JPH0622014U - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 空調装置が外気温等の状態量に基づいて作動
しているとき、エバポレータが作動していれば、エバ後
温度検出センサによって検出されたエバ後温度に基づい
て、また、エバポレータ停止が作動していなければ、外
気温検出センサによって検出された外気温に基づいて、
吹出モードの切り換えを制御する制御装置がさらに設け
られている。 【効果】 内外気切換手段によって外気導入あるいは内
気循環に切り換えられた時に、内気温度と外気温度に差
がある場合、吹出モードが不必要に切り換わるのを防ぐ
ことができる。
しているとき、エバポレータが作動していれば、エバ後
温度検出センサによって検出されたエバ後温度に基づい
て、また、エバポレータ停止が作動していなければ、外
気温検出センサによって検出された外気温に基づいて、
吹出モードの切り換えを制御する制御装置がさらに設け
られている。 【効果】 内外気切換手段によって外気導入あるいは内
気循環に切り換えられた時に、内気温度と外気温度に差
がある場合、吹出モードが不必要に切り換わるのを防ぐ
ことができる。
Description
【0001】
本考案は、車両用空調装置に関するものである。
【0002】
車両用空調装置には、温度あるいは風量等の調整された空気(以下、空調風と 称する)を車室内に送り込むための数種の吹出口が設けられている。これらの吹 出口には、乗員の頭部及び上半身に向かって空調風を吹き出すベント吹出口、乗 員の足元から空調風を吹き出すヒート吹出口等がある。また、空調風の吹出モー ドとして、ベント吹出口を選択して空調風を吹き出すベントモード、ヒート吹出 口を選択して空調風を吹き出すヒートモード、ベント吹出口とヒート吹出口の両 方を選択して空調風を吹き出すバイレベルモード等がある。
【0003】 また、車両用空調装置には、温度設定手段によって温度を設定すれば、車室内 が設定温度になるように制御する自動制御装置を備えたものがある。このような 空調装置では、車室内の環境状態、即ち空調状態に影響を及ぼす外気温等の状態 量を検出する状態量検出手段が設けられており、この状態量検出手段によって検 出された各種状態量に基づいて空調動作を制御している。
【0004】 通常上記のような車両用空調装置では、車室内の温度が効率良く設定温度とな るように空調風の温度に応じて吹出モードが切り換わるように制御されている。 このような車両用空調装置として、特開昭64−1618号公報には、図6に示 すように、外気あるいは内気を車室内に送り込むための送風機67と、この送風 機67から送り込まれた空気を除湿・冷却するためのエバポレータ66と、車室 内の温度を設定するための温度設定手段64と、空調状態に影響を及ぼす状態量 検出手段、つまり上記エバポレータ66通過直後の空気の温度(以下、エバ後温 度と略す)を検出するエバ後温度センサ(図示せず)、日射量を検出する日射量 センサ61、車室内の温度を検出する内気温センサ62、車室外の温度を検出す る外気温センサ63等のセンサと、これらのセンサによって検出された各状態量 に基づいて車室内の温度制御信号を演算する演算手段65と、この温度制御信号 に基づいて送風機67、エバポレータ66等の駆動手段の作動量を制御する制御 装置69とを備えたものが開示されている。尚、上記制御装置69には、吹出モ ードを制御する為に、演算式:Ti =TE +K・θ+γが書き込まれている。 ここで、Ti は車室内に吹き出される空調風の温度、TE はエバ後温度、θはエ アミックスドアの開度の割合、K、γは任意の定数を表している。
【0005】 上記構成において、吹出モードの制御について説明すれば、先ず、エバ後温度 センサによってTE が検出され、この検出信号と、設定温度により予め状態量検 出手段である内気温センサ62等の状態量に基づいて算出されたθの値とを演算 式に代入して車室内に吹き出される空調風の温度であるTi を求める。次に、 このTi に基づいて吹出モード切換制御が行われる。
【0006】
