JPH06220393A - 耐熱性塗料 - Google Patents
耐熱性塗料Info
- Publication number
- JPH06220393A JPH06220393A JP18024492A JP18024492A JPH06220393A JP H06220393 A JPH06220393 A JP H06220393A JP 18024492 A JP18024492 A JP 18024492A JP 18024492 A JP18024492 A JP 18024492A JP H06220393 A JPH06220393 A JP H06220393A
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- JP
- Japan
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- coating film
- heat
- parts
- polymetallocarbosilane
- resistant paint
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Abstract
(57)【要約】
【目的】優れた耐熱性を有し、硬度が高く、かつ油汚れ
が固着しにくい耐熱性塗料を提供することである。 【構成】ポリメタロカルボシラン、シリコーン樹脂、無
機充填材、粉末状のフッ素樹脂、及びアルカリ金属ケイ
酸塩が有機溶剤に分散又は溶解されていることを特徴と
する耐熱性塗料。
が固着しにくい耐熱性塗料を提供することである。 【構成】ポリメタロカルボシラン、シリコーン樹脂、無
機充填材、粉末状のフッ素樹脂、及びアルカリ金属ケイ
酸塩が有機溶剤に分散又は溶解されていることを特徴と
する耐熱性塗料。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高温下での使用に耐
え、かつ油汚れが固着しにくい耐熱性塗料に関するもの
である。
え、かつ油汚れが固着しにくい耐熱性塗料に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】特開昭62−54768号公報には、ポ
リメタロカルボシラン、シリコーン樹脂及び無機充填材
が有機溶剤に分散又は溶解された耐熱性塗料が開示され
ている。上記公報に記載の耐熱性塗料は、空気中での焼
成焼付けが可能であり、これから得られる塗膜は耐熱性
の優れると共に良好な耐食性、耐衝撃性を示すという、
利点を有している。
リメタロカルボシラン、シリコーン樹脂及び無機充填材
が有機溶剤に分散又は溶解された耐熱性塗料が開示され
ている。上記公報に記載の耐熱性塗料は、空気中での焼
成焼付けが可能であり、これから得られる塗膜は耐熱性
の優れると共に良好な耐食性、耐衝撃性を示すという、
利点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】他方、上記公報に記載
されている塗料を一般的な焼成焼付け温度である250
〜450℃に加熱してポリメタロカルボシランを硬化さ
せて得られる塗膜は、鉛筆硬度が2H〜3Hであって比
較的硬度が低く、塗膜に傷が付きやすいという解決すべ
き問題点を有している。また、上記公報に記載の塗料か
ら形成される塗膜の表面に付着する油汚れは簡単には除
去することができない。この油汚れはアルカリ性の液体
を用いて除去できるものの、上記塗膜はアルカリ性液体
に対して充分な耐性を有していないという解決すべき問
題点を有している。
されている塗料を一般的な焼成焼付け温度である250
〜450℃に加熱してポリメタロカルボシランを硬化さ
せて得られる塗膜は、鉛筆硬度が2H〜3Hであって比
較的硬度が低く、塗膜に傷が付きやすいという解決すべ
き問題点を有している。また、上記公報に記載の塗料か
ら形成される塗膜の表面に付着する油汚れは簡単には除
去することができない。この油汚れはアルカリ性の液体
を用いて除去できるものの、上記塗膜はアルカリ性液体
に対して充分な耐性を有していないという解決すべき問
題点を有している。
【0004】本発明の目的は、優れた耐熱性を有し、硬
度が高く、かつ油汚れが固着しにくい耐熱性塗料を提供
することである。
