JPH06219774A - Euドープレーザーガラス - Google Patents
EuドープレーザーガラスInfo
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- JPH06219774A JPH06219774A JP3277793A JP3277793A JPH06219774A JP H06219774 A JPH06219774 A JP H06219774A JP 3277793 A JP3277793 A JP 3277793A JP 3277793 A JP3277793 A JP 3277793A JP H06219774 A JPH06219774 A JP H06219774A
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Landscapes
- Lasers (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発光強度が高い赤色発光レーザーガラスの提
供。 【構成】 発光イオンとしてEu3+を5〜20cat%
を含むことを特徴とするレーザーガラス。Eu3+を発光
イオンとして含有し、Sm3+を増感剤として含有するレ
ーザーガラス。Eu3+を5〜20cat%、Sm3+を
0.5〜3cat%、PO2.5 を50〜65cat%、
BO1.5 を1〜10cat%、SiO2 を1〜10ca
t%、BaOを1〜15cat%含有し、必要によりA
lO1.5 、R2 O(RはNa、Li、K)、RO(Rは
Mg、Zn、Ca、Sr)を含有するレーザーガラス。
このレーザーガラスにXeランプの光を照射すると0.
61μmのレーザー光を発生する。
供。 【構成】 発光イオンとしてEu3+を5〜20cat%
を含むことを特徴とするレーザーガラス。Eu3+を発光
イオンとして含有し、Sm3+を増感剤として含有するレ
ーザーガラス。Eu3+を5〜20cat%、Sm3+を
0.5〜3cat%、PO2.5 を50〜65cat%、
BO1.5 を1〜10cat%、SiO2 を1〜10ca
t%、BaOを1〜15cat%含有し、必要によりA
lO1.5 、R2 O(RはNa、Li、K)、RO(Rは
Mg、Zn、Ca、Sr)を含有するレーザーガラス。
このレーザーガラスにXeランプの光を照射すると0.
61μmのレーザー光を発生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Eu3+をドープした赤
色(約0.61μm)の光を発生することが可能なレー
ザーガラス及びSm3+を増感剤とするEu3+をドープし
た赤色(約0.61μm)の光を発生することが可能な
レーザーガラスに関する。本発明のレーザーガラスは、
赤色光源、赤色レーザー光源及びガラスディスプレイ材
料等として有用である。
色(約0.61μm)の光を発生することが可能なレー
ザーガラス及びSm3+を増感剤とするEu3+をドープし
た赤色(約0.61μm)の光を発生することが可能な
レーザーガラスに関する。本発明のレーザーガラスは、
赤色光源、赤色レーザー光源及びガラスディスプレイ材
料等として有用である。
【0002】
【従来の技術】従来、波長0.8μm付近の赤外レーザ
ーによる励起により、Erイオン(Er3+)を発光中心
として、波長0.66〜0.67μmの赤色光の連続発
光可能な結晶あるいはガラスが知られている(アプライ
ド・フィジックス・レターズ第54巻、2301頁(1
989年))。この報告によれば、Erイオンが赤色光
を2段階で吸収してより高いエネルギー状態に励起し、
その高いエネルギー状態から発光遷移することにより励
起光よりも短波長の光を発光するものであり、アップコ
ンバージョン現象とよばれている。また、アップコンバ
ージョン効率に優れた材料として、Erイオンを含有し
たZrF4 及びAlF3 を主成分とするフッ化物ガラス
について報告がある(応用物理学会91年秋季連合講演
会、10aPB19)。
ーによる励起により、Erイオン(Er3+)を発光中心
として、波長0.66〜0.67μmの赤色光の連続発
光可能な結晶あるいはガラスが知られている(アプライ
ド・フィジックス・レターズ第54巻、2301頁(1
989年))。この報告によれば、Erイオンが赤色光