ところが、上記のような車両用空調装置では、吹出モード切換制御を、車室内 に吹き出される空調風の温度Ti に基づいて行っているので、エバ後温度TE が 変化すればTi も変化し、吹出モード切換制御に影響を与えることになる。これ を外気温度と内気温度との差が大きい場合を例にあげて説明すれば、例えば冬期 の暖房時に外気導入から内気循環に切り換えた時、エバポレータ66が作動して いれば車室内から送り込まれる暖かい空気は冷却され、このときのTE は、内外 気切り換えを行う前の外気導入の場合の冷たい空気の温度と殆ど変わらない。従 って、Ti の変化量も少なく、吹出モード制御に対しては殆ど影響を与えない。 しかし、エバポレータ66が停止していれば空気が冷却されないままエバポレー タ66を通過するので、このときのTE は、車室内の暖かい空気の温度と殆ど変 わらず、このときのTE と外気導入の時のTE との差は大きくなる。従って、Ti の変化量も大きくなり、内外気切り換えを行う前に設定された吹出モードが切 り換わる場合が生じる。このように吹出口が切り換わった場合、再び元の吹出モ ードに切り換えるためには、吹出モード切り換え用の操作が必要となり、空調動 作を自動制御した場合の操作が煩わしいものとなるといった問題点が生じている 。
【0007】 そこで、本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、空 調動作が自動制御されている時、内気循環と外気導入を切り換えても、吹き出し モードが不必要に切り換わらないような車両用空調装置を提供することにある。
【0008】
本考案の車両用空調装置は、外気あるいは内気を送風する送風手段、この送風 手段によって送られた空気を除湿・冷却するための熱交換手段、この熱交換手段 から送り出された空気を車室内に吹き出す吹出口、この吹出口を切り換える吹出 モード切換手段、上記熱交換手段通過後の空気の温度を検出する熱交換手段通過 後温度検出手段と外気温を検出する外気温検出手段と車室内の温度を検出する内 気温検出手段とを少なくとも含む状態量検出手段、これら各検出手段によって検 出された状態量に基づいて空調動作を制御する空調動作制御手段を備え、上記空 調動作制御手段によって空調動作が制御されているとき、上記熱交換手段が作動 していれば上記熱交換手段通過後温度検出手段によって検出された熱交換手段通 過後温度に基づいて、また、熱交換手段が停止していれば上記外気温検出手段に よって検出された外気温に基づいて上記吹出モード切換手段を制御する制御手段 がさらに設けられていることを特徴とするものである。
【0009】
上記の構成により、空調動作が自動制御されているとき、熱交換手段であるエ バポレータが作動していれば、エバポレータ通過後温度に基づいて、また、エバ ポレータが停止していれば、外気温に基づいて吹出モードの切り換え制御を行う ことによって、内気温と外気温の差が大きい場合であっても、吹出モード切換手 段での基準となる検出量の差を小さくすることができる。従って、外気導入から 内気循環に切り換わったとき、例えば冬期の暖房時において、エバポレータを通 過する空気が冷たい外気から暖かい内気に切り換えた場合のように温度差が大き いとき、従来ではこの温度差、即ち吹出モード切換手段における検出量の差が大 きい為に、吹出モードが不必要に切り換わる場合があり、乗員が再び吹出モード を切り換える必要があったが、上述の制御によって吹出モード切換手段での基準 となる検出量の差を小さくすることができるので、従来のように吹出モードが不 必要に切り換わることがなく、乗員による吹出モード切り換え操作をなくすこと ができ、空調作動時の操作の煩わしさを低減させることができる。
【0010】
本考案の一実施例について図1ないし図5に基づいて説明すれば、以下の通り である。
【0011】 本実施例の車両用空調装置は、図2に示すように、外気あるいは内気を取り入 れて車室内に送り込むブロアユニット2と、ブロアユニット2によって取り入れ られた空気を冷却するクーリングユニット3及び加熱するヒータユニット4と、 冷却あるいは加熱された空気を車室内に送給する空調ダクト5と、この空調ダク ト5によって送給された空気を車室内に吹き出す後述する各吹出口6〜8等とを 備えた空調ユニット1、この空調ユニット1における空調動作を設定する設定手 段としての操作パネル30、上記空調ユニット1を制御する空調動作制御手段と しての制御装置21からなっている。
【0012】 上記ブロアユニット2は、外気取入口10a、内気取入口10b、内外気切換 ダンパ13を備えたエアインテイクボックス10と、このエアインテイクボック ス10を介して外気あるいは内気を取り入れて空調ダクト5に送給するブロアフ ァン12と、このブロアファン12を回転駆動させるブロアモータ11とで構成 されており、上記の内外気切換ダンパ13を内外気切換ダンパ駆動アクチュエー タ22で開閉制御することによって、外気あるいは内気あるいは外気と内気の混 合した空気を切り換えて導入するようになっている。また、上記のブロアモータ 11の回転を制御することによって、導入される空気の量が調整される。
