JPH06223523A - 磁気ヘッドの浮上量変動測定方法 - Google Patents

磁気ヘッドの浮上量変動測定方法

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JPH06223523A
JPH06223523A JP1176193A JP1176193A JPH06223523A JP H06223523 A JPH06223523 A JP H06223523A JP 1176193 A JP1176193 A JP 1176193A JP 1176193 A JP1176193 A JP 1176193A JP H06223523 A JPH06223523 A JP H06223523A
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flying height
magnetic disk
magnetic head
recording
signal
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Application number
JP1176193A
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English (en)
Inventor
Shigehisa Shimizu
重久 清水
Tokuki Une
徳樹 宇根
Tatsuhiko Wada
辰彦 和田
Takeshi Takahashi
高橋  毅
Atsushi Naruse
淳 成瀬
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Hitachi Ltd
Hitachi Information and Telecommunication Engineering Ltd
Original Assignee
Hitachi Computer Peripherals Co Ltd
Hitachi Ltd
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ヘッドの浮上量変動を実際の磁気ディス
ク装置で動作中に測定可能とする。 【構成】 ディスク1の全トラックの各セクタ毎に、一
定振幅一定周波数の信号がある波数記録され、記録信号
はヘッド1、リードライト回路14で再生され、回路2
1〜23で全波整流されセクタ毎に積分してピークホー
ルドされる。浮上量が安定しているときの各セクタに対
する積分ピーク値がすべてのセクタで等しくなるように
各セクタにおける信号の波数を修正して記録する作業を
繰返すことで、ディスクの位置的な感度むらの影響を除
き、一定浮上量に対する再生出力を全記録領域(セク
タ)で一定にできる。測定時に再生出力が変化すれば、
この変化は純粋に浮上量変動に基くものであるから、再
生出力変化から、再生出力と浮上量の関係式を用いて、
浮上量を算出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置等に
おける磁気ヘッドの浮上量変動(変化)の測定方法に係
り、特に、実際の磁気ディスク装置の磁気ヘッドの浮上
量変動を、通常のシーク動作中に測定することができる
磁気ヘッドの浮上量変動の測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開昭59−218667
号公報(文献1)に記載されているように、磁気ヘッド
の浮上量変動を測定するために、磁気ヘッドの背面及び
干渉基準反射鏡にレーザ光を分岐して照射し、磁気ヘッ
ド背面からの反射光と基準反射鏡からの反射光との干渉
縞により浮上量変動を測定する方法が知られている。
【0003】また、例えば特開昭61−82380号公
報(文献2)に記載されているように、ガラス円板上で
浮上する磁気ヘッドの浮上面に測定光を照射し、その反
射光との干渉縞を利用して浮上量変動を測定する方法も
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記文献1の従来技術
では、磁気ディスクの回転振れに伴う浮上量変動も同時
に測定してしまうので、磁気ヘッドと磁気ディスクの相
対的な浮上量変動を測定できないという問題がある。更
に、磁気ディスクが複数枚積層された磁気ディスク装置
では、磁気ヘッドの背面にも磁気ディスクがあるので、
浮上量変動測定ができないという問題がある。
【0005】また、上記文献2の従来技術では、光学的
な測定をするためにガラス円板が必要であり、実際の磁
気ディスク装置で動作中の浮上量変動を測定できないと
いう問題がある。
【0006】さらにいずれの技術においても、磁気ヘッ
ドの背面又は浮上面に測定光を照点合わせしておかなけ
ればならず、磁気ヘッドを実際の磁気ディスク装置と同
等な高速度でシークさせながら測定することができない
という問題がある。
【0007】このように、上記従来技術では、浮上量変
動を測定するために磁気ヘッドに直接レーザ等の測定光
を照射する必要があることや、ガラス円板を利用するこ
とから、実際の磁気ディスク装置で所定トラックの記録
再生動作中の磁気ヘッドの浮上量変動を測定することは
不可能である。また、実際の磁気ディスク装置で磁気ヘ
ッドの高速シーク状態における浮上量変動を測定するこ
とも不可能である。
【0008】従って、本発明の目的は、上記従来技術の
問題点を解決し、実際の磁気ディスク装置において、磁
気ヘッドが磁気ディスクの所定のトラックに位置決めさ
れているときにも、シーク動作中のときにも、磁気ヘッ
ドの浮上量変動を測定することができる磁気ヘッドの浮
上量変動の測定方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、高速回転する磁気ディスク上に浮上して
記録再生をする磁気ヘッドの浮上量変動を測定する方法
において、前記磁気ディスクに記録されている信号を前
記磁気ヘッドにより再生する手段と、再生信号の再生出
力の変化から浮上量変動を測定する手段とを備えたこと
を特徴とする。すなわち、一般に、高速回転する磁気デ
ィスク面上に空気流によって浮上する磁気ヘッドで記録
再生を行なう磁気ディスク装置において、一定強度で記
録された信号の再生出力は磁気ヘッドの浮上量に依存し
て変化する点に着目し、この再生出力の変化から浮上量
変動を測定するものである。なお、この再生出力の変化
と浮上量動との関係については、次の作用欄で詳述す
る。
【0010】また、本発明は、前記磁気ヘッドの再生信
号に対応する磁気ディスク上の記録位置を検出する手段
を備え、前記浮上量変動を測定する手段は、磁気ディス
ク上の任意の記録位置における基準浮上量のときの再生
信号の出力と測定時の再生信号の出力との差を検出する
手段と、この差を浮上量の変化量に換算する手段とを備
えたものである。
【0011】また、磁気ヘッドの浮上量が安定状態にあ
るとき磁気ディスク上の全記録領域において一定の再生
出力が得られるように、(そして、磁気ヘッドの浮上量
が変化したときにのみ再生出力が変化するように、)磁
気ディスクに対する記録信号の特性(例えば、一定区間
長当りの記録信号の波数、記録周波数、記録波長、記録
幅等)を記録位置に応じて調整する手段を備えたもので
ある。
【0012】この記録信号の特性を調整する手段とし
て、例えば一定区間当りの波数を調整する方法の場合、
具体的には、一定区間(例えば一定セクタ)毎に一定周
波数で一定振幅の信号をある波数だけ記録し、記録した
信号を再生し、再生信号を調整し、整流した波形を各区
間毎に積分する。この積分値から、浮上量が安定したと
きの積分値が全記録領域(全区間)で一定になるよう
に、各区間における記録信号の波数を調整(修正)す
る。この場合、一定周波数の信号を記録するのに代え
て、磁気ディスクの内周から外周へ行く程周波数を高く
し、一定回転数の磁気ディスクに一定波長の信号を記録
することもできる。浮上量が安定したときの積分値を得
るには、例えば磁気ディスク上の全区間での積分値が一
定になるように記録信号の波数を調整する作業を繰り返
して行なうことで達成できる。
【0013】浮上量測定用の信号は、磁気ディスクの各
トラックの始端位置など、特定の位置に入れておいても
よい。
【0014】
【作用】上記構成に基づく作用を説明する。
【0015】一般に、磁気ディスク上に記録された信号
を磁気ヘッドにより再生したときの磁気ヘッドの再生出
力電圧Eは、Wallace等により求められており、
次の数1で与えられる。
【0016】
【数1】
【0017】上式で、Mmは記録媒体(磁気ディスクの
磁性層の残留磁化、Nは磁気ヘッドのコイル巻数、fは
信号の記録周波数、wは磁気ヘッドのコア幅、δは記録
媒体の磁性層の厚さ、gは磁気ヘッドの磁気ギヤップ
長、λは記録信号の波長、G(g/λ)は磁気ヘッドの
形状と材質により決定される関数、T(δ/λ)は磁気
ディスクの厚みで決まる関数、そしてdは磁気ヘッドの
浮上量を表わす。
【0018】これらの再生出力電圧Εに影響するパラメ
ータにおいて、f,λは磁気ディスク装置で決まる値で
あり、Mmは磁気ディスクの磁性層で決まる値であり、
N,w,G(g/λ)は磁気ヘッドにより決まる値であ
る。また、δ及びΤ(δ/λ)は、磁気ディスクの磁性
層の厚さに関係しており、厚さが一様でない磁気ディス
クの場合、再生出力Eは、厚さδが厚くなる程大きくな
り(厚くなる程感度が上がり)、磁気ディスクの半径方
向の位置(トラック位置)及び円周方向の位置(回転角
位置)で厚みがばらつくと(厚みむらがあると)影響を
受ける(感度むらを生じる)が、この位置が決まれば再
生出力Eも決まる。従って、同一の信号を特定の磁気ヘ
ッドで再生したときの出力は、磁気ヘッドの磁気ディス
クに対するトラック位置が特定されまた磁気ディスクの
回転角度位置(回転位相)が特定されるとき、再生出力
電圧Eは、磁気ヘッド浮上量dの関数として、次の数2
で与えられる。
【0019】
【数2】
【0020】ここで、Cは定数である。
【0021】今、磁気ディスク上の同一位置における再
生出力電圧を何回も繰り返して測定してこの再生出力電
圧の平均値Ε0 を求め、これに対応する磁気ヘッド浮上
量をd0 とすると、上記数2から、次式が得られる。
【0022】
【数3】
【0023】この浮上量d0 は、磁気ディスクの測定地
点(記録位置)での平均浮上量であり、また、この地点
での安定状態における浮上量と見ることもできるので、
この浮上量をこの記録位置での基準浮上量とする。そこ
で、この記録位置における任意に測定した再生電圧をΕ
1 とすると、
【0024】
【数4】
【0025】となり、上記数3及び数4式から、
【0026】
【数5】
【0027】または、
【0028】
【数6】
【0029】が得られる。d1 −d0 は、ある時点にお
ける、基準浮上量d0 に対する相対的な浮上量変動を表
わしている。Ε0 とΕ1 を測定すれば、浮上変動量(d
1 −d0 )が分かる。この測定法によれば、磁気ヘッド
の再生出力に含まれている、磁気ディスクの厚さのばら
つきなど位置に依存する出力変化や、記録波長または記
録周波数の変化に依存する出力変化は相殺除去され、純
粋の浮上量変化で生じた電圧変化を見て、浮上量変動を
測定することができる。
【0030】上記の方法では、測定時に何回も再生を行
って再生電圧の平均をとり、これを基準電圧として求め
る必要があるため、リアルタイムで浮上量変動を測定し
たり分析したりすることはむづかしい。これに対処する
ため、本発明では、更に、予め、磁気ヘッドの安定時の
浮上量における再生出力が、磁気ディスク面上の全記録
領域(半径方向及び円周方向のあらゆる位置)で一定と
なるように(どの位置でも等しい再生出力が得られるよ
うに)、記録信号の特性(記録信号の一定区間長当りの
波数、記録周波数、記録波長、または記録振幅)を調整
して記録するようにした。これにより、上記の磁気ディ
スクの厚みむら等に基づく再生感度むらが記録時に補正
され、測定時には、再生出力の変動そのものが浮上量変
動分のみに対応したものを表わしており、一回の再生で
浮上量変動分をリアルタイムで測定することが可能とな
る。
【0031】一定区間当りの波数を調整する方法とし
て、一定区間(例えば1セクタ)毎の一定振幅一定周波
数の信号を再生して整流し、区間毎に整流波形の積分値
を求めて、この積分値が全区間で一定になるように、記
録信号の各区間毎の端数を修正する方法がある。この場
合、周波数を一定とする代りに、記録波長が一定となる
ように磁気ディスクの半径方向位置に応じて記録周波数
を変更してもよい。上記数1から分かるように、磁気デ
ィスクの回転数が一定の方式では、記録周波数fが一定
の場合、内周から外周へ行く程周速度が高くなり、それ
につれて記録波長λが広がり、G(g/λ),T(δ/
λ)等が変化し、数2のCの値が変ってくる。一方、記
録波長λが一定の場合は、周波数fが変化し、それによ
るCの変化分がある。いずれの場合も、このCの変化分
を補正するように記録時の一定区間当りの波数が調整さ
れる。
【0032】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0033】本発明の第1の実施例を図1〜図3により
説明する。図1は、この実施例による浮上量変動測定方
法に用いる浮上量変動測定装置の構成図、図2は、この
実施例による浮上量変動装置が作成する各種信号の波形
図、図3は、この実施例における浮上量変動が生じたと
きの出力信号の説明図である。
【0034】図1に示すように、磁気ディスク装置のス
ピンドル3は、モータ4に直結されており、さらに上部
には1枚または複数枚の磁気ディスク2が搭載され、ハ
ウジング12に取付けられている。
【0035】磁気ヘッド1は、ヘッドアーム5の先端に
支持されている。ヘッドアーム5はキャリッジ6に支持
されており、キャリッジ6は、ハウジング12に取付け
られた案内レール8上を玉軸受7に支持されて直線運動
が可能である。キャリッジ6の他端にはコイル9が取付
けられており、コイル9の周囲にはヨーク10とマグネ
ット11からなる磁気回路がハウジング12に取付けら
れている。上記のように構成されたHDA(ヘッド・デ
ィスク・アセンブリー)13は、ハウジング12により
密閉構造となっている。
【0036】また、14は、磁気ヘッド1により信号を
記録または再生するリード・ライト(読み取り・書き込
み)回路、15は、磁気ディスク上の記録再生位置、す
なわち、磁気ディスクの半径方向の磁気ヘッドが位置す
るトラック(半径方向の記録再生位置)と、磁気ディス
クの回転方向の角度位置(回転方向の記録再生位置)と
を検出するための位置検出回路である。
【0037】また、浮上量変動測定装置20aは、磁気
ヘッドの再生出力の絶対値を取る整流回路21と、整流
信号を積分する積分回路22と、ピークホールド回路2
3と、A/D変換回路24aと、これらの動作タイミン
グを決めるパルス発生回路26と、A/D変換出力を分
析し、浮上量変動に換算したり、出力の大小に応じて磁
気ディスクへの信号の記録条件を決める演算回路25a
と、HDA13に対してリード・ライトの動作を制御し
たり、演算回路25aの結果を浮上量変動信号aとして
出力する制御回路27とを有して構成されている。
【0038】この浮上量変動測定装置20aによる浮上
量変動測定方法を、図2に基づき説明する。
【0039】まず、パルス発生回路26により、磁気デ
ィスク2の回転に同期して、磁気ディスク2の1回転に
1024個の割り合いでセクタパルス30を発生させ
る。このセクタパルス30の立ち上がりにより、各セク
タパルスの間に所定の数(例えば40波数)の信号を磁
気ディスク2に記録しておく。この所定数の信号は、一
定周波数で一定振幅の正弦波の信号でよく、各セクタの
前半に記録され、各セクタの後半は空けておかれ、無信
号区間となっている。
【0040】再生時に、リード・ライト回路14により
再生される磁気ヘッド1の再生出力31aは、浮上量変
動測定装置20aの整流回路21に取り込まれ、全波整
流をされて整流波形32となる。次に、この整流波形3
2を積分回路22に取り込み、セクタパルス30の立ち
上がりから積分し、リセットパルス35によりリセット
する。つまり、積分波形33の最大値は、積分区間(セ
クタパルス30の立ち上がりからリセットパルス35の
立ち上がりの間)内にある整流波形32の面積を表わ
す。積分波形33が最大となった後、リセットパルス3
5によりリセットされるまで波形33の値が徐々に小さ
くなるのは、再生出力がなくなった後回路中のコンデン
サの絶縁抵抗等で放電があるためである。リセットパル
ス35により積分値がリセットされるまで、積分の最大
値を保持するために、ピークホールド回路23により、
積分波形33から、積分値の最大値がリセットパルス3
5の立ち上がりまで保持されたピークホールド波形34
を生成する。次に、このピークホールド波形34をサン
プルクロック36の立ち上がりに同期してA/D変換回
路24aに取り込み、A/D変換値37aを生成する。
【0041】次に演算回路25aにより、このA/D変
換値37aの大きさを比較し、(例えば、磁気ディスク
の全領域または各トラック毎に、予め標準値をきめてこ
の標準値と比較するか、または、積分値が最大となるセ
クタを求めて、この最大値と各セクタにおける積分値と
を比較し、)、この標準値または最大値に比べて値の小
さな積分区間(例えば積分区間N+1)には、制御回路
27により信号を追加記録する。例えば、区間N+1に
点線で示すように、所定数の信号にいくつかの波数を追
加記録するか、該区間の波数を変更するように記録し直
すことにより、積分値を増して行く。
【0042】上記の作業を、A/D変換値37aがどの
積分区間でも等しくなるまで繰返す。更に、磁気ヘッド
1を磁気ディスク2の内周側または外周側に移動させて
上記作業を繰返すことにより、磁気ディスクの全面にお
いて均一なA/D変換値37aが得られる。また、一般
に周速の低い内周トラックよりも、周速の高い外周トラ
ックへ行く程再生出力が高くなる傾向があるが、この作
業によりこの内外再生出力差も補正される。
【0043】ただし上記作業のリード・ライト動作中に
おこる浮上量変動は、再生出力31aのばらつきとなっ
て現われてしまうので、上記作業中における浮上量変動
は少くなるようにしなければならない。例えば、上記作
業を、磁気ディスク2の回転数を、HDA13の通常稼
動時の回転数より下げて行うとよい。特に、記録時の浮
上量変動は、記録レベルに影響してしまうので、この影
響を避けるため、回転数を下げ、浮上量及び浮上量変動
を小さくして記録を行なうとよい。
【0044】上記のようにして得られた、平均化された
均一なA/D変換値37aは、浮上量変動のない、又
は、少い状態で得られるもので、これを浮上量変動測定
の基準として用いる。
【0045】HDAを浮上量変動測定のモードとして稼
動し、磁気ヘッド1の再生出力をリード・ライト回路1
4から浮上量変動測定装置20aに取り込み、整流回路
21、積分回路22、ピークホールド回路23,A/D
変換化回路24aを経て得られるA/D変換値37aを
演算回路25aにより浮上量変動に換算し、制御回路2
7から数値または波形として出力し浮上量変動信号aを
得ることができる。
【0046】例えば、図3に示すように、(a)の実線
(ア)で示したように磁気ヘッド1が磁気ディスク2に
対して一定の浮上量にあるとき、A/D変換回路24a
により生成されるA/D変換値37aは、(b)の実線
(イ)となり、演算回路25aから出力される浮上量変
動信号a(波形)は、(c)の実線(ウ)となる。ま
た、磁気ヘッド1が、(a)の破線(エ)のように浮上
量を変えたときには、A/D変換値37aは(b)の破
線(オ)となり、浮上量変動信号a(波形)は(c)の
破線(カ)となって浮上量変動を測定することができ
る。
【0047】次に、本発明の第2の実施例を図4〜図5
により説明する。
【0048】図4は、図示していない磁気ヘッド1から
の再生出力を浮上量変動測定装置20bに読み込み、浮
上量変動測定信号bを出力する測定方法とその構成を示
すものである。
【0049】浮上量変動測定装置20bは、磁気ヘッド
1の再生出力の振幅の変化成分を検出する振幅処理回路
28と、振幅処理回路28により生成された振幅処理波
形をA/D変換するA/D変換回路24bと、このA/
D変換値及び位置検出回路15で検出される位置情報を
データとして記憶するメモリ29と、処理解析する演算
回路25bとから構成される。
【0050】浮上量変動測定装置20bの動作を図5に
より説明する。
【0051】記録時には、一定周波数で一定振幅の正弦
波形が記録される。再生時に、磁気ヘッド1からの再生
出力31bは、図5に示すように振幅の変化した波形
(エンベロープ状の波形で、その一部を時間軸を拡大し
て示す)となる。この振幅の変化は、リード時の浮上量
変動および、記録媒体の磁性層の厚みの場所によるばら
つき、残留磁化の場所によるばらつき等により起こる。
従って、この振幅の変化は、磁気ディスク2上の同一場
所で、同一の記録データをリードしたとき、浮上量が一
定であれば再現される。逆に、磁気ディスク2上の同一
場所でリードしたときどきの再生出力31bの振幅の変
化は、浮上量変動によって起こるものである。
【0052】再生出力31bは、浮上量変動測定装置2
0bの振幅処理回路28により振幅変化分が検出されて
振幅処理波形38となる。この振幅処理波形38は、再
生出力31bの包絡線の幅の変化を表わすように処理さ
れている。さらに振幅処理波形38は、A/D変換回路
24bによってデジタル値化されたA/D変換値37b
として、位置検出回路15により検出される位置情報と
共に、メモリ29に記憶される。
【0053】浮上量変動の測定は、測定時に得られるA
/D変換値37bを、位置検出回路15による位置情報
をもとに、メモリ29に記憶されている、磁気ディスク
の同一位置から得られたA/D変換値と差し引いて行
う。このように同一位置での出力を差し引くことによ
り、磁性層の厚さのばらつきや、残留磁化のばらつきに
よる出力の変動をキャンセルすることができるので、差
し引いた後のA/D変換値は、浮上量変動に対応した出
力となり、浮上量変動を測定することができる。
【0054】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。本実施例では、磁気ディスク2の所定位置に浮上
量変動測定用信号を消去できない形式で記録しておく。
この浮上量変動測定用信号は、第1の実施例に述べたよ
うにして、A/D変換値37aが一定となるように例え
ば工場内で出荷前に記録したものである。
【0055】その後、ユーザによるHDA13の稼動時
や、市場での稼動時に、磁気ディスクへのごみの付着や
磁気ヘッドの支持ばねの疲労などによる浮上量の経時変
化をしらべるため、定期的にこの浮上量変動測定用信号
をリードし、A/D変換後の出力を、初めに信号を記録
したときのA/D変換値の出力と比べて両者の大小関係
を調べることで、浮上量に変化がないか確認することが
できる。
【0056】以上の実施例では、記録信号の周波数fを
一定としたが、磁気ディスクの周速度の低い内周では周
波数を低くし、周速度の高い外周へ行く程周波数を高く
することにより、磁気ディスクの全領域で記録波長λを
一定とするようにしてもよい。
【0057】また、第1の実施例において、A/D変換
値37aが全積分区間でも等しくなるまで記録の修正を
行なう作業は、マイコン制御等により自動化することも
できる。この場合、繰返し回数を例えば10回、20
回、……のように指定するか、あるいは、磁気ディスク
の全領域のA/D変換値37aを監視してその偏差が所
定値以下になったとき修正作業を中止し、そのときのA
/D変換値を基準値とすることができる。記録の修正
は、上記実施例のように各セクタの記録信号の所要波数
を調整する代りに波長を変更し、または記録信号の振幅
を調整することが行なってもよい。
【0058】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、磁気ディスクに記録されている浮上量変動測定用
信号の再生出力の変化から磁気ヘッドの浮上量を測定す
るようにしたので、実際の磁気ディスク装置におけるシ
ーク動作中または記録再生動作中の磁気ヘッドの浮上量
変動を容易に測定することができるという効果が得られ
る。
【0059】また、浮上安定時の再生出力と測定時の再
生出力との差にもとづいて浮上量変動を算出するように
したので、磁気ディスクの厚みのばらつきなどによる再
生出力変動がキャンセルされ、純粋に浮上量変動分のみ
を再生出力変動から確実に求めることができる効果が得
られる。
【0060】更に、予め記録信号の記録特性を、安定浮
上時の再生出力が全記録領域で一定になるように調整し
て記録を行なったので、磁気ヘッドの浮上量変動の測定
をリアルタイムで行なうこともできる効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる浮上量変動測定装置の一実施例
の構成図である。
【図2】図1の実施例による浮上量変動測定装置が作成
する各種信号の波形図である。
【図3】図1の実施例による浮上量変動測定装置の浮上
量変動時の出力信号の説明図である。
【図4】本発明に用いる浮上量変動測定装置の他の実施
例の構成図である。
【図5】図4の実施例による浮上量変動測定装置が作成
する各種信号の波形図である。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド 2 磁気ディスク 3 スピンドル 4 モータ 6 ヘッドキャリッジ 13 HDA(ヘッド・ディスク・アセンブリ) 14 リード・ライト回路 15 位置検出回路 20a,20b 浮上量変動測定装置 21 整流回路 22 積分回路 23 ピークホールド回路 24a,24b A/D変換器 25a,25b 演算回路 26 パルス発生回路 27 制御回路 28 振幅処理回路 29 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和田 辰彦 神奈川県小田原市国府津2880番地 日立コ ンピュータ機器 株式会社内 (72)発明者 高橋 毅 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 成瀬 淳 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速回転する磁気ディスク上に浮上して
    記録再生をする磁気ヘッドの浮上量変動を測定する方法
    において、前記磁気ディスクに記録されている信号を前
    記磁気ヘッドにより再生する手段と、再生信号の再生出
    力の変化から浮上量変動を測定する手段とを備えたこと
    を特徴とする磁気ヘッドの浮上量変動測定方法。
  2. 【請求項2】 前記磁気ヘッドの再生信号に対応する磁
    気ディスク上の記録位置を検出する手段を備え、前記浮
    上量変動を測定する手段は、磁気ディスク上の任意の記
    録位置における基準浮上量のときの再生信号の出力と測
    定時の再生信号の出力との差を検出する手段と、この差
    を浮上量の変化量に換算する手段とを備えたことを特徴
    とする請求項1記載の磁気ヘッドの浮上量変動測定方
    法。
  3. 【請求項3】 磁気ヘッドの浮上量が安定状態にあると
    き磁気ディスク上の全記録領域において一定の再生出力
    が得られるように、磁気ディスクに対する記録信号の特
    性を記録位置に応じて調整する手段を備えたことを特徴
    とする請求項1または2記載の磁気ヘッドの浮上量変動
    測定方法。
  4. 【請求項4】 磁気ディスクに記録される信号の周波数
    を、磁気ディスクの内周に比べて外周に行く程高くした
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1記載の
    磁気ヘッドの浮上量変動測定方法。
JP1176193A 1993-01-27 1993-01-27 磁気ヘッドの浮上量変動測定方法 Pending JPH06223523A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5697332A (en) * 1993-06-30 1997-12-16 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Combustion controller for a spark ignition type two-cycle engine
US7522360B2 (en) 2006-03-09 2009-04-21 Fujitsu Limited Flying height measurement apparatus and method therefor

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