を2段階で吸収してより高いエネルギー状態に励起し、
その高いエネルギー状態から発光遷移することにより励
起光よりも短波長の光を発光するものであり、アップコ
ンバージョン現象とよばれている。また、アップコンバ
ージョン効率に優れた材料として、Erイオンを含有し
たZrF4 及びAlF3 を主成分とするフッ化物ガラス
について報告がある(応用物理学会91年秋季連合講演
会、10aPB19)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アップコンバージョン
現象を生じる材料は赤外光(0.8μm又は0.98μ
m)を照射することで、照射された箇所のみ赤色光
(0.66μm)を発光させることができ、表示材料と
して利用することができる。しかし、表示材料として用
いる場合は、赤色光の発光強度が大きいことが必要であ
る。そこで、例えば、材料中のErイオンの濃度を増加
することによりある程度発光強度の大きい材料が実現さ
れている。さらに、赤色光の発光強度が大きくなれば、
この材料自体を赤色レーザーの発光光源とすることも可
能である。
現象を生じる材料は赤外光(0.8μm又は0.98μ
m)を照射することで、照射された箇所のみ赤色光
(0.66μm)を発光させることができ、表示材料と
して利用することができる。しかし、表示材料として用
いる場合は、赤色光の発光強度が大きいことが必要であ
る。そこで、例えば、材料中のErイオンの濃度を増加
することによりある程度発光強度の大きい材料が実現さ
れている。さらに、赤色光の発光強度が大きくなれば、
この材料自体を赤色レーザーの発光光源とすることも可
能である。
【0004】アップコンバージョンのガラスとして、
0.8μmのLDを用いてTm3+を増感剤とし、Er3+
を発光中心とした0,67μmの赤色発光レーザーガラ
スが知られている(第39回応用物理学会予稿集 30
P−D−14)。しかし、ここで得られる赤色の発光強
度も用途によっては十分ではなかった。
0.8μmのLDを用いてTm3+を増感剤とし、Er3+
を発光中心とした0,67μmの赤色発光レーザーガラ
スが知られている(第39回応用物理学会予稿集 30
P−D−14)。しかし、ここで得られる赤色の発光強
度も用途によっては十分ではなかった。
【0005】ところで、Eu3+(ユーロピウム)は、図
1にエネルギー準位図を示すように、5D0 から 7F2の発
光ではエネルギーギャップが16,000cm-1と大き
く、かつ5D0 から 7F6の間にはエネルギー準位が存在し
ない。このことは、Eu3+の5D0 − 7F2の発光では、非
輻射遷移が起こりにくく、発光の量子効率が高いことを
示すものである。しかるに、従来、Eu3+を発光イオン
として含有し高い発光強度を有するレーザーガラスにつ
いては検討されていなかった。事実、発光強度の高い赤
色を得るためには、高い濃度のEu3+を得る必要がある
が、高い濃度のEu3+を含有できる母体ガラスは知られ
ていなかった。
1にエネルギー準位図を示すように、5D0 から 7F2の発
光ではエネルギーギャップが16,000cm-1と大き
く、かつ5D0 から 7F6の間にはエネルギー準位が存在し
ない。このことは、Eu3+の5D0 − 7F2の発光では、非
輻射遷移が起こりにくく、発光の量子効率が高いことを
示すものである。しかるに、従来、Eu3+を発光イオン
として含有し高い発光強度を有するレーザーガラスにつ
いては検討されていなかった。事実、発光強度の高い赤
色を得るためには、高い濃度のEu3+を得る必要がある
が、高い濃度のEu3+を含有できる母体ガラスは知られ
ていなかった。
【0006】また、前記アップコンバージョンや非線形
結晶を用いるレーザーには、光源としてLD(レーザー
ダイオード)を用いるが、実用できるLDの発光波長に
は制限がある。一方、Xeフラッシュランプは、発光波
長はブロードであるものの実用されている。そこで、光
源として実用可能なXeフラッシュランプを用いること
ができる赤色のレーザーガラスの提供も必要とされてい
る。
結晶を用いるレーザーには、光源としてLD(レーザー
ダイオード)を用いるが、実用できるLDの発光波長に
は制限がある。一方、Xeフラッシュランプは、発光波
長はブロードであるものの実用されている。そこで、光
源として実用可能なXeフラッシュランプを用いること
