JPH06220169A - 安定性および反応性の間に良好な比率を有する、エポキシ樹脂、ジシアンジアミドおよび硬化促進剤をベースとした熱硬化性組成物 - Google Patents

安定性および反応性の間に良好な比率を有する、エポキシ樹脂、ジシアンジアミドおよび硬化促進剤をベースとした熱硬化性組成物

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JPH06220169A
JPH06220169A JP34481993A JP34481993A JPH06220169A JP H06220169 A JPH06220169 A JP H06220169A JP 34481993 A JP34481993 A JP 34481993A JP 34481993 A JP34481993 A JP 34481993A JP H06220169 A JPH06220169 A JP H06220169A
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Andreas Muhlebach
ミュールバッハ アンドレアス
Peter Dr Flury
フルーリ ピーター
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定性および反応性の間に良好な比率を有す
る、エポキシ樹脂、ジシアンジアミドおよび硬化促進剤
をベースとした熱硬化性組成物を提供する。 【構成】 次式1 【化1】 (式中 R1 ,R3 はアルキル基、シクロアルキル基ま
たはアリール基を表し、R2 ,R4 はアルキル基または
アリール基を表し、またはR1 とR2 および/またはR
3 とR4 は1,4−テトラメチレン基または1,5−ペ
ンタメチレン基を表し、また、最後にR5 ,R6
7 ,R8 は水素原子もしくはハロゲン原子または炭素
原子数1ないし4のアルキル基もしくは炭素原子数1な
いし4のアルコキシ基を表す。)で表わされる化合物で
ある熱硬化性組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1種のエポ
キシ樹脂およびジシアンジアミドからなる熱硬化性組成
物の硬化促進剤として以下の式1に示される化合物の使
用、相当する熱硬化性組成物および、式1の化合物の2
つの都合の良い製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ジシアンジアミドは、エポキシ樹脂(H
enry Lee,Kris Neville“Han
dbook of Epoxy Resins”,Mc
Graw−Hill Book Company,Ne
w York,1967,pages 10−16)に
しばしば使用される公知の硬化剤である。実際に、室
温、または約40℃まで穏やかに加熱された温度に於い
て、とても低い反応性を有し、また、例えば増加した粘
度によるような、部分的硬化が組成物の操作性をより困
難にまたは不可能にすることなく、その温度に於いて、
エポキシ樹脂およびジシアンジアミドの組成物の操作お
よび/または貯蔵を可能とした。しかしながら、特に急
速な硬化が必要とされる場合、例えば接着剤としての使
用の場合、ジシアンジアミドはまた硬化のために比較的
高い温度、少なくとも145℃以上が必要となる。
【0003】従って、該組成物の反応性を増加させるた
めに、硬化促進剤が通常使用される。イミダゾール誘導
体、および特にN’−( 3クロロ−4−メチルフェニ
ル)−N,N−ジメチルウレア(クロロトルエン)が特
に良好な硬化促進剤として公知である。クロロトルエン
はエポキシ樹脂/ジシアンジアミド組成物の反応性を非
常に驚くほど増加させることが可能である。従って、1
60℃に於いてクロロトルエンにより促進されたエポキ
シ樹脂/ジシアンジアミド混合物のゲル化時間は僅か数
分間である一方で、硬化促進剤を含まない場合、同じ温
度に於ける相当する組成物のゲル化時間は約30分ない
し1時間である。しかしながら、クロロトルエンおよび
