JPH062207Y2 - 密閉形鉛蓄電池 - Google Patents
密閉形鉛蓄電池Info
- Publication number
- JPH062207Y2 JPH062207Y2 JP1987182216U JP18221687U JPH062207Y2 JP H062207 Y2 JPH062207 Y2 JP H062207Y2 JP 1987182216 U JP1987182216 U JP 1987182216U JP 18221687 U JP18221687 U JP 18221687U JP H062207 Y2 JPH062207 Y2 JP H062207Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pole
- acid battery
- thermosetting resin
- sealed lead
- collar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は密閉形鉛蓄電池の極柱封口部の改良に関するも
のである。
のである。
従来の技術 従来この種の電池の極柱封口部は、極柱の形状は円柱も
しくは角柱状になっており、これに熱可塑性樹脂がイン
ジェクション成形されて極柱封口部を形成していた。
しくは角柱状になっており、これに熱可塑性樹脂がイン
ジェクション成形されて極柱封口部を形成していた。
ところが、このような封口構造では、極柱と熱可塑性樹
脂との間の密着力が不足しており、耐漏液性が良好では
なかった。
脂との間の密着力が不足しており、耐漏液性が良好では
なかった。
これに関しては、以前より極柱表面の撥水処理やインジ
ェクション条件の検討等による改良がなされてきてお
り、実願昭61-80771号において、(1)極柱部の2ケ所以
上につばを設ける、(2)つばとつばの間に熱硬化性樹脂
を塗付する方法を提案しており、耐漏液性の面でも信頼
性を確立している。
ェクション条件の検討等による改良がなされてきてお
り、実願昭61-80771号において、(1)極柱部の2ケ所以
上につばを設ける、(2)つばとつばの間に熱硬化性樹脂
を塗付する方法を提案しており、耐漏液性の面でも信頼
性を確立している。
考案が解決しようとする問題点 ところが、極柱に設けた2ケ所のつば部の間に熱硬化性
樹脂を塗付し硬化する場合に、第2図に示すように、極
柱1を垂直状態にて硬化すると、完全に硬化する前に熱
硬化性樹脂2が下部のつば部3′の部分に重力の影響で
流れてしまい、場合によってはこのつば部3′の下方に
まで流れていってしまう惧れがあった。2個のつば部
3、3′の外側は、それぞれ極板群との溶接部、外部端
子接続部となるため、熱硬化性樹脂2の存在は好ましく
ないため問題である。
樹脂を塗付し硬化する場合に、第2図に示すように、極
柱1を垂直状態にて硬化すると、完全に硬化する前に熱
硬化性樹脂2が下部のつば部3′の部分に重力の影響で
流れてしまい、場合によってはこのつば部3′の下方に
まで流れていってしまう惧れがあった。2個のつば部
3、3′の外側は、それぞれ極板群との溶接部、外部端
子接続部となるため、熱硬化性樹脂2の存在は好ましく
ないため問題である。
また、第3図に示すように、極柱1を水平状態にて硬化
すると、やはり熱硬化性樹脂2の重力方向への流動によ
って、極柱1の周囲の塗付厚みに不均一が生じるため耐
漏液性の面では問題がある。この不均一を防止するに
は、極柱1を回転させながら硬化すれば良いが、硬化炉
の構造が複雑になり高価となる欠点がある。
すると、やはり熱硬化性樹脂2の重力方向への流動によ
って、極柱1の周囲の塗付厚みに不均一が生じるため耐
漏液性の面では問題がある。この不均一を防止するに
は、極柱1を回転させながら硬化すれば良いが、硬化炉
の構造が複雑になり高価となる欠点がある。
問題を解決するための手段 本考案は上記の如き欠点を除去するもので、極柱部に設
けられたつば部とつば部との間の極柱周囲表面に熱硬化
性樹脂の層が設けられており、該層の外側周囲に熱可塑
性樹脂がインジェクション成形された極柱封口部を備え
る密閉形鉛蓄電池であって、前記つば部の根元部に前記
熱硬化性樹脂が滞留する溝部を設けたものである。
けられたつば部とつば部との間の極柱周囲表面に熱硬化
性樹脂の層が設けられており、該層の外側周囲に熱可塑
性樹脂がインジェクション成形された極柱封口部を備え
る密閉形鉛蓄電池であって、前記つば部の根元部に前記
熱硬化性樹脂が滞留する溝部を設けたものである。
作用 極柱に熱硬化性樹脂を塗付・硬化する場合に、極柱を垂
直状態にしても、下方に流れる熱硬化性樹脂は下部の溝
部にたまるため、つば部より下方に流出することはな
く、均一な塗膜状態が得られ、生産性・耐漏液性に優れ
た密閉形鉛蓄電池となる。
直状態にしても、下方に流れる熱硬化性樹脂は下部の溝
部にたまるため、つば部より下方に流出することはな
く、均一な塗膜状態が得られ、生産性・耐漏液性に優れ
た密閉形鉛蓄電池となる。
実施例 極柱1はすべての横断面形状が円形で、相対するつば部
の3、3′の根元部に溝部4、4′を設けている。ここ
に粘度が2000cpsの二液性エポキシ樹脂(硬化剤はポリ
アミン系)を塗付し、60℃40分間で硬化させた。なお、
硬化は極柱1を垂直状態にして行なった。
の3、3′の根元部に溝部4、4′を設けている。ここ
に粘度が2000cpsの二液性エポキシ樹脂(硬化剤はポリ
アミン系)を塗付し、60℃40分間で硬化させた。なお、
硬化は極柱1を垂直状態にして行なった。
第2図、第3図に比較例を示した。
第2図は、従来の極柱1に実施例と同じ二液性エポキシ
樹脂を塗付し、垂直状態にて硬化させた状態である。
樹脂を塗付し、垂直状態にて硬化させた状態である。
また、第3図は、従来の極柱1にて、二液性エポキシ樹
脂を水平状態にて硬化させた状態である。
脂を水平状態にて硬化させた状態である。
第1図の実施例では、つば部3、3′の根元部の溝部
4、4′に余分なエポキシ樹脂がたまり、塗付面の厚み
は均一になっている。
4、4′に余分なエポキシ樹脂がたまり、塗付面の厚み
は均一になっている。
第2図の比較例では下方のつば部3′の上部のエポキシ
塗膜厚みが異常に大きくなっている。
塗膜厚みが異常に大きくなっている。
第3図の比較例では、塗膜厚みが硬化時の下面がぶ厚
く、上面が薄く不均一となっている。
く、上面が薄く不均一となっている。
上記の実施例、第2図の比較例(以下「比較例1」とい
う)、第3図の比較例(以下「比較例2」という)につ
いてエポキシ樹脂塗付・硬化時のエポキシ樹脂のタレの
状況および電池としての耐漏液性について調査した。
う)、第3図の比較例(以下「比較例2」という)につ
いてエポキシ樹脂塗付・硬化時のエポキシ樹脂のタレの
状況および電池としての耐漏液性について調査した。
実施例、比較例1、比較例2の極柱1を各々100本ずつ
エポキシ樹脂を塗付し、所定の状態で硬化して硬化後の
つば部3とつば部3′間以外へのエポキシ樹脂のタレの
有無について調べた。その結果、所定部分以外のところ
にエポキシ樹脂が流れてしまった本数は、実施例では0
本、比較例1で15本、比較例2は2本であった。
エポキシ樹脂を塗付し、所定の状態で硬化して硬化後の
つば部3とつば部3′間以外へのエポキシ樹脂のタレの
有無について調べた。その結果、所定部分以外のところ
にエポキシ樹脂が流れてしまった本数は、実施例では0
本、比較例1で15本、比較例2は2本であった。
また、電池での耐漏液性は、45℃90%RH雰囲気中で、2.2
0V/セルの定電圧放置試験をおこなった。各仕様ともに100
セル供試した結果、2ケ月後の漏液個数は実施例では0
セル、比較例1は3セル、比較例2で24セルであった。
0V/セルの定電圧放置試験をおこなった。各仕様ともに100
セル供試した結果、2ケ月後の漏液個数は実施例では0
セル、比較例1は3セル、比較例2で24セルであった。
これより、塗付厚みが不均一なものは、耐漏液性が良く
ないことがわかる。
ないことがわかる。
このことにより、生産性および電池の耐漏液性の面から
考えて、実施例は優れたものといえる。
考えて、実施例は優れたものといえる。
考案の効果 上述のように本考案は、複雑な硬化炉を用いることなし
に、極柱への熱硬化性樹脂の塗膜厚みを均一にすること
ができるので、生産性・耐漏液性に優れた鉛電池を提供
することができる等実用的価値甚だ大なるものである。
に、極柱への熱硬化性樹脂の塗膜厚みを均一にすること
ができるので、生産性・耐漏液性に優れた鉛電池を提供
することができる等実用的価値甚だ大なるものである。
第1図は本考案密閉形鉛蓄電池の極柱に熱硬化性樹脂が
塗付硬化された状態を示す要部説明図、第2図は従来の
電池の極柱に熱硬化性樹脂が塗付され垂直状態で硬化さ
れた状態を示す説明図、第3図は従来の電池の極柱に熱
硬化性樹脂が塗付されて水平状態で硬化された状態を示
す説明図である。 1は極柱、2は熱硬化性樹脂、3は溝部、4、4′はつ
ば部
塗付硬化された状態を示す要部説明図、第2図は従来の
電池の極柱に熱硬化性樹脂が塗付され垂直状態で硬化さ
れた状態を示す説明図、第3図は従来の電池の極柱に熱
硬化性樹脂が塗付されて水平状態で硬化された状態を示
す説明図である。 1は極柱、2は熱硬化性樹脂、3は溝部、4、4′はつ
ば部
フロントページの続き (72)考案者 弘中 健介 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 新神 戸電機株式会社内 (72)考案者 松林 敏 東京都新宿区西新宿2丁目1番1号 新神 戸電機株式会社内 審査官 板橋 一隆 (56)参考文献 特開 昭58−161242(JP,A) 実開 昭56−165359(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】極柱部に設けられたつば部とつば部との間
の極柱周囲表面に熱硬化性樹脂の層が設けられており、
該層の外側周囲に熱可塑性樹脂がインジェクション成形
された極柱封口部を備える密閉形鉛蓄電池であって、前
記つば部の根元部に前記熱硬化性樹脂が滞留する溝部を
設けたことを特徴とする密閉形鉛蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987182216U JPH062207Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 密閉形鉛蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987182216U JPH062207Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 密閉形鉛蓄電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0186166U JPH0186166U (ja) | 1989-06-07 |
| JPH062207Y2 true JPH062207Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=31473667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987182216U Expired - Lifetime JPH062207Y2 (ja) | 1987-11-30 | 1987-11-30 | 密閉形鉛蓄電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062207Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56165359U (ja) * | 1980-05-09 | 1981-12-08 | ||
| JPS58161242A (ja) * | 1982-03-19 | 1983-09-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 鉛蓄電池 |
-
1987
- 1987-11-30 JP JP1987182216U patent/JPH062207Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0186166U (ja) | 1989-06-07 |
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