JPH06226652A - トルクレンチ - Google Patents

トルクレンチ

Info

Publication number
JPH06226652A
JPH06226652A JP1243893A JP1243893A JPH06226652A JP H06226652 A JPH06226652 A JP H06226652A JP 1243893 A JP1243893 A JP 1243893A JP 1243893 A JP1243893 A JP 1243893A JP H06226652 A JPH06226652 A JP H06226652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle
blade
land
peripheral surface
rotating case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1243893A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2525111B2 (ja
Inventor
Akitatsu Kido
晶樹 城戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YUTANI KK
Original Assignee
YUTANI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YUTANI KK filed Critical YUTANI KK
Priority to JP5012438A priority Critical patent/JP2525111B2/ja
Publication of JPH06226652A publication Critical patent/JPH06226652A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2525111B2 publication Critical patent/JP2525111B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ケースの1回転につきスピンドルに1回
の打撃を得ることができ、しかも、容易に製造できるト
ルクレンチを提供する。 【構成】 上記スピンドル9の外周面30のうちブレー
ド10,11で仕切られた一方の側に1個のランド27
を設け、他方の側にブレード60を設ける。ブレード6
0は、スプリングで半径方向外向きに付勢され、かつ、
回転ケース7の端面に設けられた環状のスピンドル保持
部14cに係止されて半径方向の位置が外周面30を越
えないように規制される。回転ケース7の内周面に4つ
のランド35,37,39,41を設ける。ランド37は
スピンドル外周面30から半径方向外向きに少し離間し
た位置に設ける。スピンドル保持部14cに偏心部65
を設けて、回転ケース7がスピンドル9に対して図3
(a)の位置にきたとき、ブレード60の半径方向外向き
の動きを許容してランド37に摺接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高い流体圧力の作用
によりスピンドルを衝撃的に回転させるトルクレンチに
関する。
【0002】
【従来の技術】この種のトルクレンチとしては、図6に
示すように、回転ケース107内の流体で満たされた偏
心キャビティ118に、スピンドル109を嵌合したも
のが知られている(実公平1−29012号公報)。スピ
ンドル109には、図示しないスプリングで半径方向外
向きに付勢されている2枚のブレード110,111が
出没自在に設けられ、さらに、外周面にランド(シール
面を有する)127,128が設けられている。回転ケー
ス107の内周面には、4箇所にランド137,139,
141,143が設けられている。動作時には、エアモ
ータ(図示せず)で上記回転ケースを回転させることによ
り、上記ブレードやランドの摺接によってキャビティ1
18を間欠的に仕切って、スピンドル109およびブレ
ード110,111の片面に高い流体圧を作用させる。
これにより、スピンドル109を衝撃的に回転させて、
ボルトやナット等を締め付けることができる。
【0003】スピンドル109に2枚のブレード11
0,111を設けた場合、1枚の場合に比して衝撃的な
トルク(打撃)を大きくできる利点がある。しかし、単に
2枚にした場合、回転ケース107の1回転につき2回
の打撃が発生するため、エアモータの負担が大きくな
る。これを避けるために、上の例では、回転ケース10
7のランド141,143をキャビティ118の短軸線
Lから少しずらして配置している(スピンドル109の
ランド127,128も同じだけずらしている。)。この
配置によれば、打撃発生後、回転ケース107がさらに
半回転した時点(図6の状態)で、回転ケース107のラ
ンド141,143と、スピンドル109のランド12
7,128との間に周方向の隙間δが生じる。この結
果、半回転時の打撃が無くなり、回転ケース107の1
回転につき1打撃が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ト
ルクレンチは、回転ケース107のランド141,14
3やスピンドル109のランド127,128の位置が
微妙なものであるため、加工精度および組み立て精度が
厳しく要求される。このため、製造するのが難しいとい
う問題がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、回転ケースの
1回転につきスピンドルに1回の打撃を得ることがで
き、しかも、容易に製造できるトルクレンチを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明は、略円筒状をなし、流体で満たされた断
面まゆ状の室を有する回転ケースを備え、上記回転ケー
スの上記室内に、軸の回りに回転可能なスピンドルを嵌
合し、このスピンドルの軸心を通る平面上に、スプリン
グで半径方向外向きに付勢され、かつ、上記室の内周面
によって上記半径方向の位置が規制される第1,第2の
ブレードを配置して、上記回転ケースの回転で上記スピ
ンドルおよびブレードの片面に間欠的に高い流体圧を作
用させて上記スピンドルを衝撃的に回転させるようにし
たトルクレンチにおいて、上記スピンドルの外周面のう
ち上記第1,第2のブレードで仕切られた一方の側に1
個のランドを設けるとともに、上記外周面の他方の側に
スプリングで半径方向外向きに付勢され、かつ、上記回
転ケースの端面に設けられた環状のスピンドル保持部に
係止されて上記半径方向の位置が上記外周面を越えない
ように規制される第3のブレードを設け、上記回転ケー
スの上記室の内周面に、この回転ケースが上記スピンド
ルに対して特定の回転角にきたとき上記スピンドルのラ
ンド,第1,第2のブレードにそれぞれ摺接する3個のラ
ンドと、上記スピンドル外周面から半径方向に離間した
位置で上記第3のブレードに対向する追加のランドとを
設け、上記回転ケースの端面の上記スピンドル保持部
に、上記回転ケースが上記スピンドルに対して上記特定
の回転角にきたとき上記第3のブレードの上記半径方向
外向きの動きを許容して上記追加のランドに摺接させる
偏心部を設けたことを特徴としている。
【0007】
【作用】回転ケースが回転してスピンドルに対して特定
の回転角にきたとき、この回転ケースの室内の3個のラ
ンドがスピンドルのランド,第1,第2のブレードにそれ
ぞれ摺接する。同時に、上記室内の追加のランドがスピ
ンドル外周面から半径方向に離間した位置で第3のブレ
ードに対向する。この特定の回転角では、上記第3のブ
レードは、上記回転ケースの端面のスピンドル保持部に
設けられた偏心部によって半径方向外向きの動きが許容
されて、上記追加のランドに摺接する。したがって、上
記室内の流体の流れが塞き止められて流体圧が瞬間的に
上昇し、この結果、上記第1,第2のブレードに大きな
力が与えられて、スピンドルに衝撃的なトルク(打撃)が
発生する。この打撃発生後、上記回転ケースがさらに半
回転した時点で、回転ケース側のランドとスピンドル側
の第1,第2のブレードとが再び摺接する状態になる。
このとき、上記第3のブレードは、上記スピンドル保持
部に係止されてスピンドル外周面を越えないように半径
方向の位置が規制される。この結果、上記第3のブレー
ドと回転ケース側のランド(第3のブレードと対向する
位置にきたもの)との間に半径方向の隙間が生じる。同
時に、軸心の反対側の箇所では、スピンドルのランド
と、これに対向する位置にきているライナー側の追加の
ランドとの間に半径方向の隙間が生じる(追加のランド
はスピンドル外周面から離間した位置に設けられている
からである。)。この結果、上記室内の流体は塞き止め
られることなく、上記隙間を通して流れる。したがっ
て、上記打撃発生後、回転ケースが半回転した時点で、
スピンドルに打撃が発生することはない。つまり、この
トルクレンチでは、上記回転ケースの1回転につき1回
だけ打撃が発生することになる。したがって、上記回転
ケースを回転させるためのエアモータ等の駆動部に対し
て、大きな負担をかけることがない。
【0008】しかも、上記回転ケース側の4つのランド
は、上記室の内周面に90度毎の角度で設ければ良い。
すなわち、図6に示した従来のものと異なり、ランドを
加工するとき微妙な位置ぎめをする必要がない。したが
って、容易に製造される。
【0009】
【実施例】以下、この発明のトルクレンチを図示の実施
例によって詳細に説明する。
【0010】図1に示すように、このトルクレンチは、
ケーシング3内に収納したエアモータ部1と、パルス発
生部2を備えている。パルス発生部2は、ケーシング5
内に収納されハウジング6と、 回転ケースとしてのラ
イナー7と、スピンドル9と、第1のブレード10と、
第2のブレード 11と、図2中に示す第3のブレード
60により大略構成されている(図2は、図1に対して
ライナー7およびスピンドル9が90度回転した状態を
示している。)。
【0011】上記エアモータ部1のロータ13の凹部1
3aにはトップキャップ14の凸部14aが嵌合して保持
されている。上記トップキャップ14の外端面14b
に、上記ライナー7の一端面7aを当接し、また、上記
ライナー7の他端面7bにボトムキャップ15を当接し
て一体と成し、上記一体となったトップキャップ14、
ライナー7およびボトムキャップ15を上記ハウジング
6内に嵌入する。さらに、上記ハウジング6の雌ねじ6
aにハウジングナット17の雄ねじ17aを螺合して締付
けることにより、上記ハウジング6の端面の半径方向の
凸部6bと上記ハウジングナット17とによって上記ト
ップキャップ14,ライナー7およびボトムキャップ1
5を固定している。したがって、上記エアモータ部1に
エアを供給して上記ロータ13を駆動することにより、
上記ライナー7が上記ケーシング5に対して回転され
る。
【0012】また、上記トップキャップ14の中央凹部
14cに上記スピンドル9の一端9aが回転自在に嵌合し
ており、また、スピンドル9の他端9bは上記ボトムキ
ャップ15の円筒部15aに回転自在に嵌合している。
すなわち、スピンドル保持部としての中央凹部14cと
円筒部15aとで、ライナー7と軸心を同一にした状態
でスピンドル9を保持している。そして、上記エアモー
タ部1にエアを供給して上記ロータ13を駆動すること
により、後に詳述するように上記パルス発生部2でスピ
ンドル9を衝撃的に回転させるようにしている。上記ス
ピンドル9の先端は、ケーシング5外に突出して、締付
具等を連結するようにしている。
【0013】図4(a)に示すように、上記ライナー7は
内部に断面まゆ状のオイル収納用キャビティ18を軸方
向に貫通しており、上記キャビティ18は上記ライナー
7の軸心に対して一方向に偏心した中心を有する円筒状
の室18aと、上記室18aの中心の上記ライナー7の軸
心に対して対称位置に中心を有する円筒状の室18bと
からなる。上記キャビティ18内に嵌合したスピンドル
9には、平行なスプリング19,21(図1参照)で半径
方向外向きに付勢された上記第1のブレード10,第2
のブレード11を設けている。上記ブレード10,11
の先端が室18aおよび室18bの円弧23,25上を回
転するにつれてブレード10,11がスピンドル9に対
して出入りするようにしている。また、スピンドル9の
外周面30のうちブレード10,11で仕切られた片側
に第3のブレード60を設けている。この第3のブレー
ド60は、図2に示すように、スプリング61,62で
半径方向外側に付勢されている。また、第3のブレード
60のトップキャップ14側,ボトムキャップ15側に
は一対のピン63,63が設けられており、このピン6
3,63は、上記トップキャップの中央凹部14c,ボト
ムキャップ15の円筒部15aにそれぞれ係止されてい
る。この結果、図4(a),(b)乃至図5(a),(b)に示すよう
に、ライナー7の通常の回転角では、第3のブレード6
0の先端はスピンドル9の外周面30を越えないように
規制されている。ただし、上記トップキャップの中央凹
部14c,ボトムキャップ15の円筒部15aには、半径
方向外向きに湾曲した偏心部65が設けられている。し
たがって、ライナー7が特定の回転角(図3(a)の状態)
にきたとき、上記第3ブレード60の半径方向外向きの
動きが許容される。また、上記スピンドル9には、ブレ
ード60と反対の側に外周面30の一部を切り欠くこと
により、ランド27を設けている。なお、上記ブレード
10,11用の溝26、ブレード60用の溝66は、スピ
ンドル9の軸心を通る平面に沿って形成している。
【0014】図3(a)に示すように、上記ライナー7内
のキャビティ18の内周面には、室18aの内壁と室1
8bの内壁との交わる位置に、上記スピンドル9のラン
ド27と摺接するランド35を設け、一方、上記ランド
27とランド35とが摺接しているときに、上記ランド
35の軸心に対して反対側に、上記スピンドル外周面3
0から半径方向に離間して上記ブレード60と対向する
(実際には摺接する)追加のランド37を設けている。上
記ライナー7のランド35,37の内面は、スピンドル
9の外周面30との同じ曲率の円弧に形成している。し
たがって、上記スピンドル9のランド27,ブレード6
0と上記ライナー7のランド35,37とは、密着して
摺接し、室18a,18b内のオイルをシールする。また、
上記ランド27,ブレード60と上記ランド35,37と
が摺接しているとき、上記ブレード10,11が室18a
の内壁または室18bの内壁に摺接する位置にランド3
9,41を設けている。したがって、上記ライナー7が
スピンドル9に対して図3(a)に示す特定の回転角にき
たときに、ブレード10,11とランド39,41とが密
着して摺接し、ランド27,ブレード60とランド35,
37,38とが密着して摺接することにより、上記室18
a,18bをそれぞれ分割する。また、上記ライナー7の
内壁にはキャビティ内部のオイルが移動するための凹部
48,49,50および51を設けている。53はリリー
フ弁である。
【0015】上記構成のトルクレンチは次のように作動
する。
【0016】まず、スピンドル9に負荷のないときは、
スピンドル9は、ライナー7のキャビティ内周面とブレ
ード10,11との抵抗などにより、ライナー7等とと
もに回転する。そして、上記スピンドル9が負荷の状態
になったとき、すなわち、ボルト締付等を行うとき、ス
ピンドル9は停止しようとするが、ライナー7は図1,
2に示したエアモータ部1の力で回転しつづける。
【0017】図3〜図5によりライナー7の1回転にお
けるパルス発生の1サイクルを説明する。
【0018】図5(a)〜(b)は、パルス発生前の状態であ
り、ライナー7が矢印の方向に回り、ライナー7のラン
ド35がスピンドル9のブレード11の先端からランド
27に、ライナー7のランド37がスピンドル9のブレ
ード10の先端からブレード60に夫々近づくところを
示している。このとき、ライナー7のキャビティ18の
室18a,18bのオイルは、それぞれライナー内周面の
凹部49,51を通って、同図(b)中に矢印で示すように
移動する。このとき、ブレード60はピン63がトップ
キャップ14の中央凹部14c(およびボトムキャップ1
5の円筒部15a)に係止されているので、スピンドル外
周面30の内側に没入している。
【0019】図3(a)は、さらにライナー7が回転し
て、ライナー7のランド35,39,41がスピンドル9
のランド27,ブレード10,11の先端に夫々完全に接
触した状態を示している。また、ライナー7がスピンド
ル9に対してこの回転角になったときは、ブレード60
は偏心部65によって半径方向外向きの動きが許容され
る。そして、対向する位置にきているライナー7のラン
ド37に接触する。このとき、室18a,18b内で上述
のオイルの流れが急激に停止させられるため、オイルの
慣性によって、図においてブレード10の上側面および
ブレード11の下側面に瞬間的に大きな力が加わる。こ
の結果、スピンドル9に衝撃的なトルク(打撃)が発生し
て、ボルト等の締付けを行うことができる。
【0020】この打撃発生後、ライナー7がさらに回転
して図3(b)の状態から図4(a)に示す状態となる。図4
(a)は、ライナー7のランド35,37がブレード10,
11の先端に完全に接触した状態を示している。このと
き、キャビティ18内のオイルの流れが急激に塞き止め
られ、上記スピンドル9に仕切られた2室のうち室18
bの図中左側と室18aの図中右側のオイルの圧力が瞬間
的に上昇(パルス発生)する。しかし、このオイルの圧力
をスピンドルに伝える2枚のブレード10,11は、こ
のとき、ライナー7の内壁によって上記スピンドル9内
に没入しているのでスピンドル9にオイルの圧力が伝え
られず、スピンドル9は回転しない。
【0021】図4(b)は同図(a)の状態からさらに90度
回転した状態した状態を示している。この状態は締付け
トルクが得られる図3(a)の状態から180度回転した
逆の状態であり、ライナー7のランド41,39がスピ
ンドル9側のブレード10,11とそれぞれ摺接する。
しかし、ブレード60はピン63がトップキャップ14
の中央凹部14c(およびボトムキャップ15の円筒部1
5a)に係止されているので、スピンドル外周面30の内
側に没入している。この結果、上記ブレード60とライ
ナー7側のランド35との間に半径方向の隙間δ1が生
じる。同時に、軸心の反対側の箇所では、スピンドル9
のランド27と、これに対向する位置にきているライナ
ー7のランド37との間に半径方向の隙間δ2が生じる
(ランド37はスピンドル外周面30から半径方向に離
間した位置に設けられているからである。)。この結
果、上記室18内のオイルは塞き止められることなく、
上記隙間δ1,δ2を通して流れる。したがって、上記
打撃発生後、ライナー7が半回転した時点で、スピンド
ル9に打撃が発生することはない。つまり、このトルク
レンチでは、ライナー7の1回転につき1回だけ打撃を
発生することができる。したがって、図1,2に示した
ハウジング6やライナー7などを回転させるために、エ
アモータ部1に対して、大きな負担をかけることがな
い。
【0022】なお、図4(b)の状態からライナー7がさ
らに90度回転して図5(a)に示す状態になったとき、
図4(a)と同じようにパルスは発生するが、ブレード1
0,11が没入しているためオイルの圧力はスピンドル
9に伝えられず、スピンドル9は回転しない。
【0023】以上のような作動を繰返すことによって、
スピンドル9に2枚のブレード10,11で大きなパル
ス状のトルクを与え、ソケット等の締付具を介してボル
ト・ナットを締付けることができる。
【0024】しかも、上記ライナー7の内周面の4つの
ランド35,37,39,41は、上記室18の内周面に
90度毎の角度で設ければ良い。すなわち、図6に示し
た従来のものと異なり、ランドを加工するとき微妙な位
置ぎめをする必要がない。したがって、このトルクレン
チは容易に製造することができる。
【0025】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明のト
ルクレンチは、スピンドルの外周面のうち第1,第2の
ブレードで仕切られた一方の側に1個のランドを設ける
とともに、上記外周面の他方の側にスプリングで半径方
向外向きに付勢され、かつ、回転ケースの端面に設けら
