JPH06219474A - カップ容器及びその製造方法 - Google Patents
カップ容器及びその製造方法Info
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- JPH06219474A JPH06219474A JP5008911A JP891193A JPH06219474A JP H06219474 A JPH06219474 A JP H06219474A JP 5008911 A JP5008911 A JP 5008911A JP 891193 A JP891193 A JP 891193A JP H06219474 A JPH06219474 A JP H06219474A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】熱湯を注いで食するみそ汁等の食品のカップ容
器において、易焼却が出来、しかもカップ容器本体のス
タッキング性がよく、保存時、輸送時などにおいて空間
を節約できるようにする。 【構成】外カップ10は、上縁開口端には係合部11が形成
され、下端部には糸じり12が形成されている。外カップ
10は、ポリエチレンフィルムがラミネートされた紙を貼
付することにより形成されている。内カップ20は、胴部
の外面21が外カップ10の同部の内面13に、底の外面22が
外カップ10の底の内面14にそれぞれ略密着状態で嵌まり
こんでいる。巻締め部23が係合部11を巻締めて内カップ
20を外カップ10に固着している。内カップ20は、内側に
ポリプロピレンをラミネートした層と、ポリプロピレン
にタルクが50%混練された外層との2層構造で熱収縮性
を持って形成されている。
器において、易焼却が出来、しかもカップ容器本体のス
タッキング性がよく、保存時、輸送時などにおいて空間
を節約できるようにする。 【構成】外カップ10は、上縁開口端には係合部11が形成
され、下端部には糸じり12が形成されている。外カップ
10は、ポリエチレンフィルムがラミネートされた紙を貼
付することにより形成されている。内カップ20は、胴部
の外面21が外カップ10の同部の内面13に、底の外面22が
外カップ10の底の内面14にそれぞれ略密着状態で嵌まり
こんでいる。巻締め部23が係合部11を巻締めて内カップ
20を外カップ10に固着している。内カップ20は、内側に
ポリプロピレンをラミネートした層と、ポリプロピレン
にタルクが50%混練された外層との2層構造で熱収縮性
を持って形成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インスタントカップラ
ーメン、カレーなどの熱湯を注いだり電子レンジ加熱を
して食する食品の断熱性を有するカップ容器に関するも
のである。
ーメン、カレーなどの熱湯を注いだり電子レンジ加熱を
して食する食品の断熱性を有するカップ容器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の断熱性を有するカップ容
器は、ドンブリうどん、インスタントカップラーメン、
インスタント味噌汁等の熱湯を注いで食する商品用とし
て開発されており、発泡させたポリスチレン等の樹脂製
カップが主流である。
器は、ドンブリうどん、インスタントカップラーメン、
インスタント味噌汁等の熱湯を注いで食する商品用とし
て開発されており、発泡させたポリスチレン等の樹脂製
カップが主流である。
【0003】また、二重構造を持った容器も存在し、例
えば、図4に示すように、紙材からなる外カップ31と、
この外カップ31の内部に間隙32を介して設けられた内カ
ップ33とからなるものがある。
えば、図4に示すように、紙材からなる外カップ31と、
この外カップ31の内部に間隙32を介して設けられた内カ
ップ33とからなるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した発泡ポリスチ
レン等からなるカップ容器は、常圧下での水の沸騰点以
下を上限として使用されており、電子レンジでの使用に
はほとんど耐えられなかった。また、樹脂だけで形成さ
れているので、約10,000〜約11,000kcal/kgの燃焼発熱
量が焼却時に発生し、そして、ポリスチレン樹脂を使用
した場合は焼却時に黒煙を発し完全燃焼しにくいもので
あった。さらに、発泡樹脂で形成されているので、強度
を持たせるためにはある程度厚肉に形成しなければなら
ず、その結果、スタッキング性が悪くなるので、容積当
たりの輸送量や保管量が小さく、かつ、外気に触れる面
積が大きく、汚染されやすいものでもあった。
レン等からなるカップ容器は、常圧下での水の沸騰点以
下を上限として使用されており、電子レンジでの使用に
はほとんど耐えられなかった。また、樹脂だけで形成さ