度が高く、かつ油汚れが固着しにくい耐熱性塗料を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、ポリメタロカルボシラン、シリコ
ーン樹脂、無機充填材、粉末状のフッ素樹脂、及びアル
カリ金属ケイ酸塩が有機溶剤に分散又は溶解されている
耐熱性塗料が提供される。本発明におけるポリメタロカ
ルボシランは、それ自体公知の有機ケイ素重合体であ
り、例えば、特公昭61−49335号公報、同62−
60414号公報、同63−37139号公報、同63
−49691号公報に記載の方法に従って調製すること
ができる。これら公報の記載は本明細書の一部として参
照される。ポリメタロカルボシランの代表的な製法は、
数平均分子量が200〜1000のポリカルボシランと
チタンあるいはジルコニウムのアルコキシドとを反応さ
せる方法である。この反応によって、ポリカルボシラン
が、その骨格中のケイ素原子の一部が酸素原子を介して
チタン原子あるいはジルコニウム原子で結合された、数
平均分子量が700〜100,000の架橋重合体であ
るポリメタロカルボシランが得られる。上記ポリメタロ
カルボシランの有機溶剤溶液が宇部興産(株)からチラ
ノコート▲R▼ワニスタイプとして市販されている。
に、本発明によれば、ポリメタロカルボシラン、シリコ
ーン樹脂、無機充填材、粉末状のフッ素樹脂、及びアル
カリ金属ケイ酸塩が有機溶剤に分散又は溶解されている
耐熱性塗料が提供される。本発明におけるポリメタロカ
ルボシランは、それ自体公知の有機ケイ素重合体であ
り、例えば、特公昭61−49335号公報、同62−
60414号公報、同63−37139号公報、同63
−49691号公報に記載の方法に従って調製すること
ができる。これら公報の記載は本明細書の一部として参
照される。ポリメタロカルボシランの代表的な製法は、
数平均分子量が200〜1000のポリカルボシランと
チタンあるいはジルコニウムのアルコキシドとを反応さ
せる方法である。この反応によって、ポリカルボシラン
が、その骨格中のケイ素原子の一部が酸素原子を介して
チタン原子あるいはジルコニウム原子で結合された、数
平均分子量が700〜100,000の架橋重合体であ
るポリメタロカルボシランが得られる。上記ポリメタロ
カルボシランの有機溶剤溶液が宇部興産(株)からチラ
ノコート▲R▼ワニスタイプとして市販されている。
【0006】本発明におけるシリコーン樹脂の具体例と
しては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリ
シロキサン、ジフェニルポリシロキサンなどの純シリコ
ーン樹脂、純シリコーン樹脂をアルキッド樹脂、ポリエ
ステル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂などの変成用
樹脂と反応させた変成シリコーンが挙げられる。シリコ
ーン樹脂の配合割合は、ポリメタロカルボシラン100
重量部当たり、10〜900重量部、特に50〜500
重量部であることが好ましい。シリコーン樹脂の配合割
合が過度に小さいと焼付け塗膜の可撓性が低下し、その
割合が過度に高くなると焼付け塗膜の耐熱性及び耐食性
が低下する。
しては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリ
シロキサン、ジフェニルポリシロキサンなどの純シリコ
ーン樹脂、純シリコーン樹脂をアルキッド樹脂、ポリエ
ステル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂などの変成用
樹脂と反応させた変成シリコーンが挙げられる。シリコ
ーン樹脂の配合割合は、ポリメタロカルボシラン100
重量部当たり、10〜900重量部、特に50〜500
重量部であることが好ましい。シリコーン樹脂の配合割
合が過度に小さいと焼付け塗膜の可撓性が低下し、その
割合が過度に高くなると焼付け塗膜の耐熱性及び耐食性
が低下する。
【0007】本発明におけるフッ素樹脂の具体例として
は、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフル
オロエチレン、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオ
ロプロピレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ポリフ
ッ化ビニル、エチレン/フルオロエチレン交互重合体、
テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニル
エーテル共重合体、テトラフルオロエチレン/バーフル
オロスルホニルフルオライドビニルエーテル共重合体が
挙げられる。これらのフッ素樹脂は、例えば、日刊工業
新聞社発行のプラスチック材料講座6「フッ素樹脂」に
記載されている。上記フッ素樹脂の中でも、テトラフル
オロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共
重合体は、耐熱性及び離型性が良好であり、かつ溶融粘
度が低く塗料から形成される塗膜中に均一に分散すると
いう優れた特長を有しており、好ましく使用される。粉
末状のフッ素樹脂の平均粒径は一般には5〜50μmで
ある。フッ素樹脂は本発明の耐熱性塗料から形成される
塗膜に撥油性を付与し、このため塗膜に油汚れが付着し
難いと共に、付着した油汚れを簡単に拭き取ることがで
きる。
は、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフル
オロエチレン、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオ
ロプロピレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ポリフ
ッ化ビニル、エチレン/フルオロエチレン交互重合体、
テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニル
エーテル共重合体、テトラフルオロエチレン/バーフル
オロスルホニルフルオライドビニルエーテル共重合体が
挙げられる。これらのフッ素樹脂は、例えば、日刊工業
新聞社発行のプラスチック材料講座6「フッ素樹脂」に
記載されている。上記フッ素樹脂の中でも、テトラフル
オロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共
重合体は、耐熱性及び離型性が良好であり、かつ溶融粘
度が低く塗料から形成される塗膜中に均一に分散すると
いう優れた特長を有しており、好ましく使用される。粉
末状のフッ素樹脂の平均粒径は一般には5〜50μmで
ある。フッ素樹脂は本発明の耐熱性塗料から形成される
塗膜に撥油性を付与し、このため塗膜に油汚れが付着し
難いと共に、付着した油汚れを簡単に拭き取ることがで
きる。
【0008】フッ素樹脂の配合割合は、ポリメタロカル
ボシラン100重量部当たり、10〜200重量部、特
に20〜100重量部であることが好ましい。フッ素樹
脂の配合割合が過度に小さいと塗膜に充分な撥油性を付
与することができず、その配合割合を過度に大きくして
も塗膜の撥油性がより向上することがなく工業的に意味
がない。
ボシラン100重量部当たり、10〜200重量部、特
に20〜100重量部であることが好ましい。フッ素樹
脂の配合割合が過度に小さいと塗膜に充分な撥油性を付
与することができず、その配合割合を過度に大きくして
も塗膜の撥油性がより向上することがなく工業的に意味
がない。
【0009】本発明における無機充填材としては、酸化
物、ホウ化物、リン酸塩、ケイ酸塩、ケイ化物、窒化物
及び炭化物から選ばれる少なくとも一種が使用される。
その例としては、マグネシウム、カルシウム、バリウ
ム、チタン、ジルコニウム、クロム、マンガン、鉄、コ
バルト、ニッケル、銅、亜鉛、ホウ素、アルミニウム、
ケイ素の酸化物、炭化物、窒化物、ケイ化物、ホウ化
物、リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、
カルシウムあるいは亜鉛のホウ酸塩、リン酸塩、ケイ酸
塩が挙げられる。無機充填材の配合割合は、ポリメタロ
カルボシラン100重量部当たり、10〜900重量
部、特に50〜500重量部であることが好ましい。無
機充填材の配合割合が過度に小さいと、塗膜の密着性が
低下し、その割合が過度に高くなると塗膜の可撓性が低
下する。
物、ホウ化物、リン酸塩、ケイ酸塩、ケイ化物、窒化物
及び炭化物から選ばれる少なくとも一種が使用される。
その例としては、マグネシウム、カルシウム、バリウ
ム、チタン、ジルコニウム、クロム、マンガン、鉄、コ
バルト、ニッケル、銅、亜鉛、ホウ素、アルミニウム、