れた環状のスピンドル保持部に係止されて上記半径方向
の位置が上記外周面を越えないように規制される第3の
ブレードを設け、上記回転ケースの内周面に、この回転
ケースが上記スピンドルに対して特定の回転角にきたと
き上記スピンドルのランド,第1,第2のブレードにそれ
ぞれ摺接する3個のランドと、上記スピンドル外周面か
ら半径方向に離間した位置で上記第3のブレードに対向
する追加のランドとを設け、上記回転ケースの端面の上
記スピンドル保持部に、上記回転ケースが上記スピンド
ルに対して上記特定の回転角にきたとき上記第3のブレ
ードの上記半径方向外向きの動きを許容して上記追加の
ランドに摺接させる偏心部を設けているので、上記特定
の回転角で上記スピンドル側のランド,第1,第2および
第3のブレードと上記回転ケース側の4つのランドとを
夫々摺接してスピンドルに衝撃的なトルク(打撃)を与え
ることができる。しかも、打撃発生後、上記回転ケース
が上記スピンドルに対してさらに半回転した時点で、上
記スピンドル側のランド,第3のブレードと、上記回転
ケース側の相対するランドとの間にそれぞれ隙間を生じ
させて、打撃が生じないようにできる。したがって、回
転ケースの1回転につきスピンドルに1回の打撃を得る
ことができ、上記回転ケースを駆動する駆動部のパワー
アップを図ることなく、1枚のブレードの場合よりも大
きなパルス状のトルクを得ることができる。
【0026】しかも、上記回転ケースの内周面の4つの
ランドは上記室の内周面に90度毎の角度で設ければ良
く、微妙な位置ぎめを要しない。したがって、このトル
クレンチは容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例のトルクレンチのパルス
発生部を示す図である。
【図2】 この発明の一実施例のトルクレンチのパルス
発生部を示す図である。
【図3】 作動状態にある上記パルス発生部の断面を示
す図である。
【図4】 作動状態にある上記パルス発生部の断面を示
す図である。
【図5】 作動状態にある上記パルス発生部の断面を示
す図である。
【図6】 従来のトルクレンチの断面を示す図である。
【符号の説明】
1 エアモータ部 2 パルス発生部 7 ライナー 9 スピンドル 10,11,60 ブレード 27,35,37,39,41 ランド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略円筒状をなし、流体で満たされた断面
    まゆ状の室を有する回転ケースを備え、上記回転ケース
    の上記室内に、軸の回りに回転可能なスピンドルを嵌合
    し、このスピンドルの軸心を通る平面上に、スプリング
    で半径方向外向きに付勢され、かつ、上記室の内周面に
    よって上記半径方向の位置が規制される第1,第2のブ
    レードを配置して、上記回転ケースの回転で上記スピン
    ドルおよびブレードの片面に間欠的に高い流体圧を作用
    させて上記スピンドルを衝撃的に回転させるようにした
    トルクレンチにおいて、 上記スピンドルの外周面のうち上記第1,第2のブレー
    ドで仕切られた一方の側に1個のランドを設けるととも
    に、上記外周面の他方の側にスプリングで半径方向外向
    きに付勢され、かつ、上記回転ケースの端面に設けられ
    た環状のスピンドル保持部に係止されて上記半径方向の
    位置が上記外周面を越えないように規制される第3のブ
    レードを設け、 上記回転ケースの上記室の内周面に、この回転ケースが
    上記スピンドルに対して特定の回転角にきたとき上記ス
    ピンドルのランド,第1,第2のブレードにそれぞれ摺接
    する3個のランドと、上記スピンドル外周面から半径方
    向に離間した位置で上記第3のブレードに対向する追加
    のランドとを設け、 上記回転ケースの端面の上記スピンドル保持部に、上記
    回転ケースが上記スピンドルに対して上記特定の回転角
    にきたとき上記第3のブレードの上記半径方向外向きの
    動きを許容して上記追加のランドに摺接させる偏心部を
    設けたことを特徴とするトルクレンチ。
JP5012438A 1993-01-28 1993-01-28 トルクレンチ Expired - Fee Related JP2525111B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5012438A JP2525111B2 (ja) 1993-01-28 1993-01-28 トルクレンチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5012438A JP2525111B2 (ja) 1993-01-28 1993-01-28 トルクレンチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06226652A true JPH06226652A (ja) 1994-08-16
JP2525111B2 JP2525111B2 (ja) 1996-08-14

