JPH0622134A - 光電変換装置 - Google Patents
光電変換装置Info
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- JPH0622134A JPH0622134A JP4192799A JP19279992A JPH0622134A JP H0622134 A JPH0622134 A JP H0622134A JP 4192799 A JP4192799 A JP 4192799A JP 19279992 A JP19279992 A JP 19279992A JP H0622134 A JPH0622134 A JP H0622134A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造でありながら、画像情報に含まれ
る迷光成分を正確に除去できるようにし、良質の画像を
得られるようにする。 【構成】 送り用ローラの外周に白基準となる反射面を
形成すると共に、被読取物に光を照射する光源をパルス
点灯する駆動手段を設け、該駆動手段により前記光源を
読取用センサの光応答時間よりも短い駆動周期及び略迷
光量/(白基準の反射光量+迷光量)のデューティーで
点灯し、前記ローラの反射面で反射された光を読取るこ
とによって、読取用センサに入射する画像情報光以外の
迷光成分を検出し、かつ得られた迷光補正情報を画像情
報から減算することによって、画像情報の補正を行う。
る迷光成分を正確に除去できるようにし、良質の画像を
得られるようにする。 【構成】 送り用ローラの外周に白基準となる反射面を
形成すると共に、被読取物に光を照射する光源をパルス
点灯する駆動手段を設け、該駆動手段により前記光源を
読取用センサの光応答時間よりも短い駆動周期及び略迷
光量/(白基準の反射光量+迷光量)のデューティーで
点灯し、前記ローラの反射面で反射された光を読取るこ
とによって、読取用センサに入射する画像情報光以外の
迷光成分を検出し、かつ得られた迷光補正情報を画像情
報から減算することによって、画像情報の補正を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被読取物に光を照射
し、散乱した光を読取用センサにより読取る光電変換装
置に関する。
し、散乱した光を読取用センサにより読取る光電変換装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ファクシミリやイメージリーダな
どのいわゆる電子事務機の普及に伴い小型、低コストの
画像入力装置の需要が高まっている。そのため、読取解
像度が高く、しかも高速度で読取り可能で階調特性の良
好な密着型イメージセンサが要求されてきている。この
ような密着型イメージセンサとしては、非晶質シリコン
などの半導体層からなる読取用センサを用いたものが一
般的である。図10はその従来の密着型イメージセンサ
の概略的断面図、図11は密着型イメージセンサの模式
的回路図である。図10に示すように、センサ基板1は
透明基体となる透明基板2、遮光層3、透明保護層4の
三層からなり、遮光層3の上部には読取用センサ5が形
成されている。光源6から出た光は窓14を通過し、ロ
ーラ7により透明保護層4と密着させられた原稿8に入
射し、画像情報によって変化する原稿面散乱光9の一部
が画像情報として読取用センサ5に入射する。この読取
用センサ5は複数個アレー状に並んでおり、これを図1
1ではS1 〜Sn で示している。センサの数であるn値
は、たとえば解像度8pe1/mmでA4版用なら通常
1728ビット程度、B4版用なら2048ビット程度
である。読取用センサS1 〜Sn には、センサバイアス
用電源15により電圧が印加されており、読取用センサ
S1 〜Sn に入射する光が電流に変換され、読取用セン
サ出力処理回路11、差動増幅器30、A/D変換器1
3によりデジタル信号として順次出力される。
どのいわゆる電子事務機の普及に伴い小型、低コストの
画像入力装置の需要が高まっている。そのため、読取解
像度が高く、しかも高速度で読取り可能で階調特性の良
好な密着型イメージセンサが要求されてきている。この
ような密着型イメージセンサとしては、非晶質シリコン
などの半導体層からなる読取用センサを用いたものが一
般的である。図10はその従来の密着型イメージセンサ
の概略的断面図、図11は密着型イメージセンサの模式
的回路図である。図10に示すように、センサ基板1は
透明基体となる透明基板2、遮光層3、透明保護層4の
三層からなり、遮光層3の上部には読取用センサ5が形
成されている。光源6から出た光は窓14を通過し、ロ
ーラ7により透明保護層4と密着させられた原稿8に入
射し、画像情報によって変化する原稿面散乱光9の一部
が画像情報として読取用センサ5に入射する。この読取
用センサ5は複数個アレー状に並んでおり、これを図1
1ではS1 〜Sn で示している。センサの数であるn値
は、たとえば解像度8pe1/mmでA4版用なら通常
1728ビット程度、B4版用なら2048ビット程度
である。読取用センサS1 〜Sn には、センサバイアス
用電源15により電圧が印加されており、読取用センサ
S1 〜Sn に入射する光が電流に変換され、読取用セン
サ出力処理回路11、差動増幅器30、A/D変換器1
3によりデジタル信号として順次出力される。
【0003】ところで、上記密着型イメージセンサの透
明保護層4としては、通常ガラス、シリコン酸化膜、シ
リコン窒化膜などの屈折率が空気よりも大きい材料が用
いられるのが一般的である。そのため、図10において
窓14を通過した光は、全て原稿8に入射するのではな
く、透明保護層4の表面、即ち透明保護層4と空気との
境界面で反射する。これにより、図中に破線で示すよう
に保護層表面反射光10が発生し、その一部は直接もし
くは間接的に読取用センサ5に入射する。また図示して
いないが、透明保護層4内に異物や気泡などの光を拡散
する要因があると、この拡散された光も読取用センサに
入射してしまう。以後、これらの画像情報以外の光を迷
光という。このような迷光は、原稿面反射光9と共に電
流に変換され、最終的にデジタル信号となるため、デジ
タル信号には本来得たい真の画像情報の他に画像と関係
のない迷光の成分も含まれてしまう。従って、例えばこ
の信号がファクシミリの入力画像信号として使用された
