JPH062260B2 - 乾燥凝固性液剤の塗布方法 - Google Patents

乾燥凝固性液剤の塗布方法

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JPH062260B2
JPH062260B2 JP4835089A JP4835089A JPH062260B2 JP H062260 B2 JPH062260 B2 JP H062260B2 JP 4835089 A JP4835089 A JP 4835089A JP 4835089 A JP4835089 A JP 4835089A JP H062260 B2 JPH062260 B2 JP H062260B2
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brush
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武 稲田
達志 鈴木
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Sumitomo Riko Co Ltd
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Tokai Rubber Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、接着剤や塗料等の乾燥凝固性液剤を自動的に
塗布する方法に関する。
〔従来の技術〕
自動車の懸架装置に使用される防振ゴムブッシュ等の製
造には、途中で部品表面に接着剤や塗料を塗布する処理
か必要である。
この処理のためには、従来から被塗布物を回転させて搬
送しながら、スプレーガンを具えたロボット等を用いて
塗布作業を行なっていた。
しかし、スプレーによる塗布は塗布膜が不均一になりや
すい上、塗料や接着剤が被塗布物以外にも飛散するので
ロスが多く、周囲が汚れるなどの欠点があった。
そこで最近では、この塗布作業に刷毛を用いた塗布が行
なわれるようになってきた。即ち、刷毛に塗料や接着剤
を間欠的に供給し、この刷毛と被塗布物とを相対的に移
動させて塗布するものであり、例えば円筒形被塗布物を
回転させながら、その外周に刷毛を接触させて塗布する
方法がある。刷毛に塗料や接着剤を間欠的に供給する方
法は、刷毛を塗料や接着剤に浸漬させてもよいし、ポン
プにより塗料や接着剤をチューブを通して刷毛の中に間
欠的に送り込む方法も知られている。
しかし、塗料や接着剤は乾燥して凝固する性質があるた
め、何等かのトラブルの発生や、被塗布物の交代又は接
着剤等の補充や交換の際に塗布作業を一時停止させる
と、停止中に乾燥が進行して刷毛が塗料や接着剤で固ま
りやすい。この刷毛をそのまま用いて塗布を再開すると
かすれ等の塗りムラが発生するうえ、塗りムラは相当期
間塗布を続けないと解消しないので、歩留を大きく低下
させる原因になっていた。
又、被処理物供給上の都合等から、塗布と塗布との間隔
が長くなる場合にも、塗りムラが発生することがあり、
事情は上記と同じであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はかかる従来の事情に鑑み、塗料や接着剤のよう
な乾燥凝固性の液剤を自動的に塗布する場合に、装置を
停止させたり塗布間隔を延長させても、塗りムラを発生
させることなく塗布を再開又は続行することの出来る塗
布方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明では、乾燥凝固性液剤
が間欠的に供給される刷毛を用いて、被塗布物の表面に
乾燥凝固性液剤を自動的に塗布する方法において、刷毛
による塗布が行なわれることなく予め定めた時間が経過
したとき、当該乾燥凝固性液剤の溶剤に浸漬されて回転
するローラーに当該刷毛を使用時間以上押付け、その後
当該刷毛に乾燥凝固性液剤を供給して塗布を再開するこ
とを特徴とする。
〔作用〕
液剤の乾燥により固まった刷毛は、その液剤を溶解する
溶剤に浸漬されて回転しているローラーに押し付けるこ
とによって、凝固した液剤がローラー表面に保持された
溶剤に溶解し、更に刷毛がローラーに押し付けられ変形
することによって凝固した溶剤の溶解が一層容易に進行
するので、短時間で刷毛を元の柔軟な状態に戻す(刷毛
ならしする)ことが出来る。
ローラーの形状は滑らかな円柱状で良いが、その表面上
に山脈状の凸部をなだらかに形成すれば刷毛の変形量が
間欠的に変化するので、凝固した液剤の溶解を早めるこ
とが可能である。
塗布する塗料や接着剤等の乾燥凝固性液剤の種類や刷毛
の材質等により乾燥凝固の速度が異なるので、刷毛をロ
ーラーに移動させるタイミングは実験的に定めることが
好ましいが、通常は塗布が行なわれることなく数分(例
えば3分)以上経過した時に刷毛をローラーに移動させ
て刷毛ならしする必要がある。又、ローラーでの刷毛な
らしに要する時間も乾燥凝固性液剤や溶剤の種類、ロー
ラーの回転速度等により異なるので、やはり実験的に定
めることが好ましいが、通常は数秒(例えば10秒)以
上が必要であろう。
〔実施例〕
本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
図示した塗布装置は、トーショナルダンパープーリーに
用いる円筒状部品の被処理物1を支持具2により軸方向
が水平となるように保持して鉛直面上を楕円形状に間欠
的に移動する縦型のコンベア3と、コンベア3からプッ
シャー4により被処理物1を軸方向を水平とした状態で
受渡し出来る別の支持具を具えた反転アーム5と、反転
アーム5を支持具2側とその反対側とに鉛直面に沿い1
80°反転させると共に反転アーム5を反転方向と直交
する水平方向に移動させるアーム駆動装置6と、反転ア
ーム5が被処理物1を支持してコンベア3の支持具2と
反対側にあるとき、アーム駆動装置6により水平に移動
する被処理物1の一端に当接して被処理物1を水平な軸
の回りに回転させる回転板を具えた回転駆動装置7と、
反転アーム5に支持されて回転駆動装置7により回転し
ている被処理物1の表面に、上方から下降して接触し接
着剤を塗布する刷毛8とを具えている。尚、被処理物1
の受渡し個所を除いてコンベア3の回りを囲み、内部に
ヒーターを設けることにより接着剤の乾燥炉とすること
も出来る。
上記の刷毛8は動物性の毛を束ねたもので、外観が縦3
0mm×横8mm×高さ25mmであり、別種の接着剤を塗布
するために2個取付けてある。2個の刷毛8は、回転可
能な支柱10の180°方向両側に別々に上下移動可能
に設けた支持アーム9の先端に夫々支持されている。各
刷毛8には別々の接着剤容器18から直径2〜3mmのナイ
ロンホース19を通して夫々別種の接着剤がバルブ20
の開閉により間欠的に圧送供給できるようになってい
る。
又、両方の刷毛8は、支柱10上に設けたエアシリンダ
ー11により支持アーム9と共に上下に移動でき、且つ
夫々の支持アーム9に設けたエアシリンダー13により
水平方向に移動できるようになっているので、各刷毛8
が塗布側(回転駆動装置7側)にあるときは回転駆動装
置7により水平な軸の回りに回転する被処理物1の表面
に下降し接触しながら表面上を軸方向に移動して全表面
に接着剤を塗布できる。
又、支柱10はロータリーアクチュエーター12に接続
され、支持アーム9と一緒に刷毛8を塗布側とその反対
の刷毛ならし側とに180°水平に回転することが出来
る。支柱10の刷毛ならし側には2個のローラー14が
並べて設置してあり、各刷毛8に供給する2種の接着剤
に応じた2種の溶剤を夫々満たした2個の溶剤槽15内
で各溶剤に浸漬した状態で、モーターにより回転するよ
うになっている。又、2個のローラー14と溶剤層15
は図示しない駆動装置により水平に移動して、刷毛なら
し側に支持した刷毛8の下方に夫々移動できるようにな
っている。各ローラー14は直径100mm×長さ100
mmの金属製で、表面は平滑でクロムメッキが施してあ
る。各溶剤槽15には常に一定量の溶剤が充たされるよ
うに、各溶剤がタンク16からパイプを通してバルブ1
7の開閉により間欠的に供給されている。
上記した塗布装置を用いて、トーショナルダンパープー
リーに用いる2種の円筒状部品の表面に接着剤の塗布処
理を続けて行なった。被処理物1への刷毛8による塗布
が行なわれることなく3分間が経過したとき、刷毛8を
塗布側から刷毛ならし側に回転させ、対応する溶剤に浸
漬されて回転するローラー14に当該刷毛8を10秒間
以上押し付けて刷毛ならしすることとした。又、塗布に
使用していない刷毛8は、その間ローラー14による刷
毛ならしを続けることとした。
その結果、被処理物1を交代して別の接着剤を塗布する
時には、別の刷毛8が既に充分刷毛ならしされた状態で
使用できるので、即座に塗布作業を再開することが出来
た。又、接着剤容器18に接着剤を補給するため塗布作
業が途中で中断したが、中断が3分間継続した時点で塗
布に使用していた刷毛8は刷毛ならし側に反転し、対応
する溶剤に浸漬されたローラー14に押し付けられ、塗
布が再開されるまで20分間刷毛ならしされた。塗布再
開時には、刷毛8は再び塗布側に反転されながら接着剤
を供給され、直ちに被処理物1の表面に塗りムラなく接
着剤を塗布することが出来た。
〔発明の効果〕
本発明によれば、塗料や接着剤のような乾燥凝固性の液
剤を塗布する場合に、液剤が乾燥凝固し始めるほど長く
装置を停止させたり又は塗布間隔を延長させても、塗り
ムラを発生させることなく塗布を再開又は続行すること
が出来る。
従って、乾燥凝固性液剤の塗布における作業能率を向上
させ、歩留を大幅に改善することが可能であり、特に自
動化された塗布装置において極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法を実施するための装置の具体例を示し
た概略の斜視図である。 1‥被処理物 2‥支持具 3‥コンベア 4‥プッシャー 5‥反転アーム 6‥アーム駆動装置 7‥回転駆動装置 8‥刷毛 9‥支持アーム 10‥支柱 11,13‥エアシリンダー 12‥ロータリーアクチュエーター 14‥ローラー 15‥溶剤槽 16‥溶剤タンク 17,20‥バルブ 18‥接着剤容器 19‥ナイロンホース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乾燥凝固性液剤が間欠的に供給される刷毛
    を用いて、被塗布物の表面に乾燥凝固性液剤を自動的に
    塗布する方法において、刷毛による塗布が行なわれるこ
    となく予め定めた時間が経過したとき、当該乾燥凝固性
    液剤の溶剤に浸漬されて回転するローラーに当該刷毛を
    所定時間以上押付け、その後当該刷毛に乾燥凝固性液剤
    を供給して塗布を再開することを特徴とする乾燥凝固性
    液剤の塗布方法。
JP4835089A 1989-02-28 1989-02-28 乾燥凝固性液剤の塗布方法 Expired - Lifetime JPH062260B2 (ja)

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JPH02227169A JPH02227169A (ja) 1990-09-10
JPH062260B2 true JPH062260B2 (ja) 1994-01-12

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