【0013】 また、上記クーリングユニット3は、ブロアユニット2から送り出された空気 を液冷媒の気化による冷却作用によって冷却する熱交換手段としてのエバポレー タ14を備えている。このエバポレータ14には、エンジン出力軸(図示せず) に離接可能に連結された電磁クラッチ27を介して冷媒を吸入・圧縮する冷房用 のコンプレッサ23が設けられており、このコンプレッサ23は、上記電磁クラ ッチ27の離接動作を制御することによって駆動制御されている。さらに、エバ ポレータ14出口側には、エバポレータ14通過直後の空気の温度(以下、エバ 後温度と略す)を検出する後述のエバ後温度センサ51が設けられている。
【0014】 また、上記ヒータユニット4は、前述したクーリングユニット3を通過した空 気を加熱するヒータコア15と、ヒータコア15に送り込まれる空気の量を調整 するエアミックスドア16とを備えており、このエアミックスドア16をミック スドアアクチュエータ24で開閉制御することによって、冷却された空気と加熱 された空気を混合して温度調整した空気(以下、空調風と称する)を車室内に送 り込むようになっている。
【0015】 また、上記空調ダクト5の端末には、上記空調風を車室内に効率良く送り込む ために、乗員の頭部及び上半身に向かって空調風を吹き出すベント吹出口6…、 乗員の足元から空調風を吹き出すヒート吹出口7、及びフロントガラス等の窓ガ ラスに向かって空調風を吹き出すデフロスタ吹出口8…が設けられている。
【0016】 そして、上記ベント吹出口6…、ヒート吹出口7、及びデフロスタ吹出口8… から吹き出される空調風の量を調整するために、ベントドア17、ヒートドア1 8及びデフロスタドア19が設けられており、これらの各ドア17、18、19 はモードドアアクチュエータ25を作動させることによって開閉するようになっ ている。
【0017】 さらに、空調ダクト5には、ヒータユニット4を介さずにクーリングユニット 3で冷却されて送り出された空気(以下、冷風と称する)を直接ベント吹出口6 …に導くことができるように冷風バイパス9が設けられており、この冷風バイパ ス9の出口側には冷風のベント吹出口6…への吹き出し制御を行うための冷風バ イパスドア20が設けられている。尚、上記冷風バイパスドア20の開閉制御は 、冷風バイパスドアアクチュエータ26によって行われている。
【0018】 また、上記の空調ユニット1を制御するために、図5に示すように、制御装置 21が設けられている。この制御装置21の信号入力側には、車室内の空調状態 に影響を及ぼす状態量の検出手段として、ヒータコア15の冷却水の温度を検出 するための冷却水温センサ56と、車室内の温度を検出するための内気温センサ 52と、車外の温度を検出するための外気温センサ53と、車室内への日射量を 検出するための日射量センサ54と、エバポレータ14を通過した直後の空気の 温度(以下、エバ後温度と称する)を検出するためのエバ後温度センサ51と、 これら各センサの検出信号に基づいて空調ユニット1の各種空調動作を制御する 第一制御装置(図示せず)と、操作パネル30によって温度、風量あるいは、エ アコン作動のON/OFF等の各種空調動作の作動量を設定した後、設定された 空調動作の作動量に基づいて空調ユニット1を制御する第二制御装置(図示せず )とが設けられている。尚、空調ユニット1が上記第一制御装置によって制御さ れていても、操作パネル30によって所望する空調動作を設定変更すれば、所望 する空調動作のみが第二制御装置によって制御される。
【0019】 一方、上記制御装置21の信号出力側では、上述の各種センサおよび操作パネ ル30から送られる信号に基づいて、ブロアモータ11、コンプレッサ23、内 外気切換ダンパアクチュエータ22、エアミクッスドアアクチュエータ24、モ ードアクチュエータ25、冷風バイパスドアアクチュエータ26を制御すること によって、ブロアモータ11、エバポレータ14、内外気切換ダンパ13、エア ミックスドア16、ベントドア17、ヒートドア18、デフロスタドア19、冷 風バイパスドア20の作動を制御するようになっている。
【0020】 上記操作パネル30には、上述した空調動作を設定するための各種スイッチ、 例えば、空調ユニット1の作動をON/OFFするためのメインスイッチ、車室 内の温度を設定するための温度調整レバー、吹出口から吹き出される空気の量を 調整するための風量調整レバー、空調風を吹き出させる吹出口を切り換えるため の吹出モード切換手段である吹出モード切換えスイッチ等が設けられている。
【0021】 また、上記の吹出モード切り換えスイッチは、例えばデフロスタ吹出口8…か ら空気が吹き出すように制御するデフロスト・モードスイッチ、ヒート吹出口7 とデフロスタ吹出口8…から空気が吹き出すように制御するデフ・ヒート・モー ドスイッチ、ヒート吹出口7から空気が吹き出すように制御するヒート・モード スイッチ、ベント吹出口6…とヒート吹出口7から空気が吹き出すように制御す るバイレベル・モードスイッチ、ベント吹出口6…から空気が吹き出すように制 御するベント・モードスイッチとを備え、これら各スイッチを操作することによ って吹出モードを切り換えるようになっている。
