JPH06230196A - ヘリカル・ウィグラ - Google Patents
ヘリカル・ウィグラInfo
- Publication number
- JPH06230196A JPH06230196A JP1466193A JP1466193A JPH06230196A JP H06230196 A JPH06230196 A JP H06230196A JP 1466193 A JP1466193 A JP 1466193A JP 1466193 A JP1466193 A JP 1466193A JP H06230196 A JPH06230196 A JP H06230196A
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- Japan
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- wiggler
- helical
- casing
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- Withdrawn
Links
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 235000012907 honey Nutrition 0.000 claims description 2
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- 239000003574 free electron Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Particle Accelerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業性が良く、工数を低減し得ると共に、絶
縁被覆の損傷を回避でき、且つピッチを正確に保つこと
ができるヘリカル・ウィグラを提供することを目的とす
る。 【構成】 ケーシング31は、断面が山型に形成され、
横幅がウィグラピッチに等しく設定される。このケーシ
ング31に線材32を所定のターン数巻回して線材構造
体22を構成する。そして、この線材構造体22を円筒
状ビームダクトの外周面に沿わせてヘリカル状に蜜に巻
回してヘリカル・ウィグラを完成する。
縁被覆の損傷を回避でき、且つピッチを正確に保つこと
ができるヘリカル・ウィグラを提供することを目的とす
る。 【構成】 ケーシング31は、断面が山型に形成され、
横幅がウィグラピッチに等しく設定される。このケーシ
ング31に線材32を所定のターン数巻回して線材構造
体22を構成する。そして、この線材構造体22を円筒
状ビームダクトの外周面に沿わせてヘリカル状に蜜に巻
回してヘリカル・ウィグラを完成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自由電子レーザ装置や
シンクロトン放射光装置等に使用されるヘリカル・ウィ
グラに関する。
シンクロトン放射光装置等に使用されるヘリカル・ウィ
グラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自由電子レーザ装置用の周期磁場
発生装置の一つとして、ヘリカル・ウィグラ(Wiggler)
が用いられている。図4は、このヘリカル・ウィグラの
概念を示したものである。ヘリカル・ウィグラは、ビー
ム例えば電子ビームの通路の外側に、コイル1,2をピ
ッチλωでダブルヘリカル状に巻回した構造で、一方の
端部に巻き戻し部3を有し、隣り合うコイル1,2に逆
向きの電流Iが通電される。図4は、1ターンの場合で
あるので、左端に巻き戻し部3を設けているが、必要タ
ーン数が多い場合には、巻き戻し回数が複数回になると
共に、右端部にも巻き戻し部が必要になる。
発生装置の一つとして、ヘリカル・ウィグラ(Wiggler)
が用いられている。図4は、このヘリカル・ウィグラの
概念を示したものである。ヘリカル・ウィグラは、ビー
ム例えば電子ビームの通路の外側に、コイル1,2をピ
ッチλωでダブルヘリカル状に巻回した構造で、一方の
端部に巻き戻し部3を有し、隣り合うコイル1,2に逆
向きの電流Iが通電される。図4は、1ターンの場合で
あるので、左端に巻き戻し部3を設けているが、必要タ
ーン数が多い場合には、巻き戻し回数が複数回になると
共に、右端部にも巻き戻し部が必要になる。
【0003】図5及び図6は、従来のヘリカル・ウィグ
ラの構成例を示したものである。図5に示すヘリカル・
ウィグラは、円筒状のビームダクト11の外側に所定の
ピッチλωとなるように螺旋状の巻き溝12を形成し、
この巻き溝12内にエナメル絶縁したコイル1,2を埋
め巻いたもので、ビームダクト11の両端部でコイル
1,2を巻き戻している。また、図6に示すヘリカル・
ウィグラは、ビームダクト11の表面に所定のピッチλ
ωとなるようにコイル1,2を直接巻き付けたものであ
る。
ラの構成例を示したものである。図5に示すヘリカル・
ウィグラは、円筒状のビームダクト11の外側に所定の
ピッチλωとなるように螺旋状の巻き溝12を形成し、
この巻き溝12内にエナメル絶縁したコイル1,2を埋
め巻いたもので、ビームダクト11の両端部でコイル
1,2を巻き戻している。また、図6に示すヘリカル・
ウィグラは、ビームダクト11の表面に所定のピッチλ
ωとなるようにコイル1,2を直接巻き付けたものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記図5に示したヘリ
カル・ウィグラでは、コイル1,2を所定のピッチλω
に保つことができる。しかし、巻き溝12内に線材を順
次ダブルヘリカル状に巻き重ねることは、工数が多く必
要であると共に作業性が悪く、線材の絶縁被覆の損傷が
発生し易い。特に、端部の巻き戻し部では、形状を維持
して巻線することが困難で形くずれや、これによる絶縁
被覆の損傷を生じ易い。
カル・ウィグラでは、コイル1,2を所定のピッチλω
に保つことができる。しかし、巻き溝12内に線材を順
次ダブルヘリカル状に巻き重ねることは、工数が多く必
要であると共に作業性が悪く、線材の絶縁被覆の損傷が
発生し易い。特に、端部の巻き戻し部では、形状を維持
して巻線することが困難で形くずれや、これによる絶縁
被覆の損傷を生じ易い。
【0005】また、図6に示したヘリカル・ウィグラ
は、単にビームダクト11の表面にコイル1,2を巻き
付けただけであるので、ピッチを正確に保つことが非常
に困難である。
は、単にビームダクト11の表面にコイル1,2を巻き
付けただけであるので、ピッチを正確に保つことが非常
に困難である。
【0006】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、作業性が良く、工数を低減し得ると共に、絶縁被覆
の損傷を回避でき、且つピッチを正確に保つことができ
るヘリカル・ウィグラを提供することを目的とする。
で、作業性が良く、工数を低減し得ると共に、絶縁被覆
の損傷を回避でき、且つピッチを正確に保つことができ
るヘリカル・ウィグラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るヘリカル・
ウィグラは、断面が山型に形成され、横幅がウィグラピ
ッチに等しく設定されたケーシングに線材を巻回して線
材構造体を構成し、この線材構造体を円筒状ビームダク
トの外周面に沿わせてヘリカル状に蜜に巻回して構成し
たことを特徴とする。
ウィグラは、断面が山型に形成され、横幅がウィグラピ
ッチに等しく設定されたケーシングに線材を巻回して線
材構造体を構成し、この線材構造体を円筒状ビームダク
トの外周面に沿わせてヘリカル状に蜜に巻回して構成し
たことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成とすることにより、ケーシングに対
する巻線作業と、ビームダクトに対するヘリカル巻き作
業が分離して行なわれ、この結果、作業性が良くなると
共に、工数を低減することができる。また、最初に線材
構造体を作成し、その後、この線材構造体をビームダク
トに巻回することにより、線材の絶縁被覆の損傷等を回
避でき、且つウィグラピッチを正確に保つことができ
る。
する巻線作業と、ビームダクトに対するヘリカル巻き作
業が分離して行なわれ、この結果、作業性が良くなると
共に、工数を低減することができる。また、最初に線材
構造体を作成し、その後、この線材構造体をビームダク
トに巻回することにより、線材の絶縁被覆の損傷等を回
避でき、且つウィグラピッチを正確に保つことができ
る。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。
明する。
【0010】図1は本発明の一実施例に係るヘリカル・
ウィグラの外観構成を示すものである。同図に示すよう
に円筒状のビームダクト21の外周面に沿わせて線材構
造体22をヘリカル状になるように蜜に巻回してヘリカ
ル・ウィグラ23を構成している。上記ビームダクト2
1は、所定の外径cに設定され、また、線材構造体22
は、その幅がウィグラピッチλωに等しく設定される。
ウィグラの外観構成を示すものである。同図に示すよう
に円筒状のビームダクト21の外周面に沿わせて線材構
造体22をヘリカル状になるように蜜に巻回してヘリカ
ル・ウィグラ23を構成している。上記ビームダクト2
1は、所定の外径cに設定され、また、線材構造体22
は、その幅がウィグラピッチλωに等しく設定される。
【0011】上記線材構造体22は、図2(a),
(b)に示すケーシング31内に図3(a)に示す常伝
導線あるいは超伝導線等の線材32を巻回して構成した
ものである。図2(a)はケーシング31の斜視図、同
図(b)は(a)のX−X線矢視断面図、同図(c)は
線材32の巻線方法を示したものである。
(b)に示すケーシング31内に図3(a)に示す常伝
導線あるいは超伝導線等の線材32を巻回して構成した
ものである。図2(a)はケーシング31の斜視図、同
図(b)は(a)のX−X線矢視断面図、同図(c)は
線材32の巻線方法を示したものである。
【0012】ケーシング31は、例えば銅やアルミニウ
ムあるいはステンレス等の部材を使用して断面が山型を
なすように側壁33、中央壁34が設けられ、この中央
壁34の両側に溝35a,35bが形成されている。そ
して、ケーシング31は、溝35a,35bの幅をa、
高さをb、側壁33の厚さをt,中央壁34の厚さを2
tとし、目的とするウィグラピッチをλωとした時、全
幅(2a+4t)を「2a+4t=λω」となるように
設定する。更に、ケーシング31は、中央壁34の両端
部を側壁33及び底面より所定長さ短く形成し、中央壁
34部分における全長Laを、上記図1に示すようにヘ
リカル巻線した場合に必要な実効長に等しく設定する。
ムあるいはステンレス等の部材を使用して断面が山型を
なすように側壁33、中央壁34が設けられ、この中央
壁34の両側に溝35a,35bが形成されている。そ
して、ケーシング31は、溝35a,35bの幅をa、
高さをb、側壁33の厚さをt,中央壁34の厚さを2
tとし、目的とするウィグラピッチをλωとした時、全
幅(2a+4t)を「2a+4t=λω」となるように
設定する。更に、ケーシング31は、中央壁34の両端
部を側壁33及び底面より所定長さ短く形成し、中央壁
34部分における全長Laを、上記図1に示すようにヘ
リカル巻線した場合に必要な実効長に等しく設定する。
【0013】そして、上記のように形成したケーシング
31を巻枠として使用し、中央壁34を中心として溝3
5a,35b内に収まるように線材32を所定のターン
数巻回する。この場合、線材32は、例えば中央壁34
側から巻き始め、図2(c)に示すようにA,B,C,
…,Lの順序で順次側壁33側に向かって巻回する。
31を巻枠として使用し、中央壁34を中心として溝3
5a,35b内に収まるように線材32を所定のターン
数巻回する。この場合、線材32は、例えば中央壁34
側から巻き始め、図2(c)に示すようにA,B,C,
…,Lの順序で順次側壁33側に向かって巻回する。
【0014】図3は、線材32を2層巻した場合の例を
示したもので、同図(a)は巻線した状態の一部を示す
斜視図、同図(b)はY−Y線矢視断面図である。ま
ず、中央壁34の左の部分Aより巻き始め、他端で巻き
戻して右隣りの部分Bの位置に帰ってくる。そして、手
前の端部で再び巻き戻してCの部分に至るという順序で
巻回し、一層目がFの部分で終了する。次いで二層目が
中央壁34の左の部分Gで立上がり、一層目と同様にし
て順次二層目を巻線し、最終的にLの部分で巻き終わ
る。
示したもので、同図(a)は巻線した状態の一部を示す
斜視図、同図(b)はY−Y線矢視断面図である。ま
ず、中央壁34の左の部分Aより巻き始め、他端で巻き
戻して右隣りの部分Bの位置に帰ってくる。そして、手
前の端部で再び巻き戻してCの部分に至るという順序で
巻回し、一層目がFの部分で終了する。次いで二層目が
中央壁34の左の部分Gで立上がり、一層目と同様にし
て順次二層目を巻線し、最終的にLの部分で巻き終わ
る。
【0015】上記のようにしてケーシング31に線材3
2を巻線した後、線材32の間隙に例えばエポキシ樹脂
等を含浸し、更にはケーシング31の上端部分を蓋板
(図示せず)により閉じることにより、線材32の固定
を確実にし、線材構造体22を構成する。
2を巻線した後、線材32の間隙に例えばエポキシ樹脂
等を含浸し、更にはケーシング31の上端部分を蓋板
(図示せず)により閉じることにより、線材32の固定
を確実にし、線材構造体22を構成する。
【0016】そして、上記線材構造体22を上記図1で
示したようにビームダクト21の外周面に沿わせてヘリ
カル状になるように蜜に巻回してヘリカル・ウィグラ2
3を完成する。
示したようにビームダクト21の外周面に沿わせてヘリ
カル状になるように蜜に巻回してヘリカル・ウィグラ2
3を完成する。
【0017】上記ヘリカル・ウィグラ23の各部の設定
値は、そのケースに応じて種々の値が考えられるが、具
体的な一例を次に示す。例えばビームダクト21の外径
cを10mm、ウィグラピッチλωを5mmとする場合
において、線材32の直径0.1mmのものを2層×1
5列に配列するためには、ケーシング31の溝35a,
35の幅aを1.5mm、高さbを0.2mm、側壁3
3の厚さtを0.5mm、中央壁34の厚さ2tを1m
mに設定する。上記設定値は、必ずしもこの値に限定さ
れるものではなく、「λω=2a+4t」の範囲内で、
そのときに要求される条件に応じて任意に選定する。上
記のような設定値であれば、線材構造体22をビームダ
クト21の外周面に沿わせて巻き付けることができる。
値は、そのケースに応じて種々の値が考えられるが、具
体的な一例を次に示す。例えばビームダクト21の外径
cを10mm、ウィグラピッチλωを5mmとする場合
において、線材32の直径0.1mmのものを2層×1
5列に配列するためには、ケーシング31の溝35a,
35の幅aを1.5mm、高さbを0.2mm、側壁3
3の厚さtを0.5mm、中央壁34の厚さ2tを1m
mに設定する。上記設定値は、必ずしもこの値に限定さ
れるものではなく、「λω=2a+4t」の範囲内で、
そのときに要求される条件に応じて任意に選定する。上
記のような設定値であれば、線材構造体22をビームダ
クト21の外周面に沿わせて巻き付けることができる。
【0018】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、ケ
ーシングに対する巻線作業と、ビームダクトに対するヘ
リカル巻き作業を分離しているので、作業性が良くな
り、工数を低減し得ると共に、絶縁被覆の損傷等を回避
することができる。また、ウィグラピッチやビームダク
トの径が小さい場合でも、容易に巻線作業を行なうこと
ができ、且つウィグラピッチを正確に保つことができ
る。
ーシングに対する巻線作業と、ビームダクトに対するヘ
リカル巻き作業を分離しているので、作業性が良くな
り、工数を低減し得ると共に、絶縁被覆の損傷等を回避
することができる。また、ウィグラピッチやビームダク
トの径が小さい場合でも、容易に巻線作業を行なうこと
ができ、且つウィグラピッチを正確に保つことができ
る。
【図1】本発明の一実施例に係るヘリカル・ウィグラを
示す外観図。
示す外観図。
【図2】同実施例における線材構造体の詳細を示す図。
【図3】同実施例における線材構造体の巻線状態を示す
斜視図及び断面図。
斜視図及び断面図。
【図4】ヘリカル・ウィグラの概念図。
【図5】従来のヘリカル・ウィグラを示す断面図。
【図6】従来のヘリカル・ウィグラの他の構成例を示す
断面図。
断面図。
21 ビームダクト 22 線材構造体 23 ヘリカル・ウィグラ 31 ケーシング 32 線材 33 側壁 34 中央壁 35a,35b 溝
Claims (1)
- 【請求項1】 断面が山型に形成され、横幅がウィグラ
ピッチに等しく設定されたケーシングに線材を巻回して
線材構造体を構成し、この線材構造体を円筒状ビームダ
クトの外周面に沿わせてヘリカル状に蜜に巻回して構成
したことを特徴とするヘリカル・ウィグラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1466193A JPH06230196A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | ヘリカル・ウィグラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1466193A JPH06230196A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | ヘリカル・ウィグラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06230196A true JPH06230196A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11867405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1466193A Withdrawn JPH06230196A (ja) | 1993-02-01 | 1993-02-01 | ヘリカル・ウィグラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06230196A (ja) |
-
1993
- 1993-02-01 JP JP1466193A patent/JPH06230196A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000404 |