JPH06273259A - 振動制御装置 - Google Patents
振動制御装置Info
- Publication number
- JPH06273259A JPH06273259A JP5059124A JP5912493A JPH06273259A JP H06273259 A JPH06273259 A JP H06273259A JP 5059124 A JP5059124 A JP 5059124A JP 5912493 A JP5912493 A JP 5912493A JP H06273259 A JPH06273259 A JP H06273259A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deviation
- value
- amplitude
- frequency
- command value
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 指令値の周波数に依存せずに制御系の応答特
性を改善させることができる振動制御装置を提供する。 【構成】 瞬時指令値作成器13が、振幅A* および周
波数F* から指令値a*を作成すると、偏差検出器14
が、指令値a* と検出信号aとの偏差を検出し、この偏
差量に対応する操作値b0* が偏差増幅器15から出力
される。これと並行して、フーリエ変換器6が、周波数
F* に対応する検出信号aの振幅値Aを算出する。次
に、偏差算出器7において、振幅値Aと振幅A* との偏
差量が算出され、この偏差量に応じて、フーリエ逆変換
器9において、操作値b1 * が算出される。そして、操
作値合成器16が操作値b0 * と操作値b1 * とを加算し
て、操作値b* をベクトル制御インバータ2に与える。
性を改善させることができる振動制御装置を提供する。 【構成】 瞬時指令値作成器13が、振幅A* および周
波数F* から指令値a*を作成すると、偏差検出器14
が、指令値a* と検出信号aとの偏差を検出し、この偏
差量に対応する操作値b0* が偏差増幅器15から出力
される。これと並行して、フーリエ変換器6が、周波数
F* に対応する検出信号aの振幅値Aを算出する。次
に、偏差算出器7において、振幅値Aと振幅A* との偏
差量が算出され、この偏差量に応じて、フーリエ逆変換
器9において、操作値b1 * が算出される。そして、操
作値合成器16が操作値b0 * と操作値b1 * とを加算し
て、操作値b* をベクトル制御インバータ2に与える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばトランスミッシ
ョン等、自動車の駆動系を試験する際に用いて好適な振
動制御装置に関する。
ョン等、自動車の駆動系を試験する際に用いて好適な振
動制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の設計試作段階において、例え
ば、トランスミッション等の駆動系の性能を、駆動源と
して実際のエンジンを使用することなくシミュレーショ
ン試験するために、本願発明者は、先に、図4に示す構
成の振動制御装置を用いた方法を提案している。この振
動制御装置は、供給される指令値(トルク値)a* に基
づいて駆動系の性能をシミュレーション試験するもので
ある。
ば、トランスミッション等の駆動系の性能を、駆動源と
して実際のエンジンを使用することなくシミュレーショ
ン試験するために、本願発明者は、先に、図4に示す構
成の振動制御装置を用いた方法を提案している。この振
動制御装置は、供給される指令値(トルク値)a* に基
づいて駆動系の性能をシミュレーション試験するもので
ある。
【0003】上記指令値a* は、次式(1),(2)で
示されるごとく、正弦波形状に変動するものである。こ
こで、A* ,F* は、それぞれ指令値a* の振幅、周波
数を表している。
示されるごとく、正弦波形状に変動するものである。こ
こで、A* ,F* は、それぞれ指令値a* の振幅、周波
数を表している。
【数1】
【数2】
【0004】図4において、1は指令値a* の振幅A*
および周波数F* と、検出信号a(後述する)とに応じ
て、操作値b* を発生する制御装置である。また、2は
制御装置1から供給されるトルク指令(操作値b* )に
応じた交流電圧を発生するベクトル制御インバータ、3
はベクトル制御インバータ2から供給される交流電圧に
よりその回転軸を回転させる誘導モータである。
および周波数F* と、検出信号a(後述する)とに応じ
て、操作値b* を発生する制御装置である。また、2は
制御装置1から供給されるトルク指令(操作値b* )に
応じた交流電圧を発生するベクトル制御インバータ、3
はベクトル制御インバータ2から供給される交流電圧に
よりその回転軸を回転させる誘導モータである。
【0005】そして、4は誘導モータ3の回転軸に接続
され、回転軸から伝達される動力により作動する自動車
の駆動系、5は誘導モータ3の回転軸またはその近傍に
配置される検出器であり、上記回転軸の動作に応じた検
出信号aを制御装置1に帰還する。ここで制御装置1
は、フーリエ変換器6、偏差算出器7、偏差増幅器8お
よびフーリエ逆変換器9から構成されるものであり、以
下に各構成要素について説明する。
され、回転軸から伝達される動力により作動する自動車
の駆動系、5は誘導モータ3の回転軸またはその近傍に
配置される検出器であり、上記回転軸の動作に応じた検
出信号aを制御装置1に帰還する。ここで制御装置1
は、フーリエ変換器6、偏差算出器7、偏差増幅器8お
よびフーリエ逆変換器9から構成されるものであり、以
下に各構成要素について説明する。
【0006】まず、フーリエ変換器6は、検出信号aに
ついて、周波数F* の成分に関する振幅Aを算出する。
その算出式(下式(3)〜(5))は一般的なフーリエ
変換式であり、一周期分(t=0〜1/F* )の積分操
作により、振幅Aが算出される。
ついて、周波数F* の成分に関する振幅Aを算出する。
その算出式(下式(3)〜(5))は一般的なフーリエ
変換式であり、一周期分(t=0〜1/F* )の積分操
作により、振幅Aが算出される。
【数3】
【数4】
【数5】
【0007】次に、偏差算出器7は、上述した指令値a
* の振幅A* と上記(3)〜(5)式により算出される
振幅Aとの偏差を算出する。この偏差量は偏差増幅器8
により増幅され、指令振幅B* として出力される。そし
て、フーリエ逆変換器9には、この指令振幅B* と周波
数F* とが供給され、下記の式(6),(7)に基づい
て操作値b* が算出される。こうして算出された操作値
b* はベクトル制御インバータ2に供給される。
* の振幅A* と上記(3)〜(5)式により算出される
振幅Aとの偏差を算出する。この偏差量は偏差増幅器8
により増幅され、指令振幅B* として出力される。そし
て、フーリエ逆変換器9には、この指令振幅B* と周波
数F* とが供給され、下記の式(6),(7)に基づい
て操作値b* が算出される。こうして算出された操作値
b* はベクトル制御インバータ2に供給される。
【数6】
【数7】
【0008】上記構成による振動制御装置において、指
令値(トルク値)a* に係る振幅A* 、周波数F* が制
御装置1に供給されると、検出器5を介して制御量であ
る検出信号(帰還トルク値)aが帰還される。これによ
り、フーリエ変換器6において、周波数F* の成分に対
応する振幅Aが算出される。
令値(トルク値)a* に係る振幅A* 、周波数F* が制
御装置1に供給されると、検出器5を介して制御量であ
る検出信号(帰還トルク値)aが帰還される。これによ
り、フーリエ変換器6において、周波数F* の成分に対
応する振幅Aが算出される。
【0009】そして、偏差算出器7において、指令値a
* の振幅A* と検出信号aの振幅Aとの偏差が算出さ
れ、この偏差量が増幅されて指令振幅B* とされた後、
フーリエ逆変換器9において操作値b* が算出される。
そして、この操作値b* はベクトル制御インバータ2に
供給され、誘導モータ3が操作値b* に基づいて制御さ
れる。上述したように、操作値b* は制御量および指令
値の各振幅のみにより求められる。よって、直流的な制
御が可能になり、指令値a* の周波数F* に依存しない
フィードバック制御が行われる。
* の振幅A* と検出信号aの振幅Aとの偏差が算出さ
れ、この偏差量が増幅されて指令振幅B* とされた後、
フーリエ逆変換器9において操作値b* が算出される。
そして、この操作値b* はベクトル制御インバータ2に
供給され、誘導モータ3が操作値b* に基づいて制御さ
れる。上述したように、操作値b* は制御量および指令
値の各振幅のみにより求められる。よって、直流的な制
御が可能になり、指令値a* の周波数F* に依存しない
フィードバック制御が行われる。
【0010】これにより、駆動系(トランスミッショ
ン)が、指令値a* 振幅A* と検出信号aの振幅Aとの
偏差が最小となるように駆動制御される。このようにし
て、指令値a* の周波数を様々に設定することにより、
駆動系4の機械共振点を測定する等の各種試験が可能に
なる。なお、上記振動制御装置においては、指令値a*
としてトルク値を用いた場合を説明したが、これに限ら
ず、例えば回転数等、トルク値以外の特性量を指令値と
することも可能である。
ン)が、指令値a* 振幅A* と検出信号aの振幅Aとの
偏差が最小となるように駆動制御される。このようにし
て、指令値a* の周波数を様々に設定することにより、
駆動系4の機械共振点を測定する等の各種試験が可能に
なる。なお、上記振動制御装置においては、指令値a*
としてトルク値を用いた場合を説明したが、これに限ら
ず、例えば回転数等、トルク値以外の特性量を指令値と
することも可能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の振動制御装置では、フーリエ変換器6により、周波
数F* の成分に対応する振幅Aが算出され、偏差算出器
7において、その振幅Aと指令値a* の振幅A* との偏
差が算出される。すなわち、指令値a* の周期(1/F
* )毎に振幅Aが算出され、前述した追従動作が行われ
るようになっている。したがって、指令値a* の振幅A
* を変更すると、振幅Aがその振幅A* に一致するまで
に、少なくとも指令値a* の周期(1/F* )だけの時
間を要する。
来の振動制御装置では、フーリエ変換器6により、周波
数F* の成分に対応する振幅Aが算出され、偏差算出器
7において、その振幅Aと指令値a* の振幅A* との偏
差が算出される。すなわち、指令値a* の周期(1/F
* )毎に振幅Aが算出され、前述した追従動作が行われ
るようになっている。したがって、指令値a* の振幅A
* を変更すると、振幅Aがその振幅A* に一致するまで
に、少なくとも指令値a* の周期(1/F* )だけの時
間を要する。
【0012】上記特性により、周波数F* が大である場
合には、指令値a* の周期(1/F* )が十分に短くな
るので、検出信号aは指令値a* に対して十分に追従す
るが、周波数F* が小(例えば1ヘルツ)である場合、
指令値a* の周期(1/F*)が長く(例えば1秒)な
り、前述の追従動作が不十分になる。すなわち、指令値
a* の周波数F* が小さくなる程、制御系の応答特性が
損なわれることになる。本発明は、上述した事情に鑑み
てなされたものであり、指令値の周波数に依存せずに制
御系の応答特性を改善させることができる振動制御装置
を提供することを目的としている。
合には、指令値a* の周期(1/F* )が十分に短くな
るので、検出信号aは指令値a* に対して十分に追従す
るが、周波数F* が小(例えば1ヘルツ)である場合、
指令値a* の周期(1/F*)が長く(例えば1秒)な
り、前述の追従動作が不十分になる。すなわち、指令値
a* の周波数F* が小さくなる程、制御系の応答特性が
損なわれることになる。本発明は、上述した事情に鑑み
てなされたものであり、指令値の周波数に依存せずに制
御系の応答特性を改善させることができる振動制御装置
を提供することを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にあっては、指令振幅と指令周波数とに対応
する三角関数波である指令値を発生する瞬時指令値発生
手段と、制御対象より帰還される制御量と前記指令値と
の第1の偏差を検出し、該第1の偏差に対応する第1の
操作値を出力する第1の偏差出力手段と、前記制御量の
前記指令周波数成分に関する制御量振幅を算出するフー
リエ変換手段と、前記指令振幅と前記制御量振幅との第
2の偏差を検出し、該第2の偏差に対応する量を出力す
る第2の偏差出力手段と、前記第2の偏差に対応する量
を逆フーリエ変換して第2の操作値を算出するフーリエ
逆変換手段と、前記第1の操作値と前記第2の操作値と
を加算した操作値を前記制御対象に供給する加算手段と
を具備することを特徴とする。
に、本発明にあっては、指令振幅と指令周波数とに対応
する三角関数波である指令値を発生する瞬時指令値発生
手段と、制御対象より帰還される制御量と前記指令値と
の第1の偏差を検出し、該第1の偏差に対応する第1の
操作値を出力する第1の偏差出力手段と、前記制御量の
前記指令周波数成分に関する制御量振幅を算出するフー
リエ変換手段と、前記指令振幅と前記制御量振幅との第
2の偏差を検出し、該第2の偏差に対応する量を出力す
る第2の偏差出力手段と、前記第2の偏差に対応する量
を逆フーリエ変換して第2の操作値を算出するフーリエ
逆変換手段と、前記第1の操作値と前記第2の操作値と
を加算した操作値を前記制御対象に供給する加算手段と
を具備することを特徴とする。
【0014】
【作用】上記構成によれば、瞬時指令値発生手段は、与
えられた振幅成分および周波数成分から前記指令値を発
生し、第1の偏差出力手段が、この発生された指令値と
前記制御量との第1の偏差を検出するとともに、第1の
偏差に応じた第1の操作値を出力する。一方、フーリエ
変換手段が指令値の周波数成分に対応する制御量の振幅
成分を算出し、第2の偏差出力手段が指令値の振幅成分
と制御量の振幅成分との第2の偏差を発生する。フーリ
エ逆変換手段は、この第2の偏差に応じて第2の操作値
を発生する。そして、加算手段が、前記第1および第2
の操作値とを加算し、これを制御対象に供給する。この
結果、指令値の周波数成分が高い領域にある場合、第2
の操作値により制御対象が制御され、一方、周波数成分
が低い領域に移行すると、第1の操作値により制御がな
される。これにより、指令値の周波数に依存することな
く、制御系の応答特性を改善することが可能になる。
えられた振幅成分および周波数成分から前記指令値を発
生し、第1の偏差出力手段が、この発生された指令値と
前記制御量との第1の偏差を検出するとともに、第1の
偏差に応じた第1の操作値を出力する。一方、フーリエ
変換手段が指令値の周波数成分に対応する制御量の振幅
成分を算出し、第2の偏差出力手段が指令値の振幅成分
と制御量の振幅成分との第2の偏差を発生する。フーリ
エ逆変換手段は、この第2の偏差に応じて第2の操作値
を発生する。そして、加算手段が、前記第1および第2
の操作値とを加算し、これを制御対象に供給する。この
結果、指令値の周波数成分が高い領域にある場合、第2
の操作値により制御対象が制御され、一方、周波数成分
が低い領域に移行すると、第1の操作値により制御がな
される。これにより、指令値の周波数に依存することな
く、制御系の応答特性を改善することが可能になる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の一実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0016】A:実施例の構成 全体の構成 図1は、本発明の一実施例による振動制御装置の構成図
である。この図に示す構成の振動制御装置は、供給され
る指令値(トルク値)に応じて制御対象を振動させるも
のであり、図4と共通する部分には同一の符号を付け、
その説明を省略する。
である。この図に示す構成の振動制御装置は、供給され
る指令値(トルク値)に応じて制御対象を振動させるも
のであり、図4と共通する部分には同一の符号を付け、
その説明を省略する。
【0017】図1において、10は制御装置であり、指
令値a* の振幅A* および周波数F* と、検出器5によ
って検出される検出信号a(制御量)とに応じて操作値
b*を発生する。この制御装置10は、大別すると、操
作値b1 * を出力する高周波制御部11と、操作値b0 *
を出力する低周波制御部12とから構成されている。な
お、高周波制御部11は、図4に示した制御装置1と同
一構成であるので、その説明を省略する。以下では、指
定値a* の周波数F* が小さくなった場合でも、従来の
ように、制御系の応答特性を劣化させないようにする低
周波制御部12の構成について説明する。
令値a* の振幅A* および周波数F* と、検出器5によ
って検出される検出信号a(制御量)とに応じて操作値
b*を発生する。この制御装置10は、大別すると、操
作値b1 * を出力する高周波制御部11と、操作値b0 *
を出力する低周波制御部12とから構成されている。な
お、高周波制御部11は、図4に示した制御装置1と同
一構成であるので、その説明を省略する。以下では、指
定値a* の周波数F* が小さくなった場合でも、従来の
ように、制御系の応答特性を劣化させないようにする低
周波制御部12の構成について説明する。
【0018】低周波制御部12の構成 低周波制御部12は、瞬時指令値作成器13、偏差検出
器14および偏差増幅器15から構成される。ここで、
図2を参照して、瞬時指令値作成器13の構成を説明す
る。図2において、17は位相検出器であり、前記式
(7)に示される演算に基づいて、周波数F* より現在
の時刻tにおける位相値θを算出する。次に、18は余
弦単位成分検出器であり、位相検出器17から供給され
る位相値θの余弦単位成分cosθを抽出して出力す
る。また、19は、この余弦単位成分cosθと指令値
a* の振幅A* とを乗算し、前記式(1)により示され
る操作値a* を再生して出力する乗算器である。
器14および偏差増幅器15から構成される。ここで、
図2を参照して、瞬時指令値作成器13の構成を説明す
る。図2において、17は位相検出器であり、前記式
(7)に示される演算に基づいて、周波数F* より現在
の時刻tにおける位相値θを算出する。次に、18は余
弦単位成分検出器であり、位相検出器17から供給され
る位相値θの余弦単位成分cosθを抽出して出力す
る。また、19は、この余弦単位成分cosθと指令値
a* の振幅A* とを乗算し、前記式(1)により示され
る操作値a* を再生して出力する乗算器である。
【0019】上記瞬時指令値作成器13は、指令値a*
の振幅値A* および周波数F* が供給されると、これら
から指令値a* を作成する。作成された指令値a* と検
出信号aとの偏差が偏差検出器14において検出され、
同偏差量が偏差増幅器15において増幅され、操作値b
0 * として操作値合成器16に供給される。
の振幅値A* および周波数F* が供給されると、これら
から指令値a* を作成する。作成された指令値a* と検
出信号aとの偏差が偏差検出器14において検出され、
同偏差量が偏差増幅器15において増幅され、操作値b
0 * として操作値合成器16に供給される。
【0020】B:実施例の動作 次に、上記構成による実施例の動作について説明する。基本的動作 制御装置10に振幅A* および周波数F* が供給される
とともに、検出器5から検出信号aが帰還されると、操
作値合成器16において、高周波制御部11から出力さ
れる操作値b1 * と低周波制御部12とから出力される
操作値b0 * とが加算され、操作値b* が算出される。
この操作値b* に基づいて、ベクトル制御インバータ2
において、誘導モータ3に印加する電圧波形が制御さ
れ、同誘導モータ3の出力が、エンジンに代わる動力と
して駆動系4(トランスミッション)に伝達される。こ
の際、上述したように、検出信号aが検出器5を介して
制御装置10に帰還される。次に、周波数F* が高い場
合と低い場合とに分けて高周波制御部11と低周波制御
部12の動作を説明する。
とともに、検出器5から検出信号aが帰還されると、操
作値合成器16において、高周波制御部11から出力さ
れる操作値b1 * と低周波制御部12とから出力される
操作値b0 * とが加算され、操作値b* が算出される。
この操作値b* に基づいて、ベクトル制御インバータ2
において、誘導モータ3に印加する電圧波形が制御さ
れ、同誘導モータ3の出力が、エンジンに代わる動力と
して駆動系4(トランスミッション)に伝達される。こ
の際、上述したように、検出信号aが検出器5を介して
制御装置10に帰還される。次に、周波数F* が高い場
合と低い場合とに分けて高周波制御部11と低周波制御
部12の動作を説明する。
【0021】周波数F* が高い場合の動作 高周波制御部11においては、検出信号aがフーリエ変
換器6に供給され、ここで、周波数F* に対する振幅A
が算出される。この振幅Aは、偏差算出器7に供給さ
れ、ここで、振幅A* と振幅Aとの偏差が算出される。
この偏差量が偏差増幅器8により増幅されて指令振幅B
* とされた後、フーリエ逆変換器9において操作値b1 *
が算出される。
換器6に供給され、ここで、周波数F* に対する振幅A
が算出される。この振幅Aは、偏差算出器7に供給さ
れ、ここで、振幅A* と振幅Aとの偏差が算出される。
この偏差量が偏差増幅器8により増幅されて指令振幅B
* とされた後、フーリエ逆変換器9において操作値b1 *
が算出される。
【0022】一方、低周波制御部12においては、瞬時
指令値作成器13において再作成された指令値a* と、
検出信号aとが偏差検出器14に供給され、ここで、両
者の偏差が検出される。ところで、上述した高周波制御
部11は、図4に示す制御装置1と同様に、周波数F*
が高い場合には、十分に検出信号aを指令値a* に追従
させることができる。したがって、偏差検出器14には
偏差がほとんど現れない。このために、偏差増幅器15
から出力される操作値b0 * は0に近い値となる。すな
わち、周波数F* が高い場合において、高周波制御部1
1が支配的に作動する。
指令値作成器13において再作成された指令値a* と、
検出信号aとが偏差検出器14に供給され、ここで、両
者の偏差が検出される。ところで、上述した高周波制御
部11は、図4に示す制御装置1と同様に、周波数F*
が高い場合には、十分に検出信号aを指令値a* に追従
させることができる。したがって、偏差検出器14には
偏差がほとんど現れない。このために、偏差増幅器15
から出力される操作値b0 * は0に近い値となる。すな
わち、周波数F* が高い場合において、高周波制御部1
1が支配的に作動する。
【0023】周波数F* が低い場合の動作 周波数F* が低い場合には、図3に示す周期(1/F
* )が長くなる。こうした場合、フィードバック制御系
における位相遅れを無視し得るので、低周波制御部12
は、同図に示す偏差Δaを0とするように制御すること
ができる。ここで、上記低周波制御部12の動作を図1
を参照して以下に説明する。瞬時指令値作成器13にお
いて作成された指令値a* と、検出信号aとが偏差検出
器14に供給され、ここで、両者の偏差が検出される。
検出された偏差は偏差増幅器15において増幅され、操
作値b0 * として出力される。
* )が長くなる。こうした場合、フィードバック制御系
における位相遅れを無視し得るので、低周波制御部12
は、同図に示す偏差Δaを0とするように制御すること
ができる。ここで、上記低周波制御部12の動作を図1
を参照して以下に説明する。瞬時指令値作成器13にお
いて作成された指令値a* と、検出信号aとが偏差検出
器14に供給され、ここで、両者の偏差が検出される。
検出された偏差は偏差増幅器15において増幅され、操
作値b0 * として出力される。
【0024】一方、高周波制御部11においては、検出
信号aがフーリエ変換器6に供給され、ここで、周波数
F* に対する振幅Aが算出される。この振幅Aは、偏差
算出器7に供給され、ここで、振幅A* と振幅Aとの偏
差が算出される。しかしながら、低周波制御部12の動
作により、フーリエ変換器6に供給される検出信号aは
指令値a* を十分に追従するものとなっているために、
偏差算出器7において算出される偏差量は0に近い値と
なる。このために、フーリエ逆変換器9において算出さ
れる操作値b1 * は0に近い値となる。すなわち、周波
数F* が低い場合において、低周波制御部12が支配的
に作動する。
信号aがフーリエ変換器6に供給され、ここで、周波数
F* に対する振幅Aが算出される。この振幅Aは、偏差
算出器7に供給され、ここで、振幅A* と振幅Aとの偏
差が算出される。しかしながら、低周波制御部12の動
作により、フーリエ変換器6に供給される検出信号aは
指令値a* を十分に追従するものとなっているために、
偏差算出器7において算出される偏差量は0に近い値と
なる。このために、フーリエ逆変換器9において算出さ
れる操作値b1 * は0に近い値となる。すなわち、周波
数F* が低い場合において、低周波制御部12が支配的
に作動する。
【0025】上述したように周波数F* が高い場合にお
いては、高周波制御部11が支配的に作動している。す
なわち、(操作値b0 * )<(操作値b1 * )という関係
になっている。ここで、周波数F* を高い領域から低い
領域に移行させると、これに応じて、高周波制御部11
のみの制御では、検出信号aが指令値a* に十分に追従
しなくなる。したがって、低周波制御部12の偏差検出
器14において検出される指令値a* と検出信号aとの
偏差が徐々に大きくなり、操作値b0 * が増大し、(操
作値b0 * )>(操作値b1 * )という関係が成立する。
すなわち、低周波制御部12が支配的に作動することに
なる。
いては、高周波制御部11が支配的に作動している。す
なわち、(操作値b0 * )<(操作値b1 * )という関係
になっている。ここで、周波数F* を高い領域から低い
領域に移行させると、これに応じて、高周波制御部11
のみの制御では、検出信号aが指令値a* に十分に追従
しなくなる。したがって、低周波制御部12の偏差検出
器14において検出される指令値a* と検出信号aとの
偏差が徐々に大きくなり、操作値b0 * が増大し、(操
作値b0 * )>(操作値b1 * )という関係が成立する。
すなわち、低周波制御部12が支配的に作動することに
なる。
【0026】以上説明したように、周波数F* が高い領
域においては高周波制御部11、周波数F* が低い領域
においては低周波制御部12が支配的に動作するため
に、周波数F* の帯域に依存せずに、検出信号aを指令
値a* に十分に追従させることが可能である。なお、上
述した一実施例においては、誘導モータ3の回転軸にお
けるトルク値を制御量としたが、例えば回転数等、トル
ク値以外の特性量を制御量とすることも可能である。ま
た、制御量を駆動系4の回転軸におけるトルクや回転
数、または回転角等とすることも可能である。さらに、
制御対象を、ベクトル制御インバータ2,誘導モータ3
および駆動系4以外のものとすることも可能である。
域においては高周波制御部11、周波数F* が低い領域
においては低周波制御部12が支配的に動作するため
に、周波数F* の帯域に依存せずに、検出信号aを指令
値a* に十分に追従させることが可能である。なお、上
述した一実施例においては、誘導モータ3の回転軸にお
けるトルク値を制御量としたが、例えば回転数等、トル
ク値以外の特性量を制御量とすることも可能である。ま
た、制御量を駆動系4の回転軸におけるトルクや回転
数、または回転角等とすることも可能である。さらに、
制御対象を、ベクトル制御インバータ2,誘導モータ3
および駆動系4以外のものとすることも可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
瞬時指令値発生手段は、与えられた振幅および周波数か
ら前記指令値を発生し、第1の偏差出力手段が、この発
生された指令値と前記制御量との第1の偏差を検出する
とともに、第1の偏差に応じた第1の操作値を出力する
ために、周波数が低い領域にある場合、第1の操作値に
より制御対象を制御することができる。一方、フーリエ
変換手段が指令値の周波数成分に対応する制御量の振幅
を算出し、第2の偏差出力手段が指令値の振幅と制御量
の振幅との第2の偏差を発生する。そして、フーリエ逆
変換手段が、この第2の偏差に応じて第2の操作値を発
生するために、指令値の周波数が高い領域にある場合、
第2の操作値により制御対象を制御することができる。
そして、加算手段が、前記第1および第2の操作値とを
加算し、これを制御対象に供給するために、指令値の周
波数に依存することなく、制御系の応答特性を改善する
ことができる。
瞬時指令値発生手段は、与えられた振幅および周波数か
ら前記指令値を発生し、第1の偏差出力手段が、この発
生された指令値と前記制御量との第1の偏差を検出する
とともに、第1の偏差に応じた第1の操作値を出力する
ために、周波数が低い領域にある場合、第1の操作値に
より制御対象を制御することができる。一方、フーリエ
変換手段が指令値の周波数成分に対応する制御量の振幅
を算出し、第2の偏差出力手段が指令値の振幅と制御量
の振幅との第2の偏差を発生する。そして、フーリエ逆
変換手段が、この第2の偏差に応じて第2の操作値を発
生するために、指令値の周波数が高い領域にある場合、
第2の操作値により制御対象を制御することができる。
そして、加算手段が、前記第1および第2の操作値とを
加算し、これを制御対象に供給するために、指令値の周
波数に依存することなく、制御系の応答特性を改善する
ことができる。
【図1】本発明の一実施例における振動制御装置の概略
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】瞬時指令値作成器13の概略構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】指令値a* と検出信号aとの間に見られる一般
的な関係を示す図である。
的な関係を示す図である。
【図4】従来の振動制御装置の概略構成を示すブロック
図である。
図である。
2……ベクトル制御インバータ(制御対象)、 3……誘導モータ(制御対象)、 6……フーリエ変換器(フーリエ変換手段)、 7……偏差算出器(第2の偏差出力手段)、 8……偏差増幅器(第2の偏差出力手段)、 9……フーリエ逆変換器(フーリエ逆変換手段)、 11……高周波制御部、 12……低周波制御部、 16……操作値合成器(加算手段)、 13……瞬時指令値作成器(瞬時指令値発生手段)、 14……偏差検出器(第1の偏差出力手段)、 15……偏差増幅器(第1の偏差出力手段)。
Claims (1)
- 【請求項1】 指令振幅と指令周波数とに対応する三角
関数波である指令値を発生する瞬時指令値発生手段と、 制御対象より帰還される制御量と前記指令値との第1の
偏差を検出し、該第1の偏差に対応する第1の操作値を
出力する第1の偏差出力手段と、 前記制御量の前記指令周波数成分に関する制御量振幅を
算出するフーリエ変換手段と、 前記指令振幅と前記制御量振幅との第2の偏差を検出
し、該第2の偏差に対応する量を出力する第2の偏差出
力手段と、 前記第2の偏差に対応する量を逆フーリエ変換して第2
の操作値を算出するフーリエ逆変換手段と、 前記第1の操作値と前記第2の操作値とを加算した操作
値を前記制御対象に供給する加算手段とを具備すること
を特徴とする振動制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5059124A JPH06273259A (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 振動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5059124A JPH06273259A (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 振動制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06273259A true