JPH06227138A - 光記録ディスク - Google Patents

光記録ディスク

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JPH06227138A
JPH06227138A JP5042127A JP4212793A JPH06227138A JP H06227138 A JPH06227138 A JP H06227138A JP 5042127 A JP5042127 A JP 5042127A JP 4212793 A JP4212793 A JP 4212793A JP H06227138 A JPH06227138 A JP H06227138A
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Yoshio Abe
好夫 阿部
Shiro Yamamiya
士郎 山宮
Seishichi Sasaki
誠七 佐々木
Noriyoshi Nanba
憲良 南波
Masahiro Shinkai
正博 新海
Sumiko Kitagawa
寿美子 北川
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TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 記録層に、化5に示されるテトラアザペンタ
メチンシアニン系色素を含有させた光記録ディスクとす
る。 【化5】 〔化5において、Y1 およびY2 は、それぞれ、炭素原
子および窒素原子とともに複素環を完成するのに必要な
原子群を表わし、Y1 またはY2 で完成される複素環骨
格は、それぞれ同一でも異なっていてもよい。R1 およ
びR2 は、それぞれ炭化水素基を表わし、これらはそれ
ぞれ同一でも異なっていてもよい。R3 は、水素原子ま
たは一価の基を表わす。X- は一価の陰イオンを表わ
す。〕 【効果】 再生劣化や光劣化を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、色素を主成分とする色
素膜からなる記録層を有する光記録ディスクに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量情報担持媒体として、追記
型や書き換え可能型などの各種光記録ディスクが注目さ
れている。
【0003】このような光記録ディスクのなかに、色素
を主成分とする色素膜を記録層として用いるものがあ
る。また、構造的には従来、汎用されている色素膜から
なる記録層上に空気層を設けたいわゆるエアーサンドイ
ッチ構造のものや、コンパクトディスク(CD)規格に
対応した再生が可能なものとして色素膜からなる記録層
に反射層を密着して設けた構造のものが提案されている
(日経エレクトロニクス1989年1月23日号,N
o.465,P107、社団法人近畿化学協会機能性色
素部会,1989年3月3日,大阪科学技術センター、
PROCEEDINGS SPIE-THE INTERNATIONAL SOCIETY FOR OPT
ICAL ENGINEERING VOL.1078 PP80-87,"OPTICAL DATA ST
ORAGE TOPICAL MEETING"17-19,JANUARY 1989 LOS ANGEL
ES等)。
【0004】このような記録層に用いる色素としては、
耐熱性、耐水性等の点から、インドレニン系シアニン色
素が好ましく用いられている(特開昭59−24692
号等)。
【0005】しかし、このようなインドレニン系シアニ
ン色素は、再生光の繰り返し照射による再生劣化や明室
保存下での光劣化が生じやすい欠点を有する。このた
め、色素と金属錯体クエンチャーとを混合して用いた
り、色素カチオンとクエンチャーアニオンとをイオン結
合させて結合体として用いることが提案されており、一
部実用化されている(特開昭59−59795号、同6
0−118748号、同60−118749号等)。
【0006】しかし、このような方法では金属錯体クエ
ンチャーあるいは結合体の溶解性が十分でないなどの欠
点がある。また、混合物として用いたとき、例えばビス
(フェニレンジチオール)系のNi錯体では、これ自体
の吸収波長が700〜1000nmであり、色素の吸収に
影響を与え、反射率が低下し、再生出力の低下を招く問
題もある。
【0007】従って、それ自体で耐光性に優れた色素の
適用が望まれている。
【0008】なお、特開昭62−144997号公報に
は、ホルマザンニッケル錯体系光吸収色素を記録層に含
有させた光学記録体が開示されている。
【0009】上記公報に開示された色素は、耐光性に優
れるが、長波長側に吸収があるため、半導体レーザーの
波長で高反射にすることができず、CD規格に対応した
