JPH06224932A - パケット変換装置 - Google Patents

パケット変換装置

Info

Publication number
JPH06224932A
JPH06224932A JP908793A JP908793A JPH06224932A JP H06224932 A JPH06224932 A JP H06224932A JP 908793 A JP908793 A JP 908793A JP 908793 A JP908793 A JP 908793A JP H06224932 A JPH06224932 A JP H06224932A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input
cell
packet
output
conversion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP908793A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimitsu Shimojo
義満 下條
Yoshinari Kumaki
良成 熊木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP908793A priority Critical patent/JPH06224932A/ja
Publication of JPH06224932A publication Critical patent/JPH06224932A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】入力処理部が例外処理を行う場合でも変換処理
部は例外処理を行う必要がなく、タイミング設計が容易
であると共に、バッファへのパケットの書き込みタイミ
ングの設計が容易であるパケット変換装置を提供する 【構成】入力セルのヘッダ部とペイロード部を分離する
入力処理部11、入力セルのヘッダ部を蓄積するペイロ
ード用バッファ14、入力セルのペイロード部を蓄積す
るペイロード用バッファ15、ヘッダ部をルーティング
タグテーブル2を参照してルーティングタグ付きヘッダ
パターンに変換する変換処理部12、ルーティングタグ
付きヘッダパターンを蓄積するヘッダ用出力側バッファ
16およびルーティングタグ付きヘッダパターンとペイ
ロード部を合成してルーティングタグ付きセルを生成し
て出力する出力処理部13からなるパケット変換装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パケット交換システム
において入力パケットに予め定められた変換処理を施す
ためのパケット変換装置に係り、より具体的には例えば
ATMセルのような固定長パケットに対するルーティン
グタグ付加やルーティングタグ削除などを行うパケット
変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報通信システムは、現在の情報化社会
における重要なインフラストラクチャとなっており、今
後ますますその重要性が高まっていくことは確実であ
る。従来より、高度で多様なサービスを提供すべく様々
な情報通信システムが提案されている。とりわけ、情報
をセルと呼ばれる固定長パケットの形で交換するATM
(Asynchronous Transfer Mode:非同期転送モード)通
信システムは、次世代通信システムの本命とされ、盛ん
に開発が進められている。
【0003】ATM通信システムに使用されるATM交
換システムは、一般に図8に示すように構成される。入
側インタフェース点から図2(a)に示すような固定長
パケット(セル)が交換システムに到着すると、その入
力セルはまずルーティングタグ付加部1に入力される。
ルーティングタグ付加部1は、入力セルのヘッダ部に書
き込まれている論理チャネル識別子(VPI,VCI)
から論理チャネル番号を求め、それをキーにしてルーテ
ィングタグテーブル2を参照することにより、入力セル
を図2(b)に示すようなルーティングタグ付きセルに
変換して出力する。ルーティングタグ付きセルは自己ル
ーティングスイッチ3に入力され、ルーティングタグの
情報により自律的に所望の出方路へ交換される。
【0004】自己ルーティングスイッチ3により交換さ
れたルーティングタグ付きセルは、ルーティングタグ削
除部4に入力される。ルーティングタグ削除部4は、ル
ーティングタグ付きセルからルーティングタグ等を削除
するとともに、ルーティングタグ付きセルのセルヘッダ
中の出側物理VCIをキーにしてヘッダ変換テーブル5
を参照することにより、論理チャネル識別子を入力側イ
ンタフェース点での値から出側インタフェース点での値
に更新する。
【0005】上述したように、ルーティングタグ付加部
1は入力セルをルーティングタグ付きセルに変換するパ
ケット変換機能を持っている。同様に、ルーティングタ
グ削除部4もルーティングタグ付きセルからルーティン
グタグを除いたセルに変換するパケット変換機能を持
つ。
【0006】ルーティングタグ付加部1は、従来、図9
に示すように構成されている。入力処理部91に到着し
た入力セルのうち、ヘッダ部に存在する論理チャネル識
別子(VPI,VCI、すなわち入側物理VCI)は変
換処理部92へ転送され、またペイロードなどのそれ以
外の情報はセレクタ93を介してRAMにより構成され
たセルバッファ94に転送され蓄積される。変換処理部
92は、ペイロードなどがセルバッファ94に蓄積され
る期間内に、論理チャネル識別子に基づいてルーティン
グタグテーブル2を参照し、ルーティングタグ等を作成
する。ペイロード等が全てセルバッファ94に蓄積され
た後、変換処理部92から出力されるルーティングタグ
等がセレクタ93を介してセルバッファ94に転送され
蓄積される。このようにして、ルーティングタグ付きセ
ルがバッファ94に蓄積されることになる。セルバッフ
ァ94に蓄積されたルーティングタグ付きセルは、出力
処理部95により読み出され出力される。
【0007】ルーティング削除部4も図9と同様に構成
されている。但し、ルーティングタグテーブル2はヘッ
ダ変換テーブル5に置き換えられる。この場合、入力処
理部91にはルーティングタグ付きセルが入力され、該
セルのうちヘッダ部に存在する論理チャネル識別子であ
る出側物理VCIは変換処理部92へ転送され、ルーテ
ィングタグ等を除いたペイロードなどのそれ以外の情報
はセレクタ93を介してセルバッファ94に転送され蓄
積される。変換処理部92は、ペイロードなどがセルバ
ッファ94に蓄積される期間内に、出側物理VCIに基
づいてヘッダ変換テーブルを参照し、出側インタフェー
ス点でのVPI,VCIを含む新たなヘッダを作成す
る。ペイロードが全てセルバッファ94に蓄積された
後、変換処理部92から出力される新たなヘッダがセレ
クタ93を介してセルバッファ94に転送され蓄積され
る。このようにして、新たなヘッダを備えたセルがバッ
ファ94に蓄積されることになる。セルバッファ94に
蓄積された新たなヘッダを備えたセルは、出力処理部9
5により読み出され出力される。上述した従来の構成法
によるルーティングタグ付加部やルーティングタグ削除
部などのパケット変換装置では、次のような問題点があ
る。
【0008】第1の問題点は、入力処理部91が例外処
理を行うと、それに伴い変換処理部92も例外処理を行
う必要があることである。入力処理部91での例外処理
の一例としては、長さの異常なセルが入力された時、そ
れを廃棄する「セル廃棄」という処理が挙げられる。こ
のように異常な長さのセルが入力された場合、変換処理
部91は例外処理として、セル廃棄に伴ってルーティン
グタグテーブル2中の通過セル数カウンタのインクリメ
ント動作を禁止しなければならない。
【0009】しかし、例えば入力セルの長さが規定値よ
り短い時にはインクリメント動作を途中で打ち切るが、
規定値より長い時にはインクリメント動作後にセルの長
さの異常が判明するために、通過セル数カウンタの値を
デクリメントさせる、といった種々の状態を考慮しなけ
ればならないため、変換処理部92の処理が非常に複雑
となる。
【0010】第2の問題点は、1セルを入力する期間内
に、入力処理部91が入力セルをセルバッファ94に蓄
積することに加えて、変換処理部92において作成され
たルーティングタグ等も同じセルバッファ94に書き込
まなければならないため、セルバッファ94へのセルの
書き込みタイミングの設計が容易でないことである。特
に、ルーティングタグ付加部1においては、入力セルの
長さよりもセルバッファ94に書き込むルーティングタ
グ付きセルの長さの方が長いため(例えば前者は53オ
クテット、後者は64オクテット)、入力セルに同期し
て書き込みを行うことが困難である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
パケット変換装置では、入力処理部が例外処理を行う場
合、変換処理部も例外処理を行わなければならないため
タイミング設計が難しくなるという問題と、1つのパケ
ットを入力する期間内に、入力処理部が入力パケットを
バッファに蓄積することに加えて、変換処理部において
作成されたルーティングタグ等も同じバッファに書き込
まなければならないため、バッファへのパケットの書き
込みタイミングの設計が容易でないという問題があっ
た。
【0012】本発明の第1の目的は、入力処理部が例外
処理を行う場合でも変換処理部は例外処理を行う必要が
なく、タイミング設計が容易であるパケット変換装置を
提供することにある。
【0013】本発明の第2の目的は、入力処理部が例外
処理を行う場合でも変換処理部は例外処理を行う必要が
なく、タイミング設計が容易であると共に、バッファへ
のパケットの書き込みタイミングの設計が容易であるパ
ケット変換装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は第1の目的を達
成するため、所定の入力パケットに対してテーブルを参
照して予め定められた変換処理を施した後、所定の出力
パケットを生成して出力するパケット変換装置におい
て、前記入力パケットに対して前記変換処理に先立って
必要な入力処理を施す入力処理手段と、前記入力処理手
段により入力処理が終了した入力パケットに対して前記
テーブルを参照して前記変換処理を施す変換処理手段
と、前記変換処理手段により変換処理が施されたパケッ
トに対して出力処理を施すことにより前記出力パケット
を生成して出力する出力処理手段とを有することを特徴
とする。
【0015】また、本発明は第2の目的を達成するた
め、ヘッダ部とデータ部からなる入力パケットに対して
テーブルを参照して予め定められた変換処理を施した
後、所定の出力パケットを生成して出力するパケット変
換装置において、前記入力パケットに応答して該入力パ
ケットの少なくとも前記ヘッダ部を含む第1の部分と該
入力パケットの少なくとも前記データ部を含む第2の部
分とを出力する入力処理を施す入力処理手段と、前記入
力パケットの前記第1の部分を蓄積する第1の蓄積手段
と、前記入力パケットの前記第2の部分を蓄積する第2
の蓄積手段と、前記第1の蓄積手段から前記入力パケッ
トの前記第1の部分の一部または全部を取り出して前記
変換処理を施す変換処理手段と、前記変換処理手段によ
り変換処理が施された結果を蓄積する第3の蓄積手段
と、前記第2の蓄積手段から前記第2の部分の一部また
は全部、前記第3の蓄積手段から前記変換処理が施され
た結果の一部または全部をそれぞれ取り出した後合成す
る出力処理を行うことにより出力パケットを生成して出
力する出力処理を施す出力処理手段とを有することを特
徴とする。
【0016】
【作用】このように本発明では、入力処理手段による入
力処理が終了したパケットに対して変換処理を施し、変
換処理が終了した後、出力処理手段が出力処理を開始す
る構成となっているため、ある処理手段例えば入力処理
手段が例外処理を行っても、他の処理部例えば変換処理
部は例外処理を行う必要がないため、タイミング設計
上、他の処理部に対して影響を及ぼすことがなく、タイ
ミング設計が容易となる。
【0017】また、入力パケットがATM交換システム
におけるセルのようにヘッダ部と該ヘッダ部に続くデー
タ部で構成される場合、入力処理手段からヘッダ部を含
む第1の部分とペイロード部を含む第2の部分とを出力
して、第1の部分と第2の部分をそれぞれ第1および第
2の蓄積手段に蓄積し、さらに変換処理されたパケット
を第3の蓄積手段に蓄積して、第2の蓄積手段から取り
出した第2の部分の一部または全部と第3の蓄積手段か
ら取り出したパケットの一部または全部を出力処理手段
により合成して出力することにより、パケットの全ての
部分を一つの蓄積手段に書き込む従来の技術と比較し
て、蓄積手段へのパケットの書き込みタイミングの設計
が容易となる。
【0018】しかも、入力処理手段と変換処理手段およ
び出力処理手段が相互に蓄積手段を介して疎に結合され
ているため、これら各処理手段の機能を独立に設計する
ことができ、設計が容易となる。
【0019】また、入力処理手段と出力処理手段に互い
に独立のクロック入力端子を設け、第2の蓄積手段を介
して両者を非同期で動作させれば、ATM交換システム
におけるルーティングタグ付加部やルーティングタグ削
除部のように入力パケットと出力パケットの長さが異な
っている場合でも、入力処理手段と出力処理手段に供給
するクロックの周波数比を適切に選定することで、入力
処理手段と出力処理手段の処理スループットを等しくす
ることができる。入力処理手段と出力処理手段が非同期
であることを積極的に利用して、ATM交換システムに
おけるルーティングタグ付加部から自己ルーティングス
イッチを経てルーティングタグ削除部に至る交換システ
ム内部を回線速度より高速で動作させることで、交換機
能の処理能力を上げることもできる。
【0020】さらに、変換処理手段での変換処理を複数
段階に分けてパイプライン処理により実行するようにす
れば、同じ1パケットを入力する時間内に複数種類の変
換処理を実行することができ、処理効率の向上と高機能
化が可能となる。
【0021】
【実施例】以下、本発明のパケット交換装置を図8に示
したATM交換システムにおけるルーティングタグ付加
部1に適用した実施例について説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施例に係るパケット
変換装置(以下、ルーティングタグ付加部1という)の
構成を示すブロック図であり、一つの集積回路により構
成されるものとする。このルーティングタグ付加部1
は、3つの処理部、すなわち入力処理部11、変換処理
部12および出力処理部13を有する。また、これらの
各処理部間でのセルの受け渡しを行うために、入力処理
部11と変換処理部12の間にヘッダ用入力側バッファ
14、入力処理部11と出力処理部13の間にペイロー
ド用バッファ15、変換処理部12と出力処理部13の
間にヘッダ用出力側バッファ16がそれぞれ設けられて
いる。
【0023】これら各部の機能を簡単に説明する。入力
処理部11は、変換処理部12での変換処理に先立って
必要な入力処理として、図2(a)に示すような入力セ
ルに応答して、入力セルの少なくともヘッダを含む第1
の部分(以下、ヘッダ部という)と、入力セルの少なく
ともデータ部を含む第2の部分(以下、ペイロード部と
いう)を出力する処理を行う。ヘッダ用入力側バッファ
14は、入力処理部11から入力されるヘッダ部を蓄積
する。
【0024】変換処理部12は、ヘッダ用入力側バッフ
ァ14に蓄積されたヘッダ部の一部または全部を取り出
し、ルーティングタグテーブル2を参照してルーティン
グタグ付きヘッダパターンに変換する処理を施す。ヘッ
ダ用出力側バッファ16は、変換処理部12で得られた
ルーティングタグ付きヘッダパターンを蓄積する。ペイ
ロード用バッファ15は、入力処理部11から入力され
るペイロード部を蓄積する。
【0025】出力処理部13は、ペイロード用バッファ
15に蓄積されたペイロード部の一部または全部と、ヘ
ッダ用出力側バッファ16に蓄積されたルーティングタ
グ付きヘッダパターンの一部または全部を取り出して、
これらを連結することで合成し、図2(b)に示すよう
なルーティングタグ付きセルを出力セルとして生成して
出力する。
【0026】さらに、各バッファ14〜16の管理のた
めに、入力部バッファ管理部17、変換部バッファ管理
部18および出力部バッファ管理部19が設けられてい
る。これらのバッファ管理部17〜19の機能について
は、後で詳しく説明する。
【0027】FIFO(first-in first-out)メモリ1
0は、入力処理部11の入力側に前処理部として必要に
応じて設けられるものである。このFIFOメモリ10
を設ける理由は、次の通りである。データのサンプルを
容易にするため、セルを伝送する場合、セルデータ信号
と共にビットクロックとセルの先頭を示す信号を並走さ
せる場合がある。このとき、伝送路を構成するケーブル
の挿抜を考慮すると、伝送路を経てルーティングタグ付
加部1に入力されるビットクロックは、入力処理部11
のクロックとして使用することには必ずしも適していな
い。そこで、入力処理部11にビットクロックと同じ周
波数の安定したクロックを供給し、並走してくるビット
クロックに同期している、セルの先頭を示す信号とセル
データ信号をFIFOメモリ10を介して入力処理部1
1に供給することにより、入力処理部11のクロックに
同期させる。これにより、伝送路上のクロックに異常が
発生しても、入力処理部11の処理動作を安定に続行さ
せることができるという利点がある。
【0028】次に、本実施例によるルーティングタグ付
加部1の動作を説明する。ルーティングタグ付加部1に
は、図2(a)に示すようなセルが入力される。この入
力セルは、図8の入側インタフェース点において論理チ
ャネルを識別する論理チャネル識別子であるVPI(バ
ーチャルパス識別子)およびVCI(バーチャルチャネ
ル識別子)とその他のヘッダ情報からなるヘッダ部と、
これに続くデータ部としてのペイロード部からなる。
【0029】入力部バッファ管理部17は、入力処理部
11にセルを入力する準備として、バッファ14,15
に空きがあるかどうかを出力部バッファ管理部19に問
い合わせる。この問い合わせの結果、バッファ14,1
5に空きがあれば、入力処理部11は入力部バッファ管
理部17による指示に従い入力セルをヘッダ部とペイロ
ード部とに分離して出力する。ベッダ部はヘッダ用入力
側バッファ14に書き込まれ、ペイロード部はペイロー
ド用バッファ15に書き込まれる。
【0030】ここでは、入力処理部11において入力セ
ルをヘッダ部とペイロード部とに分離するとしたが、分
離する際の境界は変換処理部12での処理に支承がない
範囲でバッファ14,15の書き込み・読み出しタイミ
ングの設計に都合が良いように定めて構わない。例えば
分離するヘッダ部の一部にペイロード部の先頭部分を含
ませもよい。また、分離するペイロード部の一部にヘッ
ダ部の末尾部分を含ませてもよい。さらに、分離された
ヘッダ部とペイロード部とが一部で互いにオーバーラッ
プするようにしてもよいし、ヘッダ部で削除してもよい
データはバッファ14,15のいずれにも書き込まない
ようにしてもよい。また、バッファ14,15の書き込
みタイミングの設計に都合が良いように、空のデータを
付加してからバッファ14,15にヘッダ部およびペイ
ロード部をそれぞれ書き込んでも良い。ペイロード部は
データ部の一部であってもよい。
【0031】入力部バッファ管理部17は、ヘッダ用入
力側バッファ14およびペイロード用バッファ15の蓄
積が終了した後、その旨を示すフラグを設定する。変換
部バッファ管理部18は、入力部バッファ管理部17の
フラグを検査しており、セルの入力およびバッファ1
4,15への蓄積が終了したか否かを判断する。変換部
バッファ管理部18によりバッファ14,15への蓄積
が終了したと判断されると、変換処理部12はヘッダ用
入力側バッファ14からの変換処理前のヘッダ部を取り
込む。そして、このヘッダ部に含まれているVPI,V
CIより論理チャネル番号を識別して、その論理チャネ
ル番号をキーとして論理チャネルに対応するルーティン
グタグテーブル2の領域を参照してルーティングタグ等
を決定し、このルーティングタグ等をヘッダ部に付加す
ることによりルーティングタグ付きヘッダパターンを構
成する。こうして入力処理部11からのヘッダ部は変換
処理部12によりルーティングタグ付きヘッダパターン
に変換され、ヘッダ用出力側バッファ16へ格納され
る。この変換処理の終了後、変換部バッファ管理部18
はその旨を示すフラグを設定する。
【0032】図3(a)は、ルーティングタグテーブル
2の一つの論理チャネルに対応する領域の構成例であ
り、テーブルが有効に設定されているか否かを示すエン
トリ有効フラグ、セルに付加すべきルーティングタグ、
セルに付加すべき出方路での論理チャネル識別子(以
下、出側物理VCIという)、および通過セル数カウン
タからなっている。
【0033】出力部バッファ管理部19は、変換部バッ
ファ管理部18のフラグを検査しており、変換処理部1
2においてヘッダ部のルーティングタグ付きヘッダパタ
ーンへの変換処理が終了したか否かを判断する。出力部
バッファ管理部19により変換処理部12の変換処理が
終了したと判断されると、出力処理部13はヘッダ用出
力側バッファ16に蓄積されている変換後のルーティン
グタグ付きヘッダパターンと、ペイロード用バッファ1
5に蓄積されているペイロード部とを連結して合成し、
図2(b)に示すようなルーティングタグ付きセルを出
力セルとして生成して出力する。
【0034】ここではルーティングタグ付加部1につい
て説明したが、図8におけるルーティングタグ削除部4
についても基本的に同じ構成で実現できる。その場合、
ルーティングタグテーブル2をヘッダ変換テーブル5に
置き換えればよい。このようにルーティングタグ付加部
1とルーティングタグ削除部4が同一構成でよいことを
利用して、図1に示すような構成の一つの集積回路から
なるパケット変換装置をモード切り替えによってルーテ
ィングタグ付加部1とルーティングタグ削除部4とに時
分割使用することも可能である。
【0035】図3(b)はヘッダ変換テーブルの一つの
論理チャネルに対応する領域の構成例であり、テーブル
が有効に設定されているか否かを示すエントリ有効フラ
グ、新VPI,新VCIなどを含む新ヘッダ情報、およ
び通過セル数カウンタからなっている。
【0036】次に、入力部バッファ管理部17、変換部
バッファ管理部18および出力部バッファ管理部19の
動作アルゴリズムについて説明する。図1におけるヘッ
ダ用入力側バッファ14、ペイロード用バッファ15お
よびヘッダ用出力側バッファ16は、ルーティングタグ
付加部1ないしはルーティングタグ削除部4が所望の動
作を実現するのに必要なセル数のセル情報を蓄積でき、
セル単位の複数の領域にそれぞれ分割されている。各バ
ッファ管理部17〜19は、それぞれ各処理部11〜1
3がバッファのどの領域に対してセル情報を書き込み、
また読み出せばよいかを示すバッファポインタを管理す
る。
【0037】まず、図4に示すフローチャートを参照し
て、入力部バッファ管理部17の動作アルゴリズムにつ
いて説明する。入力処理部11にはヘッダ用入力側バッ
ファ14およびペイロード用バッファ15に対するバッ
ファポインタPIと、バッファポインタの有効フラグP
IEが設定されている。また、バッファ14,15のセ
ルを蓄積する複数の領域に1:1で対応した複数のフラ
グからなるフラグ配列FLAGIに、入力処理が終了し
たか否かを示すフラグを管理している。初期設定として
バッファポインタPIは0、有効フラグPIEは1、フ
ラグ配列FLAGIは全て0とする(S10)。
【0038】入力処理部11は入力処理前に、まず出力
処理部13のフラグ配列FLAGOのPI番目の内容を
参照して、有効フラグPIEに記憶する(S17)。フ
ラグ配列FLAGOのPI番目の内容が1ならばヘッダ
用入力側バッファ14およびペイロード用バッファ15
にセルを蓄積する空き領域が存在することを示し、0な
らばバッファ14,15の双方にセルを蓄積する空き領
域が存在しないことを示す。
【0039】次に、有効フラグPIEの値を判定する
(S11)。PIEが0ならば、バッファ14または1
5の空き領域が存在しないため、ヘッダ用入力側バッフ
ァ14およびペイロード用バッファ15への蓄積を行わ
ない(S12)。PIEが1ならば、引き続き入力セル
が有意情報の伝送を提供する割当セルか否かを判定し
(S13)、割当セルであればセルの入力処理を行う
(S15)。すなわち、入力セルのヘッダ部をヘッダ用
入力側バッファ14のバッファポインタPIで示される
位置に蓄積し、また入力セルのペイロード部をペイロー
ド用バッファ15のバッファポインタPIで示される位
置に蓄積する。入力セルが割当セルでない場合は、バッ
ファ14,15への蓄積を中止する(S14)。
【0040】そして、有効フラグPIEが1のときに入
力セルとして割当セルが到着し、ステップS15におい
てセル入力処理が完了したなら、入力部バッファ管理部
17はFLAGIのPI番目の内容をセルの蓄積が完了
したことを示す値である1にセットすることによって、
変換部バッファ管理部18に対して入力処理が完了した
ことを通知すると共に、出力処理部13のフラグ配列F
LAGOのPI番目の内容を0にリセットして、ヘッダ
用入力側バッファ14およびペイロード用バッファ15
のセルを蓄積する領域が空きでなくなったことを記憶
し、さらに次の入力セルの蓄積すべき位置を指し示すた
めにバッファポインタPIを1増加させる(S16)。
この後、ステップS17から上記の動作を繰り返す。
【0041】変換処理部12および出力処理部13も同
様に、バッファポインタ、有効フラグおよびフラグ配列
の組(PC,PCE,FLAGC)および(PO,PO
E,FLAGO)を持ち、図5および図6に示すフロー
チャートで表されるアルゴリズムに従って入力処理部1
1と同様の手順で動作を行う。
【0042】図5を参照して変換部バッファ管理部18
の動作アルゴリズムについて説明すると、変換処理部1
2にはバッファポインタPCとバッファポインタの有効
フラグPCEが設定されている。また、ヘッダ用出力側
バッファ16のセルを蓄積する複数の領域に1:1で対
応した複数のフラグからなるフラグ配列FLAGCに、
変換処理が終了したか否かを示すフラグを管理してい
る。初期設定としてバッファポインタPCは0、有効フ
ラグPCEは0、フラグ配列FLAGCは全て0とする
(S20)。
【0043】変換処理部12は変換処理前に、まずフラ
グ配列FLAGIのPC番目の内容を参照して、有効フ
ラグPCEに記憶する(S25)。フラグ配列FLAG
IのPC番目の内容が1ならばヘッダ用入力側バッファ
12に入力済みで変換処理を持つセルが存在することを
示し、0ならば存在しないことを示す。
【0044】次に、有効フラグPCEの値を判定する
(S21)。PCEが0ならば入力済みで変換処理を待
つセルが存在しないため、変換処理を行わない(S2
2)。有効フラグPCEが1ならば、ヘッダ用入力側バ
ッファ14のバッファポインタPCで示される位置から
ヘッダ部を読み出して変換処理し、得られたルーティン
グタグ付きヘッダパターンをヘッダ用出力側バッファ1
6のバッファポインタPCで示される位置に蓄積する
(S23)。
【0045】ステップS23において変換処理が完了し
たなら、変換処理部12のフラグ配列FLAGCのPC
番目の内容を変換処理が完了したことを示す値である1
にセットすることによって、出力部バッファ管理部19
に対して変換処理が完了したことを通知すると共に、入
力処理部11のフラグ配列FLAGIのPC番目の内容
を0にリセットして、入力済みで変換処理を持つセルを
変換処理したことを記憶し、さらに次の変換処理したセ
ルの蓄積すべき位置を指し示すためにバッファポインタ
PCを1増加させる(S24)。この後、ステップS2
5から上記の動作を繰り返す。
【0046】次に、図6を参照して出力部バッファ管理
部19の動作アルゴリズムについて説明すると、出力処
理部13にはバッファポインタPOとバッファポインタ
の有効フラグPOEが設定されている。また、ペイロー
ド用バッファ15のセルを蓄積する複数の領域に1:1
で対応した複数のフラグからなるフラグ配列FLAGO
に、出力処理が終了したか否かを示すフラグを管理して
いる。初期設定としてバッファポインタPOは0、有効
フラグPOEは0、フラグ配列FLAGOは全て1とす
る(S30)。
【0047】出力処理部13は出力処理前に、まず変換
処理部12のフラグ配列FLAGCのPO番目の内容を
参照して、有効フラグPOEに記憶する(S35)。フ
ラグ配列FLAGCのPO番目の内容が1ならば、ペイ
ロード用バッファ15およびヘッダ用出力側バッファ1
6に変換処理済みのセルが蓄積されていることを示し、
0ならば蓄積されていないことを示す。次に、有効フラ
グPOEの値を判定し(S31)、POEが0ならばバ
ッファ15,16に変換処理済みのセルが蓄積されてい
ないため、出力処理を行わない(S32)。有効フラグ
POEが1ならば、バッファ15,16のバッファポイ
ンタPOで示される位置からルーティングタグ付きヘッ
ダパターンおよびペイロード部をそれぞれ読み出して合
成し割当セルを出力する(S33)。
【0048】ステップS33において割当セルの出力が
完了したなら、フラグ配列FLAGOのPO番目の内容
を割当セル出力が完了したことを示す値である1にセッ
トすることによって、入力部バッファ管理部17に対し
て出力処理が完了したことを通知すると共に、フラグ配
列FLAGCのPO番目の内容を0にリセットして、ヘ
ッダ用出力側バッファ16の当該領域が空となったこと
を記憶し、さらに次に出力処理すべきセルの蓄積された
位置を指し示すために、POを1増加させる(S2
4)。この後、ステップS35から上記の動作を繰り返
す。
【0049】このように入力部バッファ管理部17、変
換部バッファ管理部18および出力部バッファ管理部1
9が各々のフラグを参照して協調動作を行うことによ
り、各ヘッダ用入力側バッファ14、ペイロード用バッ
ファ15およびヘッダ用出力側バッファ16の領域の管
理を行うことができ、それによって入力処理部11、変
換処理部12および出力処理部13は協調動作を行う。
【0050】本実施例において、入力処理部11および
出力処理部13に互いに独立したクロック入力端子を設
け、これらのクロック入力端子に個別にクロックを供給
することにより、入力処理部11と出力処理部13をペ
イロード用バッファ15を介して非同期で動作させるよ
うに構成することもできる。これにより、次のような利
点が期待できる。
【0051】ルーティングタグ付加部1においては、入
力セルが53オクテットであるのに対して、出力セルで
あるルーティングタグ付きセルは例えば64オクテット
であり、またルーティングタグ削除部4においては逆に
入力セルであるルーティングタグ付きセルが例えば64
オクテットであるのに対して、出力セルは53オクテッ
トと、いずれの場合も入力セルと出力セルの長さが異な
っている。従って、入力処理部11と出力処理部13を
非同期で動作させないと、セルの単位時間当たりの処理
スループットを等しくすることはできない。この処理ス
ループットを等しくするためには、入力処理部11と出
力処理部13に各々供給するクロックの周波数比を例え
ば53:64のように定めればよい。
【0052】ルーティングタグ付加部1とルーティング
タグ削除部4は、上記2種類のクロック周波数を持つ一
方のセルを入力、他方のセルを出力とするため、これら
の2種類のクロックの周波数比の異常を検出する手段を
有することもできる。
【0053】また、入力処理部11と出力処理部13と
が非同期であることを積極的に利用して、図8のルーテ
ィングタグ付加部1から自己ルーティングスイッチ3を
経てルーティングタグ削除部4に至る交換システム内部
を回線速度より高速で動作させることにより、交換機能
の処理能力を上げることもできる。入力処理部11と出
力処理部13はペイロード用バッファ15と入力部バッ
ファ管理部17および出力部バッファ管理部19のみで
疎に結合しているため、互いに同期していないクロック
を供給した場合においても、非同期動作しているこれら
の処理部11,13間のデータの受け渡しは容易であ
る。
【0054】一方、変換処理部12については入力処理
部11、出力処理部13のいずれかと同じクロックを供
給する設計でよいが、いずれとも異なるクロックを供給
する設計でも構わない。変換処理部12に入力処理部1
1および出力処理部13のいずれとも異なるクロックを
供給した場合には、変換処理に都合の良いクロック周波
数を選定できるという利点がある。
【0055】上述した本実施例のパケット変換装置であ
るルーティングタグ付加部またはルーティングタグ削除
部の構成によれば、従来技術に比較して次に挙げるよう
な優れた利点を有する。
【0056】第1に、入力処理部11において入力処理
が終了した後、変換処理部12が変換処理を開始し、変
換処理が終了した後、出力処理部13が出力処理を開始
するため、一つの処理部の例外処理がタイミング設計上
で他の処理部に影響を及ぼすことがない。
【0057】具体的には、例えば従来技術で問題となっ
ていた異常な長さのセルの入力を考慮した場合、正常な
長さのセルが入力した場合のみ入力部バッファ管理部1
7のフラグを更新して、変換処理部12に入力処理の終
了を通知すればよく、変換処理部12によるルーティン
グタグテーブル2内の通過セル数カウンタ領域の更新
は、異常な長さセルの入力に対する例外処理の影響を受
けない。
【0058】すなわち、長さの異常なセルが入力された
時は、例外処理として入力処理部12においてセル廃棄
を行う必要がある。このセル廃棄に伴い、従来技術では
入力セルが短い場合は変換処理部でルーティングタグテ
ーブル2中の通過セル数カウンタのインクリメント動作
を途中で打ち切り、また長い時には一旦インクリメント
させた通過セル数カウンタの値をデクリメントさせると
いった複雑な制御を行う必要があった。これに対し、実
施例では異常な長さのセルの入力に対しては通過セル数