ができる赤色のレーザーガラスの提供も必要とされてい
る。
【0007】そこで本発明の目的は、高い濃度のEu3+
を含有できる母体ガラスを見出すとともに、Eu3+を含
有し、発光強度の高い赤色の発光を与える、光源として
Xeフラッシュランプも用いることができるレーザーガ
ラスを提供することにある。
を含有できる母体ガラスを見出すとともに、Eu3+を含
有し、発光強度の高い赤色の発光を与える、光源として
Xeフラッシュランプも用いることができるレーザーガ
ラスを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ホウ酸系
のガラスがEu3+の溶解度が高くかつ濃度消光も起きに
くいことを見出して本発明を完成した。
のガラスがEu3+の溶解度が高くかつ濃度消光も起きに
くいことを見出して本発明を完成した。
【0009】本発明は、Eu3+を5〜20cat%(陽
イオンパーセント)含むことを特徴とするレーザーガラ
ス(以下、本発明の第1のレーザーガラスという)に関
する。
イオンパーセント)含むことを特徴とするレーザーガラ
ス(以下、本発明の第1のレーザーガラスという)に関
する。
【0010】さらに本発明は、Eu3+を発光イオンとし
て含み、かつSm3+を増感剤として含むことを特徴とす
るレーザーガラス(以下、本発明の第2のレーザーガラ
スという)に関する。
て含み、かつSm3+を増感剤として含むことを特徴とす
るレーザーガラス(以下、本発明の第2のレーザーガラ
スという)に関する。
【0011】また、本発明は、Eu3+を5〜20cat
%、Sm3+を0.5〜3cat%、PO2.5 を50〜6
5 cat%、BO1.5 を1〜10 cat%、SiO2 を1〜
10cat%及びBaOを1〜15 cat%含有するレーザ
ーガラス(以下、本発明の第3のレーザーガラスとい
う)に関する。
%、Sm3+を0.5〜3cat%、PO2.5 を50〜6
5 cat%、BO1.5 を1〜10 cat%、SiO2 を1〜
10cat%及びBaOを1〜15 cat%含有するレーザ
ーガラス(以下、本発明の第3のレーザーガラスとい
う)に関する。
【0012】本発明のレーザーガラスは、いずれも、図
2に示すようにEu3+を5〜20cat%含有する場合
に、0.61μmの発光が高くなる。Eu3+含有量は、
本発明の第1〜3のいずれのレーザーガラスの場合につ
いても、好ましくは10〜18cat%である。
2に示すようにEu3+を5〜20cat%含有する場合
に、0.61μmの発光が高くなる。Eu3+含有量は、
本発明の第1〜3のいずれのレーザーガラスの場合につ
いても、好ましくは10〜18cat%である。
【0013】また、本発明の第2及び3のレーザーガラ
スは、増感剤としてSm3+(サマリウム)を含有する。
図2に示すように、Sm3+を含有させることにより、
0.61μmの発光がより高くなる。Sm3+の添加量
は、図3に示すように、より高い発光強度が得られると
いう観点から0.5〜3cat%の範囲とすることが好
ましい。尚、Sm3+は400nm(6H5/2 から 5P5/2)
に強い吸収を有し、560nmと595nmとに強い発
光を有するが、この発光エネルギーがEu3+の5D0に遷
移して、0.61μmの発光を強めるものと思われる。
スは、増感剤としてSm3+(サマリウム)を含有する。
図2に示すように、Sm3+を含有させることにより、
0.61μmの発光がより高くなる。Sm3+の添加量
は、図3に示すように、より高い発光強度が得られると
いう観点から0.5〜3cat%の範囲とすることが好
ましい。尚、Sm3+は400nm(6H5/2 から 5P5/2)
に強い吸収を有し、560nmと595nmとに強い発
光を有するが、この発光エネルギーがEu3+の5D0に遷
移して、0.61μmの発光を強めるものと思われる。
【0014】本発明の第3のレーザーガラスの母体ガラ
スとしては、PO2.5 を50〜65cat%、BO1.5 を
1〜10 cat%、SiO2 を1〜10 cat%及びBaO
を1〜15 cat%含有するPO2.5 −BO1.5 −SiO
2 −BaO系のガラスを用いる。ホウ酸系のガラスはE
u3+の溶解度が高く、かつ濃度消光を起こしにくいこと
から好ましい。PO2.5 が50 cat%未満では失透する
