JPH0623045Y2 - Tmモード誘電体共振器装置 - Google Patents

Tmモード誘電体共振器装置

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JPH0623045Y2
JPH0623045Y2 JP15185887U JP15185887U JPH0623045Y2 JP H0623045 Y2 JPH0623045 Y2 JP H0623045Y2 JP 15185887 U JP15185887 U JP 15185887U JP 15185887 U JP15185887 U JP 15185887U JP H0623045 Y2 JPH0623045 Y2 JP H0623045Y2
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JP
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dielectric
stage
resonator
conductive case
conductor
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JP15185887U
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容平 石川
準 服部
富哉 園田
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、TM110二重モードを利用した誘電体共振器
装置に関し、特に入出力段の構造が改良されたものに関
する。
〔従来の技術〕
第2図は、従来のTM110二重モード誘電体フィルタの
一例を示す。ここでは、導波管として機能する導電性ケ
ース1(一点鎖線で外形のみを示す)内に、複数の誘電
体柱2,3,4が所定距離を隔てて配置されている。誘
電体柱2は初段の誘電体共振器を構成するものであり、
両端に電極2a,2bが形成されている。また、誘電体
柱3は最終段の誘電体共振器を構成するものであり、同
じく両端に電極3a,3bを有する。誘電体柱4は、第
2段の誘電体共振器を構成する誘電体柱5と、第3段の
共振器を構成する誘電体柱6とが一体的にかつ十字状を
成すように組み合わされたものであり、それぞれ両端に
電極5a、5b、6a、6bを有する。よって、4段の
誘電体共振器から成る誘電体フィルタが構成されてい
る。
ところで、第2図の構成では、初段および第2段を構成
する誘電体柱2,5間の距離と、第3段および最終段を
構成する誘電体柱6,3間の距離が異なる。従って、当
然のことながら、初段−第2段間の結合強度と、第3段
−最終段間の結合強度が異なるため、いずれかの結合強
度を調整する必要がある。のみならず、初段および最終
段の共振器を構成する誘電体2,3を所定距離を隔てて
配置するものであるため、フィルタ全体の大きさも大型
化する。
上記の問題を改良するために、初段および最終段を構成
する誘電体柱を一体的化することが考えられる。すなわ
ち、第3図および第4図に示すように、十字状に組み合
わされており、かつ一体化された誘電体柱12,13を
有する共振器群11を構成すれば、上述の問題が解消さ
れる。なお、ここでは、誘電体柱12,13の側面に電
極14,15が形成されている。電極14,15は外部
との結合を果たすために形成されているものであり、導
電性ケース1に取り付けられた同軸コネクタ16,17
の中心導電16a,17aに例えばはんだ付けにより直
接電気的に接続されている。従って外部とより強い結合
が得られており、広帯域フィルタとして好ましいものと
されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、第3図および第4図の構成では、第4図
に矢印で示すTM111モードが励振される。従って、主
モードであるTM110モードの近傍にほぼ同レベルのT
111モードが励振され大きなスプリアスを発生する。
よって、本考案の目的は、初段および最終段の共振器を
構成する誘電体柱を一体化したとしても、スプリアスと
なるTM111モードの励振を効果的に抑制し得る構造を
備えたTMモード誘電体共振器装置を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のTMモード誘電体共振器装置は、初段の共振器
を構成する誘電体柱と、該誘電体柱と一体にかつ十字状
を成すように組み合わされており最終段の共振器を構成
する誘電体柱とを有する共振器群が、導波管として機能
する導電性ケース内に収納されている。この導電性ケー
スには、初段または最終段の共振器を外部と結合させる
ための貫通孔が形成されている。この貫通孔の形成され
た位置に同軸コネクタが取り付けられている。
上記同軸コネクタの中心導体または中心導体と接続され
た導体は、上記貫通孔を通して導電性ケース内に一方の
誘電体柱と平行に延ばされており、かつ導電性ケース内
で誘電体柱の交差している部分を超えた位置で略U字状
に曲げ戻されて、先端が導電性ケースの内壁に電気的に
接続されている。従って、この中心導体または中心導体
と接続された導体は導電性ケースと協働して電気的なル
ープを構成している。
〔作用〕
第3図および第4図の構成においてスプリアスとなるT
111モードが大きく励振されるのは、誘電体柱12,
13の両端がほぼ同電位となることに起因するものであ
る。そこで、本考案では、同軸コネクタの中心導体また
は中心導体と接続された導体を一方の誘電体柱と平行に
導電性ケース内に延ばし、誘電体柱の十字状に交差して
いる部分を超えた位置で略U字状に曲げ戻し、先端を導
電性ケースの内壁に電気的に接続することにより、中心
導体または中心導体と接続された導体および導電性ケー
スからなる電気的なループを構成し、それによって誘電
体柱の両端の電位が異ならされている。よって、後述す
る実施例から明らかなように、TM111モードのスプリ
アス振動が効果的に抑制される。
〔実施例の説明〕
第1図および第5図は本考案の一実施例を示す断面図で
ある。
導波管として機能する導電性ケース21内に、初段の共
振器を構成する誘電体柱22と、最終段の共振器を構成
する誘電体柱23とが一体化された共振器群24が配置
されている。導電性ケース21は導波管として機能する
ものであるため、セラミックスの表面を金属化したもの
や金属より構成することができる。導電性ケース21内
には、特に図示はしないが共振器群24の他に中間段の
共振器を構成する誘電体柱が所定距離を隔てて配置され
る。例えば第2図に示したような第2段および第3段の
誘電体柱を配置することができ、その他初段および最終
段の共振器と電磁気的に結合される任意の誘電体柱を配
置することができる。ここでは、初段および最終段の誘
電体柱22,23およびその外部との結合構造に特徴を
有するため、他の共振器の構造については省略する。
本実施例では、共振器群24において誘電体柱22,2
3が一体化されているので、第3図および第4図に示し
た従来例と同様に誘電体フィルタ全体の大きさを小型と
し、かつ中間段の共振器との結合距離を等しくすること
が可能である。
ところで、誘電体柱22,23により構成される共振器
と外部との結合は、導電性ケース21に取り付けられた
同軸コネクタ25,26を利用して行われる。同軸コネ
クタ25は、第1図から明らかなように、外導体27が
導電性ケース21と電気的に接続されており、他方、中
心導体28が導電性ケース21に形成された貫通孔21
aを介して導電性ケース21内に延ばされ、誘電体柱の
十字状に交差している部分を超えた位置で略U字状に曲
げ戻されており、さらに中心導体28の先端は貫通孔近
傍の導電性ケース21の内壁に至るように延ばされてお
り、該内壁にはんだ29により電気的に接続されてい
る。従って、中心導体28−導電性ケース21間で電気
的なループが形成されることになる。よって、誘電体柱
22には、図示の矢印Aで示す電気力線に従って電流が
流れることになる。その結果、誘電体柱22の両端で電
位が異なるため、TM111モードの振動を効果的に抑制
することが可能とされ、第1図に記号 で示すTM110モードの振動のみが励振される。
上記説明は、初段の共振器を構成する誘電体柱22側の
結合構造について行ったが、最終段の共振器を構成する
誘電体柱23側においても同軸コネクタ26を用いて同
様に構成されている。もっとも、初段および最終段のい
ずれか一方のみを上記のように構成してもよい。
なお、図示の実施例では、中心導体28は結合される誘
電体柱22と平行に延ばされていたが、必ずしも並行に
延ばされる必要ななく、電気的なループを構成し得る限
り、ある角度を成して交差する方向に延ばされていても
よい。また、中心導体28と誘電体柱22との間の距離
を変化させることにより結合量を調整することも可能で
ある。
また、中心導体28自身が誘電体柱22に沿うところま
で形成されていなくても中心導体28とは別の棒状金属
の一端を中心導体に接続し、この棒状金属の他端を貫通
孔21a近傍の導電性ケース21の内壁に接続してもよ
い。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案によれば、同軸コネクタの中央導
体または中心導体に接続された導体が導電性ケースと協
働して電気的なループを構成しているので、初段および
最終段の共振器を構成する誘電体柱を一体化した構造の
特徴を損なうことなく、スプリアスとなるTM111モー
ドを効果的に抑制することができる。よって、組み立て
が簡単であり、小型でかつ特性にすぐれたTMモード誘
電体共振器装置を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面断面図、第2図は
従来例を説明するための略図的斜視図、第3図は本考案
を成す契機となった構造を説明するための側面断面図、
第4図は第3図の構造例の正面断面図、第5図は第1図
実施例の正面断面図である。 図において、21は導電性ケース、21aは貫通孔、2
2は初段の共振器を構成する誘電体柱、23は最終段の
共振器を構成する誘電体柱、24は共振器群、25,2
6は同軸コネクタ、28は中心導体を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】初段の共振器を構成する誘電体柱と、該誘
    電体柱と一体にかつ十字状を成すように組み合わされて
    おり、最終段の共振器を構成する誘電体柱とを有する共
    振器群と、 前記共振器群を収納しており導波管として機能する導電
    性ケースとを備え、 前記導電性ケースには、初段または最終段の共振器を外
    部と結合するための貫通孔が形成されており、 前記貫通孔の形成された位置で前記導電性ケースに取り
    付けられており、かつ該貫通孔を通して一方の前記誘電
    体柱と平行にケース内に延ばされており、前記導電性ケ
    ース内で両誘電体柱の交差している部分を超えた位置で
    略U字状に曲げ戻されて先端が導電性ケース内壁に電気
    的に接続された中心導体または中心導体と接続された導
    体を有する同軸コネクタをさらに備え、 前記中心導体または中心導体と接続された導体は、前記
    導電性ケースと協働して電気的なループを構成している
    ことを特徴とするTMモード誘電体共振器装置。
JP15185887U 1987-10-02 1987-10-02 Tmモード誘電体共振器装置 Expired - Lifetime JPH0623045Y2 (ja)

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JPH0157804U JPH0157804U (ja) 1989-04-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0812964B2 (ja) * 1990-07-25 1996-02-07 株式会社村田製作所 方向性フィルタおよびマルチプレクサ
WO2015087974A1 (ja) * 2013-12-13 2015-06-18 京セラ株式会社 誘電体共振器,誘電体フィルタおよび通信装置

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JPH0157804U (ja) 1989-04-11

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