JPH06273259A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=13104251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5059124A Withdrawn JPH06273259A (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 振動制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06273259A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010024195A1 (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-04 | 株式会社明電舎 | 電動機の外乱抑圧装置および外乱抑圧方法 |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP5059124A patent/JPH06273259A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010024195A1 (ja) * | 2008-08-26 | 2010-03-04 | 株式会社明電舎 | 電動機の外乱抑圧装置および外乱抑圧方法 |
| JP5088414B2 (ja) * | 2008-08-26 | 2012-12-05 | 株式会社明電舎 | 電動機の外乱抑圧装置および外乱抑圧方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| Hu et al. | New integration algorithms for estimating motor flux over a wide speed range | |
| US6377018B2 (en) | Speed sensorless vector control apparatus | |
| Ghenna et al. | Vector control of piezoelectric transducers and ultrasonic actuators | |
| JP4685509B2 (ja) | 交流電動機の駆動制御装置および駆動制御方法 | |
| JP3429010B2 (ja) | 磁束帰還装置 | |
| CN109782173B (zh) | 异步电机励磁互感曲线测量系统及其测量方法 | |
| EP2553804A1 (en) | Rectifier and inverter based torsional mode damping system and method | |
| KR900003033B1 (ko) | 발전기의 부하검출장치 | |
| JPS59501571A (ja) | 改良形誘導電動機制御装置 | |
| JPH04275075A (ja) | 超音波モータの駆動方式 | |
| JP2929344B2 (ja) | 電動機定数測定方法及びその装置 | |
| JPH06273259A (ja) | 振動制御装置 | |
| JPH0250718B2 (ja) | ||
| JP3136825B2 (ja) | 振動制御装置 | |
| US4322672A (en) | Electric motor control apparatus | |
| JP2579119B2 (ja) | 誘導電動機のベクトル制御装置 | |
| JP3448937B2 (ja) | 振動制御装置 | |
| JP3015355B1 (ja) | 電圧形インバータ装置およびその制御方法 | |
| JP2504518B2 (ja) | Pwmインバ―タの制御装置 | |
| JP4035991B2 (ja) | インバータ用試験装置及び回転角信号発生装置 | |
| US12081156B2 (en) | Method and device for regulating an electric machine | |
| JPH0798263A (ja) | 機械振動系振動応答特性試験装置の振動制御方法とこの振動制御方法を用いた振動応答特性試験装置 | |
| JPH06273277A (ja) | 駆動制御装置 | |
| JP3136827B2 (ja) | 駆動制御装置 | |
| JPH06230803A (ja) | 振動制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000530 |