他の相対的に良好な促進剤は都合悪いが、それらはまた
室温および僅かに加熱された温度に於いて反応混合物の
反応性を強烈に増加させるので、これらの組成物の保存
安定性はもはや満足のいくものではなくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明はエポ
キシ樹脂、ジシアンジアミドをベースとした熱硬化性組
成物の硬化促進剤を提供することを目的とするが、それ
は、加熱された温度に於けるクロロトルエンの硬化速度
と比較して、室温または穏やかに加熱された温度に於い
て低い反応性を示す、従って該組成物の加工性はこの温
度に於いて、比較的長い継続的な時間または貯蔵中で
も、変化がないかまたは僅かに変化があるのみである。
【0005】驚くことに、少なくとも1種のエポキシ樹
脂、ジシアンジアミドからなる熱硬化性組成物の硬化促
進剤として次式1
【化7】 (式中 R1 およびR3 は各々独立してそれぞれ、アル
キル基、シクロアルキル基またはアリール基を表し、R
2 およびR4 は各々独立してそれぞれアルキル基または
アリール基を表し、またはR1 とR2 および/またはR
3 およびR4 はそれぞれ1,4−テトラメチレン基また
は1,5−ペンタメチレン基を表し、また、最後に
5 ,R6 ,R7 およびR8 は各々独立してそれぞれ水
素原子もしくはハロゲン原子または炭素原子数1ないし
4のアルキル基もしくは炭素原子数1ないし4のアルコ
キシ基を表す。)で表わされる化合物を使用することに
より、本発明の課題を解決できることがみいだされた。
【0006】式1中のアルキル基R1 ないしR4 は好ま
しくは炭素原子数1ないし6のアルキル基を表し、それ
は直鎖または枝別れしている、例えばメチル基、エチル
基、プロピル基、イソ−プロピル基、n−ブチル基、第
二−ブチル基、第三−ブチル基、イソ−ブチル基または
直鎖または相当する枝別れしたベンジル基またはヘキシ
ル基を表す。シクロアルキル基R1 ないしR4 は、特に
は、シクロペンチル基またはシクロヘキシル基を表し、
またアリール基R1 ないしR4 は、特にはフェニル基ま
たは、前記されたシクロアルキル基、および1個以上
の、例えば2または3個の水素原子、ハロゲン原子、特
に塩素原子もしくは臭素原子、または直鎖または1,
2,3もしくは4個の炭素原子数を有する枝別れしたア
ルキル基、またはこれらのアルキル基に相当するアルコ
キシ基により置換された、フェニル基から誘導された基
を表す。
【0007】式1の化合物は、少なくともいくつかの場
合公知であり、また例えばそれ自身公知の方法、つまり
次式
【化8】 で表わされるジアミンと式HNR1 2 のアミンおよび
式HNR3 4 のアミンを、炭素モノオキシドおよび硫
黄の存在下に於けるオートクレープ内で反応させる方法
と類似した方法により得られる。前記された式中の基R
1 ないしR8 は式1と同一の意味を表す。反応物の量は
重要ではないが、一般に少なくとも化学量論量の反応物
が存在すべきである。この方法は、詳細にいくつかの例
と一緒に米国特許第2993044号に開示されてい
る。
【0008】2つの新規1−段階方法が更に、式1の化
合物の製造に適していることが見出された。本発明は同
様に、これらの方法に関連している。2つの方法は、加
圧されたオートクレープの使用を不必要に妨げ、そして
硫化水素の形成に結びつかない。よって上記のすでに公
知となった製造方法、即ち硫化水素の吸着が不必要とな
る。
【0009】これらの1−段階方法の第一操作は、次式
【化9】 (式中 基R5 ,R6 ,R7 およびR8 は前記と同じ意
味を表す。)で表わされるジイソシアネート化合物を、
それぞれ少なくともほぼ化学量論量の、アミンHNR1
2 およびHNR3 4(式中 R1 ないしR4 は上記
と同様の意味を表す。)とイソシアネートにたいして不
活性である適した溶媒中、例えばエチルアセテート、ジ
オキサンまたは適した炭化水素原子中に於いて無水状態
で、加熱して反応させ、そして式1の生成物を単離する
