JPH06231920A - 希土類永久磁石 - Google Patents
希土類永久磁石Info
- Publication number
- JPH06231920A JPH06231920A JP5040447A JP4044793A JPH06231920A JP H06231920 A JPH06231920 A JP H06231920A JP 5040447 A JP5040447 A JP 5040447A JP 4044793 A JP4044793 A JP 4044793A JP H06231920 A JPH06231920 A JP H06231920A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rare earth
- phase
- permanent magnet
- composition
- magnet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/032—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials
- H01F1/04—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys
- H01F1/047—Alloys characterised by their composition
- H01F1/053—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals
- H01F1/055—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5
- H01F1/058—Alloys characterised by their composition containing rare earth metals and magnetic transition metals, e.g. SmCo5 and IVa elements, e.g. Gd2Fe14C
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】組成式RxFe100-x-y(V1-aSia)y (式中Rは
Yを含む希土類元素の1種または2種以上、x= 5.5〜
18%、y=8〜20%(%は原子百分率)、a=0.05〜
0.7(原子比)で示され、主相がThMn12型体心正方晶構
造を有することを特徴とする希土類永久磁石。ることを
特徴とする高純度希土類金属の製造法。 【効果】本発明によれば、該組成の化合物は短時間の熱
処理により核生成型燒結磁石に有用な組織を容易に形成
し、通常の粉末冶金法により優れた磁気特性を有する希
土類永久磁石を提供することができる。
Yを含む希土類元素の1種または2種以上、x= 5.5〜
18%、y=8〜20%(%は原子百分率)、a=0.05〜
0.7(原子比)で示され、主相がThMn12型体心正方晶構
造を有することを特徴とする希土類永久磁石。ることを
特徴とする高純度希土類金属の製造法。 【効果】本発明によれば、該組成の化合物は短時間の熱
処理により核生成型燒結磁石に有用な組織を容易に形成
し、通常の粉末冶金法により優れた磁気特性を有する希
土類永久磁石を提供することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種電機、電子機器材料
として有用な磁気特性に優れた希土類永久磁石に関する
ものである。
として有用な磁気特性に優れた希土類永久磁石に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電子機器関連のモーターの小型化、高性
能化に伴い、希土類永久磁石の需要がフェライト磁石を
凌ぐ勢いで拡大している。この中で従来からよく知られ
量産化されている希土類永久磁石には Sm-Co系磁石があ
り、スピーカー、モーター、計測器等に広く用いられて
いる。しかし高価なSmCo系合金を使用するためコスト面
で問題があり、Coを安価なFeで置換することが開発課題
である。これに対し資源的に豊富なNd、Feを主原料と
し、 Sm-Co系磁石よりさらに高性能のNd-Fe-B系磁石が
開発された(特開昭59-46008号参照)。しかしこのNd-F
e-B系磁石は大変錆易く、何らかのコーティングが必要
であり、Niメッキをはじめとする安価でかつ確実な防錆
法の開発によりはじめて実用化された。
能化に伴い、希土類永久磁石の需要がフェライト磁石を
凌ぐ勢いで拡大している。この中で従来からよく知られ
量産化されている希土類永久磁石には Sm-Co系磁石があ
り、スピーカー、モーター、計測器等に広く用いられて
いる。しかし高価なSmCo系合金を使用するためコスト面
で問題があり、Coを安価なFeで置換することが開発課題
である。これに対し資源的に豊富なNd、Feを主原料と
し、 Sm-Co系磁石よりさらに高性能のNd-Fe-B系磁石が
開発された(特開昭59-46008号参照)。しかしこのNd-F
e-B系磁石は大変錆易く、何らかのコーティングが必要
であり、Niメッキをはじめとする安価でかつ確実な防錆
法の開発によりはじめて実用化された。
【0003】ところで最近、安価なFeを主原料とし Sm-
Co系磁石と同等あるいはそれ以上の磁気特性を有するTh
Mn12型体心正方晶構造(以下これを1-12型構造とい
う。)を持つ磁石が発見された(特開平1-175205号参
照)。この磁石の主相である1-12型化合物は R-Fe-M
(RはYを含む希土類、MはTi,V,Si,Cr,Mn,W,
Mo,Al等からなる)の3元系からなるもので、R-Fe(Co)
の2元系では安定的に存在できないが、第3元素の導入
によりはじめて1-12型構造が安定化される。この化合物
は高価なCoを含まずとも安定であり、飽和磁化、異方性
磁界、キュリー温度等もNd2Fe14B化合物とほぼ同等の
特性を有し、加えてFeを主体とするものでありながら高
い耐食性を有している。
Co系磁石と同等あるいはそれ以上の磁気特性を有するTh
Mn12型体心正方晶構造(以下これを1-12型構造とい
う。)を持つ磁石が発見された(特開平1-175205号参
照)。この磁石の主相である1-12型化合物は R-Fe-M
(RはYを含む希土類、MはTi,V,Si,Cr,Mn,W,
Mo,Al等からなる)の3元系からなるもので、R-Fe(Co)
の2元系では安定的に存在できないが、第3元素の導入
によりはじめて1-12型構造が安定化される。この化合物
は高価なCoを含まずとも安定であり、飽和磁化、異方性
磁界、キュリー温度等もNd2Fe14B化合物とほぼ同等の
特性を有し、加えてFeを主体とするものでありながら高
い耐食性を有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように優れた磁
気特性を有する1-12型化合物は、化合物単相を得るのが
非常に難しく、数日間の長時間の熱処理を必要とする。
Nd-Fe-B系磁石に代表される液相燒結法を用いた核生成
型磁石を作成する場合、主相のほかに希土類リッチ相
(希土類を多く含み、燒結時に融解し高密度化に寄与す
る)が必要であるが、1-12型磁石の場合、希土類量を化
合物の化学量論組成以上にすると逆磁区発生源となるR2
Fe17型化合物(2-17型化合物)が晶出し易く、これが保
磁力低下の原因となる。1-12型磁石はこれらのことが障
害となり未だ工業化されていない。本発明は、このよう
な障害を解決して優れた磁気特性を有する1-12型化合物
を組成の面から究明し、比較的容易な製造方法を提供し
ようとするものである。
気特性を有する1-12型化合物は、化合物単相を得るのが
非常に難しく、数日間の長時間の熱処理を必要とする。
Nd-Fe-B系磁石に代表される液相燒結法を用いた核生成
型磁石を作成する場合、主相のほかに希土類リッチ相
(希土類を多く含み、燒結時に融解し高密度化に寄与す
る)が必要であるが、1-12型磁石の場合、希土類量を化
合物の化学量論組成以上にすると逆磁区発生源となるR2
Fe17型化合物(2-17型化合物)が晶出し易く、これが保
磁力低下の原因となる。1-12型磁石はこれらのことが障
害となり未だ工業化されていない。本発明は、このよう
な障害を解決して優れた磁気特性を有する1-12型化合物
を組成の面から究明し、比較的容易な製造方法を提供し
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等はかかる課題
を解決するためには1-12型磁石の溶解インゴットが短時
間で主相とリッチ相からなる合金に溶体化されなければ
ならないことを見出し、これを磁石合金組成面から解決
して本発明を完成したもので、その要旨は、 組成式RxFe100-x-y(V1-aSia)y(式中RはYを含む希
土類元素の1種または2種以上、x= 5.5〜18%、y=
8〜20%(%は原子百分率)、a=0.05〜 0.7(原子
比)で示され、主相がThMn12型体心正方晶構造を有する
ことを特徴とする希土類永久磁石にある。
を解決するためには1-12型磁石の溶解インゴットが短時
間で主相とリッチ相からなる合金に溶体化されなければ
ならないことを見出し、これを磁石合金組成面から解決
して本発明を完成したもので、その要旨は、 組成式RxFe100-x-y(V1-aSia)y(式中RはYを含む希
土類元素の1種または2種以上、x= 5.5〜18%、y=
8〜20%(%は原子百分率)、a=0.05〜 0.7(原子
比)で示され、主相がThMn12型体心正方晶構造を有する
ことを特徴とする希土類永久磁石にある。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
最大の特徴は、体心正方晶ThMn12型構造をR-Fe系におい
て実現するための第3元素(Ti,V,Si,Cr,Mn,W,
Mo,Al等)の様々な組み合わせの内、特にV、Si2元素
の複合添加が主相の1-12型体心正方晶構造を安定化し、
短時間の熱処理により、容易に主相と希土類リッチ相と
からなる合金を得ることを見出したことにある。
最大の特徴は、体心正方晶ThMn12型構造をR-Fe系におい
て実現するための第3元素(Ti,V,Si,Cr,Mn,W,
Mo,Al等)の様々な組み合わせの内、特にV、Si2元素
の複合添加が主相の1-12型体心正方晶構造を安定化し、
短時間の熱処理により、容易に主相と希土類リッチ相と
からなる合金を得ることを見出したことにある。
【0007】
【作用】Nd-Fe-B系磁石に代表される核生成型磁石で
は、粉末冶金法における燒結工程の際に希土類リッチ相
が主相の溶解温度より低温で溶融し、この希土類リッチ
な液相が主相をくるみながら密度化する。これにより個
々の孤立化された主相は肥大化することなく、均一微細
な組織を得ることができる。このような組織を持つ核生
成型磁石では、熱消磁状態からの初磁化曲線の立ち上が
りが急峻であることが特徴であり、主相の粒内で磁壁は
非常に動き易い。従って結晶粒内に逆磁区の芽が発生す
ると、それは素早く結晶粒内全体に拡がり磁化反転が起
きる。核生成型磁石における高い保磁力は、主相を囲む
希土類リッチ相が粒界の逆磁区発生源を消失させ、主相
以外の相で発生した磁壁が主相内に侵入し難くなり、磁
化反転が起こり難くくなることに起因する。保磁力の大
小は、粒界付近の磁壁エネルギーに対応するので、主相
とこれを囲む希土類リッチ相の磁壁エネルギーの大きな
差が高い保磁力を発現させる。このためこの種の燒結磁
石では、主相を如何に均一にリッチ相が包むかが保磁力
の大きさを決定する。
は、粉末冶金法における燒結工程の際に希土類リッチ相
が主相の溶解温度より低温で溶融し、この希土類リッチ
な液相が主相をくるみながら密度化する。これにより個
々の孤立化された主相は肥大化することなく、均一微細
な組織を得ることができる。このような組織を持つ核生
成型磁石では、熱消磁状態からの初磁化曲線の立ち上が
りが急峻であることが特徴であり、主相の粒内で磁壁は
非常に動き易い。従って結晶粒内に逆磁区の芽が発生す
ると、それは素早く結晶粒内全体に拡がり磁化反転が起
きる。核生成型磁石における高い保磁力は、主相を囲む
希土類リッチ相が粒界の逆磁区発生源を消失させ、主相
以外の相で発生した磁壁が主相内に侵入し難くなり、磁
化反転が起こり難くくなることに起因する。保磁力の大
小は、粒界付近の磁壁エネルギーに対応するので、主相
とこれを囲む希土類リッチ相の磁壁エネルギーの大きな
差が高い保磁力を発現させる。このためこの種の燒結磁
石では、主相を如何に均一にリッチ相が包むかが保磁力
の大きさを決定する。
【0008】前記組成式の組成で溶解されたインゴット
は 800〜1,100 ℃で2〜10時間熱処理することにより、
1-12型構造を有する主相と希土類リッチ相からなる合金
を容易に得ることができる。希土類リッチ相は燒結時に
前記のNd-Fe-B系磁石と同様、主相の1-12相を包みなが
ら高密度化し、逆磁区発生源は希土類リッチ相に取り込
まれ、かつ主相とリッチ相の間の磁壁エネルギーの大き
な差により高い保磁力を得ることができる。
は 800〜1,100 ℃で2〜10時間熱処理することにより、
1-12型構造を有する主相と希土類リッチ相からなる合金
を容易に得ることができる。希土類リッチ相は燒結時に
前記のNd-Fe-B系磁石と同様、主相の1-12相を包みなが
ら高密度化し、逆磁区発生源は希土類リッチ相に取り込
まれ、かつ主相とリッチ相の間の磁壁エネルギーの大き
な差により高い保磁力を得ることができる。
【0009】主相である体心正方晶ThMn12構造を安定化
する第3元素としてはV,Siの他に、Ti,Cr,Mn,W,
Mo,Alがあるが、特にVとSiの組み合わせで容易に主相
と希土類リッチ相からなる合金を得ることができる。こ
の理由として、溶解、鋳造のままの合金の組織が微細で
あり、このため短時間の熱処理(短距離の拡散の意味)
で、α−Feの消失、ThMn12型正方晶の生成が起こる。加
えてV,Siを含む1-12型化合物は非常に安定で平衡状態
において優先的に生成するため、合金中のFeは殆ど1-12
型化合物中に含まれるため、希土類含有量が1-12型化合
物より多いR2Fe17化合物、RFe2化合物等は形成されず、
希土類リッチ相が形成されると考えられる。
する第3元素としてはV,Siの他に、Ti,Cr,Mn,W,
Mo,Alがあるが、特にVとSiの組み合わせで容易に主相
と希土類リッチ相からなる合金を得ることができる。こ
の理由として、溶解、鋳造のままの合金の組織が微細で
あり、このため短時間の熱処理(短距離の拡散の意味)
で、α−Feの消失、ThMn12型正方晶の生成が起こる。加
えてV,Siを含む1-12型化合物は非常に安定で平衡状態
において優先的に生成するため、合金中のFeは殆ど1-12
型化合物中に含まれるため、希土類含有量が1-12型化合
物より多いR2Fe17化合物、RFe2化合物等は形成されず、
希土類リッチ相が形成されると考えられる。
【0010】本発明組成式RxFe100-x-y(V1-aSia)yに
おいて、xが 5.5原子%未満であるとき、希土類は1-12
型化合物を形成することに消費され、希土類リッチ相は
現われ難く、また溶体化後もα- Feが残存し、十分な保
磁力が得られない。また、18原子%を越えると飽和磁化
が大きく低下するため前記範囲であることが必要であ
る。更にyが8〜20原子%の範囲外であるときは、体心
正方晶ThMn12構造が安定化せず、特に8原子%以下では
2-17相およびα-Fe 相が晶出し、大きな保磁力が望めな
い。また、aの値が0.05(原子比)未満では、α-Fe が
容易に消失せず、これが逆磁区の発生源となり保磁力が
低下する。またα-Fe を完全に消失させるには熱処理に
多大な時間を要し経済的でないばかりか、蒸気圧が高い
希土類元素は容易に蒸発し目的の組成が得られなくな
る。aの値が 0.7を越えると2-17相が晶出し易くなり、
保磁力が大きく低下する。
おいて、xが 5.5原子%未満であるとき、希土類は1-12
型化合物を形成することに消費され、希土類リッチ相は
現われ難く、また溶体化後もα- Feが残存し、十分な保
磁力が得られない。また、18原子%を越えると飽和磁化
が大きく低下するため前記範囲であることが必要であ
る。更にyが8〜20原子%の範囲外であるときは、体心
正方晶ThMn12構造が安定化せず、特に8原子%以下では
2-17相およびα-Fe 相が晶出し、大きな保磁力が望めな
い。また、aの値が0.05(原子比)未満では、α-Fe が
容易に消失せず、これが逆磁区の発生源となり保磁力が
低下する。またα-Fe を完全に消失させるには熱処理に
多大な時間を要し経済的でないばかりか、蒸気圧が高い
希土類元素は容易に蒸発し目的の組成が得られなくな
る。aの値が 0.7を越えると2-17相が晶出し易くなり、
保磁力が大きく低下する。
【0011】本発明はR-Fe-V-Si 系を基本とするが、
VおよびSiの一部をTi,Cr,Mn,W,Nb, Mo,Ta,Al,
Sn,Zr,Hf,Geで置換することもできる。しかしあまり
多量の添加は磁気特性劣化の要因となるため置換量は5
原子%程度までである。また、本発明の適応される希土
類元素は、Yを含む La,Ce,Pr,Nd,Pm,Sm,Eu,Gc,Tb,Dy,H
o,Er,Tm,YbおよびLuの内1種、または2種以上である。
VおよびSiの一部をTi,Cr,Mn,W,Nb, Mo,Ta,Al,
Sn,Zr,Hf,Geで置換することもできる。しかしあまり
多量の添加は磁気特性劣化の要因となるため置換量は5
原子%程度までである。また、本発明の適応される希土
類元素は、Yを含む La,Ce,Pr,Nd,Pm,Sm,Eu,Gc,Tb,Dy,H
o,Er,Tm,YbおよびLuの内1種、または2種以上である。
【0012】本発明に係る永久磁石合金は、前記合金組
成よりなる化合物を通常の粉末冶金法により、溶解、鋳
造、溶体化、粉砕、磁場中成型、燒結、時効を行なうこ
とにより優れた磁気特性を実現できる。
成よりなる化合物を通常の粉末冶金法により、溶解、鋳
造、溶体化、粉砕、磁場中成型、燒結、時効を行なうこ
とにより優れた磁気特性を実現できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施態様を実施例を挙げて具
体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。 (実機例1)純度99.9重量%のSmメタル、純度99.9重量
%のM=Si,V,Cr,Ti,Moの各メタルとFeを、Sm 11.
0 、Fe 76.0 、M 15.0 各原子%(Mが2種以上の場合
は合計で15.0原子%)になるように秤量し、不活性ガス
中で高周波溶解を行ない、溶湯をCu鋳型で冷却し、1,10
0 ℃で2時間溶体化し、試料No. 2とした。この試料の
X線回折およびEPMAによる観察の結果、金属相を同定し
た。V+Siを含むもの・・・1-12相、希土類リッチ相か
ら成る。それ以外のもの・・・α−Fe相、1-12相、2-17
相、希土類リッチ相から成る。図1にSm 11.0 、Fe 76.
0 、M 15.0 (V 10.0 、Si 5.0)各原子%の組成の化
合物(試料No. 2)に前記熱処理を施して得られた電子
プローブX線マイクロアナライザー(以下EPMAと略記す
る)による組成像を示す。図中灰色部分がThMn12型体心
正方晶化合物、その周りの白色部分がSmリッチ相であ
る。別に焼結体の磁気特性(保磁力)を自己記録磁束計
で測定した結果を表1に示す。
体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。 (実機例1)純度99.9重量%のSmメタル、純度99.9重量
%のM=Si,V,Cr,Ti,Moの各メタルとFeを、Sm 11.
0 、Fe 76.0 、M 15.0 各原子%(Mが2種以上の場合
は合計で15.0原子%)になるように秤量し、不活性ガス
中で高周波溶解を行ない、溶湯をCu鋳型で冷却し、1,10
0 ℃で2時間溶体化し、試料No. 2とした。この試料の
X線回折およびEPMAによる観察の結果、金属相を同定し
た。V+Siを含むもの・・・1-12相、希土類リッチ相か
ら成る。それ以外のもの・・・α−Fe相、1-12相、2-17
相、希土類リッチ相から成る。図1にSm 11.0 、Fe 76.
0 、M 15.0 (V 10.0 、Si 5.0)各原子%の組成の化
合物(試料No. 2)に前記熱処理を施して得られた電子
プローブX線マイクロアナライザー(以下EPMAと略記す
る)による組成像を示す。図中灰色部分がThMn12型体心
正方晶化合物、その周りの白色部分がSmリッチ相であ
る。別に焼結体の磁気特性(保磁力)を自己記録磁束計
で測定した結果を表1に示す。
【0014】(実施例2)純度99.9重量%のSmメタル、
純度99.9重量%のSi、Feを45%含むフェロバナジウムと
Feを各々表1(試料No. 1〜5)のように秤量し、不活
性ガス中で高周波溶解を行ない、溶湯をCu鋳型で冷却
し、その後1,100 ℃で2時間溶体化した。そのインゴッ
トを粗粉砕後、N2ガスによるジェットミルで平均粒径が
3〜5μm径に微粉砕を行なった。この微粉を 12kOeの
静磁場中で配向させた状態で1t/cm2の圧力でプレス成形
を行なった後、成形体を不活性ガス中1,150 ℃の温度で
1時間燒結を行ない、引続き 600℃の温度で1時間熱処
理を行なった後急冷した。焼結体の磁気特性を自己記録
磁束計で測定した結果を表1に示す。
純度99.9重量%のSi、Feを45%含むフェロバナジウムと
Feを各々表1(試料No. 1〜5)のように秤量し、不活
性ガス中で高周波溶解を行ない、溶湯をCu鋳型で冷却
し、その後1,100 ℃で2時間溶体化した。そのインゴッ
トを粗粉砕後、N2ガスによるジェットミルで平均粒径が
3〜5μm径に微粉砕を行なった。この微粉を 12kOeの
静磁場中で配向させた状態で1t/cm2の圧力でプレス成形
を行なった後、成形体を不活性ガス中1,150 ℃の温度で
1時間燒結を行ない、引続き 600℃の温度で1時間熱処
理を行なった後急冷した。焼結体の磁気特性を自己記録
磁束計で測定した結果を表1に示す。
【0015】(比較例)試料No. 6をSi無添加、試料N
o. 7をV無添加とした以外は実施例1と同様に処理し
て焼結体を作製し、磁気特性を測定して表1に併記し
た。
o. 7をV無添加とした以外は実施例1と同様に処理し
て焼結体を作製し、磁気特性を測定して表1に併記し
た。
【0016】
【表1】
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、該組成の化合物は短時
間の熱処理により核生成型燒結磁石に有用な組織を容易
に形成し、通常の粉末冶金法により優れた磁気特性を有
する希土類永久磁石を得ることができ、産業上その利用
価値は極めて高い。
間の熱処理により核生成型燒結磁石に有用な組織を容易
に形成し、通常の粉末冶金法により優れた磁気特性を有
する希土類永久磁石を得ることができ、産業上その利用
価値は極めて高い。
【図1】本発明実施例1試料No. 2の組成のEPMAによる
金属組識を示す図面である。
金属組識を示す図面である。
Claims (1)
- 【請求項1】組成式RxFe100-x-y(V1-aSia)y (式中
RはYを含む希土類元素の1種または2種以上、x=
5.5〜18%、y=8〜20%(%は原子百分率)、a=0.0
5〜 0.7(原子比)で示され、主相がThMn12型体心正方
晶構造を有することを特徴とする希土類永久磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04044793A JP3199506B2 (ja) | 1993-02-04 | 1993-02-04 | 希土類永久磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04044793A JP3199506B2 (ja) | 1993-02-04 | 1993-02-04 | 希土類永久磁石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06231920A true JPH06231920A (ja) | 1994-08-19 |
| JP3199506B2 JP3199506B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=12580904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04044793A Expired - Fee Related JP3199506B2 (ja) | 1993-02-04 | 1993-02-04 | 希土類永久磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3199506B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021193334A1 (ja) * | 2020-03-26 | 2021-09-30 | 信越化学工業株式会社 | 異方性希土類焼結磁石及びその製造方法 |
| WO2021193333A1 (ja) * | 2020-03-26 | 2021-09-30 | 信越化学工業株式会社 | 異方性希土類焼結磁石及びその製造方法 |
-
1993
- 1993-02-04 JP JP04044793A patent/JP3199506B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021193334A1 (ja) * | 2020-03-26 | 2021-09-30 | 信越化学工業株式会社 | 異方性希土類焼結磁石及びその製造方法 |
| WO2021193333A1 (ja) * | 2020-03-26 | 2021-09-30 | 信越化学工業株式会社 | 異方性希土類焼結磁石及びその製造方法 |
| JPWO2021193334A1 (ja) * | 2020-03-26 | 2021-09-30 | ||
| JPWO2021193333A1 (ja) * | 2020-03-26 | 2021-09-30 | ||
| CN115280436A (zh) * | 2020-03-26 | 2022-11-01 | 信越化学工业株式会社 | 各向异性稀土类烧结磁体及其制造方法 |
| CN115280435A (zh) * | 2020-03-26 | 2022-11-01 | 信越化学工业株式会社 | 各向异性稀土类烧结磁体及其制造方法 |
| JP2024020341A (ja) * | 2020-03-26 | 2024-02-14 | 信越化学工業株式会社 | 異方性希土類焼結磁石及びその製造方法 |
| JP2024023206A (ja) * | 2020-03-26 | 2024-02-21 | 信越化学工業株式会社 | 異方性希土類焼結磁石及びその製造方法 |
| EP4130300A4 (en) * | 2020-03-26 | 2024-04-03 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | ANISOTROPIC RARE EARTH SINTERED MAGNET AND METHOD OF PRODUCING THE SAME |
| EP4130301A4 (en) * | 2020-03-26 | 2024-04-03 | Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. | ANISOTROPIC RARE EARTH SINTERED MAGNET AND METHOD OF PRODUCING THE SAME |
| CN115280435B (zh) * | 2020-03-26 | 2026-02-27 | 信越化学工业株式会社 | 各向异性稀土类烧结磁体及其制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3199506B2 (ja) | 2001-08-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4836868A (en) | Permanent magnet and method of producing same | |
| JP2751109B2 (ja) | 熱安定性の良好な焼結型永久磁石 | |
| JP3057448B2 (ja) | 希土類永久磁石 | |
| JPH0510807B2 (ja) | ||
| JPH0510806B2 (ja) | ||
| JPH0521218A (ja) | 希土類永久磁石の製造方法 | |
| JP3715573B2 (ja) | 磁石材料及びその製造方法 | |
| US5230749A (en) | Permanent magnets | |
| JPH0316761B2 (ja) | ||
| JP3488358B2 (ja) | 微細結晶永久磁石合金及び永久磁石粉末の製造方法 | |
| JPH06207203A (ja) | 希土類永久磁石の製造方法 | |
| JP2853839B2 (ja) | 希土類永久磁石の製造方法 | |
| JP7646786B2 (ja) | 異方性希土類焼結磁石及びその製造方法 | |
| JP3003979B2 (ja) | 永久磁石およびその製造方法 | |
| JPH0474426B2 (ja) | ||
| JP3199506B2 (ja) | 希土類永久磁石 | |
| JPH04322406A (ja) | 希土類永久磁石 | |
| JP3645312B2 (ja) | 磁性材料と製造法 | |
| JPH0325922B2 (ja) | ||
| JPH0536495B2 (ja) | ||
| JPH052735B2 (ja) | ||
| JPH0467324B2 (ja) | ||
| JPH04308062A (ja) | 希土類磁石合金及び希土類永久磁石 | |
| JP3086334B2 (ja) | 永久磁石用異方性希土類合金粉末 | |
| JPH0536494B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110615 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |