JPH06225528A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JPH06225528A
JPH06225528A JP5154864A JP15486493A JPH06225528A JP H06225528 A JPH06225528 A JP H06225528A JP 5154864 A JP5154864 A JP 5154864A JP 15486493 A JP15486493 A JP 15486493A JP H06225528 A JPH06225528 A JP H06225528A
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pulse
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浩 坂本
Hideki Tamura
秀樹 田村
Kaoru Furukawa
薫 古川
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02M3/00Conversion of DC power input into DC power output
    • H02M3/22Conversion of DC power input into DC power output with intermediate conversion into AC
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    • H02M3/28Conversion of DC power input into DC power output with intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate AC
    • H02M3/325Conversion of DC power input into DC power output with intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate AC using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/335Conversion of DC power input into DC power output with intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate AC using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スイッチング素子の損失を低減して、電源効
率を高める。 【構成】 トランス1の一次巻線L1とコンデンサC1
からなる共振回路、これに直列接続されたスイッチング
素子2及びスイッチング素子2のゲートに接続された帰
還巻線L3とを有する自励発振回路と、バイアス電圧を
発生するコンデンサC2と、A点とB点との間に介在さ
れるバイアス制御回路(R2,D1)を備える。また、
A点の共振波形を取り込んで、そこから零電圧以下の期
間を検出し、この間にパルス信号を生成、出力する。そ
して、この生成パルスを共振波形の負電圧期間中にスイ
ッチング素子のゲート電圧に重畳させ、バイアス電圧を
低下させて、零電圧スイッチングを行い、スイッチング
損失を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に自励式インバータ
方式の電源装置に係り、特に効率の良好な電源装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、変圧器を介して1次入力から所要
の2次出力を得る自励式インバータ電源装置が報告され
ている(「C級自励発振形コンバータについて」電子情
報通信学会技術研究報告 第1〜6頁,Vol 91,No 37,19
91年5月17日発行)。
【0003】この回路図を図25に示す。このインバー
タ電源装置は、自励発振のために、トランス1の一次巻
線L1及びコンデンサC1からなる共振回路、スイッチ
ング用の電界効果トランジスタ2及び一次巻線L1と結
合する帰還巻線L3等を備えており、二次巻線L2に出
力を送出するようになっている。バイアス電圧発生用の
コンデンサC2は、抵抗R1を介して電源3に接続さ
れ、電源3からコンデンサC2への充電によりバイアス
電圧VBが得られている。抵抗R1とコンデンサC2と
の接続点は、帰還巻線L3を介して電界効果トランジス
タ2のゲートに接続されており、帰還巻線L3を介して
得られるゲート・ソース間電圧(以下、ゲート電圧VG
という)が電界効果トランジスタ2のスレショルド電圧
Vthに達すると、電界効果トランジスタ2をオンさせ
るようになっている。また、抵抗R1とコンデンサC2
との接続点は、抵抗R2及びダイオードD1の直列回路
で構成されるバイアス制御回路を介して共振回路のA点
に接続されている。そして、電界効果トランジスタ2の
オン期間中に、コンデンサC2のバイアス電圧VBが電
界効果トランジスタ2のドレイン電圧VDより高くなる
と、上記バイアス電圧制御回路、電界効果トランジスタ
2を通って、コンデンサC2の電荷が放電されるように
なっている。
【0004】なお、トランス1の二次巻線L2には、二
次巻線L2に誘起された電力を整流するダイオードD2
が接続されており、このダイオードD2を経て直流電流
が負荷4へ供給されるようになっている。
【0005】次に、定常時における動作について図26
の波形図を用いて説明する。ここで、コンデンサC2の
バイアス電圧をVB、電界効果トランジスタ2のドレイ
ン電圧をVD、ゲート電圧をVGとする。先ず、電源3の
接続による起動時について説明すると、抵抗R1を通し
てコンデンサC2が充電され、バイアス電圧VBが上昇
する。そして、バイアス電圧VBによりゲート電圧VG
電界効果トランジスタ2のスレショルド電圧Vthに達
することにより、電界効果トランジスタ2がオンし、以
後、図26に示すように発振動作が持続される。
【0006】ここで、ドレイン電圧VDがバイアス電圧
Bより低下すると、上記バイアス制御回路から電界効
果トランジスタ2を通してコンデンサC2の電荷が放電
され、バイアス電圧VBが低下する。このため、このバ
イアス電圧VBに重畳されているゲート電圧VGが徐々に
低下していって、電界効果トランジスタ2のスレショル
ド電圧Vthに近づいて電界効果トランジスタ2のオン
時間が短縮される。一方、電界効果トランジスタ2のオ
ン時間が短縮されると、コンデンサC2の放電時間が減
少することとなって、バイアス電圧VBは逆に上昇する
こととなる。
【0007】この結果、バイアス電圧VBが安定化する
方向に負帰還がかかり、図26に示すように共振回路に
よる安定した自励発振動作が持続することとなる。ま
た、電源電圧が変動した時、例えば電源3の電圧が変動
して高くなると、電界効果トランジスタ2のオン時間が
長くなるのでコンデンサC2の放電時間が長くなり、バ
イアス電圧VBが低下して、負荷電力を一定化するよう
にオン時間が短縮される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記スイッチング素子
2は、ゲート電圧VGがスイッチング素子2のスレショ
ルド電圧Vthを越える期間、零電圧でオンすることと
なるが、実際には、図27の拡大波形図に示すように、
ゲート電圧VGの波形はピーク時点の少し手前からスレ
ショルド電圧Vthを越えており、この時点からスイッ
チング素子2は既に能動状態(期間T21)になってい
る。このため、スイッチング素子2が完全にオンして零
電圧になる直前から、該スイッチング素子2には能動電
流IDが流れ込んでしまい、この分が損失となって効率
を低下させる原因となっている。一方、スイッチング素
子2が零電圧から上昇する際にも、微小時間(期間T2
2)だけゲート電圧VGがスレショルド電圧Vthを越
えており、前記同様に、スイッチング素子2に能動電流
が流れ、この分が損失となって効率を低下させている。
さらに、このインバータ電源回路では、電源電圧が変動
したり、負荷条件が変化した場合に、その変動や変化分
を吸収して出力を安定させることができず、電源電圧や
負荷条件の変動に応じて出力が変動してしまうこととな
る。
【0009】本発明は上記に鑑みてなされたもので、ス
イッチング素子を零電圧スイッチングさせて効率が高
く、乃至は入力や出力の変動に対して安定した出力を送
出し得る電源装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、スイッチング
素子と帰還巻線を有し、上記スイッチング素子に直列接
続されたトランスの一次巻線とコンデンサとで構成され
る共振回路を自励発振させる自励発振回路と、上記帰還
巻線を介して上記スイッチング素子のスイッチング制御
端に接続されるバイアス電圧発生回路とを有する電源装
置において、上記一次巻線に発生する共振電圧が零電圧
以下となる期間中に、パルスを発生するパルス発生回路
を設け、このパルスを上記スイッチング素子のスイッチ
ング制御端電圧に重畳したものである(請求項1)。
【0011】また、本発明は、一次巻線に発生する共振
電圧のピークに同期してパルスを発生するパルス発生回
路を設け、このパルスを上記スイッチング素子のスイッ
チング制御端電圧に重畳したものである(請求項2)。
【0012】また、スイッチング素子と帰還巻線を有
し、上記スイッチング素子に直列接続されたトランスの
一次巻線とコンデンサとで構成される共振回路を自励発
振させる自励発振回路と、上記帰還巻線を介して上記ス
イッチング素子のスイッチング制御端に接続されるバイ
アス電圧発生回路とを有する電源装置において、上記ス
イッチング素子とアースライン間に設けられた電位発生
手段と、この電位発生手段に並列に設けられた短絡用の
スイッチ手段とを備え、上記一次巻線に発生する共振電
圧が零電圧以下となる期間中に、上記スイッチ手段を閉
動作させるものである(請求項3)。
【0013】また、本発明は、一次巻線に発生する共振
電圧のピークに同期して所定期間中だけ上記スイッチ手
段を閉動作させるものである(請求項4)。
【0014】また、請求項3または4記載の発明におい
て、上記スイッチング素子と上記電位発生手段との接続
点を、抵抗素子を介して電源ラインに接続してもよい
(請求項5)。
【0015】また、上記電位発生手段を、抵抗素子で構
成してもよい(請求項6)。
【0016】また、上記パルス発生回路を一次巻線に印
加される入力電圧のレベルに応じて出力パルスの幅が変
化するようにしてもよい(請求項7)。
【0017】また、上記パルス発生回路をトランスの二
次巻線に供給される負荷電力に応じて出力パルスの幅が
変化するようにしてもよい(請求項8)。
【0018】
【作用】請求項1記載の発明によれば、スイッチング素
子は、帰還巻線から制御端に印加される制御端電圧によ
り、共振回路と同期してオン、オフを繰り返し、これに
より自励発振が持続される。このスイッチング素子の制
御端電圧をパルス電圧で制御することにより、共振波形
が零電圧以下の負電圧の期間中に、パルス電圧が印加さ
れる。この時には、バイアス制御回路等の働きによりバ
イアス電圧が低下し、パルス電圧が印加された期間だけ
スイッチング素子がオンすることとなり、零電圧スイッ
チングが可能となる。このため、能動電流によるスイッ
チング損失が低減される。
【0019】請求項2記載の発明によれば、共振波形の
ピーク、すなわち負電圧の最大値に達する時点から制御
端電圧にパルス信号を供給して、このパルス電圧でスイ
ッチング素子のオンオフを制御するので、上記同様、共
振波形が零電圧以下の負電圧期間中に、スイッチング素
子の制御端電圧にパルスが重畳されて、バイアス電圧が
低下され、零電圧スイッチングが行われるため、スイッ
チング損失が低減される。
【0020】請求項3記載の発明によれば、電位発生手
段に発生する電位により、スイッチング素子のスレショ
ルドレベルが上昇し、スイッチング素子がオフになる。
そして、一次巻線に発生する共振電圧が零電圧以下とな
る期間中に、スイッチ手段が閉動作され、電位発生手段
が短絡される。従って、上記スレショルドレベルが低下
し、スイッチング素子がオンになり、零電圧スイッチン
グが行われるため、スイッチング損失が低減される。
【0021】請求項4記載の発明によれば、電位発生手
段に発生する電位により、スイッチング素子のスレショ
ルドレベルが上昇し、スイッチング素子がオフになる。
そして、一次巻線に発生する共振電圧のピークに同期し
て所定期間中だけ、スイッチ手段が閉動作され、電位発
生手段が短絡される。従って、上記スレショルドレベル
が低下し、スイッチング素子がオンになり、零電圧スイ
ッチングが行われるため、スイッチング損失が低減され
る。
【0022】請求項5記載の発明によれば、電源ライン
からの供給電源によりスイッチング素子のオン、オフに
関りなく電位発生手段で電位が発生し、スイッチング素
子の制御端のスレショルドレベルが上昇したままにな
る。そして、一次巻線に発生する共振電圧が零電圧以下
となる期間中に、または一次巻線に発生する共振電圧の
ピークに同期して所定期間中だけ、スイッチ手段が閉動
作され、電位発生手段が短絡される。従って、上記スレ
ショルドレベルが低下し、スイッチング素子がオンにな
り、零電圧スイッチングが行われて、スイッチング損失
が低減される。
【0023】請求項6記載の発明によれば、抵抗素子に
発生する電位により、請求項3または4記載の発明と同
様の作用が行われる。
【0024】請求項7記載の発明によれば、入力電圧が
高くなるとパルス幅が短くされて、共振回路に蓄積され
るエネルギーを減少する方向に制御し、入力電圧が低く
なるとパルス幅が長くされて、共振回路に蓄積されるエ
ネルギーを増大する方向に制御する。これにより、入力
電圧に応じて出力が所定値に安定する。
【0025】請求項8記載の発明によれば、出力電圧が
高くなるとパルス幅が短くされて、共振回路に蓄積され
るエネルギーを減少する方向に制御し、出力電圧が低く
なるとパルス幅が長くされて、共振回路に蓄積されるエ
ネルギーを増大する方向に制御する。これにより、負荷
状態に関りなく安定した出力が送出される。
【0026】
【実施例】図1〜図5は、本発明に係る電源装置の第1
実施例を示すものである。図1は回路図、図2はパルス
発生回路の回路図、図3はパルス発生回路の波形図、図
4は電源装置の波形図、図5はその一部拡大図である。
【0027】図1において、1はトランスで、一次側に
は一次巻線L1と自励発振のための帰還巻線L3が、一
方、2次側には二次巻線L2がぞれぞれ磁気結合して設
けられている。二次巻線L2に誘起された出力電力はダ
イオードD2で整流されて負荷4に供給される。
【0028】本電源装置は、後述するように自励発振回
路、バイアス電圧発生回路、バイアス制御回路及びパル
ス発生回路5から構成されている。
【0029】電源3の両端にはトランス1の一次巻線L
1とFET等のスイッチング素子2が直列に接続されて
いる。一次巻線L1には共振用のコンデンサC1が並列
接続されている。また、電源3の両端にはバイアス電圧
発生回路を構成する起動抵抗R1とコンデンサC2の直
列回路が接続されており、その接続点に、後述のバイア
ス電圧VBが発生するようになっている。帰還巻線L3
はこのバイアス電圧VBの発生点(以下、B点という)
とスイッチング素子2のゲート間に介在され、上記共振
回路とスイッチング素子2とで自励発振回路を構成して
いる。
【0030】また、上記共振回路とスイッチング素子2
のドレイン間には、ダイオードD3、抵抗R3からなる
並列回路が介在されている。ダイオードD3は、このダ
イオードD3のアノード側(以下、A点という)の電圧
が負電圧にまで低下しようとしたとき、スイッチング素
子2の内部ダイオードを通して電源3側に流入しようと
する回生電流を阻止しつつA点の電圧を負電圧まで低下
させるように、すなわちバイアス電圧VBを負電圧まで
低下できるようにするものである。抵抗R3は、ダイオ
ードD3の挿入により、共振回路内の発生電圧によって
スイッチング素子2の寄生容量における充放電が阻害さ
れるのを阻止するためのものである。また、上記B点と
A点間には、発振安定のためのバイアス用の抵抗R2と
ダイオードD1が直列接続されたバイアス制御回路が介
設されている。
【0031】帰還巻線L3とスイッチング素子2のゲー
ト間(以下、G点という)には所定幅のパルス信号を発
生するパルス発生回路5が設けられている。このパルス
発生回路5の詳細な内部回路を図2及び図3を用いて説
明する。
【0032】図2において、50は零電圧検出回路で、
51はオペアンプ等から構成される比較回路、52は単
安定マルチバイブレータ(図中、MSで示す)である。
零電圧検出回路50はダイオードD11を逆極性に接続
して前記A点が負電圧である期間(図3,図4のto)
だけ、この負電圧を取り込むものである(図3、
H)。抵抗R11とR12とは比較回路の増幅度を設
定する抵抗で、抵抗R13,R14は基準電圧Vref
を設定する分圧用抵抗である。上記取り込まれた負電圧
Hは比較回路51の反転入力端子に入力され、この電
圧VHが基準電圧Vref以下のとき増幅されたパルス
状の電圧信号(図3、VI)を送出する。単安定マルチ
バイブレータ52には抵抗RTとコンデンサCTとからな
る時定数回路が外部接続されている。そして、単安定マ
ルチバイブレータ52は上記時定数により定まる所定幅
(図3、VJのTo)のパルス電圧信号を出力するよう
になっている。D12は逆流防止用のダイオードであ
る。
【0033】上記電圧信号VIが単安定マルチバイブレ
ータ52に入力されると、その立上り時点で、幅Toの
パルス電圧信号VJが出力され、上記G点のゲート電圧
Gに重畳されるようになっている。
【0034】次に、動作について、図4,図5を用いて
説明する。先ず、発振開始の動作について説明する。電
源の投入によって抵抗R1を経てコンデンサC2が充電
され、このバイアス電圧VBがスイッチング素子2のス
レショルド電圧Vthまでに達すると、スイッチング素
子2が能動状態にされ、一次巻線L1に電流が流入し、
これに伴い帰還巻線L3に電圧が誘起される。そして、
ドレイン電圧VDが負電圧まで低下する。この後、一次
巻線L1への流入電流が飽和すると、帰還巻線L3の誘
起電圧が低下して、ゲート電圧VGがスイッチング素子
2のスレショルド電圧Vth以下になると、スイッチン
グ素子2がオフとなる。そして、次周期の共振で、帰還
巻線L3が同様に電圧を誘起することにより、これ以
降、図4に示すように自励発振動作が持続される。
【0035】続いて、図4に示すように、ゲート電圧V
Gには、前述のパルス電圧VJが重畳されている(図中、
J1)ため、スイッチング素子2のオン時間が長くな
り、一次巻線L1に蓄積されるエネルギーが増大する。
このため、A点におけるピーク電圧がさらに高くなり、
同時に負電圧も大きくなる。このように、スイッチング
素子2のオン期間が長くなり、かつ負電圧が大きくなる
ことにより、バイアス制御回路を通して、コンデンサC
2の電荷がより放電されるので、バイアス電圧VBがま
すます低下することとなる。そして、図4に示すよう
に、ゲート電圧VGの内、パルスJ1の重畳期間のみ
が、スイッチング素子2のスレショルド電圧Vthを越
えることとなる。その結果、スイッチング素子2のオン
期間で、A点の電圧が負電圧でない期間のみ、スイッチ
ング素子2に電流が流れることとなる(図中、I
D1)。すなわち、図5において、電流ID1はA点の電
圧が負電圧であるT1期間は流れず、T2期間にのみ流
れるので、その分、損失が低下することとなる。これ
は、A点の電圧が零電圧以下の時に、重畳すべきパルス
電圧VJを与えれば、スイッチング素子2を常に零電圧
の時のみオン状態にする、いわゆる零電圧スイッチング
を行わすことができることによる。
【0036】次に、本発明の第2実施例について、図6
〜図9を用いて説明する。図6は回路図、図7はパルス
発生回路の回路図、図8はパルス発生回路の波形図、図
9は電源装置の波形図である。なお、図中、第1実施例
と同一番号が付されたものは同一の機能を果たすもので
ある。
【0037】図6において、L4は一次巻線L1に磁気
結合された検出巻線で、一端はコモンに、他端(以下、
F点という)は後述するパルス発生回路6に接続されて
いる。なお、検出巻線L4は一次巻線L1に発生する共
振波形を検出するものであるから、一次巻線L1自体、
あるいは二次巻線L2、帰還巻線L3を検出巻線として
兼用することも可能である。また、G点には所定幅のパ
ルス信号を発生するパルス発生回路6が設けられてい
る。このパルス発生回路6の詳細な内部回路を図7及び
図8を用いて説明する。
【0038】図7において、60はピーク検出回路で、
61はオペアンプ等から構成される微分回路、62は比
較回路である。また、63は単安定マルチバイブレータ
(図中、MSで示す)である。ピーク検出回路60は検
出巻線L4に誘起される電圧信号(図8、VF)のピー
クタイミングを検出するものである。微分回路61はコ
ンデンサC21と抵抗R22で定まる微分定数で、上記
F点から抵抗R21を経て反転入力端子に入力される、
基準電圧Vref以上の信号を微分するものである。こ
の微分処理により、信号VFの両ピーク点t1,t2が
微分信号(図8、VH)のほぼ中央レベルとなる。そし
て、微分された信号VHは次段の比較回路62に導かれ
て、上記中央レベルに一致して設定されている基準電圧
Vref2と比較され、微分信号VHが基準電圧Vre
f2以上の期間だけハイレベル信号を出力する(図8、
I)。単安定マルチバイブレータ63には抵抗RTとコ
ンデンサCTとからなる時定数回路が接続されている。
そして、単安定マルチバイブレータ63は上記時定数に
より所定幅(図3、信号VJのTo)のパルス電圧信号
を出力するようになっている。
【0039】上記信号VIが単安定マルチバイブレータ
63に入力されると、その立上り時点t1から幅Toの
パルス電圧信号VJが出力され、上記G点のゲート電圧
Gに重畳されるようになっている。
【0040】次に、動作について、図9を用いて説明す
る。ゲート電圧VGには、前述のパルス電圧VJが重畳さ
れている(図中、J11)ため、第1実施例と同様に、
ゲート電圧VGの内、パルスJ11の重畳期間のみが、
スイッチング素子2のスレショルド電圧Vthを越える
こととなり、その結果、スイッチング素子2のオン期間
で、A点の電圧が負電圧でない期間のみ、スイッチング
素子2に電流が流れることとなる(図中、ID11)。
すなわち、電流ID11はA点の電圧が負電圧であるT
1期間(零電圧スイッチング期間)は流れず、T2期間
にのみ流れるので、その分、損失が低下することとな
る。
【0041】次に、本発明の第3実施例について、図1
0〜図13を用いて説明する。図10は回路図、図11
はパルス発生回路の回路図、図12は入力電圧が低い場
合の電源装置の波形図、図13は入力電圧が高い場合の
電源装置の波形図である。なお、図中、第1実施例と同
一番号が付されたものは同一の機能を果たすものであ
る。この第3実施例では、入力電源、例えば電源3の電
圧が大小変更された場合に、ゲート電圧VGに重畳され
るパルス電圧のパルス幅を切り換えるようにしている。
【0042】図10において、8は電源電圧を検出する
電圧検出回路で、例えば電圧レベルに応じた識別信号
(本実施例では、2値信号)を出力するようになってい
る。また、G点には所定幅のパルス信号を発生するパル
ス発生回路7が設けられている。このパルス発生回路7
の詳細な内部回路を図11を用いて説明する。
【0043】図11において、零電圧検出回路50は第
1実施例のものと同一構成である。71は単安定マルチ
バイブレータで、抵抗RTとコンデンサCTとからなる時
定数回路が接続されている。抵抗RTは抵抗RT1とRT2
の並列接続からなり、その一方である抵抗RT2にはスイ
ッチ72が介設されている。スイッチ72は上記電圧検
出回路8からの識別信号が入力され、この信号によっ
て、スイッチ72が開閉制御されるようになっている。
なお、このスイッチ72は電子的なスイッチング素子で
構成してもよい。そして、入力電圧が高いときは、スイ
ッチ72を開成して時定数を大きくし(抵抗RT1のみの
抵抗値)、逆に入力電圧が低いときはスイッチ72を閉
成して時定数を小さく(抵抗RT1とRT2との並列抵抗
値)する。単安定マルチバイブレータ71は上記切り換
え設定された時定数により所定幅(図12,J21の広
幅To1、及び図13,J22の狭幅To2)のパルス
電圧信号を出力するようになっている。
【0044】次に、図12を用いて入力電圧が低い場合
の動作について説明すると、入力電圧が低い場合には、
単安定マルチバイブレータ71からは広幅To1のパル
ス電圧J21が出力される。第1実施例で説明したよう
に、ゲート電圧VGの内、パルス期間のみがスイッチン
グ素子2のスレショルド電圧Vthを越えるようになっ
ているため、広幅To1のパルスJ21により、スイッ
チング素子2はより長い期間、すなわちTo1期間オン
状態となる。この結果、一次巻線L1に蓄積されるエネ
ルギーが増大し、これに応じて負荷4への供給電力も増
大する。
【0045】一方、図13に示すように、入力電圧が高
い場合の動作について説明すると、入力電圧が高い場合
には、単安定マルチバイブレータ71からは狭幅To2
のパルス電圧J22が出力される。このため、この狭幅
To2のパルスJ22により、スイッチング素子2はよ
り短い期間、すなわちTo2期間オン状態となる。この
結果、一次巻線L1に蓄積されるエネルギーが低下し、
これに応じて負荷4への供給電力を低減させ、上記入力
電圧が低い場合に負荷4へ供給される電力と等しい電力
となるようにしている。このように、入力電圧の大小に
関りなく、一定の電力を負荷4へ供給可能にすること
で、入力電源の種類、例えば100V、200Vのいず
れにも接続可能にすることができる。
【0046】次に、本発明の第4実施例について、図1
4〜図17を用いて説明する。図14は回路図、図15
はパルス発生回路の回路図、図16は出力電圧が高い場
合の電源装置の波形図、図17は出力電圧が低い場合の
電源装置の波形図である。なお、図中、第1実施例と同
一番号が付されたものは同一の機能を果たすものであ
る。この第4実施例では、出力電圧の大小変化、すなわ
ち負荷状態の変動に応じてゲート電圧VGに重畳される
パルス電圧のパルス幅を切り換えるようにしている。
【0047】図14において、10はダイオードD2に
よる整流電圧のレベルを検出する電圧検出回路で、例え
ば電圧レベルに応じた識別信号を出力するようになって
いる。また、G点には所定幅のパルス信号を発生するパ
ルス発生回路9が設けられている。このパルス発生回路
9の詳細な内部回路を図15を用いて説明する。
【0048】図15において、零電圧検出回路50は第
1実施例のものと同一構成である。また、単安定マルチ
バイブレータ91、スイッチ92及び時定数回路の構成
は第3実施例のものと同様である。但し、時定数回路の
各定数は各実施例の目的に応じ、適宜設定されているも
のである。スイッチ92は電圧検出回路10から入力さ
れる識別信号によって切り換えられるもので、出力電圧
が高いとき(軽負荷状態)は時定数を小さくし、逆に出
力電圧が低い(高負荷状態)ときは時定数を大きくする
ように切り換える。そして、単安定マルチバイブレータ
91は切り換え設定された時定数により所定幅(図1
6,J31の狭幅To3、及び図17,J32の広幅T
o4)のパルス電圧信号を出力するようになっている。
【0049】次に、図16を用いて出力電圧が高い場合
の動作について説明すると、出力電圧が高い場合には、
単安定マルチバイブレータ91からは狭幅To3のパル
ス電圧J31が出力される。第1実施例で説明したよう
に、ゲート電圧VGの内、パルス期間のみがスイッチン
グ素子2のスレショルド電圧Vthを越えるようになっ
ているため、狭幅To3のパルスJ31により、スイッ
チング素子2はより短い期間To3だけオン状態とな
る。この結果、一次巻線L1に蓄積されるエネルギーが
減少し、軽負荷時にオーバー気味に発生する出力電圧を
所定電圧に向けて抑制するようになる。
【0050】一方、図17に示すように、出力電圧が低
い場合の動作について説明すると、出力電圧が低い場合
には、単安定マルチバイブレータ91からは広幅To4
のパルス電圧J32が出力される。このため、この広幅
To4のパルスJ32により、スイッチング素子2はよ
り長い期間、すなわちTo4期間オン状態となる。この
結果、一次巻線L1に蓄積されるエネルギーが増大し、
高負荷時に低下気味に発生する出力電圧を上記所定電圧
に向けて上昇するようになる。このように、負荷状態、
すなわち出力電圧の大小変化に応じて、この変化を吸収
すべく、出力電圧が定電圧制御されるので、安定した負
荷電力の供給が可能となる。
【0051】なお、電圧検出回路8,10が、入力電圧
あるいは出力電圧を多段的に検出可能なものであるとき
は、その段数に対応した時定数回路を準備し、これを適
宜切り換え可能にしておくことで、より細かい対応が可
能となる。または、時定数回路に可変抵抗器等を採用
し、電圧検出回路8,10からの検出電圧に応じて連続
的に抵抗値を変更し得るようにすることもできる。
【0052】次に、本発明の第5実施例について、図1
8〜図20を用いて説明する。図18は回路図、図19
は電源装置の波形図、図20はその一部拡大図である。
なお、図中、第1,第2実施例と同一番号が付されたも
のは同一の機能を果たすものである。
【0053】図18において、ダイオードD51は、ス
イッチング素子2のソースとグランドライン(GND)
間に順方向に接続され、さらに、このダイオードD51
の両端にスイッチ素子Q11が並列に接続されている。
そして、このスイッチ素子Q11のゲートに、パルス発
生回路6が接続されている。
【0054】次に、動作について、図19,図20を用
いて説明する。スイッチング素子2のゲート電圧VG
上昇してスイッチング素子2のスレショルド電圧Vth
を越えると能動状態となる。そして、スイッチング素子
2に電流が流れ始めると、ダイオードD51に順方向電
圧VFが発生し、スイッチング素子2のソースの電位が
上昇するため、GNDから見たスイッチング素子2のス
レショルド電圧Vthがゲート電圧VGより高くなり、
スイッチング素子2はオフになる。一方、パルス発生回
路6からパルス電圧信号VJが印加されている期間T1
0は、スイッチ素子Q11がオンするのでダイオードD
51が短絡され、GNDから見たスレショルド電圧Vt
hが低くなる。
【0055】従って、この期間T10のみ、スイッチン
グ素子2が能動状態となって、ドレイン電圧VDが零電
圧の期間のみスイッチング素子2に電流が流れるため、
その分、損失が低下することとなる。なお、この第5実
施例は、スイッチング素子2のスレショルド電圧Vth
を上昇させる電圧を発生するものであればよく、ダイオ
ードD51に代えて抵抗素子を接続してもよい。
【0056】また、この第5実施例では、インピーダン
スが低いスイッチング素子の制御端に比べて、パルス電
圧の確実な重畳が可能になっている。
【0057】ところで、第5実施例では、スイッチング
素子2がオフの期間はダイオードD51に電流が流れな
いので、ダイオードD51に順方向電圧VFが発生しな
いために、スイッチング素子2が能動状態になり、電流
が流れ出す瞬間に電圧が発生し、図20中、Aに示すよ
うに、スイッチング素子2のドレイン電圧VDが零電位
になる直前に小レベルではあるが電流が流れてしまい、
この分損失となる。
【0058】本発明の第6実施例は、上記の点を改良す
るもので、以下、図21〜図23を用いて説明する。図
21は回路図、図22は電源装置の波形図、図23はそ
の一部拡大図である。なお、図中、第1,第2実施例と
同一番号が付されたものは同一の機能を果たすものであ
る。
【0059】図21において、ダイオードD51は、ス
イッチング素子2のソースとグランドライン(GND)
間に順方向に接続され、さらに、このダイオードD51
の両端にスイッチ素子Q11が並列に接続されている。
そして、このスイッチ素子Q11のゲートに、パルス発
生回路5が接続されている。さらに抵抗R51が、スイ
ッチング素子2のソース、電源ライン間に接続されてい
る。
【0060】次に、動作について図22,図23を用い
て説明する。ダイオードD51には抵抗R51を介して
常に電流が流れているので、スイッチング素子2のオフ
期間でも順方向電圧VFが発生しており、GNDから見
たスレショルド電圧Vthが上昇してゲート電圧VG
り高くなって、この間スイッチング素子2は能動状態に
なることなくオフになっている。一方、パルス電圧信号
Jが印加されている期間T11は、スイッチ素子Q1
1がオンするのでダイオードD51が短絡され、GND
から見たスレショルド電圧Vthが低くなる。
【0061】従って、この期間T11のみスイッチング
素子2が能動状態となるので、ドレイン電圧VDが零電
圧の期間のみスイッチング素子2に電流が流れるため、
その分、損失が低下することとなる。
【0062】しかも、この第6実施例では、図23に示
すように、スイッチング素子2のドレイン電圧VDが零
電位になる直前の時点における電流ID(図20中、
A)も流れなくしたので、一層損失低減が図れる。な
お、第5実施例と同様ダイオードD51に代えて抵抗素
子を接続してもよい。
【0063】次に、本発明の第7実施例について、図2
4の回路図を用いて説明する。なお、図中、第1,第2
実施例と同一番号が付されたものは同一の機能を果たす
ものである。
【0064】この第7実施例では、第5実施例のダイオ
ードD51に代えて、抵抗R52,R53の直列回路を
接続するとともに、ベースが抵抗R52,R53の接続
点に、コレクタがスイッチング素子2のゲートに接続さ
れたダイオードD52のカソードに、エミッタがGND
に接続されたトランジスタQ12を設け、電源突入保護
回路を構成している。そして、この抵抗R52,R53
の直列回路は電位発生手段を兼用し、この両端にスイッ
チ素子Q11が並列に接続され、さらにスイッチ素子Q
11のゲートにパルス発生回路6が接続されている。
【0065】次に、この回路の電源突入時における動作
について説明すると、抵抗R1を通してコンデンサC2
が充電され、バイアス電圧VBが上昇する。そして、バ
イアス電圧VBによりゲート・ソース間電圧VGSがスイ
ッチング素子2のスレショルド電圧Vthを越えると、
スイッチング素子2はオンして電流IDが流れるととも
に、ドレイン電圧VDが低下し、1次巻線L1の両端に
電位差が生じる。これに伴って、帰還巻線L3の両端に
電圧が誘起されるので、ゲート電圧VGは、さらに上昇
する。
【0066】一方、電流IDにより抵抗R52,R53
間の電圧が上昇してトランジスタQ12にベース電流が
供給されると、トランジスタQ12がオンし、これによ
り、スイッチング素子2のゲート電圧VGが低下して、
スイッチング素子2がオフにされる。
【0067】このように、電源突入時におけるスイッチ
ング素子2のオン時間を大幅に短縮できるので、電流I
Dによる蓄積エネルギーを適量に抑制し、スイッチング
素子2のオフ後に発生するフライバック電圧を低減する
ことができる。
【0068】なお、定常動作時は、第5実施例とほぼ同
様の動作を行う。すなわち、スイッチング素子2のゲー
ト電圧VGが上昇してスイッチング素子2のスレショル
ド電圧Vthを越えると能動状態となる。そして、スイ
ッチング素子2に電流が流れ始めると、抵抗R52,R
53に発生する電圧が上昇し、スイッチング素子2のソ
ースの電位が上昇していくため、GNDから見たスイッ
チング素子2のスレショルド電圧Vthがゲート電圧V
Gより高くなった時点で、スイッチング素子2はオフに
なる。一方、パルス発生回路6からパルス電圧信号が印
加されている期間は、スイッチ素子Q11がオンするの
で抵抗R52,R53が短絡され、GNDから見たスレ
ショルド電圧Vthが低くなる。
【0069】従って、この期間のみ、スイッチング素子
2が能動状態となって、ドレイン電圧VDが零電圧の期
間のみスイッチング素子2に電流が流れるため、その
分、損失が低下することとなる。
【0070】この第7実施例では、トランジスタQ12
を使用して、抵抗R52,R53間にトランジスタQ1
2のオンに要する小レベルの電圧を発生させればすむよ
うにしたので、抵抗R52,R53の抵抗値を小さくす
ることができ、これにより、抵抗R52,R53による
効率の低下をさらに抑えることができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一次巻線の巻線電圧が零電圧ライン以下となる期間中
に、あるいは一次巻線に発生する巻線電圧のピークに同
期して、スイッチングを行わすようにしたので、スイッ
チング素子での損失を低減することができ、さらに電源
効率が向上する。
【0072】また、スイッチング素子とアースライン間
に電位発生手段を設け、この電位発生手段に並列に設け
られた短絡用のスイッチ手段を閉動作させるようにした
ので、零電圧スイッチングによる損失の低減を、スイッ
チング素子の制御端にパルスを重畳するのに比べて容易
に実現することができる。
【0073】また、入力電圧、あるいは出力電力の検出
結果によりスイッチング素子への制御端電圧に重畳され
るパルス電圧のパルス幅を変更するようにしたので、電
源電圧等の変動、あるいは負荷変動に対しても安定した
出力を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電源装置の第1実施例を示す回路
図である。
【図2】第1実施例のパルス発生回路の回路図である。
【図3】第1実施例のパルス発生回路の波形図である。
【図4】第1実施例の電源装置の波形図である。
【図5】図4の一部拡大波形図である。
【図6】本発明に係る電源装置の第2実施例を示す回路
図である。
【図7】第2実施例のパルス発生回路の回路図である。
【図8】第2実施例のパルス発生回路の波形図である。
【図9】第2実施例の電源装置の波形図である。
【図10】本発明に係る電源装置の第3実施例を示す回
路図である。
【図11】第3実施例のパルス発生回路の回路図であ
る。
【図12】第3実施例において、入力電圧が低い場合の
電源装置の波形図である。
【図13】第3実施例において、入力電圧が高い場合の
電源装置の波形図である。
【図14】本発明に係る電源装置の第4実施例を示す回
路図である。
【図15】第4実施例のパルス発生回路の回路図であ
る。
【図16】第4実施例において、出力電圧が高い場合の
電源装置の波形図である。
【図17】第4実施例において、出力電圧が低い場合の
電源装置の波形図である。
【図18】本発明に係る電源装置の第5実施例を示す回
路図である。
【図19】第5実施例の電源装置の波形図である。
【図20】図19の一部拡大波形図である。
【図21】本発明に係る電源装置の第6実施例を示す回
路図である。
【図22】第6実施例の電源装置の波形図である。
【図23】図22の一部拡大波形図である。
【図24】本発明に係る電源装置の第7実施例を示す回
路図である。
【図25】従来のインバータ電源回路の回路図である。
【図26】従来のインバータ電源回路の波形図である。
【図27】図26の一部拡大波形図である。
【符号の説明】
1 トランス 2 スイッチング素子 3 電源 4 負荷 5,6,7,9 パルス発生回路 8,10 電圧検出回路 C1 共振用コンデンサ C2 バイアス電圧発生用コンデンサ R2,D1 バイアス制御回路 L1 一次巻線 L2 二次巻線 L3 帰還巻線 L4 検出巻線 50 零電圧検出回路 60 ピーク検出回路 51,62 比較回路 61,C21,R22 微分回路 52,63,71,91 単安定マルチバイブレータ RT,RT1,RT2 時定数設定用の抵抗 CT 時定数設定用のコンデンサ D51 ダイオード(電位発生手段) R52,R53 抵抗(電位発生手段) Q11 スイッチ素子 Q12 トランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 17/732 (72)発明者 古川 薫 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチング素子と帰還巻線を有し、上
    記スイッチング素子に直列接続されたトランスの一次巻
    線とコンデンサとで構成される共振回路を自励発振させ
    る自励発振回路と、上記帰還巻線を介して上記スイッチ
    ング素子のスイッチング制御端に接続されるバイアス電
    圧発生回路とを有する電源装置において、上記一次巻線
    に発生する共振電圧が零電圧以下となる期間中に、パル
    スを発生するパルス発生回路を設け、このパルスを上記
    スイッチング素子のスイッチング制御端電圧に重畳した
    ことを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 スイッチング素子と帰還巻線を有し、上
    記スイッチング素子に直列接続されたトランスの一次巻
    線とコンデンサとで構成される共振回路を自励発振させ
    る自励発振回路と、上記帰還巻線を介して上記スイッチ
    ング素子のスイッチング制御端に接続されるバイアス電
    圧発生回路とを有する電源装置において、上記一次巻線
    に発生する共振電圧のピークに同期してパルスを発生す
    るパルス発生回路を設け、このパルスを上記スイッチン
    グ素子のスイッチング制御端電圧に重畳したことを特徴
    とする電源装置。
  3. 【請求項3】 スイッチング素子と帰還巻線を有し、上
    記スイッチング素子に直列接続されたトランスの一次巻
    線とコンデンサとで構成される共振回路を自励発振させ
    る自励発振回路と、上記帰還巻線を介して上記スイッチ
    ング素子のスイッチング制御端に接続されるバイアス電
    圧発生回路とを有する電源装置において、上記スイッチ
    ング素子とアースライン間に設けられた電位発生手段
    と、この電位発生手段に並列に設けられた短絡用のスイ
    ッチ手段とを備え、上記一次巻線に発生する共振電圧が
    零電圧以下となる期間中に、上記スイッチ手段を閉動作
    させるようにしたことを特徴とする電源装置。
  4. 【請求項4】 スイッチング素子と帰還巻線を有し、上
    記スイッチング素子に直列接続されたトランスの一次巻
    線とコンデンサとで構成される共振回路を自励発振させ
    る自励発振回路と、上記帰還巻線を介して上記スイッチ
    ング素子のスイッチング制御端に接続されるバイアス電
    圧発生回路とを有する電源装置において、上記スイッチ
    ング素子とアースライン間に設けられた電位発生手段
    と、この電位発生手段に並列に設けられた短絡用のスイ
    ッチ手段とを備え、上記一次巻線に発生する共振電圧の
    ピークに同期して所定期間中だけ上記スイッチ手段を閉
    動作させるようにしたことを特徴とする電源装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4記載の電源装置におい
    て、上記スイッチング素子と上記電位発生手段との接続
    点が、抵抗素子を介して電源ラインに接続されているこ
    とを特徴とする電源装置。
  6. 【請求項6】 上記電位発生手段は、抵抗素子で構成さ
    れていることを特徴とする請求項3または4記載の電源
    装置。
  7. 【請求項7】 前記パルス発生回路は、前記一次巻線に
    印加される入力電圧のレベルに応じて出力パルスの幅が
    変化するようになされていることを特徴とする請求項
    1、2、3または4記載の電源装置。
  8. 【請求項8】 前記パルス発生回路は、前記トランスの
    二次巻線に供給される負荷電力に応じて出力パルスの幅
    が変化するようになされていることを特徴とする請求項
    1、2、3または4記載の電源装置。
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