ことからなる。単離のために、溶媒が取り除かれる。し
かしながら、式Iの化合物の幾つかは、前記した溶媒中
で発泡溶解性であり、際立った収率で単離される。これ
は特に、R1 ないしR4 が全てアルキル基、好ましくは
同一の炭素原子数1ないし3のアルキル基である式Iの
化合物に使用される。一般に、前記された方法は約10
0パーセントの所望の生成物および高い純度でこの生成
物を生成する。
【0010】前記されたオートクレープ方法と同様にし
て、第二操作は、次式
【化10】 で表わされるジアミンから開始され、該方法は、少なく
ともほぼ化学量論量の次式
【化11】 で表わされる塩化カルボニル基と適した溶媒中で、反応
させることからなる。
【0011】本発明は更に、前記された式1の化合物が
硬化促進剤として使用される少なくとも1個の1種のエ
ポキシ樹脂、ジシアンジアミドおよび硬化促進剤からな
る熱硬化性組成物に関する。
【0012】本発明の組成物は、加熱された温度に於い
て硬化促進剤としてクロロトルエンをベースとした組成
物に対して類似の反応性を示すが、同時に室温に於ける
安定性を前記した組成物よりも、大きく増加する。これ
は硬化促進剤を伴わない相当する組成物の安定性と比較
した場合である。
【0013】特に好ましい組成物は、基R1 ,R2 ,R
3 およびR4 が各々独立して炭素原子数1ないし3のア
ルキル基またはフェニルである、式1の硬化促進剤をベ
ースとした組成物、およびR5 ,R6 ,R7 およびR8
が全て水素原子である式1の化合物に基づく組成物であ
る。
【0014】最後に、本発明の最も好ましい組成物は基
1 ,R2 ,R3 およびR4 が全てメチル基であり、ま
た基R5 ,R6 ,R7 およびR8 が全て水素原子である
式1の化合物からなる組成物である。
【0015】全ての慣習のジ−およびポリエポキシドお
よびエポキシ樹脂プレポリマーは、本発明のエポキシ樹
脂に適している。ジ−およびポリエポキシドは脂肪族、
環状脂肪族または芳香族化合物でありうる。該化合物の
例は、脂肪族または環状脂肪族ジオールまたはポリオー
ル、例えばエチレングリコール、プロパン−1,2−ジ
オール、プロパン−1,3−ジオール、ブタン−1,4
−ジオール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール、グリセロール、ト
リメチルプロパンまたは1,4−ジメチロールシクロヘ
キサン、または2,2−ビス(4−ヒドロキシシクロヘ
キシル)プロパンのグリシジルエーテルおよびβ−メチ
ルグリシジルエーテルであり、ジ−およびポリフェノー
ル、例えばレゾルシノール、4,4’−ジヒドロキシジ
フェニルメタン、4,4’−ジヒドロキシジフェニル−
2,2−プロパン、ノボラックおよび、1,1,2,2
−テトラキス(4−ヒドロキシフェニル)エタンのグリ
シジルエーテルである。他の例はN−グリシジル化合
物、例えばエチレンウレア、1,3−プロピレンウレア
もしくは5−ジメチルヒダントインまたは4,4’メチ
レン−5,5’−テトラメチルジヒダントインのジグリ
シジル化合物、またはトリグリシジルイソシアヌレート
である。
【0016】他の工業的に重要なグリシジル化合物は、
カルボン酸のグリシジルエステル、特にはジ−およびポ
リカルボン酸である。これらの例は琥珀酸、アジピン
酸、アゼライン酸、セバシン酸、フタール酸、テレフタ
ール酸、テトラおよびヘキサヒドロフタール酸、イソフ
タール酸もしくはトリメリック酸、または二量化脂肪酸
のグリシジルエステルである。
【0017】グリシジル化合物以外のポリエポキシドの
例は、ビニルシクロヘキセンおよびジシクロペンタジエ
ンのジエポキシド、3−(3’,4’−エポキシシクロ
ヘキシル)−8,9−エポキシ−2,4−ジオキサスピ
ロ〔5.5〕ウンデカン、3,4−エポキシシクロヘキ
サンカルボン酸の3’,4’−エポキシシクロヘキシル
メチルエステル、ブタジエンジエポキシドまたはイソプ
レンジエポキシド、エポキシ化したリノール酸誘導体ま
たはエポキシ化したポリブタジエンである。
【0018】好ましいエポキシ樹脂は進歩したジグリシ
