JPH06228791A - 電気めっき装置 - Google Patents
電気めっき装置Info
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- JPH06228791A JPH06228791A JP5319237A JP31923793A JPH06228791A JP H06228791 A JPH06228791 A JP H06228791A JP 5319237 A JP5319237 A JP 5319237A JP 31923793 A JP31923793 A JP 31923793A JP H06228791 A JPH06228791 A JP H06228791A
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- plating
- insoluble anode
- thin plate
- electroplating
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/24—Reinforcing of the conductive pattern
- H05K3/241—Reinforcing of the conductive pattern characterised by the electroplating method; means therefor, e.g. baths or apparatus
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
- C25D17/00—Constructional parts, or assemblies thereof, of cells for electrolytic coating
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C25—ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
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- C25D17/005—Contacting devices
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C25D17/00—Constructional parts, or assemblies thereof, of cells for electrolytic coating
- C25D17/10—Electrodes, e.g. composition, counter electrode
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- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
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- C25D—PROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 寸法の異なる基板に対しても均一性の高い膜
厚の電気めっきを施すことができる連続走行式電気めっ
き装置に係り、製品品質を向上させることを目的とす
る。 【構成】 電解槽2の基板P1 を水平状態で移送する移
送路に沿って上下に一定間隔を保って1対とした不溶性
陽極板7の複数対を互いに電気的に独立させて並列に配
置し、これらの各対の不溶性陽極板7をそれぞれ単独で
通電できるように整流器8の陽極端子に接続し、全ての
整流器8の陰極端子は一括して基板P1 を挟むクリップ
6に接続した状態とし、めっきされるべき基板P1 の大
きさに対応して、基板P1 の上下方向の投影面内に含ま
れる不溶性陽極板7のみに通電してめっきを行い、めっ
き皮膜の厚みの均一性を高める。
厚の電気めっきを施すことができる連続走行式電気めっ
き装置に係り、製品品質を向上させることを目的とす
る。 【構成】 電解槽2の基板P1 を水平状態で移送する移
送路に沿って上下に一定間隔を保って1対とした不溶性
陽極板7の複数対を互いに電気的に独立させて並列に配
置し、これらの各対の不溶性陽極板7をそれぞれ単独で
通電できるように整流器8の陽極端子に接続し、全ての
整流器8の陰極端子は一括して基板P1 を挟むクリップ
6に接続した状態とし、めっきされるべき基板P1 の大
きさに対応して、基板P1 の上下方向の投影面内に含ま
れる不溶性陽極板7のみに通電してめっきを行い、めっ
き皮膜の厚みの均一性を高める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリント配線基板等
の薄板に電気めっきを施す連続走行式電気めっき装置に
関する。
の薄板に電気めっきを施す連続走行式電気めっき装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プリント配線基板(以下、単に基
板と称す)への電気銅めっきが多く行われている。この
ような電気銅めっきを行う電気めっき装置は、従来、可
溶性の銅陽極が設けられためっき槽内のめっき液中に基
板を浸漬させ、基板を陰極として通電してめっきを行っ
ている。
板と称す)への電気銅めっきが多く行われている。この
ような電気銅めっきを行う電気めっき装置は、従来、可
溶性の銅陽極が設けられためっき槽内のめっき液中に基
板を浸漬させ、基板を陰極として通電してめっきを行っ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電気めっき装置にあっては、めっき作業の継続
に伴い銅陽極が次第に溶解、消耗するため、逐次銅陽極
の補給を行う必要があり、その作業が困難で危険を伴う
という問題があった。また、このような銅陽極は、装置
内では寸法が固定されており、基板の大きさによって通
電される陽極の面積を自由に変更させることは困難であ
り、基板の面積に対して相対する陽極の面積が大きい時
は基板の周辺部のめっき膜厚が異常に厚くなり、基板中
心部のめっき膜厚が不足する結果となる。このことは、
めっき膜厚に厳しい均一性が求められる基板に付いては
製品の品質を満足しえないことになる。この発明は、電
気めっき装置における前記従来のかかえる諸問題をすべ
て解決する電気めっき装置を提供しようとするものであ
る。
た従来の電気めっき装置にあっては、めっき作業の継続
に伴い銅陽極が次第に溶解、消耗するため、逐次銅陽極
の補給を行う必要があり、その作業が困難で危険を伴う
という問題があった。また、このような銅陽極は、装置
内では寸法が固定されており、基板の大きさによって通
電される陽極の面積を自由に変更させることは困難であ
り、基板の面積に対して相対する陽極の面積が大きい時
は基板の周辺部のめっき膜厚が異常に厚くなり、基板中
心部のめっき膜厚が不足する結果となる。このことは、
めっき膜厚に厳しい均一性が求められる基板に付いては
製品の品質を満足しえないことになる。この発明は、電
気めっき装置における前記従来のかかえる諸問題をすべ
て解決する電気めっき装置を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、薄板をめっき
槽内のめっき液中を移送しながら電気めっきを施す電気
めっき装置であって、薄板の移送路に沿って延在し該移
送路を間に一定間隔を保って1対とした不溶性陽極板の
複数対を互いに電気的に独立させて前記移送路と直交す
る薄板と平行な方向に並列に配置するとともに、これら
不溶性陽極板の各1対をそれぞれ単独で通電可能とし、
移送される薄板の面垂直方向の投影面内に含まれる不溶
性陽極板のみに通電してめっきを行うようにしたことを
特徴とする電気めっき装置である。
槽内のめっき液中を移送しながら電気めっきを施す電気
めっき装置であって、薄板の移送路に沿って延在し該移
送路を間に一定間隔を保って1対とした不溶性陽極板の
複数対を互いに電気的に独立させて前記移送路と直交す
る薄板と平行な方向に並列に配置するとともに、これら
不溶性陽極板の各1対をそれぞれ単独で通電可能とし、
移送される薄板の面垂直方向の投影面内に含まれる不溶
性陽極板のみに通電してめっきを行うようにしたことを
特徴とする電気めっき装置である。
【0005】
【作用】メッキすべき薄板(基板)はめっき液中で水平
状態または鉛直状態で移送されながら電気めっきが施さ
れるが、基板の大きさに対応して、複数対並列に配置さ
れている不溶性陽極板のうち基板の面垂直方向の投影面
内に含まれる対の不溶性陽極板のみに通電することによ
って、基板表面に均一性の高い膜厚のめっきが析出され
る。即ち、基板の大きさに対応して通電される不溶性陽
極板の面積を調節することによって、寸法の異なる全て
の基板に対して均一性の高いめっきを施すことができ
る。しかも、不溶性陽極板を使用しているために、めっ
き液中の金属分の減少に対してはめっき液に可溶な金属
塩を投入して補給するだけでめっき液中の金属分濃度を
常に所定濃度に維持することができる。
状態または鉛直状態で移送されながら電気めっきが施さ
れるが、基板の大きさに対応して、複数対並列に配置さ
れている不溶性陽極板のうち基板の面垂直方向の投影面
内に含まれる対の不溶性陽極板のみに通電することによ
って、基板表面に均一性の高い膜厚のめっきが析出され
る。即ち、基板の大きさに対応して通電される不溶性陽
極板の面積を調節することによって、寸法の異なる全て
の基板に対して均一性の高いめっきを施すことができ
る。しかも、不溶性陽極板を使用しているために、めっ
き液中の金属分の減少に対してはめっき液に可溶な金属
塩を投入して補給するだけでめっき液中の金属分濃度を
常に所定濃度に維持することができる。
【0006】また、めっき液の循環ポンプを付設し、こ
の循環ポンプから吐出されるめっき液を移送される基板
面に衝突させるようにすれば、基板のスルーホール内へ
のめっきの付きまわりを向上させると共にめっき液の攪
拌も良好に行われる。さらに、基板の大きさを検出する
センサを設け、このセンサの出力で不溶性陽極板の通電
の有無を制御するようにすれば、その自動化が図れ、寸
法の異なる基板のめっきを効率的に行える。
の循環ポンプから吐出されるめっき液を移送される基板
面に衝突させるようにすれば、基板のスルーホール内へ
のめっきの付きまわりを向上させると共にめっき液の攪
拌も良好に行われる。さらに、基板の大きさを検出する
センサを設け、このセンサの出力で不溶性陽極板の通電
の有無を制御するようにすれば、その自動化が図れ、寸
法の異なる基板のめっきを効率的に行える。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1から図4はこの発明の一実施例にかかる電
気めっき装置を示し、図1が一部を省略した全体の平面
図、図2が全体縦断正面図、図3が一部の拡大平面図、
図4が図3の4−4矢視断面図である。図1,2中、1
は外槽であり、外槽1内には、上部に電解槽2が、この
電解槽2の下方に受槽91が区画され、また、受槽91
の側方に剥離槽92と水洗槽93とが区画される。電解
槽2および受槽91にはめっき液が貯留され、めっき液
はカートリッジフィルタ(図示せず)を付設した循環ポ
ンプ3によって受槽91から電解槽2へ送られ、電解槽
2からオーバーフローによって再び受槽91へ戻るよう
になっている。剥離槽92には剥離液が、また、水洗槽
93には洗浄水が貯留され、これら剥離槽92と水洗槽
93内に後述する無端チェーン5が連続して掛装され
る。
明する。図1から図4はこの発明の一実施例にかかる電
気めっき装置を示し、図1が一部を省略した全体の平面
図、図2が全体縦断正面図、図3が一部の拡大平面図、
図4が図3の4−4矢視断面図である。図1,2中、1
は外槽であり、外槽1内には、上部に電解槽2が、この
電解槽2の下方に受槽91が区画され、また、受槽91
の側方に剥離槽92と水洗槽93とが区画される。電解
槽2および受槽91にはめっき液が貯留され、めっき液
はカートリッジフィルタ(図示せず)を付設した循環ポ
ンプ3によって受槽91から電解槽2へ送られ、電解槽
2からオーバーフローによって再び受槽91へ戻るよう
になっている。剥離槽92には剥離液が、また、水洗槽
93には洗浄水が貯留され、これら剥離槽92と水洗槽
93内に後述する無端チェーン5が連続して掛装され
る。
【0008】電解槽2内には、水平面に対して上下2段
に設けられた搬送ロール4が水平に複数配設され、ま
た、これらロール4の一側端側を走行する無端導電チェ
ーン5が設けられている。これら上下2段のロール4は
図示しない駆動装置によって互いに反対方向に回転さ
れ、これら上下のロール4間を基板Pが水平状態で矢印
方向に移送される。
に設けられた搬送ロール4が水平に複数配設され、ま
た、これらロール4の一側端側を走行する無端導電チェ
ーン5が設けられている。これら上下2段のロール4は
図示しない駆動装置によって互いに反対方向に回転さ
れ、これら上下のロール4間を基板Pが水平状態で矢印
方向に移送される。
【0009】無端導電チェーン5は、複数のクリップ6
が所定の間隔で取り付けられ、電解槽2、剥離槽92お
よび水洗槽93内を連続して走行するように掛装され
る。この無端導電チェーン5は、図示しない駆動装置に
連結されて駆動され、また、整流器8の陰極に電気的に
接続される。この導電チェーン5は、電解槽2、剥離槽
92および水洗槽93内を順次連続して走行し、電解槽
2で付着しためっきを剥離槽92で剥離した後に水洗槽
93で水洗される。
が所定の間隔で取り付けられ、電解槽2、剥離槽92お
よび水洗槽93内を連続して走行するように掛装され
る。この無端導電チェーン5は、図示しない駆動装置に
連結されて駆動され、また、整流器8の陰極に電気的に
接続される。この導電チェーン5は、電解槽2、剥離槽
92および水洗槽93内を順次連続して走行し、電解槽
2で付着しためっきを剥離槽92で剥離した後に水洗槽
93で水洗される。
【0010】クリップ6は、図3および図4に示すよう
に、把持部49が形成された本体42aと、端部に把持
部47および当接部46が形成された略く字状の把持片
42bを有し、この把持片42bを本体42aに支軸4
2dによって回動自在に取り付けて構成され、支軸42
dの廻りに把持片42bをその把持部47が本体42a
の把持部49に当接する方向に付勢するスプリング42
cが設けられる。
に、把持部49が形成された本体42aと、端部に把持
部47および当接部46が形成された略く字状の把持片
42bを有し、この把持片42bを本体42aに支軸4
2dによって回動自在に取り付けて構成され、支軸42
dの廻りに把持片42bをその把持部47が本体42a
の把持部49に当接する方向に付勢するスプリング42
cが設けられる。
【0011】本体42aは導電チェーン5と電気的に導
通するように設けられ、本体42aおよび把持片42b
が導電チェーン5を介して前述した整流器8の陰極端子
に電気的に接続する。把持片42bは、当接部46がカ
ム部材45のカム面45aと摺動可能に形成され、導電
チェーン5の走行でカム面45aを当接してスプリング
42cの弾性力に抗し揺動する。カム部材45は、電解
槽2の基板P走行方向両端位置(図2中、)に設け
られる。このクリップ6は、前記位置で基板Pを挟
み、把持片42bの把持部47が本体42aの把持部4
9に密着した閉じ状態(図4実線状態)で基板Pと電気
的に導通した状態を維持し、位置で把持片42bの当
接部46がガイド部材45に係合して把持部47が本体
42aから離間して開き(図10仮想線状態)、この状
態で基板Pが着脱される。
通するように設けられ、本体42aおよび把持片42b
が導電チェーン5を介して前述した整流器8の陰極端子
に電気的に接続する。把持片42bは、当接部46がカ
ム部材45のカム面45aと摺動可能に形成され、導電
チェーン5の走行でカム面45aを当接してスプリング
42cの弾性力に抗し揺動する。カム部材45は、電解
槽2の基板P走行方向両端位置(図2中、)に設け
られる。このクリップ6は、前記位置で基板Pを挟
み、把持片42bの把持部47が本体42aの把持部4
9に密着した閉じ状態(図4実線状態)で基板Pと電気
的に導通した状態を維持し、位置で把持片42bの当
接部46がガイド部材45に係合して把持部47が本体
42aから離間して開き(図10仮想線状態)、この状
態で基板Pが着脱される。
【0012】また、電解槽2内には、基板Pの移送方向
に沿って、巾1〜20cmで適宜な長さに制作された不
溶性陽極板7がロール4の上下に一定間隔を保って1対
となるように水平に設けられ、その複数対(図示例では
a,b,…,hの8対)が並列に配置されており、隣り
合った上下1対の不溶性陽極板7とは互いに絶縁されて
いる。不溶性陽極板7としては、白金、カーボン、フェ
ライト或いはイリジウムなどの白金族元素の酸化物を金
属基体上にコーティングしたものを用いる。なお、電解
槽2への基板Pの入口と出口には公知のシール構造が施
されるが、その説明と図示は省略する。
に沿って、巾1〜20cmで適宜な長さに制作された不
溶性陽極板7がロール4の上下に一定間隔を保って1対
となるように水平に設けられ、その複数対(図示例では
a,b,…,hの8対)が並列に配置されており、隣り
合った上下1対の不溶性陽極板7とは互いに絶縁されて
いる。不溶性陽極板7としては、白金、カーボン、フェ
ライト或いはイリジウムなどの白金族元素の酸化物を金
属基体上にコーティングしたものを用いる。なお、電解
槽2への基板Pの入口と出口には公知のシール構造が施
されるが、その説明と図示は省略する。
【0013】8は所定のめっきを行うために十分な電圧
および電流を印加しうる複数の整流器で、各整流器8の
陽極端子は上下一対の不溶性陽極板7にそれぞれ単独に
通電できるように接続されるか、あるいは電圧・電流調
節器9を介して不溶性陽極板7の複数の上下対に接続さ
れる。また、すべての整流器8の陰極は移送される基板
Pへの通電用接点側に接続される。通電用接点として
は、図示例では無端導電チェーン5を介して基板P1 の
一側縁部を挟むクリップ6としてあるが、通電用の円形
金属ロールを基板P1 の表面に接触させることもでき
る。
および電流を印加しうる複数の整流器で、各整流器8の
陽極端子は上下一対の不溶性陽極板7にそれぞれ単独に
通電できるように接続されるか、あるいは電圧・電流調
節器9を介して不溶性陽極板7の複数の上下対に接続さ
れる。また、すべての整流器8の陰極は移送される基板
Pへの通電用接点側に接続される。通電用接点として
は、図示例では無端導電チェーン5を介して基板P1 の
一側縁部を挟むクリップ6としてあるが、通電用の円形
金属ロールを基板P1 の表面に接触させることもでき
る。
【0014】なお、前述した循環ポンプ3の吐出側は、
基板P1 の上下双方から液を噴出してめっき液を攪拌す
る噴流ノズル10を配設した吐出配管11を連結し、水
平移送される基板P1 のスルーホール内へのめっきの付
きまわりを向上させている。ただし、めっき液の噴出は
上下一方のみから噴射させてもよい。
基板P1 の上下双方から液を噴出してめっき液を攪拌す
る噴流ノズル10を配設した吐出配管11を連結し、水
平移送される基板P1 のスルーホール内へのめっきの付
きまわりを向上させている。ただし、めっき液の噴出は
上下一方のみから噴射させてもよい。
【0015】しかして、前処理が予め施された基板P1
は、水平進行方向の側縁部の一方がクリップ6で挟まれ
て整流器8の陰極と接続され、上下2段の搬送ロール4
によって電解槽2内のめっき液中を水平状態で移送され
る。この時、基板P1 の大きさに対応して、a,b,
…,hの8対配置されている不溶性陽極板7のうち基板
P1 の上下方向の投影面内に含まれる全8対の不溶性陽
極板7が通電され、基板P1 の表面に均一性の高い膜厚
のめっきを析出させることができる。また、基板P1 よ
り小さい鎖線で示す基板P2 にめっきを施す場合には、
基板P2 の上下方向の投影面内に含まれるa,b,c,
d,e対の不溶性陽極板7のみに通電することによっ
て、基板P2 の表面に均一性の高い膜厚のめっきを析出
させることができる。
は、水平進行方向の側縁部の一方がクリップ6で挟まれ
て整流器8の陰極と接続され、上下2段の搬送ロール4
によって電解槽2内のめっき液中を水平状態で移送され
る。この時、基板P1 の大きさに対応して、a,b,
…,hの8対配置されている不溶性陽極板7のうち基板
P1 の上下方向の投影面内に含まれる全8対の不溶性陽
極板7が通電され、基板P1 の表面に均一性の高い膜厚
のめっきを析出させることができる。また、基板P1 よ
り小さい鎖線で示す基板P2 にめっきを施す場合には、
基板P2 の上下方向の投影面内に含まれるa,b,c,
d,e対の不溶性陽極板7のみに通電することによっ
て、基板P2 の表面に均一性の高い膜厚のめっきを析出
させることができる。
【0016】この場合の不溶性陽極板7への通電は、基
板P1 ,P2 の大きさを電気的あるいは光学的手段によ
って自動検出し、検出された信号に基づいて自動的に行
われるようにすることが便利である。なお、図1におい
ては、便宜上大きな基板P1 または小さな基板P2 がメ
ッキされる状態を説明したもので、普通、基板Pは各大
きさのものがロット毎に搬入めっきされるものである。
板P1 ,P2 の大きさを電気的あるいは光学的手段によ
って自動検出し、検出された信号に基づいて自動的に行
われるようにすることが便利である。なお、図1におい
ては、便宜上大きな基板P1 または小さな基板P2 がメ
ッキされる状態を説明したもので、普通、基板Pは各大
きさのものがロット毎に搬入めっきされるものである。
【0017】また、めっき液中の金属分(イオン)の減
少に対しては、めっき液の循環経路に設けられた受槽9
1内にめっき液中に可溶な銅塩を投入し、補給すること
によって金属分濃度を常に容易に維持することができ、
めっき液中の各成分の濃度管理は自動分析機器および自
動補給装置との組み合わせにより自動的に行われるよう
にすることが望ましい。
少に対しては、めっき液の循環経路に設けられた受槽9
1内にめっき液中に可溶な銅塩を投入し、補給すること
によって金属分濃度を常に容易に維持することができ、
めっき液中の各成分の濃度管理は自動分析機器および自
動補給装置との組み合わせにより自動的に行われるよう
にすることが望ましい。
【0018】次に、上記実施例の実験例を述べる。 実験例1;図1,2に示されるような装置において、巾
5cm、長さ120cmのチタン金属板上に酸化イリジ
ウムを焼付けコーティングした不溶性陽極板7を16枚
用意し、上下2段のロール4の中心から上下にそれぞれ
12cmの間隔で基板Pの移送方向に沿って8枚ずつ
(a,b,…,h)、隣の不溶性陽極板7との間隔を1
cmずつ開けて並列に配置した。これらの不溶性電極7
は、上下の1枚ずつを1対として、単独で通電できるよ
うに電圧・電流調節器9を介して整流器8の陽極端子へ
接続した。
5cm、長さ120cmのチタン金属板上に酸化イリジ
ウムを焼付けコーティングした不溶性陽極板7を16枚
用意し、上下2段のロール4の中心から上下にそれぞれ
12cmの間隔で基板Pの移送方向に沿って8枚ずつ
(a,b,…,h)、隣の不溶性陽極板7との間隔を1
cmずつ開けて並列に配置した。これらの不溶性電極7
は、上下の1枚ずつを1対として、単独で通電できるよ
うに電圧・電流調節器9を介して整流器8の陽極端子へ
接続した。
【0019】めっき液として、次の組成の硫酸銅めっき
液を調製し、上側の不溶性陽極板7の上面よりも更に5
cm上方のレベルまで満たした。 硫酸銅(CuSO4 ・5H2 O) 65g/l 硫酸(H2 SO4 ) 180g/l 塩素イオン(Cl- ) 60mg/l 光沢剤(CuBrite TH,荏原ユージライト社製) 5ml/l
液を調製し、上側の不溶性陽極板7の上面よりも更に5
cm上方のレベルまで満たした。 硫酸銅(CuSO4 ・5H2 O) 65g/l 硫酸(H2 SO4 ) 180g/l 塩素イオン(Cl- ) 60mg/l 光沢剤(CuBrite TH,荏原ユージライト社製) 5ml/l