れているので、約10,000〜約11,000kcal/kgの燃焼発熱
量が焼却時に発生し、そして、ポリスチレン樹脂を使用
した場合は焼却時に黒煙を発し完全燃焼しにくいもので
あった。さらに、発泡樹脂で形成されているので、強度
を持たせるためにはある程度厚肉に形成しなければなら
ず、その結果、スタッキング性が悪くなるので、容積当
たりの輸送量や保管量が小さく、かつ、外気に触れる面
積が大きく、汚染されやすいものでもあった。
【0005】また、上記二重構造のカップ容器は、断熱
層とする間隙が必要であるのでカップ容器本体の肉厚が
大きくなり、図5に示すように、スタッキング性が悪い
ものであった。したがって、上述した発泡樹脂のカップ
容器の場合と同様の問題点があった。
層とする間隙が必要であるのでカップ容器本体の肉厚が
大きくなり、図5に示すように、スタッキング性が悪い
ものであった。したがって、上述した発泡樹脂のカップ
容器の場合と同様の問題点があった。
【0006】本発明は、以上の問題点を解決し、断熱性
があって易焼却が出来、しかもカップ容器本体のスタッ
キング性がよく、保存時、輸送時などにおいて空間を節
約でき、かつ、汚されにくいカップ容器本体を提供する
こと目的とする。
があって易焼却が出来、しかもカップ容器本体のスタッ
キング性がよく、保存時、輸送時などにおいて空間を節
約でき、かつ、汚されにくいカップ容器本体を提供する
こと目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、本発明のカップ容器は、
紙を主体として形成された外カップと、この外カップの
内部に略密着状態で設けられた熱収縮性を持つように成
形された内カップとを有することを特徴として構成され
ている。
成するためになされたもので、本発明のカップ容器は、
紙を主体として形成された外カップと、この外カップの
内部に略密着状態で設けられた熱収縮性を持つように成
形された内カップとを有することを特徴として構成され
ている。
【0008】内カップは、熱収縮性を有しており、熱湯
の充填、電子レンジなどにより加熱されたとき収縮する
ものである。内カップを熱収縮性に形成するには、樹脂
の溶融点以下で固相圧力低温成形法により、樹脂の分子
間に配向(2軸延伸)をかけることにより行う。すなわ
ち、成形時に分子間の緊張熱固定を行わないことによ
り、加熱時に熱収縮が一定量発生するようにしたもので
ある。また、この分子配向された成形物は、常温時には
剛性、ガスバリヤー性、衝撃強度、引張強度が1.5〜3
倍強化されている。
の充填、電子レンジなどにより加熱されたとき収縮する
ものである。内カップを熱収縮性に形成するには、樹脂
の溶融点以下で固相圧力低温成形法により、樹脂の分子
間に配向(2軸延伸)をかけることにより行う。すなわ
ち、成形時に分子間の緊張熱固定を行わないことによ
り、加熱時に熱収縮が一定量発生するようにしたもので
ある。また、この分子配向された成形物は、常温時には
剛性、ガスバリヤー性、衝撃強度、引張強度が1.5〜3
倍強化されている。
【0009】内カップの収縮率は、容器の形状、内容物
などで適宜変化するが、外カップとの間に0.5〜5mm程
度の間隙ができるぐらいが好ましい。
などで適宜変化するが、外カップとの間に0.5〜5mm程
度の間隙ができるぐらいが好ましい。
【0010】内カップに使用される材料としては、ポリ
プロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、及びその他
のガスバリヤ性を有するポリマーを使用でき、その層構
成は単層でも多層構造でもよい。また、燃焼性を向上さ
せるために、炭酸カルシウム、タルク等の各種無機物を
混練することができる。これらの中で、ポリプロピレン
を軸とした多層構成、無機物を混練した層を含む多層構
成が好ましく、例えば、ポリプロピレン/エバール/ポ
リプロピレンに無機物を混練した層構成が好ましい。
プロピレン、ポリエステル、ポリエチレン、及びその他
のガスバリヤ性を有するポリマーを使用でき、その層構
成は単層でも多層構造でもよい。また、燃焼性を向上さ
せるために、炭酸カルシウム、タルク等の各種無機物を
混練することができる。これらの中で、ポリプロピレン
を軸とした多層構成、無機物を混練した層を含む多層構
成が好ましく、例えば、ポリプロピレン/エバール/ポ
リプロピレンに無機物を混練した層構成が好ましい。
【0011】外カップは、紙を主体として形成されてお
り、必要により、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレ
ン等をラミネートしてもよい。例えば、150〜50g/m2
の紙に15〜30μmのポリエチレン、ポリプロピレン等の
熱接着樹脂をラミネートしたもので、通常お紙コップの
製造装置を使用して成形できる。このようなカップは、