ジルエステルであり、それは二価フェノールまたは2な
いし4つの炭素原子を有する二価脂肪族アルコールであ
り、特には、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパンおよびビス(4−ヒドロキシフェニル)メタ
ン、進歩したジグリシジルエーテルであり、またはこれ
らのエポキシ樹脂の混合物である。
【0019】エポキシ樹脂の樹脂成分をベースとした前
記の組成物は、本発明の重要な具体例にも係わらず、硬
化性組成物はエポキシ樹脂に加えて、更にポリイソシア
ネートからなる。
【0020】適したポリイソシアネートはここでは、架
橋が可能なポイソシアネートであり、例えばヘキサメチ
レンジイソシアネート(HDI)、トリメチルヘキサメ
チレンジイソシアネート(TMDI)、シクロヘキサン
ジイソシアネート(CHDI)、イソフォロンジイソシ
アネート(3,5,5−トリメチル−1−イソシアネー
ト−3−イソシアネートメチルシクロヘキサン;IPD
I)、メチレン−ジシクロヘキシルイソシアネート(H
MDI)、p−フェニレンジイソシアネート(PPD
I)、ジイソシアネートトルエン(TDI)、例えば
2,4−ジイソシアネートトルエン、2,6−ジイソシ
アネートトルエンおよび二つの異性体の工業的混合物、
ナフタレンジイソシアネート(NDI)、特に1,5−
ナフチレンジイソシアネート、ジアニジンジイソシアネ
ート(DADI)、メチレン−ジフェニルジイソシアネ
ート(MDI)、特には4,4’−異性体、しかしまた
幾つかの異性体の工業的混合物、例えば4,4’−およ
び2,4’−異性体、またはポリメチレン−ポリフェニ
ルイソシアネート(PAPI)である。イソシアネート
基、ウレトジオンまたはカルボジイミド化合物を介し
て、ポリイソシアネートとそれらによる反応により得ら
れるポリイソシアネートであり、それは二つのイソシア
ネート基、または3個のイソシアネート基の反応により
形成される、イソシアヌレートもしくはビウレット化合
物の反応により生成される、基がまた特に適している。
ポリイソシアネートプレポリマーは分子当たりに平均1
よりも多くのイソシアネート基を有し、そして前記の分
子過剰の先行試験により、例えば、前記のポリイソシア
ネート一種と、1分子当たり少なくとも2個の活性水素
原子を有する有機材料の反応により、例えばヒドロキシ
基、ポリアルキレングリコールの形態で得られる。ポリ
イソシアネートはまた本発明に適する。例えば前記のイ
ソシアネートは一般に調整可能であり、また商業的に幅
広く入手可能である。
【0021】好ましいポリイソシアネートはメチレン−
ジフェニルジイソシアネート(MDI)、イソホロンジ
イソシアネート(IPDI)、ヘキサメチレンジイソシ
アネート、ジイソシアネートトルエン(TDI)、例え
ば2,4−ジイソシアネートトルエン、2,6−ジイソ
シアネートトルエンおよび2個の異性体の工業的混合
物、および上記のイソシアネートとポリアルコールのプ
レポリマーであり、およびイソシアネート基を介するポ
リイソシアネートとそれらの反応から得られる反応生成
物である。
【0022】ポリイソシアネートの遊離イソシアネート
基はまた通常の方法によりブロックされる、例えばフェ
ノール、酸化物、カプロラクタム、イミダゾール、ピラ
ゾールまたはインダゾールによってである。ピラゾール
にブロックされたポリイソシアネートが好ましい、なぜ
ならそれらはすでにイソシアネートを再び放出している
からであり、また相対的に低い温度に於いて、約80℃
から硬化し始めるからである。
【0023】ピラゾールにブロックされたポリイソシア
ネートおよびその製造方法が米国特許第4976837
号および欧州特許第0500495号に開示されてい
る。該方法は、敵したピラゾールとポリイソシアネート
の定量的な反応が、不活性ガス下で実施される。反応が
好ましくは、加熱された温度に於いて、また適した不活
性溶媒(例えばトルエン)中で、適当ならば触媒(例え
ば、ジブチルチンジラウレート)の存在下で実施され
る。二つの化合物の発熱反応より、冷却が必要となる。
ブロッキングに使用されるピラゾールは好ましくは、次
【化12】 (式中 R1 ,R2 およびR3 は各々独立して水素原
子、ヒドロキシ基、特には炭素原子数を最高5個有する
アルキル基、特には炭素原子を1ないし5個有するアル
コキシ基、特には炭素原子数1ないし5のアルキルチオ
基、メチル基およびメトキシ基が特に好ましい、最高1
0員環の炭素原子を有するアリール基、特には、アリー
ル基は置換基を有しても、有さなくても良いフェニル基
を表し、例えば炭素原子数1ないし4のアルキル基また
は炭素原子数1ないし4のアルキルオキシ置換基;また
はアリールアルキル基、特にはアリール−(炭素原子数
1ないし4)アルキル基、特にはアリールメチル基、特
にはベンジル基を表す。この型のピラゾールは商業的に
入手でき、または既存の方法、例えば、適当に選択され
たi,i+2ジケトン、例えば1,3−ジケトンとヒド
ラジンの、溶媒(例えば、トルエン)存在または不存在
下の反応により得られる。
【0024】エポキシ樹脂およびポリイソシアネートの
混合物が使用された場合、全樹脂成分の重量当たり、エ
ポキシ樹脂が好ましくは少なくとも50、または少なく
とも70重量%である。
【0025】前記された組成物は都合良くは、エポキシ
樹脂およびジシアンジアミド他のポリイソシアネートの
全体の量に基づいて、0.1ないし10重量%の式1の
化合物からなる。ジシアンジアミドは一般に2−20重
量%存在する、そしてエポキシ樹脂またはエポキシ樹脂
/ポリイソシアネート混合物は80−98重量%存在す
る、それぞれの場合ジシアンジアミドの全重量に基づい
て、エポキシ樹脂および他のブロックされたまたはブロ
ックされていないポリイソシアネートが存在する。以下
の好ましい組成物の例は、エポキシ樹脂、ジシアンジア
ミドおよび,1,4−ビス(N,N’−ジメチルウレイ
ド)ベンゼンのの全体量に基づき約10重量%のジシア
ンジアミドおよび、5重量%の1,4−ビス(N,N’
−ジメチルウレイド)ベンゼンからなる。
【0026】前記された成分に加えて、本発明の組成物
はまた他の慣用の成分からなる、例えば粘度調整剤、増
量剤、充填剤、強化剤、金属粒子、顔料、染料、有機溶
媒、可塑剤、定着剤、殺微生物剤、酸化防止剤、流動調
整剤、希釈剤、例えば反応希釈剤等である。
【0027】本発明の硬化性混合物が、硬化組成物の製
造に一般に使用され、そして特に特殊な領域に於いて使
用される、例えば被覆組成物、塗装、組成物の圧縮、浸
漬樹脂、注型用樹脂、含浸用樹脂、積層樹脂またはマト
リックス樹脂である。
【0028】それらは例えば、プレプレグ、積層された
材料または複合材料の製造、成形材料の全ての型の製造
にまたは電子または電気材料の封印に適する。本発明の
組成物は特に1または2個の組成物接着剤として適す
る、例えばIC上で接着することである。エポキシ樹脂
およびポリイソシアネートの混合物をベースとした組成
物を使用するのに好ましい分野は、例えば可塑剤または
柔軟剤といった生成物中で反応する改良剤により硬化さ
れる生成物の製造である、例えば、ポリイソシアネート
組成物は、エポキシ樹脂組成物(インターペネトレーテ
ィングポリマーネットワーク)の改良剤である。
【0029】本発明の硬化した材料を良く接着する操
作、即ち被覆剤としての本発明の組成物の使用が、プレ
プレグ、特に熱可塑性、好ましくは単成分接着剤の製造
に適している。
【0030】本発明の混合物混合物が、比較的低温度に
於いて即座に完全に硬化する。20ないし200℃、好
ましくは60ないし180℃、特には80ないし120
℃の範囲の温度が、一般に完全硬化に使用される。ここ
では色々な形態の加熱により硬化がもたらされる。例え
ば、それはマイクロウエーブの使用または還元加熱であ
り、その場合、組成物は電気電動性粒子、例えば金属粒
子等からなる。完全硬化が、続く成形物品への成形、含
浸、積層または接着によりもたらされる。
【0031】しかしながら、本発明の組成物の特に都合
の良い点は、140℃以下特には120および140℃
