JPH06231938A - 積層コイル - Google Patents
積層コイルInfo
- Publication number
- JPH06231938A JPH06231938A JP5015186A JP1518693A JPH06231938A JP H06231938 A JPH06231938 A JP H06231938A JP 5015186 A JP5015186 A JP 5015186A JP 1518693 A JP1518693 A JP 1518693A JP H06231938 A JPH06231938 A JP H06231938A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ribbon
- laminated coil
- metal foil
- coil
- plastic film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Insulating Of Coils (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各種電気機器に使用される積層コイルにおい
て、材料端面にバリが発生しても導体層間の電気的な絶
縁を損なうことのない、優れた生産性をもつ積層コイル
を提供することを目的とする。 【構成】 導体層に細幅にスリットした金属箔3及び7
を使用し、かつ絶縁層にプラスチックフィルム5を使用
し、かつ2本以上の導体を導体の幅方向に10μm以
上、50μm以内にずらして同時に巻回することによ
り、材料端面にバリ8が発生してもコイルの導体層間の
電気的な絶縁を損なうことのない積層コイルが得られ
る。
て、材料端面にバリが発生しても導体層間の電気的な絶
縁を損なうことのない、優れた生産性をもつ積層コイル
を提供することを目的とする。 【構成】 導体層に細幅にスリットした金属箔3及び7
を使用し、かつ絶縁層にプラスチックフィルム5を使用
し、かつ2本以上の導体を導体の幅方向に10μm以
上、50μm以内にずらして同時に巻回することによ
り、材料端面にバリ8が発生してもコイルの導体層間の
電気的な絶縁を損なうことのない積層コイルが得られ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータ、トランスのよ
うな電気機器に使用される積層コイルに関するものであ
る。
うな電気機器に使用される積層コイルに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、この種のコイルとしては、圧延し
た銅箔にポリイミドのようなプラスチックフィルムをラ
ミネートした後に細幅にスリットした線材(以下、リボ
ン)をいわゆるレコード巻にした物が用いられている。
た銅箔にポリイミドのようなプラスチックフィルムをラ
ミネートした後に細幅にスリットした線材(以下、リボ
ン)をいわゆるレコード巻にした物が用いられている。
【0003】以下に従来の積層コイルについて説明す
る。図3(a)は従来の積層コイルに用いられているリ
ボンの断面構造を示す断面略図で、図3(b)ないし図
3(c)は前記リボンを巻回して得られる積層コイルの
断面構造を示す断面略図の一部である。図3(a)ない
し図3(c)において9は金属箔、10は接着剤、11
はプラスチックフィルム、12はスリット時に生じたバ
リである。
る。図3(a)は従来の積層コイルに用いられているリ
ボンの断面構造を示す断面略図で、図3(b)ないし図
3(c)は前記リボンを巻回して得られる積層コイルの
断面構造を示す断面略図の一部である。図3(a)ない
し図3(c)において9は金属箔、10は接着剤、11
はプラスチックフィルム、12はスリット時に生じたバ
リである。
【0004】以上のように構成された積層コイルについ
て、以下にその構造について説明する。まず図3(a)
に示す金属箔9に、接着剤10でプラスチックフィルム
11をラミートしたリボンを、いわゆるレコード巻きに
巻回して図3(b)に略断面を示すような積層コイルを
得る。こうして得られた積層コイルの構造は、金属箔9
を導体層として用い、接着剤10及びプラスチックフィ
ルム11を絶縁層に用いている。
て、以下にその構造について説明する。まず図3(a)
に示す金属箔9に、接着剤10でプラスチックフィルム
11をラミートしたリボンを、いわゆるレコード巻きに
巻回して図3(b)に略断面を示すような積層コイルを
得る。こうして得られた積層コイルの構造は、金属箔9
を導体層として用い、接着剤10及びプラスチックフィ
ルム11を絶縁層に用いている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、図3(c)に示すようにスリット時に発生
したバリ12と金属箔9がコイル端面で接触して、導体
層間に電気的な短絡が発生し易いという問題点があっ
た。
の構成では、図3(c)に示すようにスリット時に発生
したバリ12と金属箔9がコイル端面で接触して、導体
層間に電気的な短絡が発生し易いという問題点があっ
た。
【0006】本発明は上記問題点を解決するもので、リ
ボン端面にバリが発生しても、コイルの導体層間の電気
的な絶縁を損なうことがなく、優れた生産性をもつ積層
コイルを提供することを目的とする。
ボン端面にバリが発生しても、コイルの導体層間の電気
的な絶縁を損なうことがなく、優れた生産性をもつ積層
コイルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の積層コイルは、導体層に細幅にスリットした
金属箔を使用し、かつ絶縁層にプラスチックフィルムを
使用し、かつ2本以上の導体を導体の幅方向に10μm
以上、50μm以内にずらして同時に巻回してなる。
に本発明の積層コイルは、導体層に細幅にスリットした
金属箔を使用し、かつ絶縁層にプラスチックフィルムを
使用し、かつ2本以上の導体を導体の幅方向に10μm
以上、50μm以内にずらして同時に巻回してなる。
【0008】
【作用】この構成によって、リボンに生じたバリの位置
がコイル端面で幅方向にずれるという効果のため、前記
バリが重なりあうことによって生じるところのコイル導
体層間の電気的な短絡の発生を抑制することができる。
がコイル端面で幅方向にずれるという効果のため、前記
バリが重なりあうことによって生じるところのコイル導
体層間の電気的な短絡の発生を抑制することができる。
【0009】
(実施例1)以下本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0010】図1(a)ないし図1(b)は本発明を用
いた積層コイルの材料となるリボンの断面構造を示す断
面略図であり、図2(a)ないし図2(c)は前記リボ
ンを巻回して得られる積層コイルの断面構造を示す断面
略図である。図1(a)ないし図2(c)において1は
金属箔をスリットしたリボン、2は金属箔をスリットし
た後に絶縁層を付加したリボンである。3はリボン2の
金属箔、4は接着剤、5はプラスチックフィルム、6は
リボン2のスリット時に生じた金属箔3のバリである。
7はリボン1の金属箔、8はリボン1のスリット時に生
じた金属箔7のバリである。
いた積層コイルの材料となるリボンの断面構造を示す断
面略図であり、図2(a)ないし図2(c)は前記リボ
ンを巻回して得られる積層コイルの断面構造を示す断面
略図である。図1(a)ないし図2(c)において1は
金属箔をスリットしたリボン、2は金属箔をスリットし
た後に絶縁層を付加したリボンである。3はリボン2の
金属箔、4は接着剤、5はプラスチックフィルム、6は
リボン2のスリット時に生じた金属箔3のバリである。
7はリボン1の金属箔、8はリボン1のスリット時に生
じた金属箔7のバリである。
【0011】以上のように構成された積層コイルについ
て以下にその構造を説明する。図1(a)に示すよう
に、リボン1は金属箔7を細幅にスリットしたリボン
で、スリットの際に発生したバリ8を有している。図1
(b)に示すように、リボン2は金属箔3にプラスチッ
クフィルム5を接着剤4を用いてラミネートした後、細
幅にスリットしたリボンで、スリットの際に発生したバ
リ6を有している。実験では金属箔3に厚さ18μmの
圧延銅箔を使用し、プラスチックフィルム5には1.2
μm厚のPEN(ポリエチレンナフタレート)フィルム
を使用した。各々を0.8μm厚の接着剤4でラミネー
トした後に0.9mm幅にスリットしたものをリボン2と
して用いた。
て以下にその構造を説明する。図1(a)に示すよう
に、リボン1は金属箔7を細幅にスリットしたリボン
で、スリットの際に発生したバリ8を有している。図1
(b)に示すように、リボン2は金属箔3にプラスチッ
クフィルム5を接着剤4を用いてラミネートした後、細
幅にスリットしたリボンで、スリットの際に発生したバ
リ6を有している。実験では金属箔3に厚さ18μmの
圧延銅箔を使用し、プラスチックフィルム5には1.2
μm厚のPEN(ポリエチレンナフタレート)フィルム
を使用した。各々を0.8μm厚の接着剤4でラミネー
トした後に0.9mm幅にスリットしたものをリボン2と
して用いた。
【0012】金属箔7としてはリボン2と同じく厚さ1
8μmの圧延銅箔を用いて0.9μm幅にスリットして
リボン1とした。もちろん、リボン2については蒸着、
スパッタリング、メッキのいずれか、あるいはこれらの
組合せによって接着剤を使うことなくプラスチックフィ
ルム5上に金属層を形成する方法を用いることもでき
る。
8μmの圧延銅箔を用いて0.9μm幅にスリットして
リボン1とした。もちろん、リボン2については蒸着、
スパッタリング、メッキのいずれか、あるいはこれらの
組合せによって接着剤を使うことなくプラスチックフィ
ルム5上に金属層を形成する方法を用いることもでき
る。
【0013】なお、金属箔3あるいは金属箔7のスリッ
トの際には4ないし5μm程度のバリ6およびバリ8が
発生した。ところがリボン1に対してリボン2を各々の
リボンの幅方向に10ないし50μmずらして同時に巻
回した積層コイルでは、図2(b)に示すようにコイル
の一端面においてバリ8はプラスチックフィルム5と接
着剤4から成る絶縁層によりコイルの外側あるいは内側
に折れ曲がり金属箔3に接触しない。また、図2(c)
に示すように他方の端面では金属箔3と金属箔7に生じ
たバリ8は10ないし50μmの距離があるので互いに
接触することはない。
トの際には4ないし5μm程度のバリ6およびバリ8が
発生した。ところがリボン1に対してリボン2を各々の
リボンの幅方向に10ないし50μmずらして同時に巻
回した積層コイルでは、図2(b)に示すようにコイル
の一端面においてバリ8はプラスチックフィルム5と接
着剤4から成る絶縁層によりコイルの外側あるいは内側
に折れ曲がり金属箔3に接触しない。また、図2(c)
に示すように他方の端面では金属箔3と金属箔7に生じ
たバリ8は10ないし50μmの距離があるので互いに
接触することはない。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明の積層コイルは導体
層に細幅にスリットした金属箔を使用し、かつ絶縁層に
プラスチックフィルムを使用し、かつ2本以上の導体を
幅方向に10μm以上50μm以内の距離にずらして巻
回することによって、リボン端面にバリが発生しても、
コイルの導体層間の電気的な絶縁を損なうことなく、優
れた生産性をもつ積層コイルを実現できるものである。
層に細幅にスリットした金属箔を使用し、かつ絶縁層に
プラスチックフィルムを使用し、かつ2本以上の導体を
幅方向に10μm以上50μm以内の距離にずらして巻
回することによって、リボン端面にバリが発生しても、
コイルの導体層間の電気的な絶縁を損なうことなく、優
れた生産性をもつ積層コイルを実現できるものである。
【図1】(a)本発明の一実施例における積層コイルの
リボンの構造を示す断面略図 (b)前記リボンの構造を示す断面略図
リボンの構造を示す断面略図 (b)前記リボンの構造を示す断面略図
【図2】本発明の一実施例における積層コイルの構造を
示す断面略図
示す断面略図
【図3】(a)従来のリボンの構造を示す断面略図 (b)従来の積層コイルの構造を示す断面略図
3,7 金属箔 5 プラスチックフィルム
Claims (3)
- 【請求項1】 導体層に細幅にスリットした金属箔を使
用し、かつ絶縁層にプラスチックフィルムを使用した積
層コイルで、かつ2本以上の導体を同時に巻回した積層
コイル。 - 【請求項2】 前記同時に巻回する導体を、前記導体の
幅方向にずらして巻回したことを特徴とする請求項1記
載の積層コイル。 - 【請求項3】 前記同時に巻回する導体を、前記導体の
幅方向にずらす距離が10μm以上50μm以内である
請求項2記載の積層コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5015186A JPH06231938A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 積層コイル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5015186A JPH06231938A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 積層コイル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06231938A true JPH06231938A (ja) | 1994-08-19 |
Family
ID=11881808
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5015186A Pending JPH06231938A (ja) | 1993-02-02 | 1993-02-02 | 積層コイル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06231938A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024181278A1 (ja) | 2023-03-02 | 2024-09-06 | 株式会社巴川コーポレーション | 積層構造体および積層構造体の製造方法 |
-
1993
- 1993-02-02 JP JP5015186A patent/JPH06231938A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024181278A1 (ja) | 2023-03-02 | 2024-09-06 | 株式会社巴川コーポレーション | 積層構造体および積層構造体の製造方法 |
| EP4675656A1 (en) | 2023-03-02 | 2026-01-07 | Tomoegawa Corporation | Multilayer structure and method for producing multilayer structure |
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