JPH0622202Y2 - 粒子検出器 - Google Patents
粒子検出器Info
- Publication number
- JPH0622202Y2 JPH0622202Y2 JP1988151058U JP15105888U JPH0622202Y2 JP H0622202 Y2 JPH0622202 Y2 JP H0622202Y2 JP 1988151058 U JP1988151058 U JP 1988151058U JP 15105888 U JP15105888 U JP 15105888U JP H0622202 Y2 JPH0622202 Y2 JP H0622202Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- sample
- insulating chamber
- discharge port
- discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、粒子分析装置等に適用される粒子検出器に
関するものである。
関するものである。
粒子を浮懸させた電解質溶液の試料中に一対の電極を浸
漬し、電極間に電流を流して試料中の粒子を検出する従
来の粒子検出器には、電極間に高周波電流を流すもの
と、高周波電流と直流電流とを同時に流すものと、直流
電流を流すものとがある。
漬し、電極間に電流を流して試料中の粒子を検出する従
来の粒子検出器には、電極間に高周波電流を流すもの
と、高周波電流と直流電流とを同時に流すものと、直流
電流を流すものとがある。
例として、実公昭45-30950号、特開昭60-82942号、実開
昭51-112393号があった。これらのうち、前二者はとも
に電極間の距離を接近させて、その間隙に粒子を浮懸さ
せた電解質溶液の試料を流すようにしたものである。し
かし、電極を接近させる前二者の粒子検出器は、前記間
隙の容積を粒子が検知できる程度に小さくする必要があ
るため、電極表面の電流密度は非常に高くなる。その結
果、電極表面の汚れなどによる僅かの変化が電流に影響
を与え易くなり、粒子の検出感度の安定性が劣るという
問題がある。
昭51-112393号があった。これらのうち、前二者はとも
に電極間の距離を接近させて、その間隙に粒子を浮懸さ
せた電解質溶液の試料を流すようにしたものである。し
かし、電極を接近させる前二者の粒子検出器は、前記間
隙の容積を粒子が検知できる程度に小さくする必要があ
るため、電極表面の電流密度は非常に高くなる。その結
果、電極表面の汚れなどによる僅かの変化が電流に影響
を与え易くなり、粒子の検出感度の安定性が劣るという
問題がある。
これに対して残りの後者は、微細孔を有する電気絶縁性
の管状容器の内と外の電解質溶液の試料中にそれぞれ電
極を備えたものである。その具体例を第4図に示す。す
なわち、この粒子検出器は、直流電流用の粒子検出器に
高周波電流と直流電流とを同時に流して使用する場合の
説明図である。図中100は粒子検出器の管状容器であ
り、101は微細孔である。電極102,103は管状
容器100の内と外の電解質溶液の試料104中に浸漬
するように配設されている。105,106は電極10
2,103を通じてそれぞれ高周波電流、直流電流を流
すための電源であり、107は微細孔101を通じて試
料104を液中に浮懸する粒子とともに流動させる流体
回路である。検出回路108は粒子が微細孔101を通
過する際に生ずる高周波電流と直流電流の変化を検知し
て粒子検出を行うものである。109は外部へ排出する
排出流路である。
の管状容器の内と外の電解質溶液の試料中にそれぞれ電
極を備えたものである。その具体例を第4図に示す。す
なわち、この粒子検出器は、直流電流用の粒子検出器に
高周波電流と直流電流とを同時に流して使用する場合の
説明図である。図中100は粒子検出器の管状容器であ
り、101は微細孔である。電極102,103は管状
容器100の内と外の電解質溶液の試料104中に浸漬
するように配設されている。105,106は電極10
2,103を通じてそれぞれ高周波電流、直流電流を流
すための電源であり、107は微細孔101を通じて試
料104を液中に浮懸する粒子とともに流動させる流体
回路である。検出回路108は粒子が微細孔101を通
過する際に生ずる高周波電流と直流電流の変化を検知し
て粒子検出を行うものである。109は外部へ排出する
排出流路である。
しかし、この粒子検出器は、排出流路109に存在する
電解質の試料がアンテナとなり、外からの電気的影響を
受け易くなるという欠点があった。とくに排出流路10
9がチューブであればその引き回しにより前記影響の程
度が変わるので検出回路の検出感度が極めて不安定な状
態になる。
電解質の試料がアンテナとなり、外からの電気的影響を
受け易くなるという欠点があった。とくに排出流路10
9がチューブであればその引き回しにより前記影響の程
度が変わるので検出回路の検出感度が極めて不安定な状
態になる。
外部からの電気的影響を受けないようにするため、従
来、流路を電気的に遮断する対策がとられていた。例え
ば、特公昭43-25634号公報、特開昭56-77743号公報にそ
の開示がある。いずれも流路の途中に大容量の容器を設
け、その容器の上部に液の流入口、底部に排出口を設け
ている。流入口と排出口の間で液を不連続にして電気的
に遮断している。
来、流路を電気的に遮断する対策がとられていた。例え
ば、特公昭43-25634号公報、特開昭56-77743号公報にそ
の開示がある。いずれも流路の途中に大容量の容器を設
け、その容器の上部に液の流入口、底部に排出口を設け
ている。流入口と排出口の間で液を不連続にして電気的
に遮断している。
よって、この絶縁容器を測定試料の排出流路の近くに設
ければ、排出流路からノイズをかなり遮断でき、測定精
度の向上に役立つと思われる。
ければ、排出流路からノイズをかなり遮断でき、測定精
度の向上に役立つと思われる。
ところで、粒子を浮懸した電解質溶液(測定用の試料)
を測定前に撹拌したい場合がある。特に、測定用の試料
作製から測定までを自動化した自動粒子計数装置の場合
にこの要求が高い。容器内の液を撹拌する方法として、
通常、容器の排出流路に空気を供給して液を空気撹拌す
る方式がとられている。しかし、その場合に排出流路に
残留した前回の試料が、撹拌用の空気とともに今回の試
料の中に入り込んでコンタミネーション(液の相互汚
染)を起こして、測定精度に悪影響を与える。
を測定前に撹拌したい場合がある。特に、測定用の試料
作製から測定までを自動化した自動粒子計数装置の場合
にこの要求が高い。容器内の液を撹拌する方法として、
通常、容器の排出流路に空気を供給して液を空気撹拌す
る方式がとられている。しかし、その場合に排出流路に
残留した前回の試料が、撹拌用の空気とともに今回の試
料の中に入り込んでコンタミネーション(液の相互汚
染)を起こして、測定精度に悪影響を与える。
したがって、この考案の目的は、試料の排出流路からの
電気的影響を回避するとともに、試料の撹拌時のコンタ
ミネーションを起こさないような粒子検出器を提供する
ことである。
電気的影響を回避するとともに、試料の撹拌時のコンタ
ミネーションを起こさないような粒子検出器を提供する
ことである。
この考案の粒子検出器は、粒子を浮懸した電解質溶液の
試料を容れる容器であって底部にその試料を排出するた
めの排出口を設けた第1の容器と、微細孔により前記第
1の容器と連通した第2の容器と、前記第1の容器およ
び前記第2の容器の内部にそれぞれ設けられた電極と、
前記排出口に連通して前記排出口から滴下した前記試料
の液面と前記排出口との間に空気層を形成する絶縁室を
有するとともに前記絶縁室の底部に排出流路を有しさら
に前記絶縁室の側面上部に外部から空気を供給するため
の供給流路を有する第3の容器とを備えたものである。
試料を容れる容器であって底部にその試料を排出するた
めの排出口を設けた第1の容器と、微細孔により前記第
1の容器と連通した第2の容器と、前記第1の容器およ
び前記第2の容器の内部にそれぞれ設けられた電極と、
前記排出口に連通して前記排出口から滴下した前記試料
の液面と前記排出口との間に空気層を形成する絶縁室を
有するとともに前記絶縁室の底部に排出流路を有しさら
に前記絶縁室の側面上部に外部から空気を供給するため
の供給流路を有する第3の容器とを備えたものである。
この考案の構成によれば、電極間に電圧を印加すると微
細孔を通じて電流が流れ、このとき微細孔に粒子が通過
するとその検出信号が電極間に現れるので粒子検出をす
ることができる。この場合、第1の容器の排出口のすぐ
下に、空気層を形成した絶縁室を有する第3の容器を設
けているため、第1の容器の排出口のすぐ下で排出流路
が分断されるので、排出流路からの電気的影響を回避す
ることができる。また、絶縁室の側面上部から供給され
た空気はただちに第1の容器の排出口から第1の容器内
に入り、コンタミネーションなく試料を攪拌する。
細孔を通じて電流が流れ、このとき微細孔に粒子が通過
するとその検出信号が電極間に現れるので粒子検出をす
ることができる。この場合、第1の容器の排出口のすぐ
下に、空気層を形成した絶縁室を有する第3の容器を設
けているため、第1の容器の排出口のすぐ下で排出流路
が分断されるので、排出流路からの電気的影響を回避す
ることができる。また、絶縁室の側面上部から供給され
た空気はただちに第1の容器の排出口から第1の容器内
に入り、コンタミネーションなく試料を攪拌する。
この考案の一実施例を第1図および第2図に基づいて説
明する。すなわち、この粒子検出器は、第1の容器1
と、第2の容器2と、第3の容器3とを有する。
明する。すなわち、この粒子検出器は、第1の容器1
と、第2の容器2と、第3の容器3とを有する。
第1の容器1および第2の容器2は、粒子を浮懸した電
解質溶液の試料62を容れる一対の容器であってそれぞ
れ内部に電極14,20を有するとともに相互を微細孔
11により連通しさらに少なくともいずれか一方の底部
に排出口N4を設けている。第1の容器1および第2の
容器2は、内部に試料62を容れる空洞部を有する比較
的透明な樹脂性材料で作られている。材質としては電気
的絶縁性、耐薬品性に優れ誘電率の低い、例えばポリメ
チルペンテン等が好適である。第1の容器1の空洞部は
上部が開口し下部は漏斗状となりニップルを実施例とす
る排出口N4に連なっている。上部の開口には蓋5がO
リング6によりシールされはめられている。蓋5にはニ
ップルN1〜N3が取付けられている。また下部の側部
に第2の容器2に連通する小孔38を貫通している。第
1の容器1の空洞部の下部にはプラス側の電極14が外
部から空洞部内に貫通するように取付けられている。電
極14の先端はとがっており微細孔11を有するペレッ
ト12の近くまで達している。
解質溶液の試料62を容れる一対の容器であってそれぞ
れ内部に電極14,20を有するとともに相互を微細孔
11により連通しさらに少なくともいずれか一方の底部
に排出口N4を設けている。第1の容器1および第2の
容器2は、内部に試料62を容れる空洞部を有する比較
的透明な樹脂性材料で作られている。材質としては電気
的絶縁性、耐薬品性に優れ誘電率の低い、例えばポリメ
チルペンテン等が好適である。第1の容器1の空洞部は
上部が開口し下部は漏斗状となりニップルを実施例とす
る排出口N4に連なっている。上部の開口には蓋5がO
リング6によりシールされはめられている。蓋5にはニ
ップルN1〜N3が取付けられている。また下部の側部
に第2の容器2に連通する小孔38を貫通している。第
1の容器1の空洞部の下部にはプラス側の電極14が外
部から空洞部内に貫通するように取付けられている。電
極14の先端はとがっており微細孔11を有するペレッ
ト12の近くまで達している。
第2の容器2は第1の容器1に連結するための連結部3
2が突設されている。第2の容器2の内部には横孔63
と縦穴64が連通して設けられ、これらにより空洞部が
形成されている。横孔63の第1の容器1と反対側に開
口が形成され、この開口には栓22がOリング23によ
りシールされはめられている。横孔63の第1の容器1
側はテーパ状にせばまり、その先端に第2図のようにね
じ溝付きの段差を有するペレット収納用のくぼみ13が
設けられ、さらにそのくぼみ13の先端に第1の容器1
の小孔38に連通する小孔13aが貫通している。
2が突設されている。第2の容器2の内部には横孔63
と縦穴64が連通して設けられ、これらにより空洞部が
形成されている。横孔63の第1の容器1と反対側に開
口が形成され、この開口には栓22がOリング23によ
りシールされはめられている。横孔63の第1の容器1
側はテーパ状にせばまり、その先端に第2図のようにね
じ溝付きの段差を有するペレット収納用のくぼみ13が
設けられ、さらにそのくぼみ13の先端に第1の容器1
の小孔38に連通する小孔13aが貫通している。
第2図は微細孔11の部分の拡大断面図である。中心に
径100μm程度の微細孔11を有するルビー製の円板
状のペレット12がくぼみ13においてシールパッキン
27,28にはさまれスライドパッキン29を介してペ
レット押さえ33により押圧されて取付けられている。