の低い温度範囲に於いて、それらが完全に硬化しえるこ
とである。本発明の組成物のゲル化時間は、実際にはこ
れらの温度に於いて、30分以下である。
【0032】実施例1: 次式
【化13】 で表わされる化合物の製造方法。1,4−フェニレンジ
イソシアネート(Akzo Chem.Co;Aldr
ich or Flukaから入手可能)112.09
g(0.7mol)およびアセチル酸エチルエステル
(エチルアセテート)1.6リットルを還流コンデンサ
ー、窒素出入口を取り付けた2リットルの丸底フラスコ
中で、還元下で加熱する。ジメチルアミン63.1g
(1.4mol)を流し込む。混合物を室温に冷却し、
そして白色の懸濁液をG4濾紙を通してろ過する。エチ
ルアセテートにより洗浄した後に、生成物を高真空下、
110℃に於いて14時間乾燥させる。所望の生成物1
74g(理論値の99.3%)を得る。融点 >300℃元素分析 理論値 C57.58% H7.25% N22.38% 実験値 C57.50% H7.24% N22.03%IR(KBr): 1640cm-1に於いてυ(C=
O);−NCOバンド(υ2280cm-1)はみられな
い。 1 H−NMR(DMSO−d6 ): 2.90ppm,
s,12H;7.27ppm,s,4H;8.06pp
m,s,2H
【0033】実施例2: 次式
【化14】 で表わされる化合物の製造方法。ピリジン600ミリリ
ットル中の1,4−フェニレンジアミン溶液64.88
g(0.6mol)を最初、還流コンデンサー、窒素出
入口、温度系および滴下ロートを取り付けた1.5リッ
トルの硫化フラスコ中に導入し、そして塩化ジメチルカ
ルバモイル141.95g(1.32mol)を滴下す
る。発熱反応が生じる。混合物を100℃に於いて12
時間放置し、そして冷却し、氷および1N塩酸の混合物
に流し込む。それをG4濾紙を通してろ過し、そして生
成物をエタノールおよびエチルアセテートにより洗浄
し、生成物を高真空下、50℃に於いて14時間乾燥さ
せる。紫色の粉末状の所望の生成物116.8g(理論
値の77.8%)を得る。融点 >300℃元素分析 理論値 C57.58% H7.25% N22.38% 実験値 C57.56% H7.23% N22.53% 1 H−NMR(DMSO−d6 ): 2.90ppm,
s,12H;7.28ppm,s,4H;8.10pp
m,s,2H
【0034】実施例3: 米国特許第2993044号
に類似した次式
【化15】 で表わされる化合物の製造方法。ピリジン600ミリリ
ットル中の1,4−フェニレンジアミン136.08g
(1.26mol)、硫黄161.28g(5.04m
ol)およびメタノール315ミリリットルを最初、機
械攪拌機(アンカー攪拌機)を取り付けた6.3リット
ルのスチールオートクレープに導入する。その後、オー
トクレープ中で22バールを越すまで、ジメチルアミン
340.2g(7.56mol)、続いてカーボンモノ
オキサイドを押し込む。この操作中、温度は最初18℃
ないし36−℃に上昇する。75分後、圧力は10バー
ルまで降下する。混合物を100℃まで加熱し、そして
この温度に2時間放置する(圧力は100バール)。そ
の後、室温に冷却し、オートクレープをメタノールによ
り洗浄し、そして得られた黒色懸濁液を60℃に1時間
加熱し、そしてろ過する。残渣を加熱した熱いメタノー
ルにより洗浄し、液体が無色になるまで洗浄し、そして
高真空下、110℃に於いて14時間乾燥する。所望の
生成物296g(理論値の94%)を得る。元素分析 理論値 C57.58% H7.25% N22.38% 実験値 C57.42% H7.28% N22.38%IR(KBr): 1640cm-1に於いてυ(C=O)
がみられた 1 H−NMR(DMSO−d6 ): 2.99ppm,
s,12H;7.44ppm,s,4H;8.23pp
m,s,2H 実施例1,2,および3の生成物は全て、同一の促進効
果を有し、そして組成物中の潜在特性がこの明細書中に
記載される。
【0035】実施例4: ビスフェノールA〔エポキシ