光記録ディスクの記録層には用いるのが適当でない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、再生
劣化や光劣化がなく耐光性に優れ、CD規格への対応が
可能な光記録ディスクを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(4)の本発明により達成される。 (1)基板上に色素を含有する色素膜からなる記録層を
有する光記録ディスクにおいて、前記色素膜は下記化2
で示されるテトラアザペンタメチンシアニン系色素を含
有する光記録ディスク。
【0012】
【化2】
【0013】〔化2において、Y1 およびY2 は、それ
ぞれ、炭素原子および窒素原子とともに複素環を完成す
るのに必要な原子群を表わし、Y1 またはY2 で完成さ
れる複素環骨格は、それぞれ同一でも異なっていてもよ
い。R1 およびR2 は、それぞれ、炭化水素基を表わ
し、これらはそれぞれ同一でも異なっていてもよい。R
3 は、水素原子または一価の基を表わす。X- は一価の
陰イオンを表わす。〕 (2)前記色素の吸収極大が600〜900nmである上
記(1)の光記録ディスク。 (3)前記基板はグルーブを有し、前記色素膜からなる
記録層上に密着して反射層を積層して構成され、記録光
を前記グルーブ部の前記記録層に照射して記録部を形成
し、再生光により再生を行なう上記(1)または(2)
の光記録ディスク。 (4)前記記録光および再生光はレーザー光である上記
(1)ないし(3)のいずれかの光記録ディスク。
【0014】
【具体的構成】以下、本発明の具体的構成について詳細
に説明する。本発明の光記録ディスクは、化2で示され
るテトラアザペンタメチンシアニン系色素を含有する色
素膜を記録層として有するものである。
【0015】化2の色素は、吸収極大が600〜900
nm、好ましくは600〜750nmであり、コンパクト・
ディスク(CD)規格に対応した光記録ディスクの記録
層に用いて適する。また、この色素は、耐光性に優れる
ため、媒体の再生光による劣化や明室保存による光劣化
を防止することができる。したがって、耐光性改善のた
めに、従来、インドレニン系シアニン色素などにおい
て、用いられていた金属錯体クエンチャーなどを用いる
必要がなくなり、これとの併用に伴なう弊害(例えば、
色素含有塗布液調製の際の溶解度の低下や反射率の低下
など)をなくすことができる。
【0016】化2について記す。化2において、Y1
よびY2 は、それぞれ、炭素原子および窒素原子ととも
に複素環を完成するのに必要な原子群を表わし、Y1
たはY2 で完成される複素環骨格は同一でも異なってい
てもよいが、合成上同一骨格であることが好ましい。こ
のような複素環骨格には、好ましくは、ベンゾチアゾー
ル骨格、チアゾール骨格、オキサゾール骨格、ベンゾオ
キサゾール骨格、ピリジン骨格、キノリン骨格、イミダ
ゾール骨格などが挙げられる。
【0017】Y1 またはY2 によって完成される複素環
は、置換可能な位置に置換基を有していてもよく、この
ような置換基にはハロゲン原子、アルキル基、アリール
基、アシル基、アミノ基等が挙げられる。
【0018】R1 およびR2 は、それぞれ炭化水素基を
表わし、これらは同一でも異なっていてもよい。炭化水
素基としては、アルキル基、シクロアルキル基等が挙げ
られる。アルキル基としては、炭素数1〜4のものが好
ましく、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等
がある。またシクロアルキル基としてはシクロヘキシル
基等が挙げられる。このものは、置換基を有していても
よく、このような置換基としてはハロゲン原子、アルキ
ル基、アリール基、エーテル基、エステル基、複素環基
等が挙げられる。なかでも、無置換のアルキル基が好ま
しく、特にはメチル基等が好ましい。
【0019】R3 は各々水素原子または一価の基を表わ
す。一価の基としては、置換もしくは無置換のアルキル
基、アリール基、エステル基、アシル基もしくは複素環
基が挙げられ、これらの一価の基のなかで置換可能なも
のは、置換基を有していてもよい。置換基を有する場合
の置換基としてはハロゲン原子、アルキル基、アリール
基、アルコキシ基、アミノ基、複素環基、ニトロ基等が
挙げられる。具体的には、アルキル基として、総炭素数
1〜11のメチル基、エチル基等;アリール基として、
フェニル基、p−クロルフェニル基、p−ニトロフェニ
ル基、p−ジメチルアミノフェニル基、ナフチル基等;
エステル基としてメトキシカルボニル基、エトキシカル
ボニル基、フェノキシカルボニル基、ナフトオキシカル
ボニル基、アリルオキシカルボニル基、シクロヘキシル
オキシカルボニル基等;アシル基としては、アセチル
