JPH06225625A - コンバインの駆動構造 - Google Patents
コンバインの駆動構造Info
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- JPH06225625A JPH06225625A JP1512893A JP1512893A JPH06225625A JP H06225625 A JPH06225625 A JP H06225625A JP 1512893 A JP1512893 A JP 1512893A JP 1512893 A JP1512893 A JP 1512893A JP H06225625 A JPH06225625 A JP H06225625A
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- Japan
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- traveling
- mowing
- transmission
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 走行装置と刈取部とを同調駆動するコンバイ
ンにおいて、HST8を経たエンジン動力を高低2段に
変速する刈取変速機構Hと、これを変速操作するギヤー
ドモータ30と、変速レバー31の操作板36に作用し
て走行速度を検出するスイッチ34,35とを備え、車
速が0.8m/sより速くなると刈取変速機構Hを低速に切換
え、かつ、車速が0.7m/sより遅くなると高速に夫々自動
的に切換操作されるよう、両スイッチ34,35とギヤ
ードモータ30とを連係する第2制御装置33を備え
る。 【効果】 刈取部専用の変速部を走行速度域に応じて変
速させる工夫により、低速作業時での不要な速度低下が
解消できて作業能率が改善されたので、本来的に効率の
良い同調駆動型コンバインをさらに高性能化することが
できた。
ンにおいて、HST8を経たエンジン動力を高低2段に
変速する刈取変速機構Hと、これを変速操作するギヤー
ドモータ30と、変速レバー31の操作板36に作用し
て走行速度を検出するスイッチ34,35とを備え、車
速が0.8m/sより速くなると刈取変速機構Hを低速に切換
え、かつ、車速が0.7m/sより遅くなると高速に夫々自動
的に切換操作されるよう、両スイッチ34,35とギヤ
ードモータ30とを連係する第2制御装置33を備え
る。 【効果】 刈取部専用の変速部を走行速度域に応じて変
速させる工夫により、低速作業時での不要な速度低下が
解消できて作業能率が改善されたので、本来的に効率の
良い同調駆動型コンバインをさらに高性能化することが
できた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行速度が速くなると
刈取部の駆動速度も速め、かつ、走行速度が遅くなると
刈取部の駆動速度も遅めるように、すなわち、走行伝動
系と刈取伝動系とを同調駆動するように伝動系が構成さ
れたコンバインに関する。
刈取部の駆動速度も速め、かつ、走行速度が遅くなると
刈取部の駆動速度も遅めるように、すなわち、走行伝動
系と刈取伝動系とを同調駆動するように伝動系が構成さ
れたコンバインに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコンバインとしては、特開平4
−271723号公報で開示されたもののように、走行
用変速装置であるHSTを経たエンジン動力を走行用ミ
ッションから取出して刈取部に入力させることにより、
走行伝動系と刈取伝動系とを同調駆動させるようにした
技術が知られている。
−271723号公報で開示されたもののように、走行
用変速装置であるHSTを経たエンジン動力を走行用ミ
ッションから取出して刈取部に入力させることにより、
走行伝動系と刈取伝動系とを同調駆動させるようにした
技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】刈取対象茎稈は収穫に
適した乾燥かつ起立している状態ばかりではなく、雨露
で濡れていたり倒伏したりしている不良状態の場合もし
ばしばある。特に、倒伏時には同時に濡れていることも
多いので、適切な刈取が遂行されるためには低速走行す
るとともに引起こし速度を相対的に速めるといったよう
に茎稈起立作用を強化することが望ましい。このような
場合、従来の同調駆動型コンバインでは、HSTを経た
動力を走行装置に伝達する副変速機構を低速側に切換え
ることにより、相対的に刈取部の駆動速度を走行装置の
駆動速度よりも速めることによって引起こし装置の増速
駆動状態を現出する、という増速手段を採っていた。上
記増速手段により、確かに倒伏状態でも不都合なく刈取
前処理作業が行えるようになったのであるが、これでは
走行速度が遅すぎる傾向にあり、作業能率の点では改善
の余地が残されていた。又、刈取部と走行速度の駆動速
度比を最初から倒伏茎稈の刈取に適したように設定して
おくという考え方もあるが、これでは通常の作業走行時
での刈取部の駆動速度が速くなり過ぎる不都合があり、
実現には至らないものである。本発明の目的は、同調駆
動構造を採るコンバインでの倒伏刈り時における走行速
度の不要な低速化をなくし、作業能率を改善させる点に
ある。
適した乾燥かつ起立している状態ばかりではなく、雨露
で濡れていたり倒伏したりしている不良状態の場合もし
ばしばある。特に、倒伏時には同時に濡れていることも
多いので、適切な刈取が遂行されるためには低速走行す
るとともに引起こし速度を相対的に速めるといったよう
に茎稈起立作用を強化することが望ましい。このような
場合、従来の同調駆動型コンバインでは、HSTを経た
動力を走行装置に伝達する副変速機構を低速側に切換え
ることにより、相対的に刈取部の駆動速度を走行装置の
駆動速度よりも速めることによって引起こし装置の増速
駆動状態を現出する、という増速手段を採っていた。上
記増速手段により、確かに倒伏状態でも不都合なく刈取
前処理作業が行えるようになったのであるが、これでは
走行速度が遅すぎる傾向にあり、作業能率の点では改善
の余地が残されていた。又、刈取部と走行速度の駆動速
度比を最初から倒伏茎稈の刈取に適したように設定して
おくという考え方もあるが、これでは通常の作業走行時
での刈取部の駆動速度が速くなり過ぎる不都合があり、
実現には至らないものである。本発明の目的は、同調駆
動構造を採るコンバインでの倒伏刈り時における走行速
度の不要な低速化をなくし、作業能率を改善させる点に
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のために
本発明は、植立茎稈を刈取り、該刈取茎稈を順次脱穀装
置に向けて搬送する刈取部を備えるとともに、走行用の
変速装置経たエンジン動力を刈取部に伝達するように構
成してあるコンバインの駆動構造において、変速装置を
経たエンジン動力を高低複数段に変速して刈取部に出力
する刈取変速機構と、これを変速操作するための変速操
作手段と、走行速度を検出する車速検出手段とを備え、
走行速度が速くなると刈取変速機構の変速比を低速側に
切換操作し、かつ、走行速度が遅くなると刈取変速機構
の変速比を高速側に切換操作するよう、車速検出手段と
変速操作手段とを連係する制御装置を備えてあることを
特徴とする。
本発明は、植立茎稈を刈取り、該刈取茎稈を順次脱穀装
置に向けて搬送する刈取部を備えるとともに、走行用の
変速装置経たエンジン動力を刈取部に伝達するように構
成してあるコンバインの駆動構造において、変速装置を
経たエンジン動力を高低複数段に変速して刈取部に出力
する刈取変速機構と、これを変速操作するための変速操
作手段と、走行速度を検出する車速検出手段とを備え、
走行速度が速くなると刈取変速機構の変速比を低速側に
切換操作し、かつ、走行速度が遅くなると刈取変速機構
の変速比を高速側に切換操作するよう、車速検出手段と
変速操作手段とを連係する制御装置を備えてあることを
特徴とする。
【0005】
【作用】作業走行速度を低速とするのは、倒伏、濡れと
いった刈取対象茎稈が不良状態のときであり、乾燥、起
立といった良状態では作業能率向上の点から極力速い速
度で走行させるようになる。つまり、低速での作業走行
とは刈取部の駆動速度をより速めたい状態のときである
から、走行用変速装置を経たエンジン動力を高低複数段
に変速して刈取部に出力する刈取変速機構を設け、走行
速度が低いときには刈取部の駆動速度をより速くし、走
