JPH06220809A - 消雪施設 - Google Patents

消雪施設

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JPH06220809A
JPH06220809A JP1286793A JP1286793A JPH06220809A JP H06220809 A JPH06220809 A JP H06220809A JP 1286793 A JP1286793 A JP 1286793A JP 1286793 A JP1286793 A JP 1286793A JP H06220809 A JPH06220809 A JP H06220809A
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water
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sprinkling
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Masaru Watanabe
渡辺  勝
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温水の供給を的確に制御して、路面上の雪を
効率良く融かす。 【構成】 無散水消雪施設部12の放熱管16と散水消
雪施設部13の散水管23との間に、放熱管16を、散
水管23あるいは排水溝26に導かれた排水管25のい
ずれか一方に択一的に連通させる三方弁14を設ける。
降雪状態を検知する降雪感知器42及び地面の温度を検
知する地温検知器21を設ける。降雪感知器42あるい
は地温検知器21からの信号に基づいて、三方弁14を
切り替え制御する制御部41を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、積雪寒冷地域の道路等
に適用される消雪施設に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、冬期間に降雪量の多い地域にあ
っては、路面等の雪を良好に除去する手段が必要とされ
ている。従来、この種の手段として、路面上に露出する
ように配設された散水管内に温水を供給し、この散水管
に形成された孔部から温水を散水することによって路上
の雪を融かすいわゆる散水消雪施設が知られているが、
これとは別に、路面内に埋設した放熱管内に温水を供給
し、この放熱管内を通過する温水によって路面を加温し
て、この路面の表面の雪を融かす無散水消雪施設も多用
されるようになってきている。
【0003】無散水消雪施設としては、例えば図3に示
すものが知られており、これは、特公平4−45606
号に開示されたものである。この図において、符号1は
地盤であり、この地盤1内に設置された断熱箱2には地
中ボイラ3が設けられている。そして、この地中ボイラ
3によってタンク4内の水が加熱されて、このタンク4
内にて一定高温度にされた温水が貯留されるようになっ
ている。また、地盤1には、舗装体5内に放熱管6が埋
設されており、この放熱管6内に、循環ポンプ7によっ
てタンク4内の温水を供給し、この温水の熱によって舗
装体5を加熱することにより、この舗装体5の表面の雪
を融かすようになっている。そして、上記のような消雪
施設は、坂道、交差点内の歩道、空港の滑走路等に適宜
設けることによって、広く用いられているのは周知の通
りである。
【0004】ところで、散水消雪施設にあっては、消雪
効率が良い反面、散水した水によって舗装体の表面が凍
結してしまうという欠点があり、また無散水消雪施設に
あっては、充分な消雪効率および凍結防止効果が得られ
る反面、設備が大掛かりであるといった欠点があった。
そこでこれら消雪施設を組み合わせて構成することによ
って、効率的に消雪することができるような施設が提案
されている。これは、散水消雪施設の管路と無散水消雪
施設の管路とを接続して一体的に設けることにより、無
散水消雪施設の放熱管6を通過した温水を散水消雪施設
の散水管に供給し、この散水管から路面へ散水させて融
雪を行なわせるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな組み合わせ消雪施設にあっては、無散水消雪施設に
おいて使用した温水が散水消雪施設に常に供給されるた
め、例えば、凍結防止または次の降雪時における迅速な
融雪を目的として、無積雪時に無散水消雪施設部へ温水
を供給して路面を加熱した場合、散水が不要であるにも
かかわらず、温水が散水消雪施設へ無条件で供給されて
しまい、散水消雪施設が設けられた散水エリアにて温水
が路面上へ散布されてしまう。これにより、車両等が走
行することによる散水した水の飛散、あるいは散水した
水による路面の凍結を招く恐れがあった。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、散水消雪施設、無散水消雪施設の双方を組み合わ
せた消雪施設において、温水の供給を的確に制御して、
効率良く融雪することが可能な消雪施設を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の消雪施設は、第
一の舗装体に埋設された放熱管へ温水を供給することに
より、前記第一の舗装体を加熱してこの第一の舗装体上
の雪を融かす無散水消雪施設部と、第二の舗装体に露出
するように配設されかつ前記放熱管と接続された散水管
へ前記放熱管から温水を供給することにより、この散水
管から前記第二の舗装体上へ散水して第二の舗装体上の
雪を融かす散水消雪施設部と、前記放熱管と前記散水管
