JPH0622743A - 細胞移動機構 - Google Patents
細胞移動機構Info
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- JPH0622743A JPH0622743A JP24117691A JP24117691A JPH0622743A JP H0622743 A JPH0622743 A JP H0622743A JP 24117691 A JP24117691 A JP 24117691A JP 24117691 A JP24117691 A JP 24117691A JP H0622743 A JPH0622743 A JP H0622743A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M35/00—Means for application of stress for stimulating the growth of microorganisms or the generation of fermentation or metabolic products; Means for electroporation or cell fusion
- C12M35/02—Electrical or electromagnetic means, e.g. for electroporation or for cell fusion
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶液中に単離した状態で含まれる細胞を、任
意の方向及び位置へ自動的且つ非接触で移動することが
できる細胞移動装置を提供する。 【構成】 上記細胞を含む溶液を入れるチャンバ内に、
電歪素子で駆動される平板を内在し、該電歪素子に非対
称波形の電圧を印加することで平板を往復移動させるこ
とにより、細胞を任意の方向及び位置へ移動させる様に
した。
意の方向及び位置へ自動的且つ非接触で移動することが
できる細胞移動装置を提供する。 【構成】 上記細胞を含む溶液を入れるチャンバ内に、
電歪素子で駆動される平板を内在し、該電歪素子に非対
称波形の電圧を印加することで平板を往復移動させるこ
とにより、細胞を任意の方向及び位置へ移動させる様に
した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単離して液相中に含ま
れ、容器底面に沈降している細胞を、容器底面の所定の
位置または希望する位置に移動させることにより、細胞
を個別にピックアップする等の操作を可能にする細胞移
動装置に関する。
れ、容器底面に沈降している細胞を、容器底面の所定の
位置または希望する位置に移動させることにより、細胞
を個別にピックアップする等の操作を可能にする細胞移
動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】所謂バイオテクノロジーの分野におい
て、細胞融合等による新品種の植物を育成する技術が開
発されてきた。この様な分野においては、液相中に単離
した状態の極めて微小の細胞を扱うことから、種々の技
術的困難が指摘されていた。従来、この様な細胞を扱う
手段として、図9に示す様なマイクロマニピュレータを
使用するものが知られている。
て、細胞融合等による新品種の植物を育成する技術が開
発されてきた。この様な分野においては、液相中に単離
した状態の極めて微小の細胞を扱うことから、種々の技
術的困難が指摘されていた。従来、この様な細胞を扱う
手段として、図9に示す様なマイクロマニピュレータを
使用するものが知られている。
【0003】図9において、顕微鏡の支軸1に支持され
た可動台2にシャーレ3を載置し、シャーレ3内に単離
した細胞を含む溶液4を入れ、支軸1の上部に設けられ
ている高倍率の光学系(図示せず)で細胞を視認する様
になっている。更に、顕微鏡の一端にマイクロマニピュ
レータ5が設けられ、操作機構6によってマイクロマニ
ピュレータ5を前後方向(長手方向)a、上下方向b、
左右方向cに移動可能であり、更に軸にそって任意の角
度θに回転できる様になっている。
た可動台2にシャーレ3を載置し、シャーレ3内に単離
した細胞を含む溶液4を入れ、支軸1の上部に設けられ
ている高倍率の光学系(図示せず)で細胞を視認する様
になっている。更に、顕微鏡の一端にマイクロマニピュ
レータ5が設けられ、操作機構6によってマイクロマニ
ピュレータ5を前後方向(長手方向)a、上下方向b、
左右方向cに移動可能であり、更に軸にそって任意の角
度θに回転できる様になっている。
【0004】マイクロマニピュレータ5の先端には、図
10に示す様に、火炎中でガラス管を高温加熱しながら
引っぱることで形成された極めて細いガラス細管7が取
り付けられており、ガラス細管7の終端部に吸引ポンプ
や注射器等の吸引手段が接続されている。そして、人間
が顕微鏡で適宜の細胞を見つけ、操作機構6の操作でガ
ラス管7の先端をその細胞に近づけると、該先端開口部
の負圧による吸引力で細胞を吸着することができ、こう
した操作によって細胞の採取・移動を行なっていた。
10に示す様に、火炎中でガラス管を高温加熱しながら
引っぱることで形成された極めて細いガラス細管7が取
り付けられており、ガラス細管7の終端部に吸引ポンプ
や注射器等の吸引手段が接続されている。そして、人間
が顕微鏡で適宜の細胞を見つけ、操作機構6の操作でガ
ラス管7の先端をその細胞に近づけると、該先端開口部
の負圧による吸引力で細胞を吸着することができ、こう
した操作によって細胞の採取・移動を行なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な従来の細胞移動装置にあっては、マイクロマニピュレ
ータの先端に取り付けられる細いガラス細管は、わずか
の衝撃で破損することから取扱いが煩雑であり、又、顕
微鏡を操作しながらマイクロマニピュレータの先端部分
を細胞に近づける等の操作は極めて高度の熟練を必要と
し、1回の採取操作を行なうのに長時間を要する等の問
題があった。
な従来の細胞移動装置にあっては、マイクロマニピュレ
ータの先端に取り付けられる細いガラス細管は、わずか
の衝撃で破損することから取扱いが煩雑であり、又、顕
微鏡を操作しながらマイクロマニピュレータの先端部分
を細胞に近づける等の操作は極めて高度の熟練を必要と
し、1回の採取操作を行なうのに長時間を要する等の問
題があった。
【0006】更に、この様な熟練を要する手作業である
ため、操作効率が悪くなるのに加えて、生命細胞の迅速
な処理と大量の試料を処理することが極めて困難となっ
ていた。更に、上記ガラス細管による吸引で細胞を吸着
・採取するため、吸引による物理的外力で細胞が破損し
易い等の問題もあった。
ため、操作効率が悪くなるのに加えて、生命細胞の迅速
な処理と大量の試料を処理することが極めて困難となっ
ていた。更に、上記ガラス細管による吸引で細胞を吸着
・採取するため、吸引による物理的外力で細胞が破損し
易い等の問題もあった。
【0007】本発明はこの様な従来の問題点に鑑みて成
されたものであり、溶液中に単離した状態で含まれる細
胞を大量に適宜の方向へ移動・採取することのできる細
胞移動装置を提供することを目的とする。
されたものであり、溶液中に単離した状態で含まれる細
胞を大量に適宜の方向へ移動・採取することのできる細
胞移動装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この様な目的を達成する
ために本発明は、電歪素子で駆動される平板をチャンバ
内に設け、電歪素子に非対称波形の電圧を印加して駆動
することで、平板の往方向への移動速度と復方向への移
動速度を異ならせることで、チャンバ内の溶液中に含ま
れる細胞を、任意の方向及び位置へ移動させる様にし
た。
ために本発明は、電歪素子で駆動される平板をチャンバ
内に設け、電歪素子に非対称波形の電圧を印加して駆動
することで、平板の往方向への移動速度と復方向への移
動速度を異ならせることで、チャンバ内の溶液中に含ま
れる細胞を、任意の方向及び位置へ移動させる様にし
た。
【0009】
【作用】この様な構成を有する本発明の細胞移動装置に
よれば、平板の往方向への移動速度と、復方向への移動
速度が異なるので、その速度差によって平板による細胞
の移動量の差を生じることとなり、次第に該差による方
向へ細胞を破損することなく移動させることができる。
よれば、平板の往方向への移動速度と、復方向への移動
速度が異なるので、その速度差によって平板による細胞
の移動量の差を生じることとなり、次第に該差による方
向へ細胞を破損することなく移動させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明による細胞移動装置の一実施例
を図面と共に説明する。図1は当該装置を上方から見た
場合の平面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図
1のB−B線断面を有する斜視図である。まず構成を述
べると、8は装置のケーシングであり、チャンバ9が一
体成形等によって形成されている。チャンバ9の一側端
には第1の電歪素子11が固着され、該一側端して直角
な他側端には第2の電歪素子12が固着されている。
を図面と共に説明する。図1は当該装置を上方から見た
場合の平面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図
1のB−B線断面を有する斜視図である。まず構成を述
べると、8は装置のケーシングであり、チャンバ9が一
体成形等によって形成されている。チャンバ9の一側端
には第1の電歪素子11が固着され、該一側端して直角
な他側端には第2の電歪素子12が固着されている。
【0011】13はチャンバ9の底面に配置される平板
であり、一側端が第1の電歪素子11の一端に固着し、
該側端と直角な他の側端が第2の電歪素子12の一端に
固着している。即ち、平板13は、第1,第2の電歪素
子11,12を介してチャンバ9の側端に支持されてい
る。14は、第1の電歪素子11を駆動するための駆動
電圧V1を出力する駆動回路、15は第2の電歪素子1
2を駆動するための駆動電圧V2を出力する駆動回路で
ある。
であり、一側端が第1の電歪素子11の一端に固着し、
該側端と直角な他の側端が第2の電歪素子12の一端に
固着している。即ち、平板13は、第1,第2の電歪素
子11,12を介してチャンバ9の側端に支持されてい
る。14は、第1の電歪素子11を駆動するための駆動
電圧V1を出力する駆動回路、15は第2の電歪素子1
2を駆動するための駆動電圧V2を出力する駆動回路で
ある。
【0012】16はチャンバ9上に設けられるビデオカ
メラであり、チャンバ9内を監視するためにある。17
はビデオカメラ16による撮影を最適露光に設定するた
めの照明灯である。18は、この装置全体の動作を制御
するための制御回路であり、ビデオカメラ16からの映
像信号AVを受信して、後述する細胞の移動処理情況を
監視したり、駆動回路14,15の動作を制御するため
の制御信号Sを出力する。尚、制御回路18は、マイク
ロプロセッサ等の演算手段を備え、プログラムによる自
動制御を行うようになっている。
メラであり、チャンバ9内を監視するためにある。17
はビデオカメラ16による撮影を最適露光に設定するた
めの照明灯である。18は、この装置全体の動作を制御
するための制御回路であり、ビデオカメラ16からの映
像信号AVを受信して、後述する細胞の移動処理情況を
監視したり、駆動回路14,15の動作を制御するため
の制御信号Sを出力する。尚、制御回路18は、マイク
ロプロセッサ等の演算手段を備え、プログラムによる自
動制御を行うようになっている。
【0013】又、第1の電歪素子11は交播電圧V1が
供給されると、その交播電圧V1の周波数及び波形に応
じて平板13側(X方向)へ変形動作し、第2の電歪素
子12は交播電圧V2の周波数及び波形に応じて平板1
3側(Y方向)へ変形動作する。したがって、電圧V
1,V2の周波数及び波形を制御することによって、平
板13をX方向やY方向、あるいはその間の任意の方向
へ振動させることができる様になっている。
供給されると、その交播電圧V1の周波数及び波形に応
じて平板13側(X方向)へ変形動作し、第2の電歪素
子12は交播電圧V2の周波数及び波形に応じて平板1
3側(Y方向)へ変形動作する。したがって、電圧V
1,V2の周波数及び波形を制御することによって、平
板13をX方向やY方向、あるいはその間の任意の方向
へ振動させることができる様になっている。
【0014】次にかかる構成のこの実施例の動作を説明
する。まず、チャンバ9内に、単離した細胞群を含む溶
液を入れる。そして、細胞群が平板13上に沈降したこ
とを確認して、装置を越動させる。図4は駆動回路14
から第1の電歪素子11に印加する電圧V1の波形を示
し、各周期Tnの前半の立ち上がり期間Anが短く、後
半の立ち下がり期間Bnが長い、非対称の三角形となっ
ており、周期Tn毎に連続してこの電圧V1が第1の電
歪素子11に印加する。
する。まず、チャンバ9内に、単離した細胞群を含む溶
液を入れる。そして、細胞群が平板13上に沈降したこ
とを確認して、装置を越動させる。図4は駆動回路14
から第1の電歪素子11に印加する電圧V1の波形を示
し、各周期Tnの前半の立ち上がり期間Anが短く、後
半の立ち下がり期間Bnが長い、非対称の三角形となっ
ており、周期Tn毎に連続してこの電圧V1が第1の電
歪素子11に印加する。
【0015】そして、第1の電歪素子11は、期間An
において高速に伸長することにより平板13をXの方向
へ高速に移動させ、期間Bnにおいて低速に縮少するこ
とにより平板13を逆方向へ低速で引き戻す動作を繰り
返す。この結果、平板13の底面に沈降している細胞群
は、期間Anにおける平板13の高速移動に追従するこ
とができないために、ほとんど元の位置にとどまること
となり、次の期間Bnにおいて、平板13が低速で戻る
と細胞群は平板13の底面との接触摩擦によって一緒に
移動する。そして、この動作を連続して行うことによ
り、細胞群を次第に第1の電歪素子11側へ移動させる
ことができる。
において高速に伸長することにより平板13をXの方向
へ高速に移動させ、期間Bnにおいて低速に縮少するこ
とにより平板13を逆方向へ低速で引き戻す動作を繰り
返す。この結果、平板13の底面に沈降している細胞群
は、期間Anにおける平板13の高速移動に追従するこ
とができないために、ほとんど元の位置にとどまること
となり、次の期間Bnにおいて、平板13が低速で戻る
と細胞群は平板13の底面との接触摩擦によって一緒に
移動する。そして、この動作を連続して行うことによ
り、細胞群を次第に第1の電歪素子11側へ移動させる
ことができる。
【0016】図5は、電圧V1の他の波形を示す。この
波形の電圧V1を第1の電歪素子11に印加すると、図
4に示す波形の電圧V1とは逆の効果が得られる。即
ち、周期Tnの前半の期間Anでは電圧が低速で上昇
し、後半の期間Bnでは高速で降下する。したがって期
間Anでは平板13が低速で移動することにより細胞群
も同方向へ追従して移動し、期間Bnでは平板13が高
速で戻ることにより、細胞群は自身の慣性によって追従
できず、この繰り返し動作によって細胞群は次第に第1
の電歪素子11から離れる様に移動する。
波形の電圧V1を第1の電歪素子11に印加すると、図
4に示す波形の電圧V1とは逆の効果が得られる。即
ち、周期Tnの前半の期間Anでは電圧が低速で上昇
し、後半の期間Bnでは高速で降下する。したがって期
間Anでは平板13が低速で移動することにより細胞群
も同方向へ追従して移動し、期間Bnでは平板13が高
速で戻ることにより、細胞群は自身の慣性によって追従
できず、この繰り返し動作によって細胞群は次第に第1
の電歪素子11から離れる様に移動する。
【0017】尚、第1の電歪素子11のみの動作を述べ
たが、第2の電歪素子12にこれらの波形と同じ電圧V
2を印加することで同様の機能が発揮される。即ち、第
2の電歪素子12に図4に示す波形の電圧V2を印加す
れば、細胞群は次第に第2の電歪素子12側へ引き寄せ
ることができ、図5に示す波形の電圧V2を印加すれば
第2の電歪素子12から遠ざかる様に細胞群を移動させ
ることができる。
たが、第2の電歪素子12にこれらの波形と同じ電圧V
2を印加することで同様の機能が発揮される。即ち、第
2の電歪素子12に図4に示す波形の電圧V2を印加す
れば、細胞群は次第に第2の電歪素子12側へ引き寄せ
ることができ、図5に示す波形の電圧V2を印加すれば
第2の電歪素子12から遠ざかる様に細胞群を移動させ
ることができる。
【0018】更に、第1,第2の電歪素子11,12に
同時に非対称波形の電圧V1,V2を印加することによ
り、X方向とY方向との間に任意方向へ細胞群を移動さ
せることができる。この様な移動方向の設定は、制御回
路18がビデオカメラ16の撮像で得られる映像信号A
Vを画像処理し、該処理結果に基づいて駆動回路14,
15の出力電圧V1,V2の波形の期間An,Bnと周
期Tn及び振幅を自動調節する。即ち、制御回路18
は、操作者が入力装置(図示せず)によって所望の細胞
の大きさや形状等を入力すると、このデータを内部に記
憶し、ビデオカメラ16からの映像信号AVから、指定
基準に該当する細胞の位置を識別する。そして、チャン
バ9の所定位置に移動して採取するために、細胞の位置
と該移動すべき位置との距離及び方向を検出し、その検
出した方向に向けて平板13を動作させ得る波形の電圧
V1,V2を第1,第2の電歪素子11,12に印加さ
せる。そして、上記映像信号の解析と平板13の移動制
御を繰り返しフィードバック制御することにより、指定
された細胞を所定位置へ移動させる。
同時に非対称波形の電圧V1,V2を印加することによ
り、X方向とY方向との間に任意方向へ細胞群を移動さ
せることができる。この様な移動方向の設定は、制御回
路18がビデオカメラ16の撮像で得られる映像信号A
Vを画像処理し、該処理結果に基づいて駆動回路14,
15の出力電圧V1,V2の波形の期間An,Bnと周
期Tn及び振幅を自動調節する。即ち、制御回路18
は、操作者が入力装置(図示せず)によって所望の細胞
の大きさや形状等を入力すると、このデータを内部に記
憶し、ビデオカメラ16からの映像信号AVから、指定
基準に該当する細胞の位置を識別する。そして、チャン
バ9の所定位置に移動して採取するために、細胞の位置
と該移動すべき位置との距離及び方向を検出し、その検
出した方向に向けて平板13を動作させ得る波形の電圧
V1,V2を第1,第2の電歪素子11,12に印加さ
せる。そして、上記映像信号の解析と平板13の移動制
御を繰り返しフィードバック制御することにより、指定
された細胞を所定位置へ移動させる。
【0019】尚、制御回路18は、平板13の移動動作
方向を決定する上記電圧波形の期間AnとBnと、移動
量を設定するための電圧振幅に関する複数種類のデータ
を予め内蔵しており、上記映像信号処理の結果に基づい
て、これらの最適データを選択し、駆動回路14,15
に対して該データに対応する電圧V1,V2を発生させ
る様になっている。
方向を決定する上記電圧波形の期間AnとBnと、移動
量を設定するための電圧振幅に関する複数種類のデータ
を予め内蔵しており、上記映像信号処理の結果に基づい
て、これらの最適データを選択し、駆動回路14,15
に対して該データに対応する電圧V1,V2を発生させ
る様になっている。
【0020】この様にこの実施例によれば、指定した細
胞を自動的に所望の位置へ移させることができ、この所
望の位置に採取用チャンバ等の採取用手段を設置してお
くことで、確実に採取できる。又、溶液中で移動させる
ことができるので、細胞を破損することがない。又、従
来例で説明したマイクロマニピュレータを併用すること
ができ、従来は、マイクロマニピュレータを細胞側へ移
動させる様に操作しなければならず煩雑であったが、本
実施例の装置によって細胞をマニピュレータ側の所定位
置へ移動させた後、マニピュレータで採取することが可
能となり、確実かつ破損することなく細胞を採取でき
る。
胞を自動的に所望の位置へ移させることができ、この所
望の位置に採取用チャンバ等の採取用手段を設置してお
くことで、確実に採取できる。又、溶液中で移動させる
ことができるので、細胞を破損することがない。又、従
来例で説明したマイクロマニピュレータを併用すること
ができ、従来は、マイクロマニピュレータを細胞側へ移
動させる様に操作しなければならず煩雑であったが、本
実施例の装置によって細胞をマニピュレータ側の所定位
置へ移動させた後、マニピュレータで採取することが可
能となり、確実かつ破損することなく細胞を採取でき
る。
【0021】これらは、効果の一例であるが、細胞を所
望の位置へ自動的且つ非接触で移動させることによる効
果は、極めて大きく、既存の装置との組合せや、各種の
応用に供することが可能である。次に他の実施例を、図
6と共に説明する。尚、図6において図1〜図3と同一
部分を同一符号で示す。この実施例では底面部に、細胞
の直径よりも浅い長溝20を形成した平板19を第1,
第2電歪素子11,12に取り付けたものである。そし
て、先の実施例と同様の制御手段によって第1,第2の
電歪素子11,12の印加電圧V1,V2を制御する様
になっている。
望の位置へ自動的且つ非接触で移動させることによる効
果は、極めて大きく、既存の装置との組合せや、各種の
応用に供することが可能である。次に他の実施例を、図
6と共に説明する。尚、図6において図1〜図3と同一
部分を同一符号で示す。この実施例では底面部に、細胞
の直径よりも浅い長溝20を形成した平板19を第1,
第2電歪素子11,12に取り付けたものである。そし
て、先の実施例と同様の制御手段によって第1,第2の
電歪素子11,12の印加電圧V1,V2を制御する様
になっている。
【0022】この実施例によれば、平板19を進退移動
させると、長溝20の彫設されている方向α(αとXの
成す角度をθとする)に沿って細胞が移動しやすくな
り、更に、長溝20の深さに応じた大きさの細胞が長溝
20に沿って集まりやすくなる。この結果、指定した細
胞の選択精度が向上し、特に長溝20の末端部の位置に
細胞を移動させる場合に確実な制御を実現することがで
きる。
させると、長溝20の彫設されている方向α(αとXの
成す角度をθとする)に沿って細胞が移動しやすくな
り、更に、長溝20の深さに応じた大きさの細胞が長溝
20に沿って集まりやすくなる。この結果、指定した細
胞の選択精度が向上し、特に長溝20の末端部の位置に
細胞を移動させる場合に確実な制御を実現することがで
きる。
【0023】又、長溝20の彫設方向αを各種設定した
複数種類の平板19を着脱可能に設けることにより、第
1,第2の電歪素子11,12に印加する電圧V1,V
2の制御をより簡素することができ、制御手段の負担を
低減することができる。次に更に他の実施例を図7と共
に説明する。尚、図7において、図1〜図3と同一部分
は同一符号で示している。この実施例は、平板23の底
面に、広い面積の溝部21と所定方向に延びるスリット
状の細溝部22から成る溝部が形成され、それぞれの溝
部21,22と共に細胞の直径よりも浅く彫設されてい
る。そして、駆動回路から印加された非対称波形の電圧
V1,V2によって第1,第2の電歪素子11,12を
駆動し、平板23を進退移動させることにより、細胞を
移動させる。
複数種類の平板19を着脱可能に設けることにより、第
1,第2の電歪素子11,12に印加する電圧V1,V
2の制御をより簡素することができ、制御手段の負担を
低減することができる。次に更に他の実施例を図7と共
に説明する。尚、図7において、図1〜図3と同一部分
は同一符号で示している。この実施例は、平板23の底
面に、広い面積の溝部21と所定方向に延びるスリット
状の細溝部22から成る溝部が形成され、それぞれの溝
部21,22と共に細胞の直径よりも浅く彫設されてい
る。そして、駆動回路から印加された非対称波形の電圧
V1,V2によって第1,第2の電歪素子11,12を
駆動し、平板23を進退移動させることにより、細胞を
移動させる。
【0024】この実施例によれば、複数の細胞が溝部2
1内に集まり、更に、幅の狭い溝部22で整列されて溝
部22を通過するので、細胞を整列させながら移動させ
ることができ、個々の細胞の採取・観察する等の精密な
操作を実現することができる。次に更に他の実施例を図
8と共に説明する。
1内に集まり、更に、幅の狭い溝部22で整列されて溝
部22を通過するので、細胞を整列させながら移動させ
ることができ、個々の細胞の採取・観察する等の精密な
操作を実現することができる。次に更に他の実施例を図
8と共に説明する。
【0025】この実施例は、図1〜図3に示した第1の
実施例の変形例であり、これらの図と同一部分には同一
符号で示している。第1の実施例との相違点を述べる
と、チャンバ9の開口側に格子状の羽根部材24を固定
して設けてある。又、羽根部材24は平板13とは所定
の間隔だけ離して設けられており、第1,第2の電歪素
子11,12の動作によって平板13が水平方向に移動
しても常にチャンバ9内で静止する。
実施例の変形例であり、これらの図と同一部分には同一
符号で示している。第1の実施例との相違点を述べる
と、チャンバ9の開口側に格子状の羽根部材24を固定
して設けてある。又、羽根部材24は平板13とは所定
の間隔だけ離して設けられており、第1,第2の電歪素
子11,12の動作によって平板13が水平方向に移動
しても常にチャンバ9内で静止する。
【0026】そして、羽根部材24の下端部分の一部又
は全体が細胞を含む溶液で浸る様にし、第1,第2の電
歪素子11,12を上記同様の駆動回路からの非対称波
形の電圧で駆動し、平板13を水平方向へ進退移動させ
る。この実施例によれば、平板13の進退移動や第1,
第2の電歪素子11,12の振動による溶液の振動や攪
拌等の流れを羽根部材24がじゃまして減衰させるの
で、溶液の流れに従って細胞が勝手に移動するのを防止
することができる。この結果、細胞の移動制御の精度を
向上させることができる。尚、羽根部材24の形状・構
造はこれに限るものではなく、溶液の流れを阻止する効
果があれば、他の形状・構造であってもよい。
は全体が細胞を含む溶液で浸る様にし、第1,第2の電
歪素子11,12を上記同様の駆動回路からの非対称波
形の電圧で駆動し、平板13を水平方向へ進退移動させ
る。この実施例によれば、平板13の進退移動や第1,
第2の電歪素子11,12の振動による溶液の振動や攪
拌等の流れを羽根部材24がじゃまして減衰させるの
で、溶液の流れに従って細胞が勝手に移動するのを防止
することができる。この結果、細胞の移動制御の精度を
向上させることができる。尚、羽根部材24の形状・構
造はこれに限るものではなく、溶液の流れを阻止する効
果があれば、他の形状・構造であってもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明した様に本発明の細胞移動装置
によれば、電歪素子で駆動される平板をチャンバ内に設
け、電歪素子に非対称波形の電圧を印加して駆動するこ
とで、平板の進退速度を異ならせる様にしたのでチャン
バ内に入れた細胞を含む溶液中の該細胞を進退速度差の
方向へ移動集積させることができ、自動的且つ非接触で
細胞の採取や観察、その他各種の処理を実現できる。
によれば、電歪素子で駆動される平板をチャンバ内に設
け、電歪素子に非対称波形の電圧を印加して駆動するこ
とで、平板の進退速度を異ならせる様にしたのでチャン
バ内に入れた細胞を含む溶液中の該細胞を進退速度差の
方向へ移動集積させることができ、自動的且つ非接触で
細胞の採取や観察、その他各種の処理を実現できる。
【0028】又、平板に溝部を設けることで、細胞を整
列させて移動することが可能となり、種々の細胞処理に
おいて優れた効果を発揮する。
列させて移動することが可能となり、種々の細胞処理に
おいて優れた効果を発揮する。
【図1】第1の実施例の構造を説明するための平面図で
ある。
ある。
【図2】図1の部分縦断面図である。
【図3】図1の更に他の部分の部分縦断面図である。
【図4】電歪素子に印加する印加電圧の波形を示す波形
図である。
図である。
【図5】電歪素子に印加する印加電圧の他の波形を示す
波形図である。
波形図である。
【図6】第2の実施例の構造を示す部分縦断面図であ
る。
る。
【図7】第3の実施例の構造を示す部分縦断面図であ
る。
る。
【図8】図4の実施例の構造を示す部分縦断面図であ
る。
る。
【図9】従来の細胞操作手段の構造を示す説明図であ
る。
る。
【図10】図9中のガラス細管の構造及び機能を説明す
るための部分断面図である。
るための部分断面図である。
8 ;ケーシング 9 ;チャンバ 11;第1の電歪素子 12;第2の電歪素子 13,19,23;平板 14,15;駆動回路 16;ビデオカメラ 18;制御回路 20,21,22;溝部 24;羽根部材
Claims (3)
- 【請求項1】単離した細胞を含む溶液中の該細胞を任意
の位置へ移動させる細胞移動装置において、前記溶液を
入れるチャンバと該チャンバ内の一側に設けられた電歪
素子と、該電歪素子の一端に固着されてチャンバ内に収
容される平板と、該電歪素子に非対称波形の電圧を印加
することにより電歪素子の伸長速度と収縮速度を異なら
せて、上記平板の往方向の移動速度と復移動速度を異な
らせて往復移動させる駆動回路を備え、該平板の往方向
と復方向の移動速度の差によって、細胞を任意の方向及
び位置へ移動させることを特徴とする細胞移動装置。 - 【請求項2】 前記平板の側面に溝部を形成したことを
特徴とする請求項1の細胞移動装置。 - 【請求項3】前記チャンバ内の前記平板と離れた位置に
溶液の流れを阻止するじゃま部材を内在したことを特徴
とする請求項1または請求項2のいずれか一項記載の細
胞移動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24117691A JPH0622743A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 細胞移動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24117691A JPH0622743A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 細胞移動機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0622743A true JPH0622743A (ja) | 1994-02-01 |
Family
ID=17070375
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24117691A Pending JPH0622743A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | 細胞移動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0622743A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4818825A (en) * | 1986-11-11 | 1989-04-04 | Hitachi, Ltd. | Insulating spacers for use in gas-insulated electric apparatus |
| US9550362B2 (en) | 2010-07-08 | 2017-01-24 | Seiko Epson Corporation | Mist collection device, liquid ejecting apparatus, and method for controlling mist collection device |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP24117691A patent/JPH0622743A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4818825A (en) * | 1986-11-11 | 1989-04-04 | Hitachi, Ltd. | Insulating spacers for use in gas-insulated electric apparatus |
| US9550362B2 (en) | 2010-07-08 | 2017-01-24 | Seiko Epson Corporation | Mist collection device, liquid ejecting apparatus, and method for controlling mist collection device |
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