カウンタの更新動作を開始しないため、このような変換
処理部12における複雑な制御が不要となる。
【0059】第2に、入力セルは入力処理部11におい
てヘッダ部とペイロード部とに分離され、ヘッダ部はヘ
ッダ用入力側バッファ14、ペイロード部はペイロード
用バッファ15と、それぞれ別のバッファに蓄積される
ため、各バッファ14,15への書き込み量がセルの全
ての部分を一つにバッファに書き込む従来技術に比較し
て少なくなり、タイミングの設計が容易である。
【0060】第3に、入力処理部11、変換処理部12
および出力処理部13間がバッファを介して疎に結合さ
れているため、これら各処理部11〜13の機能を独立
に設計することができ、設計が容易となる。
【0061】次に、本発明の他の実施例を説明する。図
7は、本発明の他の実施例に係るパケット変換装置の構
成を示すブロック図である。図1と同一部分に同一の参
照符号を付して図1の実施例との相違点のみを説明す
る。本実施例では、図1の変換処理部12が他の処理
部、すなわち入力処理部11および出力処理部13に対
して、ヘッダ用入力側バッファ14およびヘッダ用出力
側バッファ16をそれぞれ介して独立していることに着
目して、変換処理部12を12a,12bの二つに分割
し、変換処理を2段階に分けてパイプライン処理により
実行するようにしている。これに伴い、変換部バッファ
管理部18も18a,18bの二つに分割している。
【0062】このようにすると変換処理の処理時間は、
1セルを入力する期間に限定される必要はなくなり、多
様な機能を盛り込むことが可能となる。具体的には、例
えば第1の変換処理部12aにはATM交換システムに
対してユーザの申告したトラヒックパラメータに違反す
るセルを監視するトラヒック監視機能を持たせ、第2の
変換処理部12bには先の実施例と同様にルーティング
タグの作成を行う機能を持たせた構成とすることができ
る。
【0063】この場合、パイプライン処理の採用により
第1および第2の変換処理部12a,12bのそれぞれ
に、1セルを入力するのに要する時間までの処理時間を
割り当てることができるので、合計で2セルを入力する
時間まで処理時間を引き延ばすことが可能となる。そし
て、これにもかかわらずセルの変換処理のスループット
は、パイプライン処理により、少なくとも1セルを入力
する時間に1セルというスループットとすることができ
る。トラヒック監視機能により判定された廃棄すべきか
否かの情報は、ヘッダ用変換部間バッファ20、ヘッダ
用出力側バッファ16を介して出力処理部13に転送さ
れ、廃棄すべき場合は出力処理部13が該セルを非割当
セルに置き換えることにより、セル廃棄することができ
る。
【0064】本発明によるパケット変換装置は、さらに
以下に列挙するような各種の誤り検出機能、セル数計数
機能、パケット変換装置の制御および監視を司るプロセ
ッサとのインタフェースなどを備えることも可能であ
る。
【0065】(1)ルーティングタグテーブル2、ヘッ
ダ変換テーブル5といった変換処理に必要なテーブル
は、一般にパケット変換装置の外部に接続されたRAM
により構成される。このRAMの記憶エラーの検出のた
め、変換処理に必要な本来のテーブルの情報の他に、パ
リティなどの冗長ビットをRAMに記憶し、変換処理部
12においてRAMからテーブルの情報を読み出す時点
で、その情報のエラーを検出する。
【0066】(2)ルーティングタグ付きセルに伝送誤
り検出のためパリティなどの冗長ビットを付加し、パケ
ット変換装置がセルを入力した時点で、その冗長ビット
を用いて、セルを伝送してきた伝送路の信頼性を確認す
る。
【0067】(3)ルーティングタグテーブル2、ヘッ
ダ変換テーブル5といった変換処理に必要なテーブル
に、論理チャネルが設定されていることを示すエントリ
有効フラグを設け、呼設定により確立した論理チャネル
に対応するテーブルの領域のエントリ有効フラグのみを
セットすることによって、パケット変換装置は確立して
いる論理チャネル以外の論理チャネル識別子を持ったセ
ルの入力を識別する。 (4)パケット変換装置内部に、該変換装置を通過する
全てのセル数(パケット数)を計数するカウンタを備え
る。
【0068】(5)パケット変換装置内部、または外部
に接続されたRAMに、論理チャネル毎に、(a) 通過セ
ル数、(b) トラヒックパラメータ違反セル数、(c) セル
処理のスループットを越えてセルが到着したために廃棄
されたセル数(バッファオーバーフローセル数)を計数
するカウンタをテーブルとして備える。
【0069】(6)(5)のテーブル内の論理チャネル
毎のカウンタをプロセッサが読み出すために、パケット
変換装置はプロセッサがリード・ライトできる二つのレ
ジスタを持つ。これらのレジスタの一つは、リクエスト
フラグ、読み出しカウンタ種別および論理チャネル指定
値を記憶するリクエストレジスタであり、他の一つは汎
用カウンタ表示レジスタである。
【0070】プロセッサがカウンタを読み出す場合は、
リクエストレジスタに読み出しカウンタ種別と論理チャ
ネルを指定すると共にリクエストフラグをセットする。
リクエストフラグのセットをきっかけとして、パケット
変換装置はテーブル内の指定されたカウンタ領域からカ
ウンタ値を汎用カウンタ表示レジスタにロードする。ロ
ード終了後、パケット変換装置は直ちにリクエストフラ
グをリセットしてプロセッサにカウンタ値のロード終了
を通知すると共に、テーブル内の指定されたカウンタ領
域をクリアする。
【0071】プロセッサは、リクエストレジスタのリク
エストビットがパケット変換装置によってリセットされ
たことをもってカウンタ値の終了を確認し、汎用カウン
タ表示レジスタをリードすることによって、希望するカ
ウンタ値を読み出すことができる。
【0072】(7)パケット変換装置は、プロセッサが
リード・ライトできるレジスタを持ち、パケット変換装
置が(5)のテーブルの記憶エラー、セル伝送路の伝送
路エラー、未設定論理チャネルセルエラー、トラヒック
パラメータ違反、バッファオーバーフローエラーなどを
検出した場合、該レジスタにエラーの発生項目、エラー
が生じたセルの論理チャネル情報を表示する。
【0073】(8)パケット変換装置は、プロセッサが
リード・ライトできるレジスタを持ち、パケット変換装
置が検出したセルの長さエラー、入力処理部と出力処理
部とのクロック周波数比エラーなどのエラー情報や、パ
ケット変換装置を通過した全セル数を該レジスタに表示
する。 (9)(8)におけるエラー情報は、プロセッサがエラ
ーに関する情報を読み取ることをきっかけにパケット変
換装置がクリアする。
【0074】(10)(7)に示したエラーの発生や、
前記トラヒックパラメータ違反に際して、パケット変換
装置は該当するエラーを引き起こしたセルを廃棄する
が、プロセッサからのレジスタを介した指示により、エ
ラーを検出しないか、またはエラーを検出しても廃棄し
ないように設定する。
【0075】(11)パケット変換装置が割当セルを出
力する場合、パケット変換装置より出力したセルの受取
り側からのフロー制御信号を入力し、フロー制御信号の
値により割当セルの出力を一時的に停止する。
【0076】(12)パケット変換装置へセルを送出す
る側にフロー制御信号を出力し、パケット変換装置内部
のバッファ領域が全て使用中であり、パケット変換装置
内部に新たに到着したセルを蓄積するバッファ領域がな
い場合、割当セルの出力を一時的に抑制することを指示
する。
【0077】(13)入力するセルの全てを廃棄するモ
ード、出力するセルの全てを非割当せるに置き換えるモ
ード、出力するルーティングタグ付きセルのパリティを
偶数パリティにするモード、出力するルーティングタグ
付きセルのパリティを奇数パリティにするモード、フロ
ー制御入力をある固定値によって置き換えるモード、な
ど、パケット変換装置の動作モードを選択できる場合、
プロセッサからのレジスタを介した指示によりモード切
り替えを行う。
【0078】上述したような機能をパケット変換装置を
構成する集積回路に組み込むことにより、本発明の趣旨
を損なうことなくパケット変換装置をより高機能にする
ことができる。
【0079】上述した実施例では、本発明によるパケッ
ト変換装置をATM交換システムにおけるルーティング
タグ付加部やルーティングタグ削除部に適用した例につ
いて述べたが、本発明は一般の固定長パケット交換シス
テムや可変長パケット交換システムにも適用することが
可能である。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば入
力処理が終了したパケットに対して変換処理を施し、変
換処理が終了した後、出力処理を開始する構成となって
いるため、ある処理例えば入力処理において例外処理を
行っても、他の例えば変換処理においては例外処理を行
う必要がないため、タイミング設計が容易となる。
【0081】また、入力パケットがATM交換システム
におけるセルのようにヘッダ部と該ヘッダ部に続くデー
タ部で構成される場合、入力処理部からヘッダ部を含む
第1の部分とペイロード部を含む第2の部分とを出力し
て、第1の部分と第2の部分をそれぞれ第1および第2
のバッファに蓄積し、さらに変換処理されたパケットを
第3のバッファに蓄積して、第2のバッファから取り出
した第2の部分の一部または全部と第3のバッファから
取り出したパケットの一部または全部を出力処理部によ
り合成して出力することにより、パケットの全ての部分
を一つのバッファに書き込む従来の技術と比較して、蓄
積手段へのパケットの書き込みタイミングの設計が容易
となる。
【0082】しかも、入力処理部と変換処理部および出
力処理部が相互にバッファを介して疎に結合されている
ため、これら各処理部の機能を独立に設計することがで
き、設計が容易となる。
【0083】また、入力処理部と出力処理部に互いに独
立のクロック入力端子を設け、第2の蓄積手段を介して
両者を非同期で動作させることにより、ATM交換シス
テムにおけるルーティングタグ付加部やルーティングタ
グ削除部のように入力パケットと出力パケットの長さが
異なっている場合でも、入力処理部と出力処理部に供給
するクロックの周波数比を適切に選定することで、入力
処理部と出力処理部の処理スループットを等しくするこ
とができる。入力処理部と出力処理部が非同期であるこ
とを積極的に利用して、ATM交換システムにおけるル
ーティングタグ付加部から自己ルーティングスイッチを
経てルーティングタグ削除部に至る交換システム内部を
回線速度より高速で動作させることで、交換機能の処理
能力を上げることもできる。
【0084】さらに、変換処理部での変換処理を複数段
階に分けてパイプライン処理により実行するようにすれ
ば、同じ1パケットを入力する時間内に複数種類の変換
処理を実行することができ、処理効率の向上と高機能化
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパケット変換装置をATM交換シ
ステムにおけるルーティングタグ付加部に適用した一実
施例を示すブロック図
【図2】ATM交換システムにおけるセルのフォーマッ
トを示す図
【図3】ATM交換システムで使用されるルーティング
タグテーブルおよびヘッダ変換テーブルの例を示す図
【図4】図1における入力部バッファ管理部の動作アル
ゴリズムを説明するためのフローチャート
【図5】図1における変換部バッファ管理部の動作アル
ゴリズムを説明するためのフローチャート
【図6】図1における出力部バッファ管理部の動作アル
ゴリズムを説明するためのフローチャート
【図7】本発明によるパケット変換装置をATM交換シ
ステムにおけるルーティングタグ付加部に適用した他の
実施例を示すブロック図
【図8】ATM交換システムの通話路系の構成を示すブ
ロック図
【図9】従来のルーティングタグ付加部の構成を示すブ
ロック図
【符号の説明】
1…ルーティングタグ付加部 2…ルーティン
グタグテーブル 3…自己ルーティングスイッチ 4…ルーティン
グタグ削除部 5…ヘッダ変換テーブル 10…FIFOメ
モリ 11…入力処理部 12…変換処理
部 12a…第1の変換処理部 12b…第2の
変換処理部 13…出力処理部 14…ヘッダ用
入力側バッファ 15…ペイロード用バッファ 16…ヘッダ用
出力側バッファ 17…入力部バッファ管理部 18…変換部バ
ッファ管理部 19…出力部バッファ管理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の入力パケットに対してテーブルを参
    照して予め定められた変換処理を施した後、所定の出力
    パケットを生成して出力するパケット変換装置におい
    て、 前記入力パケットに対して前記変換処理に先立って必要
    な入力処理を施す入力処理手段と、 前記入力処理手段により入力処理が終了した入力パケッ
    トに対して前記テーブルを参照して前記変換処理を施す
    変換処理手段と、 前記変換処理手段により変換処理が施されたパケットに
    対して出力処理を施すことにより前記出力パケットを生
    成して出力する出力処理手段とを有することを特徴とす
    るパケット変換装置。
  2. 【請求項2】ヘッダ部とデータ部からなる入力パケット
    に対してテーブルを参照して予め定められた変換処理を
    施した後、所定の出力パケットを生成して出力するパケ
    ット変換装置において、 前記入力パケットに応答して該入力パケットの少なくと
    も前記ヘッダ部を含む第1の部分と該入力パケットの少
    なくとも前記データ部を含む第2の部分とを出力する入
    力処理を施す入力処理手段と、 前記入力パケットの前記第1の部分を蓄積する第1の蓄
    積手段と、 前記入力パケットの前記第2の部分を蓄積する第2の蓄
    積手段と、 前記第1の蓄積手段から前記入力パケットの前記第1の
    部分の一部または全部を取り出して前記変換処理を施す
    変換処理手段と、 前記変換処理手段により変換処理が施された結果を蓄積
    する第3の蓄積手段と、 前記第2の蓄積手段から前記第2の部分の一部または全
    部、前記第3の蓄積手段から前記変換処理が施された結
    果の一部または全部をそれぞれ取り出した後合成する出
    力処理を行うことにより出力パケットを生成して出力す
    る出力処理を施す出力処理手段とを有することを特徴と
    するパケット変換装置。
JP908793A 1993-01-22 1993-01-22 パケット変換装置 Pending JPH06224932A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP908793A JPH06224932A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 パケット変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP908793A JPH06224932A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 パケット変換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06224932A true JPH06224932A (ja) 1994-08-12

Family

ID=11710841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP908793A Pending JPH06224932A (ja) 1993-01-22 1993-01-22 パケット変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06224932A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000021247A1 (en) * 1998-10-05 2000-04-13 Fujitsu Limited Packet buffer device
JP2004507158A (ja) * 2000-08-14 2004-03-04 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド ネットワークスイッチポート上でワイヤレートでデータパケットを識別するための装置および方法
JP2008228207A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Ricoh Co Ltd 無線通信制御装置、無線通信制御方法及び電子機器
WO2011016087A1 (ja) * 2009-08-05 2011-02-10 株式会社 東芝 通信装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000021247A1 (en) * 1998-10-05 2000-04-13 Fujitsu Limited Packet buffer device
JP2004507158A (ja) * 2000-08-14 2004-03-04 アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ・インコーポレイテッド ネットワークスイッチポート上でワイヤレートでデータパケットを識別するための装置および方法
JP2008228207A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Ricoh Co Ltd 無線通信制御装置、無線通信制御方法及び電子機器
WO2011016087A1 (ja) * 2009-08-05 2011-02-10 株式会社 東芝 通信装置
JP5389174B2 (ja) * 2009-08-05 2014-01-15 株式会社東芝 通信装置、パケット生成装置、及びプログラム
US8687627B2 (en) 2009-08-05 2014-04-01 Kabushiki Kaisha Toshiba Communication apparatus
US9025593B2 (en) 2009-08-05 2015-05-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Communication apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0374928B1 (en) Packet congestion control method and packet switching equipment
EP0531599B1 (en) Configurable gigabit/s switch adapter
US6907001B1 (en) Packet switch for switching variable length packets in the form of ATM cells
EP0413899B1 (en) Packet switching system having bus matrix switch
CA2108863C (en) Packet disassembler
JPH03104451A (ja) 多段リンク交換システムのルート切替え方式
JPWO2004066570A1 (ja) ネットワークスイッチ装置およびネットワークスイッチ方法
US5729530A (en) ATM switch
JPH06224932A (ja) パケット変換装置
US7099335B2 (en) Communication control apparatus
JP2760343B2 (ja) Atmセル化回路
JPH05227211A (ja) パケット交換システム
JPH11234306A (ja) データ転送装置
JPH10150443A (ja) Atm交換装置
JP2002368785A (ja) スケジューリング装置およびセル通信装置
JPH04369139A (ja) Atmトラヒック制御方式
JP2001339398A (ja) スケジューリング回路
JPH10341240A (ja) 交換装置
JP2802400B2 (ja) 回線切換方式
JPH10341258A (ja) 多重変換装置
JP2899609B2 (ja) セル送出装置
JPH09200222A (ja) 共通バッファ型atmスイッチ
JPH01181256A (ja) 待ち時間監視回路
JP2814123B2 (ja) 回線切換方式
JP3632655B2 (ja) Atm交換装置