ケイ素の酸化物、炭化物、窒化物、ケイ化物、ホウ化
物、リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、
カルシウムあるいは亜鉛のホウ酸塩、リン酸塩、ケイ酸
塩が挙げられる。無機充填材の配合割合は、ポリメタロ
カルボシラン100重量部当たり、10〜900重量
部、特に50〜500重量部であることが好ましい。無
機充填材の配合割合が過度に小さいと、塗膜の密着性が
低下し、その割合が過度に高くなると塗膜の可撓性が低
下する。
【0010】本発明におけるアルカリ金属ケイ酸塩とし
ては、 式 M2O・nSiO2・xH2O 〔式中、MはLi、Na、K又はNR4(Rはアルキル
基)を示し、nは0.5〜4であり。xは0〜10であ
る。〕で表される化合物が一般的に使用される。その具
体例としては、メタケイ酸ソーダ9水和物、オルトケイ
酸ソーダ水和物、メタケイ酸カリウム水和物、及びメタ
ケイ酸リチウム水和物が挙げられる。アルカリケイ酸塩
の配合割合は、ポリメタロカルボシラン100重量部当
たり、5〜100重量部、特に10〜50重量部である
ことが好ましい。アルカリ金属ケイ酸塩の配合割合が過
度に小さいと塗装塗膜の硬度が充分でなく、その配合割
合を過度に高めても高度の上昇に限度があり、逆に塗膜
の可撓性が小さくなる。
ては、 式 M2O・nSiO2・xH2O 〔式中、MはLi、Na、K又はNR4(Rはアルキル
基)を示し、nは0.5〜4であり。xは0〜10であ
る。〕で表される化合物が一般的に使用される。その具
体例としては、メタケイ酸ソーダ9水和物、オルトケイ
酸ソーダ水和物、メタケイ酸カリウム水和物、及びメタ
ケイ酸リチウム水和物が挙げられる。アルカリケイ酸塩
の配合割合は、ポリメタロカルボシラン100重量部当
たり、5〜100重量部、特に10〜50重量部である
ことが好ましい。アルカリ金属ケイ酸塩の配合割合が過
度に小さいと塗装塗膜の硬度が充分でなく、その配合割
合を過度に高めても高度の上昇に限度があり、逆に塗膜
の可撓性が小さくなる。
【0011】本発明における有機溶剤としては、ポリメ
タロカルボシラン及びシリコーン樹脂の溶解能がある溶
剤であればすべて使用することができる。その具体例と
しては、トルエン、キシレン、n−ブタノール、イソブ
タノール、酢酸ブチル、ミネラルスピリット、ソルベン
トナフサ、エチルセロソルブ、セロソルブアセテートが
挙げられる。有機溶剤の使用割合は、塗膜形成性成分の
種類及び配合割合に応じて種々異なるが、本発明の開示
に従って当業者が適宜決定することができる。
タロカルボシラン及びシリコーン樹脂の溶解能がある溶
剤であればすべて使用することができる。その具体例と
しては、トルエン、キシレン、n−ブタノール、イソブ
タノール、酢酸ブチル、ミネラルスピリット、ソルベン
トナフサ、エチルセロソルブ、セロソルブアセテートが
挙げられる。有機溶剤の使用割合は、塗膜形成性成分の
種類及び配合割合に応じて種々異なるが、本発明の開示
に従って当業者が適宜決定することができる。
【0012】本発明の耐熱性塗料は、金属基材、あるい
はセラミック、耐火レンガなどの非金属基材に、刷毛塗
り、ロールコータ、スプレー、浸漬などのそれ自体公知
の手段で塗布され、ついで乾燥され、焼付けされる。本
発明の耐熱性塗料の塗布量は20〜100g/m2であ
ることが好ましい。塗布量が過度に小さいと塗膜にピン
ホールが発生しやすくなり、耐食性が低下する。他方、
塗布量が過度に大きいと塗膜が高温下又は冷熱サイクル
に曝される際に塗膜にクラックが発生しやすくなる。
はセラミック、耐火レンガなどの非金属基材に、刷毛塗
り、ロールコータ、スプレー、浸漬などのそれ自体公知
の手段で塗布され、ついで乾燥され、焼付けされる。本
発明の耐熱性塗料の塗布量は20〜100g/m2であ
ることが好ましい。塗布量が過度に小さいと塗膜にピン
ホールが発生しやすくなり、耐食性が低下する。他方、
塗布量が過度に大きいと塗膜が高温下又は冷熱サイクル
に曝される際に塗膜にクラックが発生しやすくなる。
【0013】焼付け温度は、150℃以上、特に200
℃以上であることが好ましい。焼付け温度が過度に低い
と塗料成分の一つであるポリメタロカルボシランの硬化
が充分に起こらず、塗膜の強度が低くなると共に耐衝撃
性が低下する。尚、塗料の塗装後に被塗装物が150℃
以上の使用環境に置かれる場合には焼付け工程を省略す
ることもできる。
℃以上であることが好ましい。焼付け温度が過度に低い
と塗料成分の一つであるポリメタロカルボシランの硬化
が充分に起こらず、塗膜の強度が低くなると共に耐衝撃
性が低下する。尚、塗料の塗装後に被塗装物が150℃
以上の使用環境に置かれる場合には焼付け工程を省略す
ることもできる。
【0014】
【発明の効果】本発明の耐熱性塗料は、これを所望の固
体表面に塗布し、150℃以上で焼付けすることによ
り、高温下での使用に耐え、硬度が高く、かつ油汚れが
固着しにくい塗膜を与えるので、油汚れの発生しやすい
調理用器具、工業用部品及び化学装置等の塗装に好適に
使用される。
体表面に塗布し、150℃以上で焼付けすることによ
り、高温下での使用に耐え、硬度が高く、かつ油汚れが
固着しにくい塗膜を与えるので、油汚れの発生しやすい
調理用器具、工業用部品及び化学装置等の塗装に好適に
使用される。
【0015】
【実施例】以下に実施例及び比較例を示す。実施例にお
いて特別の言及がない限り、「%」及び「部」は、それ
ぞれ、「重量%」及び「重量部」を示す。形成される塗
膜の鉛筆硬度はJIS K 5400に従って測定し
た。塗膜の耐熱性は次のようにして評価した。被塗装物
を1000℃で200時間空気オーブン中に保持した
後、オーブンから取り出して空気中で徐冷し、次いで塗
膜に1mmピッチのクロスカットをカッターナイフで入
れ、この部分に粘着セロファンテープを貼り付け、それ
を急激に剥がした後の塗膜の剥離の有無を調べた。塗膜
の剥離が認められないものを耐熱性「良」とし、一部で
も剥離が認められたものを耐熱性「不良」とした。
いて特別の言及がない限り、「%」及び「部」は、それ
ぞれ、「重量%」及び「重量部」を示す。形成される塗
膜の鉛筆硬度はJIS K 5400に従って測定し
た。塗膜の耐熱性は次のようにして評価した。被塗装物
を1000℃で200時間空気オーブン中に保持した
後、オーブンから取り出して空気中で徐冷し、次いで塗
膜に1mmピッチのクロスカットをカッターナイフで入
れ、この部分に粘着セロファンテープを貼り付け、それ
を急激に剥がした後の塗膜の剥離の有無を調べた。塗膜
の剥離が認められないものを耐熱性「良」とし、一部で
も剥離が認められたものを耐熱性「不良」とした。
【0016】塗膜の耐食性は次のようにして評価した。
被塗装物を400℃で200時間空気オーブン中に保持
し、ついで4%食塩水を200時間噴霧した後の塗膜の
外観を50倍の顕微鏡で観察した。錆の発生が認められ
ないものを耐食性「良」とし、錆の発生が認められたも
のを耐食性「不良」とした。
被塗装物を400℃で200時間空気オーブン中に保持
し、ついで4%食塩水を200時間噴霧した後の塗膜の
外観を50倍の顕微鏡で観察した。錆の発生が認められ
ないものを耐食性「良」とし、錆の発生が認められたも
のを耐食性「不良」とした。
【0017】塗膜の付着した油汚れの拭き取り易さ(耐
食用油汚染性)は次のようにして評価した。被塗装物の
上に、約10μmのサラダ油の油滴を数カ滴下し、30
0℃で1時間空気オーブン中に保持した後、オーブンか
ら取り出して空気中で徐冷し、次いで濡れたガーゼで汚
れを除去した後の塗膜の外観を検査した。塗膜に異物の
付着がなく油の付着した痕跡も認められないものを耐食
用油汚染性「良」とし、一部でも異物の付着があるもの
あるいは油の付着した痕跡が認められるものを耐食用油
汚染性「不良」とした。
食用油汚染性)は次のようにして評価した。被塗装物の
上に、約10μmのサラダ油の油滴を数カ滴下し、30
0℃で1時間空気オーブン中に保持した後、オーブンか
ら取り出して空気中で徐冷し、次いで濡れたガーゼで汚
れを除去した後の塗膜の外観を検査した。塗膜に異物の
付着がなく油の付着した痕跡も認められないものを耐食
用油汚染性「良」とし、一部でも異物の付着があるもの
あるいは油の付着した痕跡が認められるものを耐食用油
汚染性「不良」とした。
【0018】実施例1 ポリチタノカルボシランの50%キシレン溶液(宇部興
産(株)製、チラノコート▲R▼ワニスタイプ)100
部、メチルフェニルポリシロキサンの50%キシレン溶
液(東芝シリコーン社製、TSR−116)100部、
炭化ケイ素粉末100部、メタケイ酸ソーダ水和物30
部及びキシレン70部をミキサーで混合して耐熱性塗料
を調製した。これとは別に基材として厚さ0.6mmの
ステンレス鋼板(SUS 316L)をアセトンで脱脂
した後に風乾した。前記耐熱性塗料を基材にスプレーガ
ンで約30μm厚さに塗装し、空気オーブン中で300
℃で25分焼成焼付けした後に徐冷した。得られた塗膜
の鉛筆硬度は9H以上であり、耐熱性及び耐食用油汚染
性は「良」であった。
産(株)製、チラノコート▲R▼ワニスタイプ)100
部、メチルフェニルポリシロキサンの50%キシレン溶
液(東芝シリコーン社製、TSR−116)100部、
炭化ケイ素粉末100部、メタケイ酸ソーダ水和物30
部及びキシレン70部をミキサーで混合して耐熱性塗料
を調製した。これとは別に基材として厚さ0.6mmの
ステンレス鋼板(SUS 316L)をアセトンで脱脂
した後に風乾した。前記耐熱性塗料を基材にスプレーガ
ンで約30μm厚さに塗装し、空気オーブン中で300
℃で25分焼成焼付けした後に徐冷した。得られた塗膜
の鉛筆硬度は9H以上であり、耐熱性及び耐食用油汚染
性は「良」であった。
【0019】比較例1 メタケイ酸ソーダ9水和物及びテトラフルオロエチレン
/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体を配合
しなかった以外は実施例1を繰り返した。得られた塗膜
の耐熱性は「良」であったが、鉛筆硬度は2Hであり、
耐食用油汚染性も「不良」であった。
/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体を配合
しなかった以外は実施例1を繰り返した。得られた塗膜
の耐熱性は「良」であったが、鉛筆硬度は2Hであり、
耐食用油汚染性も「不良」であった。
【0020】実施例2 メタケイ酸ソーダ9水和物に代えて、オルトケイ酸ソー
ダ30部を使用した以外は実施例1を繰り返した。得ら
れた塗膜の鉛筆硬度は9H以上であり、耐熱性及び耐食
用油汚染性は「良」であった。
ダ30部を使用した以外は実施例1を繰り返した。得ら
れた塗膜の鉛筆硬度は9H以上であり、耐熱性及び耐食
用油汚染性は「良」であった。
【0021】実施例3 炭化ケイ素粉末に代えて、窒化ケイ素粉末200部を使
用した以外は実施例1を繰り返した。得られた塗膜の鉛
筆硬度は9H以上であり、耐熱性及び耐食用油汚染性は
「良」であった。
用した以外は実施例1を繰り返した。得られた塗膜の鉛
筆硬度は9H以上であり、耐熱性及び耐食用油汚染性は
「良」であった。
Claims (1)
- 【請求項1】ポリメタロカルボシラン、シリコ−ン樹
脂、無機充填材、粉末状のフッ素樹脂、及びアルカリ金
属ケイ酸塩が有機溶剤に分散又は溶解されていることを
特徴とする耐熱性塗料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18024492A JPH06220393A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 耐熱性塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18024492A JPH06220393A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 耐熱性塗料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06220393A true JPH06220393A (ja) | 1994-08-09 |
Family
ID=16079891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18024492A Pending JPH06220393A (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | 耐熱性塗料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06220393A (ja) |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP18024492A patent/JPH06220393A/ja active Pending
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