【0020】基板Pとしては、図5〜図7に示すような
3種類の両面銅箔張り基板(P1 :33cm×51c
m,P2 :33cm×33cm,P3 :33cm×25
cm)を用意し、それぞれ個別に各基板Pの33cmの
一側縁部を3個の通電用のクリップ6で挟んで整流器8
の陰極側に接続し、毎分10cmの平均速度で水平状態
で移動させながら10分間めっきを行った。この時の通
電条件は表1に示すとおりであり、基板Pの大きさによ
って、基板P1 ではa,b,…,hの上下8対の不溶性
陽極板7の全てに均等に通電し、同様に基板P2 では
a,b,…,eの上下5対の不溶性陽極板7に、基板P
3 ではa,b,c,dの上下4対の不溶性陽極板7に通
電した。
3種類の両面銅箔張り基板(P1 :33cm×51c
m,P2 :33cm×33cm,P3 :33cm×25
cm)を用意し、それぞれ個別に各基板Pの33cmの
一側縁部を3個の通電用のクリップ6で挟んで整流器8
の陰極側に接続し、毎分10cmの平均速度で水平状態
で移動させながら10分間めっきを行った。この時の通
電条件は表1に示すとおりであり、基板Pの大きさによ
って、基板P1 ではa,b,…,hの上下8対の不溶性
陽極板7の全てに均等に通電し、同様に基板P2 では
a,b,…,eの上下5対の不溶性陽極板7に、基板P
3 ではa,b,c,dの上下4対の不溶性陽極板7に通
電した。
【0021】なお、陰極(基板P)面の平均電流密度は
2.5A/dm2 に設定した。また、めっき液の液温は
23±2°Cに維持し、液の攪拌は基板面に向かってほ
ぼ垂直に取り付けられた噴流ノズル10から循環ポンプ
3によるめっき液の噴流・循環により行った。
2.5A/dm2 に設定した。また、めっき液の液温は
23±2°Cに維持し、液の攪拌は基板面に向かってほ
ぼ垂直に取り付けられた噴流ノズル10から循環ポンプ
3によるめっき液の噴流・循環により行った。
【0022】めっき後、図5〜図7に示すように基板P
の表裏18か所の測定点Mのめっき皮膜の厚みを測定
し、通電用のクリップ6側、中心部、クリップ6の反対
側に区別してそれぞれ表裏6箇所の平均膜厚を求め、中
心部の膜厚を基準として両端部のバラツキを確かめた。
その結果は表1に示す通りで、基板P両端の膜厚は中心
部に比べて1.1〜1.3倍の範囲内にあり、実用上問
題のない品質のめっきが得られた。また、めっきの外観
も均一で、物性も良好であった。
の表裏18か所の測定点Mのめっき皮膜の厚みを測定
し、通電用のクリップ6側、中心部、クリップ6の反対
側に区別してそれぞれ表裏6箇所の平均膜厚を求め、中
心部の膜厚を基準として両端部のバラツキを確かめた。
その結果は表1に示す通りで、基板P両端の膜厚は中心
部に比べて1.1〜1.3倍の範囲内にあり、実用上問
題のない品質のめっきが得られた。また、めっきの外観
も均一で、物性も良好であった。
【0023】比較例1;上記本発明の実験例1と同じよ
うに、基板P2 および基板P3 について、基板Pへの電
流は2.5A/dm2 をそのままとし、不溶性陽極板7
のa,b,…,hの8対全てに従来広く採用されている
方法に習い、同一の電圧を印加し、通電してめっきを行
った。結果は表1の比較例1の欄に見られる通りとな
り、特にクリップ6と反対側のめっき膜厚は中心部のそ
れの2〜3倍以上となり、品質的に満足すべき膜厚の分
布が得られなかった。また、膜厚が厚い最端部では、析
出が異常に粗いめっき皮膜となり、物性的にも不良と判
定された。
うに、基板P2 および基板P3 について、基板Pへの電
流は2.5A/dm2 をそのままとし、不溶性陽極板7
のa,b,…,hの8対全てに従来広く採用されている
方法に習い、同一の電圧を印加し、通電してめっきを行
った。結果は表1の比較例1の欄に見られる通りとな
り、特にクリップ6と反対側のめっき膜厚は中心部のそ
れの2〜3倍以上となり、品質的に満足すべき膜厚の分
布が得られなかった。また、膜厚が厚い最端部では、析
出が異常に粗いめっき皮膜となり、物性的にも不良と判
定された。
【0024】
【表1】
【0025】実験例2;実験例1で使用されたものと同
種の基板P1 ,P2 ,P3 を用いて、基板Pの平均電流
密度が4.0A/dm2 となるように、表2に示す条件
でそれぞれ通電し、他の条件は全て実験例1と同一とし
て10分間めっきを施した。
種の基板P1 ,P2 ,P3 を用いて、基板Pの平均電流
密度が4.0A/dm2 となるように、表2に示す条件
でそれぞれ通電し、他の条件は全て実験例1と同一とし
て10分間めっきを施した。
【0026】めっき後、実験例1と同様に、膜厚を表裏
18箇所の測定点Mで測定し、表裏6箇所の平均値を求
めたところ、表2に示す結果となり、基板の中心部に対
する膜厚は概ね1.15〜1.25倍であり、次の処理
工程に支障なく採用された。また、めっき外観も均一
で、物性的にも良好であった。
18箇所の測定点Mで測定し、表裏6箇所の平均値を求
めたところ、表2に示す結果となり、基板の中心部に対
する膜厚は概ね1.15〜1.25倍であり、次の処理
工程に支障なく採用された。また、めっき外観も均一
で、物性的にも良好であった。
【0027】比較例2;陰極(基板P)の平均電流密度
を実験例2と同一の4.0A/dm2 となるように設定
し、表2に示す条件で従来法により基板P2 ,P3 にそ
れぞれ10分間めっきを施した。めっき膜厚は、表2の
比較例2の欄に見られる通りとなり、クリップ6と反対
側の平均値は中心部のそれの1.9〜2.5倍と著しく
厚くなり、使用に適さなかった。また、基板Pの端部は
著しく粗雑な析出となり、外観、物性とも品質上満足し
えないものであった。
を実験例2と同一の4.0A/dm2 となるように設定
し、表2に示す条件で従来法により基板P2 ,P3 にそ
れぞれ10分間めっきを施した。めっき膜厚は、表2の
比較例2の欄に見られる通りとなり、クリップ6と反対
側の平均値は中心部のそれの1.9〜2.5倍と著しく
厚くなり、使用に適さなかった。また、基板Pの端部は
著しく粗雑な析出となり、外観、物性とも品質上満足し
えないものであった。
【0028】
【表2】
【0029】図8から図10にはこの発明の他の実施例
にかかる電気めっき装置を示し、図8が平面図、図9が
縦断側面図、図10が一部拡大側面図である。なお、こ
の実施例では、上述した各実施例と対応する部分には同
一の番号を付して説明を省略する。
にかかる電気めっき装置を示し、図8が平面図、図9が
縦断側面図、図10が一部拡大側面図である。なお、こ
の実施例では、上述した各実施例と対応する部分には同
一の番号を付して説明を省略する。
【0030】この実施例は、前述した実施例の導電チェ
ーン5に設けられたクリップ6で吊持して基板Pを移送
するように構成し、また、電解槽2内に基板の入口と出
口2d(図8参照)とを結ぶ直線に沿って水平方向に対
向して対をなす複数のロール4を鉛直軸廻りに回転可能
に配設し、移送する基板Pの揺れを防止するように構成
したものである。ロール4は、鉛直軸廻りの回転自在に
設けられ、水平方向に離間して対をなす。そして、図1
0は電解槽2の出入口のシール構造を示すもので、出入
口は互いに対象なので出口2d側を示しており、電解槽
2内開口部の槽壁近傍には円柱状の搬送ロール4が槽壁
を介して対峙して配置される。この搬送ロール4には、
電解槽2の内壁面に固定されたスキージ99が周面に略
液密的な摺接可能に係合し、また、上部端面にシール板
98が摺接可能に係合している。これらスキージ99お
よびシール板98は、各ロール4と共働して電解槽2内
のめっき液の出入口からの漏出を抑制する。なお、図8
中の矢印は基板Pの移送方向を示している。
ーン5に設けられたクリップ6で吊持して基板Pを移送
するように構成し、また、電解槽2内に基板の入口と出
口2d(図8参照)とを結ぶ直線に沿って水平方向に対
向して対をなす複数のロール4を鉛直軸廻りに回転可能
に配設し、移送する基板Pの揺れを防止するように構成
したものである。ロール4は、鉛直軸廻りの回転自在に
設けられ、水平方向に離間して対をなす。そして、図1
0は電解槽2の出入口のシール構造を示すもので、出入
口は互いに対象なので出口2d側を示しており、電解槽
2内開口部の槽壁近傍には円柱状の搬送ロール4が槽壁
を介して対峙して配置される。この搬送ロール4には、
電解槽2の内壁面に固定されたスキージ99が周面に略
液密的な摺接可能に係合し、また、上部端面にシール板
98が摺接可能に係合している。これらスキージ99お
よびシール板98は、各ロール4と共働して電解槽2内
のめっき液の出入口からの漏出を抑制する。なお、図8
中の矢印は基板Pの移送方向を示している。
【0031】この実施例にあっては、基板Pが導電チェ
ーン5のクリップ6により吊持されて鉛直状態で電解槽
2内を移送され、この移送時にロール4により揺れを規
制され、また、導電チェーン5を介して整流器8の陰極
端子と電気的に接続される。そして、各不溶性陽極板7
は基板Pの大きさに応じて水平方向の投影面内に含まれ
るもののみが選択的に通電されるため、基板Pの表面に
高い均一性の膜厚のめっきを形成することができる。
ーン5のクリップ6により吊持されて鉛直状態で電解槽
2内を移送され、この移送時にロール4により揺れを規
制され、また、導電チェーン5を介して整流器8の陰極
端子と電気的に接続される。そして、各不溶性陽極板7
は基板Pの大きさに応じて水平方向の投影面内に含まれ
るもののみが選択的に通電されるため、基板Pの表面に
高い均一性の膜厚のめっきを形成することができる。
【0032】すなわち、この実施例においても、大きな
基板P1 に対しては水平方向投影面内の不溶性陽極板7
a〜7gが整流器8の陽極端子と接続され、また、小さ
な基板P2 に対しては水平方向投影面内の不溶性陽極板
7a〜7dが整流器8の陽極端子と接続される。したが
って、全面において均一な膜厚のめっきが得られ、特
に、下端部のめっき膜厚が厚くなることを防止できる。
基板P1 に対しては水平方向投影面内の不溶性陽極板7
a〜7gが整流器8の陽極端子と接続され、また、小さ
な基板P2 に対しては水平方向投影面内の不溶性陽極板
7a〜7dが整流器8の陽極端子と接続される。したが
って、全面において均一な膜厚のめっきが得られ、特
に、下端部のめっき膜厚が厚くなることを防止できる。
【0033】次に、この実施例の実験例を述べる。 実験例3;図8,9に示される装置において、前述した
実験例1と同一の構成の不溶性陽極板7を16枚用い、
この不溶性陽極板7を左右2列のロール4の中心から左
右にそれぞれ12cmの間隔で基板Pの移送方向にそっ
て8枚(図中、a〜h)を上下に1cmずつ間隔を隔て
配置し、これら不溶性陽極板7を単独で通電できるよう
に電圧・電流調節器9を介して整流器8の陽極端子に接
続した。
実験例1と同一の構成の不溶性陽極板7を16枚用い、
この不溶性陽極板7を左右2列のロール4の中心から左
右にそれぞれ12cmの間隔で基板Pの移送方向にそっ
て8枚(図中、a〜h)を上下に1cmずつ間隔を隔て
配置し、これら不溶性陽極板7を単独で通電できるよう
に電圧・電流調節器9を介して整流器8の陽極端子に接
続した。
【0034】めっき液としては次の組成の硫酸銅めっき
液を調製し、また、めっき液温は24±2°Cに維持
し、その他の条件は前記実験例1と同一にした。 硫酸銅(CuSO4 ・5H2 O) 75g/l 硫酸(H2 SO4 ) 180g/l 塩素イオン(Cl- ) 60mg/l 光沢剤(CuBrite TH,荏原ユージライト社製) 5ml/l
液を調製し、また、めっき液温は24±2°Cに維持
し、その他の条件は前記実験例1と同一にした。 硫酸銅(CuSO4 ・5H2 O) 75g/l 硫酸(H2 SO4 ) 180g/l 塩素イオン(Cl- ) 60mg/l 光沢剤(CuBrite TH,荏原ユージライト社製) 5ml/l
【0035】ただし、基板Pとしては前記実験例1と同
一のもの3種(図5,6,7参照)を用い、基板P1 に
対しては不溶性陽極板7a〜7gを、基板P2 に対して
は不溶性陽極板7a〜7dを、基板P3 に対しては不溶
性陽極板7a〜7cを整流器8の陽極端子に接続した。
一のもの3種(図5,6,7参照)を用い、基板P1 に
対しては不溶性陽極板7a〜7gを、基板P2 に対して
は不溶性陽極板7a〜7dを、基板P3 に対しては不溶
性陽極板7a〜7cを整流器8の陽極端子に接続した。
【0036】上述した実験例3の基板Pのめっき厚さを
実験例と同一の測定点で測定し、そのばらつきを確かめ
た。その結果は表3に示すとおりであり、基板Pの端部
のめっき膜厚は中心部の膜厚に比較して1.1〜1.4
倍の範囲にあり、また、外観と物性も良好で、実用上問
題のないめっきが得られた。
実験例と同一の測定点で測定し、そのばらつきを確かめ
た。その結果は表3に示すとおりであり、基板Pの端部
のめっき膜厚は中心部の膜厚に比較して1.1〜1.4
倍の範囲にあり、また、外観と物性も良好で、実用上問
題のないめっきが得られた。
【0037】比較例3;上記実験例3と同様に、基板P
について基板Pへの電流は2.5A/dm2 をそのまま
とし、不溶性陽極板7のa,b,…,gの各対に従来広
く採用されている方法に習い、同一の電圧を印加し、通
電してめっきを行った。結果は表3の比較例3の欄に見
られる通りとなり、特に、クリップ6と反対側のめっき
膜厚は中心部の膜厚の2.2倍以上となり、品質的に満
足しうる膜厚の分布が得られなかった。また、膜厚が厚
い最端部では析出が異常に粗いめっき皮膜となり、物性
的にも不良と判定された。
について基板Pへの電流は2.5A/dm2 をそのまま
とし、不溶性陽極板7のa,b,…,gの各対に従来広
く採用されている方法に習い、同一の電圧を印加し、通
電してめっきを行った。結果は表3の比較例3の欄に見
られる通りとなり、特に、クリップ6と反対側のめっき
膜厚は中心部の膜厚の2.2倍以上となり、品質的に満
足しうる膜厚の分布が得られなかった。また、膜厚が厚
い最端部では析出が異常に粗いめっき皮膜となり、物性
的にも不良と判定された。
【0038】
【表3】
【0039】実験例4;基板Pの平均電流密度を4.0
A/dm2 とし、その他の条件は実験例3と同一で10
分間通電してめっきを施した。そして、その膜厚等を測
定したところ表4の結果が得られ、優れためっきが得ら
れることが実証された。すなわち、基板Pの端部の膜厚
は中心部分の膜厚の1.15〜1.35倍であり、外
観、物性も良好である。
A/dm2 とし、その他の条件は実験例3と同一で10
分間通電してめっきを施した。そして、その膜厚等を測
定したところ表4の結果が得られ、優れためっきが得ら
れることが実証された。すなわち、基板Pの端部の膜厚
は中心部分の膜厚の1.15〜1.35倍であり、外
観、物性も良好である。
【0040】比較例4;陰極の平均電流密度を実験例4
と同一の4.0A/dm2 となるように設定し、その他
を表4に示す条件で、従来法により各基板Pに10分間
めっきを施した。めっき膜厚は表4の比較例4の欄に見
られる通りとなり、クリップ6と反対側の平均値は中心
部の膜厚の2.0〜2.5倍と著しく厚くなり、使用に
適さなかった。また、基板Pの端部は著しく粗雑な析出
となり、外観、物性とも品質上満足しえないものであっ
た。
と同一の4.0A/dm2 となるように設定し、その他
を表4に示す条件で、従来法により各基板Pに10分間
めっきを施した。めっき膜厚は表4の比較例4の欄に見
られる通りとなり、クリップ6と反対側の平均値は中心
部の膜厚の2.0〜2.5倍と著しく厚くなり、使用に
適さなかった。また、基板Pの端部は著しく粗雑な析出
となり、外観、物性とも品質上満足しえないものであっ
た。
【0041】
【表4】
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、この発明にかかる
電気めっき装置によれば、次に列記するような顕著な効
果を奏するものである。 1.薄板の大きさに対応して、通電される不溶性陽極板
の面積を調節することにより、寸法の異なる全ての薄板
に均一性の高い膜厚の電気めっきを施すことができ、製
品品質が向上する。 2.不溶性陽極板を使用し、めっき液に可溶な金属塩を
投入するのみでめっき液中の金属分濃度を常に容易に維
持することができる。 3.移送される薄板に垂直に噴流状態のめっき液を衝当
させ、薄板のスルーホール内のめっきの付きまわりを向
上させることができる。
電気めっき装置によれば、次に列記するような顕著な効
果を奏するものである。 1.薄板の大きさに対応して、通電される不溶性陽極板
の面積を調節することにより、寸法の異なる全ての薄板
に均一性の高い膜厚の電気めっきを施すことができ、製
品品質が向上する。 2.不溶性陽極板を使用し、めっき液に可溶な金属塩を
投入するのみでめっき液中の金属分濃度を常に容易に維
持することができる。 3.移送される薄板に垂直に噴流状態のめっき液を衝当
させ、薄板のスルーホール内のめっきの付きまわりを向
上させることができる。
【図1】この発明の一実施例にかかる電気めっき装置の
平面図である。
平面図である。
【図2】同電気めっき装置の正断面図である。
【図3】同電気めっき装置の一部の拡大平面図である。
【図4】図3の4−4矢視断面図である。
【図5】同実施例の実験例に用いた基板の平面図であ
る。
る。
【図6】同実験例に用いた基板の平面図である。
【図7】同実験例に用いた基板の平面図である。
【図8】この発明の他の実施例にかかる電気めっき装置
の平面図である。
の平面図である。
【図9】同電気めっき装置の正断面図である。
【図10】同めっき装置の一部の拡大平面図である。
1 外槽 2 電解槽 3 循環ポンプ 4 ロール 5 無端導電チェーン 6 クリップ 7 不溶性陽極板 8 整流器 9 電圧・電流調節器 10 噴流ノズル 11 吐出配管 P1 基板 P2 基板 P3 基板 M 測定点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C25D 21/12 L 21/14 E (72)発明者 辻 秀徳 東京都台東区東上野2丁目18番8号 荏原 ユージライト株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 薄板をめっき液中で水平状態で移送しな
がら電気めっきを施す電気めっき装置であって、薄板の
移送路に沿って上下に一定間隔を保って1対とした不溶
性陽極板を、前記移送路と直交する方向に独立させて複
数対並列に配置し、移送される薄板の鉛直方向の投影面
内に配置された不溶性陽極板のみに通電可能としたこと
を特徴とする電気めっき装置。 - 【請求項2】 薄板をめっき液中で鉛直状態で移送しな
がら電気めっきを施す電気めっき装置であって、薄板の
移送路に沿って左右に一定間隔を保って1対とした不溶
性陽極板を、鉛直方向に独立させて複数対並列に配置
し、移送される薄板の水平方向の投影面内に配置された
不溶性陽極板のみに通電可能としたことを特徴とする電
気めっき装置。 - 【請求項3】 前記めっき液を循環させる循環ポンプを
付設し、該循環ポンプの吐出側に前記薄板の移送路に向
けて噴流ノズルを配設した吐出配管を連結した請求項1
または請求項2記載の電気めっき装置。 - 【請求項4】 前記めっき液の循環経路内に易溶性の銅
塩を投入することにより、めっき析出により消費された
銅イオンを補給するようにした請求項1、請求項2また
は請求項3記載の電気めっき装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5319237A JPH06228791A (ja) | 1992-12-07 | 1993-11-26 | 電気めっき装置 |
| US08/163,069 US5441619A (en) | 1992-12-07 | 1993-12-06 | Electroplating apparatus |
| EP93309833A EP0608616A1 (en) | 1992-12-07 | 1993-12-07 | Electroplating apparatus |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-351141 | 1992-12-07 | ||
| JP35114192 | 1992-12-07 | ||
| JP5319237A JPH06228791A (ja) | 1992-12-07 | 1993-11-26 | 電気めっき装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06228791A true JPH06228791A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=26569659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5319237A Pending JPH06228791A (ja) | 1992-12-07 | 1993-11-26 | 電気めっき装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5441619A (ja) |
| EP (1) | EP0608616A1 (ja) |
| JP (1) | JPH06228791A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101256604B1 (ko) * | 2012-08-10 | 2013-04-19 | 주식회사 광성금속 | 롤링 방식의 연속 전기도금장치 |
| JP2023026839A (ja) * | 2021-08-16 | 2023-03-01 | 京セラ株式会社 | 電気めっき方法、電気めっき装置 |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5985123A (en) * | 1997-07-09 | 1999-11-16 | Koon; Kam Kwan | Continuous vertical plating system and method of plating |
| US6187164B1 (en) | 1997-09-30 | 2001-02-13 | Symyx Technologies, Inc. | Method for creating and testing a combinatorial array employing individually addressable electrodes |
| US6818110B1 (en) | 1997-09-30 | 2004-11-16 | Symyx Technologies, Inc. | Combinatorial electrochemical deposition and testing system |
| US6471846B1 (en) * | 1998-09-25 | 2002-10-29 | Kazuo Ohba | Electric feeding method and apparatus for a continuous plating apparatus |
| US6294060B1 (en) | 1999-10-21 | 2001-09-25 | Ati Properties, Inc. | Conveyorized electroplating device |
| US6224721B1 (en) * | 1999-11-30 | 2001-05-01 | Nelson Solid Temp, Inc. | Electroplating apparatus |
| DE10153171B4 (de) * | 2001-10-27 | 2004-09-16 | Atotech Deutschland Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum elektrolytischen Behandeln von Teilen in Durchlaufanlagen |
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