シールパッキン27,28,スライドパッキン29,ペ
レット押さえ33のそれぞれの中心には小孔13aに整
合し小孔13aと同程度の小孔13bが設けられてい
る。ペレット押さえ33の外周面にはくぼみ13のねじ
部に係合するねじ部が設けられ、側面にはペレット押さ
え33のねじ締めが容易にできるように操作用のくぼみ
21が設けられている。スライドパッキン29はペレッ
ト押さえ33をねじ締めするとき、ゴム製のシールパッ
キン27,28が回転してよじれ傷つくことがないよう
にするためのものでテフロン(商品名)製のシートを実
施例としている。小孔13a,13bは微細孔11に電
解質溶液の試料62を流すための流路であり、その一端
61すなわちペレット押さえ33のくぼみ21を有する
側面側の孔端は、液がスムーズに流れるように外側に広
げられた曲面となっている。
径100μm程度の微細孔11を有するルビー製の円板
状のペレット12がくぼみ13においてシールパッキン
27,28にはさまれスライドパッキン29を介してペ
レット押さえ33により押圧されて取付けられている。
シールパッキン27,28,スライドパッキン29,ペ
レット押さえ33のそれぞれの中心には小孔13aに整
合し小孔13aと同程度の小孔13bが設けられてい
る。ペレット押さえ33の外周面にはくぼみ13のねじ
部に係合するねじ部が設けられ、側面にはペレット押さ
え33のねじ締めが容易にできるように操作用のくぼみ
21が設けられている。スライドパッキン29はペレッ
ト押さえ33をねじ締めするとき、ゴム製のシールパッ
キン27,28が回転してよじれ傷つくことがないよう
にするためのものでテフロン(商品名)製のシートを実
施例としている。小孔13a,13bは微細孔11に電
解質溶液の試料62を流すための流路であり、その一端
61すなわちペレット押さえ33のくぼみ21を有する
側面側の孔端は、液がスムーズに流れるように外側に広
げられた曲面となっている。
第2の容器2の栓22の中心には洗浄用パイプを実施例
とするマイナス側の電極20が貫通し、その先端がペレ
ット12に臨むように取付けられている。電極14,2
0の材質としては腐食のしにくい白金等が好適である。
縦穴64の上部開口には蓋18がOリング19によって
シールされはめられている。蓋18には内面側の中心に
錐状のテーパ部が設けられその中心にニップルN6が貫
通されている。このため、第2の容器2内の気泡はニッ
プルN6から流出し易い。第1の容器1と第2の容器2
は突出した連結部32においてOリング31をはさんで
止めねじ34によって結合されている。このため、この
連結部32以外の部分においては第1の容器1と第2の
容器2の間には隙間35が形成されることになる。空間
(空気)の誘電率は小さくしかも隙間35により第1の
容器1および第2の容器2の間隔が離れているのでその
部分の容量は小さい。よって微細孔11を通じて流れる
高周波電流が相対的に多くなり検出感度が高くなる。こ
の実施例のように電極14,20をペレット12をはさ
んで近づけて配置し、そして電極14の先端をとがらせ
ることにより、高周波電流を微細孔11に集中して流す
ことができるのでさらに検出感度が向上する。実験によ
れば、電極14,20間の静電容量は10pFと従来の1
/10以下となった。また、第1の容器1内の試料62
の液量が多少変化しても第1の容器1と第2の容器2の
間には隙間35があるため容量が変化しないので高周波
電流がほとんどその影響を受けず検出感度が安定する。
とするマイナス側の電極20が貫通し、その先端がペレ
ット12に臨むように取付けられている。電極14,2
0の材質としては腐食のしにくい白金等が好適である。
縦穴64の上部開口には蓋18がOリング19によって
シールされはめられている。蓋18には内面側の中心に
錐状のテーパ部が設けられその中心にニップルN6が貫
通されている。このため、第2の容器2内の気泡はニッ
プルN6から流出し易い。第1の容器1と第2の容器2
は突出した連結部32においてOリング31をはさんで
止めねじ34によって結合されている。このため、この
連結部32以外の部分においては第1の容器1と第2の
容器2の間には隙間35が形成されることになる。空間
(空気)の誘電率は小さくしかも隙間35により第1の
容器1および第2の容器2の間隔が離れているのでその
部分の容量は小さい。よって微細孔11を通じて流れる
高周波電流が相対的に多くなり検出感度が高くなる。こ
の実施例のように電極14,20をペレット12をはさ
んで近づけて配置し、そして電極14の先端をとがらせ
ることにより、高周波電流を微細孔11に集中して流す
ことができるのでさらに検出感度が向上する。実験によ
れば、電極14,20間の静電容量は10pFと従来の1
/10以下となった。また、第1の容器1内の試料62
の液量が多少変化しても第1の容器1と第2の容器2の
間には隙間35があるため容量が変化しないので高周波
電流がほとんどその影響を受けず検出感度が安定する。
第3の容器3は、排出口N4に連通して排出口N4から
滴下した試料62の液面と排出口N4との間に空気層を
形成する絶縁室8を有するとともに絶縁室8の底部より
外部に連通する排出流路36を有する。第3の容器3
は、上部部材3aと下部部材3bとをOリング7をはさ
んで連結してあり、上部部材3aをOリング4をはさん
で第1の容器1の下に連結している。下部部材3bは中
央にすりばち状のテーパ部を形成しその中心に出口37
を形成し出口37に排出流路36に連結するニップルN
5を設けている。絶縁室8は比較的大容積の空洞となる
ように第3の容器3に形成されている。このため、第1
の容器1に入れられた電解質の試料62は絶縁室8の空
気層により流体的かつ電気的に排出流路36の試料と分
断されることとなる。よって、排出流路36を通って外
部から浸入する電気的ノイズ等の不安定要素の影響がな
くなる。つまり、検出感度が安定する。もし、この絶縁
室8がなければ、排出流路36に存在する電解質の試料
62がアンテナとなり外からの電気的影響を受け易くな
り、また排出流路36がチューブであればその引き回し
により前記影響の程度が変わるので極めて不安定な状態
となる。
滴下した試料62の液面と排出口N4との間に空気層を
形成する絶縁室8を有するとともに絶縁室8の底部より
外部に連通する排出流路36を有する。第3の容器3
は、上部部材3aと下部部材3bとをOリング7をはさ
んで連結してあり、上部部材3aをOリング4をはさん
で第1の容器1の下に連結している。下部部材3bは中
央にすりばち状のテーパ部を形成しその中心に出口37
を形成し出口37に排出流路36に連結するニップルN
5を設けている。絶縁室8は比較的大容積の空洞となる
ように第3の容器3に形成されている。このため、第1
の容器1に入れられた電解質の試料62は絶縁室8の空
気層により流体的かつ電気的に排出流路36の試料と分
断されることとなる。よって、排出流路36を通って外
部から浸入する電気的ノイズ等の不安定要素の影響がな
くなる。つまり、検出感度が安定する。もし、この絶縁
室8がなければ、排出流路36に存在する電解質の試料
62がアンテナとなり外からの電気的影響を受け易くな
り、また排出流路36がチューブであればその引き回し
により前記影響の程度が変わるので極めて不安定な状態
となる。
第3図はこの実施例の粒子検出器を用いた測定システム
の流体回路図であり、血液を希釈、溶血反応させその測
定用の試料を用いて白血球の分類および計数を行うもの
である。
の流体回路図であり、血液を希釈、溶血反応させその測
定用の試料を用いて白血球の分類および計数を行うもの
である。
ヒータ110は測定用の試料の反応を安定化させるため
に希釈液、溶血剤を一定温度に保つためのものである。
定量弁120は一定量の血液を輪切り状に定量、採取す
るためのものである。定量部130は計数時に測定用の
試料の定量を行うものである。
に希釈液、溶血剤を一定温度に保つためのものである。
定量弁120は一定量の血液を輪切り状に定量、採取す
るためのものである。定量部130は計数時に測定用の
試料の定量を行うものである。
定量弁120は2つの固定素子122,126と両固定
素子122,126の間にはさまれ軸118を中心にし
て回転移動することができる可動素子124とからなっ
ている。シリンダC1が吸引動作をすることにより容器
に入った血液116が吸引チューブ117,通路P1〜
P3の順で流れ通路P2が充満されることにより定量さ
れる。一方、弁V1が切り換わりシリンダC2が排出動
作を行うことによりヒータ110を通った一定温度の希
釈液が通路P4〜P6を通り反応槽128内に吐出され
その内壁が洗浄される。その後、弁V1は元に戻りシリ
ンダC2が吸引動作を行うことにより希釈液槽112か
ら一定量の希釈液を吸引する。
素子122,126の間にはさまれ軸118を中心にし
て回転移動することができる可動素子124とからなっ
ている。シリンダC1が吸引動作をすることにより容器
に入った血液116が吸引チューブ117,通路P1〜
P3の順で流れ通路P2が充満されることにより定量さ
れる。一方、弁V1が切り換わりシリンダC2が排出動
作を行うことによりヒータ110を通った一定温度の希
釈液が通路P4〜P6を通り反応槽128内に吐出され
その内壁が洗浄される。その後、弁V1は元に戻りシリ
ンダC2が吸引動作を行うことにより希釈液槽112か
ら一定量の希釈液を吸引する。
廃液槽138には陰圧(大気圧より低い圧力)を発生さ
せる陰圧ポンプ136が接続されている。弁V3を開く
ことにより第1の容器1内にある前検体の測定用の試料
62がニップルの排出口N4,絶縁室8を通りニップル
N5から排出流路36を経て廃液槽138に排出され
る。弁V3が閉じ弁V4,V8が開くことにより、反応
槽128内の希釈液が陰圧によりニップルN1から第1
の容器1内に容れられ、その内壁が洗浄される。その後
弁V4を閉じ再び弁V3が開くことにより第1の容器1
内の希釈液がニップルN5から排出される。
せる陰圧ポンプ136が接続されている。弁V3を開く
ことにより第1の容器1内にある前検体の測定用の試料
62がニップルの排出口N4,絶縁室8を通りニップル
N5から排出流路36を経て廃液槽138に排出され
る。弁V3が閉じ弁V4,V8が開くことにより、反応
槽128内の希釈液が陰圧によりニップルN1から第1
の容器1内に容れられ、その内壁が洗浄される。その後
弁V4を閉じ再び弁V3が開くことにより第1の容器1
内の希釈液がニップルN5から排出される。
つぎに、定量弁120の可動素子124が回転し通路P
2が通路P4,P6と通じる。弁V1が切り換わりシリ
ンダC2が排出動作を行うことにより通路P2で定量さ
れた血液が一定温度の希釈液とともに反応槽128に移
送される。また、同時に弁V2も切り換わりシリンダC
3が排出動作を行うことによりヒータ110を通り一定
温度となった溶血剤も反応槽128内に吐出される。よ
って、反応槽128内で一定量の血液、希釈液、溶血剤
が一定温度の元で混合され均一化されて赤血球が破壊さ
れた白血球測定用の試料が作製されることになる。また
弁V9も切り換わりシリンダC1が吸引動作を行うこと
により希釈液槽112から希釈液が吸引される。その後
定量弁120の可動素子124は回転し再び元の状態に
戻る。弁V9が元の状態に戻りシリンダC1が排出動作
をすることにより通路P3,P1,吸引チューブ117
に残留したままの血液は希釈液とともに洗い流される。
白血球測定用の試料は弁V4,V8が開くことによりニ
ップルN1から第1の容器1内に送られる。弁V3は閉
じているので測定用の試料はほとんど絶縁室8に落下せ
ず第1の容器1内にとどまる。また、弁V5,V7が開
くことにより希釈液が定量部130の球132を押上な
がら洗浄用パイプを実施例とする電極20から第2の容
器2内に導入されニップルN6から弁V7を経て廃液槽
138に排出される。このとき洗浄用パイプ20はペレ
ット12の近くまで達しているのでペレット12の表面
および微細孔11を洗浄することができる。
2が通路P4,P6と通じる。弁V1が切り換わりシリ
ンダC2が排出動作を行うことにより通路P2で定量さ
れた血液が一定温度の希釈液とともに反応槽128に移
送される。また、同時に弁V2も切り換わりシリンダC
3が排出動作を行うことによりヒータ110を通り一定
温度となった溶血剤も反応槽128内に吐出される。よ
って、反応槽128内で一定量の血液、希釈液、溶血剤
が一定温度の元で混合され均一化されて赤血球が破壊さ
れた白血球測定用の試料が作製されることになる。また
弁V9も切り換わりシリンダC1が吸引動作を行うこと
により希釈液槽112から希釈液が吸引される。その後
定量弁120の可動素子124は回転し再び元の状態に
戻る。弁V9が元の状態に戻りシリンダC1が排出動作
をすることにより通路P3,P1,吸引チューブ117
に残留したままの血液は希釈液とともに洗い流される。
白血球測定用の試料は弁V4,V8が開くことによりニ
ップルN1から第1の容器1内に送られる。弁V3は閉
じているので測定用の試料はほとんど絶縁室8に落下せ
ず第1の容器1内にとどまる。また、弁V5,V7が開
くことにより希釈液が定量部130の球132を押上な
がら洗浄用パイプを実施例とする電極20から第2の容