価185−190g/価;粘度(25℃に於いてDIN
53015によって):10000−12000mP
a.s;商標名 Araldit GY−250〕をベ
ースとしたエポキシ樹脂20g、ジシアンジアミド2g
および実施例1の促進剤1gの混合物を、均質化のため
に三本ロールミルに2度通す。この混合物は表1(混合
物A)に示される特性を有する。比較のために、混合物
の特性が同一であるが、発明(混合物B)の硬化促進剤
に代わって促進剤として同量のクロロトルエンからな
り、また他の促進剤(混合物C)を含まない相当する混
合物の特性を、また表に示す。 表1: 混合物 最大発熱量 ΔH 40℃に於ける安定性 ISO 4587による [J/g] 引張重ね剪断力 (Al/Al) A 132℃ 400 >100d 19.4N/mm2 B 149℃ 300 <14d 17.9N/mm2 C 202℃ 443 >100d 19.5N/mm2 混合物 100℃ 120 ℃ 140℃ 160℃ に於けるゲル化時間(分) A >60 23 6 3 B >60 11.5 5 1.25 C >60 >60 >60 31 1, 10℃/ 分の加熱速度に於けるDSC により測定され
た。 2, 混合物の粘土が2 倍になるのにかかった日数d 日 3, 160 ℃に於いて60分硬化した後 得られたデータと混合物AおよびBを比較した場合、ク
ロロホルム(混合物B)からなる組成物との比較によ
り、本発明(混合物A)の組成物の安定性が向上してい
ることが見られた、しかしながら、両組成物は加熱した
温度に於いてほぼ同じ反応性を有し、またこの温度に於
いて、同じ時間で硬化する。更に、混合物AおよびBと
の値を比較することにより、本発明により促進された熱
硬化性組成物Aの安定性が促進されていないが、成分
(混合物C)と同一の組成物であるものと匹敵すること
が示される。
【0036】実施例5:以下に示される接着性混合物
(混合物D)が均質化のために、三本ロールミルに2度
通す。 ビスフェノールAジグリシジルエーテル9.52g、
1,4−ブタンジオールジグリシジルエーテル2.36
g、粗製未精製されたビスフェノールAジグリシジルエ
ーテル0.34g(5.2−5.4エポキシ価/k
g)、粗製未精製されたビスフェノールAジグリシジル
エーテル/カルボキシ末端ブタジエン/アクリロニトリ
ルコポリマー/カシューナッツオイル(3.0−3.5
エポキシ価/kg)の付加物6.00g、ジシアンジア
ミド0.70g、シリコンジオキシド0.60g、実施
例1−3の促進剤0.48g。比較のために、同一の混
合物が促進剤として、同一量のクロロトルエンが同一の
方法により均質化される(混合物E)。二つの混合物の
重要な性質が表2に示される。 表2: 混合物 最大発熱量 ΔH 40℃に於ける安定性 ISO 4587による [J/g] 引張重ね剪断力 (Al/Al) D 157℃ 252 >100d 30.3N/mm2 E 152℃ 237 <30d 35.6N/mm2 混合物 100℃ 120 ℃ 140 ℃ 160 ℃ に於けるゲル化時間(分) D >60 29 8.3 2.3 E >60 19 8.2 3.5 1, 10℃/ 分の加熱速度に於けるDSC により測定され
た。 2, 混合物の粘土が2 倍になるのにかかった日数d 日 3, 160 ℃に於いて60分硬化した後

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1種のエポキシ樹脂、ジシア
    ンジアミドおよび硬化促進剤からなり、使用される硬化
    促進剤が次式1 【化1】 (式中 R1 およびR3 は各々独立してそれぞれ、アル
    キル基、シクロアルキル基またはアリール基を表し、R
    2 およびR4 は各々独立してそれぞれアルキル基または
    アリール基を表し、またはR1 とR2 および/またはR
    3 とR4 はそれぞれ1,4−テトラメチレン基または
    1,5−ペンタメチレン基を表し、また、最後にR5