Family

ID=11805313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5012438A Expired - Fee Related JP2525111B2 (ja) 1993-01-28 1993-01-28 トルクレンチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2525111B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0219477U (ja) * 1988-07-25 1990-02-08

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0219477U (ja) * 1988-07-25 1990-02-08

Also Published As

Publication number Publication date
JP2525111B2 (ja) 1996-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4553948A (en) Oil pressure type pneumatic torque wrench
JP4008865B2 (ja) 締付具
US12053862B2 (en) Rotary impact tool
US4967852A (en) Oil pressure type impulse torque generator for wrench
US6782956B1 (en) Drive system having an inertial valve
US3210960A (en) Centrifugal type impulse tool
JP2525111B2 (ja) トルクレンチ
JP5412956B2 (ja) オイルパルス工具
JPH0825240A (ja) トルクレンチ
US3212294A (en) Cam type impulse tool
JP2509216Y2 (ja) トルクコントロ―ルレンチの圧力検出装置
US3212295A (en) Axial piston type impulse tool
JPH0627341Y2 (ja) 油圧式トルクレンチ
JPS6389271A (ja) 衝撃工具
JP2000087909A (ja) 旋回動作を行うシリンダ装置
JPH0448588B2 (ja)
KR900009321Y1 (ko) 유압식 펄스렌치
JPH07132887A (ja) 舵取機用アクチュエーター
JPH0337898Y2 (ja)
JP2558583B2 (ja) トルクコントロールレンチにおける駆動時のトルク飛び跳ね吸収装置
WO2023085199A1 (ja) 作業機
US3212293A (en) Centrifugal type impulse tool
JP3127312B2 (ja) 油圧式トルクレンチ
JPH04360776A (ja) 2ブレード式インパルスレンチ
KR920004671B1 (ko) 임펄스 렌치

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080531

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090531

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100531

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110531

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 16

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120531

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees