JPH0622957Y2 - タンデイツシユの保熱装置 - Google Patents
タンデイツシユの保熱装置Info
- Publication number
- JPH0622957Y2 JPH0622957Y2 JP1986007619U JP761986U JPH0622957Y2 JP H0622957 Y2 JPH0622957 Y2 JP H0622957Y2 JP 1986007619 U JP1986007619 U JP 1986007619U JP 761986 U JP761986 U JP 761986U JP H0622957 Y2 JPH0622957 Y2 JP H0622957Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- cooling water
- molten metal
- detecting means
- mold
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- General Induction Heating (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、たとえば溶鋼などの溶融金属を加熱貯留する
タンデイツシユに関連して設けられ、タンデイツシユ内
の溶融金属の温度を一定値とするように温度制御を行な
うタンデイツシユの保熱装置に関する。
タンデイツシユに関連して設けられ、タンデイツシユ内
の溶融金属の温度を一定値とするように温度制御を行な
うタンデイツシユの保熱装置に関する。
背景技術 従来、溶鋼などを加熱貯留するタンデイツシユにおい
て、貯留された溶鋼を一定温度に保持しようとする場
合、従来ではタンデイツシユ内温度を操作者が時間間隔
をあけて測定して、その測定結果に基づいて貯留されて
いる溶鋼の温度を予め定めた温度に保つことができるよ
うに、溶鋼を加熱する誘導コイルの付勢電力を調整して
いた。
て、貯留された溶鋼を一定温度に保持しようとする場
合、従来ではタンデイツシユ内温度を操作者が時間間隔
をあけて測定して、その測定結果に基づいて貯留されて
いる溶鋼の温度を予め定めた温度に保つことができるよ
うに、溶鋼を加熱する誘導コイルの付勢電力を調整して
いた。
考案が解決しようとする問題点 このような従来技術では、溶鋼を前記所定の温度に保つ
ため多大な労力を必要とし、温度測定の時間間隔が長い
ときには溶鋼の温度が前記所定温度からはずれてしまう
という問題点があつた。
ため多大な労力を必要とし、温度測定の時間間隔が長い
ときには溶鋼の温度が前記所定温度からはずれてしまう
という問題点があつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、タンデイツシユ2に溶融金属を加熱するため
の誘導コイル5を設け、 タンデイツシユ2からの溶融金属を、冷却水が供給され
るモールド3に導き、 モールド3からの鋳片23を、ピンチローラ22によつ
て間欠的に引抜き、 溶融金属の設定温度T0を設定する手段と、 タンデイツシユ2の重量を計測して溶融金属の残量f
(W)を算出する残量検出手段25,31と、 モールド3の入口部の溶融金属に臨む部分の温度Tを検
出する温度検出手段26と、 その検出温度を平均化して平均化された温度Taを表す
信号を導出する温度平均化回路32と、 ピンチローラ22による鋳片23の引抜き速度Vを検出
する速度検出手段28と、 速度検出手段28の出力に応答し、引抜き速度Vが大き
くなるにつれて、小さく変化する引抜き速度係数α1を
表す信号を導出する引抜き速度補正回路34と、 モールド3の冷却水の流量を検出する冷却水量検出手段
36と、 冷却水量検出手段36の出力に応答し、冷却水量が大き
くなるにつれて、大きく変化する冷却水量係数α2を表
す信号を導出する冷却水量補正回路37と、 引抜き速度補正回路34と冷却水量補正回路37との各
出力に応答して、その積R=α1・α2を掛算する第1
掛算手段38と、 温度平均化回路32と第1掛算手段38との各出力に応
答して、その積R・Taを掛算する第2掛算手段33
と、 設定温度T0の設定手段と、残量検出手段25,31
と、第2掛算手段33との各出力に応答して、タンデイ
ツシユ2内の溶融金属の温度が設定温度T0に維持され
るように誘導コイル5の電力を調整する手段39,45
とを含むことを特徴とするタンデイツシユの保熱装置で
ある。
の誘導コイル5を設け、 タンデイツシユ2からの溶融金属を、冷却水が供給され
るモールド3に導き、 モールド3からの鋳片23を、ピンチローラ22によつ
て間欠的に引抜き、 溶融金属の設定温度T0を設定する手段と、 タンデイツシユ2の重量を計測して溶融金属の残量f
(W)を算出する残量検出手段25,31と、 モールド3の入口部の溶融金属に臨む部分の温度Tを検
出する温度検出手段26と、 その検出温度を平均化して平均化された温度Taを表す
信号を導出する温度平均化回路32と、 ピンチローラ22による鋳片23の引抜き速度Vを検出
する速度検出手段28と、 速度検出手段28の出力に応答し、引抜き速度Vが大き
くなるにつれて、小さく変化する引抜き速度係数α1を
表す信号を導出する引抜き速度補正回路34と、 モールド3の冷却水の流量を検出する冷却水量検出手段
36と、 冷却水量検出手段36の出力に応答し、冷却水量が大き
くなるにつれて、大きく変化する冷却水量係数α2を表
す信号を導出する冷却水量補正回路37と、 引抜き速度補正回路34と冷却水量補正回路37との各
出力に応答して、その積R=α1・α2を掛算する第1
掛算手段38と、 温度平均化回路32と第1掛算手段38との各出力に応
答して、その積R・Taを掛算する第2掛算手段33
と、 設定温度T0の設定手段と、残量検出手段25,31
と、第2掛算手段33との各出力に応答して、タンデイ
ツシユ2内の溶融金属の温度が設定温度T0に維持され
るように誘導コイル5の電力を調整する手段39,45
とを含むことを特徴とするタンデイツシユの保熱装置で
ある。
作用 本考案に従えば、温度検出手段26は、モールド3の入
口部の溶融金属に臨む部分の温度Tを検出し、その温度
検出手段26によつて検出された温度Tは、温度平均化
回路32によつて平均化されて、平均化された温度Ta
を表す信号が導出され、したがつてモールド3から鋳片
23がピンチローラ22によつて間欠的に引抜く動作が
行われたときにおいて、そのモールド3の一部における
平均化された温度Taを正確に求めて、その平均化され
た温度Ta、したがつてタンデイツシユ2内の溶融金属
の温度が、設定温度T0に正確に維持されることが可能
になる。
口部の溶融金属に臨む部分の温度Tを検出し、その温度
検出手段26によつて検出された温度Tは、温度平均化
回路32によつて平均化されて、平均化された温度Ta
を表す信号が導出され、したがつてモールド3から鋳片
23がピンチローラ22によつて間欠的に引抜く動作が
行われたときにおいて、そのモールド3の一部における
平均化された温度Taを正確に求めて、その平均化され
た温度Ta、したがつてタンデイツシユ2内の溶融金属
の温度が、設定温度T0に正確に維持されることが可能
になる。
一般的に、タンデイツシユ2の上面の溶融金属の温度
と、鋳片の品質を決定する凝固寸前のモールド3の入口
部の温度とは、通常、30〜50℃程度の差がある。鋳
片の品質を向上するには、タンデイツシユ2の上面の溶
融金属の温度よりもむしろ、モールド3の入口部の溶融
金属に臨む部分の温度Tを正確に制御することが極めて
重要である。本考案では、このように温度検出手段26
はモールド3の入口部の溶融金属に臨む部分の温度Tを
検出するので、鋳片の品質の向上を図ることができる。
と、鋳片の品質を決定する凝固寸前のモールド3の入口
部の温度とは、通常、30〜50℃程度の差がある。鋳
片の品質を向上するには、タンデイツシユ2の上面の溶
融金属の温度よりもむしろ、モールド3の入口部の溶融
金属に臨む部分の温度Tを正確に制御することが極めて
重要である。本考案では、このように温度検出手段26
はモールド3の入口部の溶融金属に臨む部分の温度Tを
検出するので、鋳片の品質の向上を図ることができる。
さらに本考案によれば、タンデイツシユ2内の溶融金属
の残量f(W)と、引抜き速度と、冷却水量とを考慮し
て、タンデイツシユ2内の溶融金属の温度が低温度T0
に維持されるれるように誘導コイル5の電力が調整さ
れ、したがつてこうして前述のようにモールド3の入口
部の溶融金属に臨む部分の平均化された温度Taが一定
値に高精度で維持されることが可能になる。
の残量f(W)と、引抜き速度と、冷却水量とを考慮し
て、タンデイツシユ2内の溶融金属の温度が低温度T0
に維持されるれるように誘導コイル5の電力が調整さ
れ、したがつてこうして前述のようにモールド3の入口
部の溶融金属に臨む部分の平均化された温度Taが一定
値に高精度で維持されることが可能になる。
実施例 第1図は本考案の一実施例の連続鋳造装置1の簡略化し
た断面図である。連続鋳造装置1は溶鋼を加熱貯留する
タンデイツシユ2と、タンデイツシユ2に固定された水
冷式のモールド3とを含む。タンデイツシユ2の内壁面
には耐火壁4が張設され、誘導加熱コイル5が設けられ
る。タンデイツシユ2の耐火壁4に囲まれた貯留部7に
は、溶鋼8が注入貯留され、誘導加熱コイル5による誘
導電流によつて加熱され一定温度に保持される。
た断面図である。連続鋳造装置1は溶鋼を加熱貯留する
タンデイツシユ2と、タンデイツシユ2に固定された水
冷式のモールド3とを含む。タンデイツシユ2の内壁面
には耐火壁4が張設され、誘導加熱コイル5が設けられ
る。タンデイツシユ2の耐火壁4に囲まれた貯留部7に
は、溶鋼8が注入貯留され、誘導加熱コイル5による誘
導電流によつて加熱され一定温度に保持される。
タンデイツシユ2の底部9付近にはモールド3に臨んで
タンデイツシユノズル10が設けられ、耐火材料から成
るブレークリング11を介してモールド3に密着され
る。モールド3は、内筒であるモールド筒12と、モー
ルド筒12と同軸でモールド筒12との間に冷却水の通
路13を形成する外筒14とを含む。外筒14には冷却
水を注入する注水口16と、通路13を循環して昇温さ
れた冷却水を排出する排出口17とが設けられる。前記
通路13には仕切部材18が設けられる。仕切部材18
はモールド筒12と同軸な直円筒部19と、直円筒部1
9の外周に周方向に沿つて、全周に亘つて設けられる支
持部20とを含む。
タンデイツシユノズル10が設けられ、耐火材料から成
るブレークリング11を介してモールド3に密着され
る。モールド3は、内筒であるモールド筒12と、モー
ルド筒12と同軸でモールド筒12との間に冷却水の通
路13を形成する外筒14とを含む。外筒14には冷却
水を注入する注水口16と、通路13を循環して昇温さ
れた冷却水を排出する排出口17とが設けられる。前記
通路13には仕切部材18が設けられる。仕切部材18
はモールド筒12と同軸な直円筒部19と、直円筒部1
9の外周に周方向に沿つて、全周に亘つて設けられる支
持部20とを含む。
タンデイツシユ2内の溶鋼8はタンデイツシユノズル1
0および、ブレークリング11を通過してモールド3内
に流入され、冷却成型されて凝固セルが外周部から半径
方向内方に成長し、鋳片23として取出される。鋳片2
3は、支持ローラ21a,21b,…,21nによつて
支持され、鋳片23をはさんで設けられるピンチローラ
22a,22b,…,22mの回転駆動により、矢符A
1方向への引抜き、停止、矢符A2方向への逆進、停止
を1サイクルとして、間欠的に引抜かれる。
0および、ブレークリング11を通過してモールド3内
に流入され、冷却成型されて凝固セルが外周部から半径
方向内方に成長し、鋳片23として取出される。鋳片2
3は、支持ローラ21a,21b,…,21nによつて
支持され、鋳片23をはさんで設けられるピンチローラ
22a,22b,…,22mの回転駆動により、矢符A
1方向への引抜き、停止、矢符A2方向への逆進、停止
を1サイクルとして、間欠的に引抜かれる。
このように鋳片23を製造する連続鋳造装置1におい
て、溶鋼8は一般に溶解炉(図示せず)で溶解され、レ
ードル24に一度貯留されるか、または前記溶解炉から
直接タンデイツシユ2へ供給される。タンデイツシユ2
内に供給された溶鋼8は、タンデイツシユノズル10お
よびブレークリング11を介してモールド3内に流入
し、その後、間欠的に引抜かれ、溶鋼8が冷却成型され
て鋳片23を得ることができる。
て、溶鋼8は一般に溶解炉(図示せず)で溶解され、レ
ードル24に一度貯留されるか、または前記溶解炉から
直接タンデイツシユ2へ供給される。タンデイツシユ2
内に供給された溶鋼8は、タンデイツシユノズル10お
よびブレークリング11を介してモールド3内に流入
し、その後、間欠的に引抜かれ、溶鋼8が冷却成型され
て鋳片23を得ることができる。
またこの連続鋳造装置1には、溶鋼8が貯留されたタン
デイツシユ2の重量Wを計測する秤量手段25が設けら
れ、またモールド3のタンデイツシユ2寄りに、たとえ
ば熱電対などによつて実現される温度検出手段26が設
けられ、モールド3の溶鋼8に臨む部分の温度Tを検出
する。またピンチローラ22はモータ27によつて回転
駆動され、このモータ27には速度検出手段28が設け
られ、鋳片23の矢符A1方向または矢符A2方向への
引抜き速度を検出する。また鋳片23のモールド3から
生産された鋳片23の長さなどを計測する生産量検出手
段29が設けられる。
デイツシユ2の重量Wを計測する秤量手段25が設けら
れ、またモールド3のタンデイツシユ2寄りに、たとえ
ば熱電対などによつて実現される温度検出手段26が設
けられ、モールド3の溶鋼8に臨む部分の温度Tを検出
する。またピンチローラ22はモータ27によつて回転
駆動され、このモータ27には速度検出手段28が設け
られ、鋳片23の矢符A1方向または矢符A2方向への
引抜き速度を検出する。また鋳片23のモールド3から
生産された鋳片23の長さなどを計測する生産量検出手
段29が設けられる。
第2図は本考案の一実施例の保熱装置30の構成を説明
するブロック図である。第1図を併せて参照して、保熱
装置30の構成について説明する。秤量手段25からの
残量信号Wは、溶鋼残量算出手段31に与えられ、タン
デイツシユ2内に貯留された溶鋼8の残量f(W)を算
出する。また温度検出手段26からの温度信号Tは、上
述したように鋳片23が矢符A1方向またはA2方向の
間欠的引抜き動作を行なうにともなつて変化するので、
これを平均化するために温度平均化手段32に与えら
れ、平均化された温度を表わす温度信号Taを掛算器3
3に出力する。
するブロック図である。第1図を併せて参照して、保熱
装置30の構成について説明する。秤量手段25からの
残量信号Wは、溶鋼残量算出手段31に与えられ、タン
デイツシユ2内に貯留された溶鋼8の残量f(W)を算
出する。また温度検出手段26からの温度信号Tは、上
述したように鋳片23が矢符A1方向またはA2方向の
間欠的引抜き動作を行なうにともなつて変化するので、
これを平均化するために温度平均化手段32に与えら
れ、平均化された温度を表わす温度信号Taを掛算器3
3に出力する。
また速度検出手段28からの速度信号Vは、引抜き速度
補正手段34に与えられ、引抜き速度補正係数α1を出
力する。また生産量検出手段29からの生産量信号M
は、生産量補正手段35に与えられ、生産量補正係数α
2を算出する。またモールド3の注水口16から供給さ
れる冷却水の冷却水量を検出する冷却水量検出手段36
が設けられ、その出力Qは冷却水量補正手段37に与え
られ、冷却水量補正係数α3を出力する。これらの補正
係数α1,α2,α3はそれぞれ掛算器38に入力さ
れ、下式で表わされる係数出力Rを得る。
補正手段34に与えられ、引抜き速度補正係数α1を出
力する。また生産量検出手段29からの生産量信号M
は、生産量補正手段35に与えられ、生産量補正係数α
2を算出する。またモールド3の注水口16から供給さ
れる冷却水の冷却水量を検出する冷却水量検出手段36
が設けられ、その出力Qは冷却水量補正手段37に与え
られ、冷却水量補正係数α3を出力する。これらの補正
係数α1,α2,α3はそれぞれ掛算器38に入力さ
れ、下式で表わされる係数出力Rを得る。
R=α1(V)・α2(M)・α3(Q)…(3) 掛算器38の出力信号Rは、掛算器33に入力され、し
たがつて掛算器33からはR・Taが出力され、減算器
45に入力される。
たがつて掛算器33からはR・Taが出力され、減算器
45に入力される。
減算器45では、タンデイツシユ2内の溶鋼8の予め設
定された維持すべき温度T0から、前記各値f(W)お
よびR・Taをそれぞれ減算し、誘導コイル5への付勢
電力の調整器39に出力する。調整器39は、誘導コイ
ル5の付勢電力を制御し、溶鋼8は一定の温度に維持さ
れる。
定された維持すべき温度T0から、前記各値f(W)お
よびR・Taをそれぞれ減算し、誘導コイル5への付勢
電力の調整器39に出力する。調整器39は、誘導コイ
ル5の付勢電力を制御し、溶鋼8は一定の温度に維持さ
れる。
第3図、第4図および第5図は前記各係数α1〜α3の
変化態様を示すグラフである。第3図のラインl1が係
数値α1の変化態様を示し、第4図のラインl2が係数
値α2の変化態様を示す。これらはそれぞれ線型に減少
する。また第5図のラインl3は係数値α3の変化態様
を示し、これは線型に増加する。したがつて速度検出手
段28、生産量検出手段29および冷却水量検出手段3
6からの出力に対応して、それぞれ第3図〜第5図で示
されるように変化する。補正係数α1〜α3を算出し
て、これらの補正係数に基づいて誘導コイル5への付勢
電力を調整する。したがつてタンデイツシユ2内の溶鋼
8は一定温度に維持されることができる。
変化態様を示すグラフである。第3図のラインl1が係
数値α1の変化態様を示し、第4図のラインl2が係数
値α2の変化態様を示す。これらはそれぞれ線型に減少
する。また第5図のラインl3は係数値α3の変化態様
を示し、これは線型に増加する。したがつて速度検出手
段28、生産量検出手段29および冷却水量検出手段3
6からの出力に対応して、それぞれ第3図〜第5図で示
されるように変化する。補正係数α1〜α3を算出し
て、これらの補正係数に基づいて誘導コイル5への付勢
電力を調整する。したがつてタンデイツシユ2内の溶鋼
8は一定温度に維持されることができる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、温度検出手段26によつ
てモールド3の入口部の鋳型の温度Tを検出し、ピンチ
ローラ22による間欠引抜き時に、温度検出手段26に
よつて検出される温度を温度平均化回路32によつて平
均化し、この温度平均化回路32からの出力に基づいて
誘導コイル5の電力を調整するようにしたので、間欠的
な引抜き時に、温度検出手段26が設けられているモー
ルド3の入口部の鋳型の温度Tの間欠引抜き時における
平均化された値を正確に一定に保つことができ、これに
よつて鋳片の品質の向上を図ることができる。
てモールド3の入口部の鋳型の温度Tを検出し、ピンチ
ローラ22による間欠引抜き時に、温度検出手段26に
よつて検出される温度を温度平均化回路32によつて平
均化し、この温度平均化回路32からの出力に基づいて
誘導コイル5の電力を調整するようにしたので、間欠的
な引抜き時に、温度検出手段26が設けられているモー
ルド3の入口部の鋳型の温度Tの間欠引抜き時における
平均化された値を正確に一定に保つことができ、これに
よつて鋳片の品質の向上を図ることができる。
さらに本考案によれば、誘導コイル5の電力を調整する
に当たつては、平均化された温度Taだけでなく、タン
デイツシユ2内の溶融金属の残量f(W)と、引抜き速
度Vと、冷却水量とを考慮するようにしたので、タンデ
イツシユ2内の溶融金属の温度、したがつてモールド3
の入口部の溶融金属に臨む部分の検出温度Tを平均化し
た温度Taを、希望する値に一定に維持することが可能
となり、これによつて鋳片の品質を向上することが可能
になる。
に当たつては、平均化された温度Taだけでなく、タン
デイツシユ2内の溶融金属の残量f(W)と、引抜き速
度Vと、冷却水量とを考慮するようにしたので、タンデ
イツシユ2内の溶融金属の温度、したがつてモールド3
の入口部の溶融金属に臨む部分の検出温度Tを平均化し
た温度Taを、希望する値に一定に維持することが可能
となり、これによつて鋳片の品質を向上することが可能
になる。
第1図は本考案の一実施例に従う連続鋳造装置1の構成
を示す断面図、第2図は保熱装置30の構成を示すブロ
ツク図、第3図〜第5図は補正係数α1〜α3のそれぞ
れ変化態様を示すグラフである。 1,1a……連続鋳造装置、2……タンデイツシユ、3
……モールド、5……誘導コイル、8……溶鋼、23…
…鋳片、25……秤量手段、26……温度検出手段、2
8……速度検出手段、29……生産量検出手段、30,
30a……保熱装置、31……残量検出手段、34……
引抜き速度補正手段、35……生産量補正手段、36…
…冷却水量検出手段、37……冷却水量補正手段
を示す断面図、第2図は保熱装置30の構成を示すブロ
ツク図、第3図〜第5図は補正係数α1〜α3のそれぞ
れ変化態様を示すグラフである。 1,1a……連続鋳造装置、2……タンデイツシユ、3
……モールド、5……誘導コイル、8……溶鋼、23…
…鋳片、25……秤量手段、26……温度検出手段、2
8……速度検出手段、29……生産量検出手段、30,
30a……保熱装置、31……残量検出手段、34……
引抜き速度補正手段、35……生産量補正手段、36…
…冷却水量検出手段、37……冷却水量補正手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−25259(JP,A) 特開 昭60−145249(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】タンデイツシユ2に溶融金属を加熱するた
めの誘導コイル5を設け、 タンデイツシユ2からの溶融金属を、冷却水が供給され
るモールド3に導き、 モールド3からの鋳片23を、ピンチローラ22によつ
て間欠的に引抜き、 溶融金属の設定温度T0を設定する手段と、 タンデイツシユ2の重量を計測して溶融金属の残量f
(W)を算出する残量検出手段25,31と、 モールド3の入口部の溶融金属に臨む部分の温度Tを検
出する温度検出手段26と、 その検出温度を平均化して平均化された温度Taを表す
信号を導出する温度平均化回路32と、 ピンチローラ22による鋳片23の引抜き速度Vを検出
する速度検出手段28と、 速度検出手段28の出力に応答し、引抜き速度Vが大き
くなるにつれて、小さく変化する引抜き速度係数α1を
表す信号を導出する引抜き速度補正回路34と、 モールド3の冷却水の流量を検出する冷却水量検出手段
36と、 冷却水量検出手段36の出力に応答し、冷却水量が大き
くなるにつれて、大きく変化する冷却水量係数α2を表
す信号を導出する冷却水量補正回路37と、 引抜き速度補正回路34と冷却水量補正回路37との各
出力に応答して、その積R=α1・α2を掛算する第1
掛算手段38と、 温度平均化回路32と第1掛算手段38との各出力に応
答して、その積R・Taを掛算する第2掛算手段33
と、 設定温度T0の設定手段と、残量検出手段25,31
と、第2掛算手段33との各出力に応答して、タンデイ
ツシユ2内の溶融金属の温度が設定温度T0に維持され
るように誘導コイル5の電力を調整する手段39,45
とを含むことを特徴とするタンデイツシユの保熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986007619U JPH0622957Y2 (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | タンデイツシユの保熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986007619U JPH0622957Y2 (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | タンデイツシユの保熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62120292U JPS62120292U (ja) | 1987-07-30 |
| JPH0622957Y2 true JPH0622957Y2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=30791241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986007619U Expired - Lifetime JPH0622957Y2 (ja) | 1986-01-21 | 1986-01-21 | タンデイツシユの保熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0622957Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2898645B2 (ja) * | 1989-02-08 | 1999-06-02 | 株式会社浅葉 | 横型連続鋳造用高周波加熱コイル |
| CN114523082B (zh) * | 2022-03-10 | 2023-08-18 | 云南曲靖钢铁集团凤凰钢铁有限公司 | 一种优特钢连铸工艺制造系统 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56132790A (en) * | 1980-03-21 | 1981-10-17 | Fuji Electric Co Ltd | Method of operating electric oven |
| JPS5722193U (ja) * | 1980-07-15 | 1982-02-04 | ||
| JPS61135088A (ja) * | 1984-12-05 | 1986-06-23 | 富士電機株式会社 | タンデイツシユの電力制御方法 |
-
1986
- 1986-01-21 JP JP1986007619U patent/JPH0622957Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62120292U (ja) | 1987-07-30 |
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