との間に設けられ、前記放熱管を、前記散水管あるいは
排水溝に導かれた排水管のいずれか一方に択一的に連通
させる弁装置と、気象状態を検知する検知手段と、該検
知手段からの検知信号に基づいて、前記弁装置を切り替
え制御する制御部とを具備してなることを特徴としてい
る。
【0008】
【作用】本発明の消雪施設によれば、無散水消雪施設部
の放熱管へ温水が送り込まれると、この無散水消雪施設
部の第一の舗装体が加温され、この第一の舗装体上の融
雪が行われる。また、放熱管を通った温水が散水消雪施
設部の散水管へ送り込まれると、この散水管から第二の
舗装体上へ温水が散布され、この第二の舗装体上の融雪
が行われる。ここで、気象状態を検知する検知手段から
の検知信号に基づいて、制御部が散水消雪施設部の散水
管へ温水を供給する必要の有無を判断して、弁装置を切
り替え制御し、散水消雪施設部側への温水の供給が的確
に行われる。つまり、散水消雪施設部の散水管へ温水を
供給する必要のない場合には、制御部によって弁装置が
切り替えられて放熱管と排水管とが連通され、放熱管か
ら送り出される温水が排水溝へ導かれる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1は本発明の実施例を示す図であり、この
図において符号11は消雪施設である。この消雪施設1
1は、無散水消雪施設部12と散水消雪施設部13とを
備えており、これら消雪施設部12、13の温水流路が
三方弁14(弁装置)を介して接続された構成となって
いる。
【0010】無散水消雪施設部12は、舗装体15(第
一の舗装体)の内部にこの舗装体15全体を蛇行するよ
うに放熱管16を埋設した構成となっており、舗装体1
5は、伝熱および蓄熱効果の高い素材から構成されてい
る。放熱管16は、その温水入口側が温水供給管17に
接続されており、温水供給管17は、タンク18内に配
設された送水ポンプ19に接続されている。また、放熱
管16の温水出口側は、温水集水管20に接続されてい
る。また、舗装体15には地温検知器(検知手段)21
が埋設されている。
【0011】一方、散水消雪施設部13は、舗装体22
(第二の舗装体)の内部に散水管23、23…を埋設す
ると共に、これら散水管23、23…の散水部23a、
23a…を舗装体22の表面に露出させた構成となって
いる。これら散水管23、23…は、散水部23a、2
3a…に数多の孔を有し、散水管23、23…を通過し
た温水がこれら孔から舗装体22上面に満遍なく散布さ
れるようになっている。また、散水管23、23…は、
その入口側が散水送水管24に接続されている。
【0012】これら無散水消雪施設部12と散水消雪施
設部13との間には、地下式の格納ピット31が設置さ
れており、この格納ピット31内には三方弁14が設け
られている。この三方弁14には、その三つのポートに
温水集水管20、散水送水管24、温水排水管25が接
続されており、温水排水管25の他端は、散水消雪施設
部13の側部に設けられた排水溝26内に導かれてい
る。
【0013】また、無散水消雪施設部12及び散水消雪
施設部13の近傍には、三方弁14及び送水ポンプ19
を制御する制御部41が設けられている。この制御部4
1は、舗装体15に設けられた地温検知器21の出力
と、この制御部41の外部に設けられて降雪の有無を感
知する降雪感知器(検知手段)42の出力に基づいて、
三方弁14及び送水ポンプ19を制御するものである。
【0014】上記のように構成された消雪装置11によ
れば、タンク18内の温水が送水ポンプ19によって汲
み上げられると、この温水が温水供給管17から無散水
消雪施設部12の放熱管16に供給され、放熱管16を
通る温水の熱によって舗装体15が加温され、この舗装
体15に蓄熱され、この熱によって舗装体15の上の雪
が融かされる。なお、温水は、舗装体15の上の雪を充
分に融かすことができる温度である。
【0015】また、放熱管16を通過した温水は、温水
集水管20へ集まり、三方弁14を介して散水送水管2
4へ供給され、この散水送水管24から各散水管23、
23…へそれぞれ供給され、これら散水管23、23…
の散水部23a、23a…から舗装体22の上面へ散布
される。これにより、この舗装体22上に積もった雪が
温水によって融かされる。
【0016】ここで、温水の供給は、外部が降雪状態で
なくても、例えば無散水消雪施設部12における舗装体
15の温度が摂氏3℃未満である場合は、舗装体15の
凍結防止のため、更に、次の降雪時に迅速に融雪効果を
得るために、放熱管16には適宜温水を通水させておく
必要があるが、放熱管16へ供給した温水が散水管2
3、23…へ供給されると、散水消雪施設部13の舗装
体22上に散布された温水は、該舗装体22表面におい
て大気との対流輻射等で熱を奪われ、表面の温水の流端
末部で凍結してしまったり、散水して路面上に溜まった
水が車両の通行時に飛散してしまう。
【0017】このため、本実施例では、制御部41によ
って三方弁14を次のように制御して、上記のような問
題を解決している。この制御を図2のフローチャート図
によって説明する。 ステップS1 制御部41が降雪感知器42からの感知信号に基づい
て、雪が降っているか否かを判断し、雪が降っている場
合には、ステップS2へ移行し、降っていない場合に
は、ステップS4へ移行する。
【0018】ステップS2 制御部41によって三方弁14が切り替え制御され、こ
の三方弁14によって温水集水管20と散水送水管24
とが連通される。 ステップS3 送水ポンプ19が作動し、タンク18内の温水が無散水
消雪施設部12の放熱管16へ供給されて舗装体15上
の雪が融かされ、さらに、この放熱管16を通った温水