基、プロピオノイル基、シクロヘキシルカルボニル基、
ベンゾイル基、ナフトイル基、アクリロイル基等;複素
環基としては、2−ピリジル基等がある。特に、R3
しては水素原子、アリール基(フェニル基、p−ニトロ
フェニル基、p−ジメチルアミノフェニル基等)などが
好ましい。
【0020】X- は一価の陰イオンを表わし、Cl
4 -、I- 、BF4 -、PF6 -、パラトルエンスルホン酸
イオンなどが挙げられる。
【0021】化2で示される色素のなかでも化3のもの
が好ましい。
【0022】
【化3】
【0023】化3において、R1 、R2 、R3 、X-
各々化2のものと同義である。R5およびR6 は、各々
水素原子または化2においてR3 で表わされる一価の基
と同様のものを表わし、R5 、R6 は水素原子が好まし
い。
【0024】化3において、R1 、R2 、R3 、R5
6 、X- が以下の組合わせであるものが好適である。
これらの化合物の吸収極大(λmax )を併記する。
【0025】例示化合物 1 2 3 5 6 - (1) CH3- CH3- H H H ClO4 -(λmax670nm) (2) CH3- CH3- C6H5- H H ClO4 -(λmax670nm) (3) CH3- CH3- p-NO2-C6H4- H H ClO4 -(λmax660nm) (4) CH3- CH3- p-(CH3)2N-C6H4- H H ClO4 -(λmax670nm)
【0026】化2の色素は公知のものであり、Liebigs,
Ann. Chem., 609, 172(1957) 、Liebigs, Ann. Chem.,
667, 72(1962)等の記載にしたがって、あるいはこれら
の記載に準じて合成することができる。
【0027】本発明においては、さらに耐光性を向上さ
せるために、記録層に、クエンチャーを含有させてもよ
い。
【0028】記録層は、色素および塗布溶媒である有機
溶剤、さらに場合によってはクエンチャーを含有する塗
布液を用い、この塗布液を回転する基板上に展開塗布す
るスピンコート法により形成されることが好ましい。記
録層形成のための塗布液に用いる有機溶剤としては、ケ
トアルコール系、ケトン系、エステル系、エーテル系、
セロソルブ系、芳香族系、ハロゲン化アルキル系等から
適宜選択すればよい。特に、ケトアルコール系(ジアセ
トンアルコールなど)、セロソルブ系(メチルセロソル
ブ、エチルセロソルブなど)を用いることが好ましく、
色素の溶解性を考慮して、ハロゲン化アルコール系、特
にフッ素化アルコール(2,2,2−トリフルオロエタ
ノール、2,2,3,3,3−ペンタフルオロ−1−プ
ロパノール、2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフル
オロ−1−ブタノール、2,2,3,3−テトラフルオ
ロ−1−プロパノール等)を用いることも好ましい。
【0029】スピンコート後、必要に応じて塗膜を乾燥
させる。このようにして形成される記録層の厚さは、目
的とする反射率などに応じて適宜設定されるものである
が、通常、1000〜3000A 程度である。
【0030】なお、塗布液における色素含有量は、2〜
15wt% 、好ましくは2〜10wt%とするのがよい。な
お、塗布液には適宜バインダー、分散剤、安定剤等、場
合によってはクエンチャーを含有させてもよい。
【0031】このような色素膜を記録層として基板上に
有する光記録ディスクとして、図1には、その一構成例
が示されている。図1は、部分断面図である。図1に示
される光記録ディスク1は、記録層上に反射層を密着し
て有するCD規格に対応した再生が可能な密着型光記録
ディスクである。図示のように、光記録ディスク1は、
基板2表面に前記のような色素を主成分とする記録層3
を有し、記録層3に密着して、反射層4、保護膜5を有
する。
【0032】基板2は、ディスク状のものであり、基板
2の裏面側からの記録および再生を可能とするために、
記録光および再生光(波長600〜900nm程度、特に
波長770〜900nm程度の半導体レーザー光、特に7
80nm)に対し、実質的に透明(好ましくは透過率88
%以上)な樹脂あるいはガラスを用いて形成するのがよ
い。また、大きさは、直径64〜200mm程度、厚さ
1.2mm程度のものとする。
【0033】基板2の記録層3形成面には、図1に示す
ように、トラッキング用のグルーブ23が形成される。
グルーブ23は、スパイラル状の連続型グルーブである
ことが好ましく、深さは0.1〜0.25μm 、幅は
0.35〜0.50μm 、グルーブピッチは1.5〜
1.7μm であることが好ましい。グルーブをこのよう
な構成とすることにより、グルーブ部の反射レベルを下
げることなく、良好なトラッキング信号を得ることがで
きる。特にグルーブ幅を0.35〜0.50μm に規制
することは重要であり、グルーブ幅を0.35μm 未満
とすると、十分な大きさのトラッキング信号が得られに
くく、記録時のトラッキングのわずかなオフセットによ
って、ジッターが大きくなりやすい。また0.50μm
をこえると、再生信号の波形歪みが生じやすく、クロス
トロークの増大の原因となる。
【0034】基板2は、材質的には、樹脂を用いること
が好ましく、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、ア
モルファスポリオレフィン、TPX、ポリスチレン系樹
脂等の各種熱可塑性樹脂が好適である。そして、このよ
うな樹脂を用いて射出成形等の公知の方法に従って製造
することができる。グルーブ23は、基板2の成形時に
形成することが好ましい。なお、基板2製造後に2P法
等によりグルーブ23を有する樹脂層を形成してもよ
い。また、場合によってはガラス基板を用いてもよい。
【0035】図1に示されるように、基板2に設層され
る記録層3は、前記の色素含有塗布液を用い、前記のよ
うに、好ましくはスピンコート法により形成されたもの
である。スピンコートは通常の条件に従い、内周から外
周にかけて、回転数を500〜5000rpm の間で調整
するなどして行なえばよい。
【0036】このようにして形成される記録層3の厚さ
は、乾燥膜厚で、500〜3000A (50〜300n
m)とすることが好ましい。この範囲外では反射率が低
下して、CD規格に対応した再生を行なうことが難しく
なる。この際、グルーブ23内の記録トラック内の記録
層3の膜厚を1000A (100nm)以上、特に150
0〜3000A (150〜300nm)とすると、変調度
がきわめて大きくなる。
【0037】このようにして形成される記録層3は、C
D信号を記録する場合、その記録光および再生光波長に
おける消衰係数(複素屈折率の虚部)kは、0.02〜
0.05であることが好ましい。kが0.02未満とな
ると記録層の吸収率が低下し、通常の記録パワーで記録
を行なうことが困難である。また、kが0.05を超え
ると、反射率が70%を下回ってしまい、CD規格によ
る再生を行なうことが困難である。また、記録層3の屈
折率(複素屈折率の実部)nは、2.0〜2.6とな
る。n<2.0では反射率が低下し、また再生信号が小
さくなり、CD規格による再生が困難となる傾向にあ
る。
【0038】図1に示されるように、記録層3上には、
直接密着して反射層4が設層される。反射層4として
は、Au、Cu等の高反射率金属ないし合金を用いるの
がよい。反射層4の厚さは500A 以上であることが好
ましく、蒸着、スパッタ等により設層すればよい。ま
た、厚さの上限に特に制限はないが、コスト、生産作業
時間等を考慮すると、1200A 程度以下であることが
好ましい。これにより、反射層4単独での反射率は、9
0%以上、媒体の未記録部の基板を通しての反射率は、
60%以上、特に70%以上が得られる。
【0039】図1に示されるように、反射層4上には、
保護膜5が設層される。保護膜5は、例えば紫外線硬化
樹脂等の各種樹脂材質から、通常は、0.5〜100μ
m 程度の厚さに設層すればよい。保護膜5は、層状であ
ってもシート状であってもよい。保護膜5は、スピンコ
ート、グラビア塗布、スプレーコート、ディッピング等
の通常の方法により形成すればよい。
【0040】本発明の光記録ディスクは、図示例のよう
な密着型の光記録ディスクに限らず、色素を含有する記
録層を有するものであれば、いずれであってもよい。こ
のようなものとしては、エアーサンドイッチ構造のピッ
ト形成型光記録ディスク等が挙げられ、本発明を適用す
ることによって、同様の効果が得られる。
【0041】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を示し、本発明
をさらに詳細に説明する。
【0042】実施例1 図1に示される構成の光記録ディスクサンプルNo. 1を
作製した。まず、直径120mm、厚さ1.2mmのポリカ
ーボネート樹脂基板上に、スピンコート法により色素を
含有する記録層を形成した。この記録層上に、反射層を
形成し、さらに、保護膜を形成した。
【0043】記録層3形成に用いた塗布液は、色素およ
び有機溶剤を含有するものであり、色素としては、例示
化合物(1)を用いた。色素の含有量は4wt% とした。
【0044】有機溶剤としては、2,2,3,3−テト
ラフルオロ−1−プロパノールを用いた。また、記録層
の厚さは200nmとした。反射層はAuとし、スパッタ
法により厚さ85nmに形成した。そして、この上に紫外
線硬化型のアクリル樹脂の保護膜(膜厚5μm )を形成
した。
