JPH06228631A - 溶融塩浴液中のスラッジ除去装置 - Google Patents
溶融塩浴液中のスラッジ除去装置Info
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- JPH06228631A JPH06228631A JP5013745A JP1374593A JPH06228631A JP H06228631 A JPH06228631 A JP H06228631A JP 5013745 A JP5013745 A JP 5013745A JP 1374593 A JP1374593 A JP 1374593A JP H06228631 A JPH06228631 A JP H06228631A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】溶融塩浴液中のスラッジを確実に除去すること
ができ、ソルトが廃棄されることを有効に阻止し得ると
ともに、繰り返しの使用に適する。 【構成】スラッジ捕集容器16は、耐熱性および耐酸性
に優れた鋼板、セラミックスまたはチタン等の材料から
なり、一端18側が開放された有底状の円筒に構成され
る。スラッジ捕集容器16の側周部20および底部22
には、所定の寸法に設定された複数の孔部24が形成さ
れる。スラッジ捕集容器16の内部26は、開放された
一端18側の開口面積が底部22側の開口面積よりも大
きく設定されており、実質的にはこの底部22から一端
18側に指向して拡開するテーパ状に構成されている。
ができ、ソルトが廃棄されることを有効に阻止し得ると
ともに、繰り返しの使用に適する。 【構成】スラッジ捕集容器16は、耐熱性および耐酸性
に優れた鋼板、セラミックスまたはチタン等の材料から
なり、一端18側が開放された有底状の円筒に構成され
る。スラッジ捕集容器16の側周部20および底部22
には、所定の寸法に設定された複数の孔部24が形成さ
れる。スラッジ捕集容器16の内部26は、開放された
一端18側の開口面積が底部22側の開口面積よりも大
きく設定されており、実質的にはこの底部22から一端
18側に指向して拡開するテーパ状に構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融塩浴液中に混入す
るスラッジを除去するための溶融塩浴液中のスラッジ除
去装置に関する。
るスラッジを除去するための溶融塩浴液中のスラッジ除
去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車部品であるクランクシャ
フト等の鉄系金属部品を表面硬化処理するための装置と
して、塩浴軟窒化処理装置が使用されている。この塩浴
軟窒化処理装置は、塩浴剤を所定の温度に加熱溶融した
塩浴液中に鉄系金属部品を浸漬させることにより、この
鉄系金属部品に表面硬化処理を施すように構成されてい
る。
フト等の鉄系金属部品を表面硬化処理するための装置と
して、塩浴軟窒化処理装置が使用されている。この塩浴
軟窒化処理装置は、塩浴剤を所定の温度に加熱溶融した
塩浴液中に鉄系金属部品を浸漬させることにより、この
鉄系金属部品に表面硬化処理を施すように構成されてい
る。
【0003】この場合、上記表面硬化処理作業に伴っ
て、溶融塩浴液中に混入するスラッジが経時的に増加
し、被処理材である鉄系金属部品の処理品質の低下等が
惹起されてしまう。このため、溶融塩浴液中のスラッジ
を除去すべく、従来より種々の方法が行われており、例
えば金属網等で形成されたポットが溶融塩浴炉内に配設
された状態で溶融塩浴液が攪拌されることによってスラ
ッジを浮遊させ、該攪拌が停止されてこのポットの底部
に沈澱したスラッジを前記ポットと一体的に溶融塩浴炉
から取り出す方法が知られている(以下、第1従来例と
いう)。
て、溶融塩浴液中に混入するスラッジが経時的に増加
し、被処理材である鉄系金属部品の処理品質の低下等が
惹起されてしまう。このため、溶融塩浴液中のスラッジ
を除去すべく、従来より種々の方法が行われており、例
えば金属網等で形成されたポットが溶融塩浴炉内に配設
された状態で溶融塩浴液が攪拌されることによってスラ
ッジを浮遊させ、該攪拌が停止されてこのポットの底部
に沈澱したスラッジを前記ポットと一体的に溶融塩浴炉
から取り出す方法が知られている(以下、第1従来例と
いう)。
【0004】また、特開昭56−127176号公報に
開示されているように、溶融塩浴槽内の溶融塩浴液がポ
ンプ等によりこの溶融塩浴槽外に設けられた分離容器に
循環されるとともに、この分離容器内に配置された繊維
状細線の塊状のスラッジ補集部材でスラッジが分離さ
れ、該補集部材と前記スラッジとを一体的に廃棄する方
法が知られている(以下、第2従来例という)。
開示されているように、溶融塩浴槽内の溶融塩浴液がポ
ンプ等によりこの溶融塩浴槽外に設けられた分離容器に
循環されるとともに、この分離容器内に配置された繊維
状細線の塊状のスラッジ補集部材でスラッジが分離さ
れ、該補集部材と前記スラッジとを一体的に廃棄する方
法が知られている(以下、第2従来例という)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1従来例では、スラッジ除去作業中に溶融塩浴炉の稼働
が休止されるため、塩浴軟窒化処理装置の稼働効率が大
幅に低下してしまう。しかも、分離されたスラッジ中に
多量に含まれている塩浴基剤のソルトがこのスラッジと
共に廃棄されている。このため、溶融塩浴炉にソルトを
頻繁に補充しなければならず、ランニングコストが増加
するという問題が指摘されている。
1従来例では、スラッジ除去作業中に溶融塩浴炉の稼働
が休止されるため、塩浴軟窒化処理装置の稼働効率が大
幅に低下してしまう。しかも、分離されたスラッジ中に
多量に含まれている塩浴基剤のソルトがこのスラッジと
共に廃棄されている。このため、溶融塩浴炉にソルトを
頻繁に補充しなければならず、ランニングコストが増加
するという問題が指摘されている。
【0006】また、上記第2従来例では、分離容器の底
部に分離されたスラッジおよび該スラッジが付着された
補集部材が沈降するとともに、塩浴基剤のソルトもこの
分離容器の底部に溜まってしまう。従って、スラッジお
よび補集部材と共にソルトが廃棄されてしまい、ランニ
ングコストの増加が惹起される。さらに、一度使用され
た補集部材にはスラッジが複雑に絡み合っているため、
この補集部材を繰り返し使用することができず、不経済
であるという不具合が生ずる。
部に分離されたスラッジおよび該スラッジが付着された
補集部材が沈降するとともに、塩浴基剤のソルトもこの
分離容器の底部に溜まってしまう。従って、スラッジお
よび補集部材と共にソルトが廃棄されてしまい、ランニ
ングコストの増加が惹起される。さらに、一度使用され
た補集部材にはスラッジが複雑に絡み合っているため、
この補集部材を繰り返し使用することができず、不経済
であるという不具合が生ずる。
【0007】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、溶融塩浴液中のスラッジを確実に除去することが
でき、ソルトが廃棄されることを有効に阻止し得るとと
もに、繰り返しの使用に適した溶融塩浴液中のスラッジ
除去装置を提供することを目的とする。
あり、溶融塩浴液中のスラッジを確実に除去することが
でき、ソルトが廃棄されることを有効に阻止し得るとと
もに、繰り返しの使用に適した溶融塩浴液中のスラッジ
除去装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、溶融塩浴槽外に設けられ、前記溶融塩
浴槽との間で溶融塩浴液を循環可能なスラッジ捕集容器
を備え、前記スラッジ捕集容器は、多数の孔部を有し一
端側が開放された有底状の円筒乃至多角筒であり、該ス
ラッジ捕集容器の内部は、前記開放された一端側の開口
面積が底部側の開口面積よりも大きく設定されることを
特徴とする。
めに、本発明は、溶融塩浴槽外に設けられ、前記溶融塩
浴槽との間で溶融塩浴液を循環可能なスラッジ捕集容器
を備え、前記スラッジ捕集容器は、多数の孔部を有し一
端側が開放された有底状の円筒乃至多角筒であり、該ス
ラッジ捕集容器の内部は、前記開放された一端側の開口
面積が底部側の開口面積よりも大きく設定されることを
特徴とする。
【0009】さらに、前記スラッジ捕集容器内にハニカ
ム形状のセラミックス製フィルタ部材が配設されること
が好ましい。
ム形状のセラミックス製フィルタ部材が配設されること
が好ましい。
【0010】また、本発明は、溶融塩浴槽外に設けら
れ、前記溶融塩浴槽との間で溶融塩浴液を循環可能な第
1スラッジ捕集容器および第2スラッジ捕集容器を備
え、前記第1スラッジ捕集容器は、多数の孔部を有し一
端側が開放された有底状の円筒乃至多角筒であり、該第
1スラッジ捕集容器の内部は、前記開放された一端側の
開口面積が底部側の開口面積よりも大きく設定されてお
り、前記第2スラッジ捕集容器は、多数の孔部を有する
とともに、その内部にハニカム形状のセラミックス製フ
ィルタ部材が配設されることを特徴とする。
れ、前記溶融塩浴槽との間で溶融塩浴液を循環可能な第
1スラッジ捕集容器および第2スラッジ捕集容器を備
え、前記第1スラッジ捕集容器は、多数の孔部を有し一
端側が開放された有底状の円筒乃至多角筒であり、該第
1スラッジ捕集容器の内部は、前記開放された一端側の
開口面積が底部側の開口面積よりも大きく設定されてお
り、前記第2スラッジ捕集容器は、多数の孔部を有する
とともに、その内部にハニカム形状のセラミックス製フ
ィルタ部材が配設されることを特徴とする。
【0011】さらに、前記溶融塩浴槽内の溶融塩浴液を
前記第1スラッジ捕集容器と前記第2スラッジ捕集容器
とに選択的に供給自在な可動型管体を備えることが好ま
しい。
前記第1スラッジ捕集容器と前記第2スラッジ捕集容器
とに選択的に供給自在な可動型管体を備えることが好ま
しい。
【0012】さらにまた、前記フィルタ部材は、コーデ
ィエライトセラミックス製またはムライトセラミックス
製であることが好ましい。
ィエライトセラミックス製またはムライトセラミックス
製であることが好ましい。
【0013】
【作用】本発明の溶融塩浴液中のスラッジ除去装置で
は、溶融塩浴槽内の溶融塩浴液がスラッジ捕集容器に循
環されると、このスラッジ捕集容器に設けられた複数の
孔部を介して該溶融塩浴液中のスラッジが分離され、前
記スラッジ捕集容器内に該スラッジが残留堆積する。そ
して、スラッジ捕集容器内のスラッジを取り出す際に
は、このスラッジ捕集容器に超音波洗浄や湯洗浄等を施
した後、前記スラッジ捕集容器を反転させる。ここで、
スラッジ捕集容器の内部は、開放された一端側の開口面
積が底部側の開口面積よりも大きく設定されているた
め、このスラッジ捕集容器を反転させることにより該ス
ラッジ捕集容器からスラッジを容易に取り出すことがで
きる。
は、溶融塩浴槽内の溶融塩浴液がスラッジ捕集容器に循
環されると、このスラッジ捕集容器に設けられた複数の
孔部を介して該溶融塩浴液中のスラッジが分離され、前
記スラッジ捕集容器内に該スラッジが残留堆積する。そ
して、スラッジ捕集容器内のスラッジを取り出す際に
は、このスラッジ捕集容器に超音波洗浄や湯洗浄等を施
した後、前記スラッジ捕集容器を反転させる。ここで、
スラッジ捕集容器の内部は、開放された一端側の開口面
積が底部側の開口面積よりも大きく設定されているた
め、このスラッジ捕集容器を反転させることにより該ス
ラッジ捕集容器からスラッジを容易に取り出すことがで
きる。
【0014】さらに、スラッジ捕集容器内にハニカム形
状のセラミックス製フィルタ部材が配設されると、比較
的大きなスラッジがこのスラッジ捕集容器内に残留し、
微細なスラッジが前記セラミックス製フィルタ部材を介
して分離される。その際、フィルタ部材がハニカム形状
を有しているため表面積が大きく、溶融塩浴液中のスラ
ッジを効果的に付着させることができるとともに、ソル
トの通過性が良好となって廃棄されるソルトを可及的に
低減させることが可能になる。
状のセラミックス製フィルタ部材が配設されると、比較
的大きなスラッジがこのスラッジ捕集容器内に残留し、
微細なスラッジが前記セラミックス製フィルタ部材を介
して分離される。その際、フィルタ部材がハニカム形状
を有しているため表面積が大きく、溶融塩浴液中のスラ
ッジを効果的に付着させることができるとともに、ソル
トの通過性が良好となって廃棄されるソルトを可及的に
低減させることが可能になる。
【0015】さらにまた、比較的大きなスラッジを第1
スラッジ捕集容器で分離する一方、微細なスラッジを第
2スラッジ捕集容器で分離することができる。
スラッジ捕集容器で分離する一方、微細なスラッジを第
2スラッジ捕集容器で分離することができる。
【0016】しかも、フィルタ部材は、多孔質なコーデ
ィエライトセラミックス製またはムライトセラミックス
製であるため、スラッジを一層効果的に付着させること
ができ、該スラッジの除去作業を効率的かつ確実に遂行
することが可能になる。
ィエライトセラミックス製またはムライトセラミックス
製であるため、スラッジを一層効果的に付着させること
ができ、該スラッジの除去作業を効率的かつ確実に遂行
することが可能になる。
【0017】
【実施例】本発明に係る溶融塩浴液中のスラッジ除去装
置について実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
置について実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
【0018】図1において、参照符号10は、第1の実
施例に係るスラッジ除去装置を示す。このスラッジ除去
装置10は、溶融塩浴槽12の外部に設けられ、前記溶
融塩浴槽12との間で溶融塩浴液14を循環可能なスラ
ッジ捕集容器16を備える。
施例に係るスラッジ除去装置を示す。このスラッジ除去
装置10は、溶融塩浴槽12の外部に設けられ、前記溶
融塩浴槽12との間で溶融塩浴液14を循環可能なスラ
ッジ捕集容器16を備える。
【0019】このスラッジ捕集容器16は、0.1mm
〜10.0mmの厚さを有する耐熱性および耐酸性に優
れた鋼板、セラミックスまたはチタン等の材料からな
り、一端18側が開放された有底状の円筒に構成され
る。スラッジ捕集容器16の側周部20および底部22
には、0.1mm〜1.0mmの直径を有する複数の孔
部24が形成され、各孔部24同士の間隔は、その直径
の1倍〜3倍に設定されている。スラッジ捕集容器16
の内部26は、開放された一端18側の開口面積が底部
22側の開口面積よりも大きく設定されており、実質的
にはこの底部22から一端18側に指向して拡開するテ
ーパ状に構成されている。
〜10.0mmの厚さを有する耐熱性および耐酸性に優
れた鋼板、セラミックスまたはチタン等の材料からな
り、一端18側が開放された有底状の円筒に構成され
る。スラッジ捕集容器16の側周部20および底部22
には、0.1mm〜1.0mmの直径を有する複数の孔
部24が形成され、各孔部24同士の間隔は、その直径
の1倍〜3倍に設定されている。スラッジ捕集容器16
の内部26は、開放された一端18側の開口面積が底部
22側の開口面積よりも大きく設定されており、実質的
にはこの底部22から一端18側に指向して拡開するテ
ーパ状に構成されている。
【0020】スラッジ捕集容器16の一端18には、蓋
28が装着され、この蓋28の中央部分に溶融塩浴液用
導入口30が設けられる。蓋28には、導入口30の下
方に位置して溶融塩浴液14をこのスラッジ捕集容器1
6内の広い範囲に分散させるとともに、吐出される溶融
塩浴液14の圧力を減少させるべく、複数の孔部32を
備えた分散部材34が配設される。
28が装着され、この蓋28の中央部分に溶融塩浴液用
導入口30が設けられる。蓋28には、導入口30の下
方に位置して溶融塩浴液14をこのスラッジ捕集容器1
6内の広い範囲に分散させるとともに、吐出される溶融
塩浴液14の圧力を減少させるべく、複数の孔部32を
備えた分散部材34が配設される。
【0021】溶融塩浴槽12は、耐蝕合金、例えばイン
コネル製の槽体36を備え、この槽体36に溶融塩浴液
14が充填されており、この溶融塩浴液14中に管体3
8の一端側が浸漬される。この管体38の一端部には図
示しないポンプが接続されており、該管体38の他端部
がスラッジ捕集容器16に装着された蓋28の導入口3
0に連結されている。このスラッジ捕集容器16は、槽
体36の上端に設けられたフレーム部材40上に離脱自
在に載置されている。
コネル製の槽体36を備え、この槽体36に溶融塩浴液
14が充填されており、この溶融塩浴液14中に管体3
8の一端側が浸漬される。この管体38の一端部には図
示しないポンプが接続されており、該管体38の他端部
がスラッジ捕集容器16に装着された蓋28の導入口3
0に連結されている。このスラッジ捕集容器16は、槽
体36の上端に設けられたフレーム部材40上に離脱自
在に載置されている。
【0022】次に、このように構成されるスラッジ除去
装置10の動作を説明する。
装置10の動作を説明する。
【0023】溶融塩浴槽12内の塩浴剤が所定の温度に
加熱されることにより、溶融塩浴液14が得られる。そ
して、この溶融塩浴液14中に被処理材である鉄系金属
部品が所定時間だけ浸漬されることにより、この鉄系金
属部品の表面硬化処理、すなわち窒化処理が施される。
加熱されることにより、溶融塩浴液14が得られる。そ
して、この溶融塩浴液14中に被処理材である鉄系金属
部品が所定時間だけ浸漬されることにより、この鉄系金
属部品の表面硬化処理、すなわち窒化処理が施される。
【0024】上記窒化処理が継続されると、溶融塩浴液
14中に蓄積されるスラッジが増加するため、必要に応
じてこのスラッジを除去する作業が行われる。すなわ
ち、図示しないポンプが駆動されて溶融塩浴槽12内の
溶融塩浴液14が管体38を介して汲み上げられる。こ
の管体38内の溶融塩浴液14は、スラッジ捕集容器1
6の上部側から分散部材34の孔部32を介してこのス
ラッジ捕集容器16内に供給され、側周部20および底
部22に設けられた複数の孔部24を通過してスラッジ
が除去された後、溶融塩浴槽12内に戻される。
14中に蓄積されるスラッジが増加するため、必要に応
じてこのスラッジを除去する作業が行われる。すなわ
ち、図示しないポンプが駆動されて溶融塩浴槽12内の
溶融塩浴液14が管体38を介して汲み上げられる。こ
の管体38内の溶融塩浴液14は、スラッジ捕集容器1
6の上部側から分散部材34の孔部32を介してこのス
ラッジ捕集容器16内に供給され、側周部20および底
部22に設けられた複数の孔部24を通過してスラッジ
が除去された後、溶融塩浴槽12内に戻される。
【0025】この場合、本実施例では、スラッジ捕集容
器16の孔部24の直径を種々選択することにより、所
定の大きさのスラッジを溶融塩浴液14中から確実に除
去することができる。しかも、スラッジ捕集容器16が
鋼板に複数の孔部24を形成して構成されているため、
このスラッジ捕集容器16と同一の材質でメッシュ状に
構成するものと比較して溶融塩浴液14に接触する面積
が少なくなる。従って、該スラッジ捕集容器16は、溶
融塩浴液14に侵され難く、メッシュタイプに比べて耐
久性に優れるという利点がある。
器16の孔部24の直径を種々選択することにより、所
定の大きさのスラッジを溶融塩浴液14中から確実に除
去することができる。しかも、スラッジ捕集容器16が
鋼板に複数の孔部24を形成して構成されているため、
このスラッジ捕集容器16と同一の材質でメッシュ状に
構成するものと比較して溶融塩浴液14に接触する面積
が少なくなる。従って、該スラッジ捕集容器16は、溶
融塩浴液14に侵され難く、メッシュタイプに比べて耐
久性に優れるという利点がある。
【0026】さらに、スラッジ捕集容器16内に堆積し
たスラッジを取り出す際には、まずこのスラッジ捕集容
器16がフレーム部材40から離脱されるとともに、そ
の一端18から蓋28が離脱される。次に、スラッジ捕
集容器16は、図示しない超音波洗浄装置または湯洗浄
装置に配置されて所定の洗浄作業が遂行され、前記スラ
ッジ捕集容器16の内壁面とスラッジとの密着状態が解
除される。そして、スラッジ捕集容器16が反転される
と、その開放された一端18が下方に指向してこのスラ
ッジ捕集容器16内のスラッジが外部に取り出される。
たスラッジを取り出す際には、まずこのスラッジ捕集容
器16がフレーム部材40から離脱されるとともに、そ
の一端18から蓋28が離脱される。次に、スラッジ捕
集容器16は、図示しない超音波洗浄装置または湯洗浄
装置に配置されて所定の洗浄作業が遂行され、前記スラ
ッジ捕集容器16の内壁面とスラッジとの密着状態が解
除される。そして、スラッジ捕集容器16が反転される
と、その開放された一端18が下方に指向してこのスラ
ッジ捕集容器16内のスラッジが外部に取り出される。
【0027】特に、本実施例では、スラッジ捕集容器1
6の内部26が、底部22から一端18側に指向して拡
開するテーパ状に構成されている。このため、上記超音
波洗浄または湯洗浄を施した後にスラッジ捕集容器16
を反転させるだけで、該スラッジ捕集容器16内のスラ
ッジを容易かつ確実に取り出すことが可能になるという
効果が得られる。
6の内部26が、底部22から一端18側に指向して拡
開するテーパ状に構成されている。このため、上記超音
波洗浄または湯洗浄を施した後にスラッジ捕集容器16
を反転させるだけで、該スラッジ捕集容器16内のスラ
ッジを容易かつ確実に取り出すことが可能になるという
効果が得られる。
【0028】なお、本実施例では、スラッジ捕集容器1
6を有底状の円筒に構成しているが、これに限定される
ものではなく、開放された一端18側の開口面積が底部
22側の開口面積よりも大きく設定されていればよく、
例えば四角筒等の多角筒に構成することができる。
6を有底状の円筒に構成しているが、これに限定される
ものではなく、開放された一端18側の開口面積が底部
22側の開口面積よりも大きく設定されていればよく、
例えば四角筒等の多角筒に構成することができる。
【0029】次いで、第2の実施例に係るスラッジ除去
装置50について、図2を参照して以下に説明する。な
お、第1の実施例に係るスラッジ除去装置10と同一の
構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明は
省略する。
装置50について、図2を参照して以下に説明する。な
お、第1の実施例に係るスラッジ除去装置10と同一の
構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明は
省略する。
【0030】このスラッジ除去装置50は、スラッジ捕
集容器16の内部26にハニカム形状のコーディエライ
トセラミックス製またはムライトセラミックス製フィル
タ部材52が複数個配設される。このフィルタ部材52
は、図2に示すように規則的に並べてもよく、あるいは
不規則に配置してもよく、いずれにしても効果に変化は
生じない。図3に示すように、フィルタ部材52は、直
径Dが10mm〜100mm、厚さHが3mm〜50m
mの円板形状であり、1mm角〜5mm角のセル54が
10個〜500個の範囲で設けられている。なお、フィ
ルタ部材52を一辺が10mm〜100mmの四角形状
に構成することもできる。
集容器16の内部26にハニカム形状のコーディエライ
トセラミックス製またはムライトセラミックス製フィル
タ部材52が複数個配設される。このフィルタ部材52
は、図2に示すように規則的に並べてもよく、あるいは
不規則に配置してもよく、いずれにしても効果に変化は
生じない。図3に示すように、フィルタ部材52は、直
径Dが10mm〜100mm、厚さHが3mm〜50m
mの円板形状であり、1mm角〜5mm角のセル54が
10個〜500個の範囲で設けられている。なお、フィ
ルタ部材52を一辺が10mm〜100mmの四角形状
に構成することもできる。
【0031】このように構成されるスラッジ除去装置5
0では、溶融塩浴槽12内の溶融塩浴液14が管体38
を介してスラッジ捕集容器16内に導入されると、比較
的大きなスラッジがフィルタ部材52の上方に堆積され
るとともに、微細なスラッジがこのフィルタ部材52を
介して除去される。従って、溶融塩浴液14は、種々の
大きさのスラッジが除去されて溶融塩浴槽12内に戻さ
れることになる。
0では、溶融塩浴槽12内の溶融塩浴液14が管体38
を介してスラッジ捕集容器16内に導入されると、比較
的大きなスラッジがフィルタ部材52の上方に堆積され
るとともに、微細なスラッジがこのフィルタ部材52を
介して除去される。従って、溶融塩浴液14は、種々の
大きさのスラッジが除去されて溶融塩浴槽12内に戻さ
れることになる。
【0032】この場合、第2の実施例では、フィルタ部
材52がハニカム形状を有しているために、スラッジの
捕集性が確保されるとともに、塩浴基剤のソルトが容易
に通過してこのフィルタ部材52に該ソルトが残留する
ことがない。
材52がハニカム形状を有しているために、スラッジの
捕集性が確保されるとともに、塩浴基剤のソルトが容易
に通過してこのフィルタ部材52に該ソルトが残留する
ことがない。
【0033】ここで、ハニカムを構成する各セル54の
寸法が大きすぎると、溶融塩浴液14の通過性はよいが
スラッジが捕集されずに溶融塩浴槽12内に戻ってしま
う一方、該セル54の寸法が小さすぎると、捕集された
スラッジ等により目詰まりが惹起され、ソルトが残留す
るおそれがある。従って、フィルタ部材52の寸法を、
直径Dが10mm〜100mm、厚さHが3mm〜50
mmに設定するとともに、各セル54を、1mm角〜5
mm角で10個〜500個設けることにより、スラッジ
の捕集性とソルトの通過性とを有効に維持することがで
き、廃棄されるソルトが可及的に低減されてランニング
コストの増加を有効に阻止することが可能になる。
寸法が大きすぎると、溶融塩浴液14の通過性はよいが
スラッジが捕集されずに溶融塩浴槽12内に戻ってしま
う一方、該セル54の寸法が小さすぎると、捕集された
スラッジ等により目詰まりが惹起され、ソルトが残留す
るおそれがある。従って、フィルタ部材52の寸法を、
直径Dが10mm〜100mm、厚さHが3mm〜50
mmに設定するとともに、各セル54を、1mm角〜5
mm角で10個〜500個設けることにより、スラッジ
の捕集性とソルトの通過性とを有効に維持することがで
き、廃棄されるソルトが可及的に低減されてランニング
コストの増加を有効に阻止することが可能になる。
【0034】特に、フィルタ部材52が、多孔質のコー
ディエライトセラミックスまたはムライトセラミックス
で形成されるためにスラッジの吸着性が向上し、該スラ
ッジを確実に捕集することができるという効果が得られ
る。
ディエライトセラミックスまたはムライトセラミックス
で形成されるためにスラッジの吸着性が向上し、該スラ
ッジを確実に捕集することができるという効果が得られ
る。
【0035】また、分散部材34を介して溶融塩浴液1
4が広い範囲に分散されるため、一部のフィルタ部材5
2にこの溶融塩浴液14が集中することがなく、該フィ
ルタ部材52の部分的劣化を阻止することができる。
4が広い範囲に分散されるため、一部のフィルタ部材5
2にこの溶融塩浴液14が集中することがなく、該フィ
ルタ部材52の部分的劣化を阻止することができる。
【0036】上記スラッジ除去作業が所定時間行われた
後にスラッジ除去装置50の駆動が停止され、スラッジ
捕集容器16が、フィルタ部材52を収容した状態でフ
レーム部材40から取り出される。次に、このスラッジ
捕集容器16は、図示しない超音波洗浄装置等に配置さ
れて所定の洗浄作業が遂行され、フィルタ部材52に付
着しているスラッジがこのフィルタ部材52から分離さ
れる。そして、スラッジ捕集容器16が反転されてその
内部26に堆積されていたスラッジが取り出された後、
このスラッジ捕集容器16は、スラッジが除去されたフ
ィルタ部材52を収容した状態でフレーム部材40に載
置され、新たなスラッジ除去作業に使用される。
後にスラッジ除去装置50の駆動が停止され、スラッジ
捕集容器16が、フィルタ部材52を収容した状態でフ
レーム部材40から取り出される。次に、このスラッジ
捕集容器16は、図示しない超音波洗浄装置等に配置さ
れて所定の洗浄作業が遂行され、フィルタ部材52に付
着しているスラッジがこのフィルタ部材52から分離さ
れる。そして、スラッジ捕集容器16が反転されてその
内部26に堆積されていたスラッジが取り出された後、
このスラッジ捕集容器16は、スラッジが除去されたフ
ィルタ部材52を収容した状態でフレーム部材40に載
置され、新たなスラッジ除去作業に使用される。
【0037】従って、第2の実施例では、フィルタ部材
52が複数回の使用に適するため、従来の使い捨て捕集
部材を使用する場合に比べてランニングコストが大幅に
削減されるという利点が得られる。
52が複数回の使用に適するため、従来の使い捨て捕集
部材を使用する場合に比べてランニングコストが大幅に
削減されるという利点が得られる。
【0038】次いで、第3の実施例に係るスラッジ除去
装置60について、図4を参照して以下に説明する。な
お、第1の実施例に係るスラッジ除去装置10と同一の
構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明は
省略する。
装置60について、図4を参照して以下に説明する。な
お、第1の実施例に係るスラッジ除去装置10と同一の
構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明は
省略する。
【0039】このスラッジ除去装置60は、溶融塩浴槽
12の外部に設けられ、前記溶融塩浴槽12との間で溶
融塩浴液14を循環可能な第1スラッジ捕集容器62お
よび第2スラッジ捕集容器64を備える。この第1スラ
ッジ捕集容器62は、前述したスラッジ捕集容器16と
同様に構成されており、その詳細な説明は省略する。第
2スラッジ捕集容器64は、上下端部66a、66bと
側部68とに多数の孔部70が形成されるとともに、そ
の内部にハニカム形状のコーディエライトセラミックス
製またはムライトセラミックス製フィルタ部材72が複
数個配設される。このフィルタ部材72は、前述したフ
ィルタ部材52と同様に構成されている。
12の外部に設けられ、前記溶融塩浴槽12との間で溶
融塩浴液14を循環可能な第1スラッジ捕集容器62お
よび第2スラッジ捕集容器64を備える。この第1スラ
ッジ捕集容器62は、前述したスラッジ捕集容器16と
同様に構成されており、その詳細な説明は省略する。第
2スラッジ捕集容器64は、上下端部66a、66bと
側部68とに多数の孔部70が形成されるとともに、そ
の内部にハニカム形状のコーディエライトセラミックス
製またはムライトセラミックス製フィルタ部材72が複
数個配設される。このフィルタ部材72は、前述したフ
ィルタ部材52と同様に構成されている。
【0040】フレーム部材40に第2スラッジ捕集容器
64が載置され、この第2スラッジ捕集容器64の端部
66aに第1スラッジ捕集容器62が載置され、この第
1スラッジ捕集容器62の導入口30に管体38が連結
される。
64が載置され、この第2スラッジ捕集容器64の端部
66aに第1スラッジ捕集容器62が載置され、この第
1スラッジ捕集容器62の導入口30に管体38が連結
される。
【0041】このように構成される第3の実施例に係る
スラッジ除去装置60では、溶融塩浴槽12内の溶融塩
浴液14が、管体38を介して、まず第1スラッジ捕集
容器62内に導入され、この第1スラッジ捕集容器62
の複数の孔部24を通って比較的大きなスラッジが除去
された後に第2スラッジ捕集容器64内に導入される。
この第2スラッジ捕集容器64内に導入された溶融塩浴
液14は、フィルタ部材72を介して微細なスラッジが
除去され、溶融塩浴槽12内に戻されることになる。
スラッジ除去装置60では、溶融塩浴槽12内の溶融塩
浴液14が、管体38を介して、まず第1スラッジ捕集
容器62内に導入され、この第1スラッジ捕集容器62
の複数の孔部24を通って比較的大きなスラッジが除去
された後に第2スラッジ捕集容器64内に導入される。
この第2スラッジ捕集容器64内に導入された溶融塩浴
液14は、フィルタ部材72を介して微細なスラッジが
除去され、溶融塩浴槽12内に戻されることになる。
【0042】一方、第1スラッジ捕集容器62内に堆積
したスラッジを取り出す際には、第1の実施例に係るス
ラッジ除去装置10を構成するスラッジ捕集容器16と
同様に行えばよく、第2スラッジ捕集容器64内に堆積
したスラッジを取り出す際には、第2の実施例に係るス
ラッジ除去装置50で説明したように超音波洗浄装置
(図示せず)等を使用してフィルタ部材72に付着した
スラッジを除去すればよい。
したスラッジを取り出す際には、第1の実施例に係るス
ラッジ除去装置10を構成するスラッジ捕集容器16と
同様に行えばよく、第2スラッジ捕集容器64内に堆積
したスラッジを取り出す際には、第2の実施例に係るス
ラッジ除去装置50で説明したように超音波洗浄装置
(図示せず)等を使用してフィルタ部材72に付着した
スラッジを除去すればよい。
【0043】次いで、第4の実施例に係るスラッジ除去
装置80について、図5を参照して以下に説明する。な
お、第1の実施例に係るスラッジ除去装置10と同一の
構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明は
省略する。
装置80について、図5を参照して以下に説明する。な
お、第1の実施例に係るスラッジ除去装置10と同一の
構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明は
省略する。
【0044】このスラッジ除去装置80は、溶融塩浴槽
12の外部に設けられ、前記溶融塩浴槽12との間で溶
融塩浴液14を循環可能な第1スラッジ捕集容器82お
よび第2スラッジ捕集容器84を備える。この第1スラ
ッジ捕集容器82は、前述したスラッジ捕集容器16と
同様に構成されており、その詳細な説明は省略する。第
2スラッジ捕集容器84は、下端部86と側部88とに
多数の孔部90が形成されるとともに、蓋92に導入口
94が形成され、この導入口94の下方には、複数の孔
部96が形成された分散部材98が設けられる。第2ス
ラッジ捕集容器84内には、ハニカム形状のコーディエ
ライトセラミックス製またはムライトセラミックス製フ
ィルタ部材100が複数個配設される。このフィルタ部
材100は、前述したフィルタ部材52と同様に構成さ
れている。
12の外部に設けられ、前記溶融塩浴槽12との間で溶
融塩浴液14を循環可能な第1スラッジ捕集容器82お
よび第2スラッジ捕集容器84を備える。この第1スラ
ッジ捕集容器82は、前述したスラッジ捕集容器16と
同様に構成されており、その詳細な説明は省略する。第
2スラッジ捕集容器84は、下端部86と側部88とに
多数の孔部90が形成されるとともに、蓋92に導入口
94が形成され、この導入口94の下方には、複数の孔
部96が形成された分散部材98が設けられる。第2ス
ラッジ捕集容器84内には、ハニカム形状のコーディエ
ライトセラミックス製またはムライトセラミックス製フ
ィルタ部材100が複数個配設される。このフィルタ部
材100は、前述したフィルタ部材52と同様に構成さ
れている。
【0045】溶融塩浴槽12の上方に設けられたフレー
ム部材102には、第1スラッジ捕集容器82と第2ス
ラッジ捕集容器84とが互いに所定間隔離間して載置さ
れており、溶融塩浴液14中に浸漬された管本体104
の上部に、昇降および回動(首振り)自在な可動型管体
106が連結されている。
ム部材102には、第1スラッジ捕集容器82と第2ス
ラッジ捕集容器84とが互いに所定間隔離間して載置さ
れており、溶融塩浴液14中に浸漬された管本体104
の上部に、昇降および回動(首振り)自在な可動型管体
106が連結されている。
【0046】このように構成される第4の実施例に係る
スラッジ除去装置80では、まず可動型管体106が第
1スラッジ捕集容器82の導入口30に連結されてお
り、溶融塩浴槽12内の溶融塩浴液14が、管本体10
4から可動型管体106を介してこの第1スラッジ捕集
容器82内に導入される。このため、溶融塩浴液14
は、第1スラッジ捕集容器82の複数の孔部24を通っ
て比較的大きなスラッジが除去された後、溶融塩浴槽1
2内に戻される。
スラッジ除去装置80では、まず可動型管体106が第
1スラッジ捕集容器82の導入口30に連結されてお
り、溶融塩浴槽12内の溶融塩浴液14が、管本体10
4から可動型管体106を介してこの第1スラッジ捕集
容器82内に導入される。このため、溶融塩浴液14
は、第1スラッジ捕集容器82の複数の孔部24を通っ
て比較的大きなスラッジが除去された後、溶融塩浴槽1
2内に戻される。
【0047】第1スラッジ捕集容器82によるスラッジ
除去作業が所定の時間だけ行われた後、可動型管体10
6が昇降および回動されることにより、この可動型管体
106が第1スラッジ捕集容器82から離脱されて第2
スラッジ捕集容器84の導入口94に連結される。そし
て、溶融塩浴槽12内の溶融塩浴液14が、管本体10
4から可動型管体106を介して第2スラッジ捕集容器
84内に導入される。この第2スラッジ捕集容器84内
に導入された溶融塩浴液14は、フィルタ部材100を
介して微細なスラッジが除去され、溶融塩浴槽12内に
戻されることになる。
除去作業が所定の時間だけ行われた後、可動型管体10
6が昇降および回動されることにより、この可動型管体
106が第1スラッジ捕集容器82から離脱されて第2
スラッジ捕集容器84の導入口94に連結される。そし
て、溶融塩浴槽12内の溶融塩浴液14が、管本体10
4から可動型管体106を介して第2スラッジ捕集容器
84内に導入される。この第2スラッジ捕集容器84内
に導入された溶融塩浴液14は、フィルタ部材100を
介して微細なスラッジが除去され、溶融塩浴槽12内に
戻されることになる。
【0048】従って、第4の実施例に係るスラッジ除去
装置80では、第2および第3の実施例に係るスラッジ
除去装置50、60と同様の効果を有する他、特に第1
スラッジ捕集容器82と第2スラッジ捕集容器84とを
選択的に使用することができるという利点がある。
装置80では、第2および第3の実施例に係るスラッジ
除去装置50、60と同様の効果を有する他、特に第1
スラッジ捕集容器82と第2スラッジ捕集容器84とを
選択的に使用することができるという利点がある。
【0049】
【発明の効果】本発明に係る溶融塩浴液中のスラッジ除
去装置によれば、以下の効果乃至利点が得られる。
去装置によれば、以下の効果乃至利点が得られる。
【0050】溶融塩浴槽内の溶融塩浴液がスラッジ捕集
容器に循環されると、このスラッジ捕集容器に設けられ
た複数の孔部を介して該溶融塩浴液中のスラッジが分離
され、前記スラッジ捕集容器内に該スラッジが残留堆積
する。ここで、スラッジ捕集容器の内部は、開放された
一端側の開口面積が底部側の開口面積よりも大きく設定
されているため、このスラッジ捕集容器を反転させるこ
とにより該スラッジ捕集容器からスラッジを容易かつ確
実に取り出すことができる。
容器に循環されると、このスラッジ捕集容器に設けられ
た複数の孔部を介して該溶融塩浴液中のスラッジが分離
され、前記スラッジ捕集容器内に該スラッジが残留堆積
する。ここで、スラッジ捕集容器の内部は、開放された
一端側の開口面積が底部側の開口面積よりも大きく設定
されているため、このスラッジ捕集容器を反転させるこ
とにより該スラッジ捕集容器からスラッジを容易かつ確
実に取り出すことができる。
【0051】さらに、スラッジ捕集容器内にハニカム形
状のセラミックス製フィルタ部材が配設されると、比較
的大きなスラッジがこのスラッジ捕集容器内に残留し、
微細なスラッジが前記セラミックス製フィルタ部材を介
して分離される。その際、フィルタ部材がハニカム形状
を有しているため表面積が大きく、溶融塩浴液中のスラ
ッジを効果的に付着させることができるとともに、ソル
トの通過性が良好となって廃棄されるソルトを可及的に
低減させることが可能になる。
状のセラミックス製フィルタ部材が配設されると、比較
的大きなスラッジがこのスラッジ捕集容器内に残留し、
微細なスラッジが前記セラミックス製フィルタ部材を介
して分離される。その際、フィルタ部材がハニカム形状
を有しているため表面積が大きく、溶融塩浴液中のスラ
ッジを効果的に付着させることができるとともに、ソル
トの通過性が良好となって廃棄されるソルトを可及的に
低減させることが可能になる。
【0052】さらにまた、第1スラッジ捕集容器と第2
スラッジ捕集容器とを上下にあるいは並列して配置させ
ると、比較的大きなスラッジが第1スラッジ捕集容器で
分離される一方、微細なスラッジが第2スラッジ捕集容
器で分離され、種々の大きさの異なるスラッジを容易に
除去することができる。
スラッジ捕集容器とを上下にあるいは並列して配置させ
ると、比較的大きなスラッジが第1スラッジ捕集容器で
分離される一方、微細なスラッジが第2スラッジ捕集容
器で分離され、種々の大きさの異なるスラッジを容易に
除去することができる。
【0053】しかも、フィルタ部材は、多孔質なコーデ
ィエライトセラミックス製またはムライトセラミックス
製であるため、スラッジを一層効果的に付着させること
ができ、該スラッジの除去作業を効率的かつ確実に遂行
することが可能になる。
ィエライトセラミックス製またはムライトセラミックス
製であるため、スラッジを一層効果的に付着させること
ができ、該スラッジの除去作業を効率的かつ確実に遂行
することが可能になる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る溶融塩浴液中のス
ラッジ除去装置の概略構成図である。
ラッジ除去装置の概略構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係る溶融塩浴液中のス
ラッジ除去装置の概略構成図である。
ラッジ除去装置の概略構成図である。
【図3】前記第2の実施例に係るスラッジ除去装置を構
成するフィルタ部材の拡大斜視図である。
成するフィルタ部材の拡大斜視図である。
【図4】本発明の第3の実施例に係る溶融塩浴液中のス
ラッジ除去装置の概略構成図である。
ラッジ除去装置の概略構成図である。
【図5】本発明の第4の実施例に係る溶融塩浴液中のス
ラッジ除去装置の概略構成図である。
ラッジ除去装置の概略構成図である。
10…スラッジ除去装置 12…溶融塩浴槽 14…溶融塩浴液 16…スラッジ捕集容器 18…一端 22…底部 24…孔部 30…導入口 34…分散部材 50…スラッジ除去装置 52…フィルタ部材 54…セル 60…スラッジ除去装置 62、64…スラッジ捕集容器 70…孔部 72…フィルタ部材 80…スラッジ除去装置 82、84…スラッジ捕集容器 94…導入口 98…分散部材 100…フィルタ部材 104…管本体 106…可動型管体
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 39/20 D
Claims (5)
- 【請求項1】溶融塩浴槽外に設けられ、前記溶融塩浴槽
との間で溶融塩浴液を循環可能なスラッジ捕集容器を備
え、 前記スラッジ捕集容器は、多数の孔部を有し一端側が開
放された有底状の円筒乃至多角筒であり、 該スラッジ捕集容器の内部は、前記開放された一端側の
開口面積が底部側の開口面積よりも大きく設定されるこ
とを特徴とする溶融塩浴液中のスラッジ除去装置。 - 【請求項2】請求項1記載のスラッジ除去装置におい
て、前記スラッジ捕集容器内にハニカム形状のセラミッ
クス製フィルタ部材が配設されることを特徴とする溶融
塩浴液中のスラッジ除去装置。 - 【請求項3】溶融塩浴槽外に設けられ、前記溶融塩浴槽
との間で溶融塩浴液を循環可能な第1スラッジ捕集容器
および第2スラッジ捕集容器を備え、 前記第1スラッジ捕集容器は、多数の孔部を有し一端側
が開放された有底状の円筒乃至多角筒であり、 該第1スラッジ捕集容器の内部は、前記開放された一端
側の開口面積が底部側の開口面積よりも大きく設定され
ており、 前記第2スラッジ捕集容器は、多数の孔部を有するとと
もに、その内部にハニカム形状のセラミックス製フィル
タ部材が配設されることを特徴とする溶融塩浴液中のス
ラッジ除去装置。 - 【請求項4】請求項3記載のスラッジ除去装置におい
て、前記溶融塩浴槽内の溶融塩浴液を前記第1スラッジ
捕集容器と前記第2スラッジ捕集容器とに選択的に供給
自在な可動型管体を備えることを特徴とする溶融塩浴液
中のスラッジ除去装置。 - 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載のスラッ
ジ除去装置において、前記フィルタ部材は、コーディエ
ライトセラミックス製またはムライトセラミックス製で
あることを特徴とする溶融塩浴液中のスラッジ除去装
置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5013745A JP2845707B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 溶融塩浴液中のスラッジ除去装置 |
| DE19934337374 DE4337374C2 (de) | 1992-11-09 | 1993-11-02 | Vorrichtung zum Entschlammen einer Salzschmelze |
| FR9313331A FR2697761B1 (fr) | 1992-11-09 | 1993-11-09 | Methode et appareil pour l'elimination des boues d'un bain liquide de sels fondus. |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5013745A JP2845707B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 溶融塩浴液中のスラッジ除去装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06228631A true JPH06228631A (ja) | 1994-08-16 |
| JP2845707B2 JP2845707B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=11841796
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5013745A Expired - Fee Related JP2845707B2 (ja) | 1992-11-09 | 1993-01-29 | 溶融塩浴液中のスラッジ除去装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2845707B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3187249B2 (ja) * | 1994-05-17 | 2001-07-11 | 本田技研工業株式会社 | スラッジ除去装置 |
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|---|---|---|---|---|
| JPS4427351Y1 (ja) * | 1965-03-20 | 1969-11-14 | ||
| JPS57173806U (ja) * | 1981-04-27 | 1982-11-02 | ||
| JPS6153176A (ja) * | 1984-08-22 | 1986-03-17 | 株式会社デンソー | 多孔質セラミツク体 |
| JPS61103460U (ja) * | 1984-12-11 | 1986-07-01 | ||
| JPS6214004A (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 光フアイバ−を用いたプリント基板の孔位置検査方法 |
| JPS62244415A (ja) * | 1986-04-16 | 1987-10-24 | Bridgestone Corp | セラミツクフイルタ− |
| JPH0190877U (ja) * | 1987-12-03 | 1989-06-14 | ||
| JPH045913A (ja) * | 1990-04-24 | 1992-01-09 | Matsushita Electric Works Ltd | ごみ排出装置 |
| JPH04338410A (ja) * | 1991-05-15 | 1992-11-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 舟型流し装置 |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP5013745A patent/JP2845707B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
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| JPS57173806U (ja) * | 1981-04-27 | 1982-11-02 | ||
| JPS6153176A (ja) * | 1984-08-22 | 1986-03-17 | 株式会社デンソー | 多孔質セラミツク体 |
| JPS61103460U (ja) * | 1984-12-11 | 1986-07-01 | ||
| JPS6214004A (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 光フアイバ−を用いたプリント基板の孔位置検査方法 |
| JPS62244415A (ja) * | 1986-04-16 | 1987-10-24 | Bridgestone Corp | セラミツクフイルタ− |
| JPH0190877U (ja) * | 1987-12-03 | 1989-06-14 | ||
| JPH045913A (ja) * | 1990-04-24 | 1992-01-09 | Matsushita Electric Works Ltd | ごみ排出装置 |
| JPH04338410A (ja) * | 1991-05-15 | 1992-11-25 | Sanyo Electric Co Ltd | 舟型流し装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2845707B2 (ja) | 1999-01-13 |
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