【0022】 しかし、上記の各モード切換スイッチは、空調ユニット1の空調動作が各状態 量に基づいて制御されている時、即ち自動制御されている時、空調風の温度に応 じた吹出口を自動的に選定して吹出モードを設定するようになっている。例えば 、冷房時における空調風は冷風なのでベント吹出口6…を選定し、ベントモード を設定し、また、暖房時における空調風は温風なのでヒート吹出口7を選定し、 ヒートモードを設定するようになっている。
【0023】 上記の構成において、空調ユニット1の制御について図1ないし図5を参照し ながら以下に説明する。
【0024】 先ず、イグニッションキーがONされると、図4に示すような制御が行われる 。
【0025】 始めに、RAMをクリアする等の初期設定を行う(S1)。そして、検出手段 によって車両の空調状態に影響を及ぼす状態量を検出する。次に、内気温センサ 52によって車室内の温度を検出し、外気温センサ53によって外気の温度を検 出し、さらに、日射量センサ54によって日射量を検出して、これら各種データ としての各検出信号を制御装置21に読み込ませる(S2)。次に上記検出信号 に基づいてエアミックスドア16の開放割合及び風量を設定し、コンプレッサ2 3の駆動量等の動作量を算出し(S3)、これらの算出量に基づいてエアミック スドア16の開閉制御を行い(S4)、各吹出口からの空気の吹き出し量の制御 を行い(S5)、コンプレッサ23の駆動量を算出することによってエバポレー タ14の作動制御を行う(S6)。さらに、S4での算出量によって吹出モード の制御が行われる(S7)。
【0026】 次に、上記制御装置21によって、冷風バイパスドア20の開閉制御が行われ ると車室内への冷風の導入が制御され(S8)、内気循環させるか外気導入させ るかが判断され、内外気導入の制御が行われる(S9)。そして、上記の一連の 制御が行われた後、再びS2に移行する。
【0027】 ここで、吹出モードの制御ルーチン(S7)について図1を参照しながら以下 に説明する。
【0028】 先ず、内気循環であるか否かが判断される(S11)。ここで、外気導入であ ると判断されれば、そのまま図2に示す冷風バイパスドア制御(S8)に移行す る。しかし、内気循環であると判断されれば、次にエバポレータ14が作動して いるか否かが判断される(S12)。ここで、もしエバポレータ14が作動して いると判断されれば、エバ後温度センサ51による検出量を読み込み(S15) 、このエバ後温度センサによる検出量に基づいて後述する吹出モード切り換えパ ターン(b)を実行し(S16)、吹出モードが選定された後、この吹出モード 制御ルーチンを終了して冷風バイパスドア制御ルーチン(S8)に移行する。
【0029】 次に、S12でエバポレータ14が作動していないと判断されれば、外気温の 検出量を読み込み(S13)、この外気温の検出量に基づいて後述する吹出モー ド切り換えパターン(a)を実行し(S14)、吹出モードが選定された後、吹 出モード制御ルーチンを終了して冷風バイパスドア制御ルーチン(S8)に移行 する。
【0030】 ここで、吹出モード切り換えパターンについて図3を参照しながら以下に説明 する。尚、図3(a)・(b)ともに、横軸はエアミックスドア16の開放割合 (以下、エアミックスドア開度と称する)を、縦軸は各吹出モードの設定位置を 示し、上記エアミックスドア開度が大きくなるほど、空調風の温度が高くなるよ うに設定されるものとする。
【0031】 先ず、図3(a)に、エバポレータ14通過後の空気の温度であるエバ後温度 に基づく制御を示す。ここで、例えば吹出口から吹き出される空調風の温度をT0 とし、エバポレータ14通過後の空気の温度に基づいて算出された値をTm と し、エアミックスドア16の開度をθとするとき、各吹出モードの切換点での開 度は、例えばヒートモードからバイレベルモードに切り換わる点はθ=50−Tm 、バイレベルモードからベントモードに切り換わる点はθ=40−Tm 、逆に ベントモードからバイレベルモードに切り換わる点はθ=46−Tm とし、バイ レベルモードからヒートモードに切り換わる点はθ=56−Tm で表され、Tm 値の変化に伴って各切換点での開度も変化するものとする。また、上記ヒートモ ードからバイレベルモードに切り換わる点を50−Tm と、バイレベルモードか らヒートモードに切り換わる点を56−Tm というように切換点が異なる点で示 しているのは、エアミックスドア16のチャタリング等の弊害を防止するためで ある。