場合、通信後に画像を復元する際に迷光成分が誤差とし
て扱われ、出力画像を著しく乱す原因となる。特に中間
調をディザ法や誤差拡散法などの中間表示を行った場
合、原稿の黒を読取ったときでも灰白表示にされてしま
うなどの問題があった。
明保護層4としては、通常ガラス、シリコン酸化膜、シ
リコン窒化膜などの屈折率が空気よりも大きい材料が用
いられるのが一般的である。そのため、図10において
窓14を通過した光は、全て原稿8に入射するのではな
く、透明保護層4の表面、即ち透明保護層4と空気との
境界面で反射する。これにより、図中に破線で示すよう
に保護層表面反射光10が発生し、その一部は直接もし
くは間接的に読取用センサ5に入射する。また図示して
いないが、透明保護層4内に異物や気泡などの光を拡散
する要因があると、この拡散された光も読取用センサに
入射してしまう。以後、これらの画像情報以外の光を迷
光という。このような迷光は、原稿面反射光9と共に電
流に変換され、最終的にデジタル信号となるため、デジ
タル信号には本来得たい真の画像情報の他に画像と関係
のない迷光の成分も含まれてしまう。従って、例えばこ
の信号がファクシミリの入力画像信号として使用された
場合、通信後に画像を復元する際に迷光成分が誤差とし
て扱われ、出力画像を著しく乱す原因となる。特に中間
調をディザ法や誤差拡散法などの中間表示を行った場
合、原稿の黒を読取ったときでも灰白表示にされてしま
うなどの問題があった。
【0004】そこで、上記迷光成分を除去するために、
例えば図10に示すように黒色遮光板100を用いて迷
光成分を検出し、これを画像情報から減算するようにし
たものがある。即ち、黒色遮光板100は保持部材10
1の駆動により図面上左右方向に移動できるように構成
されており、原稿8を搬送する前に黒色遮光板100が
ローラ7の下面に位置される。この状態で光源6を点灯
し、このときに読取用センサ5で読取られ、読取用セン
サ出力処理回路11から出力された信号(迷光量に相当
する出力)を図11に示した記憶回路20内のメモリ2
01に記憶させる。迷光成分の検出時は、記憶回路20
のスイッチ210はC側に接続され、またスイッチ21
1はオンするように制御されており、読取用センサ出力
処理回路11の出力は差動増幅器30を通り、A/D変
換器13でデジタル化された後、メモリ201に記憶さ
れる。一方、原稿画像を読取る場合は、黒色遮光板10
0を元の位置に復帰した状態で原稿8が搬送され、読取
られた画像情報は読取用センサ出力処理回路11から差
動増幅器30へ送られる。この場合、スイッチ210は
D側に接続され、またスイッチ211はオフであるた
め、メモリ201に記憶された迷光成分はD/A変換器
202でアナログ変換された後、差動増幅器30へ送ら
れる。これにより、差動増幅器30では順次画像情報か
ら迷光成分を減算し、迷光成分を除去した画像情報が出
力される。
例えば図10に示すように黒色遮光板100を用いて迷
光成分を検出し、これを画像情報から減算するようにし
たものがある。即ち、黒色遮光板100は保持部材10
1の駆動により図面上左右方向に移動できるように構成
されており、原稿8を搬送する前に黒色遮光板100が
ローラ7の下面に位置される。この状態で光源6を点灯
し、このときに読取用センサ5で読取られ、読取用セン
サ出力処理回路11から出力された信号(迷光量に相当
する出力)を図11に示した記憶回路20内のメモリ2
01に記憶させる。迷光成分の検出時は、記憶回路20
のスイッチ210はC側に接続され、またスイッチ21
1はオンするように制御されており、読取用センサ出力
処理回路11の出力は差動増幅器30を通り、A/D変
換器13でデジタル化された後、メモリ201に記憶さ
れる。一方、原稿画像を読取る場合は、黒色遮光板10
0を元の位置に復帰した状態で原稿8が搬送され、読取
られた画像情報は読取用センサ出力処理回路11から差
動増幅器30へ送られる。この場合、スイッチ210は
D側に接続され、またスイッチ211はオフであるた
め、メモリ201に記憶された迷光成分はD/A変換器
202でアナログ変換された後、差動増幅器30へ送ら
れる。これにより、差動増幅器30では順次画像情報か
ら迷光成分を減算し、迷光成分を除去した画像情報が出
力される。
【0005】また、迷光成分を除去する装置として、図
12,図13に示すような装置も知られている。この装
置では、ローラ7の外周に白色原稿に相当する反射面を
形成し、原稿読取前にローラ7からの反射光を読取り、
減衰器212で減衰された出力をメモリ201に記憶さ
せておく。この場合、予め迷光出力がローラ7の反射面
からの出力に対してn(%)であることを把握してお
き、減衰器212の減衰率をそのnに調整しておくもの
とする。従って、原稿読取時は前記と同様に画像情報か
らメモリ201の迷光成分を減算することによって、黒
色遮光板を用いたときと同様に真の画像情報のみを取出
すことができる。
12,図13に示すような装置も知られている。この装
置では、ローラ7の外周に白色原稿に相当する反射面を
形成し、原稿読取前にローラ7からの反射光を読取り、
減衰器212で減衰された出力をメモリ201に記憶さ
せておく。この場合、予め迷光出力がローラ7の反射面
からの出力に対してn(%)であることを把握してお
き、減衰器212の減衰率をそのnに調整しておくもの
とする。従って、原稿読取時は前記と同様に画像情報か
らメモリ201の迷光成分を減算することによって、黒
色遮光板を用いたときと同様に真の画像情報のみを取出
すことができる。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の黒色遮光板を用いた装置では、黒色遮光板やそ
の保持部材などの機構部品を要するために、装置の構造
が複雑化し、大型化する問題がある。特に、黒色遮光板
として原稿の厚み相当の非常に薄いものが必要でありあ
る程度の厚みをもったものであれば、ローラを浮かせる
機構を備えなければならない。また、装置が機械的に複
雑化することは、密着型イメージセンサのメリットであ
る設計の自由度を損うばかりでなく、コスト高にもなる
という問題があった。
記従来の黒色遮光板を用いた装置では、黒色遮光板やそ
の保持部材などの機構部品を要するために、装置の構造
が複雑化し、大型化する問題がある。特に、黒色遮光板