剛性が強く、温度が上がっても軟化せずに内容物の重量
支持力に優れており、熱変形も全くなく、断熱性(熱伝
導性が低い)に優れ、かつ、使用済後の焼却による環境
問題もない。また、外カップの表面には、美粧印刷を直
接施してもよい。
り、必要により、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレ
ン等をラミネートしてもよい。例えば、150〜50g/m2
の紙に15〜30μmのポリエチレン、ポリプロピレン等の
熱接着樹脂をラミネートしたもので、通常お紙コップの
製造装置を使用して成形できる。このようなカップは、
剛性が強く、温度が上がっても軟化せずに内容物の重量
支持力に優れており、熱変形も全くなく、断熱性(熱伝
導性が低い)に優れ、かつ、使用済後の焼却による環境
問題もない。また、外カップの表面には、美粧印刷を直
接施してもよい。
【0012】外カップと内カップとは、空気の流通性が
ある巻締めにより結合することが好ましい。すなわち、
この巻締めは、ガスタイトな完全シール巻締めではな
く、内カップと外カップとの間に形成される間隙と、カ
ップ容器外との間に空気の流通があるように形成されて
いるものである。つまり、熱湯を注いだ直後は、内カッ
プの収縮により間隙が形成されるので巻締めを介して外
部から空気が間隙に流入し、その後間隙に流入した空気
が内カップで温められると、間隙内の空気は熱膨張する
ので巻締め部を介して外部に排出される。
ある巻締めにより結合することが好ましい。すなわち、
この巻締めは、ガスタイトな完全シール巻締めではな
く、内カップと外カップとの間に形成される間隙と、カ
ップ容器外との間に空気の流通があるように形成されて
いるものである。つまり、熱湯を注いだ直後は、内カッ
プの収縮により間隙が形成されるので巻締めを介して外
部から空気が間隙に流入し、その後間隙に流入した空気
が内カップで温められると、間隙内の空気は熱膨張する
ので巻締め部を介して外部に排出される。
【0013】このように外カップと内カップとを空気の
流通性がある巻締めにより結合するには、紙を主体とし
て形成され上部周縁に係合部を持つ外カップ内に、熱収
縮性を持つように成形され上部に平坦なフランジ部を持
つ内カップを略密封収納し、内カップのフランジ部を加
熱して外カップの係合部をフランジ部で巻締めることに
より行う。
流通性がある巻締めにより結合するには、紙を主体とし
て形成され上部周縁に係合部を持つ外カップ内に、熱収
縮性を持つように成形され上部に平坦なフランジ部を持
つ内カップを略密封収納し、内カップのフランジ部を加
熱して外カップの係合部をフランジ部で巻締めることに
より行う。
【0014】本発明のカップ容器本体は、熱湯を注入、
電子レンジでの加熱など食する際に容器を熱を与えるよ
うな製品のカップ容器に適用することができ、例えば、
インスタントカップ麺、インスタントスープ、インスタ
ントコーヒー、インスタントみそ汁、カレー、シチュ
ー、お粥、お汁粉の容器に適用できる。また、その他断
熱保温保冷が要求される各種用途に適用することができ
る。
電子レンジでの加熱など食する際に容器を熱を与えるよ
うな製品のカップ容器に適用することができ、例えば、
インスタントカップ麺、インスタントスープ、インスタ
ントコーヒー、インスタントみそ汁、カレー、シチュ
ー、お粥、お汁粉の容器に適用できる。また、その他断
熱保温保冷が要求される各種用途に適用することができ
る。
【0015】
【作用】本発明のカップ容器では、内カップに熱湯など
を注ぐ前は、内カップと外カップとは略密着状態にあり
肉厚が小さくなっており、そして、内カップに熱湯など
を注ぐことにより、内カップが収縮して内カップと外カ
ップとの間に空気層をつくり、この空気層が断熱層の働
きをする。すなわち、熱湯が注がれ内カップにある程度
規定された熱収縮が起こると、内カップと外カップは底
部にいく程空間が大きくなるが、最上部は固定されてい
るので全く収縮は起きない。したがって、内カップと外
カップとの間には空気層が存在するようになる。
を注ぐ前は、内カップと外カップとは略密着状態にあり
肉厚が小さくなっており、そして、内カップに熱湯など
を注ぐことにより、内カップが収縮して内カップと外カ
ップとの間に空気層をつくり、この空気層が断熱層の働
きをする。すなわち、熱湯が注がれ内カップにある程度
規定された熱収縮が起こると、内カップと外カップは底
部にいく程空間が大きくなるが、最上部は固定されてい
るので全く収縮は起きない。したがって、内カップと外
カップとの間には空気層が存在するようになる。
【0016】熱湯が内カップに注がれ、その熱が外カッ
プに伝達されて外カップの外壁まで熱が伝わる過程にお
いて、以下のような熱伝達阻害状況、即ち断熱効果が生
じている。
プに伝達されて外カップの外壁まで熱が伝わる過程にお
いて、以下のような熱伝達阻害状況、即ち断熱効果が生
じている。
【0017】 熱湯(中身)と内カップの内壁との境
膜による熱伝導阻害。 内カップの材質自体の熱伝導率の低さ。 内カップ外壁と接触する空気層との境膜による熱伝
導阻害。 空気層の輻射による熱伝導阻害。 外カップ内面んと空気層との境膜による熱伝導阻
害。 巻を主体とした外カップの熱伝導率の低さ。 外カップの外面の境膜による熱伝導阻害。
膜による熱伝導阻害。 内カップの材質自体の熱伝導率の低さ。 内カップ外壁と接触する空気層との境膜による熱伝
導阻害。 空気層の輻射による熱伝導阻害。 外カップ内面んと空気層との境膜による熱伝導阻
害。 巻を主体とした外カップの熱伝導率の低さ。 外カップの外面の境膜による熱伝導阻害。
【0018】したがって、熱湯が注がれた内カップ内の
温度を食する際の人が保持する外カップの外壁では、30
〜55℃の温度差が生じている。
温度を食する際の人が保持する外カップの外壁では、30
〜55℃の温度差が生じている。
【0019】また、カップ容器の製造時において、内カ
ップのフランジ部を加熱するだけで外カップの係合部を
フランジ部で巻締めることができ、極めて簡単に内カッ
プと外カップとを固定でき、また、巻締めは接着されて
いないので、巻締め個所を空気が自由に流通し、内カッ
プの収縮により形成された間隙と外部との空気の流通を
円滑にしている。
ップのフランジ部を加熱するだけで外カップの係合部を
フランジ部で巻締めることができ、極めて簡単に内カッ
プと外カップとを固定でき、また、巻締めは接着されて
いないので、巻締め個所を空気が自由に流通し、内カッ
プの収縮により形成された間隙と外部との空気の流通を
円滑にしている。
【0020】
【実施例】本発明のカップ容器の一実施例を図面に基づ
いて説明する。図1はカップ容器の断面図、図2はカッ
プ容器をスタッキングした状態の正面図、図3はカップ
容器の製造する過程を示す断面図である。
いて説明する。図1はカップ容器の断面図、図2はカッ
プ容器をスタッキングした状態の正面図、図3はカップ
容器の製造する過程を示す断面図である。
【0021】図1に示すカップ容器1において、符号10
は外カップ、符号20は外カップ10内に収納固定された内
カップである。外カップ10は、下部が少し径の小さい円
筒状になるようにテーパーが付与されて形成されてお
り、その上縁開口端には、外側に拡がった後略90℃折り
曲げられて係合部11が形成されており、その下端部に
は、糸じり12が形成されている。このような外カップ10
は、ポリエチレンフィルムがラミネートされた紙を貼付
することにより形成されている。
は外カップ、符号20は外カップ10内に収納固定された内
カップである。外カップ10は、下部が少し径の小さい円
筒状になるようにテーパーが付与されて形成されてお
り、その上縁開口端には、外側に拡がった後略90℃折り
曲げられて係合部11が形成されており、その下端部に
は、糸じり12が形成されている。このような外カップ10
は、ポリエチレンフィルムがラミネートされた紙を貼付
することにより形成されている。
【0022】内カップ20も、下部が少し径の小さい円筒
状に形成されており、その傾斜角度は外カップ10と同一
である。そして、内カップ20は、胴部の外面21が外カッ
プ10の同部の内面13に、底の外面22が外カップ10の底の
内面14にそれぞれ略密着状態で嵌まりこんでいる。ま
た、内カップ20の上縁開口部には巻締め部23が形成さ
れ、この巻締め部23が係合部11を巻締めて内カップ20を
外カップ10に固着している。
状に形成されており、その傾斜角度は外カップ10と同一
である。そして、内カップ20は、胴部の外面21が外カッ
プ10の同部の内面13に、底の外面22が外カップ10の底の
内面14にそれぞれ略密着状態で嵌まりこんでいる。ま
た、内カップ20の上縁開口部には巻締め部23が形成さ
れ、この巻締め部23が係合部11を巻締めて内カップ20を
外カップ10に固着している。
【0023】この内カップ20は、内側にポリプロピレン
をラミネートした層と、ポリプロピレンにタルクが50%
混練された外層との2層構造で形成されている。
をラミネートした層と、ポリプロピレンにタルクが50%
混練された外層との2層構造で形成されている。
【0024】以上のようなカップ容器1を製造するに
は、まず、紙で外カップ10を製造するとともに、固相圧
力低温成形で内カップ20を形成するが、このとき内カッ
プ20の上端周縁は、後に熱収縮により巻締め部23となる
平面状態のフランジ部24が形成されている。こうして別
個に形成された外カップ10と内カップ20とを、図3に示
すように、外カップ10に内カップ20を各面が密着状態で
挿入して一体とする。そして、フランジ部24を250〜500
℃の熱風で加熱すると、固相低温圧力成形法で開口部に
も強い分子間配向をかけているため、フランジ部24は瞬
時に軟化して丸まり係合部11を巻締め巻締め部23とな
る。
は、まず、紙で外カップ10を製造するとともに、固相圧
力低温成形で内カップ20を形成するが、このとき内カッ
プ20の上端周縁は、後に熱収縮により巻締め部23となる
平面状態のフランジ部24が形成されている。こうして別
個に形成された外カップ10と内カップ20とを、図3に示
すように、外カップ10に内カップ20を各面が密着状態で
挿入して一体とする。そして、フランジ部24を250〜500
℃の熱風で加熱すると、固相低温圧力成形法で開口部に
も強い分子間配向をかけているため、フランジ部24は瞬
時に軟化して丸まり係合部11を巻締め巻締め部23とな
る。
【0025】このようなカップ容器1は、内カップ20に
ラーメン等の加工調味食品が充填され、イージーピール
蓋又はオーバーキャップ(図示せず)などで開口部が塞
がれ、さらに、プラスチックフイルムで全面が密封包装
される。そして、ラーメンを食する際は内カップ20に熱
湯を注ぐものであるが、この時、巻締め部23と係合部11
との間を通って空気が流入することができるので、熱湯
を注がれた内カップ20はその熱により収縮し、図中2点
鎖線で示すように、外カップ10の胴部の内面14との間に
空気層aが発生する。したがって、内カップ20と外カッ
プ10との間に空気層aが存在するので、この空気層aが
断熱作用を発揮し熱が外カップ10の外面まで伝わるのを
防止する。
ラーメン等の加工調味食品が充填され、イージーピール
蓋又はオーバーキャップ(図示せず)などで開口部が塞
がれ、さらに、プラスチックフイルムで全面が密封包装
される。そして、ラーメンを食する際は内カップ20に熱
湯を注ぐものであるが、この時、巻締め部23と係合部11
との間を通って空気が流入することができるので、熱湯
を注がれた内カップ20はその熱により収縮し、図中2点
鎖線で示すように、外カップ10の胴部の内面14との間に
空気層aが発生する。したがって、内カップ20と外カッ
プ10との間に空気層aが存在するので、この空気層aが
断熱作用を発揮し熱が外カップ10の外面まで伝わるのを
防止する。
【0026】また以上のようなカップ容器本体1は、肉
厚が小さいので、図2に示すように、カップ容器1同士
の重なる部分が大きく、極めて効率よくスタッキングを
行うことができる。
厚が小さいので、図2に示すように、カップ容器1同士
の重なる部分が大きく、極めて効率よくスタッキングを
行うことができる。
【0027】
【発明の効果】本発明は、以上のような構成にすること
により、以下に示す効果を有する。 空容器におけるスタッキング性が極めてよい。した
がって、空容器の輸送および保管コストが著しく低減す
る。 紙と一体になっているので焼却性がよい。すなわ
ち、燃焼発熱量が約6,000kcal/kg以下であり、かつ、
有害残滓、有害排煙が全く発生しない。 油性食品を充填した場合や、100℃近くの温度にし
た場合であっても、樹脂分解発生物の食品への移行がな
く、食品安全性が向上する。 90℃以上の熱湯を注入した場合であっても、空気の
間隙によって断熱しているので、外カップ表面は60℃程
度であり、内カップ内の温かい感触を感じながら手で長
時間持つことができる。また、内カップ内の温かいもの
の判別をすることができ、飲食の際し口、舌などの火傷
を防止できる。 電子レンジで加熱することができる。
により、以下に示す効果を有する。 空容器におけるスタッキング性が極めてよい。した
がって、空容器の輸送および保管コストが著しく低減す
る。 紙と一体になっているので焼却性がよい。すなわ
ち、燃焼発熱量が約6,000kcal/kg以下であり、かつ、
有害残滓、有害排煙が全く発生しない。 油性食品を充填した場合や、100℃近くの温度にし
た場合であっても、樹脂分解発生物の食品への移行がな
く、食品安全性が向上する。 90℃以上の熱湯を注入した場合であっても、空気の
間隙によって断熱しているので、外カップ表面は60℃程
度であり、内カップ内の温かい感触を感じながら手で長
時間持つことができる。また、内カップ内の温かいもの
の判別をすることができ、飲食の際し口、舌などの火傷
を防止できる。 電子レンジで加熱することができる。
【図1】 本発明のカップ容器本体の一実施例の断面
図。
図。
【図2】 本発明のカップ容器本体の一実施例をスタッ
キングした状態を示す正面図。
キングした状態を示す正面図。
【図3】 本発明のカップ容器を製造する過程を示す断
面図。
面図。
【図4】 従来のカップ容器本体の断面図。
【図5】 従来のカップ容器本体をスタッキングした状
態を示す正面図。
態を示す正面図。
1…カップ容器 10…外カップ 20…内カップ a…空気層
Claims (3)
- 【請求項1】 紙を主体として形成された外カップと、
この外カップの内部に略密着状態で設けられた熱収縮性
を持つように成形された内カップとを有することを特徴
とするカップ容器 - 【請求項2】 外カップと内カップとが、空気の流通性
がある巻締めにより結合されている請求項1に記載のカ
ップ容器 - 【請求項3】 紙を主体として形成され上部周縁に係合
部を持つ外カップ内に、熱収縮性を持つように成形され
上部に平坦なフランジ部を持つ内カップを略密封収納
し、内カップのフランジ部を加熱して外カップの係合部
をフランジ部で巻締めることにより外カップと内カップ
とを結合させることを特徴とするカップ容器の製造方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5008911A JPH06219474A (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | カップ容器及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5008911A JPH06219474A (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | カップ容器及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06219474A true JPH06219474A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=11705853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5008911A Pending JPH06219474A (ja) | 1993-01-22 | 1993-01-22 | カップ容器及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06219474A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US9168714B2 (en) | 2005-06-30 | 2015-10-27 | Dixie Consumer Products Llc | Methods for making paperboard blanks and paperboard products therefrom |
| CN105342298A (zh) * | 2015-12-02 | 2016-02-24 | 中山职业技术学院 | 一种防烫水杯 |
| US9926098B2 (en) | 2012-06-25 | 2018-03-27 | Gpcp Ip Holdings Llc | Paperboard blanks having a shrinkable film adhered thereto and paperboard container made therefrom |
| US10232580B2 (en) | 2014-12-23 | 2019-03-19 | Gpcp Ip Holdings Llc | Methods for securing a shrinkable film to a paperboard substrate and methods for making paperboard containers therefrom |
| US10759578B2 (en) | 2016-02-24 | 2020-09-01 | Bemis Company, Inc. | Multilayer pouch with heat-shrinkable layer |
| CN112075820A (zh) * | 2020-10-01 | 2020-12-15 | 湖北克拉弗特实业有限公司 | 一种防烫纸杯 |
-
1993
- 1993-01-22 JP JP5008911A patent/JPH06219474A/ja active Pending
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| US7600669B2 (en) | 2001-07-20 | 2009-10-13 | Dixie Consumer Products Llc | Blank for a disposable thermally insulated container |
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| CN101208247B (zh) | 2005-06-30 | 2010-08-25 | 迪克西消费产品有限公司 | 具有内衬和通气口的绝热容器及其制造方法 |
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