【0032】 上記の制御において、例えば、外気温等の状態量に基づいて算出されたエアミ ックスドア16の開度θ=60で、エバ後温度15℃に基づいて算出された値Tm =15であるとき、先ず、Tm を上記の説明図の横軸に示された式に代入して それぞれの切換点での開度を求める。すると、ヒートモードからバイレベルモー ドへの切換点での開度50−Tm は35、バイレベルモードからベントモードへ の切換点での開度40−Tm は25、ベントモードからバイレベルモードへの切 換点での開度46−Tm は31、バイレベルモードからヒートモードへの切換点 での開度56−Tm は41となる。次に、上記で求めた各切換点での開度を予め 算出されたエアミックスドア16の開度即ちθ=60と比較すると、エアミック スドア16の開度60の方がバイレベルモードからヒートモードへの切換点での 開度41より大きいので、前回の吹出モードが何れのモードであっても新たに設 定される吹出モードはヒートモードに設定される。そして、温度T0 の空調風を 設定された吹出モードにおける吹出口から車室内に送り込んでいる。
【0033】 同様にして、θ=30、Tm =15の場合、同様にして上記の各切換点での開 度とθ=30を比較すると、(バイレベルモードからベントモードへの切換点2 5)<30<(ヒートモードからバイレベルモードへの切換点35)であるので 、前回の吹出モードがヒートモードであればバイレベルモードに切り換わり、前 回の吹出モードがベントモードあるいはバイレベルモードであれば前回の吹出モ ードがそのまま設定される。そして、温度T0 の空調風を設定された吹出モード における吹出口から車室内に送り込んでいる。
【0034】 また、図3(b)に、外気温センサ53によって検出された外気の温度に基づ く制御を示す。ここで、例えば吹出口から吹き出される空調風の温度をT0 とし 、外気温に基づいて算出された値をTA とし、エアミックスドア16の開度をθ とすると、各吹出モードの切換点での開度は、例えばヒートモードからバイレベ ルモードに切り換わる点はθ=50−TA 、バイレベルモードからベントモード に切り換わる点はθ=40−TA 、逆にベントモードからバイレベルモードに切 り換わる点はθ=46−TA 、バイレベルモードからヒートモードに切り換わる 点はθ=56−TA で表され、TA 値の変化に伴って各切換点での開度も変化す るものとする。また、上記ヒートモードからバイレベルモードに切り換わる点を 50−TA 、バイレベルモードからヒートモードに切り換わる点を56−TA と いうように切換点が異なる点で示しているのは、エアミックスドア16のチャタ リング等の弊害を防止するためである。
【0035】 上記の制御において、図3(a)の場合と制御すると、例えば、外気温等の状 態量に基づいて算出されたエアミックスドア16の開度θ=60で、外気温0℃ に基づいて算出された値TA =0であるとき、ヒートモードからバイレベルモー ドへの切換点での開度50−TA は50、バイレベルモードからベントモードへ の切換点での開度40−TA は40、ベントモードからバイレベルモードへの切 換点での開度46−TA は46、バイレベルモードからヒートモードへの切換点 での開度56−TA は56となる。次に、上記で求めた各切換点での開度をその 算出されたエアミックスドア16の開度即ちθ=60と比較すると、エアミック スドア16の開度60の方がバイレベルモードからヒートモードへの切換点56 より大きいので、前回の吹出モードが何れのモードであっても新たに設定される 吹出モードはヒートモードに設定される。そして、温度T0 の空調風を設定され た吹出モードにおける吹出口から車室内に送り込んでいる。
【0036】 同様にして、θ=30、TA =0の場合、上記の各切換点での開度とθ=30 を比較すると、何れの切換点よりも小さな値であるので、前回の吹出モードが何 れのモードであっても今回の吹出モードはベントモードに設定される。そして、 温度T0 の空調風を設定された吹出モードにおける吹出口から車室内に送り込ん でいる。
【0037】 それでは、上記のような吹出モード制御において、例えば暖房時外気導入から 内気循環に切り換えたとき、エアミックスドア16の開度が60%で、外気温が 0℃で、内気温が25℃の場合、上述した吹出モード切り換えパターンに基づい て説明すれば、以下のようになる。
【0038】 始め、外気導入が行われていて、車室内の温度が25℃となるように保持され ている場合に、内気循環に切り換わったとき、エバポレータ14が作動していれ ば、内気温25℃の空気はエバポレータ14で冷却されて、図3(a)に基づく 吹出モード切り換えパターンが実行される。このとき、エバ後温度に基づいて算 出された値がTm =15で、エアミックスドア16の開度がθ=60であれば、 どの吹出モードの切換点の値よりもエアミックスドア16の開度が大きいので、 前回、暖房時であるので吹出モードとしてヒートモードが設定されていたのが、 再びヒートモードに設定される。
【0039】 次に、内気循環に切り換わったとき、エバポレータ14が停止していれば、図 3(b)に基づく吹出モード切り換えパターンが実行される。このとき、外気温 0℃に基づいて算出された値がTA =0、エアミックスドア16の開度がθ=6 0であれば、どの吹出モードの切換点の値よりもエアミックスドア16の開度が 大きいので、前回、暖房時であるので吹出モードとしてヒートモードに設定され ていたのが、再びヒートモードに設定される。
【0040】 従来では、空調ユニット1が外気温等の状態量によって自動制御されていると き、エバポレータの作動あるいは停止に関わらず、エバ後温度に基づいて算出さ れた値を用いて吹出モードの制御を行っていたので、上記ように外気温度と内気 温度との差が大きい場合に内外気切り換えを行えば、エバポレータが作動してい れば空気が冷却されるので、吹出モードは切り換わらないが、エバポレータが停 止していれば車室内の空気の温度そのままがエバ後温度となり、このエバ後温度 に基づいて算出された値を用いて吹出モードの制御を行っていたので、吹出モー ドが前回のモードから切り換わる場合があった。
【0041】 しかしながら、本考案によれば、空調ユニット1が外気温等の状態量によって 自動制御されているとき、吹出モードの切り換えを、上述したようにエバポレー タ14の作動あるいは停止によって、吹出モード切り換えパターンを換えて制御 しているので、上記のように外気温度と内気温度との差が大きい場合でも、的確 に吹出モードを選定することができるので、不必要に吹出モードが切り換わるこ とがない。
【0042】 以上のように、空調ユニット1が外気温等の状態量によって自動制御されてい るとき、エバポレータの作動/停止によって、外気温に基づく制御、あるいはエ バ後温度に基づく制御と、分けて吹出モード切り換え制御を行うことができるの で、特に外気温度と内気温度との温度差が大きい場合において、従来のように外 気導入から内気循環に切り換えた時の吹出モードの不必要な切り換わりを防ぐこ とができ、空調ユニット1の操作性を向上させることができる。
【0043】
本考案の車両用空調装置は、以上のように、外気あるいは内気を送風する送風 手段、この送風手段によって送られた空気を除湿・冷却するための熱交換手段、 この熱交換手段から送り出された空気を車室内に吹き出す吹出口、この吹出口を 切り換える吹出モード切換手段、上記熱交換手段通過後の空気の温度を検出する 熱交換手段通過後温度検出手段と外気温を検出する外気温検出手段と車室内の温 度を検出する内気温検出手段とを少なくとも含む状態量検出手段、これら各検出 手段によって検出された状態量に基づいて空調動作を制御する空調動作制御手段 を備え、上記空調動作制御手段によって空調動作が制御されているとき、上記熱 交換手段が作動していれば上記熱交換手段通過後温度検出手段によって検出され た熱交換手段通過後温度に基づいて、また、熱交換手段が停止していれば上記外 気温検出手段によって検出された外気温に基づいて上記吹出モード切換手段を制 御する制御手段がさらに設けられていることを特徴とする構成である。
【0044】 それゆえ、吹出モード切換手段の制御が、エバポレータが作動していれば、エ バ後温度検出手段によって検出されたエバ後温度に基づいて、また、エバポレー タが作動していなければ、外気温検出手段によって検出された外気温に基づいて 行われるので、内外気切換手段によって外気導入あるいは内気循環に切り換えら れた時に、内気温度と外気温度に差がある場合、吹出モードが不必要に切り換わ るのを防ぐことができるという効果を奏する。
【図1】本考案の一実施例である車両用空調装置におけ
る吹出モード制御ルーチンを示すフローチャートであ
る。
る吹出モード制御ルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図2】図1に示す車両用空調装置の全体を示す概略構
成図である。
成図である。
【図3】図1に示す吹出モード制御ルーチンでの吹出モ
ード切換え機構を示すものであって、同図(a)は、エ
バ後温度Tm に基づく吹出モード切り換えを示す説明図
であり、同図(b)は、外気温TA に基づく吹出モード
切り換えを示す説明図である。
ード切換え機構を示すものであって、同図(a)は、エ
バ後温度Tm に基づく吹出モード切り換えを示す説明図
であり、同図(b)は、外気温TA に基づく吹出モード
切り換えを示す説明図である。
【図4】図2に示す車両用空調装置の主制御機構を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図5】図2に示す車両用空調装置の制御装置を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図6】従来の車両用空調装置の要部構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
2 ブロアユニット(送風手段) 6 ベント吹出口 7 ヒート吹出口 8 デフロスタ吹出口 14 エバポレータ(熱交換手段) 51 エバ後温度センサ(熱交換手段通過後温度検出
手段) 52 内気温センサ(内気温検出手段) 53 外気温センサ(外気温検出手段)
手段) 52 内気温センサ(内気温検出手段) 53 外気温センサ(外気温検出手段)
Claims (1)
- 【請求項1】外気あるいは内気を送風する送風手段、こ
の送風手段によって送られた空気を除湿・冷却するため
の熱交換手段、この熱交換手段から送り出された空気を
車室内に吹き出す吹出口、この吹出口を切り換える吹出
モード切換手段、上記熱交換手段通過後の空気の温度を
検出する熱交換手段通過後温度検出手段と外気温を検出
する外気温検出手段と車室内の温度を検出する内気温検
出手段とを少なくとも含む状態量検出手段、これら各検
出手段によって検出された状態量に基づいて空調動作を
制御する空調動作制御手段を備えた車両用空調装置にお
いて、 上記空調動作制御手段によって空調動作が制御されてい
るとき、上記熱交換手段が作動していれば上記熱交換手
段通過後温度検出手段によって検出された熱交換手段通
過後温度に基づいて、また、熱交換手段が停止していれ
ば上記外気温検出手段によって検出された外気温に基づ
いて上記吹出モード切換手段を制御する制御手段がさら
に設けられていることを特徴とする車両用空調装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992059827U JP2572640Y2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992059827U JP2572640Y2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 車両用空調装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0622014U true JPH0622014U (ja) | 1994-03-22 |
| JP2572640Y2 JP2572640Y2 (ja) | 1998-05-25 |
Family
ID=13124455
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992059827U Expired - Lifetime JP2572640Y2 (ja) | 1992-08-25 | 1992-08-25 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2572640Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61211113A (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-19 | Diesel Kiki Co Ltd | 車両用空気調和装置 |
| JPH0367718A (ja) * | 1989-08-04 | 1991-03-22 | Mazda Motor Corp | 車両用空調制御装置 |
-
1992
- 1992-08-25 JP JP1992059827U patent/JP2572640Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61211113A (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-19 | Diesel Kiki Co Ltd | 車両用空気調和装置 |
| JPH0367718A (ja) * | 1989-08-04 | 1991-03-22 | Mazda Motor Corp | 車両用空調制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2572640Y2 (ja) | 1998-05-25 |
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