JPH062321B2 - 積層強化材の製造方法 - Google Patents
積層強化材の製造方法Info
- Publication number
- JPH062321B2 JPH062321B2 JP59240959A JP24095984A JPH062321B2 JP H062321 B2 JPH062321 B2 JP H062321B2 JP 59240959 A JP59240959 A JP 59240959A JP 24095984 A JP24095984 A JP 24095984A JP H062321 B2 JPH062321 B2 JP H062321B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laminated
- thin plate
- oil
- wood
- reinforcing material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Finished Plywoods (AREA)
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は例えば木材など繊維方向がほぼ一定である繊
維組織を有する薄板を複数枚重ね合わせて接着強化した
積層強化材の製造方法に関するものである。
維組織を有する薄板を複数枚重ね合わせて接着強化した
積層強化材の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来の積層強化材はまず、木材を煮沸して柔らかくして
からロール状の巻紙を伸ばすように切削して薄板を形成
し、同薄板を所望する大きさに裁断し、その後、強制的
に乾燥させ、真空槽内で接着剤(例えばフェノール系、
メラミン系、ユリア系)を1枚1枚に浸み込ませ、再度
乾燥させる。さらに、薄板を積層状に重ね合わせて14
0〜150℃で40分程度ホットプレスする。こうして
形成された積層強化材は光沢、高級感がないため、表面
に塗装したり、別の化粧紙,ツキ板をはりつけたりしな
ければならなかった。
からロール状の巻紙を伸ばすように切削して薄板を形成
し、同薄板を所望する大きさに裁断し、その後、強制的
に乾燥させ、真空槽内で接着剤(例えばフェノール系、
メラミン系、ユリア系)を1枚1枚に浸み込ませ、再度
乾燥させる。さらに、薄板を積層状に重ね合わせて14
0〜150℃で40分程度ホットプレスする。こうして
形成された積層強化材は光沢、高級感がないため、表面
に塗装したり、別の化粧紙,ツキ板をはりつけたりしな
ければならなかった。
又、積層強化材が湿気により水分を後から吸収すると反
るので、薄板の木目を交互になるように重ね合わせたた
め、切断したときの断面が汚く、高級感がなかった。
るので、薄板の木目を交互になるように重ね合わせたた
め、切断したときの断面が汚く、高級感がなかった。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は前記従来の技術に存する問題点、すなわち積
層強化材が形成されてから、表面に塗装したり、別の化
粧紙,ツキ板をはりつけなければ、光沢、高級感がでな
いし、切断面が汚いため高級感が損なわれるという問題
点を解決しようとするものである。
層強化材が形成されてから、表面に塗装したり、別の化
粧紙,ツキ板をはりつけなければ、光沢、高級感がでな
いし、切断面が汚いため高級感が損なわれるという問題
点を解決しようとするものである。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するために、この発明は繊維方向がほ
ぼ一定の繊維組織を有する複数枚の薄板に対し、各薄板
毎に薄板段階にてそれぞれの繊維組織内部全体にゆきわ
たるまでシリコンオイル又はパラフィン系のオイルを含
浸させ、その後、前記各薄板をそれらの繊維方向が揃う
ように接着剤により積層接着するとともに加圧して接着
強化したことを要旨としている。
ぼ一定の繊維組織を有する複数枚の薄板に対し、各薄板
毎に薄板段階にてそれぞれの繊維組織内部全体にゆきわ
たるまでシリコンオイル又はパラフィン系のオイルを含
浸させ、その後、前記各薄板をそれらの繊維方向が揃う
ように接着剤により積層接着するとともに加圧して接着
強化したことを要旨としている。
(作用) 即ち、1枚1枚の各薄板段階でオイルの含浸が行われる
ため、各薄板個々は繊維組織内部全体にゆきわたるまで
オイルが十分に含浸される。そして、各薄板の繊維方向
が揃うように積層接着されているため、積層強化材には
その切断面に木目などの繊維が綺麗に表れるとともに、
光沢と撥水性及び十分なる重量感が付与される。
ため、各薄板個々は繊維組織内部全体にゆきわたるまで
オイルが十分に含浸される。そして、各薄板の繊維方向
が揃うように積層接着されているため、積層強化材には
その切断面に木目などの繊維が綺麗に表れるとともに、
光沢と撥水性及び十分なる重量感が付与される。
(実施例) 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って説