行速度が速いときには刈取部の駆動速度を遅めて標準駆
動状態となるように連係して変速することにより、例え
ば、図6に示すグラフのように、同調駆動形態による走
行速度と刈取部駆動速度との標準関係ラインa(仮想
線)に対して、0.7m/sまでの低速作業走行では刈取変速
機構が高速側へ切換えられて倒伏関係ラインb(破線)
となる。その結果、実際の関係ラインcは実線で示され
るラインa,bの合体した鋸刃形状のような状態とな
り、従来のように作業速度を不要に低下させることな
く、速い引起こし速度で倒伏茎稈を軽快に起立させると
いった低速作業走行時でのより速い刈取部駆動状態が現
出されるようになる。(尚、図面理解上、図6ではライ
ンcを故意にラインa,bとずらしてある。)
いった刈取対象茎稈が不良状態のときであり、乾燥、起
立といった良状態では作業能率向上の点から極力速い速
度で走行させるようになる。つまり、低速での作業走行
とは刈取部の駆動速度をより速めたい状態のときである
から、走行用変速装置を経たエンジン動力を高低複数段
に変速して刈取部に出力する刈取変速機構を設け、走行
速度が低いときには刈取部の駆動速度をより速くし、走
行速度が速いときには刈取部の駆動速度を遅めて標準駆
動状態となるように連係して変速することにより、例え
ば、図6に示すグラフのように、同調駆動形態による走
行速度と刈取部駆動速度との標準関係ラインa(仮想
線)に対して、0.7m/sまでの低速作業走行では刈取変速
機構が高速側へ切換えられて倒伏関係ラインb(破線)
となる。その結果、実際の関係ラインcは実線で示され
るラインa,bの合体した鋸刃形状のような状態とな
り、従来のように作業速度を不要に低下させることな
く、速い引起こし速度で倒伏茎稈を軽快に起立させると
いった低速作業走行時でのより速い刈取部駆動状態が現
出されるようになる。(尚、図面理解上、図6ではライ
ンcを故意にラインa,bとずらしてある。)
【0006】
【発明の効果】従って、刈取部専用の変速部を設け、こ
れを走行速度域に応じて変速させる工夫により、低速作
業時での不要な速度低下が解消できて作業能率が改善さ
れたので、本来的に効率の良い同調駆動型コンバインを
さらに高性能化することができた。
れを走行速度域に応じて変速させる工夫により、低速作
業時での不要な速度低下が解消できて作業能率が改善さ
れたので、本来的に効率の良い同調駆動型コンバインを
さらに高性能化することができた。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図7にコンバインが示され、Aは刈取部、Bは
走行機体、Cは脱穀装置である。刈取部Aには、引起こ
し装置1、刈取装置2、搬送装置3等が装備され、搬送
装置3からの刈取茎稈は脱穀フィードチェーン4に受け
渡されるようになる。尚、5はクローラ走行装置、6は
操縦部である
明する。図7にコンバインが示され、Aは刈取部、Bは
走行機体、Cは脱穀装置である。刈取部Aには、引起こ
し装置1、刈取装置2、搬送装置3等が装備され、搬送
装置3からの刈取茎稈は脱穀フィードチェーン4に受け
渡されるようになる。尚、5はクローラ走行装置、6は
操縦部である
【0008】次に、このコンバインの駆動構造を説明す
る。図2に駆動系が示され、7はエンジン、8は静油圧
式無段変速装置(HST)、9は主クラッチ、10はミ
ッション、8bはHST8の出力を刈取部Aに出力する
刈取出力軸、11は刈取クラッチ、12はカウンタ軸、
13は脱穀クラッチ、14は分岐伝動機構、15は扱胴
である。この駆動系では、刈取部Aをクローラ走行装置
5に同調して変速されるように、刈取出力軸8bから刈
取部Aへ入力してある。そして、フィードチェーン4も
クローラ走行装置5に同調して変速されるよう、カウン
タ軸12からフィードチェーン4に伝達する第1伝動機
構Eと、HST8を経ないエンジン動力をフィードチェ
ーン4に伝達する第2伝動機構Fとを設けてあるととも
に、第1伝動機構Eが伝動状態であり、かつ、第2伝動
機構Fが伝動断絶状態である同調伝動形態と、第1伝動
機構Eが伝動断絶状態であり、かつ、第2伝動機構Fが
伝動状態である等速伝動形態とを択一的に現出する切換
機構Gを備えてある。
る。図2に駆動系が示され、7はエンジン、8は静油圧
式無段変速装置(HST)、9は主クラッチ、10はミ
ッション、8bはHST8の出力を刈取部Aに出力する
刈取出力軸、11は刈取クラッチ、12はカウンタ軸、
13は脱穀クラッチ、14は分岐伝動機構、15は扱胴
である。この駆動系では、刈取部Aをクローラ走行装置
5に同調して変速されるように、刈取出力軸8bから刈
取部Aへ入力してある。そして、フィードチェーン4も
クローラ走行装置5に同調して変速されるよう、カウン
タ軸12からフィードチェーン4に伝達する第1伝動機
構Eと、HST8を経ないエンジン動力をフィードチェ
ーン4に伝達する第2伝動機構Fとを設けてあるととも
に、第1伝動機構Eが伝動状態であり、かつ、第2伝動
機構Fが伝動断絶状態である同調伝動形態と、第1伝動
機構Eが伝動断絶状態であり、かつ、第2伝動機構Fが
伝動状態である等速伝動形態とを択一的に現出する切換
機構Gを備えてある。
【0009】すなわち、伝動軸16にベルト連動される
第2プーリ17と、カウンタ軸12にベルト連動される
第1プーリ18とを中間軸19に遊外嵌するとともに、
これら第1及び第2プーリ18,17のいずれかに咬合
する噛合シフタ20をスライド自在に中間軸19にスプ
ライン外嵌してあり、第1プーリ18と噛合シフタ20
等で第1伝動機構Eが、第2プーリ17と噛合シフタ2
0等で第2伝動機構Fが夫々構成されている。噛合シフ
タ20は、電動シリンダ21と揺動フォーク22とで成
る切換機構Gで切換操作され、電動シリンダ21の作動
を司る第1制御装置23には速度計24が接続してあ
る。そして、走行速度が所定速度以下であると噛合シフ
タ20が第1プーリ18に咬合して同調伝動形態が現出
され、かつ、走行速度が所定速度以上であると噛合シフ
タ20が第2プーリ17に咬合して等速伝動形態が現出
されるように、第1制御装置23が速度計24と電動シ
リンダ21とを連係制御する。例えば、走行速度が0m/s
から0.5m/sまでの範囲ではフィードチェーン4の駆動速
度も0m/sから0.8m/sまでの範囲で比例増減する同調伝動
形態が現出され、走行速度が0.5m/s以上になるとフィー
ドチェーン速度が0.8m/s一定に維持される等速伝動形態
が現出されるのであり、その切換わり点では第1及び第
2伝動機構E,Fによるフィードチェーン速度が互いに
同速度(0.8m/s)となるように夫々の変速比を設定してあ
る。
第2プーリ17と、カウンタ軸12にベルト連動される
第1プーリ18とを中間軸19に遊外嵌するとともに、
これら第1及び第2プーリ18,17のいずれかに咬合
する噛合シフタ20をスライド自在に中間軸19にスプ
ライン外嵌してあり、第1プーリ18と噛合シフタ20
等で第1伝動機構Eが、第2プーリ17と噛合シフタ2
0等で第2伝動機構Fが夫々構成されている。噛合シフ
タ20は、電動シリンダ21と揺動フォーク22とで成
る切換機構Gで切換操作され、電動シリンダ21の作動
を司る第1制御装置23には速度計24が接続してあ
る。そして、走行速度が所定速度以下であると噛合シフ
タ20が第1プーリ18に咬合して同調伝動形態が現出
され、かつ、走行速度が所定速度以上であると噛合シフ
タ20が第2プーリ17に咬合して等速伝動形態が現出
されるように、第1制御装置23が速度計24と電動シ
リンダ21とを連係制御する。例えば、走行速度が0m/s
から0.5m/sまでの範囲ではフィードチェーン4の駆動速
度も0m/sから0.8m/sまでの範囲で比例増減する同調伝動
形態が現出され、走行速度が0.5m/s以上になるとフィー
ドチェーン速度が0.8m/s一定に維持される等速伝動形態
が現出されるのであり、その切換わり点では第1及び第
2伝動機構E,Fによるフィードチェーン速度が互いに
同速度(0.8m/s)となるように夫々の変速比を設定してあ
る。
【0010】同図に示すように、カウンタ軸12におけ
る刈取部Aへの入力部aと第1伝動機構Eへの入力部b
との間に、高低3段に変速自在なフィード変速装置25
が設けてあり、切換レバー26の人為操作によって切換
自在である。標準の刈取作業走行時にはフィード変速装
置25を中速位置に、倒伏等の悪条件時にはフィード変
速装置25を高速側に、稲が十分に乾燥している等の良
条件時にはフィード変速装置25を低速側に切換えると
