JPH06229729A - ボンディングワイヤ検査装置 - Google Patents

ボンディングワイヤ検査装置

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JPH06229729A
JPH06229729A JP5015713A JP1571393A JPH06229729A JP H06229729 A JPH06229729 A JP H06229729A JP 5015713 A JP5015713 A JP 5015713A JP 1571393 A JP1571393 A JP 1571393A JP H06229729 A JPH06229729 A JP H06229729A
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bonding wire
wire
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apex
image data
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Yoshitaka Oshima
美隆 大嶋
Hiroyuki Tsukahara
博之 塚原
Moritoshi Ando
護俊 安藤
Takashi Fuse
貴史 布施
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はボンディングワイヤの形状を検査す
るボンディングワイヤ検査装置に関し、より正確なワイ
ヤループの形状検査を行えることを目的とする。 【構成】 同軸落射照明部21は、ボンディングワイヤ
63の頂点部を明るく輝かせる。撮像部22は、ワイヤ
63の真上への反射光を撮像する。斜方照明部31は、
ワイヤ63の斜め上方から光を照射してワイヤ63の頂
点部を明るく輝かせる。撮像部32は、斜方照明部31
の照射光のワイヤ63の頂点部での反射光を撮像する。
第1の画像データ記憶手段40は、撮像部22及び撮像
部32の出力信号に対応する画像データを記憶する。ワ
イヤループ頂点3次元位置検出部43は、上記画像デー
タを用いて、ワイヤ63の頂点の3次元位置を検出す
る。ワイヤ形状検査部44は、ワイヤ63の頂点の3次
元位置データを基に、ボンディングワイヤ63の形状を
検査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボンディングワイヤ検査
装置に係り、特に、IC、LSI等のボンディングワイ
ヤの形状を検査するボンディングワイヤ検査装置に関す
る。
【0002】近年、IC、LSI等が広範囲で大量に使
用されており、IC、LSI等のボンディングワイヤの
外観検査の自動化が行われている。このボンディングワ
イヤの自動検査を行うボンディングワイヤ検査装置で
は、ボンディングワイヤ形状の検査をするが、より正確
な検査ができることが必要とされている。
【0003】
【従来の技術】図22は、ボンディングワイヤ形状の説
明図を示す。図22(A)はICの真上から見たボンデ
ィングワイヤの平面図を示し、図22(B)はICの側
面から見たボンディングワイヤの側面図を示す。図22
に示すように、ボンディングワイヤ63は、一端がIC
チップ61上のパッド64に接続され、ボール65が形
成されている。一方、他端がICのリード62に接続さ
れている。ボンディングワイヤ63は、曲線を描いてお
り、パッド64側の端部に近い所にワイヤループ頂点6
3aを形成している。
【0004】図23は従来のボンディングワイヤ検査装
置の光学系の説明図を示し、図24は従来のボンディン
グワイヤ検査方法の説明図を示す。図24(A)はボン
ディングワイヤの平面図を示し、図24(B)は側面図
を示す。
【0005】図23に示すように、従来のボンディング
ワイヤ検知装置では、リング状照明72により照明す
る。撮像部71により真上から撮像した画像では、リン
グ状照明72により、図24に示す、ボンディングワイ
ヤ頂点領域の光反射部66が最も明るくなる。
【0006】従来のボンディングワイヤ検査装置におけ
るボンディングワイヤの検査では、この頂点領域の光反
射部66の位置X、と長さLを検出して、ボンディング
ワイヤの形状検査を行っていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図25はボンディング
ワイヤの各種状態を示す。図25(A)は良品の例で、
ワイヤループ頂点の高さH1 、及び位置X1 ともに正常
な範囲にある。図25(B)は、ワイヤループ頂点位置
X2 は正常な範囲であるが、高さH2 が低すぎる場合の
例を示す。図25(C)は、ワイヤループ頂点位置X3
が近すぎ、かつ、高さH3 が低すぎる場合の例を示す。
【0008】また、図25(D)は、ワイヤループ頂点
位置X4 が遠すぎ、かつ、高さH4が高すぎる場合の例
を示す。図25(E)は、ワイヤループ頂点位置X5 が
遠すぎ、高さH5 が低すぎ、かつ、ワイヤループ頂点領
域L5 が長すぎる場合の例を示す。
【0009】図25(C)〜図25(E)の例では、光
反射部66の位置X3 〜X5 と長さL3 〜L5 を検出す
ることにより、不良品であると正しく判断することがで
きる。
【0010】しかるに、図23に示す従来のボンディン
グワイヤ検査装置では、ボンディングワイヤループ頂点
の2次元の位置と、ワイヤループ頂点付近のおおよその
3次元形状は検出できるが、ワイヤループ頂点の高さが
検査できない。このため、良品と不良品との判別が正確
に行えない場合があるという問題点があった。
【0011】例えば、図25(B)の不良の場合、光反
射部66の位置X2 と長さL2 は、良品の範囲に入って
いるため、ワイヤループ頂点の高さH2 が低すぎること
は検出できない。
【0012】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、ワイヤループ頂点の高さを検出でき、より正確なワ
イヤループの形状検査を行えるボンディングワイヤ検査
装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ボン
ディングワイヤの画像データを画像データ記憶手段によ
り記憶し、上記画像データを用いて、ボンディングワイ
ヤの形状検査を行うボンディングワイヤ検査装置におい
て、ボンディングワイヤの真上から光を照射してボンデ
ィングワイヤのループ頂点部を明るく輝かせる第1の照
明手段と、ボンディングワイヤの真上への反射光を撮像
する第1の撮像手段と、ボンディングワイヤの斜め上方
から光を照射してボンディングワイヤのループ頂点部を
明るく輝かせる第2の照明手段と、上記第2の照明手段
の照射光のボンディングワイヤのループ頂点部での反射
光を上記第2の照明手段と対向する位置で撮像する第2
の撮像手段と、上記第1の撮像手段の出力画像信号に対
応する画像データを記憶し、第2の撮像手段の出力画像
信号に対応する画像データを記憶する第1の画像データ
記憶手段と、上記第1の撮像手段の出力画像信号に対応
する画像データを用いて、ボンディングワイヤのループ
頂点の2次元位置を検出し、上記第1の撮像手段の出力
画像信号に対応する画像データ及び第2の撮像手段の出
力画像信号に対応する画像データを用いて、ボンディン
グワイヤのループ頂点の3次元位置を検出するワイヤル
ープ頂点3次元位置検出手段と、上記ワイヤループ頂点
3次元位置検出手段から供給される、ワイヤループ頂点
3次元位置のデータを基に、ボンディングワイヤの3次
元位置及び形状を検査する第1のワイヤ形状検査手段と
を備える構成とする。
【0014】請求項2の発明では、前記第2の照明手段
は、ボンディングワイヤのループ頂点部への照射方向が
複数の向きから選択可能であり、前記第2の撮像手段
は、上記第2の照明手段が選択した照射方向により定ま
る反射光の向きに合わせて撮像する向きを選択可能であ
る構成とする。
【0015】請求項3の発明は、前記第2の照明手段と
第2の撮像手段の光軸を検査対象のボンディングワイヤ
と同一方向にした構成とする。
【0016】請求項4の発明は、基準ボンディングワイ
ヤのループ頂点の3次元位置データを基に、前記第1及
び第2の撮像手段の焦点面を上記基準ボンディングワイ
ヤのループ頂点に一致させるように、前記第1及び第2
の撮像手段の位置を調整するステージを設けた構成とす
る。
【0017】請求項5の発明は、ボンディングワイヤの
画像データを画像データ記憶手段により記憶し、上記画
像データを用いて、ボンディングワイヤの形状検査を行
うボンディングワイヤ検査装置において、ボンディング
ワイヤの真上から光を照射してボンディングワイヤのル
ープ頂点部を明るく輝かせる第3の照明手段と、ボンデ
ィングワイヤの斜め上方から光を照射してボンディング
ワイヤのループ頂点付近を明るく輝かせる第4の照明手
段と、ボンディングワイヤのループ頂点の高さに比べて
十分に浅い焦点深度を有し、ステージにより焦点面の高
さを設定されて、基準の高さを含む撮像範囲内の複数の
高さにおいて、ボンディングワイヤによる真上への反射
光を撮像し、上記複数の高さにおける複数の画像信号を
出力する第3の撮像手段と、上記第3の撮像手段から供
給される上記複数の高さにおける複数の画像信号に対応
する複数の画像データを記憶する第2の画像データ記憶
手段と、上記第2の画像データ記憶手段から供給される
画像データを用いて、ボンディングワイヤのループ頂点
の2次元の概略位置を検出するワイヤループ頂点2次元
位置検出手段と、上記複数の高さにおける複数の画像デ
ータ及び上記ループ頂点の2次元概略位置のデータを用
いてボンディングワイヤのループ頂点の位置を検出する
ワイヤループ頂点位置検出手段と、上記ワイヤループ頂
点位置検出手段から供給されるワイヤループ頂点位置の
データを基に、ボンディングワイヤの3次元位置及び形
状を検査する第2のワイヤ形状検査手段とを備える構成
とする。
【0018】請求項6の発明では、前記第4の照明手段
は、ボンディングワイヤを横切る方向に光を照射する構
成とする。
【0019】請求項7の発明では、前記第4の照明手段
は、ボンディングワイヤの延在する方向と略同一方向に
光を照射する構成とする。
【0020】請求項8の発明では、前記ワイヤループ頂
点2次元位置検出手段は、ボンディングワイヤの延在す
る方向を検出する構成とする。
【0021】請求項9の発明では、前記第4の照明手段
は、ボンディングワイヤを挟んで対向する2方向から光
を照射する構成とする。
【0022】請求項10の発明では、前記第3の撮像手
段は、複数に区分された高さ方向の撮像範囲の各区分範
囲を、焦点面を移動しながら1画面として撮像し、各区
分範囲ごとに1画面の画像信号を得る構成とする。
【0023】請求項11の発明では、前記第2の画像デ
ータ記憶手段から供給される画像データを基に、前記第
4の照明手段の照射角度を調整する照射角度調整手段を
更に設けた構成とする。
【0024】
【作用】請求項1の発明では、第1の撮像手段によりボ
ンディングワイヤの真上から撮像して得られた画像デー
タと、第2の撮像手段によりボンディングワイヤの斜め
上方から撮像して得られた画像データとから、ボンディ
ングワイヤのループ頂点の3次元位置を検出することが
できる。このため、得られたループ頂点の3次元位置デ
ータを基に、ボンディングワイヤの形状検査をより正確
に行うことができる。
【0025】請求項5の発明では、第4の照明手段によ
りボンディングワイヤのループ頂点のやや外側付近を明
るく反射させて、真上から撮像した画像データからワイ
ヤループ頂点を含む領域を正しく検出し、撮像範囲の各
高さの画像データの上記領域内の明るさから、ワイヤル
ープ頂点の高さを検出する。このため、得られたワイヤ
ループ頂点の3次元位置データを基に、ボンディングワ
イヤの形状検査をより正確に行うことができる。
【0026】請求項10の発明では、複数に区分された
高さ方向の撮像範囲の各区分範囲を1画面として撮像し
て得た画像データを用いて、ワイヤループ頂点の高さを
判定する。このため、検査に必要な時間を短くすること
ができる。
【0027】請求項11の発明では、照射角度調整手段
により、第3の撮像手段で撮像して得られた画像データ
を基に、第4の照明手段の照射角度を最適に調整するこ
とができる。
【0028】
【実施例】図1は本発明の第1実施例の要部の構成図を
示し、図2は第1実施例の全体の構成図を示す。また、
図3は第1実施例の照明/撮像系の配置図を示し、図4
は第1実施例の照明/撮像系の説明図を示す。図4
(A)は照明/撮像系11の構成図を示し、図4(B)
は照明/撮像系12〜15の構成図を示す。
【0029】図1、図4に示すように、照明/撮像系1
1は、第1の照明手段である同軸落射照明部21と第1
の撮像手段である撮像部22からなる。同軸落射照明部
21は、同軸照明23、ハーフミラー26、及び対物レ
ンズ27とからなる。また、撮像部22は、対物レンズ
27、ハーフミラー26、結像レンズ25、及びエリア
センサ24とからなる。
【0030】照明/撮像系11は、検査対象のボンディ
ングワイヤ63の真上に配置し、照明/撮像系11の光
軸を、ボンディングワイヤ63の接続されているチップ
61と、ほぼ垂直としている。
【0031】同軸照明23から出射された光は、ハーフ
ミラー26で反射され、対物レンズ27で収束されて、
検査対象のボンディングワイヤ63に照射される。ボン
ディングワイヤ63からの反射光のうち、ワイヤループ
頂点部で反射された光は、真上方向に反射されて、対物
レンズ27、結像レンズ25により、エリアサンセ24
の結像面に結像される。
【0032】一方、ワイヤループ頂点部以外で反射され
た光は、真上以外の方向に反射されて、エリアサンセ2
4の結像面に結像されない。従って、エリアサンセ24
の結像面には、ボンディングワイヤ63のワイヤループ
頂点部で反射された光のみが結像される。なお、エリア
センサ24は、結像面の像の明暗に対応した信号を出力
する。
【0033】図3(A)は、照明/撮像系全体の上方か
ら見た配置図を示し、図3(B)は、照明/撮像系の側
面図を示す。第1実施例では、第2の照明手段と第2の
撮像手段とを形成するための、照明/撮像系12、照明
/撮像系13、照明/撮像系14、照明/撮像系15を
設けている。
【0034】図3に示すように、照明/撮像系12と照
明/撮像系13は、検査対象のボンディングワイヤ63
を挟んで対向する位置に配置されており、光軸と水平と
のなす角度はいずれもθとしている。同様に、照明/撮
像系14と照明/撮像系15は、検査対象のボンディン
グワイヤ63を挟んで対向し、光軸と水平との角度がθ
となる位置に配置されている。
【0035】図4(B)に示すように、照明/撮像系1
2〜15は、いずれも、斜方照明部31と撮像部32と
からなる。斜方照明部31は、同軸照明33、ハーフミ
ラー36、及び対物レンズ37とからなる。また、撮像
部32は、対物レンズ37、ハーフミラー36、結像レ
ンズ35、及びエリアセンサ34とからなる。
【0036】照明/撮像系12〜15の斜方照明部31
と撮像部32のうち、ボンディングワイヤ63を挟んで
対向する1組の斜方照明部31と撮像部32を選択す
る。この選択した斜方照明部31と撮像部32を、それ
ぞれ、第2の照明手段、第2の撮像手段とする。この斜
方照明部31と撮像部32の選択は、検査対象のボンデ
ィングワイヤ63の形状、位置等に応じて最適な撮像が
できるように行う。
【0037】図1では、第2の照明手段として、照明/
撮像系12の斜方照明部31を選択し、第2の撮像手段
として照明/撮像系13の撮像部32を選択した場合を
示している。
【0038】照明/撮像系12の斜方照明部31から、
水平との角度θでボンディングワイヤ63に光を照射す
る。この照射光のうち、ワイヤループ頂点部で反射され
た光は、水平との角度θで反射されて、照明/撮像系1
3の結像レンズ37で集束されてエリアセンサ34の撮
像面上に結像される。
【0039】一方、ワイヤループ頂点部以外で反射され
た光は、水平との角度がθ以外の角度で反射されるた
め、照明/撮像系13のエリアセンサ34の撮像面上に
結像されない。従って、照明/撮像系13のエリアセン
サ34の撮像面上には、ボンディングワイヤ63のワイ
ヤループ頂点部で反射された光だけが結像される。
【0040】図3(A)に示すように、照明/撮像系1
1〜15は、それぞれ、XYZステージ51〜55によ
り3次元の位置を調整することができる。ボンディング
ワイヤ63の撮像時には、照明/撮像系11の焦点面が
検査対象の基準となるボンディングワイヤ63のワイヤ
ループの頂点部に一致するように、XYZステージ51
で照明/撮像系11の位置を調整する。
【0041】同様に、第2の照明手段と第2の撮像手段
の光軸の交点が、基準となるボンディングワイヤ63の
ワイヤループの頂点部に一致するように、XYZステー
ジ52〜55のいずれかで、第2の照明手段と第2の撮
像手段として選択した照明/撮像系12〜15のいずれ
かの位置を調整する。
【0042】なお、図2において、照明/撮像系10
は、照明/撮像系11〜15を含み、ステージ系49は
XYZステージ51〜55を含む。図2に示すように、
ステージ系49は、基準ワイヤループ頂点位置データ4
7に基づいて、制御部46によって移動される。また、
ボンディングワイヤを有する検査対象のIC60は、制
御部46の制御の下で、フレームフィーダ48により、
撮像部22の真下の所定の位置に搬送される。
【0043】次に、検査対象のボンディングワイヤ63
のワイヤループ頂点の3次元位置の検出方法について説
明する。図5は基準ワイヤにおける結像位置の説明図を
示し、図6は基準位置からずれたワイヤにおける結像位
置の説明図を示す。また、図7はワイヤループ頂点の高
さ算出方法の説明図を示す。
【0044】図5(A)は、基準位置にあるワイヤの頂
点PA と第1の撮像手段である撮像部22の撮像面N1
上の結像位置と、第2の撮像手段の撮像面N2 上の結像
位置との関係を示し、図5(B)は撮像面N1 上の結像
位置を示し、図5(C)は撮像面N2 上の結像位置を示
す。なお、撮像面N1 及び撮像面N2 における撮像倍率
は同一とする。
【0045】同軸落射照明部21により照射された光
は、ワイヤループ頂点部で真上に反射されて撮像面N1
上で結像される。また、第2の照明手段により照射され
た光は、ワイヤループ頂点部で水平と角度θで反射され
て第2の撮像手段の撮像面N2上で結像される。
【0046】図5に示すように、基準ワイヤのワイヤル
ープ頂点PA の位置を(x0 ,y0,z0 )としたと
き、撮像面N1 上の結像位置は、(x0 ,y0 )であ
り、一方、撮像面N2 上の結像位置を(u0 ,v0 )と
する。
【0047】図6(A)は、基準位置からずれた検査ワ
イヤの頂点PD と撮像部22の撮像面N1 上の結像位置
と、第2の撮像手段の撮像面N2 上の結像位置との関係
を示し、図6(B)は撮像面N1 上の結像位置を示し、
図6(C)は撮像面N2 上の結像位置を示す。
【0048】同軸落射照明部21により照射された光
は、ワイヤループ頂点部で真上に反射されて撮像面N1
上で結像される。また、第2の照明手段により照射され
た光は、ワイヤループ頂点部で水平と角度θで反射され
て第2の撮像手段の撮像面N2上で結像される。
【0049】図6に示すように、検査ワイヤのワイヤル
ープ頂点PD の位置を(x1 ,y1,z1 )としたと
き、撮像面N1 上の結像位置は、(x1 ,y1 )とな
り、検査ワイヤの2次元位置(x1 ,y1 )が検出でき
る。一方、撮像面N2 上の結像位置を(u1 ,v1 )と
する。なお、図6には、基準ワイヤのワイヤループ頂点
P A とその結像位置(x0 ,y0 )、(u0 ,v0 )を
一緒に示している。
【0050】検査ワイヤの高さz1 と基準ワイヤの高さ
z0 との差は、下記のようにして求められる。検査ワイ
ヤの高さz1 と基準ワイヤの高さz0 との差z1 −z0
は、図7により、下記のようになる。
【0051】 z1 −z0 =PC PD =PB PD −PB PC また、PB PD 、PB PC は、それぞれ、下記のように
表せる。
【0052】 PB PD =(u1 −u0 )/cosθ PB PC =(x1 −x0 )tanθ 従って、検査ワイヤの高さz1 の基準ワイヤの高さz0
からずれ量z1 −z0は、下記の式で求められる。
【0053】 z1 −z0 =(u1 −u0 )/cosθ−(x1 −x0 )tanθ 次に、図1〜図3に沿って、第1実施例の動作の詳細に
ついて説明する。フレームフィーダ48で、ボンディン
グワイヤ63を有する検査対象のIC60が、撮像部2
2の真下の所定位置に搬送される。照明/撮像系11
は、焦点面が検査対象のボンディングワイヤ63の基準
ワイヤループ頂点位置に一致するように、XYZステー
ジ51により、3次元位置を調整される。
【0054】一方、検査対象のボンディングワイヤの形
状、位置に応じて、最良の画像が得られるように、第2
の照明手段である斜方照明部31と第2の撮像手段であ
る撮像部32が選択される。図1では、第2の照明手段
として照明/撮像系12の斜方照明部31を選択し、第
2の撮像手段として照明/撮像系13の撮像部32が選
択された場合を示している。
【0055】以下、第2の照明手段として照明/撮像系
12の斜方照明部31を選択し、第2の撮像手段として
照明/撮像系13の撮像部32が選択された場合に沿っ
て説明する。
【0056】斜方照明部31と撮像部32の光軸の交点
が、基準ワイヤループ頂点位置に一致するように、XY
Zステージ52,53で、斜方照明部31と撮像部32
の3次元位置が調整される。
【0057】また、斜方照明部31及び撮像部32の光
軸が形成する面と、基準ワイヤループが形成する面とが
ほぼ平行となるように、斜方照明部31及び撮像部32
の位置を調整される。
【0058】また、図1に示すよに、斜方照明部31に
よる照明は、ボンディングワイヤ63のチップ外側のリ
ード62と接続されている側から行い、この斜方照明部
31と対向する側の撮像部32で撮像する。これによ
り、ワイヤループ63のチップ61からの立ち上がり部
分からワイヤループ頂点付近にかけての部分での反射光
が真上方向に反射されることを防ぎ、この真上方向への
反射光による撮像部22の画像への悪影響が生じないよ
うにしている。
【0059】なお、斜方照明部31及び撮像部32の光
軸と水平との角度θは、基準ワイヤを照射した場合に、
ワイヤで強い光が真上方向に反射されないように、設定
する。
【0060】同軸落射照明部21による照射光の、検査
するボンディングワイヤ63の頂点部での反射光が、エ
リアセンサ24の撮像面上に結像する。エリアセンサ2
4はこの結像した像の明暗に対応した画像信号を出力す
る。これにより、検査ワイヤ63の頂点部の真上からの
画像が撮像部22で撮像される。
【0061】一方、斜方照明部31による照射光の、検
査ワイヤ63の頂点部での反射光が、エリアセンサ34
の撮像面上に結像する。エリアセンサ34はこの結像し
た像の明暗に対応した画像信号を出力する。これによ
り、検査ワイヤの頂点部の斜め上方からの画像が撮像部
32で撮像される。
【0062】画像データ記憶手段40は、画像入力部4
1と画像メモリとからなる。撮像部22のエリアセンサ
24で得られた画像信号は、画像入力部41で256階
調のディジタル画像データに変換された後、画像データ
として画像メモリ42に記憶される。
【0063】同様に、撮像部32のエリアセンサ34で
得られた画像信号は、画像入力部41で256階調のデ
ィジタル画像データに変換された後、画像データとして
画像メモリ42に記憶される。
【0064】なお、撮像部22及び撮像部32による撮
像は、検査対象のIC60の中の所定の大きさの領域ご
とに行い、それぞれの領域に対応した画像データを画像
メモリ42に記憶する。
【0065】また、1つの撮像対象領域から次の撮像対
象領域への移動は、照明/撮像系11〜15のXYZス
テージ51〜55により各照明/撮像系11〜15を移
動して行う。
【0066】次に、ワイヤループ頂点3次元位置検出手
段である、ワイヤループ頂点3次元位置検出部の動作に
ついて説明する。図8は、撮像部22の真上の撮像面N
1 での結像位置を求める処理の説明図を示す。また、図
9は撮像部32の斜めの撮像面N2 での結像位置を求め
る処理の説明図を示す。
【0067】図8(A)は、撮像部22の撮像面N1 に
結像した画像から得られた画像データの原画像を示す。
67A1〜67A3の点線はボンディングワイヤを示し、6
8A1〜68A3は最も輝度の高いワイヤループ頂点の光反
射部を示す。また、y方向の一点鎖線は、ワイヤループ
頂点の基準位置x0 を示す。
【0068】先ず、画像データの原画像をy方向に走査
して、ワイヤループ頂点部を通るライン上での明るさの
信号を、各ワイヤごとに得る。図8(B)は、図8
(A)のラインm1 上での明るさの信号を示す。この明
るさの信号のデータを、所定のスライスレベルSL1 で
2値化して、図8(C)に示す2値信号を得る。スライ
スレベルSL1 は、例えば、明るさの最大値MAX1 の
半値とする。
【0069】この2値信号と、走査ラインm1 の幅か
ら、図8(D)に示す、光反射部68 A2に対応する2値
画像69A2が得られる。他のワイヤの光反射部68A1,
68A3に対応する2値画像69A1,69A3も同様にして
得られる。
【0070】この2値画像69Ai(図8の例では、i=
1〜3)の中心位置を求めて、ワイヤ67Aiのワイヤル
ープ頂点に対応する撮像面N1 上での結像位置(xi ,
yi)が得られる。この結像位置が、求めるワイヤルー
プ頂点の2次元の位置(xi,yi )に等しい。
【0071】撮像部32の斜めの撮像面N2 での結像位
置は、撮像部22の真上からの撮像面N1 での結像位置
と同様にして得られる。
【0072】図9(A)は、第2の撮像部である撮像部
32の撮像面N2 に結像した画像から得られた画像デー
タの原画像を示す。67B1〜67B3の点線は、それぞ
れ、図8(A)のボンディングワイヤ67A1〜67A3と
同一のボンディングワイヤを示し、68B1〜68B3は最
も輝度の高いワイヤループ頂点の光反射部を示す。ま
た、v方向の一点鎖線は、ワイヤループ頂点の基準位置
u0 を示す。なお、図8(A)の光反射部68A1〜68
A3は、図9(A)の光反射部68B1〜68B3に対応して
いる。
【0073】画像データの原画像をv方向に走査して、
ワイヤループ頂点部を通るライン上での明るさの信号
を、各ワイヤごとに得る。図9(B)は、図9(A)の
ラインm2 上での明るさの信号を示す。なお、ラインm
2 は、図8(A)のラインm1が通るワイヤループ頂点
と同一の頂点を通るものである。
【0074】この明るさの信号のデータを、所定のスラ
イスレベルSL2 で2値化して、図9(C)に示す2値
信号を得る。スライスレベルSL2 は、例えば、明るさ
の最大値MAX2 の半値とする。
【0075】この2値信号と、走査ラインm2 の幅か
ら、図9(D)に示す、2値画像69 B2が得られる。他
のワイヤの光反射部68B1,68B3に対応する2値画像
69B1,69B3も同様にして得られる。
【0076】この2値画像69Bi(図9の例では、i=
1〜3)の中心位置を求めて、ワイヤ67Biのワイヤル
ープ頂点に対応する撮像面N2 上での結像位置(ui ,
vi)が得られる。
【0077】上記のようにして得られた、撮像面N1 上
での結像位置、即ち、ワイヤループ頂点の2次元位置
(xi ,yi )と、同一のワイヤループ頂点の撮像面N
2 上での結像位置(ui ,vi )とから、基準ワイヤル
ープの頂点の高さz0 と検査ワイヤのワイヤループ頂点
の高さzi とのずれ量を求める。
【0078】図5〜図7により説明したように、zi −
z0 は、下記の式で求められる。
【0079】 zi −z0 =(ui −u0 )/cosθ−(xi −x0 )tanθ なお、座標のxとyの配置、uとvの配置が入れ代わっ
た座標では、同じ検査ワイヤに対して、zi −z0 は、
下記の式で求められる。
【0080】 zi −z0 =(vi −v0 )/cosθ−(yi −y0 )tanθ 次に第1のワイヤ形状検査手段であるワイヤ形状検査部
44について説明する。ワイヤ形状検査部44は、上記
のワイヤループ頂点3次元位置検出部43から検査対象
のボンディングワイヤのワイヤループ頂点の3次元位置
データを供給される。
【0081】ワイヤ形状検査部44では、この検査ワイ
ヤのワイヤループ頂点の3次元位置データと、基準ワイ
ヤループの位置データとから、検査ワイヤの形状を検査
する。即ち、ワイヤループの高さ、頂点の位置、頂点部
の長さ等から形状の良否を判断する。また、検査ワイヤ
のワイヤループ頂点の3次元位置データと、基準ワイヤ
ループの位置データと、パッド64、リード62等の位
置データとから、検査ワイヤの延在する方向、隣のワイ
ヤとの間隔等が基準の範囲にあるかどうかを判断する。
【0082】上記のように、第1実施例では、第1の撮
像手段である撮像部22により検査ワイヤの真上から撮
像して得られた画像データと、第2の撮像手段により検
査ワイヤの斜め上方から撮像して得られた画像データと
から、検査ワイヤのワイヤループ頂点の3次元位置を検
出することができる。このため、得られたワイヤループ
頂点の3次元位置データを基に、ボンディングワイヤの
形状検査をより正確に行うことができる。
【0083】図10は本発明の第2実施例の要部の構成
図を示し、図11は第2実施例の全体の構成図を示す。
また、図12は第2実施例の照明/撮像系の斜視図を示
す。
【0084】図10、図12に示すように、第3の照明
手段である同軸落射照明部121は、同軸照明123、
ハーフミラー126、及び対物レンズ127とからな
る。また、第3の撮像手段である撮像部122は、対物
レンズ127、ハーフミラー126、結像レンズ12
5、及びエリアセンサ124とからなる。
【0085】撮像部122は、検査対象のボンディング
ワイヤ63の真上に配置し、撮像部122及び同軸落射
照明部121の光軸を、ボンディングワイヤ63の接続
されているチップ61と、ほぼ垂直としている。
【0086】同軸照明123から出射された光は、ハー
フミラー126で反射され、対物レンズ127で収束さ
れて、検査対象のボンディングワイヤ63に照射光L0
として照射される。ボンディングワイヤ63からの反射
光のうち、ワイヤループ頂点部で反射された光は、真上
方向に反射されて、対物レンズ127、結像レンズ12
5により、エリアサンセ124の結像面に結像される。
【0087】一方、ワイヤループ頂点部以外で反射され
た光は、真上以外の方向に反射されて、エリアサンセ1
24の結像面に結像されない。従って、エリアサンセ1
24の結像面には、同軸落射照明部121による照射光
のうち、ボンディングワイヤ63のワイヤループ頂点部
で反射された光のみが結像される。
【0088】図12に示すように、第2実施例では、斜
方照明部131〜134を設けている。図10、図12
に示すように、斜方照明部131と斜方照明部132
は、検査対象のボンディングワイヤ63を挟んで対向す
る位置に配置されており、光軸と水平とのなす角度はそ
れぞれ、β1 ,β2 としている。同様に、斜方照明部1
33と斜方照明部134は、検査対象のボンディングワ
イヤ63を挟んで対向し、光軸と水平との角度がβとな
る位置に配置されている。
【0089】斜方照明部131〜134のうち、いずれ
か一つ、又は、検査するボンディングワイヤ63を挟ん
で対向するいずれか2つの斜方照明部を選択して、第4
の照明手段とする。この斜方照明部の選択は、検査対象
のボンディングワイヤ63の形状、位置等に応じて最適
な撮像ができるように行う。図10では、ボンディング
ワイヤ63を挟んで対向する斜方照明部131と斜方照
明部132を選択して第4の照明手段としている。
【0090】図13は第2実施例の照明方法の説明図を
示す。図13(A)はボンディングワイヤ63の上面か
ら見た平面図、図13(B)は図13(A)のラインq
での断面図、図13(C)はラインq付近の拡大した平
面図を示す。
【0091】第2実施例では、図10、図13に示すよ
うに、斜方照明部131,132により、ボンディング
ワイヤ63を横切る方向に、それぞれ、水平との角度β
1 ,β2 で光L1 ,L2 を照射している。
【0092】図13(B)、図13(C)に示すよう
に、この斜方照明部131,132による照射光L1 ,
L2 のうち、ワイヤループ頂点部付近のやや外側の領域
82,83で反射された光は、真上方向に反射されて、
撮像部122の対物レンズ127と結像レンズ125で
集束されてエリアセンサ124の撮像面上に結像され
る。
【0093】一方、斜方照明部131,132による照
射光L1 ,L2 のうち、ワイヤループ頂点部付近のやや
外側の領域82,83以外で反射された光は、真上以外
の方向に反射されるため、撮像部122のエリアセンサ
124の撮像面上に結像されない。
【0094】従って、同軸落射照明部121による照射
光L0 を真上方向に反射するワイヤループ頂点反射部8
1と、斜方照明部131,132による照射光L1 ,L
2 を真上方向に反射する領域82、83とが、撮像部1
22により明るく撮像される。なお、領域82,83
は、頂点反射部81よりも広くなる。
【0095】エリアセンサ124は、同軸落射照明部1
21による照射光L0 の反射光と、斜方照明部131,
132による照射光L1 ,L2 による反射光とが、結像
面に結像した像の明暗に対応した信号を出力する。
【0096】なお、同軸落射照明部121と撮像部12
2は、XYZステージ151により3次元の位置が調整
される。また、斜方照明部131〜134は、適切な角
度でボンディングワイヤ63の頂点付近に光を照射する
ように、それぞれのXYZステージにより、3次元の位
置を調整される。
【0097】撮像部122の焦点深度は、ボンディング
ワイヤ63のワイヤループの高さHに比べて十分浅くし
てある。このため、撮像部122の焦点面にあるものが
鮮明に明るく撮像され、焦点面から外れた位置のもの
は、ぼやけて、明るさが低下して撮像される。
【0098】なお、図11において、照明/撮像系11
0は、同軸落射照明部121、撮像部122、斜方照明
部131〜134を含み、ステージ系149はXYZス
テージ151と、斜方照明部131〜134のXYZス
テージを含む。図11に示すように、ステージ系149
は、制御部146によって移動される。また、ボンディ
ングワイヤを有する検査対象のIC60は、制御部14
6の制御の下で、フレームフィーダ148により、撮像
部122の真下の所定の位置に搬送される。
【0099】次に、図10〜図13に沿って、第2実施
例の動作の詳細について説明する。フレームフィーダ1
48で、ボンディングワイヤ63を有する検査対象のI
C60が、撮像部122の真下の所定位置に搬送され
る。
【0100】撮像部122は、所定の高さ範囲に設定さ
れた撮像範囲で、一定の高さステップごとに撮像する。
この撮像範囲は、基準ワイヤループ頂点の高さを基準位
置として、基準位置の上下の所定範囲に設定されてい
る。
【0101】撮像部122は、撮像開始前においては、
上記の撮像範囲のうち、下限(例えば、IC60のパッ
ド64の面)の位置に焦点面が一致するように、ステー
ジ151により、高さを調整される。
【0102】一方、検査対象のボンディングワイヤの形
状、位置に応じて、最良の画像が得られるように、第4
の照明手段である斜方照明部が選択される。図10で
は、第4の照明手段として、斜方照明部131,132
が選択された場合を示している。以下、第4の照明手段
として斜方照明部131,132が選択された場合に沿
って説明する。
【0103】斜方照明部131,132による照射光L
1 ,L2 が、ボンディングワイヤ63の頂点部付近に、
斜め上方からほぼ直角に照射され、かつ、反射光が真上
方向に反射されるように、斜方照明部131,132の
それぞれのXYZステージにより、斜方照明部131,
132の3次元位置が調整される。
【0104】撮像部122の焦点深度は、ボンディング
ワイヤのワイヤループの高さに比べ十分浅くしてある。
このため、ボンディングワイヤ63のワイヤループのう
ち撮像部122の焦点面にある部分での反射光は、エリ
アセンサ124の撮像面上に鮮明に結像して輝度が高く
撮像され、焦点面から外れた部分での反射光は、ぼけて
結像して輝度が低く撮像される。
【0105】撮像部122の焦点面にボンディングワイ
ヤ63の頂点部がある場合には、同軸落射照明部121
により光を照射されて、ボンディングワイヤ63の頂点
反射部81での反射光が、エリアセンサ124の撮像面
上に鮮明に結像し、明るく撮像される。一方、斜方照明
部131、132による照射光の、検査ワイヤ63のワ
イヤループ頂点部付近のやや外側の領域82,83での
反射光が、エリアセンサ124の撮像面上に鮮明に結像
し明るく撮像される。
【0106】エリアセンサ124は、上記のように撮像
して得られた画像の明暗に対応した画像信号を出力す
る。
【0107】実際のボンディングワイヤ63の撮像で
は、撮像部122をXYZステージ151により前記の
撮像範囲を上方に移動しながら、一定の高さステップご
とに撮像する。これにより、撮像範囲の各高さにおける
複数の画像信号が得られる。
【0108】第2の画像データ記憶手段140は、画像
入力部141と画像メモリ142とからなる。エリアセ
ンサ124で得られた、各高さにおける複数の画像信号
は、画像入力部141で256階調のディジタル画像デ
ータに変換された後、各高さに対応した画像データとし
て画像メモリ142に記憶される。
【0109】なお、撮像部122による撮像は、検査対
象のIC60の中の所定の大きさの領域ごとに行い、そ
れぞれの領域に対応した画像データを画像メモリ142
に記憶する。
【0110】また、1つの撮像対象領域から次の撮像対
象領域への移動は、同軸落射照明部121、撮像部12
2、斜方照明部131、132をそれぞれのXYZステ
ージにより移動して行う。
【0111】次に、ワイヤループ頂点2次元位置検出手
段である、ワイヤループ頂点2次元位置検出部144の
動作について説明する。ワイヤループ頂点2次元位置検
出部144では、画像メモリ142から供給される、ワ
イヤループ頂点の基準の高さ(基準の高さ)での画像デ
ータを用いて、検査するボンディングワイヤ63の頂点
を含む2次元の領域を求める。
【0112】図14は基準の高さにおけるボンディング
ワイヤの原画像の説明図を示す。図14(A)はボンデ
ィングワイヤの原画像を示し、図14(B)は図14
(A)のラインr上での明るさの信号を示す。
【0113】図14(A)で、焦点の合っているワイヤ
ループ頂点付近は鮮明に撮像されており、焦点から外れ
ているパッド64、ボール65等は、ぼけて撮像されて
いる。図14に示すように、同軸落射照明部121の照
明により、ワイヤループ頂点部S1 及びパッド64は明
るく撮像されている。また、斜方照明部131の照明に
より、ワイヤループ頂点付近の領域S2 ,S3 が明るく
撮像されている。
【0114】図14(B)に示すように、ラインr上の
ワイヤループ頂点付近では、コントラストの高い信号が
得られる。また、ボンディングワイヤ63の他の部分は
暗く、パッド64及びその他の部分は中間の明るさであ
る。
【0115】図15はワイヤループ頂点2次元位置検出
処理の説明図を示す。図14(A)の原画像を、ボンデ
ィングワイヤ63を横切るラインrと平行な方向に走査
し、図14(B)に示すスライスレベルSL3 で2値化
すると、図15(A)の黒色部分で示すように、2値化
した領域S2 及び領域S3 が検出できる。
【0116】なお、1画面内には、複数のボンディング
ワイヤがあり得るが、ボンディングワイヤ63の走査方
向に対する傾きから、それぞれのワイヤループの領域S
2 ,S3 を識別することができる。
【0117】図15(A)に示すように、2値化した領
域S2 ,S3 の両方にかかるラインr1 ,r2 を求め、
ラインr1 とラインr2 との間にある領域S2 ,S3 の
部分を、図15(B)の黒色部で示すように求める。図
15(B)の黒色部の領域を細線化して、領域S2 に対
応するABと、領域S3 に対応するCDが得られる。図
15(C)に示す、ABDCで囲まれる領域が、ワイヤ
ループ頂点を含む領域である。
【0118】また、図15(B)に示すように、ACの
中点とBDの中点を結ぶ線をワイヤ方向センサDS1とす
る。1画面内で、予め分かっているパッド64又はボー
ル65の位置データと、ワイヤ方向センサDS1がパッド
64又はボール65を横切る位置とから、各ワイヤの識
別ができ、各ワイヤとボールの対応がとれる。
【0119】検出したワイヤループ頂点を含む領域AB
DCを、そのワイヤループ頂点位置の検出用のウィンド
ウとする。ワイヤループ頂点2次元位置検出部144で
は、1画面内の各ワイヤループごとに、上記ウィンドウ
を求めている。
【0120】次に、ワイヤループ頂点位置検出手段であ
る、ワイヤループ頂点位置検出部145の動作について
説明する。ワイヤループ頂点位置検出部145は、画像
メモリ142から、撮像範囲の各高さでの画像データを
供給される。また、ワイヤループ頂点2次元位置検出部
144から、各ワイヤループごとに、前記のウィンドウ
の位置データを供給される。
【0121】各高さでの画像データにおいて、各ウィン
ドウ内の画像データについて、以下に示す明るさの評価
量Eを求める。
【0122】ウィンドウ内の画像データのワイヤループ
頂点近傍において、極大の明るさS H と、極小の明るさ
をSL を検出して、半値SM を下記の式で求める。
【0123】SM =(SH +SL )/2 次に、ワイヤループ頂点近傍で、明るさが半値SM 以上
である半値幅Wを求め、その高さでのウィンドウ内の明
るさの評価量Eを下記の式で求める。
【0124】E=(SH −SL )/W 図14(B)に、極大明るさSH 、極小明るさSL 、半
値SM 、半値幅Wの例を示す。
【0125】各ワイヤループについて、ウィンドウにお
ける評価量Eが最大となる画像データの高さ(撮像部1
22の焦点面の高さ)をワイヤループ頂点の高さZP と
する。
【0126】ワイヤループ頂点の2次元位置は、上記高
さZP における、ウィンドウ内の画像データから求め
る。図15(F)は、高さZP におけるウィンドウ内の
画像データの、頂点近傍を通るライン上での明るさを示
す。また、図15(G)は、図15(F)のデータをス
ライスレベルSM で2値化したときの中心付近のデータ
を示す。
【0127】図15(D)は、高さZP におけるウィン
ドウ内の画像データを、r3 方向に走査して、スライス
レベルSM で2値化した画像を示す。頂点を含む領域が
領域SP である。図15(E)に示すように、ワイヤル
ープ頂点位置OP (XP ,Y P )は、この領域SP の中
心位置として求められる。
【0128】上記のようにして、ワイヤループ頂点位置
検出部145は、ワイヤループ頂点の3次元位置O
P (XP ,YP ,ZP )を検出する。
【0129】次に第2のワイヤ形状検査手段であるワイ
ヤ形状検査部146について説明する。ワイヤ形状検査
部146は、上記のワイヤループ頂点2次元位置検出部
144から、検査対象の各ボンディングワイヤごとに、
ワイヤループ頂点部を含む領域ABDCに対応するウィ
ンドウ位置のデータを供給される。また、ワイヤループ
頂点位置検出部145から、ワイヤループ頂点の3次元
位置のデータを供給される。
【0130】ワイヤ形状検査部146では、供給され
た、検査ワイヤのワイヤループ頂点の3次元位置
(XP ,YP ,ZP )と、ワイヤループ頂点部を含むウ
ィンドウの位置データと、基準ワイヤループの位置デー
タとから、検査ワイヤの形状を検査する。即ち、ワイヤ
ループの高さ、頂点の位置、頂点部の長さ等から形状の
良否を判断する。
【0131】また、検査ワイヤのワイヤループ頂点の3
次元位置データと、上記ウィンドウのデータ及び前記ワ
イヤ方向センサと、基準ワイヤループの位置データと、
パッド64、リード62等の位置データとから、検査ワ
イヤの延在する方向、隣のワイヤとの間隔等が基準の範
囲にあるかどうかを判断する。
【0132】上記のように、第2実施例では、斜方照明
部131,132によりボンディングワイヤ63のワイ
ヤループ頂点のやや外側付近を明るく反射させて、撮像
部122で撮像して得られた画像データからワイヤルー
プ頂点を含む領域をウィンドウとして正しく検出してい
る。撮像範囲の各高さで撮像して得た画像データの、上
記ウィンドウ内の明るさの違いから、ワイヤループ頂点
の高さを検出している。このため、得られたワイヤルー
プ頂点の3次元位置データを基に、ボンディングワイヤ
の形状検査をより正確に行うことができる。
【0133】図16は本発明の第3実施例の照明方法の
説明図を示す。図16(A)はボンディングワイヤ63
の上面から見た平面図、図16(B)は図16(A)の
ラインtでの断面図、図16(C)はラインt付近の拡
大した平面図を示す。
【0134】第3実施例では、図16に示すように、斜
方照明部133,134により、ボンディングワイヤ6
3が延在する方向とほぼ同じ方向に、水平との角度
β3 ,β 4 で光L3 ,L4 を照射している。この角度β
3 ,β4 は、ボンディングワイヤ63の頂点よりやや外
れた領域85,86による反射光が真上方向に反射され
て、撮像部122のエリアセンサ124の撮像面上に結
像するように設定する。
【0135】図16(B)、図16(C)に示すよう
に、この斜方照明部133,134による照射光L3 ,
L4 のうち、ワイヤループ頂点部付近の領域85,86
で反射された光は、真上方向に反射されて、撮像部12
2の対物レンズ127と結像レンズ125で集束されて
エリアセンサ124の撮像面上に結像される。
【0136】一方、斜方照明部133,134による照
射光L3 ,L4 のうち、領域85,86以外で反射され
た光は、真上以外の方向に反射されるため、撮像部12
2のエリアセンサ124の撮像面上に結像されない。
【0137】従って、同軸落射照明部121による照射
光L0 を真上方向に反射するワイヤループ頂点反射部8
4と、斜方照明部133,134による照射光L3 ,L
4 を真上方向に反射する領域85、86とが、撮像部1
22により明るく撮像される。なお、領域85,86
は、頂点反射部84よりも広くなる。
【0138】エリアセンサ124は、同軸落射照明部1
21による照射光L0 の反射光と、斜方照明部133,
134による照射光L3 ,L4 による反射光とが、結像
面に結像した像の明暗に対応した信号を出力する。
【0139】撮像部122の焦点深度は、ボンディング
ワイヤ63のワイヤループの高さに比べて十分浅くして
ある。このため、撮像部122の焦点面にあるものが鮮
明に明るく撮像され、焦点面から外れた位置のものは、
ぼやけて、明るさが低下して撮像される。
【0140】第3実施例では、第2実施例と同様に、撮
像部122をXYZステージ151により撮像範囲を上
方に移動しながら、一定の高さステップごとに撮像す
る。これにより、撮像範囲の各高さにおける複数の画像
信号が得られる。
【0141】エリアセンサ124で得られた、各高さに
おける複数の画像信号は、画像入力部141で256階
調のディジタル画像データに変換された後、各高さに対
応した画像データとして画像メモリ142に記憶され
る。
【0142】次に、第3実施例における、ワイヤループ
頂点2次元位置検出部144の動作について説明する。
ワイヤループ頂点2次元位置検出部144では、画像メ
モリ142から供給される、ワイヤループ頂点の基準の
高さ(基準の高さ)での画像データを用いて、検査する
ボンディングワイヤ63の頂点を含む2次元の領域を求
めて、この領域から頂点の2次元位置を検出する。
【0143】図17は第3実施例におけるワイヤループ
2次元位置検出処理の説明図を示す。図17(A)は基
準の高さにおけるボンディングワイヤ63の原画像を示
す。図17(A)で、焦点の合っているワイヤループ頂
点付近は鮮明に撮像されており、焦点から外れているパ
ッド64、ボール65等はぼけて撮像されている。図1
7に示すように、同軸落射照明部121の照明により、
ワイヤループ頂点部S 7 及びパッドは明るく撮像されて
いる。また、斜方照明部133,134の照明により、
ワイヤループ頂点付近の領域S8 ,S9 が明るく撮像さ
れている。
【0144】この例では、領域S8 ,S9 の明るさは最
も強く、領域S7 の明るさは、領域S8 ,S9 の明るさ
よりも弱い。ボンディングワイヤ63の他の部分は暗
く、パッド64及びその他の部分は中間の明るさであ
る。
【0145】図17(A)の原画像を、ボンディングワ
イヤ63を横切るラインwと平行な方向に走査し、領域
S8 ,S9 を識別するための所定のスライスレベルで2
値化すると、図17(B)の黒色部分で示すように、2
値化した領域S8 及び領域S 9 が検出できる。
【0146】図17(B)の黒色部の領域を細線化し
て、領域S8 の中心点Bと、領域S9の中心点Aが得ら
れる。図17(C)に示すように、ボンディングワイヤ
63の幅を考慮した適当な長さWL を決め、点A,Bを
含むFGHIで囲まれる領域が、ワイヤループ頂点を含
む領域として求められる。
【0147】また、図17(B)に示すように、AとB
を結ぶ線をワイヤ方向センサDS2とする。1画面内で、
予め分かっているパッド64又はボール65の位置デー
タと、ワイヤ方向センサDS2がパッド64又はボール6
5を横切る位置とから、各ワイヤの識別ができ、各ワイ
ヤとボールの対応がとれる。
【0148】検出したワイヤループ頂点を含む領域FG
HIを、そのワイヤループ頂点位置の検出用のウィンド
ウとする。第3実施例において、ワイヤループ頂点2次
元位置検出部144では、1画面内の各ワイヤループご
とに、上記ウィンドウを求めている。
【0149】第3実施例において、ワイヤループ頂点位
置検出部145は、画像メモリ142から、撮像範囲の
各高さでの画像データを供給される。また、ワイヤルー
プ頂点2次元位置検出部144から、前記の、各ワイヤ
ループごとにウィンドウの位置データを供給される。
【0150】第3実施例において、ワイヤループ頂点位
置検出部145では、第2実施例と同様に、各ワイヤル
ープについて、ウィンドウにおける頂点部の明るさの評
価量Eが最大となる画像データの高さ(撮像部122の
焦点面の高さ)をワイヤループ頂点の高さZP とする。
【0151】ワイヤループ頂点の2次元位置は、第2実
施例と同様にして、上記高さZP における、ウィンドウ
内の画像データから求められる。これにより、第3実施
例のワイヤループ頂点位置検出部145は、ワイヤルー
プ頂点の3次元位置OP (X P ,YP ,ZP )を検出す
る。
【0152】第3実施例において、ワイヤ形状検査部1
46では、第2実施例と同様に、検査ワイヤのワイヤル
ープ頂点の3次元位置(XP ,YP ,ZP )と、ワイヤ
ループ頂点部を含むウィンドウの位置データと、基準ワ
イヤループの位置データとから、検査ワイヤの形状を検
査する。即ち、ワイヤループの高さ、頂点の位置、頂点
部の長さ等から形状の良否を判断する。
【0153】また、検査ワイヤのワイヤループ頂点の3
次元位置データと、上記ウィンドウのデータ及び前記ワ
イヤ方向センサと、基準ワイヤループの位置データと、
パッド64、リード62等の位置データとから、検査ワ
イヤの延在する方向、隣のワイヤとの間隔等が基準の範
囲にあるかどうかを判断する。
【0154】上記のように、第3実施例では、斜方照明
部133,134によりボンディングワイヤ63のワイ
ヤループ頂点の付近を明るく反射させて、撮像部122
で撮像して得られた画像データからワイヤループ頂点を
含む領域をウィンドウとして正しく検出している。撮像
範囲の各高さで撮像して得た画像データの、上記ウィン
ドウ内の明るさから、ワイヤループ頂点の高さを検出し
ている。このため、得られたワイヤループ頂点の3次元
位置データを基に、ボンディングワイヤの形状検査をよ
り正確に行うことができる。
【0155】図18は本発明の第4実施例の説明図を示
す。図18に示すように、第4実施例では、基準の高さ
H0 を含む、高さ方向の所定の撮像範囲(H0 −HC )
〜(H0 +HB )を設定している。この撮像範囲のう
ち、ワイヤループ頂点の高さの許容範囲を(H0 −
HA )〜(H0 +HA )としている。
【0156】この、ワイヤループ頂点の高さの許容範囲
と、それ以外の範囲に対応して、複数の撮像の区分範囲
を設ける。aに示す区分方法では、許容範囲の区分範囲
a2、a3 と、許容範囲外の区分範囲a1 、a4 を設け
ている。また、bに示す区分方法では、許容範囲の区分
範囲b2 と、許容範囲外の区分範囲b1 、b3 を設けて
いる。
【0157】ボンディングワイヤ63の撮像の際は、撮
像部122の焦点面を撮像範囲の下限から上限まで移動
しながら、シャッターを用いずに、上記の各区分範囲を
一定時間(例えば1/30秒)の1画面で撮像して、各
区分範囲ごとに画像データを得る。
【0158】第4実施例において、ワイヤループ頂点高
さ検出部145では、第2実施例と同様に、上記のよう
にして得られた各区分範囲ごとの画像データにおいて、
各ボンディングワイヤ63に対応するウィンドウで頂点
部の明るさの評価量Eを求める。この明るさの評価量E
が最大となる画像データの区分範囲にワイヤループの高
さがあると判断する。
【0159】第4実施例では、ワイヤループ形状検査部
146において、下記のようにして、ワイヤループ高さ
の良否を判定する。区分方法aの場合、上記のワイヤル
ープ高さの判断の結果に応じて、下記のように、良否の
判定が行われる。区分範囲a 2 にワイヤループ頂点の高
さがあるときは、ワイヤループ高さは許容範囲内で基準
位置よりは低い位置にあると判定される。区分範囲a3
にワイヤループ頂点の高さがあるときは、ワイヤループ
高さは許容範囲内で基準位置よりは高い位置にあると判
定される。
【0160】また、区分範囲a1 にワイヤループ頂点の
高さがあるときは、ワイヤループ高さは許容範囲を外れ
た低い位置にあると判定される。区分範囲a4 にワイヤ
ループ頂点の高さがあるときは、ワイヤループ高さは許
容範囲を外れた高い位置にあると判定される。
【0161】区分方法bの場合、上記のワイヤループ高
さの判断の結果に応じて、下記のように、良否の判定が
行われる。区分範囲b2 にワイヤループ頂点の高さがあ
るときは、ワイヤループ高さは許容範囲内にあると判定
される。区分範囲b1 にワイヤループ頂点の高さがある
ときは、ワイヤループ高さは許容範囲を外れた低い位置
にあると判定される。区分範囲b3 にワイヤループ頂点
の高さがあるときは、ワイヤループ高さは許容範囲を外
れた高い位置にあると判定される。
【0162】なお、上記の区分の数と各区分範囲の長さ
は、必要な高さ方向の分解能に応じて設定する。区分範
囲が長く、区分の数が少ない程、検査に必要な時間を短
くすることができる。
【0163】上記のように、第4実施例では、ワイヤル
ープ高さの許容範囲と許容範囲外に対応する区分範囲を
設けて、各区分範囲ごとに撮像して得た画像データを用
いて、ワイヤループ頂点高さを判定する。このため、検
査に必要な時間を短くすることができる。
【0164】図19は本発明の第5実施例の説明図を示
す。図19(A)では斜方照明部及び撮像部の側面図を
示し、図19(B)は斜方照明部及び撮像部の平面図を
示す。第5実施例では、検査対象のボンディングワイヤ
のサイズや形状の種類に応じて、斜方照明の照射角度を
適切な角度に調整することができる。
【0165】図19で、斜方照明部133は、照射角度
が異なる複数の照明1331 〜1335 からなり、斜方
照明部134は、照射角度が異なる複数の照明1341
〜1345 からなる。図19に示すように、各々の斜方
照明部133,134は、ワイヤの方向に対応して、照
射部が曲面で構成されている。照射角度調整手段は、ワ
イヤループ頂点位置検出信号判定部161と、照明コン
トローラ162とからなる。
【0166】ワイヤループ頂点位置検出信号判定部16
1は、基準となるボンディングワイヤ63を用いて、あ
る照射角度で照射して撮像部122で撮像して得た画像
データから、照射角度が適切かどうかを判定する。この
判定結果に応じて、照明部133、134の照明を選択
させる照明選択信号を生成し、照明コントローラ161
に供給する。
【0167】照明コントローラ162は、ワイヤループ
頂点位置検出信号判定部161から供給される上記照明
選択信号に基づいて、斜方照明部133と134の複数
の照明のうち、最適な照明を選択する。
【0168】次に、ワイヤループ頂点位置検出信号判定
部161、及び照明コントローラ162の動作について
説明する。図20は、ワイヤループを横切る方向に斜方
照明した場合の、照射角度判定用の評価量の説明図を示
す。
【0169】図20(A)は、ラインRP1上にループ頂
点がある最も一般的なワイヤループの場合の原画像で、
図20(B)は、図20(A)を所定のスライスレベル
で2値化した画像である。図20(B)では、黒色部が
ループ頂点の明るい部分を示す。この明るい部分の長さ
をLとし、所定位置(図20(B)では、ボール中心の
位置)からの距離をLP とする。この長さLと距離LP
を照射角度判定用の評価量とする。
【0170】図20(A)のワイヤループの場合、この
評価量L,LP を用いて、照射角度が大きいか、小さい
か、適切かを判定する。評価量Lが最小となり、評価量
LPが基準となるワイヤループ頂点位置にほぼ等しくな
るとき、照射角度は適切となる。上記評価量を基に、照
射角度が適切となる、照明部133,134の照明を選
択して照明選択信号を生成する。
【0171】図20(C)は、ワイヤループ頂点付近が
緩やかで、頂点の位置が図20(A)に比べてボールの
位置から離れているワイヤループの場合の原画像を示
す。図20(D)は、図20(C)を所定のスライスレ
ベルで2値化した画像である。図20(D)では、黒色
部がループ頂点部分の明るい部分を示す。この明るい部
分の端とラインRP1との距離をLD とし、所定位置(図
20(B)では、ボール中心の位置)からの距離をLP
とする。図20(C)のワイヤループの場合、L P +L
D を照射角度調整用の評価量とする。
【0172】ワイヤループ頂点位置検出信号判定部16
1では、図20(C)のワイヤループの場合、この評価
量LP +LD を用いて、照射角度が大きいか、小さい
か、適切かを判定する。評価量LP +LD Lが基準の値
にほぼ等しくなるとき、照射角度は適切となる。上記評
価量を基に、照射角度が適切となる、照明部133,1
34の照明を選択して照明選択信号を生成する。
【0173】照明コントローラ162では、ワイヤルー
プ頂点位置検出信号判定部161から供給される、照明
選択信号に従って、照明部133,134の照明を選択
し、照射角度を調整する。
【0174】図21は、ワイヤの延在する方向に斜方照
明した場合の角度調整用評価量の説明図を示す。図21
(A)は、ラインRP2上にループ頂点がある最も一般的
なワイヤループの場合の照射角度が適切な場合の原画像
で、図21(B)は、図21(A)を所定のスライスレ
ベルで2値化した画像である。
【0175】図21(B)では、黒色部がループ頂点の
明るい部分を示す。この明るい部分のワイヤループ頂点
からの距離をL1 ,L2 とし、所定位置(図21では、
ボール中心の位置)からの距離をLP とする。この距離
L1 ,L2 を照射角度調整用の評価量とする。
【0176】図21(C)は、図21(A)と同一ワイ
ヤループで、照射角度が不敵切で、頂点よりやや離れた
位置が明るくなった場合の原画像で、図21(D)は、
図21(C)を所定のスライスレベルで2値化した画像
である。図21(D)に示すように、この場合、評価量
L1 ,L2 が大きくなる。
【0177】図21(E)は、図21(A)と同一ワイ
ヤループで、照射角度が不敵切で、頂点より大きく離れ
た位置が明るくなった場合の原画像で、図21(F)
は、図21(E)を所定のスライスレベルで2値化した
画像である。図21(F)に示すように、この場合、評
価量L2 は、図21(D)より更に大きくなる。また、
L1 に対応する明るい部分のワイヤループの傾斜が緩や
かなために、評価量L1はL2 より更に大きくなる。
【0178】ワイヤループ頂点位置検出信号判定部16
1では、上記の評価量L1 ,L2 を用いて、照射角度が
大きいか、小さいか、適切かを判定する。評価量L1 ,
L2が図21(B)に示す基準の値にほぼ等しくなると
き、照射角度は適切となる。上記評価量を基に、照射角
度が適切となる、照明部133,134の照明を選択し
て照明選択信号を生成する。
【0179】照明コントローラ162では、ワイヤルー
プ頂点位置検出信号判定部161から供給される、照明
選択信号に従って、照明部133,134の照明を選択
し、照射角度を調整する。
【0180】上記のように、第5実施例では、照射角度
調整手段を設けて、撮像して得られた画像データを基
に、斜方照明の照射角度を最適に調整することができ
る。
【0181】
【発明の効果】上述の如く、請求項1の発明によれば、
第1の撮像手段によりボンディングワイヤの真上から撮
像して得られた画像データと、第2の撮像手段によりボ
ンディングワイヤの斜め上方から撮像して得られた画像
データとから、ボンディングワイヤのループ頂点の3次
元位置を検出することができるため、ボンディングワイ
ヤの形状検査をより正確に行うことができる等の特長を
有する。
【0182】請求項5の発明によれば、第4の照明手段
によりボンディングワイヤのループ頂点のやや外側付近
を明るく反射させて、真上から撮像した画像データから
ワイヤループ頂点を含む領域を正しく検出し、撮像範囲
の各高さの画像データの上記領域内の明るさから、ワイ
ヤループ頂点の高さを検出しているため、得られたワイ
ヤループ頂点の3次元位置データを基に、ボンディング
ワイヤの形状検査をより正確に行うことができる。
【0183】請求項10の発明によれば、複数に区分さ
れた高さ方向の撮像範囲の各区分範囲を1画面として撮
像して得た画像データを用いて、ワイヤループ頂点の高
さを判定するため、検査に必要な時間を短くすることが
できる。
【0184】請求項11の発明によれば、照射角度調整
手段により、第3の撮像手段で撮像して得られた画像デ
ータを基に、第4の照明手段の照射角度を最適に調整す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の要部の構成図である。
【図2】本発明の第1実施例の全体の構成図である。
【図3】本発明の第1実施例の照明/撮像系の配置図で
ある。
【図4】第3実施例の照明/撮像系の説明図である。
【図5】基準ワイヤにおける結像位置の説明図である。
【図6】基準位置からずれたワイヤにおける結像位置の
説明図である。
【図7】ワイヤループ頂点の高さ算出方法の説明図であ
る。
【図8】真上の撮像面での結像位置を求める処理の説明
図である。
【図9】斜めの撮像面での結像位置を求める処理の説明
図である。
【図10】本発明の第2実施例の要部の構成図である。
【図11】本発明の第2実施例の全体の構成図である。
【図12】本発明の第2実施例の照明/撮像系の斜視図
である。
【図13】本発明の第2実施例の照明方法の説明図であ
る。
【図14】第2実施例における基準の高さの原画像の説
明図である。
【図15】第2実施例におけるワイヤループ頂点2次元
位置検出処理の説明図である。
【図16】本発明の第3実施例の照明方法の説明図であ
る。
【図17】第3実施例におけるワイヤループ頂点2次元
位置検出処理の説明図である。
【図18】本発明の第4実施例の説明図である。
【図19】本発明の第5実施例の説明図である。
【図20】ワイヤを横切る方向に斜方照明した場合の確
度調整用評価量の説明図である。
【図21】ワイヤ方向に斜方照明した場合の確度調整用
評価量の説明図である。
【図22】ボンディングワイヤ形状の説明図である。
【図23】従来のボンディングワイヤ検査装置の光学系
の説明図である。
【図24】従来のボンディングワイヤ検査方法の説明図
である。
【図25】ボンディングワイヤの各種状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
11〜15 照明/撮像系 21 同軸落射照明部 22 撮像部 23 同軸照明 24 エリアセンサ 25 結像レンズ 26 ハーフミラー 27 対物レンズ 31 斜方照明部 32 撮像部 33 同軸照明 34 エリアセンサ 35 結像レンズ 36 ハーフミラー 37 対物レンズ 40 第1の画像データ記憶手段 41 画像入力部 42 画像メモリ 43 ワイヤループ頂点3次元位置検出部 44 ワイヤ形状検査部 46 制御部 47 基準ワイヤループ頂点位置データ 48 フレームフィーダ 49 ステージ系 51〜55 XYZステージ 60 IC 61 チップ 62 リード 63 ボンディングワイヤ 64 パッド 65 ボール 121 同軸落射照明部 122 撮像部 123 同軸照明 124 エリアセンサ 125 結像レンズ 126 ハーフミラー 127 対物レンズ 131〜134 斜方照明部 140 第2の画像データ記憶手段 141 画像入力部 142 画像メモリ 144 ワイヤループ頂点2次元位置検出部 145 ワイヤループ頂点位置検出部 146 ワイヤ形状検査部 148 フレームフィーダ 149 ステージ系 151 XYZステージ 161 ワイヤループ頂点位置検出信号判定部 162 照明コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 布施 貴史 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボンディングワイヤ(63)の画像デー
    タを画像データ記憶手段により記憶し、上記画像データ
    を用いて、ボンディングワイヤの形状検査を行うボンデ
    ィングワイヤ検査装置において、 ボンディングワイヤ(63)の真上から光を照射してボ
    ンディングワイヤ(63)のループ頂点部を明るく輝か
    せる第1の照明手段(21)と、 ボンディングワイヤ(63)の真上への反射光を撮像す
    る第1の撮像手段(22)と、 ボンディングワイヤ
    (63)の斜め上方から光を照射してボンディングワイ
    ヤ(63)のループ頂点部を明るく輝かせる第2の照明
    手段(31)と、 上記第2の照明手段(31)の照射光のボンディングワ
    イヤ(63)のループ頂点部での反射光を上記第2の照
    明手段(31)と対向する位置で撮像する第2の撮像手
    段(32)と、 上記第1の撮像手段(22)の出力画像信号に対応する
    画像データを記憶し、第2の撮像手段(32)の出力画
    像信号に対応する画像データを記憶する第1の画像デー
    タ記憶手段(40)と、 上記第1の撮像手段(22)の出力画像信号に対応する
    画像データを用いて、ボンディングワイヤ(63)のル
    ープ頂点の2次元位置を検出し、上記第1の撮像手段
    (22)の出力画像信号に対応する画像データ及び第2
    の撮像手段(32)の出力画像信号に対応する画像デー
    タを用いて、ボンディングワイヤ(63)のループ頂点
    の3次元位置を検出するワイヤループ頂点3次元位置検
    出手段(43)と、 上記ワイヤループ頂点3次元位置検出手段(43)から
    供給される、ワイヤループ頂点3次元位置のデータを基
    に、ボンディングワイヤ(63)の3次元位置及び形状
    を検査する第1のワイヤ形状検査手段(44)と、 を備えることを特徴とするボンディングワイヤ検査装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第2の照明手段(31)は、ボンデ
    ィングワイヤ(63)のループ頂点部への照射方向が複
    数の向きから選択可能であり、前記第2の撮像手段(3
    2)は、上記第2の照明手段(31)が選択した照射方
    向により定まる反射光の向きに合わせて撮像する向きを
    選択可能であることを特徴とする請求項1記載のボンデ
    ィングワイヤ検査装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の照明手段(31)と第2の撮
    像手段(32)の光軸を検査対象のボンディングワイヤ
    (63)と同一方向にしたことを特徴とする請求項1記
    載のボンディングワイヤ検査装置。
  4. 【請求項4】 基準ボンディングワイヤのループ頂点の
    3次元位置データを基に、前記第1の撮像手段(22)
    及び第2の撮像手段(32)の焦点面を上記基準ボンデ
    ィングワイヤのループ頂点に一致させるように、前記第
    1の撮像手段(22)及び第2の撮像手段(32)の位
    置を調整するステージ(51〜55)を設けたことを特
    徴とする請求項1記載のボンディングワイヤ検査装置。
  5. 【請求項5】 ボンディングワイヤ(63)の画像デー
    タを画像データ記憶手段により記憶し、上記画像データ
    を用いて、ボンディングワイヤ(63)の形状検査を行
    うボンディングワイヤ検査装置において、 ボンディングワイヤ(63)の真上から光を照射してボ
    ンディングワイヤ(63)のループ頂点部を明るく輝か
    せる第3の照明手段(121)と、 ボンディングワイヤ(63)の斜め上方から光を照射し
    てボンディングワイヤ(63)のループ頂点付近を明る
    く輝かせる第4の照明手段(131,132)と、 ボンディングワイヤ(63)のループ頂点の高さに比べ
    て十分に浅い焦点深度を有し、ステージ(151)によ
    り焦点面の高さを設定されて、基準の高さを含む撮像範
    囲内の複数の高さにおいて、ボンディングワイヤ(6
    3)による真上への反射光を撮像し、上記複数の高さに
    おける複数の画像信号を出力する第3の撮像手段(12
    2)と、 上記第3の撮像手段(122)から供給される上記複数
    の高さにおける複数の画像信号に対応する複数の画像デ
    ータを記憶する第2の画像データ記憶手段(140)
    と、 上記第2の画像データ記憶手段(140)から供給され
    る画像データを用いて、ボンディングワイヤ(63)の
    ループ頂点の2次元の概略位置を検出するワイヤループ
    頂点2次元位置検出手段(144)と、 上記複数の高さにおける複数の画像データ及び上記ルー
    プ頂点の2次元概略位置のデータを用いてボンディング
    ワイヤ(63)のループ頂点の位置を検出するワイヤル
    ープ頂点位置検出手段(145)と、 上記ワイヤループ頂点位置検出手段(145)から供給
    されるワイヤループ頂点位置のデータを基に、ボンディ
    ングワイヤ(63)の3次元位置及び形状を検査する第
    2のワイヤ形状検査手段(146)と、 を備えることを特徴とするボンディングワイヤ検査装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第4の照明手段(131,132)
    は、ボンディングワイヤ(63)を横切る方向に光を照
    射することを特徴とする請求項5記載のボンディングワ
    イヤ検査装置。
  7. 【請求項7】 前記第4の照明手段(131,132)
    は、ボンディングワイヤ(63)の延在する方向と略同
    一方向に光を照射することを特徴とする請求項5記載の
    ボンディングワイヤ検査装置。
  8. 【請求項8】 前記ワイヤループ頂点2次元位置検出手
    段(144)は、ボンディングワイヤ(63)の延在す
    る方向を検出することを特徴とする請求項5記載のボン
    ディングワイヤ検査装置。
  9. 【請求項9】 前記第4の照明手段(131,132)
    は、ボンディングワイヤ(63)を挟んで対向する2方
    向から光を照射することを特徴とする請求項5記載のボ
    ンディングワイヤ検査装置。
  10. 【請求項10】 前記第3の撮像手段(122)は、複
    数に区分された高さ方向の撮像範囲の各区分範囲を、焦
    点面を移動しながら1画面として撮像し、各区分範囲ご
    とに1画面の画像信号を得ることを特徴とする請求項5
    記載のボンディングワイヤ検査装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の画像データ記憶手段(14
    0)から供給される画像データを基に、前記第4の照明
    手段(131,132)の照射角度を調整する照射角度
    調整手段(161,162)を更に設けたことを特徴と
    する請求項5記載のボンディングワイヤ検査装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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