【0045】上記サンプルNo. 1について、780nmで
の反射率を測定した。この結果、反射率は67%であ
り、CD規格を十分対応することがわかった。
【0046】さらに、サンプルNo. 1において反射層を
設けないサンプルを作製し、その初期透過率T0 を測定
し、8万ルックスのキセノンランプを10時間照射し
た。照射後の透過率Tを測定し、100−(T−T0
×100/T0 にて色素残存率を算出した。
【0047】この結果、色素残存率は99%であり、イ
ンドレニン系シアニン色素〔例えば、化4に示されるも
の〕の色素残存率が35%程度であるのに比較して格段
の向上がみられた。
【0048】
【化4】
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、CD規格に対応したも
のとすることができる。また、再生劣化や光劣化を防止
することができ、耐光性に優れたものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光記録ディスクの一例を示す部分断面
図である。
【符号の説明】
1 光記録ディスク 2 基板 23 グルーブ 3 記録層 4 反射層 5 保護膜
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】〔化2において、YおよびYは、それ
ぞれ、炭素原子および窒素原子とともに複素環を完成す
るのに必要な原子群を表わし、YまたはYで完成さ
れる複素環骨格は、それぞれ同一でも異なっていてもよ
い。RおよびRは、それぞれ、炭化水素基を表わ
し、これらはそれぞれ同一でも異なっていてもよい。R
は、水素原子または一価の基を表わす。Xは一価の
陰イオンを表わす。〕 (2)前記色素の吸収極大が600〜900nmである
上記(1)の光記録ディスク。 (3)前記基板はグルーブを有し、前記色素膜からなる
記録層上に密着して反射層を積層して構成され、記録光
を前記グルーブ部の前記記録層に照射して記録部を形成
し、再生光により再生を行なう上記(1)または(2)
の光記録ディスク。 (4)前記記録光および再生光はレーザー光である上記
(3)の光記録ディスク。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】さらに、サンプルNo.1において反射層
を設けないサンプルを作製し、その初期透過率Tを測
定し、8万ルックスのキセノンランプを10時間照射し
た。照射後の透過率Tを測定し、(100−T)×10
0/(100−T)にて色素残存率を算出した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 誠七 東京都中央区日本橋馬喰町一丁目7番6号 大日精化工業株式会社内 (72)発明者 南波 憲良 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 新海 正博 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内 (72)発明者 北川 寿美子 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 ティ ーディーケイ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に色素を含有する色素膜からなる
    記録層を有する光記録ディスクにおいて、 前記色素膜は下記化1で示されるテトラアザペンタメチ
    ンシアニン系色素を含有する光記録ディスク。 【化1】 〔化1において、Y1 およびY2 は、それぞれ、炭素原
    子および窒素原子とともに複素環を完成するのに必要な
    原子群を表わし、Y1 またはY2 で完成される複素環骨
    格は、それぞれ同一でも異なっていてもよい。R1 およ
    びR2 は、それぞれ、炭化水素基を表わし、これらはそ
    れぞれ同一でも異なっていてもよい。R3 は、水素原子
    または一価の基を表わす。X- は一価の陰イオンを表わ
    す。〕
  2. 【請求項2】 前記色素の吸収極大が600〜900nm
    である請求項1の光記録ディスク。
  3. 【請求項3】 前記基板はグルーブを有し、前記色素膜
    からなる記録層上に密着して反射層を積層して構成さ
    れ、記録光を前記グルーブ部の前記記録層に照射して記
    録部を形成し、再生光により再生を行なう請求項1また
    は2の光記録ディスク。
  4. 【請求項4】 前記記録光および再生光はレーザー光で
    ある請求項1ないし3のいずれかの光記録ディスク。
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