いった具合に、茎稈刈取時の状況に応じて変速させると
好都合である。又、第1制御装置23に切換わり点の走
行速度を変更設定可能な設定器27を接続すれば、フィ
ードチェーン4の同調伝動形態と等速伝動形態との切換
わり点を速度の低い或いは速い側にずらし、伝動形態の
同調と等速での切換わり点で意図的に速度差を付けるこ
とも可能である。
る刈取部Aへの入力部aと第1伝動機構Eへの入力部b
との間に、高低3段に変速自在なフィード変速装置25
が設けてあり、切換レバー26の人為操作によって切換
自在である。標準の刈取作業走行時にはフィード変速装
置25を中速位置に、倒伏等の悪条件時にはフィード変
速装置25を高速側に、稲が十分に乾燥している等の良
条件時にはフィード変速装置25を低速側に切換えると
いった具合に、茎稈刈取時の状況に応じて変速させると
好都合である。又、第1制御装置23に切換わり点の走
行速度を変更設定可能な設定器27を接続すれば、フィ
ードチェーン4の同調伝動形態と等速伝動形態との切換
わり点を速度の低い或いは速い側にずらし、伝動形態の
同調と等速での切換わり点で意図的に速度差を付けるこ
とも可能である。
【0011】図3、図4に示すように、ミッション10
には、HST8を経たエンジン動力を高低2数段に変速
して刈取出力軸8bに出力する刈取変速機構Hが内装さ
れ、かつ、これを変速操作するための変速操作手段Jが
ミッション10外に設けてある。すなわち、HST8の
出力軸8aに第1駆動ギヤG1 と第2駆動ギヤG2 が、
かつ、刈取出力軸8bには第1従動ギヤG3 と第2従動
ギヤG4 とが夫々常時噛合構造で咬合するように取付け
られ、刈取出力軸8bのスプライン部上でスライドする
ことにより、択一的に第1又は第2従動ギヤG3,G4 に
咬合するドッグ28を設けて刈取変速機構Hを構成して
ある。刈取出力軸8bには、ワンウェイクラッチ39を
介して出力プーリ8pが取付けてある。ドッグ28をス
ライド操作するシフタ29をそのシフタ軸29aでもっ
てミッションケース10kに支承するとともに、シフタ
軸29aにギヤードモータ30の出力軸30aを連動連
結して変速操作手段Jを構成してある。ギヤードモータ
30には、高低の変速終了に伴ってモータ停止するため
の正転及び逆転停止用のリミットスイッチ30s,30
gが装備されている。又、所定以上の負荷トルクが作用
すると自動的にスリップするといった摩擦伝動機構を装
備しておけば好都合である。参考に、図4にミッション
10の内部構造を示し、40は副変速部、41は左右の
サイドクラッチ、42は各クローラ駆動軸、43はサイ
ドクラッチ41艘さに伴って係脱される噛合クラッチで
ある。
には、HST8を経たエンジン動力を高低2数段に変速
して刈取出力軸8bに出力する刈取変速機構Hが内装さ
れ、かつ、これを変速操作するための変速操作手段Jが
ミッション10外に設けてある。すなわち、HST8の
出力軸8aに第1駆動ギヤG1 と第2駆動ギヤG2 が、
かつ、刈取出力軸8bには第1従動ギヤG3 と第2従動
ギヤG4 とが夫々常時噛合構造で咬合するように取付け
られ、刈取出力軸8bのスプライン部上でスライドする
ことにより、択一的に第1又は第2従動ギヤG3,G4 に
咬合するドッグ28を設けて刈取変速機構Hを構成して
ある。刈取出力軸8bには、ワンウェイクラッチ39を
介して出力プーリ8pが取付けてある。ドッグ28をス
ライド操作するシフタ29をそのシフタ軸29aでもっ
てミッションケース10kに支承するとともに、シフタ
軸29aにギヤードモータ30の出力軸30aを連動連
結して変速操作手段Jを構成してある。ギヤードモータ
30には、高低の変速終了に伴ってモータ停止するため
の正転及び逆転停止用のリミットスイッチ30s,30
gが装備されている。又、所定以上の負荷トルクが作用
すると自動的にスリップするといった摩擦伝動機構を装
備しておけば好都合である。参考に、図4にミッション
10の内部構造を示し、40は副変速部、41は左右の
サイドクラッチ、42は各クローラ駆動軸、43はサイ
ドクラッチ41艘さに伴って係脱される噛合クラッチで
ある。
【0012】図1に示すように、このコンバインでは、
機体の走行速度を検出する車速検出手段Kも備えられて
おり、走行速度が速くなると刈取変速機構Hを低速側に
切換操作し、かつ、走行速度が遅くなると刈取変速機構
Hを高速側に切換操作するよう、車速検出手段Kとギヤ
ードモータ30とを連係する第2制御装置(2個のリレ
ーから成る)33を備えてあり、低速作業走行時には刈
取部Aの同調速度比を、標準作業走行時のそれよりも自
動的に速くする同調変速比切換制御が行われるようにし
てある。車速検出手段Kは、HST8をロッド32を介
して操作する走行用の変速レバー31と2個のリミット
スイッチ34,35とから構成されている。すなわち、
変速レバー31の揺動軸心P付近に取付けられた円弧状
の操作板36には、各リミットスイッチ34,35の接
触子34a,35aに接当してスイッチ作動させる上下
の大径部36aと、スイッチ作動しないよう接触子34
a,35aと接当しない小径部36bとを形成してあ
る。
機体の走行速度を検出する車速検出手段Kも備えられて
おり、走行速度が速くなると刈取変速機構Hを低速側に
切換操作し、かつ、走行速度が遅くなると刈取変速機構
Hを高速側に切換操作するよう、車速検出手段Kとギヤ
ードモータ30とを連係する第2制御装置(2個のリレ
ーから成る)33を備えてあり、低速作業走行時には刈
取部Aの同調速度比を、標準作業走行時のそれよりも自
動的に速くする同調変速比切換制御が行われるようにし
てある。車速検出手段Kは、HST8をロッド32を介
して操作する走行用の変速レバー31と2個のリミット
スイッチ34,35とから構成されている。すなわち、
変速レバー31の揺動軸心P付近に取付けられた円弧状
の操作板36には、各リミットスイッチ34,35の接
触子34a,35aに接当してスイッチ作動させる上下
の大径部36aと、スイッチ作動しないよう接触子34
a,35aと接当しない小径部36bとを形成してあ
る。
【0013】同調変速比切換制御の作用を説明すると、
高速側位置(図 中の左側)にある変速レバー31を低
速側に揺動操作し、丁度上大径部36aの角部で第1リ
ミットスイッチ34がON作動される(図1に示す状
態)と、ギヤードモータ30が正転駆動してドッグ28
を第2従動ギヤG4 に咬合し、刈取変速機構Hを高速側
に切換操作する。この減速操作時では、刈取変速機構H
の切換わり点での車速が0.7m/sに設定されている。次
に、低速側(図1中の右側)にある変速レバー31を高
速側に揺動操作していくと、各接触子34a,35a間
の揺動軸心Pに対する角度範囲αよりも小径部36bの
角度範囲βの方が少し大きく(β>α)してあるため、
第1リミットスイッチ34がOFF作動して暫くした後
に第2リミットスイッチ35がON作動し、ギヤードモ
ータ30が逆転駆動してドッグ28を第1従動ギヤG3
に咬合し、刈取変速機構Hを低速側に切換操作する。つ
まり、上記角度差(β>α)によってヒステリシスが生
じるようにしてあり、増速操作時での刈取変速機構Hの
切換わり点における車速は0.7m/sよりも少し速い値(例
えば、0.8m/s)に設定してある。このヒステリシス設定
により、切換わり点付近での頻繁な増減速操作による制
御系のハンチングが防止されるのである。
高速側位置(図 中の左側)にある変速レバー31を低
速側に揺動操作し、丁度上大径部36aの角部で第1リ
ミットスイッチ34がON作動される(図1に示す状
態)と、ギヤードモータ30が正転駆動してドッグ28
を第2従動ギヤG4 に咬合し、刈取変速機構Hを高速側
に切換操作する。この減速操作時では、刈取変速機構H
の切換わり点での車速が0.7m/sに設定されている。次
に、低速側(図1中の右側)にある変速レバー31を高
速側に揺動操作していくと、各接触子34a,35a間
の揺動軸心Pに対する角度範囲αよりも小径部36bの
角度範囲βの方が少し大きく(β>α)してあるため、
第1リミットスイッチ34がOFF作動して暫くした後
に第2リミットスイッチ35がON作動し、ギヤードモ
ータ30が逆転駆動してドッグ28を第1従動ギヤG3
に咬合し、刈取変速機構Hを低速側に切換操作する。つ
まり、上記角度差(β>α)によってヒステリシスが生
じるようにしてあり、増速操作時での刈取変速機構Hの
切換わり点における車速は0.7m/sよりも少し速い値(例
えば、0.8m/s)に設定してある。このヒステリシス設定
により、切換わり点付近での頻繁な増減速操作による制
御系のハンチングが防止されるのである。
【0014】ところで、各スイッチ34,35は、いず
れもOFF側に付勢されているとともに、互いに相手の
スイッチがON作動されるまでは、たとえON作動後に
OFF作動しても、そのON作動に因る刈取変速機構H
の変速状態が維持されるように制御される。つまり、図
5に示すように、車速に対する刈取部の駆動速度は、減
速操作時にはラインyを通り、増速操作時にはラインx
を通るようにヒステリシスが設定されているのである。
尚、図1において、37は刈取変速機構Hを人為的に切
換操作する手動スイッチ、38は分草具付近の装備され
る株元検出スイッチであり、上記同調変速比切換制御
は、株元スイッチ38がONであり、かつ、手動スイッ
チ37が「標準」位置であるときに作動するようにして
ある。手動スイッチ37を「倒伏」位置にすると、同調
変速比切換制御に優先して刈取変速機構Hが高速側に切
換えられるのである。
れもOFF側に付勢されているとともに、互いに相手の
スイッチがON作動されるまでは、たとえON作動後に
OFF作動しても、そのON作動に因る刈取変速機構H
の変速状態が維持されるように制御される。つまり、図
5に示すように、車速に対する刈取部の駆動速度は、減
速操作時にはラインyを通り、増速操作時にはラインx
を通るようにヒステリシスが設定されているのである。
尚、図1において、37は刈取変速機構Hを人為的に切
換操作する手動スイッチ、38は分草具付近の装備され
る株元検出スイッチであり、上記同調変速比切換制御
は、株元スイッチ38がONであり、かつ、手動スイッ
チ37が「標準」位置であるときに作動するようにして
ある。手動スイッチ37を「倒伏」位置にすると、同調
変速比切換制御に優先して刈取変速機構Hが高速側に切
換えられるのである。
【0015】〔別実施例〕刈取変速機構を3段変速構造
に構成し、極低速作業走行では刈取高速に、低速作業走
行では刈取中速に、及び、標準作業走行では刈取低速に
という具合に第2制御装置33が機能するようにしても
良い。又、車速検出手段Kを速度計で構成するとか、走
行用のベルト無段変速装置、及びこれをを変速操作する
電動シリンダ等のアクチュエータを装備し、電気信号を
送るだけの軽快な変速レバーを有して変速操作手段Jを
構成するといったものでも良い。
に構成し、極低速作業走行では刈取高速に、低速作業走
行では刈取中速に、及び、標準作業走行では刈取低速に
という具合に第2制御装置33が機能するようにしても
良い。又、車速検出手段Kを速度計で構成するとか、走
行用のベルト無段変速装置、及びこれをを変速操作する
電動シリンダ等のアクチュエータを装備し、電気信号を
送るだけの軽快な変速レバーを有して変速操作手段Jを
構成するといったものでも良い。
【0016】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】同調変速比切換制御の回路構造を示す系統図
【図2】コンバインの伝動系を示す系統図
【図3】刈取変速機構の構造を示す断面図
【図4】走行用ミッションの構造を示す線図
【図5】ヒステリシスを伴う車速と刈取速度との関係グ
ラフを示す図
ラフを示す図
【図6】車速と刈取速度との関係グラフを示す概念図
【図7】コンンバインの側面図
8 変速装置 33 制御装置 A 刈取部 C 脱穀装置 H 刈取変速機構 J 変速操作手段 K 車速検出手段
Claims (1)
- 【請求項1】 植立茎稈を刈取り、該刈取茎稈を順次脱
穀装置(C)に向けて搬送する刈取部(A)を備えると
ともに、走行用の変速装置(8)を経たエンジン動力を
前記刈取部(A)に伝達するように構成してあるコンバ
インの駆動構造であって、 前記変速装置(8)を経たエンジン動力を高低複数段に
変速して前記刈取部(A)に出力する刈取変速機構
(H)と、これを変速操作するための変速操作手段
(J)と、走行速度を検出する車速検出手段(K)とを
備え、 走行速度が速くなると前記刈取変速機構(H)の変速比
を低速側に切換操作し、かつ、走行速度が遅くなると前
記刈取変速機構(H)の変速比を高速側に切換操作する
よう、前記車速検出手段(K)と前記変速操作手段
(J)とを連係する制御装置(33)を備えてあるコン
バインの駆動構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1512893A JP2843731B2 (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | コンバインの駆動構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1512893A JP2843731B2 (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | コンバインの駆動構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06225625A true JPH06225625A (ja) | 1994-08-16 |
| JP2843731B2 JP2843731B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=11880190
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1512893A Expired - Fee Related JP2843731B2 (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | コンバインの駆動構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2843731B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008086243A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
| JP2009232784A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Kubota Corp | 刈取変速装置 |
| JP2010088389A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Kubota Corp | 刈取収穫機 |
| CN104996072A (zh) * | 2015-07-30 | 2015-10-28 | 四川刚毅科技集团有限公司 | 一种小型半喂入联合收割机行走驱动变速装置 |
| JP2023066590A (ja) * | 2021-10-29 | 2023-05-16 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
-
1993
- 1993-02-02 JP JP1512893A patent/JP2843731B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008086243A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Iseki & Co Ltd | コンバイン |
| JP2009232784A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-10-15 | Kubota Corp | 刈取変速装置 |
| JP2010088389A (ja) * | 2008-10-10 | 2010-04-22 | Kubota Corp | 刈取収穫機 |
| CN104996072A (zh) * | 2015-07-30 | 2015-10-28 | 四川刚毅科技集团有限公司 | 一种小型半喂入联合收割机行走驱动变速装置 |
| JP2023066590A (ja) * | 2021-10-29 | 2023-05-16 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2843731B2 (ja) | 1999-01-06 |
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Legal Events
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