器2内に導入されニップルN6から弁V7を経て廃液槽
138に排出される。このとき洗浄用パイプ20はペレ
ット12の近くまで達しているのでペレット12の表面
および微細孔11を洗浄することができる。
つぎに、弁V6のみが開くことにより、第2の容器2内
の液が洗浄パイプ20から排出されることにともなって
第1の容器1内の測定用の試料がペレット12の微細孔
11を通過する。このとき微細孔11に電流が流されて
おり粒子信号が検出される。この微細孔11を通過する
測定用の試料の量は定量部130にて定量する。定量部
130は球132と、球132の外径より極わずかに大
きな内径を有するガラス管134と、ガラス管134の
外側の異なる位置に取付けらた球132を検出するため
のセンサS1,S2とからなり、この実施例では発光素
子D1と受光素子D2とを対向させてセンサS1とし、
同様に発光素子D3と受光素子D4とを対向させてセン
サS2としている。ガラス管134と球132との隙間
は極わずかであるので測定用の試料の定量時にその隙間
を漏れて流れる液の量は無死でき、センサS1,S2間
の容積分の測定用の試料62が定量される。
の液が洗浄パイプ20から排出されることにともなって
第1の容器1内の測定用の試料がペレット12の微細孔
11を通過する。このとき微細孔11に電流が流されて
おり粒子信号が検出される。この微細孔11を通過する
測定用の試料の量は定量部130にて定量する。定量部
130は球132と、球132の外径より極わずかに大
きな内径を有するガラス管134と、ガラス管134の
外側の異なる位置に取付けらた球132を検出するため
のセンサS1,S2とからなり、この実施例では発光素
子D1と受光素子D2とを対向させてセンサS1とし、
同様に発光素子D3と受光素子D4とを対向させてセン
サS2としている。ガラス管134と球132との隙間
は極わずかであるので測定用の試料の定量時にその隙間
を漏れて流れる液の量は無死でき、センサS1,S2間
の容積分の測定用の試料62が定量される。
電極14,20にはそれぞれケーブル70,72が接続
され、両電極14,20間に数10MHzの高周波電流が
流される。ケーブル70には高周波電流源140および
高周波信号の検出回路142の一端が接続され、ケーブ
ル72には高周波電流電源140および検出回路142
の他端が接続され接地されている。検出回路142で検
出された信号を解析することにより白血球粒子の内部情
報(例えば核の大きさ)を得、白血球の分類や計数を行
うことができる。また、高周波電流源140の代わりに
直流電流源を用いて白血球粒子の大きさ情報を得ること
ができる。あるいは両者を併用することも可能である。
され、両電極14,20間に数10MHzの高周波電流が
流される。ケーブル70には高周波電流源140および
高周波信号の検出回路142の一端が接続され、ケーブ
ル72には高周波電流電源140および検出回路142
の他端が接続され接地されている。検出回路142で検
出された信号を解析することにより白血球粒子の内部情
報(例えば核の大きさ)を得、白血球の分類や計数を行
うことができる。また、高周波電流源140の代わりに
直流電流源を用いて白血球粒子の大きさ情報を得ること
ができる。あるいは両者を併用することも可能である。
ところで、絶縁室8の側面上部に外部から断続的に空気
を供給するためのニップルが設けられているので、第1
の容器1内の測定用の試料62を攪拌することができ
る。この攪拌の場合、絶縁室8内の液は空気槽があるた
め第1の容器1内に混入することがない。すなわちコン
タミネーション(液の相互汚染)が発生しない。
を供給するためのニップルが設けられているので、第1
の容器1内の測定用の試料62を攪拌することができ
る。この攪拌の場合、絶縁室8内の液は空気槽があるた
め第1の容器1内に混入することがない。すなわちコン
タミネーション(液の相互汚染)が発生しない。
なお、129,135はオリフィスである。
また、前記実施例は排出口N4を第1の容器1に設けた
が、第2の容器2または双方に設けてもよい。また電極
20は洗浄用パイプを実施例としたが、電極20とは別
に洗浄用パイプを設けて、電極20は洗浄用パイプを兼
用しなくてもよい。
が、第2の容器2または双方に設けてもよい。また電極
20は洗浄用パイプを実施例としたが、電極20とは別
に洗浄用パイプを設けて、電極20は洗浄用パイプを兼
用しなくてもよい。
この考案の粒子検出器は、第1の容器の排出口のすぐ下
で第3の容器の絶縁室の空気層によって排出流路が分断
されているため、排出流路からの電気的影響を回避する
ことができる。また絶縁室の側面上部から供給された試
料攪拌用空気は排出流路を経ずただちに第1の排出口か
ら入って試料を攪拌するのでコンタミネーションなしで
攪拌できる。このようにして、より正確な粒子検出が可
能になるという効果がある。
で第3の容器の絶縁室の空気層によって排出流路が分断
されているため、排出流路からの電気的影響を回避する
ことができる。また絶縁室の側面上部から供給された試
料攪拌用空気は排出流路を経ずただちに第1の排出口か
ら入って試料を攪拌するのでコンタミネーションなしで
攪拌できる。このようにして、より正確な粒子検出が可
能になるという効果がある。
第1図はこの考案の一実施例の断面図、第2図はその微
細孔の拡大断面図、第3図はこの実施例の粒子検出器を
用いた測定システムの流体回路図、第4図は従来例の概
略説明図である。 1……第1の容器、2……第2の容器、3……第3の容
器、8……絶縁室、11……微細孔、14,20……電
極、36……排出流路、62……試料、N4……排出口
細孔の拡大断面図、第3図はこの実施例の粒子検出器を
用いた測定システムの流体回路図、第4図は従来例の概
略説明図である。 1……第1の容器、2……第2の容器、3……第3の容
器、8……絶縁室、11……微細孔、14,20……電
極、36……排出流路、62……試料、N4……排出口
Claims (1)
- 【請求項1】粒子を浮懸した電解質溶液の試料を容れる
容器であって底部にその試料を排出するための排出口を
設けた第1の容器と、微細孔により前記第1の容器と連
通した第2の容器と、前記第1の容器および前記第2の
容器の内部にそれぞれ設けられた電極と、前記排出口に
連通して前記排出口から滴下した前記試料の液面と前記
排出口との間に空気層を形成する絶縁室を有するととも
に前記絶縁室の底部に排出流路を有しさらに前記絶縁室
の側面上部に外部から空気を供給するための供給流路を
有する第3の容器とを備えた粒子検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988151058U JPH0622202Y2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 粒子検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988151058U JPH0622202Y2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 粒子検出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0271251U JPH0271251U (ja) | 1990-05-30 |
| JPH0622202Y2 true JPH0622202Y2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=31424761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988151058U Expired - Lifetime JPH0622202Y2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | 粒子検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0622202Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5677743A (en) * | 1979-11-29 | 1981-06-26 | Toa Medical Electronics Co Ltd | Particle detecting device |
-
1988
- 1988-11-18 JP JP1988151058U patent/JPH0622202Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0271251U (ja) | 1990-05-30 |
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