    6 ,R7 およびR8 は各々独立してそれぞれ水素原子
    もしくはハロゲン原子または炭素原子数1ないし4のア
    ルキル基もしくは炭素原子数1ないし4のアルコキシ基
    を表す。)で表わされる化合物である熱硬化性組成物。
  2. 【請求項2】 式1中、R1 ,R2 ,R3 およびR4
    各々独立して炭素原子数1ないし3のアルキル基または
    フェニル基である請求項1記載の組成物。
  3. 【請求項3】 式1中、R5 ,R6 ,R7 およびR8
    全て水素原子である請求項1記載の組成物。
  4. 【請求項4】 式1中、R1 ,R2 ,R3 およびR4
    全てメチル基である請求項3記載の組成物。
  5. 【請求項5】 付加的に、ポリイソシアネートを含む請
    求項1記載の組成物。
  6. 【請求項6】 式1の化合物がエポキシ樹脂およびジシ
    アンジアミドおよび組成物中にポリイソシアネートが存
    在する場合はその全ての全重量に基づいて、0.1ない
    し10重量%からなり、請求項1記載の組成物。
  7. 【請求項7】 次式1 【化2】 (式中 R1 およびR3 は各々独立してそれぞれアルキ
    ル基、シクロアルキル基またはアリール基を表し、R2
    およびR4 は各々独立してそれぞれアルキル基またはア
    リール基を表し、またはR1 とR2 および/またはR3
    とR4 はそれぞれ1,4−テトラメチレン基または1,
    5−ペンタメチレン基を表し、および、最後にR5 ,R
    6 ,R7 およびR8 は各々独立してそれぞれ水素原子も
    しくはハロゲン原子または炭素原子数1ないし4のアル
    キル基もしくは炭素原子数1ないし4のアルコキシ基を
    表す。)で表わされる化合物の製造方法であり、該方法
    が次式 【化3】 (式中 基R5 ,R6 ,R7 およびR8 は前記と同じ意
    味を表す。)で表わされるジイソシアネート化合物を、
    それぞれ少なくともほぼ化学量論量のアミンHNR1
    2 およびHNR3 4 (式中 基R1 ないしR4 は上記
    と同様の意味を表す。)と適した溶媒中で、加熱しなが
    ら反応させ、そして得られた式1の生成物を単離するこ
    とからなる製造方法。
  8. 【請求項8】 次式1 【化4】 (式中 R1 およびR3 は各々独立してそれぞれアルキ
    ル基、シクロアルキル基またはアリール基を表し、R2
    およびR4 は各々独立してそれぞれアルキル基またはア
    リール基を表し、またはR1 とR2 および/またはR3
    とR4 はそれぞれ1,4−テトラメチレン基または1,
    5−ペンタメチレン基を表し、また、最後にR5
    6 ,R7 およびR8 は各々独立してそれぞれ水素原子
    もしくはハロゲン原子または炭素原子数1ないし4のア
    ルキル基もしくは炭素原子数1ないし4のアルコキシ基
    を表す。)で表わされる化合物の製造方法であり、該方
    法が次式 【化5】 (式中 基R5 ,R6 ,R7 およびR8 は前記と同じ意
    味を表す。)で表わされるジアミノ化合物を、少なくと
    もほぼ化学量論量の次式 【化6】 (式中 R1 ないしR4 は上記とほぼ同じ意味を表
    す。)で表わされる塩化カルバモイル基と、適した溶媒
    中で、反応させ、そして得られた式1の生成物を単離す
    ることからなる製造方法。
JP34481993A 1992-12-18 1993-12-20 安定性および反応性の間に良好な比率を有する、エポキシ樹脂、ジシアンジアミドおよび硬化促進剤をベースとした熱硬化性組成物 Pending JPH06220169A (ja)

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CH3893/92-2 1992-12-18

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