が散水管23、23…へ供給され、各散水部23a、2
3a…から舗装体22の上面へ温水が散布され、舗装体
22上へ降る雪が融かされる。その後、再びステップS
1へ移行し、降雪の有無の判断がされる。
【0019】ステップS4 地温検知器21からの検知信号に基づいて、制御部41
が、地温が規定温度(ここでは、摂氏約3℃)以上であ
るか否かを判断する。ここで、地温が規定温度に満たな
い場合は、ステップS6へ移行し、規定温度以上である
場合は、ステップS5へ移行する。 ステップS5 地温検知器21からの検知信号に基づいて、制御部41
が、地温が規定温度(ここでは3℃で任意の値に設定変
更可)以上であるか否かを判断し、地温が規定温度以上
である場合は送水ポンプ19は停止する。その後、再び
ステップS1へ移行する。
【0020】ステップS6 制御部41によって三方弁14が切り替え制御され、こ
の三方弁14によって温水集水管20と温水排水管25
とが連通され、ステップS7へ移行する。 ステップS7 この状態にて、送水ポンプ19が作動することにより、
タンク18内の温水が無散水消雪施設部12の放熱管1
6へ供給され、さらに、この放熱管16を通った温水
は、散水管23、23…へ供給されることなく、温水排
水管25へ導かれ、この温水排水管25を通って、排水
溝26へ排水される。その後、再びステップS1へ移行
し、降雪の有無の判断がされる。
【0021】このように、上記実施例の消雪施設11に
よれば、送水ポンプ19によって送り出されて放熱管1
6を通った温水を、降雪状態であれば散水送水管24側
へ、降雪状態でなければ温水排水管25側へと三方弁1
4を制御部41によって切り替え制御することにより、
前述したような問題、つまり、降雪してない時に温水を
散布することによる温水の流端末部での凍結あるいは散
水して路面上に溜まった水の車両の通行による飛散を生
じさせることなく、極めて的確に散水消雪施設13側へ
供給することができる。
【0022】なお、摂氏約18℃の温水を放熱管16に
流入させると、散水管23、23…へ送り出すときの温
度は摂氏約13℃であり、この温度は散水消雪施設部1
3における散水の温度として充分なものであることが確
認されている。
【0023】また、実施例の三方弁14としては、いか
なるものでも良く、例えば、ボール弁型電磁弁を用いて
流路の切り替えを迅速にかつ容易に行えるようにしても
良い。なおまた、消雪施設11の具体的な構成及び構造
は実施例に限定されない。
【0024】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の消雪施
設によれば、下記の効果を得ることができる。気象状態
を検知する検知手段からの検知信号に基づいて、制御部
が散水消雪施設部の散水管へ温水を供給する必要の有無
を判断して、弁装置を切り替え制御するものであるの
で、散水消雪施設部側への温水の供給を的確に行うこと
ができる。つまり、例えば、無散水消雪施設部の放熱管
を通った温水を、降雪状態であれば散水管へ送り込んで
散水消雪施設部側の第二の舗装体上の雪を溶かし、降雪
状態でなくかつ地温が規定温度に満たなければ排水管へ
流して、無散水消雪施設部側の第一の舗装体の凍結を防
止させることができる。即ち、不必要に散水消雪施設部
の散水管へ温水を送り込むことにより散水消雪施設部の
第二の舗装体上にて生じる温水の流端末部での凍結ある
いは散水して路面上に溜まった水の車両の通行による飛
散等を防止することができ、極めて的確に散水消雪施設
側へ供給することができる。また、無散水消雪施設部に
て使用し温度低下した温水を、次に散水消雪施設部で降
雪へ直接接触させることで再度水温度が利用できるので
温度利用範囲が大となり省エネルギーとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の消雪装置の構成及び構造を
説明する消雪装置の概略斜視図である。
【図2】制御部による三方弁の制御を説明するフローチ
ャート図である。
【図3】従来の無散水消雪施設の構成及び構造を説明す
る無散水消雪施設の断面図である。
【符号の説明】
11 消雪施設 12 無散水消雪施設部 13 散水消雪施設部 14 三方弁(弁装置) 15 舗装体(第一の舗装体) 16 放熱管 21 地温検知器(検知手段) 22 舗装体(第二の舗装体) 23 散水管 25 温水排水管(排水管) 26 排水溝 41 制御部 42 降雪感知器(検知手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の舗装体に埋設された放熱管へ温水
    を供給することにより、前記第一の舗装体を加熱してこ
    の第一の舗装体上の雪を融かす無散水消雪施設部と、第
    二の舗装体に露出するように配設されかつ前記放熱管と
    接続された散水管へ前記放熱管から温水を供給すること
    により、この散水管から前記第二の舗装体上へ散水して
    第二の舗装体上の雪を融かす散水消雪施設部と、前記放
    熱管と前記散水管との間に設けられ、前記放熱管を、前
    記散水管あるいは排水溝に導かれた排水管のいずれか一
    方に択一的に連通させる弁装置と、気象状態を検知する
    検知手段と、該検知手段からの検知信号に基づいて、前
    記弁装置を切り替え制御する制御部とを具備してなるこ
    とを特徴とする消雪施設。
JP1286793A 1993-01-28 1993-01-28 消雪施設 Expired - Lifetime JPH0730524B2 (ja)

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