明する。
明する。
まず、従来と同様に木材を煮沸して柔らかくしてから厚
さ1mm程度にロール状の巻紙を伸ばすように切削し、次
に、第1図に示すような所望する形状の薄板1に裁断す
る。そして、裁断した複数枚の薄板1を100〜150
℃の温度で5〜10分間強制的に乾燥させる。なお、前
記木材としては広葉樹系の木材が好適であり、本実施例
ではサクラ科の水目を使用している。
さ1mm程度にロール状の巻紙を伸ばすように切削し、次
に、第1図に示すような所望する形状の薄板1に裁断す
る。そして、裁断した複数枚の薄板1を100〜150
℃の温度で5〜10分間強制的に乾燥させる。なお、前
記木材としては広葉樹系の木材が好適であり、本実施例
ではサクラ科の水目を使用している。
次に、それら各薄板1を190℃に加熱されたシリコン
オイル又はパラフィン系のオイルに3〜3.5時間つ
け、同薄板1に対しその木材繊維組織の内部全体にゆき
わたるまで前記オイルを含浸させる。なお、本実施例に
おいては前記オイルとして融点が60.4℃で油分が
0.07重量%のパラフィン系のオイル(商品名 Sパ
ラフィン 谷口石油精製株式会社製)を使用している。
オイル又はパラフィン系のオイルに3〜3.5時間つ
け、同薄板1に対しその木材繊維組織の内部全体にゆき
わたるまで前記オイルを含浸させる。なお、本実施例に
おいては前記オイルとして融点が60.4℃で油分が
0.07重量%のパラフィン系のオイル(商品名 Sパ
ラフィン 谷口石油精製株式会社製)を使用している。
そして、その後、前記各薄板1を60〜80℃の温度で
4時間強制乾燥させた後、接着剤(例えばフェノール
系、メラミン系、ユリア系)を表面に塗り、薄板1の木
目を平行に例えば10枚前後重ね合わせ、140〜15
0℃で30分〜4時間(厚いもの程時間が長い)ホット
プレスして積層強化材2を形成する。この積層強化材2
を加工してドアの把手、ソロバン、床、柱、装飾品等を
製造する。このとき、オイルを含浸したことにより積層
強化材2の切断加工が樹脂に比べてよい。
4時間強制乾燥させた後、接着剤(例えばフェノール
系、メラミン系、ユリア系)を表面に塗り、薄板1の木
目を平行に例えば10枚前後重ね合わせ、140〜15
0℃で30分〜4時間(厚いもの程時間が長い)ホット
プレスして積層強化材2を形成する。この積層強化材2
を加工してドアの把手、ソロバン、床、柱、装飾品等を
製造する。このとき、オイルを含浸したことにより積層
強化材2の切断加工が樹脂に比べてよい。
前記薄板1にオイルを含浸する際、時間によって着色の
度合が違う。又、このとき同時に染料(耐熱性のもの)
を加えて着色してもよい。
度合が違う。又、このとき同時に染料(耐熱性のもの)
を加えて着色してもよい。
前記積層強化材2は木目を平行に重ね合わせて形成した
が、オイルを含浸させたことにより湿気等の水分を後か
ら吸収しないので反ることはない。又、木目を平行に重
ね合わせて形成したため、切断面に木目が表れて奇麗で
ある。場合によっては薄板の木目をクロスにしてもよ
い。しかも、その内部全体にまで十分にオイルを含浸可
能な1枚1枚の薄板段階でオイルを含浸させたことによ
り、重量感がでるし、仕上りの光沢がよくなるうえに、
塗装仕上げをしなくても高級感のある仕上がりが得られ
る。
が、オイルを含浸させたことにより湿気等の水分を後か
ら吸収しないので反ることはない。又、木目を平行に重
ね合わせて形成したため、切断面に木目が表れて奇麗で
ある。場合によっては薄板の木目をクロスにしてもよ
い。しかも、その内部全体にまで十分にオイルを含浸可
能な1枚1枚の薄板段階でオイルを含浸させたことによ
り、重量感がでるし、仕上りの光沢がよくなるうえに、
塗装仕上げをしなくても高級感のある仕上がりが得られ
る。
又、前記実施例では従来の積層強化材の製造設備が利用
できる。
できる。
なお、本発明前記実施例では積層強化材の材質として木
材を用いたが、木材の他に繊維、紙又はグラス材でもよ
い。又、この積層強化材は水分を後から吸収しないた
め、電気系の絶縁材として使用してもよい。
材を用いたが、木材の他に繊維、紙又はグラス材でもよ
い。又、この積層強化材は水分を後から吸収しないた
め、電気系の絶縁材として使用してもよい。
発明の効果 以上詳述したように、この発明によれば各薄板毎に薄板
段階にてオイルを含浸させるため、積層強化材を構成す
る各薄板個々についてそれぞれの繊維組織内部全体にゆ
きわたるまで容易にオイルを含浸させることができる。
従って、積層強化材が形成されてからの表面塗装を不要
にできるばかりか、出来上がった積層強化材には十分な
重量感を付与することができ、さらに前記各薄板は木目
などの繊維方向が揃うように重ね合わせられても湿気等
の水分を吸収することがないため、反ることがなく、し
かも切断面には木目などの繊維が綺麗に表れて高級感を
付与することができるという優れた効果を奏する。
段階にてオイルを含浸させるため、積層強化材を構成す
る各薄板個々についてそれぞれの繊維組織内部全体にゆ
きわたるまで容易にオイルを含浸させることができる。
従って、積層強化材が形成されてからの表面塗装を不要
にできるばかりか、出来上がった積層強化材には十分な
重量感を付与することができ、さらに前記各薄板は木目
などの繊維方向が揃うように重ね合わせられても湿気等
の水分を吸収することがないため、反ることがなく、し
かも切断面には木目などの繊維が綺麗に表れて高級感を
付与することができるという優れた効果を奏する。
第1図は本発明を具体化した一実施例の製造段階におい
て形成される薄板の斜視図、第2図は同じく製造された
積層強化材の斜視図である。 薄板 1、積層強化材 2。
て形成される薄板の斜視図、第2図は同じく製造された
積層強化材の斜視図である。 薄板 1、積層強化材 2。
Claims (1)
- 【請求項1】繊維方向がほぼ一定の繊維組織を有する複
数枚の薄板(1)に対し、各薄板(1)毎に薄板段階に
てそれぞれの繊維組織内部全体にゆきわたるまでシリコ
ンオイル又はパラフィン系のオイルを含浸させ、その
後、前記各薄板(1)をそれらの繊維方向が揃うように
接着剤により積層接着するとともに加圧して接着強化し
たことを特徴とする積層強化材の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59240959A JPH062321B2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | 積層強化材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59240959A JPH062321B2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | 積層強化材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61118201A JPS61118201A (ja) | 1986-06-05 |
| JPH062321B2 true JPH062321B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=17067193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59240959A Expired - Lifetime JPH062321B2 (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | 積層強化材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH062321B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8191589B2 (en) | 2005-09-29 | 2012-06-05 | Olympus Corporation | Method of processing wood and compressed wood product |
| CN103821310A (zh) * | 2013-11-29 | 2014-05-28 | 芜湖市欧美德板材有限公司 | 复合木地板饰面工艺 |
| CN106272788A (zh) * | 2016-09-24 | 2017-01-04 | 安徽宏润工艺品有限公司 | 一种家具用板材涂漆前处理方法 |
| CN107150481A (zh) * | 2017-05-03 | 2017-09-12 | 安徽忠盛新型装饰材料有限公司 | 一种防水生态板及其制作工艺 |
| CN107856157A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-03-30 | 书香门地(上海)新材料科技有限公司 | 一种带有自然纹理木皮加工的制造方法 |
| CN118991183A (zh) * | 2024-09-27 | 2024-11-22 | 中南林业科技大学 | 一种轻炭化防变形多层板及其制造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50111201A (ja) * | 1974-02-14 | 1975-09-01 | ||
| JPS55147582A (en) * | 1979-05-08 | 1980-11-17 | Mitsubishi Chem Ind Ltd | Imparting of water-proofing and water-repellent property to base material |
-
1984
- 1984-11-15 JP JP59240959A patent/JPH062321B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61118201A (ja) | 1986-06-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |