JPH06230803A - 振動制御装置 - Google Patents

振動制御装置

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JPH06230803A
JPH06230803A JP1908793A JP1908793A JPH06230803A JP H06230803 A JPH06230803 A JP H06230803A JP 1908793 A JP1908793 A JP 1908793A JP 1908793 A JP1908793 A JP 1908793A JP H06230803 A JPH06230803 A JP H06230803A
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JP
Japan
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fourier
deviation
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JP1908793A
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English (en)
Inventor
Masaharu Ishiguro
正治 石黒
Takumi Yoshida
巧 吉田
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Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正弦波形状に変動する指令値に対する制御量
の追従性を改善する 【構成】 フーリエ変換器2にモータ12より検出され
る制御量aが供給され、三角関数による指令値a* の有
する周波数F* について、同制御量の振幅Aが算出され
る。この振幅と指令値の振幅A* との偏差が増幅されて
フーリエ逆変換器3に供給され、インバータ11に対す
る操作値b* が算出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車の駆動系
を試験する際に用いて好適な、振動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の設計段階において、トランスミ
ッション等の駆動系の性能を、駆動源として実際のエン
ジンを使用することなくシミュレーション試験するため
に、従来、図4(A)に示すような構成による方法が利
用されている。図において、制御対象52には、上記の
ような駆動系と、エンジンに代えて係る駆動系に動力を
伝えるモータ等が含まれる。
【0003】また、図中「指令値」とあるのは、制御対
象52に所望の動作を行わせるための数値指令を示して
おり、例えば、一定のトルク値を制御対象に与えた場合
の該制御対象の動作を試験するには、定数値型の指令値
が偏差検出器50に供給される。ところで、上記のよう
な駆動系の性能に関する試験においては、主としてエン
ジンのトルク変動(リプル)等がシミュレートされる。
よって、周期的に変動するトルク値を制御対象に与える
必要があり、一般的に、所定の数式に基づいて変動する
指令値が付与される。係る指令値a* としては、基本的
に、電気的に処理の容易な正弦波が用いられる。
【0004】そして、偏差検出器50により、指令値a
* と制御対象52よりフィードバックされる実際の制御
量aとの偏差Δaが検出され、制御装置51に供給され
る。そして、制御装置51は、偏差Δaが最小になるよ
うに、適正な操作値bを制御対象52に供給する。これ
により、制御量aを指令値a* に追従させるものであ
り、いわゆる一般的なフィードバック制御系となってい
る。
【0005】図4(B)は、指令値として正弦波(三角
関数)を用いた場合の、正弦波の1周期における指令値
* と制御量aとの間に見られる一般的な関係を示すも
のであり、同様の波形が数周期分連続して現れることに
より、リプル状態がシミュレートされる。上述のような
制御方式は、制御量aの瞬時値を常に指令値a* の瞬時
値に追従させようとするものであるが、制御系により必
然的に発生する遅れのため、制御量aは、図示のよう
に、周期的に変動する。
【0006】その変動量すなわち偏差Δaと、その変動
周期(1/f0 )とは、制御装置51の周波数特性によ
り決定される。よって、指令値a* に対する制御量aの
追従性を向上させ偏差Δaを小とするためには、制御装
置51の周波数応答を向上させて周波数f0 を大にする
必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、制御装
置の周波数応答を高めるためにそのゲインを上げように
もハード的な限界があり、例えば、指令値が数百ヘルツ
のオーダーになると、これに対して十分に応答するよう
な制御装置を得ることが困難になる。その結果、指令値
の周波数が高い領域においては、指令値に対して実際の
制御量が十分に追従しなくなる。
【0008】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、正弦波形状に変動する指令値に対する制御
量の追従性を改善させる振動制御装置を提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にあっては、三角関数による指令値を制御対
象に与え、該制御対象より検出される制御量と前記指令
値との偏差が最小となるように該制御対象を制御する振
動制御装置において、前記指令値の有する周波数につい
て前記制御量の振幅値を算出するフーリエ変換器と、前
記指令値の振幅値と前記制御量の振幅値との偏差に対応
する量より前記制御対象に対する操作値を算出するフー
リエ逆変換器とを具備することを特徴とする。
【0010】
【作用】フーリエ変換器において、三角関数による指令
値の有する周波数について制御対象より検出される制御
量の振幅値が算出される。そして、フーリエ逆変換器に
おいて、制御量の振幅値と指令値の振幅値との偏差に対
応する量より制御対象に対する操作値が算出されて、制
御対象が制御される。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。
【0012】A:実施例の構成 全体の構成 図1は、本発明の一実施例による振動制御装置の構成図
である。図において、試験対象となる自動車の駆動系1
4は、誘導モータ12により供給される動力により作動
する。また、インバータ11は、トルク指令を入力とす
るベクトル制御インバータであり、制御装置1より供給
される操作値b* に基づいて、誘導モータ12に印加す
る交流電圧を変化させる。
【0013】この振動制御装置における指令値a* は、
次式(1),(2)で示されるごとく、正弦波形状に変
動するものである。ここで、A* ,F* は、それぞれ指
令値a* の振幅、周波数を表している。
【数1】
【数2】 この周波数F* 、振幅A* を変化させることにより、駆
動系に対して様々なリプル特性が与えられる。
【0014】そして、1は制御装置であり、上記指令値
* の振幅A* および周波数F* と、検出器13によっ
て検出される実際の制御量a(モータ12の出力)とに
より操作値b* が設定され、インバータ11に供給され
る。同制御装置1は、フーリエ変換器2、フーリエ逆変
換器3、偏差検出器4、偏差増幅器5より構成されてい
る。
【0015】まず、フーリエ変換器2は、制御量aの瞬
時値について、周波数F* の成分に関する振幅Aを算出
する。算出式(下式(3)〜(5))は一般的なフーリ
エ変換式であり、一周期分(t=0〜1/F* )の積分
操作により、振幅Aが算出される。
【数3】
【数4】
【数5】
【0016】次に、偏差検出器4において、指令値a*
の振幅A* と制御量aの振幅Aとの偏差が検出される。
同偏差量は偏差増幅器5により増幅され、この制御装置
1より最終的に出力される操作値b* の指令振幅B*
して出力される。そして、フーリエ逆変換器3にこの指
令振幅B* と周波数F* とが供給され、下記の式
(6),(7)に基づいて操作値b* が算出される。
【数6】
【数7】 そして、この操作値b* がインバータ11に供給され
る。
【0017】フーリエ変換器の内部構成 図2は、フーリエ変換器2の内部構成を示す図である。
まず、位相検出器20においては、前記式(2)に示さ
れる演算に基づいて、周波数F* より現在の時刻tにお
ける位相値θ(=2πF*t)が検出される。この位相値
θは、余弦方向単位成分検出器21、正弦方向単位成分
検出器22にそれぞれ供給され、同各検出器より、余弦
単位成分cosθおよび正弦単位成分sinθが出力さ
れる。
【0018】次に、乗算器23において、制御量aと余
弦単位成分とが乗算され、制御量aの余弦方向に対する
相関値ax (=a・cosθ)が出力される。一方、乗
算器24において制御量aと正弦単位成分とが乗算さ
れ、制御量aの正弦方向に対する相関値ay (=a・s
inθ)が出力される。
【0019】そして、相関値ax に対して、前記式
(4)により算出されるべき一周期(1/F* )分の余
弦方向フーリエ成分Ax については、まず、余弦方向フ
ーリエ成分算出器25において、同器25がリセットさ
れた時より後述するタイミング信号が検出されるまで積
分が続けられる。そして、積分値は加算され、余弦方向
中間フーリエ成分Ax'としてサンプルホールド部28に
出力される。
【0020】同様に、相関値ay に対して、前記式
(5)により算出されるべき一周期分の正弦方向フーリ
エ成分Ay について、正弦方向フーリエ成分算出器26
において、同器26がリセットされた時より後述するタ
イミング信号が検出されるまで積分が続けられる。そし
て、積分値は加算され、正弦方向中間フーリエ成分Ay'
としてサンプルホールド部29に出力される。
【0021】一方、演算タイミング作成器27に供給さ
れる位相値θの値は、「0」〜「2π」間を繰り返し遷
移する。そして、同値θが「2π」となった時、演算タ
イミング作成器27により、各フーリエ成分算出器2
5,26および、各サンプルホールド部28,29に対
して演算タイミング信号Sが出力される。
【0022】そして、サンプルホールド部28は、この
タイミング信号Sを検出すると、余弦方向中間フーリエ
成分Ax'を余弦方向フーリエ成分Ax としてホールド
し、振幅算出器30に出力する。また、サンプルホール
ド部29も同様に、このタイミング信号Sを検出する
と、正弦方向中間フーリエ成分Ay'を正弦方向フーリエ
成分Ay として振幅算出器30に出力する。また、各フ
ーリエ成分算出器25,26は、上記の中間フーリエ成
分値Ax',Ay'をおのおのリセットし、しかる後、前述
の積分動作を再開させる。
【0023】そして、振幅算出器30においては、前記
式(3)に示される演算に基づいて各フーリエ成分A
x ,Ay がベクトル的に合成され、制御量aの振幅Aと
して出力される。
【0024】フーリエ逆変換器の内部構成 図3は、フーリエ逆変換器3の内部構成を示す図であ
る。位相検出器31は、フーリエ変換器2における位相
検出器20と同一の構成を有するものであり、前記式
(7)に示される演算に基づいて、周波数F* より現在
の時刻tにおける位相値θ(=2πF*t)が検出され
る。ここで、周波数F* はフーリエ変換器2およびフー
リエ逆変換器3に同時に供給されているから、これら両
変換器は位相的に同期がとられている。そして、位相値
θは余弦単位成分検出器32に供給され、余弦単位成分
cosθが出力される。
【0025】そして、乗算器33において、操作値b*
の指令振幅B* とこの単位成分cosθとが乗算され、
前記式(6)により示される操作値b* が算出される。
【0026】B:実施例の動作 上記の構成において、駆動系としてトランスミッション
を対象とし、式(1)に従って変動するトルク指令が行
われるものとする。まず、指令値(トルク値)a* に係
る振幅A* 、周波数F* が制御装置1に供給されるとと
もに、検出器13を介して制御量(帰還トルク値)aが
帰還されると、フーリエ変換器2において、周波数F*
に関し、振幅Aが算出される。そして、偏差検出器4に
おいて、指令値a* の振幅A* と制御量aの振幅Aとの
偏差が検出され、この偏差量が増幅されて指令振幅B*
とされた後、フーリエ逆変換器3において操作値b*
算出される。
【0027】そして、この操作値b* に基づいて、イン
バータ11がモータ12に印加する電圧波形が制御さ
れ、同モータの出力が、エンジンに代わる動力として駆
動系(トランスミッション)に伝達される。この際、上
述したように、制御量aが検出器13を介して制御装置
1に帰還される。以上のような一連の制御が連続的に行
われることにより、指令値と制御量との偏差が最小とな
るように制御される。
【0028】このようにして、指令値(トルク値)の周
波数を様々に設定した試験が可能であり、偏差量は制御
量および指令値の各振幅のみにより求められる。よっ
て、従来の交流的制御に対して直流的な制御が可能にな
り、指令値の周波数に依存しないフィードバック制御が
行われる。従って、指令値の周波数が高い場合において
も、指令値に対する制御量の追従性が悪化することはな
く、広い周波数範囲に渡るトルク変動に対する駆動系の
動作特性を精度良く得ることが可能である。
【0029】なお、上記実施例においては、指令値とし
てトルク値を用いたが、例えばエンジンの回転数等、ト
ルク値以外の特性量を指令値とすることも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、フーリエ変換器によって算出された制御量の振幅値
と指令値の振幅値とに基づいて偏差を算出するから、正
弦波形状に変動する指令値の比較的高い周波数領域にお
いても、制御量の追従性を改善することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における振動制御装置の構成図
である。
【図2】本発明の実施例におけるフーリエ変換器の構成
図である。
【図3】本発明の実施例におけるフーリエ逆変換器の構
成図である。
【図4】従来の振動制御装置の構成図である。
【符号の説明】
2 フーリエ変換器 3 フーリエ逆変換器 11 インバータ(制御対象) 12 モータ(制御対象)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三角関数による指令値を制御対象に与
    え、該制御対象より検出される制御量と前記指令値との
    偏差が最小となるように該制御対象を制御する振動制御
    装置において、 前記指令値の有する周波数について前記制御量の振幅値
    を算出するフーリエ変換器と、 前記指令値の振幅値と前記制御量の振幅値との偏差に対
    応する量より前記制御対象に対する操作値を算出するフ
    ーリエ逆変換器とを具備することを特徴とする振動制御
    装置。
JP1908793A 1993-02-05 1993-02-05 振動制御装置 Withdrawn JPH06230803A (ja)

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JP1908793A JPH06230803A (ja) 1993-02-05 1993-02-05 振動制御装置

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JP1908793A JPH06230803A (ja) 1993-02-05 1993-02-05 振動制御装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100461186B1 (ko) * 2002-10-23 2004-12-14 삼성전자주식회사 비례적분제어기의 제어방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100461186B1 (ko) * 2002-10-23 2004-12-14 삼성전자주식회사 비례적분제어기의 제어방법

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Effective date: 20000509