傾向があり、65 cat%を超えるとガラス化が困難とな
る。BO1.5 が1 cat%未満では、Ybイオンの溶解度
が十分に向上しない。BO1.5 が10 cat%を超えると
ガラスが不安定となり、失透し易くなる。SiO2 が1
cat%未満では、ガラスが不安定となり、失透し易くな
り、10 cat%を超えるとSiO2 が溶解しにくくな
り、高い溶解温度が必要となる。BaOが1 cat%未満
ではガラス化せず、15 cat%を超えるとガラスが不安
定となり、失透し易くなる。
スとしては、PO2.5 を50〜65cat%、BO1.5 を
1〜10 cat%、SiO2 を1〜10 cat%及びBaO
を1〜15 cat%含有するPO2.5 −BO1.5 −SiO
2 −BaO系のガラスを用いる。ホウ酸系のガラスはE
u3+の溶解度が高く、かつ濃度消光を起こしにくいこと
から好ましい。PO2.5 が50 cat%未満では失透する
傾向があり、65 cat%を超えるとガラス化が困難とな
る。BO1.5 が1 cat%未満では、Ybイオンの溶解度
が十分に向上しない。BO1.5 が10 cat%を超えると
ガラスが不安定となり、失透し易くなる。SiO2 が1
cat%未満では、ガラスが不安定となり、失透し易くな
り、10 cat%を超えるとSiO2 が溶解しにくくな
り、高い溶解温度が必要となる。BaOが1 cat%未満
ではガラス化せず、15 cat%を超えるとガラスが不安
定となり、失透し易くなる。
【0015】図4にP2 O5 −BaO−Eu2 O3 系の
ガラス化領域を示す(モル%表示)。図4からEu2 O
3 はリン酸塩ガラスにおいてはBaOが約10モル%の
ときに最も広いガラス化領域を有することが分かる。
ガラス化領域を示す(モル%表示)。図4からEu2 O
3 はリン酸塩ガラスにおいてはBaOが約10モル%の
ときに最も広いガラス化領域を有することが分かる。
【0016】上記PO2.5 −BO1.5 −SiO2 −Ba
O系のガラスは、上記必須成分以外に、1.5 cat%以
下のAlO1.5 をガラスの安定性を向上させるために含
有させることができる。また、BaOの代わりにBaO
の一部と置換して、10 cat%以下のR2 O(Rはリチ
ウム、ナトリウム又はカリウム)及び/又は5 cat%以
下のRO(Rはマグネシウム、亜鉛、カルシウム又はス
トロンチウム)を、ガラスを多成分系にして安定性を向
上させて、失透しにくくするために用いることもでき
る。但し、BaOとR2 OとROとの合計は1〜15 c
at%とする。
O系のガラスは、上記必須成分以外に、1.5 cat%以
下のAlO1.5 をガラスの安定性を向上させるために含
有させることができる。また、BaOの代わりにBaO
の一部と置換して、10 cat%以下のR2 O(Rはリチ
ウム、ナトリウム又はカリウム)及び/又は5 cat%以
下のRO(Rはマグネシウム、亜鉛、カルシウム又はス
トロンチウム)を、ガラスを多成分系にして安定性を向
上させて、失透しにくくするために用いることもでき
る。但し、BaOとR2 OとROとの合計は1〜15 c
at%とする。
【0017】本発明の第1及び2のレーザーガラスの母
体ガラスは、5〜20 cat%、好ましくは10〜18 c
at%のEu3+を含有できるものであれば、特に限定はな
い。但し、Eu3+の溶解度が高く、かつ濃度消光を起こ
しにくいという観点からホウ酸系のガラスを用いること
が好ましい。ホウ酸系のガラスとしては、例えば上記P
O2.5 −BO1.5 −SiO2 −BaO系のガラスを挙げ
ることができる。
体ガラスは、5〜20 cat%、好ましくは10〜18 c
at%のEu3+を含有できるものであれば、特に限定はな
い。但し、Eu3+の溶解度が高く、かつ濃度消光を起こ
しにくいという観点からホウ酸系のガラスを用いること
が好ましい。ホウ酸系のガラスとしては、例えば上記P
O2.5 −BO1.5 −SiO2 −BaO系のガラスを挙げ
ることができる。
【0018】本発明の第1〜3のレーザーガラスは、い
ずれも、波長400〜600nmのXeフラッシュラン
プの光を照射することにより、0.61μmのレーザー
光を発生させることができる。
ずれも、波長400〜600nmのXeフラッシュラン
プの光を照射することにより、0.61μmのレーザー
光を発生させることができる。
【0019】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。 実施例1 PO2.5 が59.4 cat%、BO1.5 が6.4 cat%、
SiO2 が5.0 cat%、AlO1.5 が0.7 cat%、
NaO0.5 6.8 cat%、CaOが2.0 cat%、Ba
Oが2.1 cat%、EuO1.5 が16.4 cat%、Sm
O1.5 が1.1cat%の組成を有するガラスを高純度原
料を用いて調合し、白金坩堝を用いて1400℃で熔融
し、撹拌により均質化した後、冷却した。アニーリング
はガラス転移温度(Tg)で30分間処理し、さらにT
g−50℃でゆっくり冷却し、次いでガラスが割れない
速度で除冷して本発明のレーザーガラスを得た。
説明する。 実施例1 PO2.5 が59.4 cat%、BO1.5 が6.4 cat%、
SiO2 が5.0 cat%、AlO1.5 が0.7 cat%、
NaO0.5 6.8 cat%、CaOが2.0 cat%、Ba
Oが2.1 cat%、EuO1.5 が16.4 cat%、Sm
O1.5 が1.1cat%の組成を有するガラスを高純度原
料を用いて調合し、白金坩堝を用いて1400℃で熔融
し、撹拌により均質化した後、冷却した。アニーリング
はガラス転移温度(Tg)で30分間処理し、さらにT
g−50℃でゆっくり冷却し、次いでガラスが割れない
速度で除冷して本発明のレーザーガラスを得た。
【0020】得られたガラスの光学的性質及びレーザー
性能を求めた結果を表1に示す。さらに、このガラスを
Xeランプ(5mW)でポンプしたときの発光スペクト
ル(実線)を図5に示す。尚、図5には、参考としてN
dドープリン酸塩ガラスを同様の条件でポンプしたとき
の発光スペクトル(破線)も示す。
性能を求めた結果を表1に示す。さらに、このガラスを
Xeランプ(5mW)でポンプしたときの発光スペクト
ル(実線)を図5に示す。尚、図5には、参考としてN
dドープリン酸塩ガラスを同様の条件でポンプしたとき
の発光スペクトル(破線)も示す。
【0021】
【表1】
【0022】実施例2 Smを含まない以外は実施例1と同様の組成のレーザー
ガラスを実施例1と同様にして得た。得られたガラスを
実施例1と同様にしてXeランプでポンプしたときの発
光スペクトル(破線)を図6に示す。尚、図6の実線
は、実施例1のガラスの発光スペクトルである。
ガラスを実施例1と同様にして得た。得られたガラスを
実施例1と同様にしてXeランプでポンプしたときの発
光スペクトル(破線)を図6に示す。尚、図6の実線
は、実施例1のガラスの発光スペクトルである。
【0023】実施例3 実施例1のガラスにおいてSm3+を1モル%と一定に
し、Eu3+の量を図2に示す量に変動させたガラスを実
施例1と同様にして得た。得られたガラスに実施例1と
同様にXeランプを照射して得られる0.61μmの発
光強度を図2に□として示す。
し、Eu3+の量を図2に示す量に変動させたガラスを実
施例1と同様にして得た。得られたガラスに実施例1と
同様にXeランプを照射して得られる0.61μmの発
光強度を図2に□として示す。
【0024】実施例4 Sm3+を含まない実施例2のガラスにおいてEu3+の量
を図2に示す量に変動させたガラスを実施例2と同様に
して得た。得られたガラスに実施例2と同様にXeラン
プを照射して得られる0.61μmの発光強度を図2に
○として示す。
を図2に示す量に変動させたガラスを実施例2と同様に
して得た。得られたガラスに実施例2と同様にXeラン
プを照射して得られる0.61μmの発光強度を図2に
○として示す。
【0025】実施例5 実施例1のガラスにおいてEu3+を15モル%と一定に
し、Sm3+の量を図3に示す量に変動させたガラスを実
施例1と同様にして得た。得られたガラスに実施例1と
同様にXeランプを照射して得られる0.61μmの発
光強度を図3に示す。
し、Sm3+の量を図3に示す量に変動させたガラスを実
施例1と同様にして得た。得られたガラスに実施例1と
同様にXeランプを照射して得られる0.61μmの発
光強度を図3に示す。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、母体ガラスとして、P
O2.5 −BO1.5 −SiO2 −BaO系のガラスを用
い、より高い濃度のEu3+を含有できるレーザーガラス
が得られる。さらに、このレーザーガラスは、光源とし
てXeフラッシュランプを用いて、0.61μmに高い
発光強度を示す。
O2.5 −BO1.5 −SiO2 −BaO系のガラスを用
い、より高い濃度のEu3+を含有できるレーザーガラス
が得られる。さらに、このレーザーガラスは、光源とし
てXeフラッシュランプを用いて、0.61μmに高い
発光強度を示す。
【図1】Eu3+のエネルギー準位図である。
【図2】本発明のレーザーガラス(○は増感剤を含まな
い、□は増感剤(Sm3+)を1cat%含む)における
Eu3+の含有量と0.61μmの発光強度との関係を示
す。
い、□は増感剤(Sm3+)を1cat%含む)における
Eu3+の含有量と0.61μmの発光強度との関係を示
す。
【図3】本発明のレーザーガラス(Eu3+を15cat
%含む)におけるSm3+の含有量と0.61μmの発光
強度との関係を示す。
%含む)におけるSm3+の含有量と0.61μmの発光
強度との関係を示す。
【図4】図4にP2 O5 −BaO−Eu2 O3 系のガラ
ス化領域を示す(モル%表示)。
ス化領域を示す(モル%表示)。
【図5】実施例1のレーザーガラス(Eu3+を15モル
%、Sm3+を1モル%含む)の発光スペクトル(実線)
及びNdドープリン酸塩ガラスの発光スペクトル(破
線)を示す。
%、Sm3+を1モル%含む)の発光スペクトル(実線)
及びNdドープリン酸塩ガラスの発光スペクトル(破
線)を示す。
【図6】実施例2のレーザーガラス(Eu3+を15モル
%含む)の発光スペクトル(破線)及び実施例1のレー
ザーガラス(Eu3+を15モル%、Sm3+を1モル%含
む)の発光スペクトル(実線)を示す。
%含む)の発光スペクトル(破線)及び実施例1のレー
ザーガラス(Eu3+を15モル%、Sm3+を1モル%含
む)の発光スペクトル(実線)を示す。
Claims (4)
- 【請求項1】 Eu3+を5〜20cat%(陽イオンパ
ーセント)含むことを特徴とするレーザーガラス。 - 【請求項2】 Eu3+を発光イオンとして含み、かつS
m3+を増感剤として含むことを特徴とするレーザーガラ
ス。 - 【請求項3】 Eu3+を5〜20cat%、Sm3+を
0.5〜3cat%、PO2.5 を50〜65 cat%、B
O1.5 を1〜10 cat%、SiO2 を1〜10cat%及
びBaOを1〜15 cat%含有するレーザーガラス。 - 【請求項4】 波長400〜600nmの光を請求項1
〜3のいずれか1項記載のレーザーガラスに照射して赤
色のレーザー光を発生させる方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3277793A JPH06219774A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | Euドープレーザーガラス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3277793A JPH06219774A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | Euドープレーザーガラス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06219774A true JPH06219774A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=12368280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3277793A Pending JPH06219774A (ja) | 1993-01-28 | 1993-01-28 | Euドープレーザーガラス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06219774A (ja) |
-
1993
- 1993-01-28 JP JP3277793A patent/JPH06219774A/ja active Pending
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