JPH0622401U - バルコニー - Google Patents

バルコニー

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JPH0622401U
JPH0622401U JP3689092U JP3689092U JPH0622401U JP H0622401 U JPH0622401 U JP H0622401U JP 3689092 U JP3689092 U JP 3689092U JP 3689092 U JP3689092 U JP 3689092U JP H0622401 U JPH0622401 U JP H0622401U
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lower skirt
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バルコニーと軒天とを組み合わせて、個別の
軒天を設計・施工することなく、建物に合わせて軒天の
高さ位置を可変として雨の吹き込みを防ぎ、かつ建物の
外観デザインの向上を図る。 【構成】 壁面10開口部下端から外方に向けて延設さ
れる腕金物20と、この腕金物20上部に設けられるバ
ルコニー底板と、腕金物20に固定される立設状のバル
コニー手摺部30とからなるバルコニーにおいて、バル
コニー手摺部30から下方に下部スカート部40を連続
して垂設状に設けると共に、この下部スカート部40下
端から壁面10に向かって軒天50を固定した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、壁面開口部の外側に設けられるバルコニー、更に詳しくは、積層住 宅や個人住宅など二階建以上の住宅等における二階より上の部屋の壁面開口部外 に設けられるバルコニーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
住宅等の壁面開口部の外側に設けられるバルコニーには、板状の縁壁上に手摺 穴を形成したパネル部材の手摺穴に、手摺を設けたバルコニー手摺部を有する和 風タイプや、バルコニー手摺部を壁面パネルのみで構成した洋風タイプのものが ある。
【0003】 これらのバルコニーは、いずれも、壁面開口部下端から外方に向けて延設され る腕金物と、この腕金物上部に設けられるバルコニー底板と、腕金物に固定され る立設状のバルコニー手摺部とからなる。 そして、二階以上の部屋に設けられるバルコニーの下方に位置する階下の部屋 の窓等からなる開口部は、通常バルコニーの底面を軒天として利用するか、ある いはバルコニーとは別に、階下の部屋の開口部への雨のふきつけ等を防ぐための 軒天が設けられている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
かかる従来のバルコニーでは、バルコニーの底面の下端部の高さ位置が決まっ てしまうため、階下の部屋の壁面開口部の大きさが小さい場合には、バルコニー の底面を軒天として利用することができないこととなっていた。 このような場合には、建物ごとに個別の軒天を設計して取付けなければ雨の吹 き込みが効率的に防げないという問題があった。
【0005】 ただ、建物の外観デザイン的にみても、別途軒天を取付けるのでは、バルコニ ーと軒天とのデザイン的調和を保つのが困難であった。 そこで本考案のバルコニーは、バルコニー手摺部から下方に下部スカート部を 連続して垂設状に設け、この下部スカート部下端から壁面に向かって軒天を固定 することで、下部スカート部の高さを変更するだけで、軒天の高さ位置を可変と した上でバルコニーと軒天とを一体的にデザインできるバルコニーとしたもので ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本考案は、壁面開口部下端から外方に向けて 延設される腕金物と、この腕金物上部に設けられるバルコニー底板と、腕金物に 固定される立設状のバルコニー手摺部とからなるバルコニーにおいて、バルコニ ー手摺部から下方に下部スカート部を連続して垂設状に設けると共に、この下部 スカート部下端から壁面に向かって軒天を固定したものである。
【0007】
【作用】
本考案に係るバルコニーでは、バルコニー手摺部から下方に下部スカート部を 連続して垂設状に設けてあり、従来と異なり、軒天は、この下部スカート部の下 端部から住宅等の壁面にわたって略水平状に固定される。 したがって、丈高を変えた複数種の下部スカート部を準備し、バルコニー手摺 部から下方にこの下部スカート部のいずれか一つを選択して垂設状に設けること により、階下の部屋の軒天の高さ位置を自在に設定し得る。
【0008】 したがって、バルコニーを設けた部屋の階下の部屋の壁面開口部上端とバルコ ニー底面との距離に応じて、階下の部屋への雨の吹き込みを防止するのに必要な 下部スカート部を用意することによって、階下の部屋への雨の吹き込みを効果的 に防止できる。 また、従来と異なり、この下部スカート部と軒天とを組み合わせたことによっ て、統一的なデザイン処理が可能となり、建物の外観デザインを良好なものとす ることができる。
【0009】 なお、建物が長い下部スカート部を要するような場合には、軒天とバルコニー 底面との間に広い内部空間が生じるので、この内部空間にシャターボックスその 他の設備機器を設置することも可能となる。
【0010】
【実施例】
以下本考案の実施例を、図示例に従って説明する。 図1は、本考案を実施したバルコニーの部分断面図であり、図2は、このバル コニーの主要部分を示す分解部分斜視図である。 バルコニーは、住宅等の壁面10の開口部14戸外に形成される。このバルコ ニーは、住宅等の壁面10に図示しないボルトで固定した受材11を介して外方 に向けて水平に延設した略角柱形状の腕金物20と、この腕金物20上部に設け られるバルコニー底板としての防水パン70と、腕金物20の先端に固定される 固定金具22を介して該腕金物20に固定される立設状のバルコニー手摺部30 とからなる。
【0011】 またこのバルコニーは、バルコニー手摺部30の下端部31から下方に連続し て垂設状の下部スカート部40を設け、この下部スカート部40の下端部41に 水平状の軒天50を固定してある。 ここで、立設状のバルコニー手摺部30は、適宜の間隔をあけて階層状に設け た角柱状の横支柱32,32・・と、この横支柱32,32・・の内側に適宜の 間隔をあけて固定した角柱状の上部縦支柱33,33・・と、この上部縦支柱3 3,33・・の下方に連続して固定した同形状の下部縦支柱133,133・・ と、横支柱32,32の外側に固定され手摺の外壁を構成する略薄壁状の表面材 34と、上部縦支柱33,33・・の内側に固定され手摺の内壁を構成する略薄 壁状の裏板35とからなり、全体形状を平面略門状に形成してある。
【0012】 この上部縦支柱32,32・・と下部縦支柱133,133・・との間には、 水平部と、この水平部の室内側に設けた垂設部とからなる棚部36が、垂設部を バルコニー内側に向けて固定してあり、この棚部36に、防水パン70が固定し てある。 更に、表面材34は、最上部の横支柱32上方を上端とし、又、最下部の横支 柱32下方まで垂直状に設けてあり、この表面材34の下端がバルコニー手摺部 30の下端部31となる。そして、この下端部31には、バルコニー内側に向け て水平状の鍔部37を形成してある。
【0013】 また更に、下部縦支柱133,133・・のバルコニー内側面には、腕金物2 0にバルコニー手摺部30を固定するための縦断面略Γ字形状の取付部38,3 8・・および腕金物取付ビス孔39,39・・が設けてある。 また、下部スカート部40は、その上端に、前記バルコニー手摺部30の下端 部31にこの下部スカート部40を固定するための係止固定部42が形成してあ る。この係止固定部42は、バルコニー手摺部30の下端部31の鍔部37に係 止するように、外側から内側に向けて凹ませた縦断面略コ字形状の内側突出部4 5を横方向に連続して形成すると共に、その上部に若干の垂直部44を設けて形 成してある。
【0014】 したがって、この係止固定部42の垂直部44をバルコニー手摺部30の下端 部31内側に密着させ、同時に内側突出部45の下部上面をバルコニー手摺部3 0の下端部31下端に形成した鍔部37の下面に密着させて、図示しないボルト 等でこの密着部分を固定すると、バルコニー手摺部30の下端部31から下方に 連続して垂設状の下部スカート部40を固定することができる。
【0015】 また下部スカート部40の下端部41には、軒天50を載置するための水平な 載置棚部43が、内側に向けて突設してある。 次に、バルコニー手摺部30を固定する腕金物20と、この腕金物20上部に 設けられる防水パン70と、下部スカート部40の下端部41に固定される軒天 50とについて説明する。
【0016】 まずここで腕金物20は、隣接する腕金物20間に、腕金物20と直角な補強 用継ぎ材60,60・・を渡してある。また、この腕金物20のうち両側にある 腕金物20には、補強用継ぎ材60,60・・と反対方向に、バルコニー手摺部 30の下部縦支柱133,133・・の間隔に一致させた間隔で、バルコニー手 摺部30の固定用腕部21,21・・が延設してある。
【0017】 そして、腕金物20の先端には、バルコニー手摺部30を腕金物20に固着す るための取付金具22が固定され、同時に、固定用腕部21,21・・の先端に も、同様の取付金具122,222・・が固定されている。 この取付金具22,122,222・・の上部には、前記下部縦支柱133, 133に設けた取付部38,38を係止するための凹状切欠部23,123,2 23・・を形成し、下部には、下部縦支柱133,133に設けた腕金物取付ビ ス孔39,39・・に対応するように手摺部取付ビス孔24,124,224・ ・が設けてある。
【0018】 なお、取付金具22,122,222・・の下端部には、バルコニー手摺部3 0側に向けて水平な係止突出部25,125,225・・を形成してあり、各取 付金具22,122,222・・の全体形状は、取付金具の固定される位置によ って若干異なるが、下部縦支柱133,133・・の底面を係止突出部25,1 25,225・・の上面で支持し、下部縦支柱133,133・・の側面と取付 金具22,122,222・・の側面とが密着するように、縦略断面L字形状と してある。
【0019】 また、防水パン70は、平面長方形の深皿状に形成してあり、四方上縁部に水 平状の鍔部71を延設すると共に、この鍔部71の四隅部分を正方形状に切欠い てある。さらに、この鍔部71の数箇所には、下部縦支柱133,133に横方 向から該鍔部71を嵌込むための嵌合切欠部72,72・・を設けてある。 そして、鍔部71のやや下方には、段部73を形成して、鍔部71の上面をバ ルコニー手摺部30の棚部36の下面に密着させて防水パン70をバルコニー手 摺部30に固定したとき、棚部36の垂設部分が防水パン70にあたらないよう にしてある。
【0020】 なお、この防水パン70の底面74は傾斜状に形成してあり、この底面74の 最下端部には排水孔75が設けてある。 また、軒天50は、矩形状板の三方縁に立設状の低壁部51を設け、この低壁 部51の上端から外方に向けて水平状の係止鍔部52を設けた形状に形成してあ る。
【0021】 そして、この係止鍔部52を下部スカート部40の載置棚部43上に載置して 図示しないボルト等の締結具で固定し、低壁部51を設けていない辺の板端部を 壁面10に設けた嵌合固定具12に嵌合固定することで、下部スカート部40の 下端部41に固定する。この嵌合固定具12は、縦断面略逆F字形状に形成して あり、壁面10の見切縁13上に固定してある。
【0022】 なお、図1中、90は、受材11の反壁面10側に固定した腕金物取付板、9 1は、腕金物取付板90上部の反壁面10側と、補強用継ぎ材60上に載置固定 されると共に防水パン70の下面を支える基台材92の下面とをつなぐ縦断面略 L字形状の固定材である。 次に、上記実施例のバルコニーの組立てについて説明する。
【0023】 まず腕金物20を腕金物取付板90に固定する。 次いで、腕金物20の取付金具22,122,222・・の上方からバルコニ ー手摺部30を降ろすことによって、腕金物20の取付金具22,122,22 2・・の凹状切欠部23,123,223・・と、バルコニー手摺部30の下部 縦支柱133,133・・に設けた取付部38,38・・とを嵌合させ、腕金物 取付ビス孔39,39・・と手摺部取付ビス孔24,124,224・・とを一 致させて、ビス80,80・・で腕金物20にバルコニー手摺部30を固定する 。
【0024】 次いで、バルコニー手摺部30の棚部36下面に防水パン70の鍔部71を密 着させるように、バルコニー手摺部30の下部縦支柱133,133・・に防水 パン70の嵌合切欠部72を横方向から嵌込む。このとき、防水パン70の底面 下側は、腕金物20に連結した補強用継ぎ材60,60・・上に載置固定した基 台材92により下支えされる。
【0025】 更に、バルコニー手摺部30の下端部31に、下部スカート部40の上端に形 成した係止固定部42を固定して、下部スカート部40をバルコニー手摺部30 の下端部31から下方に連続して固定する。この固定は、係止固定部42の垂直 部44をバルコニー手摺部30の下端部31内側に密着させ、同時に下部スカー ト部40の内側突出部45の下部上面をバルコニー手摺部30の鍔部37の下面 に密着させて、図示しないボルト等でこの密着部分を固定するようにしたもので ある。
【0026】 そして、下部スカート部40の下端部41に設けた載置棚部43上に、軒天5 0の係止鍔部52を載置して、図示しないボルト等の締結具で固定し、係止鍔部 52を設けていない辺の板端部を、壁面10に設けた嵌合固定具12に嵌合固定 することで、軒天50を下部スカート部40の下端部41に固定する。 次に、上記したバルコニーの作用について説明する。
【0027】 このバルコニーには、バルコニー手摺部30の下端部31から下方に下部スカ ート部40を連続して垂設状に設けてあり、従来と異なり、軒天50は、この下 部スカート部40の下端部41から住宅等の壁面10にわたって略水平状に固定 される。 したがって、丈高を変えた複数種の下部スカート部40を準備し、バルコニー 手摺部30から下方にこの下部スカート部40のいずれか一つを連続して垂設状 に設けることにより、軒天50の高さ位置を自在に設定し得る。よって、バルコ ニー階下の部屋の壁面10開口部上端とバルコニー下端との距離に応じて、階下 の部屋への雨の吹き込みを防止するのに必要な下部スカート部40を用意するこ とによって、階下の部屋への雨の吹き込みを効果的に防止できる。
【0028】 また、従来と異なり、この下部スカート部40と軒天50とを組み合わせたこ とによって、統一的なデザイン処理が可能となり、建物の外観デザインを良好な ものとすることができる。 なお、この下部スカート部40を設けたことにより、長い下部スカート部40 を要するような場合には、軒天50と防水パン70との間に広い内部空間が生じ るので、この内部空間に図示しないシャターボックスその他の設備機器を設置す ることが可能となる。
【0029】 なお以上の説明では、バルコニー底板として防水パン70を直接使用した場合 について説明したが、防水パン70の上に別途バルコニー底板を設けることもで きる。 また上記した実施例では、バルコニー手摺部30を壁状の表面材34および裏 板35を有する洋風タイプのものとしたが、このバルコニー手摺部30を、手摺 穴を形成したパネル部材を立設した和風タイプのものとしてもよい。
【0030】 また、バルコニー手摺部30および下部スカート部40の形状や、腕金物20 へのバルコニー手摺部の固定手段は特に、上記手段に限らず他の固定手段を用い ても差し支えなく、下部スカート部40を腕金物20に固定するようにしてもよ い。
【0031】
【考案の効果】
以上説明した本考案のバルコニーによれば、バルコニー手摺部から下方に下部 スカート部を連続して垂設状に設け、この下部スカート部下端から壁面に向かっ て軒天を固定することで、個別の軒天を設計・施工することなく、建物に合わせ て軒天の高さ位置を可変として効果的に階下の部屋への雨の吹き込みを防止でき ると共に、バルコニーと軒天とを一体的にデザイン処理して建物の外観デザイン の向上を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】バルコニーの部分断面図である。
【図2】バルコニーの主要部分を示す分解部分斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 壁面 11 受材 12 嵌合固定具 13 見切縁 20 腕金物 21 固定用
腕部 22,122,222 取付金具 23,12
3,223 凹状切欠部 24,124,224 手摺部取付ビス孔25,12
5,225 係止突出部 30 バルコニー手摺部 31 バルコ
ニー手摺部の下端部 32,32・・ 横支柱 33,33・
・上部縦支柱 133,133・・下部縦支柱 34 表面材 35 裏板 36 棚部 37 鍔部 38,38・
・取付部 39,39・・腕金物取付ビス孔 40 下部ス
カート部 41 下部スカート部の下端部 42 係止固
定部 43 載置棚部 44 垂直部 45 内側突出部 50 軒天 51 低壁部 52 係止鍔
部 60,60・・ 補強用継ぎ材 70 防水パ
ン 71 鍔部 72 嵌合切
欠部 73 段部 74 防水パ
ンの底面 75 排水孔 80,80・
・ ビス 90 腕金物取付板 91 固定材 92 基台材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面開口部下端から外方に向けて延設さ
    れる腕金物と、この腕金物上部に設けられるバルコニー
    底板と、腕金物に固定される立設状のバルコニー手摺部
    とからなるバルコニーにおいて、バルコニー手摺部から
    下方に下部スカート部を連続して垂設状に設けると共
    に、この下部スカート部下端から壁面に向かって軒天を
    固定したことを特徴とするバルコニー。
JP1992036890U 1992-06-01 1992-06-01 バルコニー Expired - Lifetime JP2549198Y2 (ja)

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