として原稿の厚み相当の非常に薄いものが必要でありあ
る程度の厚みをもったものであれば、ローラを浮かせる
機構を備えなければならない。また、装置が機械的に複
雑化することは、密着型イメージセンサのメリットであ
る設計の自由度を損うばかりでなく、コスト高にもなる
という問題があった。
【0007】一方、上記白色ローラを用いた装置にあっ
ては、構造は比較的簡単であるものの、アレー状に配列
されたセンサ特性の線形性にバラツキがあった場合、迷
光成分を正確に除去することは困難であった。図14に
読取用センサの照射光量に対する出力特性を示してお
り、Bは線形特性、A及びCは非線形特性のセンサであ
る。このようにアレー状に並べられた個々のセンサは特
性にバラツキが生じ、迷光量が白原稿(白色ローラ)出
力のn%であるとした場合、それぞれのセンサにn%の
迷光が照射されたときのセンサ出力は、Aの特性のセン
サではVA ,Bの特性のセンサではVB ,Cの特性のセ
ンサではVC となる。従って、センサのアレー方向での
出力分布をみると、図15に示すように個々のセンサの
特性バラツキによって、迷光による出力が異なってしま
う。Bの特性のセンサは線形であるため、VB =n
(%)となり、前述のように減算処理によって真の画像
情報を得ることができる。しかし、AやCの非線形特性
のセンサでは減算処理を行うと、それぞれn−VA
(%),n−VC (%)のずれを生じるため、正確に迷
光成分を除去することができず、真の画像情報を得るこ
とは困難であった。
ては、構造は比較的簡単であるものの、アレー状に配列
されたセンサ特性の線形性にバラツキがあった場合、迷
光成分を正確に除去することは困難であった。図14に
読取用センサの照射光量に対する出力特性を示してお
り、Bは線形特性、A及びCは非線形特性のセンサであ
る。このようにアレー状に並べられた個々のセンサは特
性にバラツキが生じ、迷光量が白原稿(白色ローラ)出
力のn%であるとした場合、それぞれのセンサにn%の
迷光が照射されたときのセンサ出力は、Aの特性のセン
サではVA ,Bの特性のセンサではVB ,Cの特性のセ
ンサではVC となる。従って、センサのアレー方向での
出力分布をみると、図15に示すように個々のセンサの
特性バラツキによって、迷光による出力が異なってしま
う。Bの特性のセンサは線形であるため、VB =n
(%)となり、前述のように減算処理によって真の画像
情報を得ることができる。しかし、AやCの非線形特性
のセンサでは減算処理を行うと、それぞれn−VA
(%),n−VC (%)のずれを生じるため、正確に迷
光成分を除去することができず、真の画像情報を得るこ
とは困難であった。
【0008】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、その目的は構造が複雑化すること
なく、正確に迷光成分を除去し、良質の画像を得られる
ようにした光電変換装置を提供することにある。
めになされたもので、その目的は構造が複雑化すること
なく、正確に迷光成分を除去し、良質の画像を得られる
ようにした光電変換装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のこのような目的
は、被読取物に光を照射する光源と、列状に複数配列さ
れ、前記被読取物から反射された画像情報光を光電変換
するための読取用センサと、前記被読取物を読取用セン
サ上に搬送するローラとを備えてなる光電変換装置にお
いて、前記ローラの外周に白基準となる反射面を形成す
ると共に、前記光源をパルス点灯する駆動手段を設け、
該駆動手段により前記光源を読取用センサの光応答時間
よりも短い駆動周期及び略迷光量/(白基準の反射光量
+迷光量)のデューティーで点灯し、前記ローラの反射
面で反射された光を読取用センサで読取ることによっ
て、読取用センサに入射する画像情報光以外の迷光成分
を検出し、かつ得られた迷光補正情報を画像情報から減
算することによって、画像情報の補正を行うことを特徴
とする光電変換装置によって達成される。
は、被読取物に光を照射する光源と、列状に複数配列さ
れ、前記被読取物から反射された画像情報光を光電変換
するための読取用センサと、前記被読取物を読取用セン
サ上に搬送するローラとを備えてなる光電変換装置にお
いて、前記ローラの外周に白基準となる反射面を形成す
ると共に、前記光源をパルス点灯する駆動手段を設け、
該駆動手段により前記光源を読取用センサの光応答時間
よりも短い駆動周期及び略迷光量/(白基準の反射光量
+迷光量)のデューティーで点灯し、前記ローラの反射
面で反射された光を読取用センサで読取ることによっ
て、読取用センサに入射する画像情報光以外の迷光成分
を検出し、かつ得られた迷光補正情報を画像情報から減
算することによって、画像情報の補正を行うことを特徴
とする光電変換装置によって達成される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して詳細に説明する。図1は本発明の光電変換装置の一
実施例を示した構成図、図2はその電気的回路構成を示
したブロック図である。なお、図1,図2では従来装置
と同一部分は同一符号を付し、本実施例ではその説明を
省略する。まず、図1において、ローラ7の外周面には
前記と同様に白色原稿の反射率に相当する反射面が形成
され、迷光成分を補正するための補正信号を読取るのに
使用される。その他の構成は、図12に示した装置と同
じである。また、図2において、300は光源6を駆動
する光源駆動回路であり、本実施例では光源6を直流点
灯とパルス点灯に切換えられるように構成されている。
光源駆動回路300はトランジスタ19、スイッチ21
3、パルス駆動回路18から構成され、スイッチ213
がa側に接続された場合、トランジスタ19がオンしつ
づけるため、光源6は直流点灯する。また、スイッチ2
13がb側に接続された場合は、トランジスタ19はパ
ルス駆動回路18によって駆動されるので、光源6はそ
のパルス駆動回路18のパルス周期で点灯する。原稿の
読取時は光源6は直流点灯され、迷光補正信号の読取時
はパルス点灯される。光源6は、図示のように読取用セ
ンサの配列方向に沿って多数配列された発光ダイオード
から構成されている。その他の構成は、図11に示した
従来装置と同じである。
して詳細に説明する。図1は本発明の光電変換装置の一
実施例を示した構成図、図2はその電気的回路構成を示
したブロック図である。なお、図1,図2では従来装置
と同一部分は同一符号を付し、本実施例ではその説明を
省略する。まず、図1において、ローラ7の外周面には
前記と同様に白色原稿の反射率に相当する反射面が形成
され、迷光成分を補正するための補正信号を読取るのに
使用される。その他の構成は、図12に示した装置と同
じである。また、図2において、300は光源6を駆動
する光源駆動回路であり、本実施例では光源6を直流点
灯とパルス点灯に切換えられるように構成されている。
光源駆動回路300はトランジスタ19、スイッチ21
3、パルス駆動回路18から構成され、スイッチ213
がa側に接続された場合、トランジスタ19がオンしつ
づけるため、光源6は直流点灯する。また、スイッチ2
13がb側に接続された場合は、トランジスタ19はパ
ルス駆動回路18によって駆動されるので、光源6はそ
のパルス駆動回路18のパルス周期で点灯する。原稿の
読取時は光源6は直流点灯され、迷光補正信号の読取時
はパルス点灯される。光源6は、図示のように読取用セ
ンサの配列方向に沿って多数配列された発光ダイオード
から構成されている。その他の構成は、図11に示した
従来装置と同じである。
【0011】図3は本実施例に使用される読取用センサ
の平面図である。なお、図3では読取用センサのほかに
処理回路を含んだ光電変換部の構成を示している。図に
おいて、1aは光電変換素子部であり、2aは処理回路
部である。電極3a,4a間の不図示の光導電層で光電
変換された信号電荷は、電極4aのスルーホールを通し
て、電極9aの一部と電極5aとで誘電体層を挟んで構
成される蓄積コンデンサ部に蓄積される。蓄積コンデン
サ部に蓄積された信号電荷は転送用トランジスタ部6a
を介して信号線8aにより転送される。蓄積コンデンサ
部に残留した電荷はゲート線10aによって制御される
リセット用トランジスタ部7aを介して放電される。
の平面図である。なお、図3では読取用センサのほかに
処理回路を含んだ光電変換部の構成を示している。図に
おいて、1aは光電変換素子部であり、2aは処理回路
部である。電極3a,4a間の不図示の光導電層で光電
変換された信号電荷は、電極4aのスルーホールを通し
て、電極9aの一部と電極5aとで誘電体層を挟んで構
成される蓄積コンデンサ部に蓄積される。蓄積コンデン
サ部に蓄積された信号電荷は転送用トランジスタ部6a
を介して信号線8aにより転送される。蓄積コンデンサ
部に残留した電荷はゲート線10aによって制御される
リセット用トランジスタ部7aを介して放電される。
【0012】次に、本実施例の動作を説明する。まず、
迷光の補正信号を読取る場合、原稿8を搬送しない状態
で光源6を点灯し、ローラ7の反射面に光を照射する。
このとき、スイッチ213はb側に接続されるため、光
源6は所定の周波数及びデューティーでパルス点灯し、
ローラ7の反射面に照射される。光源6のパルス点灯の
条件としては、迷光量が予めローラ7の反射面を読取っ
たときの光量に対してn%であることがわかっているも
のとし、デューティーはそのnと同じに設定されてい
る。また、駆動周波数fとしては通常読取用センサが1
ライン分の信号を読取る場合に、信号を読取るのに必要
な光の照射時間をt(sec)とすると、1/t(H
z)に対して充分大きくなるようにf≫1/tに設定さ
れている。以上の点灯条件により、原稿読取時に直流点
灯で読取った場合のセンサ出力に含まれる迷光成分と全
く同じ量の信号が読取られ、差動増幅器30の非反転端
子に入力される。なお、前述した点灯条件で迷光の補正
信号を読取った場合、読取用センサの特性にバラツキが
あっても正確に迷光成分を補正できるが、このことにつ
いては実験結果を含めて詳しく後述する。迷光の補正信
号読取時はスイッチ210はC側に接続され、差動増幅
器30の反転端子は接地された状態にある。従って、差
動増幅器30はバッファアンプとして機能するため、非
反転端子に入力される補正信号は差動増幅器30を介し
てそのままA/D変換器13へ入力され、ここでデジタ
ル化された後、記憶回路20へ出力される。このとき、
スイッチ211はオンであるため、読取用センサS1 〜
Sn の各々の信号は順次メモリ201に送られ、迷光補
正情報として記憶される。
迷光の補正信号を読取る場合、原稿8を搬送しない状態
で光源6を点灯し、ローラ7の反射面に光を照射する。
このとき、スイッチ213はb側に接続されるため、光
源6は所定の周波数及びデューティーでパルス点灯し、
ローラ7の反射面に照射される。光源6のパルス点灯の
条件としては、迷光量が予めローラ7の反射面を読取っ
たときの光量に対してn%であることがわかっているも
のとし、デューティーはそのnと同じに設定されてい
る。また、駆動周波数fとしては通常読取用センサが1
ライン分の信号を読取る場合に、信号を読取るのに必要
な光の照射時間をt(sec)とすると、1/t(H
z)に対して充分大きくなるようにf≫1/tに設定さ
れている。以上の点灯条件により、原稿読取時に直流点
灯で読取った場合のセンサ出力に含まれる迷光成分と全
く同じ量の信号が読取られ、差動増幅器30の非反転端
子に入力される。なお、前述した点灯条件で迷光の補正
信号を読取った場合、読取用センサの特性にバラツキが
あっても正確に迷光成分を補正できるが、このことにつ
いては実験結果を含めて詳しく後述する。迷光の補正信
号読取時はスイッチ210はC側に接続され、差動増幅
器30の反転端子は接地された状態にある。従って、差
動増幅器30はバッファアンプとして機能するため、非
反転端子に入力される補正信号は差動増幅器30を介し
てそのままA/D変換器13へ入力され、ここでデジタ
ル化された後、記憶回路20へ出力される。このとき、
スイッチ211はオンであるため、読取用センサS1 〜
Sn の各々の信号は順次メモリ201に送られ、迷光補
正情報として記憶される。
【0013】迷光補正情報の記憶動作が終了すると、原
稿の読取りが行われる。原稿の読取時は、スイッチ21
3はa側に切換えられ、光源6は直流点灯される。一
方、原稿8はローラ7の送り動作により、透明保護層4
上を一定速度で搬送され、光源6の光は原稿8に照射さ
れる。そして、原稿8の画情報に応じた反射率で反射さ
れ、その一部が読取用センサ5に画情報として入射され
る。この場合、光源6の光の一部は透明保護層4の表面
の反射やその他の反射や拡散によって読取用センサ5に
迷光として入射される。画像情報光と迷光は読取用セン
サ5で電流信号に変換され、読取用センサ出力処理回路
11に出力される。読取用センサ出力処理回路11で
は、パラレルに入力された信号がシリアル信号に変換さ
れ、読取用センサS1 からSn までの信号が順次差動増
幅器30の非反転端子に出力される。このとき、スイッ
チ210はD側に接続され、またスイッチ211はオフ
となっており、メモリ201に記憶された迷光補正情報
が読取用センサS1 〜Sn に対応して順次アクセスされ
る。即ち、最初に読取用センサS1 の信号が差動増幅器
30に入力された場合は、それに対応した迷光補正情報
が読出され、D/A変換器202でアナログ信号に変換
された後、差動増幅器30の反転端子に入力される。差
動増幅器30では、画像情報から迷光情報が減算され、
迷光成分を除去した信号としてA/D変換器13へ送ら
れる。即ち、画像情報に含まれる迷光成分とメモリ20
1に記憶された迷光補正情報は等しいため、差動増幅器
30からは正確に迷光成分を除去した真の画像情報のみ
が出力される。この画像情報はA/D変換器13でデジ
タル化され、外部に出力される。以上で読取用センサS
1 で読取られた画像情報の補正処理が終了し、差動増幅
器30の非反転端子には引続き次の読取用センサS2 の
読取信号、その次のS3 の読取信号というように順次画
像情報が入力され、またそれに対応した迷光補正情報が
逐次メモリ201から読出され、他方の反転端子に入力
される。従って、差動増幅器30は前記と同様に逐次迷
光成分を除去した信号を出力し、最後の読取用センサS
n の読取信号の画像情報が出力されたところで1ライン
分の画像情報の補正が終了する。差動増幅器30にはな
おも読取用センサ出力処理回路11から次のラインの読
取信号、その次のラインの読取信号というように1ライ
ンずつシリアルに読取信号が入力される。そして、差動
増幅器30ではその都度センサ対応の迷光補正情報を減
算し、所定のライン数が終了したところで、原稿8の1
ページ分の画像情報の読取が終了する。
稿の読取りが行われる。原稿の読取時は、スイッチ21
3はa側に切換えられ、光源6は直流点灯される。一
方、原稿8はローラ7の送り動作により、透明保護層4
上を一定速度で搬送され、光源6の光は原稿8に照射さ
れる。そして、原稿8の画情報に応じた反射率で反射さ
れ、その一部が読取用センサ5に画情報として入射され
る。この場合、光源6の光の一部は透明保護層4の表面
の反射やその他の反射や拡散によって読取用センサ5に
迷光として入射される。画像情報光と迷光は読取用セン
サ5で電流信号に変換され、読取用センサ出力処理回路
11に出力される。読取用センサ出力処理回路11で
は、パラレルに入力された信号がシリアル信号に変換さ
れ、読取用センサS1 からSn までの信号が順次差動増
幅器30の非反転端子に出力される。このとき、スイッ
チ210はD側に接続され、またスイッチ211はオフ
となっており、メモリ201に記憶された迷光補正情報
が読取用センサS1 〜Sn に対応して順次アクセスされ
る。即ち、最初に読取用センサS1 の信号が差動増幅器
30に入力された場合は、それに対応した迷光補正情報
が読出され、D/A変換器202でアナログ信号に変換
された後、差動増幅器30の反転端子に入力される。差
動増幅器30では、画像情報から迷光情報が減算され、
迷光成分を除去した信号としてA/D変換器13へ送ら
れる。即ち、画像情報に含まれる迷光成分とメモリ20
1に記憶された迷光補正情報は等しいため、差動増幅器
30からは正確に迷光成分を除去した真の画像情報のみ
が出力される。この画像情報はA/D変換器13でデジ
タル化され、外部に出力される。以上で読取用センサS
1 で読取られた画像情報の補正処理が終了し、差動増幅
器30の非反転端子には引続き次の読取用センサS2 の
読取信号、その次のS3 の読取信号というように順次画
像情報が入力され、またそれに対応した迷光補正情報が
逐次メモリ201から読出され、他方の反転端子に入力
される。従って、差動増幅器30は前記と同様に逐次迷
光成分を除去した信号を出力し、最後の読取用センサS
n の読取信号の画像情報が出力されたところで1ライン
分の画像情報の補正が終了する。差動増幅器30にはな
おも読取用センサ出力処理回路11から次のラインの読
取信号、その次のラインの読取信号というように1ライ
ンずつシリアルに読取信号が入力される。そして、差動
増幅器30ではその都度センサ対応の迷光補正情報を減
算し、所定のライン数が終了したところで、原稿8の1
ページ分の画像情報の読取が終了する。
【0014】図4に、光源6の点灯条件を変えたときの
センサ出力の変化を示す。図4(a)は読取用センサの
光応答時間τに対して、光源6の駆動周期Tを充分に長
くし(τ≪T)、またデューティーを50%にしたとき
のセンサ出力を示す。読取用センサの光応答時間τは、
センサ出力の立上りまたは立下り時間の90%の時間で
ある。なお、センサA,B,Cは図14に示した線形特
性の異なるセンサA,B,Cに対応する。図4(a)で
は光源6の光量として規格化された100%(実線)
と、50%(破線)の2通りを示しており、光量が10
0%である場合、センサ出力は100%となる。また、
光量が50%である場合、前述したようにセンサ特性が
異なるため、図に示す如くVA ′,VB ′,VC ′の出
力が得られる。光源6の消灯時はセンサ出力は0であ
る。図4(b)は読取用センサの光応答時間τに対し
て、光源6の駆動周期Tを充分に短かくし(τ≫T)、
デューティーを50%としたときのセンサ出力である。
同図から明らかなように、駆動周期をセンサの光応答時
間に対し充分短かくしたため、光源6の点灯、消灯にか
かわらず、センサ出力は一定レベルになる。また、セン
サA,B,Cの出力は、図4(a)で示した50%の光
量の照射時と等しく、VA ′,VB ′,VC ′となる。
即ち、センサの光応答時間に対して充分に長い周期で光
源6を駆動したときと、充分に短い周期で駆動したとき
では、センサ出力は同じになる。
センサ出力の変化を示す。図4(a)は読取用センサの
光応答時間τに対して、光源6の駆動周期Tを充分に長
くし(τ≪T)、またデューティーを50%にしたとき
のセンサ出力を示す。読取用センサの光応答時間τは、
センサ出力の立上りまたは立下り時間の90%の時間で
ある。なお、センサA,B,Cは図14に示した線形特
性の異なるセンサA,B,Cに対応する。図4(a)で
は光源6の光量として規格化された100%(実線)
と、50%(破線)の2通りを示しており、光量が10
0%である場合、センサ出力は100%となる。また、
光量が50%である場合、前述したようにセンサ特性が
異なるため、図に示す如くVA ′,VB ′,VC ′の出
力が得られる。光源6の消灯時はセンサ出力は0であ
る。図4(b)は読取用センサの光応答時間τに対し
て、光源6の駆動周期Tを充分に短かくし(τ≫T)、
デューティーを50%としたときのセンサ出力である。
同図から明らかなように、駆動周期をセンサの光応答時
間に対し充分短かくしたため、光源6の点灯、消灯にか
かわらず、センサ出力は一定レベルになる。また、セン
サA,B,Cの出力は、図4(a)で示した50%の光
量の照射時と等しく、VA ′,VB ′,VC ′となる。
即ち、センサの光応答時間に対して充分に長い周期で光
源6を駆動したときと、充分に短い周期で駆動したとき
では、センサ出力は同じになる。
【0015】これに対し、図4(c)は本実施例の光源
6の点灯条件を示すもので、光源6の駆動周期Tは図4
(b)と同じくセンサの光応答時間τに対して充分に短
く設定され(τ≫T)、またデューティーDは次式で示
す如くローラ7の反射面からの反射光を読取ったときの
信号に対する迷光成分の比と同じに設定されている。 D=迷光量/ローラ反射光量+迷光量(%) なお、図4(c)では光源6の駆動周期をt2 、光源6
の点灯時間をt2 ′として示しており、従ってデューテ
ィーD(n)はt2 ′/t2 である。以上の条件で光源
6をパルス点灯し、迷光補正信号を読取った場合、同図
に示すようにセンサA,B,Cの出力はそれぞれVA ,
VB ,VC となり、センサの線形特性が異なっても迷光
量に正確に相当する出力を得ることができる。
6の点灯条件を示すもので、光源6の駆動周期Tは図4
(b)と同じくセンサの光応答時間τに対して充分に短
く設定され(τ≫T)、またデューティーDは次式で示
す如くローラ7の反射面からの反射光を読取ったときの
信号に対する迷光成分の比と同じに設定されている。 D=迷光量/ローラ反射光量+迷光量(%) なお、図4(c)では光源6の駆動周期をt2 、光源6
の点灯時間をt2 ′として示しており、従ってデューテ
ィーD(n)はt2 ′/t2 である。以上の条件で光源
6をパルス点灯し、迷光補正信号を読取った場合、同図
に示すようにセンサA,B,Cの出力はそれぞれVA ,
VB ,VC となり、センサの線形特性が異なっても迷光
量に正確に相当する出力を得ることができる。
【0016】図5に本願発明者らが行った実験結果を示
す。図5(a)は光源6の光量を直流的に変化させたと
きの特性の異なる2つのセンサの出力を測定した結果、
図5(b)は同じセンサで光源6をパルス点灯し、その
デューティーを変化させたときの出力を測定した結果で
ある。なお、実験に使用した読取用センサとしては、セ
ンサAは線形特性、センサBは非線形特性のものであ
る。また、図3で説明した読取用センサの光電変換素子
部、蓄積コンデンサ部及びトランジスタ部の材料として
は、非晶質シリコンを用いており、蓄積時間TS は5m
sとした。更に、光源6の駆動周波数fは1KHzと
し、駆動周期Tは1msとした。この場合、読取用セン
サの光応答時間τを測定してτ≫Tとなるようにその駆
動周期Tを設定した。図6に読取用センサの光応答時間
を測定した結果を示しており、光源6を点灯及び消灯し
たときのセンサ出力の立上り時間τonと立下り時間τ
off を測定した。測定結果は図に示す如くτonは15m
s、τoff も15msであった。これにより、得られた
読取用センサの光応答時間τの15msよりも光源6の
駆動周波数Tが充分に短くなるようにT=1msとし
た。
す。図5(a)は光源6の光量を直流的に変化させたと
きの特性の異なる2つのセンサの出力を測定した結果、
図5(b)は同じセンサで光源6をパルス点灯し、その
デューティーを変化させたときの出力を測定した結果で
ある。なお、実験に使用した読取用センサとしては、セ
ンサAは線形特性、センサBは非線形特性のものであ
る。また、図3で説明した読取用センサの光電変換素子
部、蓄積コンデンサ部及びトランジスタ部の材料として
は、非晶質シリコンを用いており、蓄積時間TS は5m
sとした。更に、光源6の駆動周波数fは1KHzと
し、駆動周期Tは1msとした。この場合、読取用セン
サの光応答時間τを測定してτ≫Tとなるようにその駆
動周期Tを設定した。図6に読取用センサの光応答時間
を測定した結果を示しており、光源6を点灯及び消灯し
たときのセンサ出力の立上り時間τonと立下り時間τ
off を測定した。測定結果は図に示す如くτonは15m
s、τoff も15msであった。これにより、得られた
読取用センサの光応答時間τの15msよりも光源6の
駆動周波数Tが充分に短くなるようにT=1msとし
た。
【0017】図5に示した実験結果から明らかなよう
に、光源6をパルス点灯してそのデューティーを変えた
場合、読取用センサの出力は光源6の光量を直流的に変
化させたときと全く同じになることがわかる。つまり、
照射光量が同じであると、デューティーを変化させても
センサ出力は全く同じになり、センサの非線形特性を忠
実に反映した出力を得ることができる。このことは読取
用センサの中に非線形特性のセンサが混在した場合に、
従来のように補正量にずれを生じることなく、個々のセ
ンサ出力の迷光成分を正確に除去できるという効果をも
たらす。図7(a)に補正前のセンサ出力を示してお
り、補正前においてはローラ7の反射面を読取ったとき
の出力には迷光成分が含まれ、しかも個々のセンサの線
形特性のバラツキによって迷光出力は一定ではない。こ
れに対し、本実施例では、光源6を前述のようにパルス
駆動して得られた迷光補正情報を画像情報から減算した
場合、図7(b)に示すように迷光成分を個々のセンサ
の線形特性のバラツキに影響されることなく、正確に迷
光成分を除去でき、真の画像情報のみを得ることができ
る。従って、図13に示した減衰器により一様にn%の
迷光成分を減衰する方式に比べ、著しく補正精度を向上
することができ、しかも図10に示したような黒色遮光
板も不要であるので、構造が複雑化することなく補正精
度を有効に向上することができる。
に、光源6をパルス点灯してそのデューティーを変えた
場合、読取用センサの出力は光源6の光量を直流的に変
化させたときと全く同じになることがわかる。つまり、
照射光量が同じであると、デューティーを変化させても
センサ出力は全く同じになり、センサの非線形特性を忠
実に反映した出力を得ることができる。このことは読取
用センサの中に非線形特性のセンサが混在した場合に、
従来のように補正量にずれを生じることなく、個々のセ
ンサ出力の迷光成分を正確に除去できるという効果をも
たらす。図7(a)に補正前のセンサ出力を示してお
り、補正前においてはローラ7の反射面を読取ったとき
の出力には迷光成分が含まれ、しかも個々のセンサの線
形特性のバラツキによって迷光出力は一定ではない。こ
れに対し、本実施例では、光源6を前述のようにパルス
駆動して得られた迷光補正情報を画像情報から減算した
場合、図7(b)に示すように迷光成分を個々のセンサ
の線形特性のバラツキに影響されることなく、正確に迷
光成分を除去でき、真の画像情報のみを得ることができ
る。従って、図13に示した減衰器により一様にn%の
迷光成分を減衰する方式に比べ、著しく補正精度を向上
することができ、しかも図10に示したような黒色遮光
板も不要であるので、構造が複雑化することなく補正精
度を有効に向上することができる。
【0018】図8は本発明の光電変換装置の他の実施例
を示したブロック図である。この実施例は、アレー状に
配列された読取用センサ(光電変換素子)の感度バラツ
キを補正するための補正回路を備え、前述した迷光の補
正と共に感度バラツキを補正するようにした例である。
感度バラツキの補正に際しては、まず原稿の読取り前に
光源6を直流点灯してローラ7に照射し、その反射光を
読取用センサで読取り得られた補正信号をA/D変換器
13でデジタル信号に変換して記憶回路21内の白基準
用のメモリ203に記憶させる。そして、原稿の読取時
において、読取用センサで読取られた画像情報を徐算器
400によりメモリ203に記憶された補正情報で徐算
することによって、読取用センサの感度バラツキを補正
した画像情報を得ることができる。メモリ203の補正
情報を徐算器400に送る場合はD/A変換器204で
アナログ信号に変換して送られる。図9は本実施例の全
体的な動作を説明するために、各々のスイッチの接続状
態を表わした図である。まず、迷光の補正信号の記憶時
は、スイッチ210はC側に接続、スイッチ211はオ
ン、スイッチ213はb側に接続、スイッチ215はe
側に接続、スイッチ216はオフである。これにより、
光源6は前述のようにパルス点灯され、得られた迷光補
正信号がメモリ201に記憶される。次に、読取用セン
サの感度バラツキの補正信号を記憶する場合は、スイッ
チ210はd側に接続、スイッチ211はオフ、スイッ
チ213はa側に接続、スイッチ215はe側に接続、
スイッチ216はオンである。このときは、前述のよう
に光源6は直流点灯し、得られた感度バラツキの補正信
号はメモリ204に記憶される。更に、原稿の読取時は
スイッチ210はd側に接続、スイッチ211はオフ、
スイッチ213はa側に接続、スイッチ215はf側に
接続、スイッチ216はオフである。この場合、光源6
は直流点灯し、得られた画像情報は差動増幅器30へ送
られ、ここでメモリ201に記憶された迷光補正情報を
減算することで、迷光成分を補正した画像情報が得られ
る。次に、前述の如く徐算器400で画像情報をメモリ
203に記憶された補正信号で徐算することにより、読
取用センサの感度バラツキを補正した画像情報を得るこ
とができる。このように本実施例では、迷光の補正ばか
りでなく、読取用センサの感度バラツキをも補正でき、
原稿画像を劣化することなく忠実に再現することができ
る。
を示したブロック図である。この実施例は、アレー状に
配列された読取用センサ(光電変換素子)の感度バラツ
キを補正するための補正回路を備え、前述した迷光の補
正と共に感度バラツキを補正するようにした例である。
感度バラツキの補正に際しては、まず原稿の読取り前に
光源6を直流点灯してローラ7に照射し、その反射光を
読取用センサで読取り得られた補正信号をA/D変換器
13でデジタル信号に変換して記憶回路21内の白基準
用のメモリ203に記憶させる。そして、原稿の読取時
において、読取用センサで読取られた画像情報を徐算器
400によりメモリ203に記憶された補正情報で徐算
することによって、読取用センサの感度バラツキを補正
した画像情報を得ることができる。メモリ203の補正
情報を徐算器400に送る場合はD/A変換器204で
アナログ信号に変換して送られる。図9は本実施例の全
体的な動作を説明するために、各々のスイッチの接続状
態を表わした図である。まず、迷光の補正信号の記憶時
は、スイッチ210はC側に接続、スイッチ211はオ
ン、スイッチ213はb側に接続、スイッチ215はe
側に接続、スイッチ216はオフである。これにより、
光源6は前述のようにパルス点灯され、得られた迷光補
正信号がメモリ201に記憶される。次に、読取用セン
サの感度バラツキの補正信号を記憶する場合は、スイッ
チ210はd側に接続、スイッチ211はオフ、スイッ
チ213はa側に接続、スイッチ215はe側に接続、
スイッチ216はオンである。このときは、前述のよう
に光源6は直流点灯し、得られた感度バラツキの補正信
号はメモリ204に記憶される。更に、原稿の読取時は
スイッチ210はd側に接続、スイッチ211はオフ、
スイッチ213はa側に接続、スイッチ215はf側に
接続、スイッチ216はオフである。この場合、光源6
は直流点灯し、得られた画像情報は差動増幅器30へ送
られ、ここでメモリ201に記憶された迷光補正情報を
減算することで、迷光成分を補正した画像情報が得られ
る。次に、前述の如く徐算器400で画像情報をメモリ
203に記憶された補正信号で徐算することにより、読
取用センサの感度バラツキを補正した画像情報を得るこ
とができる。このように本実施例では、迷光の補正ばか
りでなく、読取用センサの感度バラツキをも補正でき、
原稿画像を劣化することなく忠実に再現することができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構造でありながら、センサの線形特性のバラツキに
