
ており、上下2通路の分割方向がずれているため、流れ
の方向が大きく変り、内容物の逆流時の抵抗が大とな
り、内容物の流速を低下させ、エアーバック防止の効果
が大きい。
なお、絞り通路の形状は、各実施例に示した円、矩形を
基本としたものに限らず、第4図(A)に示すように楕
円を基本としたものであつてもよく、また多角形等適宜
の形状を選定できる。
〔考案の効果〕
本考案は、絞り通路を直列的に2箇所設けたので、従来
のものより各絞り通路の断面積を大きくしても、有効に
エアーバックが防止できる。
特に、容器本体に直接接続する側の絞り通路の断面積は
従来の絞り通路の断面積に比べて大幅に大とでき、押出
しブロー成形時におけるこの絞り通路成形のための絞り
込み量を大幅に減少させることが可能となり、容器本体
に直接接続する側の絞り通路の成形加工に無理が少くな
るので、内容物の密閉性に直接関与するチューブ容器構
成部位に亀裂や薄肉部を生ずる恐れがなく、酸素バリヤ
性等の性能が低下することがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すもので、押出チューブ
容器の首部を右側は断面で示してある。第1図(A),
(B)は、それぞれ第1図のA−A線,B−B線による
断面図である。第2図ないし第4図は、それぞれ本考案
の別の実施例を示すもので、各図の(A),(B)図は
それぞれの図のA−A線,B−B線による断面図であ
る。 図において、1は容器本体の肩部、2は上部滞留部、3
は蓋取付ネジ、4は下部滞留部、5は上部狭搾部、6は
下部狭搾部、7は上部絞り通路、8は下部絞り通路を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘性内容物を充填する容器本体と出口ノズ
    ルとの間の通路を局部的に狭搾して絞り通路を形成する
    可撓性合成樹脂製の押出チューブにおいて、前記絞り通
    路を前記容器本体と出口ノズルとの間の通路に2箇所設
    け、容器本体側の絞り通路の断面積を出口ノズル側の絞
    り通路の断面積より大とすると共に、これら両絞り通路
    の出口ノズル側にそれぞれ滞留部を設けたことを特徴と
    する押出チューブ容器。
JP1986049718U 1986-04-04 1986-04-04 押出チユ−ブ容器 Expired - Lifetime JPH0621868Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986049718U JPH0621868Y2 (ja) 1986-04-04 1986-04-04 押出チユ−ブ容器

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986049718U JPH0621868Y2 (ja) 1986-04-04 1986-04-04 押出チユ−ブ容器

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Publication Number Publication Date
JPS62161650U JPS62161650U (ja) 1987-10-14
JPH0621868Y2 true JPH0621868Y2 (ja) 1994-06-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59163167A (ja) * 1983-02-28 1984-09-14 東洋製罐株式会社 内容物の押出用包装体

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JPS62161650U (ja) 1987-10-14

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