関係なく、光電変換部の反射や拡散などの光学的作用に
よる画像情報以外の迷光成分を正確に除去することがで
きる。従って、迷光成分を正確に除去した真の画像情報
のみを得ることができ、劣化のない良質の原稿画像を再
現できるという効果がある。
単な構造でありながら、センサの線形特性のバラツキに
関係なく、光電変換部の反射や拡散などの光学的作用に
よる画像情報以外の迷光成分を正確に除去することがで
きる。従って、迷光成分を正確に除去した真の画像情報
のみを得ることができ、劣化のない良質の原稿画像を再
現できるという効果がある。
【図1】本発明の光電変換装置の一実施例を示した構成
図である。
図である。
【図2】図1の実施例の光電変換装置の電気的回路構成
を示したブロック図である。
を示したブロック図である。
【図3】図1の実施例に用いる読取用センサを示した平
面図である。
面図である。
【図4】光源の駆動周期及びデューティーを変化させた
ときのセンサ出力を示した特性図である。
ときのセンサ出力を示した特性図である。
【図5】光源の光量を直流的に変化させたときとパルス
駆動のデューティーを変化させたときのセンサ出力の測
定結果を比較して示した特性図である。
駆動のデューティーを変化させたときのセンサ出力の測
定結果を比較して示した特性図である。
【図6】読取用センサの光応答時間の測定結果を示した
図である。
図である。
【図7】図1の実施例の迷光成分の補正前と補正後のセ
ンサ出力を比較して示した図である。
ンサ出力を比較して示した図である。
【図8】本発明の光電変換装置の他の実施例を示したブ
ロック図である。
ロック図である。
【図9】図8の実施例の迷光補正信号の記憶時、センサ
の感度バラツキ補正信号の記憶時、原稿読取時の各スイ
ッチの状態を示した説明図である。
の感度バラツキ補正信号の記憶時、原稿読取時の各スイ
ッチの状態を示した説明図である。
【図10】光電変換装置の従来例を示した構成図であ
る。
る。
【図11】図10の光電変換装置の電気的回路構成を示
したブロック図である。
したブロック図である。
【図12】光電変換装置の他の従来例を示した構成図で
ある。
ある。
【図13】図12の光電変換装置の電気的回路構成を示
したブロック図である。
したブロック図である。
【図14】読取用センサの照射光量に対する出力特性を
A,B,Cの3つの異なる線形特性のセンサについて示
した図である。
A,B,Cの3つの異なる線形特性のセンサについて示
した図である。
【図15】図12の光電変換装置におけるセンサの線形
特性のバラツキによるセンサ出力のバラツキ状態を示し
た図である。
特性のバラツキによるセンサ出力のバラツキ状態を示し
た図である。
1 センサ基板 5 読取用センサ 6 光源 7 ローラ 8 原稿 11 読取用センサ出力処理回路 18 パルス駆動回路 20 記憶回路 30 差動増幅器 201 メモリ 300 光源駆動回路 400 徐算器
Claims (2)
- 【請求項1】 被読取物に光を照射する光源と、列状に
複数配列され、前記被読取物から反射された画像情報光
を光電変換するための読取用センサと、前記被読取物を
読取用センサ上に搬送するローラとを備えてなる光電変
換装置において、前記ローラの外周に白基準となる反射
面を形成すると共に、前記光源をパルス点灯する駆動手
段を設け、該駆動手段により前記光源を読取用センサの
光応答時間よりも短い駆動周期及び略迷光量/(白基準
の反射光量+迷光量)のデューティーで点灯し、前記ロ
ーラの反射面で反射された光を読取用センサで読取るこ
とによって、読取用センサに入射する画像情報光以外の
迷光成分を検出し、かつ得られた迷光補正情報を画像情
報から減算することによって、画像情報の補正を行うこ
とを特徴とする光電変換装置。 - 【請求項2】 迷光補正情報は記憶手段に記憶され、被
読取物の画像読取り時に記憶手段から読出され、画像情
報から減算されることを特徴とする請求項1の光電変換
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4192799A JPH0622134A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 光電変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4192799A JPH0622134A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 光電変換装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0622134A true JPH0622134A (ja) | 1994-01-28 |
Family
ID=16297186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4192799A Pending JPH0622134A (ja) | 1992-06-29 | 1992-06-29 | 光電変換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0622134A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014182155A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-29 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
| US9513170B2 (en) | 2011-07-15 | 2016-12-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Spectral color sensor and image forming apparatus |
-
1992
- 1992-06-29 JP JP4192799A patent/JPH0622134A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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